JP2001115801A - タービン用の非一体型釣合カバープレートおよびそのセンタリング溝 - Google Patents
タービン用の非一体型釣合カバープレートおよびそのセンタリング溝Info
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- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/30—Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/02—Blade-carrying members, e.g. rotors
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
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- F01D11/02—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
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- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
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- F01D5/30—Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers
- F01D5/3007—Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers of axial insertion type
- F01D5/3015—Fixing blades to rotors; Blade roots ; Blade spacers of axial insertion type with side plates
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 カバープレートの曲げモーメントおよび反り
を制御し、またねじりロック式保持ピンの円周方向移動
を制限するカバープレートの設計。 【解決手段】 カバープレート16は軸線方向に突出す
るエンゼルウィング形シール42を有する。カバープレ
ートには、エンゼルウィング形シールとは反対側の軸線
方向側面上にバランスウェイト48aを設け、カバープ
レートの重心をカバープレートの平面内またはその近く
に位置づける。カバープレートへの各ダブテール連結部
の内面に沿ってセンタリング溝を設ける。カバープレー
ト保持ピン50をホイールスロットの基部の幅広なサブ
スロット内に配置する。カバープレートを軸線方向移動
に対して固定したとき、保持ピンがカバープレートダブ
テールのセンタリング溝に係合し、幅広なサブスロット
内での保持ピンの円周方向移動を防止する。
を制御し、またねじりロック式保持ピンの円周方向移動
を制限するカバープレートの設計。 【解決手段】 カバープレート16は軸線方向に突出す
るエンゼルウィング形シール42を有する。カバープレ
ートには、エンゼルウィング形シールとは反対側の軸線
方向側面上にバランスウェイト48aを設け、カバープ
レートの重心をカバープレートの平面内またはその近く
に位置づける。カバープレートへの各ダブテール連結部
の内面に沿ってセンタリング溝を設ける。カバープレー
ト保持ピン50をホイールスロットの基部の幅広なサブ
スロット内に配置する。カバープレートを軸線方向移動
に対して固定したとき、保持ピンがカバープレートダブ
テールのセンタリング溝に係合し、幅広なサブスロット
内での保持ピンの円周方向移動を防止する。
Description
【0001】
【発明の背景】この発明は、タービンバケットの根元部
分に軸線方向に重なり、「エンゼルウィング」形シール
を装着するカバープレートに関する。この発明は特に、
遠心荷重下での応力を軽減するバランスウェイトを有
し、またカバープレートおよびバケット軸線方向保持ピ
ンの円周方向位置を制御するセンタリング溝を有するカ
バープレートに関する。
分に軸線方向に重なり、「エンゼルウィング」形シール
を装着するカバープレートに関する。この発明は特に、
遠心荷重下での応力を軽減するバランスウェイトを有
し、またカバープレートおよびバケット軸線方向保持ピ
ンの円周方向位置を制御するセンタリング溝を有するカ
バープレートに関する。
【0002】
【発明の概要】カバープレートは、通常、タービンバケ
ットの進入面および排出面に沿って、タービンロータの
まわりに、タービンホイールとバケットとの連結部およ
びサポートシール−−通常「エンゼルウィング」と称さ
れる−−付近に、使用される。カバープレートは、バケ
ットと一体に鋳造しても、バケット根元部およびホイー
ルダブテールの軸線方向面に沿って機械的に組み立てる
非一体型の別個の部品としてもよい。最新のガスタービ
ンの設計では、振動数余裕を改良するために、少なくと
も1つのタービンホイール内のバケットの固有振動数を
下げる必要があることが確認されている。この目的を達
成するために、非一体型カバープレートと非輪郭加工型
バケットシャンクを用いてシャンクのフレクシビリティ
を増加する。非一体型カバープレートは従来から用いら
れているが、最新のガスタービンではカバープレートの
設計に別の条件が必要とされる。
ットの進入面および排出面に沿って、タービンロータの
まわりに、タービンホイールとバケットとの連結部およ
びサポートシール−−通常「エンゼルウィング」と称さ
れる−−付近に、使用される。カバープレートは、バケ
ットと一体に鋳造しても、バケット根元部およびホイー
ルダブテールの軸線方向面に沿って機械的に組み立てる
非一体型の別個の部品としてもよい。最新のガスタービ
ンの設計では、振動数余裕を改良するために、少なくと
も1つのタービンホイール内のバケットの固有振動数を
下げる必要があることが確認されている。この目的を達
成するために、非一体型カバープレートと非輪郭加工型
バケットシャンクを用いてシャンクのフレクシビリティ
を増加する。非一体型カバープレートは従来から用いら
れているが、最新のガスタービンではカバープレートの
設計に別の条件が必要とされる。
【0003】具体的には、タービンの軸線方向膨張およ
びクリアランス要件から、タービンホイールの少なくと
も1つの上のカバープレート用の「エンゼルウィング」
形シールを、非一体型カバープレートを用いた従来のカ
バープレート設計における「エンゼルウィング」形シー
ルより長い距離軸線方向に延長する必要がある。「エン
ゼルウィング」はカバープレートの軸線方向外面から軸
線方向に延在するので、ロータ速度でカバープレートに
働く遠心力に応答して、カバープレートに大きな曲げモ
ーメントが発現する。このような曲げモーメントによる
応力が許容レベルを超えて増加するおそれがあり、カバ
ープレートがバケットに向かって反り、バケットに大き
な力を発揮する。さらに、これらの応力からもたらされ
るカバープレートとバケットとの相互作用は、バケット
シャンクを堅くし、バケット固有振動数を低下する設計
の有効性を低減するおそれがある。その結果、カバープ
レートの曲げモーメントおよび反りを制御するカバープ
レート設計が必要とされている。
びクリアランス要件から、タービンホイールの少なくと
も1つの上のカバープレート用の「エンゼルウィング」
形シールを、非一体型カバープレートを用いた従来のカ
バープレート設計における「エンゼルウィング」形シー
ルより長い距離軸線方向に延長する必要がある。「エン
ゼルウィング」はカバープレートの軸線方向外面から軸
線方向に延在するので、ロータ速度でカバープレートに
働く遠心力に応答して、カバープレートに大きな曲げモ
ーメントが発現する。このような曲げモーメントによる
応力が許容レベルを超えて増加するおそれがあり、カバ
ープレートがバケットに向かって反り、バケットに大き
な力を発揮する。さらに、これらの応力からもたらされ
るカバープレートとバケットとの相互作用は、バケット
シャンクを堅くし、バケット固有振動数を低下する設計
の有効性を低減するおそれがある。その結果、カバープ
レートの曲げモーメントおよび反りを制御するカバープ
レート設計が必要とされている。
【0004】さらに、最新のガスタービンのタービンホ
イールは、応力低減の目的で幅広なダブテールスロット
底部を有する。従来から非一体型カバープレート設計に
使用されていたホイールスロットダブテールには、狭い
スロット底部を用いるのが普通である。従来の非一体型
カバープレート設計では、ホイールスロットの狭い底部
にねじりロック式円筒形リテイナピンをぴったりはめ込
んでいる。しかし、幅広い底のスロット形状では、リテ
イナピンがスロット底部内で円周方向に移動する可能性
があり、このような移動を抑制しないと、ピンが回転し
て、バケットおよびカバープレートがホイールに対して
軸線方向に拘束されない位置まで回転するおそれがあ
る。したがって、ねじりロック式保持ピンの円周方向移
動を制限する必要もある。
イールは、応力低減の目的で幅広なダブテールスロット
底部を有する。従来から非一体型カバープレート設計に
使用されていたホイールスロットダブテールには、狭い
スロット底部を用いるのが普通である。従来の非一体型
カバープレート設計では、ホイールスロットの狭い底部
にねじりロック式円筒形リテイナピンをぴったりはめ込
んでいる。しかし、幅広い底のスロット形状では、リテ
イナピンがスロット底部内で円周方向に移動する可能性
があり、このような移動を抑制しないと、ピンが回転し
て、バケットおよびカバープレートがホイールに対して
軸線方向に拘束されない位置まで回転するおそれがあ
る。したがって、ねじりロック式保持ピンの円周方向移
動を制限する必要もある。
【0005】本発明の好適な実施態様によれば、バケッ
トの根元部分、すなわちバケットおよびホイールスロッ
ト間のシャンクおよびダブテール連結部に軸線方向に重
なる非一体型カバープレートが提供される。しかし、各
カバープレートには、ロータ速度での曲げモーメントを
制御するために、バランスウェイト、たとえばリブが設
けられている。具体的には、バランス(釣合)リブが、
各カバープレートの「エンゼルウィング」形シール装着
側面とは反対側の軸線方向側面に配置される。各カバー
プレートのバランスリブは、軸線方向に突出し、バケッ
トのシャンクにまたがり、カバープレートの軸線方向重
心をカバープレートの半径方向対称線に沿って位置させ
る。バランスリブはカバープレートを堅くし、このこと
によりさらにロータ速度でのバケットに対するカバープ
レートの反りを制御し続ける。
トの根元部分、すなわちバケットおよびホイールスロッ
ト間のシャンクおよびダブテール連結部に軸線方向に重
なる非一体型カバープレートが提供される。しかし、各
カバープレートには、ロータ速度での曲げモーメントを
制御するために、バランスウェイト、たとえばリブが設
けられている。具体的には、バランス(釣合)リブが、
各カバープレートの「エンゼルウィング」形シール装着
側面とは反対側の軸線方向側面に配置される。各カバー
プレートのバランスリブは、軸線方向に突出し、バケッ
トのシャンクにまたがり、カバープレートの軸線方向重
心をカバープレートの半径方向対称線に沿って位置させ
る。バランスリブはカバープレートを堅くし、このこと
によりさらにロータ速度でのバケットに対するカバープ
レートの反りを制御し続ける。
【0006】本発明の別の好適な観点によれば、各カバ
ープレートをバケットダブテールおよびシャンクに対し
て軸線方向に重なる関係に保持するねじりロック式リテ
イナピンが、カバープレートにより、幅広な底部のホイ
ールスロット内で円周方向移動に対してセンタリング状
態に維持される。幅広な底部のスロット、すなわち応力
低減のために設けられた非フォーム・フィット式ホイー
ルダブテール幅広サブスロットは、ねじりロック式ピン
を円周方向に適切に拘束することができない。ねじりロ
ック式ピンの従来の構成では、円筒形ピンをホイールス
ロットのフォーム・フィット基部に装着し、フォーム・
フィットにより円周方向に移動しないよう捕捉する。し
かし、幅広な底部スロット構成、すなわち幅広なサブス
ロットでは、ピンの円周方向移動の可能性がある。円周
方向移動を阻止するために、カバープレートのダブテー
ルの基部は、ねじりロック式ピンの円周方向移動を制限
するための、平坦部およびその平坦部に設けたセンタリ
ング溝を有する。ねじりロック式ピンは両端に半部ヘッ
ドを有し、ピンをスロット内での軸線方向移動に対して
保持する。カバープレート上のセンタリング溝にピンが
係合し、特にタービン運転中に、遠心力によりピンをセ
ンタリング溝の頂点に着座させ、ピンを円周方向移動に
対して拘束する。
ープレートをバケットダブテールおよびシャンクに対し
て軸線方向に重なる関係に保持するねじりロック式リテ
イナピンが、カバープレートにより、幅広な底部のホイ
ールスロット内で円周方向移動に対してセンタリング状
態に維持される。幅広な底部のスロット、すなわち応力
低減のために設けられた非フォーム・フィット式ホイー
ルダブテール幅広サブスロットは、ねじりロック式ピン
を円周方向に適切に拘束することができない。ねじりロ
ック式ピンの従来の構成では、円筒形ピンをホイールス
ロットのフォーム・フィット基部に装着し、フォーム・
フィットにより円周方向に移動しないよう捕捉する。し
かし、幅広な底部スロット構成、すなわち幅広なサブス
ロットでは、ピンの円周方向移動の可能性がある。円周
方向移動を阻止するために、カバープレートのダブテー
ルの基部は、ねじりロック式ピンの円周方向移動を制限
するための、平坦部およびその平坦部に設けたセンタリ
ング溝を有する。ねじりロック式ピンは両端に半部ヘッ
ドを有し、ピンをスロット内での軸線方向移動に対して
保持する。カバープレート上のセンタリング溝にピンが
係合し、特にタービン運転中に、遠心力によりピンをセ
ンタリング溝の頂点に着座させ、ピンを円周方向移動に
対して拘束する。
【0007】本発明の好適な実施態様によれば、タービ
ンホイールに固定されたタービンバケットの一部に軸線
方向に重なるカバープレートが提供され、このカバープ
レートのカバープレート本体がその一端に沿って、カバ
ープレートをタービンホイールのほぼ相補形状のスロッ
トに固定するための複数の突起と凹所を有し、カバープ
レートの円弧状フランジが前記カバープレート本体の端
面から、本体端部より半径方向外側の位置にてほぼ軸線
方向に突出して隣接するカバープレートのフランジとと
もにタービンホイールのまわりにシールを形成し、そし
てカバープレートの少なくとも1個のバランスウェイト
が前記カバープレート本体の反対側の端面から前記フラ
ンジとは逆向きにほぼ軸線方向に突出してタービンホイ
ールの回転時に前記カバープレート本体に遠心力がかか
るときに、前記フランジとの釣合をとっている。
ンホイールに固定されたタービンバケットの一部に軸線
方向に重なるカバープレートが提供され、このカバープ
レートのカバープレート本体がその一端に沿って、カバ
ープレートをタービンホイールのほぼ相補形状のスロッ
トに固定するための複数の突起と凹所を有し、カバープ
レートの円弧状フランジが前記カバープレート本体の端
面から、本体端部より半径方向外側の位置にてほぼ軸線
方向に突出して隣接するカバープレートのフランジとと
もにタービンホイールのまわりにシールを形成し、そし
てカバープレートの少なくとも1個のバランスウェイト
が前記カバープレート本体の反対側の端面から前記フラ
ンジとは逆向きにほぼ軸線方向に突出してタービンホイ
ールの回転時に前記カバープレート本体に遠心力がかか
るときに、前記フランジとの釣合をとっている。
【0008】本発明の別の好適な実施態様によれば、軸
線のまわりに回転可能なタービンホイールを備え、この
ホイールには複数のスロットが円周方向に間隔をあけて
設けられ、これらのスロットにはタービンバケットのほ
ぼ相補形状の端部が受容され、前記バケットが、端部間
のシャンク、プラットホームおよびタービンブレードを
含む、構成のタービンにおいて、前記バケットのシャン
クおよび端部に軸線方向に重なる複数のカバープレート
の円周方向配列体が提供され、前記各カバープレート
は、前記スロット内に収容されるためにスロットとほぼ
相補形状の一端部分を有し、円弧状フランジが、前記各
カバープレートの片側端面から、カバープレート一端部
分より半径方向外方の位置にてほぼ軸線方向に突出して
隣接するカバープレートとシールを形成し、前記各カバ
ープレートの反対端部分が前記プラットホームに係合し
てこの反対端部分をバケットに対して軸線方向に移動し
ないように保持し、そして少なくとも1個のバランスウ
ェイトが前記各カバープレートの反対側端面から、前記
フランジとは逆向きにほぼ軸線方向に突出してタービン
ホイールの回転時に前記カバープレートに遠心力がかか
るときに、前記フランジとの釣合をとっている。
線のまわりに回転可能なタービンホイールを備え、この
ホイールには複数のスロットが円周方向に間隔をあけて
設けられ、これらのスロットにはタービンバケットのほ
ぼ相補形状の端部が受容され、前記バケットが、端部間
のシャンク、プラットホームおよびタービンブレードを
含む、構成のタービンにおいて、前記バケットのシャン
クおよび端部に軸線方向に重なる複数のカバープレート
の円周方向配列体が提供され、前記各カバープレート
は、前記スロット内に収容されるためにスロットとほぼ
相補形状の一端部分を有し、円弧状フランジが、前記各
カバープレートの片側端面から、カバープレート一端部
分より半径方向外方の位置にてほぼ軸線方向に突出して
隣接するカバープレートとシールを形成し、前記各カバ
ープレートの反対端部分が前記プラットホームに係合し
てこの反対端部分をバケットに対して軸線方向に移動し
ないように保持し、そして少なくとも1個のバランスウ
ェイトが前記各カバープレートの反対側端面から、前記
フランジとは逆向きにほぼ軸線方向に突出してタービン
ホイールの回転時に前記カバープレートに遠心力がかか
るときに、前記フランジとの釣合をとっている。
【0009】本発明のさらに他の好適な実施態様によれ
ば、軸線のまわりに回転可能で複数のスロットが円周方
向に間隔をあけて設けられてタービンバケットのほぼ相
補形状の端部部分を受け入れているタービンホイールに
おいて、前記スロットに受容された前記バケットの端部
部分および前記ホイールの軸線方向片面に軸線方向に重
なる複数のカバープレートの円周方向配列体が提供さ
れ、前記カバープレートは、前記スロット内に収容され
るためにスロットとほぼ相補形状の端部分を有し、各カ
バープレートの円弧状フランジが、前記各カバープレー
トの片側端面から、カバープレート端部分より半径方向
外方の位置にてホイールから遠ざかるほぼ軸線方向に突
出して隣接するカバープレートのフランジとシールを形
成し、前記各カバープレートの端部分がその半径方向内
端に沿ってセンタリング溝を有し、ピンが各ホイールス
ロットの半径方向最内端部分に配置され、前記ピンは少
なくともその一端に拡大ヘッドを有し、このヘッドが前
記カバープレートの端部分に軸線方向に重なり、前記各
スロットの半径方向最内端の直径がスロット内の前記ピ
ンの直径より大きく、そして前記ピンが前記ホイールス
ロットおよび前記センタリング溝に係合し、これにより
ピンを前記ホイールスロット内の円周方向中心位置に維
持している。
ば、軸線のまわりに回転可能で複数のスロットが円周方
向に間隔をあけて設けられてタービンバケットのほぼ相
補形状の端部部分を受け入れているタービンホイールに
おいて、前記スロットに受容された前記バケットの端部
部分および前記ホイールの軸線方向片面に軸線方向に重
なる複数のカバープレートの円周方向配列体が提供さ
れ、前記カバープレートは、前記スロット内に収容され
るためにスロットとほぼ相補形状の端部分を有し、各カ
バープレートの円弧状フランジが、前記各カバープレー
トの片側端面から、カバープレート端部分より半径方向
外方の位置にてホイールから遠ざかるほぼ軸線方向に突
出して隣接するカバープレートのフランジとシールを形
成し、前記各カバープレートの端部分がその半径方向内
端に沿ってセンタリング溝を有し、ピンが各ホイールス
ロットの半径方向最内端部分に配置され、前記ピンは少
なくともその一端に拡大ヘッドを有し、このヘッドが前
記カバープレートの端部分に軸線方向に重なり、前記各
スロットの半径方向最内端の直径がスロット内の前記ピ
ンの直径より大きく、そして前記ピンが前記ホイールス
ロットおよび前記センタリング溝に係合し、これにより
ピンを前記ホイールスロット内の円周方向中心位置に維
持している。
【0010】
【好適な実施態様】図面を参照すると、図1に示すター
ビンホイール10には、複数のスロット12が円周方向
に間隔をあけて設けられ、ここにタービンバケット14
およびそのカバープレート16の内端上のほぼ相補形状
の突出部を受け入れる。図示のようにスロット12は円
周方向に延在するボス(突起)18およびグルーブ(凹
所)20を有し、ダブテールまたはクリスマスツリー形
状スロットと称することもある。バケットおよびカバー
の配列はタービンホイール10のまわりに円周方向に間
隔をあけた位置で設けられ、ホイール10に固定されて
ロータの軸線のまわりにホイール10と一緒に回転す
る。図示のように、各バケット14は、内端部分22、
シャンク24、プラットホーム26およびベーン28を
有し(図3)、内端部分22は、スロット12の形状
(図示例ではクリスマスツリー形状を有する)とほぼ相
補形状である。バケット14は軸線方向差込型であり、
バケットダブテール22をホイールスロット12に軸線
方向に挿入する。図3からわかるように、シャンク24
はバケットの固有振動数を下げるために肉薄になってい
る。また、バケットは、プラットホーム26が互いに接
触した状態で、ホイール10のリムのまわりに円周方向
配列体を形成している。
ビンホイール10には、複数のスロット12が円周方向
に間隔をあけて設けられ、ここにタービンバケット14
およびそのカバープレート16の内端上のほぼ相補形状
の突出部を受け入れる。図示のようにスロット12は円
周方向に延在するボス(突起)18およびグルーブ(凹
所)20を有し、ダブテールまたはクリスマスツリー形
状スロットと称することもある。バケットおよびカバー
の配列はタービンホイール10のまわりに円周方向に間
隔をあけた位置で設けられ、ホイール10に固定されて
ロータの軸線のまわりにホイール10と一緒に回転す
る。図示のように、各バケット14は、内端部分22、
シャンク24、プラットホーム26およびベーン28を
有し(図3)、内端部分22は、スロット12の形状
(図示例ではクリスマスツリー形状を有する)とほぼ相
補形状である。バケット14は軸線方向差込型であり、
バケットダブテール22をホイールスロット12に軸線
方向に挿入する。図3からわかるように、シャンク24
はバケットの固有振動数を下げるために肉薄になってい
る。また、バケットは、プラットホーム26が互いに接
触した状態で、ホイール10のリムのまわりに円周方向
配列体を形成している。
【0011】図1からわかるように、スロット12は幅
広なスロット形状をもつ。すなわち、スロット12の基
部は、円周方向の幅が通常のスロット基部より広いサブ
スロット30を含む。この幅広形状を用いるのは応力軽
減のためである。また、バケット14のダブテール22
がサブスロット30中に部分的にしか延在せず、平坦な
半径方向内端面32を有することも図3から明らかであ
る。図1から明らかなように、カバープレート16は、
タービンホイールの軸線方向両側に沿って、バケットダ
ブテールおよびシャンクの軸線方向端面に重なってい
る。
広なスロット形状をもつ。すなわち、スロット12の基
部は、円周方向の幅が通常のスロット基部より広いサブ
スロット30を含む。この幅広形状を用いるのは応力軽
減のためである。また、バケット14のダブテール22
がサブスロット30中に部分的にしか延在せず、平坦な
半径方向内端面32を有することも図3から明らかであ
る。図1から明らかなように、カバープレート16は、
タービンホイールの軸線方向両側に沿って、バケットダ
ブテールおよびシャンクの軸線方向端面に重なってい
る。
【0012】特に図4に示すように、各カバープレート
16は、本質的にホイールのまわりの半径方向平面内に
あるカバープレート本体34を含む。本体34は、スロ
ット12に収容される内端部分36を有する。具体的に
は、内端部分36は、スロット12の形状とほぼ相補的
な形状、すなわちダブテール形状である。すなわち、内
端部分36はボス(突起)37およびグルーブ(凹所)
39を有する。バケット14のダブテール22の内端と
同様、カバープレート16のダブテール36の半径方向
内端面も平坦部38を有する。カバープレート16のダ
ブテール36の半径方向内端面は、後述する理由で、セ
ンタリング溝40も有する。カバープレートは、カバー
プレート本体を通る半径方向対称線41のまわりにほぼ
対称である。この対称線41はセンタリング溝40を通
過する。
16は、本質的にホイールのまわりの半径方向平面内に
あるカバープレート本体34を含む。本体34は、スロ
ット12に収容される内端部分36を有する。具体的に
は、内端部分36は、スロット12の形状とほぼ相補的
な形状、すなわちダブテール形状である。すなわち、内
端部分36はボス(突起)37およびグルーブ(凹所)
39を有する。バケット14のダブテール22の内端と
同様、カバープレート16のダブテール36の半径方向
内端面も平坦部38を有する。カバープレート16のダ
ブテール36の半径方向内端面は、後述する理由で、セ
ンタリング溝40も有する。カバープレートは、カバー
プレート本体を通る半径方向対称線41のまわりにほぼ
対称である。この対称線41はセンタリング溝40を通
過する。
【0013】カバープレート16はさらに、軸線方向に
突出する円弧状シール42を含み、このシールは半径方
向外向きのフランジ44で終端する。このシールおよび
フランジは通常「エンゼルウィング」と称される。図1
からわかるように、ホイールに固定されたカバープレー
トの配列上のエンゼルウィングは、ホイールのまわりに
円周方向に延在する連続シールを形成し、タービンの隣
接するスペーサにシール作用をなす。カバープレート1
6の半径方向外端は、円周方向に延在するフランジ46
も含み、このフランジ46はプラットホーム26の半径
方向内面に沿って半径方向内方に開口する溝に収容され
る。
突出する円弧状シール42を含み、このシールは半径方
向外向きのフランジ44で終端する。このシールおよび
フランジは通常「エンゼルウィング」と称される。図1
からわかるように、ホイールに固定されたカバープレー
トの配列上のエンゼルウィングは、ホイールのまわりに
円周方向に延在する連続シールを形成し、タービンの隣
接するスペーサにシール作用をなす。カバープレート1
6の半径方向外端は、円周方向に延在するフランジ46
も含み、このフランジ46はプラットホーム26の半径
方向内面に沿って半径方向内方に開口する溝に収容され
る。
【0014】各カバープレート16を釣り合わせるため
に、少なくとも1個、好ましくは1対のバランスウェイ
ト、たとえばリブ48が、カバープレートのエンゼルウ
ィングシールとは軸線方向反対側に形成されている。バ
ランスリブ48は、半径方向に細長い軸線方向突起から
なり、図3に示すように、カバープレートをタービンホ
イールに固定したとき、対応するバケット14のシャン
ク24にまたがる。ホイールの前側および後側のカバー
プレートは、互いに類似しているが、2つの相違点があ
る。第一に、後側カバープレート16aはその軸線方向
に突出するエンゼルウィングシール42aが、前側カバ
ープレート16のエンゼルウィングシール42の位置に
比較して、半径方向内方の位置にある。さらに、後側カ
バープレート16a上のバランスリブ48aは半径方向
幅が小さいが、断面が大きい。この好適な実施例では、
相対的に長い後側エンゼルウィングを相殺するために、
後側バランスリブの質量が前側バランスリブの質量より
わずかに大きい。前側および後側カバープレート両方に
おいて、リブ48および48aはほぼホイールの半径に
沿って並び、各カバープレートのダブテール中心を通る
対称線41に関して対称である。
に、少なくとも1個、好ましくは1対のバランスウェイ
ト、たとえばリブ48が、カバープレートのエンゼルウ
ィングシールとは軸線方向反対側に形成されている。バ
ランスリブ48は、半径方向に細長い軸線方向突起から
なり、図3に示すように、カバープレートをタービンホ
イールに固定したとき、対応するバケット14のシャン
ク24にまたがる。ホイールの前側および後側のカバー
プレートは、互いに類似しているが、2つの相違点があ
る。第一に、後側カバープレート16aはその軸線方向
に突出するエンゼルウィングシール42aが、前側カバ
ープレート16のエンゼルウィングシール42の位置に
比較して、半径方向内方の位置にある。さらに、後側カ
バープレート16a上のバランスリブ48aは半径方向
幅が小さいが、断面が大きい。この好適な実施例では、
相対的に長い後側エンゼルウィングを相殺するために、
後側バランスリブの質量が前側バランスリブの質量より
わずかに大きい。前側および後側カバープレート両方に
おいて、リブ48および48aはほぼホイールの半径に
沿って並び、各カバープレートのダブテール中心を通る
対称線41に関して対称である。
【0015】保持ピン50を用いて、前側および後側カ
バープレートおよびバケットをホイールスロット12内
に保持する。ピン50はその全長にわたって断面は円筒
形である。ピン50はその両端に、それぞれ半径方向外
向きに突出するヘッドまたはフランジ52を有し、この
ヘッド52は180°よりわずかに大きな角度延在する
が、片側に沿って、ピン50の円筒形表面に対応して平
坦部54を形成する。ピン50はサブスロット30内に
配置され、そのフランジ52がカバープレートの前側お
よび後側ダブテールの外面およびホイールの両面にかぶ
さり、カバープレートをホイールに対して軸線方向にず
れないように保持する。
バープレートおよびバケットをホイールスロット12内
に保持する。ピン50はその全長にわたって断面は円筒
形である。ピン50はその両端に、それぞれ半径方向外
向きに突出するヘッドまたはフランジ52を有し、この
ヘッド52は180°よりわずかに大きな角度延在する
が、片側に沿って、ピン50の円筒形表面に対応して平
坦部54を形成する。ピン50はサブスロット30内に
配置され、そのフランジ52がカバープレートの前側お
よび後側ダブテールの外面およびホイールの両面にかぶ
さり、カバープレートをホイールに対して軸線方向にず
れないように保持する。
【0016】バケットおよびカバープレートをホイール
10に取付けるには、まず、図6に示すように、ヘッド
52の平坦端縁54を半径方向外向きにして、ピン50
を幅広のサブスロット30内に配置し、次いでバケット
のダブテールを軸線方向に挿入する。バケットのダブテ
ールは平坦な半径方向内端面32で終端しているので、
バケットダブテール22はスロット12内に軸線方向に
収容され、このときスロット12の突起と凹所がバケッ
トダブテールの相補形状の凹所と突起にそれぞれ係合す
る。したがって、ダブテールの平坦な端面32がピン5
0の円筒形表面に半径方向に重なる。つぎに、図7に示
すように、カバープレート16を当て、バケットダブテ
ールおよびシャンクの端面に軸線方向に重ねる。カバー
プレートを取り付けるには、カバープレートのフランジ
46をプラットホーム26の下側の溝に挿入する。ま
た、ダブテール22をスロット12の端部のダブテール
に挿入する。ダブテール36の半径方向内端面に位置す
る平坦部38およびセンタリング溝40が円筒形ピン5
0の上にくる。反対側のカバープレートも同様にホイー
ルの軸線方向反対側面に取り付ける。両カバープレート
を取り付けたら、ピン50を図1および図5に示す位置
にまわし、ピン50の拡大ヘッド52をカバープレート
およびホイールの外面に係合させる。片方のホイール面
に沿ってかしめ溝60が形成されており、この面に沿っ
たヘッドの縁をかしめ溝60にかしめ、ピン50の回転
を防止する。
10に取付けるには、まず、図6に示すように、ヘッド
52の平坦端縁54を半径方向外向きにして、ピン50
を幅広のサブスロット30内に配置し、次いでバケット
のダブテールを軸線方向に挿入する。バケットのダブテ
ールは平坦な半径方向内端面32で終端しているので、
バケットダブテール22はスロット12内に軸線方向に
収容され、このときスロット12の突起と凹所がバケッ
トダブテールの相補形状の凹所と突起にそれぞれ係合す
る。したがって、ダブテールの平坦な端面32がピン5
0の円筒形表面に半径方向に重なる。つぎに、図7に示
すように、カバープレート16を当て、バケットダブテ
ールおよびシャンクの端面に軸線方向に重ねる。カバー
プレートを取り付けるには、カバープレートのフランジ
46をプラットホーム26の下側の溝に挿入する。ま
た、ダブテール22をスロット12の端部のダブテール
に挿入する。ダブテール36の半径方向内端面に位置す
る平坦部38およびセンタリング溝40が円筒形ピン5
0の上にくる。反対側のカバープレートも同様にホイー
ルの軸線方向反対側面に取り付ける。両カバープレート
を取り付けたら、ピン50を図1および図5に示す位置
にまわし、ピン50の拡大ヘッド52をカバープレート
およびホイールの外面に係合させる。片方のホイール面
に沿ってかしめ溝60が形成されており、この面に沿っ
たヘッドの縁をかしめ溝60にかしめ、ピン50の回転
を防止する。
【0017】図5から明らかなように、ピン50が幅広
のサブスロット30内で円周方向にずれる可能性があ
る。このずれを防止するために、センタリング溝40が
ピン50の円筒部分を受け入れる。かくして、ねじりロ
ック式ピン50が幅広のサブスロット30内で円周方向
にずれるおそれはなくなる。また、タービン運転中、遠
心力が原因で、ピンがセンタリング溝の頂点に着座し、
これにより円周方向移動の可能性をさらに抑制する。
のサブスロット30内で円周方向にずれる可能性があ
る。このずれを防止するために、センタリング溝40が
ピン50の円筒部分を受け入れる。かくして、ねじりロ
ック式ピン50が幅広のサブスロット30内で円周方向
にずれるおそれはなくなる。また、タービン運転中、遠
心力が原因で、ピンがセンタリング溝の頂点に着座し、
これにより円周方向移動の可能性をさらに抑制する。
【0018】上述したように構成すれば、カバープレー
ト16および16a上のバランスリブ48および48a
は、タービンが作動速度にあるとき、カバープレートに
遠心力が作用する結果として、カバープレートに働く曲
げモーメントをほぼ消去する。すなわち、各カバープレ
ートの重心がカバープレートの平面内に入るかその近く
に来るように、バランスリブを設けることにより、各カ
バープレートの重心は軸線方向にシフトされる。その結
果、エンゼルウィングの曲げ力はバランスリブにより実
質的に相殺される。また、バランスリブは対称線の両側
で対称に配置され、バランスリブの長軸はほぼホイール
の半径に沿って伸びている。半径方向の対称は維持され
る。
ト16および16a上のバランスリブ48および48a
は、タービンが作動速度にあるとき、カバープレートに
遠心力が作用する結果として、カバープレートに働く曲
げモーメントをほぼ消去する。すなわち、各カバープレ
ートの重心がカバープレートの平面内に入るかその近く
に来るように、バランスリブを設けることにより、各カ
バープレートの重心は軸線方向にシフトされる。その結
果、エンゼルウィングの曲げ力はバランスリブにより実
質的に相殺される。また、バランスリブは対称線の両側
で対称に配置され、バランスリブの長軸はほぼホイール
の半径に沿って伸びている。半径方向の対称は維持され
る。
【0019】以上、本発明を現在のところもっとも実用
的かつ好適な実施例と考えられるものについて説明した
が、本発明は例示の実施例に限定されない。本発明は、
その要旨の範囲内に含まれる種々の変更例や等価な配置
を包含するものである。
的かつ好適な実施例と考えられるものについて説明した
が、本発明は例示の実施例に限定されない。本発明は、
その要旨の範囲内に含まれる種々の変更例や等価な配置
を包含するものである。
【図1】タービンホイールのリムの部分的斜視図で、本
発明の好適な実施例によるタービンバケット、カバープ
レートおよびホイールスロットの組立体を示す。
発明の好適な実施例によるタービンバケット、カバープ
レートおよびホイールスロットの組立体を示す。
【図2】図1の組立体を円周方向に見た断面図である。
【図3】シャンクおよびダブテールを含むバケットの内
端の軸線方向断面図で、バケットのシャンクおよびダブ
テールの軸線方向端面上に取り付けたカバープレートを
示す。
端の軸線方向断面図で、バケットのシャンクおよびダブ
テールの軸線方向端面上に取り付けたカバープレートを
示す。
【図4】非一体型カバープレートの斜視図である。
【図5】保持ピンがカバープレートのセンタリング溝内
にはまり、カバープレートおよびバケットをホイールス
ロット内に固定した状態を示す部分断面図である。
にはまり、カバープレートおよびバケットをホイールス
ロット内に固定した状態を示す部分断面図である。
【図6】保持ピン、バケットおよびカバープレートをホ
イールに組み付ける様子を示す部分的斜視図である。
イールに組み付ける様子を示す部分的斜視図である。
【図7】保持ピン、バケットおよびカバープレートをホ
イールに組み付ける様子を示す部分的斜視図である。
イールに組み付ける様子を示す部分的斜視図である。
Claims (15)
- 【請求項1】 タービンホイールに固定されたタービン
バケットの一部に軸線方向に重なるカバープレートにお
いて、 そのカバープレート本体が該本体の一端に沿って、カバ
ープレートをタービンホイールのほぼ相補形状のスロッ
トに固定するための複数の突起と凹所を有し、 その円弧状フランジが前記カバープレート本体の端面か
ら、本体端部より半径方向外側の位置にてほぼ軸線方向
に突出して隣接するカバープレートのフランジとともに
タービンホイールのまわりにシールを形成し、 その少なくとも1個のバランスウェイトが前記カバープ
レート本体の反対側の端面から前記フランジとは逆向き
にほぼ軸線方向に突出してタービンホイールの回転時に
前記カバープレート本体に遠心力がかかるときに前記フ
ランジとの釣合をとる、カバープレート。 - 【請求項2】 前記カバープレート本体がその両側面間
に対称線を有し、第2のバランスウェイトが前記カバー
プレート本体の前記反対側端面から突出し、これら2つ
のバランスウェイトが前記対称線の互いに反対側に存在
する、請求項1に記載のカバープレート。 - 【請求項3】 前記カバープレート本体の一端がその末
端にセンタリング溝を含む、請求項1に記載のカバープ
レート。 - 【請求項4】 前記カバープレート本体がその両側面間
に対称線を有し、第2のバランスウェイトが前記カバー
プレート本体の前記反対側端面から突出し、これら2つ
のバランスウェイトが前記対称線の互いに反対側に存在
し、各バランスウェイトが半径方向に細長いリブからな
り、これらのリブが円周方向に互いに離間している、請
求項1に記載のカバープレート。 - 【請求項5】 軸線のまわりに回転可能なタービンホイ
ールを備え、このホイールには複数のスロットが円周方
向に間隔をあけて設けられ、これらのスロットにはター
ビンバケットのほぼ相補形状の端部が受容され、前記バ
ケットが、前記端部間のシャンク、プラットホームおよ
びタービンブレードを含む、構成のタービンにおいて、 前記バケットのシャンクおよび端部に軸線方向に重なる
複数のカバープレートの円周方向配列体を備え、前記各
カバープレートは、前記スロット内に収容されるために
スロットとほぼ相補形状の一端部分を有し、円弧状フラ
ンジが、前記各カバープレートの片側端面から、カバー
プレート一端部分より半径方向外方の位置にてほぼ軸線
方向に突出して隣接するカバープレートとシールを形成
し、前記各カバープレートの反対端部分が前記プラット
ホームに係合してこの反対端部分をバケットに対して軸
線方向に移動しないように保持し、そして少なくとも1
個のバランスウェイトが前記各カバープレートの反対側
端面から、前記フランジとは逆向きにほぼ軸線方向に突
出してタービンホイールの回転時に前記カバープレート
に遠心力がかかるときに、前記フランジとの釣合をとっ
ている、装置。 - 【請求項6】 前記各カバープレートが半径方向に延在
する対称線を有し、第2のバランスウェイトが前記カバ
ープレートの前記反対側端面から突出し、これら2つの
バランスウェイトが前記対称線の互いに反対側に存在
し、かつ対応するバケットのシャンクにまたがる、請求
項5に記載の装置。 - 【請求項7】 前記カバープレートの前記端部分がその
末端にセンタリング溝を有し、ピンがホイールスロット
の半径方向最内端に配置され、そして一端に拡大ヘッド
を有し、このヘッドが前記カバープレートの端部分に軸
線方向に重なる、請求項5に記載の装置。 - 【請求項8】 前記スロットの半径方向最内端の直径が
前記ピンの直径より大きく、前記ピンが前記ホイールの
大径スロットに係合しかつ前記センタリング溝に係合
し、これによりピンを前記スロット内の円周方向中心位
置に維持する、請求項7に記載の装置。 - 【請求項9】 前記バケットおよび前記カバープレート
の前記端部分がほぼクリスマスツリー形状で、前記ホイ
ールのほぼ相補的なクリスマスツリー形状のスロットに
受容される、請求項5に記載の装置。 - 【請求項10】 第2のバランスウェイトが前記各カバ
ープレートの前記反対側端面から突出し、前記2つのバ
ランスウェイトが円周方向に互いに離間している、請求
項5に記載の装置。 - 【請求項11】 前記各カバープレートが半径方向に延
在する対称線を有し、第2のバランスウェイトが前記カ
バープレートの前記反対側端面から突出し、前記2つの
バランスウェイトが前記対称線の互いに反対側に存在し
かつ対応するバケットのシャンクにまたがり、前記各バ
ランスウェイトがほぼ半径方向に細長いリブからなり、
これらのリブが円周方向に互いに離間している、請求項
5に記載の装置。 - 【請求項12】 前記カバープレートがタービンホイー
ルの軸線方向反対側両面に円周方向に配列され、ホイー
ルの片面上のカバープレートの配列に沿った円弧状フラ
ンジがホイールの他面上のカバープレートの配列に沿っ
た円弧状フランジから半径方向にずれており、ホイール
の両面上のカバープレートのバランスウェイトの重心が
互いに半径方向にずれた位置に配置された、請求項5に
記載の装置。 - 【請求項13】 前記各カバープレートが半径方向に延
在する対称線を有し、第2のバランスウェイトが前記カ
バープレートの前記反対側端面から突出し、前記2つの
バランスウェイトが前記対称線の互いに反対側に存在
し、かつ対応するバケットのシャンクにまたがる、請求
項12に記載の装置。 - 【請求項14】 軸線のまわりに回転可能で複数のスロ
ットが円周方向に間隔をあけて設けられてタービンバケ
ットのほぼ相補形状の端部部分を受け入れているタービ
ンホイールにおいて、 前記スロットに受容された前記バケットの端部部分およ
び前記ホイールの軸線方向片面に軸線方向に重なる複数
のカバープレートの円周方向配列体を備え、前記カバー
プレートは、前記スロット内に収容されるためにスロッ
トとほぼ相補形状の端部分を有し、円弧状フランジが、
前記各カバープレートの片側端面から、前記カバープレ
ート端部分より半径方向外方の位置にてホイールから遠
ざかるほぼ軸線方向に突出して隣接するカバープレート
のフランジとシールを形成し、 前記各カバープレートの前記端部分がその半径方向内端
に沿ってセンタリング溝を有し、ピンが各ホイールスロ
ットの半径方向最内端部分に配置され、前記ピンは少な
くともその一端に拡大ヘッドを有し、このヘッドが前記
カバープレートの端部分に軸線方向に重なり、前記各ス
ロットの半径方向最内端の直径が前記スロット内の前記
ピンの直径より大きく、そして前記ピンが前記ホイール
スロットおよび前記センタリング溝に係合し、これによ
りピンを前記ホイールスロット内の円周方向中心位置に
維持している、装置。 - 【請求項15】 バランスウェイトが前記カバープレー
トの前記フランジとは反対側の側面にあって、タービン
ホイールの回転時に前記カバープレートに遠心力がかか
るときに、前記フランジとの釣合をとる、請求項14に
記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/386843 | 1999-08-31 | ||
US09/386,843 US6190131B1 (en) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | Non-integral balanced coverplate and coverplate centering slot for a turbine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001115801A true JP2001115801A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=23527294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000260020A Withdrawn JP2001115801A (ja) | 1999-08-31 | 2000-08-30 | タービン用の非一体型釣合カバープレートおよびそのセンタリング溝 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6190131B1 (ja) |
EP (1) | EP1081337A3 (ja) |
JP (1) | JP2001115801A (ja) |
KR (1) | KR20010050226A (ja) |
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