JP2011137447A - 連結式タービンバケットを取付けるための固定治具及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複雑な幾何学的形状を有する軸方向挿入式タービンバケット(10)をロータホイール(60)に組付けるための固定治具(100)及び方法を提供する。
【解決手段】本固定治具(100)は、ロータホイールパッキン径(70)の周りに互いにボルト止めされて移送リング(140)の取付けベースを構成した分割リングシャフトクランプ(120)を特徴とする。移送リング(140)は、ロータホイール(60)の周りに取付けられかつ該ロータホイール(60)に当接する。移送リング(140)は、バケットホルダ(160)を受ける円周方向スロット(150)を含む。タービンバケット(10)を装填したバケットホルダ(160)は、移送リング(140)上に挿入されかつ円周方向周りに移動させて、該タービンバケット(10)をロータホイール(60)上のスロット(65)に整列させる。押圧力を加えて、タービンバケット(10)をバケットホルダ(160)からロータホイール上のスロット(65)内に捩れ移動させる。
【選択図】 図9
【解決手段】本固定治具(100)は、ロータホイールパッキン径(70)の周りに互いにボルト止めされて移送リング(140)の取付けベースを構成した分割リングシャフトクランプ(120)を特徴とする。移送リング(140)は、ロータホイール(60)の周りに取付けられかつ該ロータホイール(60)に当接する。移送リング(140)は、バケットホルダ(160)を受ける円周方向スロット(150)を含む。タービンバケット(10)を装填したバケットホルダ(160)は、移送リング(140)上に挿入されかつ円周方向周りに移動させて、該タービンバケット(10)をロータホイール(60)上のスロット(65)に整列させる。押圧力を加えて、タービンバケット(10)をバケットホルダ(160)からロータホイール上のスロット(65)内に捩れ移動させる。
【選択図】 図9
Description
本発明は、総括的にはターボ機械に関し、より具体的には、ターボ機械のロータホイールの軸方向挿入式スロット内に連結式タービンバケットを取付けるための固定治具及び方法に関する。
ターボ機械用のロータは多くの場合、大型鍛造品から機械加工される。鍛造品から切削したロータホイールは多くの場合、ターボ機械バケットの根元を受ける取付けのためのスロットを加工される。より大きなターボ機械出力及びより効率的なターボ機械性能の要求が増大し続けているので、より大型のかつより多くの連結式ターボ機械バケットが実際の使用に向けて配置されている。
前述の要素は、空気力学的、熱力学的及び機械的特性を向上させた最終段蒸気タービンバケットに関して特に重要なものである。タービンの最終段バケットは、ここ暫くの間、重要な開発業務の課題となっている。この最終段バケットの性能を最適化して空気力学的損失を減少させかつタービンの熱力学的性能を向上させることが大いに望ましい。最終段バケットは、広範囲の流量、負荷及び強力な動的力に曝される。最終バケット輪郭設計に影響を与える要素には、バケットの有効長さ、ピッチ径、並びに超音速及び亜音速流れ領域の両方における高作動速度が含まれる。減衰性及びバケット疲労もまた、バケット及びその輪郭の機械的設計において考慮しなければならない要素である。バケットのこれらの機械的及び動的応答特性並びに空気−熱力学特性又は材料選択のようなその他の要素が全て、最適なバケット輪郭に影響を与える。従って、最終段蒸気タービンバケットは、広範な作動範囲にわたり最少の損失で最適な性能を得るように正確に形成したバケット輪郭を必要とする。バケットは多くの場合、オーバハング部を有する複雑なブレード幾何学的形状を含むことになる。
ロータホイール上の隣接するタービンバケットは一般的に、周辺部の周りで何らかの形態のカバーバンド又はシュラウドバンドによって互いに連結されて、良好に形成した通路内に作動流体を閉じ込めかつバケットの剛性を増大させる。連結したシュラウドは多くの場合、ロータホイール上へのバケットの組付けにおいて障害となる可能性がある。バケットにおける内側プラットフォームは、一体結合端縁部を含むことができ、この端縁部もまた、ロータホイール上への組付けの障害となる可能性がある。
従って、ターボ機械におけるロータホイール上への連結式バケットの装着を可能にするための装置及び方法を提供することが望ましいと言える。
簡潔に言えば、本発明の1つの態様によると、ダブテールを有するタービンバケットをターボ機械の軸方向挿入式ロータホイールに取付ける固定治具を提供する。本固定治具は、タービンバケットを装着する軸方向挿入式ロータホイールの前方でパッキン径の周りに円周方向に取付けられた移送リングを含む。移送リングは、ロータホイールの前面に当接しかつ装填のための円周方向スロットを含む。タービンバケットホルダが設けられ、タービンバケットホルダの各々は、相補形ダブテールを有するタービンバケットを受けるダブテールスロットを含みかつさらに移送リングの円周方向スロット内で摺動する根元を含む。移送リングの周りでタービンバケットホルダを円周方向に位置決めして軸方向挿入式ロータホイールのダブテールスロットと整列するように該バケットホルダを配向させる手段が、設けられる。
本発明の別の態様によると、軸方向挿入式ダブテールバケットスロットを備えたロータホイール上に連結式タービンバケットを取付ける方法を提供する。本方法は、複数のタービンバケットを装着するロータホイールの前方でロータシャフトに移送リングを取付けるステップを含む。ロータホイールのための各ダブテール付きタービンバケットが、タービンバケットホルダの相補形ダブテールスロット内に装填される。本方法は、移送リング上にタービンバケットホルダを装填して、各タービンバケットホルダがロータホイールのダブテールスロットと円周方向に整列した状態で配置されるようにするステップを含む。タービンバケットは、タービンバケットホルダからロータホイールの対応するダブテールスロット内に軸方向に付勢される。
本発明のこれら及びその他の特徴、態様並びに利点は、図面全体を通して同じ参照符号が同様の部品を表している添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより一層良好に理解されるようになるであろう。
以下の本発明の実施形態は、ターボ機械におけるロータホイール上への複雑なバケットの容易な組付けを可能にすることを含む多くの利点を有する。本発明は特に、軸方向挿入式ダブテールを備えたロータホイール上への組付けを対象としている。
複雑なバケット設計及びベーン形状は、これ迄は時として、組付け問題のために回避されてきた。本発明の固定治具により、組付けにおける懸案がない状態で最新の空気力学的設計機構を組込む設計技術者の自由度が可能になる。オーバハング部を有する複雑なベーン設計、オーバハングしかつ一体結合した端縁部を有する複雑なブレード根元幾何学的形状、及び拡張かつ結合したシュラウド機構は、本発明の固定治具により対応することができる。本発明はさらに、最新の設計バケットを組付けかつ取外す着実な方法を提供する。
分割リングシャフトクランプが、ホイールパッキン径の周りに取付けられる。全組付け固定治具が、タービンバケットを装着する既存のロータホイールの前方に配置される。移送リングが、タービンバケットホルダを受けるt−スロットを構成する。移送リングは、分割リングシャフトに配置されかつボルト止めされる。バケットホルダは、ロータホイール上のダブテールへの嵌合を容易にするより大きい公差を有する状態になったバケットダブテールと同じ形状のダブテールを有する。タービンバケットは、移送リングがほぼタービンバケットで満たされた状態になるまで、各タービンバケットホルダ内に配置される。最終バケットが、半径方向に挿入される。移送リング上に最終タービンバケットを装填した後に、タービンバケットは次に、ロータホイールのダブテールスロット内に整列させかつ係合される。タービンバケットは次に、バケットが最終据付け位置に配置されるまで軸方向に捩れ移動されて、組付けが完了する。
図1は、本発明の固定治具及び方法を利用することができる利点を有する最新設計のタービンバケットを示している。しかしながら、本固定治具及び方法は、従来型設計のタービンバケットでの使用にも同様に適用可能であることを理解されたい。タービンバケット10は、ベーン20、先端シュラウド30、及び根元45を備えたプラットフォーム40を含む。根元45は、ロータホイール(図示せず)の相補形ダブテールスロット(図示せず)内に軸方向挿入するダブテール50を含むことができる。
本発明の実施形態によると、ダブテールを有する複数の連結式タービンバケットをターボ機械の軸方向挿入式ロータホイールに取付けるための固定治具を提供する。ターボ機械は、蒸気タービンとすることができ、またガスタービンとすることができる。
図2は、シャフトクランプ120の正面図を示している。図3は、シャフトクランプ120の側面図を示している。シャフトクランプ120は、バケットを装着する軸方向挿入式ロータホイールの前方でパッキン径上に取付けられる。シャフトクランプ120は、上半部リングセクション121及び下半部リングセクション122を含む。取付ける場合に、2つの半部リングセクション121、122は、ロータシャフト(図示せず)のパッキン径の周りに互いにボルト止めすることができる。ボルト止め装置123は、合せ継手126において各半部リングセクションの前面125上に配置された陥凹部124内に設けて、パッキン径(図示せず)の周りに2つの半部リングセクションを取付けるようにすることができる。シャフトクランプ120はさらに、2つの半部リングセクションの外周部の周りに、シャフトクランプの背面128に対して移送リング140(図4)の前面をボルト止めする複数の軸方向貫通孔127を含むことができる。シャフトクランプの外径129は、移送リングの外径よりも小さくして、バケット装填作業時に該移送リングの前面への邪魔のないアクセスを可能にするようにすることができる。ロータ上にシャフトクランプを取付けるための軸方向位置は、バケット装填時にロータホイールに対して移送リングを当接させるように選択することができる。シャフトクランプの内表面とパッキン径との間にクッション材料を配置して、シャフトクランプを取付ける時におけるパッキン径の外表面に対する損傷を防止することができる。
図4は、移送リングの正面図を示している。図5は、移送リングの側面図を示している。移送リング140は、タービンバケットを装着する軸方向挿入式ロータホイールの前方でパッキン径の周りに円周方向に取付けることができる。移送リング140は、水平継手147において分割された上半部リングセクション141及び下半部リングセクション142を含むことができる。この場合には、移送リングセクションは、前面144上に、シャフトクランプ120の背面に対して取付けるためのタップ孔143を含むことができる。シャフトクランプ120上に取付けられると、移送リング140の背面146は、ロータホイール(図示せず)の前面に当接させかつ半径方向に位置決めして、移送リングからロータホイールのダブテールスロットへのダブテールバケット(図示せず)の移送(移動)を促進させることができる。移送リング140は、その中にタービンバケットホルダ(図示せず)の根元を挿入することができる円周方向スロット150を含む。
図6は、円周方向スロット150を拡大して図示した状態でタービンバケットホルダ160の断面図を示している。円周方向スロット150は、移送リングの半径方向外表面153に連結した外側スロット部分152、及び内側スロット部分154を含むことができる。これらのスロット部分は共同して、移送リング140の半径方向外表面153から開口した逆T字状トラックを形成する。
その数がタービンバケットを受けるロータホイール上のダブテールスロットに等しい複数のタービンバケットホルダ160が、準備される。各タービンバケットホルダ160の本体162は、その外側端部上に、相補形ダブテールを支持するタービンバケット10を受けるダブテールスロット165を含む。タービンバケットホルダ160のダブテールスロット165は、ロータホイール(図示せず)のスロットが軸方向に配向された時に据付けるように軸方向に配向させることができる。ロータの軸線に対して斜めになったダブテールスロットを有するロータホイールの場合には、タービンバケットホルダのスロットは、同様に斜めにして嵌り合うようにすることができる。
各タービンバケットホルダ160はさらに、内側端部上に根元164を含み、この根元は、移送リングの円周方向スロット150の内側部分内で摺動する。本体162の内側端部と根元164の外側部分との間にステム166を取付けることができる。ステム166により、ロータホイールに対する本体162の半径方向高さ、従ってタービンバケットホルダのダブテールスロットの半径方向高さが設定される。
タービンバケットホルダ160はさらに、本体162の半径方向位置を調整するのを可能にする高さ調整のための手段を含むことができる。ステム166は、中空のスペーサ168を含むことができる。スペーサ168は、本体162及び根元164を分離する。ネジ169が、ダブテールスロットの底面171から本体162を貫通し、スペーサ168を貫通しかつ根元164の上面を貫通してネジ付き孔内に延びることができる。異なる長さを有するスペーサ168を設けることにより、移送リング140に対する本体162の位置を変化させ、従ってロータホイールに対する本体162内のダブテールスロット165の位置もまた変化させ、それによって様々な半径方向位置にあるロータホイールのダブテールスロットへのタービンバケットの移動を可能にする。ネジ169の長さもまた、このケースではスペーサ168の長さの変化に合せて変更される。
図7は、タービンバケット10のダブテール50を受けるダブテールスロット165を備えたバケットホルダ160における本体162の端面図を示している。図8は、ロータホイール(図示せず)のスロット内への斜め軸方向挿入に合せて本体197上での角度αの斜め配向196にしたバケットホルダ195の上面図を示している。
移送リング140の周りで複数のタービンバケットホルダを円周方向に位置決めするための手段180が設けられる。タービンバケットホルダのそのような円周方向位置決めにより、各バケットホルダの本体内のダブテールスロットを軸方向挿入式ロータホイールのダブテールスロットと円周方向に整列した状態で配置することが可能になる。移送リング140は、前面147(図4)上に少なくとも1つの装填開口部185を含む。装填開口部185は、タービンバケットホルダの根元を移送リング140の円周方向スロット150内に入れる。着脱可能な閉鎖プレート190が、各開口部(図4)に対して設けられる。着脱可能な閉鎖プレート190を備えた装填開口部185は、移送リング140の前面の周りに対称に配置して、該移送リングの全外周部にわたってタービンバケットホルダを取付けるのを可能にするようにすることができる。
タービンバケットホルダが移送リング内に取付けられると、タービンバケットホルダの本体は、移送リングの半径方向外表面上に載った状態になる。タービンバケットホルダ160のステム166は、移送リング140の外側スロット部分152内で摺動する。移送リング140の内側スロット部分154よりも小さいタービンバケットホルダ160の根元164は、該内側スロット部分154内で摺動する。その寸法が外側スロット部分153よりも大きい根元164は、移送リング140の内側スロット152に拘束される。
タービンバケットホルダ160のダブテールスロット165は、ロータホイールに向けてタービンバケット10を移動させている時にその嵌合を容易にするために、ロータホイール60のダブテールスロット65よりも大きい公差を有することができる。
図9は、ロータホイール上に連結式タービンバケットを取付けるための固定治具100を示している。軸方向ダブテールスロット65を備えたロータホイール60には、ロータ75のパッキン径70上に据付けたシャフトクランプ120が設けられ、移送リング140が、シャフトクランプ上に据付けられかつロータホイールの前面61に当接している。
図10は、タービンバケット10を支持するタービンバケットホルダ160を部分的に装填した移動リング140を備えたロータホイール60を示している。図11は、移送リング140上への最終タービンバケットホルダ161の半径方向挿入を示している。図12は、移送リング140からロータホイール60の軸方向ダブテールスロット65へのタービンバケット160の移動を示している。
図13は、本発明の固定治具の実施形態を使用して軸方向挿入式ロータホイールに連結式バケットを装着する方法におけるフローチャートを示している。本発明によると、高い性能をもたらす最新のバケット幾何学的形状を組付ける方法を提供する。本発明の固定治具は、軸方向挿入式ダブテールスロットロータホイール上に連結式バケットを装着するために用いることができる。ステップ910は、装着するロータホイールの前方でロータパッキン領域の周りにシャフトクランプの2つの半部セクションを取付けるステップを構成する。ステップ915は、装着するロータホイールの前面に対して移送リングの背面を当接させた状態でシャフトクランプに対して移送リングの2つの半部セクションを取付けるステップを含む。ステップ920は、タービンバケットホルダのダブテールスロット内にタービンバケットを装填するステップを構成する。下記で説明するように、最終タービンバケットは、異なる方法で据付けられる。少なくとも1つの閉鎖プレートを取外して移送リングの装填開口部へのアクセスを可能にした状態で、ステップ925において、1つ又はそれ以上の装填開口部を通して軸方向に移送リングの円周方向スロット内に第1のタービンバケットホルダを装填する。ステップ930において、ロータホイールのダブテールスロットと整列するまで、移送リングの円周方向スロットの周りでタービンバケットホルダを摺動させる。最終タービンバケットホルダのためのスペースのみが装填開口部の位置に残るまで、ステップ935においてステップ925及び930を繰り返す。全タービンバケットホルダが移送リングの関連するセクションを充填した時に、装填開口部のための閉鎖プレートを取付けることができる。ステップ945において、残余未充填装填空間内に、半径方向内向きに最終未据付けタービンバケットを降下させる。ステップ950において、最終残余タービンバケットの下方の装填空間内に軸方向に最終残余タービンバケットホルダを挿入して、タービンバケットのダブテールに係合させる。次に、残余閉鎖プレートを取付けることができる。タービンバケットの各々は、タービンバケットホルダからロータホイールの対応するダブテールスロット内に軸方向に付勢することができる。ステップ955において、各タービンバケットは、ロータホイールの関連するダブテールスロット内に少しずつ増加させて軸方向に逐次付勢される。その時、ステップ960において、この逐次増加は、全てのタービンバケットがロータホイールのダブテールスロット内に完全に係合するまで繰り返される。固定治具は次に、ステップ965において取外すことができる。
固定治具はまた、タービンバケットの取外しを可能にするように使用することができる。分割シャフトリング及び移送リングは、複数のタービンバケットを装着したロータホイールの前方でロータシャフトに取付けられる。タービンバケットホルダは、移送リング上に装填される。各タービンバケットホルダは、ロータホイールのダブテールスロットと円周方向に整列した状態で配置される。タービンバケットは、ロータホイールのダブテールスロットからタービンバケットホルダの対応するダブテールスロット内に軸方向に付勢される。バケットホルダは次に、移送リングから取外すことができる。
本明細書では様々な実施形態について説明しているが、それらの様々な要素の組合せ、変更又は改良を行うことができかつそれらが本発明の技術的範囲内にあることは、本明細書から解るであろう。
10 タービンバケット
20 ベーン
30 先端シュラウド
40 プラットフォーム
45 根元
50 ダブテール
60 ロータホイール
65 ロータホイールのダブテールスロット
70 パッキン径
75 ロータ
100 固定治具
120 シャフトクランプ
121 上半部セクション
122 下半部セクション
123 ボルト止め装置
124 陥凹部
125 前面
126 合せ継手
127 貫通孔
128 背面
129 外径
130 外径
140 移送リング
141 上半部
142 下半部
143 タップ孔
144 前面
146 背面
147 前面
150 円周方向スロット
152 外側スロット
154 内側スロット
160 タービンバケットホルダ
161 最終タービンバケットホルダ
162 本体
164 根元
165 ダブテールスロット
166 ステム
167 高さ調整手段
168 スペーサ
169 ネジ
171 ダブテールスロットの底面
173 根元の上面
174 ネジ付き孔
180 位置決め手段
185 装填開口部
190 閉鎖プレート
195 斜めバケットホルダ
196 配向角度
197 本体
20 ベーン
30 先端シュラウド
40 プラットフォーム
45 根元
50 ダブテール
60 ロータホイール
65 ロータホイールのダブテールスロット
70 パッキン径
75 ロータ
100 固定治具
120 シャフトクランプ
121 上半部セクション
122 下半部セクション
123 ボルト止め装置
124 陥凹部
125 前面
126 合せ継手
127 貫通孔
128 背面
129 外径
130 外径
140 移送リング
141 上半部
142 下半部
143 タップ孔
144 前面
146 背面
147 前面
150 円周方向スロット
152 外側スロット
154 内側スロット
160 タービンバケットホルダ
161 最終タービンバケットホルダ
162 本体
164 根元
165 ダブテールスロット
166 ステム
167 高さ調整手段
168 スペーサ
169 ネジ
171 ダブテールスロットの底面
173 根元の上面
174 ネジ付き孔
180 位置決め手段
185 装填開口部
190 閉鎖プレート
195 斜めバケットホルダ
196 配向角度
197 本体
Claims (10)
- ダブテール(50)を有する複数のタービンバケット(10)をターボ機械の軸方向挿入式ロータホイール(60)に取付ける固定治具(100)であって、当該固定治具(100)が、
前記タービンバケット(10)を装着する前記軸方向挿入式ロータホイール(60)の前方でパッキン径(70)の周りに円周方向に取付けられ、該ロータホイール(60)の前面に当接しかつ円周方向スロット(150)を備えた移送リング(140)と、
その各々が相補形ダブテール(50)を有するタービンバケット(10)を受けるダブテールスロット(165)を備えかつ前記移送リング(140)の円周方向スロット(150)内で摺動する根元(164)をさらに備えた複数のタービンバケットホルダ(160)と
を備えており、
前記複数のタービンバケットホルダが、前記軸方向挿入式ロータホイール(60)の複数のダブテールスロット(65)の1つと整列した状態で前記移送リング(140)の周りに円周方向に位置決めされる、固定治具(100)。 - 前記タービンバケットホルダ(160)のスロット(165)が、前記ロータホイール(60)上の前記連結式タービンバケット(10)の根元(50)と相補形であるように構成される、請求項1記載の固定治具(100)。
- 前記移送リング(140)内に据付けた時に、前記複数のタービンバケットホルダ(160)のダブテールスロット(165)が、前記ロータホイール(60)のスロット(65)に対して軸方向に整列する、請求項1記載の固定治具(100)。
- 前記移送リング(140)内に据付けた時に、前記複数のタービンバケットホルダ(195)のダブテールスロットが、前記ロータホイール(60)のスロット(65)内への挿入に合せて斜め(196)に整列する、請求項1記載の固定治具(100)。
- 前記ターボ機械が、蒸気タービン及びガスタービンの1つである、請求項1記載の固定治具(100)。
- 前記タービンバケット(10)を装着する前記軸方向挿入式ロータホイール(60)の前方で前記パッキン径(70)上に取付けられるシャフトクランプ(120)をさらに含み、前記シャフトクランプ(120)が、前記パッキン径の周りに互いにボルト止めされた上半部リングセクション(121)及び下半部リングセクション(122)を含む、請求項1記載の固定治具(100)。
- 前記移送リング(140)が、前記シャフトクランプ(120)の周りにボルト止めされた2つの半部リング(141、142)をさらに含む、請求項6記載の固定治具(100)。
- 前記移送リング(140)の半径方向外表面上に配置された前記バケットホルダ(160)の本体(162)と、
前記バケットホルダ(160)の根元(164)と、
前記本体(162)及び根元(164)間に取付けられた前記バケットホルダ(160)のステム(166)と、
前記バケットホルダ(160)のステム(166)の移動を可能にする円周方向スロット(150)の外側部分(152)と、
前記根元(164)の移動を可能にしかつ該根元(164)を拘束する前記円周方向スロット(150)の内側部分(154)と
をさらに含む、請求項1記載の固定治具(100)。 - 前記タービンバケットホルダ(160)が、前記ロータホイール(60)上のタービンバケット(10)における前記ダブテールスロット(65)に対して該タービンバケットホルダ(160)のダブテールスロット(165)を整列させる半径方向高さ調整装置(169)を含む、請求項8記載の固定治具(100)。
- 前記タービンバケットホルダ(160)が、嵌合を容易にするために前記ロータホイール(60)のダブテールスロット(10)よりも大きい公差を有するダブテールスロット(165)を含む、請求項9記載の固定治具(100)。
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