JP2001116273A - 室内換気システム - Google Patents

室内換気システム

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Publication number
JP2001116273A
JP2001116273A JP29239499A JP29239499A JP2001116273A JP 2001116273 A JP2001116273 A JP 2001116273A JP 29239499 A JP29239499 A JP 29239499A JP 29239499 A JP29239499 A JP 29239499A JP 2001116273 A JP2001116273 A JP 2001116273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
air supply
panel heater
ventilation system
outside air
Prior art date
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Pending
Application number
JP29239499A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotaka Wada
博孝 和田
Makoto Oyama
誠 尾山
Tatsuyuki Kishimoto
竜征 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内を、良好な温熱環境に保ちつつ、十分に
換気することができる室内換気システムの提供。 【解決手段】 室内3に設置された暖房用パネルヒータ
ー4の背後又は下方に屋外2と室内3とを連通する換気
用の給気口10が設けられ、この給気口10から送り込
まれる外気がパネルヒーター4を通過し、加温されて、
室内3に送り込まれるものとなされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内換気システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、寒冷地において、建物に、室内
と屋外とを連通する給気口を設け、レンジフードなどに
より第3種換気を行った場合、特に冬期は、冷たい外気
が吸気口を通じて室内に送り込まれ、ドラフトで室内の
温熱環境が大きく損なわれてしまう。そのため、給気口
は、その開口面積を手動で大小調節できる構造になって
いて、冬期は、給気口の開口面積を小さくし、室内への
外気の侵入量を少なくできるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、給気口
の開口面積を小さくすると、確かに冷たい外気の侵入を
抑えることができるが、その一方で、換気不足を生じさ
せてしまう結果となる。換気不足を解消するために、給
気口の開口面積を大きくすると、冷たい外気の侵入を抑
えられない。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑み、室内
を、良好な温熱環境に保ちつつ、十分に換気することが
できる室内換気システムを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、室内に設
置された暖房用パネルヒーターの背後又は下方に屋外と
室内とを連通する換気用の給気口が設けられ、この給気
口から送り込まれる外気がパネルヒーターを通過し、加
温されて、室内に送り込まれるものとなされていること
を特徴とする室内換気システムによって解決される。
【0006】この換気システムでは、冬期暖房中、給気
口を通じて入ってくる冷たい外気は、パネルヒーターで
加温され、暖められて、室内に送り込まれていく。従っ
て、室内をこの外気によって十分に換気することができ
ると共に、ドラフトがなく室内の温熱環境を良好に保つ
ことができる。
【0007】しかも、本発明では、給気口が暖房用パネ
ルヒーターの背後又は下方に設けられ、給気口から送り
込まれる外気がこのパネルヒーターで加温される構成と
なっているから、給気口とパネルヒーターとの近接的な
組み合わせ構成によって、コスト的に有利に、しかも、
構造簡素で施工容易に、このような換気システムを形成
することができる。
【0008】加えて、暖房用のパネルヒーターを外気の
加温のための熱源として利用するものであるから、専用
の熱源を要さず、コスト的に有利に外気を加温すること
ができる。本発明は、特に、例えば寒冷地の建物などに
有効的、効果的、経済的に採用していくことができる。
【0009】また、上記の課題は、屋外と室内とを連通
する換気用の給気口に熱源が設けられ、外気が、この熱
源を通過し、加温されて、室内に送り込まれるものとな
されていることを特徴とする室内換気システムによって
解決される。
【0010】この換気システムにおいても、冬期暖房
中、給気口を通じて入ってくる冷たい外気は、熱源で加
温され、暖められて、室内に送り込まれていく。従っ
て、室内をこの外気によって十分に換気することができ
ると共に、室内をドラフトのない良好な温熱環境に保つ
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0012】図1に示す第1実施形態において、1は壁
であり、この壁1により屋外2と室内3とに仕切られて
いる。パネルヒーター4は、室内3において、上記の壁
1に沿うようにして、室内3の下方部に設置されてい
る。パネルヒーター4は、温水式のもので、本体ケース
5の内部に熱交換器6が備えられ、熱交換器6には、床
下からの温水配管7が接続されている。そして、本体ケ
ース5には、その下部に吸込口8が設けられ、上部に吹
出口9が設けられている。暖房は、吸込口8を通じてケ
ース5内に入った室内の空気が、熱交換器6を通過して
温水と熱交換して暖められて、吹出口9から室内に返流
されるという繰返しで行われる。空気の流れは、自然対
流によって形成されるものであってもよいし、ファン等
の送風手段を用いた強制対流によって形成されるもので
あってもよい。なお、パネルヒーター4は、温水式に限
らず、電気式等の各種式のものであってよい。
【0013】そして、壁1には、パネルヒーター4の下
部背後に位置して、屋外2と室内3とを連通する換気用
の給気口10が設けられ、この給気口10とパネルヒー
ター4の前記吸込口8とが、接続部品11を介して、連
通状態に接続されている。給気口10を形成し、接続部
品11で、この給気口10と、パネルヒーター4の吸込
口8とを連通状態に接続するという簡素な構成により、
本発明の換気システムが構築される。
【0014】上記の換気システムでは、寒冷地などにお
いて、冬期に、パネルヒーター4で室内3を暖房してい
る最中に、レンジフード等の排気ファンを駆動すると、
給気口10を通じて冷たい外気が室内3側に引き込まれ
てくる。しかし、この外気は、接続部品11、パネルヒ
ーター4の吸込口8を介して、パネルヒーター4の本体
ケース5に引き込まれ、熱交換器6を通過することによ
って加温されて暖められ、この暖められた外気が、本体
ケース5の上部の吹出口9から、室内3に送り込まれ
る。従って、換気によって室内3に冷たい外気がそのま
ま送り込まれるというようなことがなく、換気を行って
も、室内3の温熱環境は損なわれない。しかも、このよ
うに室内3の温熱環境を損なわないから、室内3を十分
に換気することができる。
【0015】そして、このシステムでは、室内暖房用の
パネルヒーター4を、外気を加温する熱源として使用す
る構成となされているから、外気を暖める専用の熱源が
不要で、設備コストを低く抑えることができる。
【0016】図2に示す第2実施形態の換気システム
は、壁1に設けられた給気口10に、温水コイル、電気
コイル等による熱源15が備えられたものである。暖房
中、上記と同様に、換気を行うと、外気は、熱源15に
よって加温され、暖められて、室内3に引き込まれる。
従って、上記の場合と同様に、換気によって室内3に冷
たい外気がそのまま送り込まれるというようなことがな
く、換気を行っても、室内3の温熱環境は損なわれない
し、このように室内3の温熱環境を損なわないから、室
内3を十分に換気することができる。
【0017】室内にパネルヒーターを備えず、その他の
暖房機で室内の暖房を行うような場合は、この実施形態
の換気システムを用いることにより、室内3の温熱環境
を損なわせず、室内を十分に換気することができる。し
かも、電気による熱源を用いる場合は、この電気熱源を
給気口に組み込んで、近くのコンセントに接続するだけ
でよく、本発明の換気システムを容易に構築することが
できる。
【0018】
【発明の効果】上述の次第で、本発明は、以上のとおり
のものであるから、室内を、良好な温熱環境に保ちつ
つ、十分に換気することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の換気システムを示す断面側面図
である。
【図2】第2実施形態の換気システムを示す断面側面図
である。
【符号の説明】
2…屋外 3…室内 4…パネルヒーター 10…給気口 15…熱源
フロントページの続き (72)発明者 岸本 竜征 大阪府大阪市北区梅田3丁目3番5号 大 和ハウス工業株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DB02 DD18 FA03 FA35 NA05 NA07 ND11 3L071 AA02 AB01 AB02 AC01 AC02 AD10 AE02 AF03 AG01 3L073 BB04 BB05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内に設置された暖房用パネルヒーター
    の背後又は下方に屋外と室内とを連通する換気用の給気
    口が設けられ、この給気口から送り込まれる外気がパネ
    ルヒーターを通過し、加温されて、室内に送り込まれる
    ものとなされていることを特徴とする室内換気システ
    ム。
  2. 【請求項2】 屋外と室内とを連通する換気用の給気口
    に熱源が設けられ、外気が、この熱源を通過し、加温さ
    れて、室内に送り込まれるものとなされていることを特
    徴とする室内換気システム。
JP29239499A 1999-10-14 1999-10-14 室内換気システム Pending JP2001116273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29239499A JP2001116273A (ja) 1999-10-14 1999-10-14 室内換気システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29239499A JP2001116273A (ja) 1999-10-14 1999-10-14 室内換気システム

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