JP5956737B2 - 蒸気タービンにおける接線方向列に使用するクロージャバケット用のスイング軸方向挿入方式 - Google Patents

蒸気タービンにおける接線方向列に使用するクロージャバケット用のスイング軸方向挿入方式 Download PDF

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Description

本発明は、総括的にはターボ機械に関し、より具体的には、ターボ機械のロータホイールの挿入スロット内に連接タービンクロージャバケットを取付けるための装置及び方法に関する。
ターボ機械用のロータは多くの場合、大型の鍛造品から機械加工される。この鍛造品から切削されたロータホイールには多くの場合、ターボ機械バケットの根元を受けて取付けるようになったスロットが設けられる。より高いターボ機械出力及びより効率的なターボ機械性能に対する要求が増大し続けているので、より大型のかつより多くの連接ターボ機械バケットが実使用に供されている。より大型のバケットによって作用する荷重は徐々に、タービンバケット及びロータホイールに対してより高性能のかつ高価な材料及び合金を使用することを必要としてきた。
ロータホイール上の隣接するタービンバケットは一般的に、その周辺部の周りで何らかの形式のカバーバンド又はシュラウドバンドによって互いに連結されて、良好に形成した通路内に作動流体を閉じ込めかつ該バケットの剛性を高めている。シュラウドの相互噛合いは多くの場合に、ロータホイール上にバケットを組立てる際に干渉を生じる可能性がある。
タービンバケットは多くの場合、ロータホイール上に接線方向に組立てられる。接線方向挿入ダブテール設計は、ロータホイールの周辺部の周りに、そこでバケットを半径方向に挿入しかつ次に接線方向に所定の位置に摺動させるようにする開口部又はノッチを必要とする。全ての正規バケットの組立後に、ノッチは、クロージャ(閉鎖)バケット及び2つの隣接する(付随)バケットを充填される。クロージャバケットは、付随バケットにキー止めされる。従って、2つの付随バケットは、クロージャバケットの引張り加重を分担する。そのようなバケット及び付随バケット並びにキーさえも多くの場合、クロージャバケットの加重に適応するためにより高い強度特性を有する材料で製作しなければならない。クロージャ装置に使用されるチタンのようなより高強度軽量材料は、従来から正規バケットに使用される鋼製バケットよりも高価である。また、クロージャ及び付随バケットに対してチタンを使用した場合には、軽量チタンで製作したバケットのバランスにはまた、ロータホイール全体にわたる加重をバランスさせることが必要である。
図1は、タービンホイール用の従来技術のタービンクロージャ装置5を示しており、タービンクロージャ装置5は、クロージャバケット30と、ロータホイール上に接線方向挿入するようになった付随バケット10とを含む。付随バケット10は、クロージャスロット15の各側でロータホイール25の接線方向雄形ダブテール20上に取付けられる。クロージャバケット30は、クロージャスロット15内で雄形ダブテール20上に取付けられるような位置で図示している。各付随バケット10は、ベーン11と、接線方向雄形ダブテール20に相補形である(を覆い隠す)雌形ダブテール14を備えた根元12とを含む。クロージャスロット15は、ロータホイール25の雄形ダブテール20内にノッチ45を含む。付随バケット10及びバケットの残り(図示せず)は、ノッチ45上に挿入されかつ次にロータホイール25の周辺部の周りに接線方向に配置される。クロージャバケット30は、ベーン31と、ロータホイール25の雄形ダブテール20内のノッチ45上に載置されるように構成されたタング33を備えた根元32とを含む。クロージャバケット30はまた、保持ピン46でロータホイール25の雄形ダブテール20の軸方向孔43に固定されるようになったタング33を貫通する軸方向孔42を含むことができる。クロージャバケット30はさらに、保持キー35を受けるようになった半円形スロット34を含む。クロージャバケット30は、クロージャスロット15内に下降させかつ保持ピン46でノッチ45に固定することができる。クロージャバケット30は次に、付随バケット10と固定することができる。そのような装置は、ロータホイール25の狭いノッチ部分45上に望ましくない応力を加えることになるおそれがある。
米国特許第7261518号明細書
従って、ターボ機械におけるロータホイール上に接線方向挿入バケットを装着するのを可能にするようになっておりかつ望ましくない高応力を回避することになるが依然としてより高価な特殊材料の使用を回避することができるクロージャ装置及び方法を提供するのが望ましいと言える。
本発明の第1の態様によると、蒸気タービンを提供し、本蒸気タービンは、周辺外周部の周りの雄形接線方向挿入ダブテール及び雄形接線方向挿入ダブテールを中断するスイング軸方向挿入クロージャスロットを備えた少なくとも1つのロータホイールを含む。接線方向挿入バケットが、ロータホイールの周辺外周部の周りで雄形接線方向挿入ダブテールに装着する。スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットが、スイング軸方向挿入クロージャスロット内に着座するように構成される。
本発明の第2の態様によると、蒸気タービンのロータホイール用のクロージャ装置を提供する。本クロージャ装置は、ロータホイールの周辺部分にわたり形成された複数のフック及びグルーブを構成した接線方向雄形ダブテールを含む。スイング軸方向挿入クロージャスロットが、ロータホイールの周辺部上にスイング軸方向挿入ブレード式クロージャバケットを挿入するように接線方向雄形ダブテールの一部分を取除くことによって形成される。スイング軸方向挿入クロージャスロットは、垂直面内に半径方向曲率を構成したフック及びグルーブの軸方向端縁部を備えた軸方向配向雌形ダブテールを構成する。スイング軸方向挿入ブレード式クロージャバケットは、根元部分、プラットフォーム及びブレードを含み、また根元部分は、垂直面内に半径方向曲率を構成しかつ軸方向配向雌形ダブテールの半径方向曲率に適合した円周方向端縁部を備えた軸方向配向雄形ダブテールを形成する。
本発明のさらに別の態様は、接線方向挿入タービンホイールにスイング軸方向挿入ブレード式クロージャバケットを備えたブレード式バケットを装着する方法を提供する。本方法は、スイング軸方向挿入クロージャスロットを通り抜けさせてタービンホイールの周辺部の周りに複数のブレード式バケットを接線方向装着するステップを含む。スイング軸方向挿入ブレード式クロージャバケットが、スイング軸方向挿入クロージャスロットにおいてスイング装着される。本方法はさらに、スイング軸方向挿入ブレード式クロージャバケットをスイング軸方向挿入クロージャスロット内に固定するステップを含む。
本発明のこれらの及びその他の特徴、態様並びに利点は、図面全体を通して同じ参照符号が同様の部品を表している添付図面を参照して以下の詳細な説明を読む時に良好に理解されるようになるであろう。
ロータホイールのダブテール付き接線方向挿入バケットにおける従来技術のタービンクロージャバケット及び付随バケットを示す図。 スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットのフック及びグルーブにおける曲率半径についての簡略図。 フック及びグルーブの曲率を示すスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットについての実施形態の根元の軸方向拡大図。 クロージャスロット内のスイング軸方向挿入雌形ダブテールスロット及び周囲外周部内の接線方向雄形ダブテールを備えたロータホイールについての実施形態の周辺部セクションの斜視図。 ロータホイール上のスイング軸方向挿入雌形ダブテールクロージャスロット内に着座したスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットについての実施形態の前面側斜視図。 ロータホイール上のスイング軸方向挿入雌形ダブテールクロージャスロット内に着座したスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットについての実施形態の背面側の斜視図。 ロータホイール上に据付けられたスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットについての実施形態の接線方向図。 ロータホイールをスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットを備えた状態に装着する方法についてのフロー図。 取付け接線方向挿入付随バケット間に据付けられたスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットについての実施形態を示す図。 スイング軸方向挿入ダブテール付きバケットをダブテール付きスロット内に保持するようになったねじり固定キーの側面図。
本発明の以下の実施形態は、高価なチタン(Ti)クロージャバケット、付随バケット及びバランスバケットを低コスト鋼材料で置換えるのを可能にすることを含む多くの利点を有する。接線方向挿入バケット列におけるクロージャバケットにスイング軸方向挿入クロージャダブテール装置を設けて、チタンクロージャ/付随バケットを、低コスト鋼材料を使用したバケットで置換えるのを可能にする。これらの実施形態により、相互噛合い先端シュラウドを備えたクロージャバケットをロータホイール上に据付けることが可能になる。バケット根元のスイング軸方向挿入雄形ダブテール突出部上にかつロータホイールの関連するスイング軸方向挿入雌形ダブテールスロット上に、垂直面における曲率(湾曲)を組入れることができる。この曲率により、そうでなければ隣接するバケット上の相互噛合い先端シュラウドの干渉のような障害によって妨げられる可能性があるクロージャバケットの据付けが可能になる。そのような据付けは、隣接する先端シュラウドに近接して先端シュラウドを位置決めしかつ該先端シュラウドの位置の周りでバケットの根元端部を枢動させて、バケットによって形成された円弧によりスイング軸方向挿入雄形ダブテール突出部の曲率がロータホイールの軸方向挿入雌形ダブテールスロットの曲率内に揺動(スイング)するのが可能になるようにすることによって行なうことができ、従って、スイング軸方向挿入クロージャバケットについて説明することにする。ダブテール端縁部における応力集中もまた減少させることができる。ダブテールにおける曲率の実施は、バケットにおける先端シュラウド構成又は中央スパン構成を制約するものではない。本発明のダブテール装置の使用により、先端シュラウドの設計が組立制約条件によって限定されないことが可能になり、それによって高いブレード性能が得られる。
本発明の実施形態によると、スイング軸方向挿入クロージャバケットのスイング軸方向挿入雄形ダブテール突出部及びロータホイール内のスイング軸方向挿入雌形ダブテールスロットにおけるダブテールに平行な垂直面内にダブテール曲率が設けられる。そのような曲率は、長尺の軸方向挿入バケットの組立を容易にするために用いるのが望ましい。ダブテールには、曲率の中心がバケットの先端シュラウド又はカバーの近傍に位置するような垂直面内における曲率が設けられる。この曲率は、ダブテール及びバケット先端間の距離(アクティブ長さに近似した)にほぼ等しい半径を有することになる。スイング軸方向挿入ダブテールスロットには、同じ曲率が設けられ、その曲率の半径はバケット及びホイールクラッシュ表面間の初期接触の位置を制御することができるように僅かに変更することができる。ダブテール曲率は、ダブテールに平行な面内に位置しかつバケット半径線を含み、従ってホイールとの組立時に容易に揺動するのを助ける。
図2は、スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケット(クロージャバケットとも呼ぶ)についての実施形態のフック及びグルーブにおける曲率半径についての簡略図を示している。スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケット110は、先端シュラウド130及び根元140の一部分を備えたベーン120を含む。根元140上の雄形スイング軸方向挿入ダブテール突出部145は、それらの間に配置されたグルーブ142を備えた複数のフック141を含む。フック141及びグルーブ142における曲率半径は、ほぼ先端シュラウド130から根元140まで延びる。着座レッジ143が、根元140を支持するために設けられ、そのことは、以下により詳細に説明する。着座レッジ143の下方に2つのフック141及び2つのグルーブ142を備えた実施形態を示しているが、フック及びグルーブの数及び寸法は、特定のバケット取付け用途に合せて決定される。
個々のバケットダブテール突出部145上における個々のフック141及び個々のグルーブ142(並びに、ロータホイール165内における雌形ダブテールスロット155(図4)の対応するフック及びグルーブ)は、半径R1123及び半径R2124によって表したような曲率の中心180からの特定の半径方向距離に応じて異なる曲率半径R119で切削することができる。曲率の中心180はまた、詳細に説明するようにクロージャバケットをスイング(揺動)装着するための枢動ポイントとして機能させることができる。
ロータホイールのダブテール曲率半径をバケットダブテール曲率よりも僅かに小さく保つことによって、タービン運転時にバケット及びホイールダブテール間の初期接触がダブテールの中央部153において発生しかつバケット荷重が増大するにつれて接触が端縁部154に拡大することになるのを保証することができる。バケットダブテール及びホイールダブテール間で適切な曲率差を用いた場合には、3ポイント接触を達成することができ、その場合に、1つの接触ポイントは接触面上に形成されかつ2つの接触ポイントは非接触面上に形成される。非接触面間並びに接触面間の間隙は、小さい角度でのカバー回転に適応するのに十分なスペースが得られるように設計することができる。さらに、ホイールダブテール曲率を最適化して、特定の用途における要件に対して応力分布を修正することができる。
図3は、フック141及びグルーブ142の曲率を示すクロージャバケット110についての実施形態の根元140の軸方向拡大図を示している。本発明の1つの実施形態は、プラットフォーム115の支持根元部147の下方に2つのフック141及び2つのグルーブ142を含むが、フック及びグルーブのその他の数及び構成を本発明の技術的範囲内で考えることができる。プラットフォーム115の各接線方向側面上には、半円形保持ピンスロット116が形成される。プラットフォーム115の外表面144は、バケット110がロータホイール165に取付けられる(図9)と、ロータホイールの上方に連続した外側半径方向表面を形成することができる。
図4は、クロージャスロット内のスイング軸方向挿入雌形ダブテールスロット及び周囲外周部内の接線方向雄形ダブテールを備えたロータホイールの周辺部セクションの斜視図を示している。ロータホイール165の周辺部セクションは、周囲外周部内にスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケット110(図5)のためのクロージャスロット160と接線方向挿入ダブテール付きバケット(図9)のための接線方向雄形ダブテール170とを含む。接線方向雄形ダブテール170は、接線方向挿入ダブテール付きバケット325(図9)に係合するようになった複数のフック171及びグルーブ172、173を含む。クロージャスロット160は、スイング軸方向挿入クロージャバケット110(図5)を半径方向に保持するようになった雌形スイング軸方向挿入ダブテールスロット155をハウジングブロック161内に含む。雌形スイング軸方向挿入ダブテールスロット155は、クロージャスロット160の各側に対する接線方向雄形ダブテール170間においてハウジングブロック161内に軸方向及び接線方向中央に配置することができる。ハウジングブロック161は、前方面162及び同様の後方面(図6)を含む。雌形スイング軸方向挿入ダブテールスロット155は、接線方向側に複数のフック156及びグルーブ157並びに底面グルーブ159を含むことができる。各接線方向側158はさらに、着座レッジ143を含むことができる。スロット155のフック156、グルーブ157、159、並びに着座レッジ143は、垂直面内に曲率を含んで、その曲率の中心が、挿入することになるスイング軸方向挿入バケット110(図5)の先端又はカバー130(図2)の近傍に位置するようになる。その半径は、スイング軸方向挿入クロージャバケット110(図5)並びにスイング軸方向挿入ダブテールスロット155のフック156及びグルーブ157、159におけるクラッシュ面間の初期接触の位置を制御することができるように僅かに変化させることができる。軸方向スロット185は、クロージャブロック161の下方グルーブ159の内側半径方向部分に切削加工することができる。軸方向スロットは、クロージャブロック161の前方面162から後方面163まで(図6)延びる。軸方向スロット185は、クロージャブロック161内にねじり固定キー(図5及び図6)を据付けて、バケット根元140のスイング軸方向挿入ダブテール145を軸方向に固定するために使用することができる。
図5は、ロータホイール上のスイング軸方向挿入雌形ダブテールクロージャスロット内に着座したスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットの前面側斜視図を示している。ねじり固定装置186のハーフヘッド187を内側半径方向に回転させ、それにより、雌形スイング軸方向挿入ダブテールスロット155(図4)内にダブテール突出部145を挿入するのを可能にする。スイング軸方向挿入クロージャバケット110における根元140のダブテール突出部145は、クロージャスロット160の取付けブロック161の雌形スイング軸方向挿入ダブテールスロット155(図4)内に完全に着座した状態で示している。支持根元部147が、ダブテール突出部145をプラットフォーム115と接合する。プラットフォーム115は、ベーン120を支持している。プラットフォーム115はさらに、隣接する接線方向ダブテール付きバケット(図示せず)に係合する半径方向保持ピン117を受けるようになった軸方向凹部116を含むことができる。図6は、固定位置に回転させてダブテール突出部145を保持するようになったねじり固定装置を示している。
図10は、スイング軸方向挿入ダブテール付きバケットをダブテール付きスロット内に保持するようになったねじり固定キー186の側面図を示している。ねじり固定キー186は、その各端部にヘッドを備えた中央ピン193を含む。中央ピン193の第1の端部における前方ヘッド189は、ハーフヘッド187として形成されかつステーキングタブを含む。中央ピン193の第2の端部における後方ヘッド191は、ステーキングタブを備えたハーフヘッドとして形成される。ロータホイール165のクロージャブロック161(図4)内のチャネル185は、中央ピン193に合った寸法になっている。中央ピン193の長さ194は、チャネル185の長さ(図示せず)に一致するように設定されて、ハーフヘッド187がクロージャブロック161の前方面162(図4)の外側に位置しかつ中央ピン193の後方ハーフヘッド191がクロージャブロック161の後方面163の外側に位置するようになる。スイング軸方向挿入バケット110(図3)を据付ける前に、ねじり固定キー186をそのハーフヘッド187、191が内向き半径方向に配向される(図9)ように位置決めする。次に、ねじり固定装置186を雌形スイング軸方向挿入ダブテールスロット155の下方のチャネル185内に下降させて、スイング軸方向挿入ダブテールスロット155内へのスイング軸方向挿入ダブテール付き突出部145の挿入を可能にする。スイング軸方向挿入ダブテール付き突出部145がダブテールスロット155内に取付けられると、スイング軸方向挿入ダブテール付き突出部145の下方部分を覆うようにねじり固定キー186のハーフヘッド187、191を外向き半径方向に回転させて、ダブテール突出部145を所定の位置に固定する(図6)。
図6は、ロータホイール165上のスイング軸方向挿入雌形ダブテールクロージャスロット155内に着座したスイング軸方向挿入クロージャバケット110の背面側斜視図を示している。スイング軸方向挿入クロージャバケット110における根元140のダブテール突出部145は、クロージャスロット160の取付けブロック161の雌形スイング軸方向挿入ダブテールクロージャスロット155内に完全に着座している。根元140はさらに、ダブテール突出部145の上方にかつ該ダブテール突出部をプラットフォーム115と接合した支持根元部147を含む。プラットフォーム115は、ベーン120を支持している。ねじり固定キー186の両方のヘッド187及び191は、軸方向運動に対してバケット110を所定の位置に支持する。
図7は、ロータホイール165内へのスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケット110の据付けについての側面図を示している。バケット110の先端シュラウド130を、該バケットに対する相補形フック及びグルーブを備えたロータホイール165の上方に位置決めする。先端シュラウド130は、バケットがロータホイール165の雌形ダブテールスロット155への入口に近接して位置するように半径の中心180に位置決めされる。先端シュラウド130を半径の中心180に維持することによって、バケット110は、円弧195により雌形ダブテールスロット155と係合状態になるように揺動させることができる。他のバケット(図示せず)が既に所定の位置に配置されている場合には、先端シュラウド130は最初に、隣接するバケットにおける先端シュラウド(図示せず)間に配向させることができる。
ロータホイールの軸方向挿入ダブテール付きスロット上にスイング軸方向挿入クロージャバケットを組立てる方法を説明する。本方法は、連接先端シュラウドのような構造部の干渉を回避する。本方法は、これまで従来型の軸方向挿入バケットを取付けるのに必要とされてきた装置取付け固定具の必要性を排除することができる。図8は、ロータホイールのスイング軸方向挿入ダブテール付きスロット上にスイング軸方向挿入クロージャバケットを組立てる方法についてのフロー図を示している。ステップ210では、垂直面内にクロージャスロットのフック及びグルーブの曲率を備えかつさらにクロージャスロットの各円周方向側においてロータホイールの周りに接線方向ダブテールを備えたスイング軸方向挿入クロージャスロットを有するロータホイールを準備する。ステップ220では、スイング軸方向挿入クロージャスロットに対応しかつ垂直面内に対応する曲率を備えたダブテール根元を有するスイング軸方向挿入クロージャバケットと接線方向挿入根元を備えた複数のバケットとを準備する。バケット及びホイールダブテール間に適切な曲率を備えた場合には、バケット及びホイールフック間の3ポイント接触を得ることができる。
特定の用途に応じて、ステップ220は、ベーン干渉に対応するようになったより大きなピッチを有するロータホイール上に最終バケットスペースを形成することができる。ステップ230では、組立てられる最終バケットのブレードには、トリムした後縁を形成して干渉を回避することができる。
ステップ240では、クロージャスロットの各側における最終接線方向挿入バケットスロットのみが開口状態になるまで、クロージャスロットを通してロータホイールの周辺部の周りに接線方向挿入ダブテール付き根元を備えた複数のバケットを取付けるステップを行なう。ステップ245では、そのプラットフォーム内に保持ピンを挿入するようになった軸方向スロットを備えた状態になった2つの最終接線方向挿入バケットを装着する。ステップ247では、ねじり固定キーをクロージャブロックのねじり固定キースロット内に挿入する。ステップ250では、先端シュラウドがその最終取付け位置に近接してまたバケット根元のフック及びグルーブの湾曲表面から半径方向外側にありかつ曲率半径にほぼ等しい距離で間隔を置いた枢動ポイントに配置されるような位置に、スイング軸方向挿入クロージャバケットを位置決めする。ステップ260では、スィング軸方向挿入クロージャバケットを先端シュラウドにおける枢動ポイントで枢動させるステップを行なう。ステップ270では、スィング軸方向挿入クロージャバケットのダブテールを枢動ポイントの周りで回転させて、軸方向挿入ダブテール突出部を軸方向挿入クロージャスロット内に挿入する。ステップ280では、ねじり固定キーを回転させて、ハーフヘッドがクロージャスロット内でのバケットの軸方向運動を阻止するようにする。ステップ290では、スィング軸方向挿入クロージャバケット及び隣接する接線方向挿入バケット間の軸方向凹部内に軸方向保持ピンを挿入する。後続バケットを組立てる場合には、最初に先端シュラウドをほぼその最終取付け位置に位置決めし、かつスィング軸方向挿入ダブテールをロータホイール内のスロットと噛合わせながら先端シュラウドに小さな回転角度を与えるのみであるので、隣接する先端シュラウドとの間における干渉を回避することができる。
図9は、スイング軸方向挿入クロージャバケット110が事前に据付けられた接線方向挿入バケット315間でロータホイール165の相補形スイング軸方向挿入ダブテールクロージャスロット155内に据付けられている蒸気タービン100を示している。スイング軸方向挿入クロージャバケット110の先端シュラウド130は、該バケット110が半径方向350に対してスイング(揺動)角度α360で配置されるので、隣接するバケット315のベーン320の頂部の先端シュラウド330に近接して設置される。スイング軸方向挿入クロージャバケット110のフック141及びグルーブ142(図3)並びにスイング軸方向挿入クロージャスロット155のフック156及びグルーブ157(図4)は、バケットの有効長さに近似する半径に切削加工することができる。スイング軸方向挿入クロージャバケット110のダブテール突出部140は、先端シュラウド130を所定の位置に維持しながら、クロージャスロット155内の所定の位置に回転させることができる。ねじり固定キー186は、ハーフヘッド187を半径方向内向きに回転させて、バケット110を着座させた状態で該バケット110のダブテール突出部145が該ねじり固定キー上を摺動するのを可能にした状態で、クロージャブロック161の軸方向スロット185内に据付けられる。バケットが取付けられると、バケット110のプラットフォーム115のスロット116及びバケット325のプラットフォーム326のスロット190内に半径方向保持ピン117を挿入する。
本明細書では様々な実施形態を説明しているが、これらの実施形態における要素の様々な組合せ、変更又は改良を行なうことができまたそれらが本発明の技術的範囲内にあることは、本明細書から分かるであろう。
5 タービンクロージャ装置
10 付随バケット
11 ベーン
12 根元
14 雌形ダブテール
15 クロージャスロット
20 接線方向雄形ダブテール
25 ロータホイール
30 クロージャバケット
31 ベーン
32 根元
33 タング
34 半円形スロット
35 保持キー
42 タングの軸方向孔
43 雄形ダブテールの軸方向孔
45 ノッチ
46 保持ピン
100 蒸気タービン
110 スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケット
115 プラットフォーム
116 プラットフォームの半円形保持ピンスロット
117 半径方向保持ピン
119 曲率半径R
120 ベーン
123 半径R1
124 半径R2
130 先端シュラウド
140 根元
141 フック
142 グルーブ
143 着座レッジ
144 プラットフォームの外表面
145 雄形スイング軸方向挿入ダブテール突出部
147 外表面
153 中央部
154 端縁部
155 雌形ダブテールスロット
156 フック
157 グルーブ
159 グルーブ
160 クロージャスロット
161 取付けブロック
162 前方面
163 後方面
165 ロータホイール
170 接線方向雄形ダブテール
171 フック
172 グルーブ
173 グルーブ
180 半径の中心、曲率の中心
185 チャネル
186 ねじり固定キー
187 ハーフヘッド
189 前方ヘッド
190 スロット
191 後方ヘッド
193 中央ピン
194 中央ピンの長さ
195 円弧
315 バケット
320 ベーン
325 バケット
326 プラットフォーム
330 先端シュラウド
350 半径方向
360 スイング(揺動)角度α

Claims (11)

  1. 蒸気タービンであって、当該蒸気タービンが、
    周辺外周部の周りに雄形接線方向挿入ダブテールを有するとともに該周辺外周部の周りで前記雄形接線方向挿入ダブテールを中断するスイング軸方向挿入クロージャスロットをさらに有する少なくとも1つのロータホイールと、
    前記ロータホイールの周辺外周部の周りで前記雄形接線方向挿入ダブテールに装着される複数の接線方向挿入バケットと、
    前記スイング軸方向挿入クロージャスロット内に着座するように構成されたスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットと
    を備えており、前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットが、先端シュラウドを備えるブレードと、プラットフォームと、前記ロータホイールにおける前記クロージャスロットに嵌合した根元とを含んでいて、前記根元が、垂直面内に半径方向曲率を構成した複数のフック及びグルーブを含んでおり、前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットが、前記ブレードの有効長さにほぼ対応する長さを有する前記垂直面内の前記複数のフック及びグルーブにおける曲率半径を有している、蒸気タービン。
  2. 前記スイング軸方向挿入クロージャスロットが、前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットのフック及びグルーブに相補形である複数のフック及びグルーブを含む、請求項1記載の蒸気タービン。
  3. 前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットの根元が、ねじり固定装置によって軸方向に固定される、請求項1又は請求項2記載の蒸気タービン。
  4. 前記ねじり固定装置が、両端にヘッドを備えた中央ピンを含む、請求項3記載の蒸気タービン。
  5. 前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケット隣接する接線方向挿入バケットとの間の固定空洞内に据付けられ軸方向配向保持ピンを備え固定装置をさらに含む、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の蒸気タービン。
  6. 蒸気タービンのロータホイール用のクロージャ装置であって、当該クロージャ装置が、
    前記ロータホイールの周辺部分形成された複数のフック及びグルーブを備え接線方向雄形ダブテールと、
    前記ロータホイールの周辺部上にスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットを挿入するように前記接線方向雄形ダブテールの一部分を取除くことによって形成されたスイング軸方向挿入クロージャスロットであって、垂直面内に半径方向曲率を構成したフック及びグルーブの軸方向端縁部を有する軸方向配向雌形ダブテールを含むスイング軸方向挿入クロージャスロットと
    を備えており、前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットが、根元部分とプラットフォームとブレードとを含んでおり、前記根元部分が、垂直面内に半径方向曲率を構成しかつ前記軸方向配向雌形ダブテールの半径方向曲率に適合した円周方向端縁部を備えた軸方向配向雄形ダブテールを含んでおり、前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットが、先端シュラウドを備えるブレードと、前記ロータホイールにおける前記クロージャスロットに嵌合した根元とを含んでいて、前記根元が、垂直面内に半径方向曲率を構成した複数のフック及びグルーブを含んでおり、前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットが、前記ブレードの有効長さにほぼ対応する長さを有する前記垂直面内の前記複数のフック及びグルーブにおける曲率半径を有している、クロージャ装置。
  7. 前記接線方向雄形ダブテール上に装着されかつ前記スイング軸方向挿入クロージャスロットに隣接する2つの接線方向挿入バケットを備えた複数の接線方向挿入バケットを含み、前記隣接するバケットが、前記スイング軸方向挿入クロージャスロットに隣接するプラットフォーム面上に配置された保持ピン用の空洞を含む、請求項6記載のクロージャ装置。
  8. 接線方向挿入タービンホイールにスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットを備えたブレード式バケットを装着する方法であって、当該方法が、
    スイング軸方向挿入クロージャスロットを通り抜けさせて前記タービンホイールの周辺部の周りに複数のブレード式バケットを接線方向装着するステップと、
    前記スイング軸方向挿入クロージャスロットにおいてスイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットをスイング軸方向装着するステップと、
    前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットを前記スイング軸方向挿入クロージャスロット内に固定するステップと
    を含んでおり、前記接線方向装着するステップが、
    1つのバケットスペースが前記スイング軸方向挿入クロージャスロットの各接線方向側に残留した状態になるまで前記複数のブレード式バケットを接線方向に装着するステップと、
    前記スイング軸方向挿入クロージャスロットの各隣接する側に1つのブレード式バケットを接線方向装着して、該隣接するブレード式バケットが前記スイング軸方向挿入クロージャスロットに隣接する面上に保持ピン用の空洞を備えるようにするステップと
    を含んでいる、方法。
  9. 前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットをスイング軸方向装着するステップが、
    前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットにおけるブレードの先端シュラウドを該先端シュラウドのための取付け位置に近接して配置するステップと、
    前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットの根元を、該根元が前記クロージャスロットを見通すことになるのに十分な角度だけその取付け位置から回転移動させるステップと、
    前記ブレードの先端シュラウドを所定の位置に維持しながら、前記クロージャスロットの雌形ダブテールのフック及びグルーブの曲率と一致した円弧で前記根元を枢動させるステップと、
    前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットの雄形ダブテールのフック及びグルーブを、前記クロージャスロットの雌形ダブテールのフック及びグルーブ内の所定の位置に回転させるステップと
    を含む、請求項記載の方法。
  10. 前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットを前記クロージャスロット内に固定するステップが、
    前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットが装着されると、該スイング軸方向挿入バケット付随バケットの隣接する接線方向面との間の軸方向スロット内に保持ピンを挿入するステップを含む、
    請求項記載の方法。
  11. 前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットを前記クロージャスロット内に固定するステップが、
    前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットが装着される前に、前記スイング軸方向挿入クロージャスロットの基部前記タービンホイールとの間のグルーブ内にねじり固定装置を挿入するステップと、
    装着された後に、前記ねじり固定装置のねじり固定ヘッドを回転させて前記スイング軸方向挿入ダブテールクロージャバケットの根元を前記クロージャスロット内の捕捉するステップと
    を含む、請求項10記載の方法。
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