JP2016130516A - タービン動翼を取り付けるための固定治具および方法 - Google Patents

タービン動翼を取り付けるための固定治具および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タービン動翼を取り付けるための固定治具および方法を提供する。【解決手段】タービン動翼を取り付けるための固定治具100は、スペーサホイールによって隣接するロータホイールから隔てられたターボ機械のロータホイールに、ダブテール112を有する複数のタービン動翼を取り付けるように構成され、ロータホイールおよびスペーサホイールは、周方向に整列した複数のダブテールスロットを有し、固定治具100は、スペーサホイールのダブテールスロットのうちの1つと係合するように構成されたダブテール112を有するタービン動翼ホルダ110を含む。タービン動翼がロータホイールへ少なくとも部分的に移動するために、タービン動翼のダブテール112が、動翼ホルダダブテールスロット118の形状によって、ロータホイールのダブテールスロットと実質的に位置合わせされる。【選択図】図2

Description

本発明は一般にターボ機械に関し、より詳細には、固定治具と、隣接するスペーサホイールのダブテールスロットとを用いて、ロータホイールのダブテールスロットにタービン動翼を取り付けるための固定治具および方法に関する。
タービンなどのターボ機械用のロータは、大型鍛造品から機械加工されることが多い。典型的には、鍛造品から切削したロータホイールに、タービン動翼の翼根を受け入れる取付用のスロットが加工される。さらにタービン出力を増大させ、かつタービン性能を効率化させようとする要求は増え続けているので、より大きな、かつ、より多くの連結型タービン動翼がターボ機械に取り付けられている。タービンにおいて、広い範囲の流量、負荷、および強い動的な力に曝される動翼があるが、後段のタービン動翼はその一例である。その結果、タービンの空気力学的損失を低減し、熱力学的性能を改善するために、これらの後段のタービン動翼の性能を最適化することが技術的課題となり得る。
これらの後段のタービン動翼の設計に影響する動力学的特性としては、動翼の有効長さ、動翼のピッチ径、ならびに超音速域および亜音速域両方での動翼の高い動作速度が含まれる。減衰および動翼の疲労は、動翼およびその形状の機械的な設計に影響を及ぼすその他の特性である。動翼のこれらの機械的および動的応答特性はすべて、空気熱力学的特性または材料選択などの他の要素と同様に、タービン動翼の性能と形状との間の関係に影響を与える。その結果、後段のタービン動翼の形状はしばしば、広い作動条件の範囲にわたって、損失を最小にしながら性能を改善するための複雑な翼形状を含む。
後段のタービン動翼に複雑な翼の幾何学的形状を適用すると、これらの動翼のロータホイールへの組付けに特定の課題が生じる。例えば、ロータホイール上の隣接するタービン動翼は、明確に画定された通路内に作動流体を閉じ込め、かつ動翼の剛性を上げるために、典型的には、ホイールの周囲に配置されたカバーバンドまたはシュラウドバンドによって互いに連結される。これらのかみ合うシュラウドは、ロータホイールへの動翼の組付けの邪魔になる場合がある。さらに、これらの動翼の内側プラットフォームは連結縁部を含む場合があり、これもまたロータホイールへの動翼の組付けの邪魔になることがある。
米国特許第8046886号明細書
本開示の第1の態様は、スペーサホイールによって隣接するロータホイールから隔てられたターボ機械のロータホイールに、ダブテールを有する複数のタービン動翼を取り付けるように構成された固定治具であって、ロータホイールおよびスペーサホイールがそれぞれ、周方向に整列した複数のダブテールスロットを有する、固定治具を提供する。スペーサホイールのダブテールスロットのうちの1つと係合するように構成されたダブテールを有するタービン動翼ホルダであって、タービン動翼ホルダが、タービン動翼のうちの1つのダブテールを中に受け入れて固定するように構成された形状を有する動翼ホルダダブテールスロットを画定し、スペーサホイールからロータホイールへ少なくとも部分的に移動するために、タービン動翼のダブテールが、動翼ホルダダブテールスロットの形状によって、ロータホイールのダブテールスロットと実質的に位置合わせされ、タービン動翼のダブテールが、動翼ホルダダブテールスロットに固定されると、ロータホイールのダブテールスロットと実質的に位置が合い、タービン動翼ホルダの側壁が、周方向に隣接するタービン動翼ホルダの側壁に協働的に係合し、タービン動翼のダブテールが、動翼ホルダダブテールスロットから摺動可能に取外し可能であり、さらにロータホイールのダブテールスロットへ案内されて挿入される、タービン動翼ホルダを固定治具は含むことができる。
本開示の第2の態様は、複数の周方向に整列したダブテールスロットを有するターボ機械のロータホイールに、ダブテールを有する複数のタービン動翼を取り付けるための固定治具を提供する。ロータホイールを、隣接するロータホイールから隔てるスペーサホイールであって、周方向に整列した複数のダブテールスロットを有するスペーサホイールと、スペーサホイールのダブテールスロットのうちの1つと係合するように構成されたダブテールをそれぞれが有する複数のタービン動翼ホルダであって、複数のタービン動翼ホルダのそれぞれが、タービン動翼のうちの1つのダブテールを中に固定するように構成された形状を有するダブテールスロットを含み、ロータホイールへ少なくとも部分的に移動するために、タービン動翼のダブテールが、動翼ホルダダブテールスロットの各形状によって、ロータホイールの1つのダブテールスロットと実質的に位置合わせされ、各タービン動翼のダブテールが、動翼ホルダダブテールスロットに固定されると、ロータホイールのダブテールスロットと位置が合い、本質的に、タービン動翼のすべてのダブテールが、動翼ホルダダブテールスロットから摺動可能に取り外され、さらにロータホイールのダブテールスロットのうちの1つへ案内されて挿入されるように構成される、複数のタービン動翼ホルダとを固定治具は含むことができる。
本開示の第3の態様は、ダブテールを有する複数のタービン動翼を、タービン動翼のダブテールのうちの1つに相補的な複数のダブテールスロットを有するロータホイールに取り付けるための方法を提供する。複数のタービン動翼のダブテールを、複数のタービン動翼ホルダをスペーサホイールに挿入することによって形成される、対応する複数の動翼ホルダダブテールスロット内に装着するステップであって、スペーサホイールが周方向に整列した複数のダブテールスロットを含み、ロータホイールの一方の側でロータシャフトに取り付けられ、各タービン動翼ホルダが、スペーサホイールのダブテールスロット内で協働的に係合し、さらにタービン動翼のうちの1つのダブテールを中に固定するような寸法の複数の動翼ホルダダブテールスロットのうちの1つを含む、ステップと、タービン動翼が装着されたスペーサホイールの各動翼ホルダスロットをロータホイールのダブテールスロットのうちの1つと位置合わせするステップと、タービン動翼のそれぞれを、動翼ホルダダブテールスロットから、ロータホイールの位置合わせされたダブテールスロットに、少なくとも部分的に移動させるステップとを本方法は含むことができる。
ガスタービンの形態の従来の動力発生システムの概略図である。 本開示の一実施形態によるタービン動翼ホルダの断面図である。 本開示の実施形態によるタービン動翼ホルダの別の断面図である。 本開示の一実施形態による、周方向に整列した複数のダブテールスロットを有するスペーサホイール、およびその中に挿入されたタービン動翼ホルダの部分破断斜視図である。 本開示の実施形態による、タービン動翼ダブテールおよびタービン動翼ホルダダブテールスロットの部分断面図である。 本開示の一実施形態による、いくつかのダブテールスロットにタービン動翼ホルダを有するスペーサホイール、およびタービン動翼ホルダのいくつかの中にあるタービン動翼の部分破断斜視図である。 本開示の一実施形態による、ロータホイールに隣接する、タービン動翼ホルダを有するスペーサホイール、およびスペーサホイールのタービン動翼ホルダからロータホイールのダブテールスロットへ装着されているタービン動翼の側面図である。 本開示の一実施形態による、タービン動翼ホルダがない1つのダブテールスロットを有するスペーサホイール、およびのその中のタービン動翼の部分破断斜視図である。 本開示の一実施形態による、半径方向に挿入されている最終のタービン動翼を有する1つのダブテールスロットを有するロータホイールの部分破断斜視図である。
「内側の」、「外側の」、「下に」、「下方に」、「下の」、「上方に」、「上の」、「入口」、「出口」などの空間に関する用語は、本明細書では、説明を容易にするため、図に示すときに、1つの要素または機構の、別の要素または機構に対する関係を説明するために使用する場合がある。空間に関する用語は、図に描かれた向きのほかに、使用時または動作時の装置のいろいろな向きを含むように意図される場合がある。例えば、他の要素または機構の「下方に」または「下に」と記述された要素は、図中の装置をひっくり返した場合、他の要素または機構の「上方に」あるであろう。したがって、この用語例「下方に」は、上方および下方の両方の向きを含むことができる。装置をそれ以外の方向に向け(90度または他の向きに回転させ)ることができ、本明細書で使用される空間に関する記述語はそれに応じて解釈することができる。
図1を参照すると、ターボ機械の形態の従来の動力発生システム10が示されている。本開示の実施形態は、例えば、空冷ガスタービンなどの動力発生システム10とともに使用するように構成することができ、かつ/またはその構成部品と一体になることができる。動力発生システム10は、燃焼型ターボ機械組立体として例示されているが、本開示の実施形態はまた、適用可能ならば他のタイプのターボ機械とともに使用するようにも構成することができる。燃焼型ターボ機械において、複数の燃料ノズル14を含む燃焼器12は、典型的には、動力発生システム10の圧縮機16とタービン構成部品18との間に位置する。圧縮機16とタービン構成部品18は、回転可能なシャフト20によって互いに機械的に結合することができる。
空気22は、圧縮機16、燃焼器12、およびタービン構成部品18を順次通って流れる。圧縮機16によって行われる圧縮はまた、空気22の温度を上昇させることができる。燃料ノズル14は燃焼器12に燃料を供給することができ、そこで燃料は空気22中で燃焼して高温ガス流を生じる。燃焼器12からの高温ガス流はタービン構成部品18に入って、一群のタービン動翼を回転させることなどによって、回転可能なシャフト20に機械的エネルギーを与え、それによって、回転可能なシャフト20に機械的に結合した圧縮機16および/または任意の負荷(図示せず)に動力を供給することができる。空気は圧縮されて燃焼器12に流れる前に圧縮機16に供給されるが、動力発生システム10は、圧縮機16の前に圧縮機入口24を含む場合がある。図1には詳細には示されていないが、動力発生システム10は、それぞれが燃焼器12、圧縮機16、および/またはタービン18を有する複数の段を含むことができる。さらに、動力発生システム10は、同じ操作員によって制御されるいくつかの個別のターボ機械のうちの一つの場合もあり、かつ/または、より大きな動力発生システムの一部の場合もある。
図面を参照すると、図2は、タービン動翼からのダブテール突出部(図2には示さず)をターボ機械のロータホイール(図示せず)に取り付けるために構成された固定治具100を示す。いくつかのスペーサホイールは、ターボ機械の各ロータホイールを軸方向に隣接するロータホイールから隔てることができる。作業時、固定治具100はロータホイールのダブテールスロットに係合して、タービン動翼が取り付けられる、かつ/または係合される部品および位置を提供する。ダブテール突出部を有するタービン動翼は、固定治具100内の相補的なダブテールスロットに係合することができる。各タービン動翼は、固定治具100を介してスペーサホイールに機械的に結合することができる。固定治具100内のダブテールスロットは、スペーサホイールに隣接するロータホイールの、同様の寸法と形状をもつダブテールスロットと実質的に軸方向に位置合わせ(すなわち実質的にロータの方向に沿って位置合わせ)することができる。タービン動翼は、固定治具100から、隣接するロータホイールのダブテールスロットへ、軸方向に少なくとも部分的に移動することができる。本明細書で使用するとき、用語「移動」または「軸方向に移動」は、タービン動翼を、固定治具100内のダブテールスロットから、隣接するロータホイールのダブテールスロット内など、1つの位置から別の位置へ(例えば、滑って動くことによって)動かす過程を指す。したがって、本明細書で論じる固定治具100および他の固定治具の実施形態は、タービン動翼をスペーサホイールに直接接触させないでターボ機械内に取り付けることを可能にする。本開示の実施形態はまた、固定治具100の実施形態を用いてタービン動翼を取り付ける方法を提供する。
固定治具100は、タービン動翼ホルダ110を含むことができる、またはその形態とすることができ、一例として、単一のタービン動翼ホルダ110が図2に示されており、これを本明細書で論じる。タービン動翼ホルダ110の特徴の例を論じて、他のタービン動翼ホルダ110を含む他の構成部品との使用をさらに例示する。タービン動翼ホルダ110は単体の構成部品とすることもできるし、特定の面(図2に仮想線で示す)に沿って互いに接触する複数の独立したセグメント111A、111Bより構成することもできる。独立したセグメント111A、111Bは、別の独立したセグメント111A、111Bと係合するとき、タービン動翼ホルダの形状を形成することができる。図2には、タービン動翼ホルダ110が2つの独立したセグメント111A、111Bを含むように示されているが、本開示の実施形態では任意の所望の数の独立したセグメントを使用することができることは理解される。独立したセグメント111A、111Bは、対応する面の間での物理的な接触、溶接、相補的な製作または機械加工、および/または他の方法によって互いに係合して、2つの構成部品を隣接して配置、または機械的に結合することができる。タービン動翼ホルダ110は、特定の用途に適するように様々な構造材料より構成することができ、例えば、プラスチック構成部品として、鋼から形成される、または鋼を含む金属構成部品として、ならびに/あるいはセラミックおよび/または金属性物質を組み合わせた構成部品として具現化することができる。
ダブテール112はタービン動翼ホルダ110から延在することができ、2つ以上の対応するロータホイールの間に配置されたスペーサホイールのダブテールスロットに係合するような形状、寸法、または構成とすることができる。次に、隣接するスペーサホイールは、周方向に整列したいくつかのダブテールスロットを含むことができる。タービン動翼ホルダ110の部分は、ダブテール112から、1つの方向に特定の距離w1、および異なる方向に別の距離w2だけ横方向に延在することができる。距離w1、w2は実質的に互いに等しくすることができる、あるいは、所定の値だけ異なるようにして、タービン動翼ホルダ110が一方のダブテール112から横方向に延在する距離が、他方のダブテールから延在する距離より長くすることができる。図2の例では、距離w1はw2より実質的な長いように例示されている。いずれにしても、距離w1、w2を様々な寸法にすることによって、例えば、各タービン動翼ホルダ110が特定の方向および/または姿勢で取り付けられるように、取付時にタービン動翼ホルダ110の姿勢に対する物理的な案内または基準を与えることができ、その結果、各タービン動翼ホルダ110(および/またはその独立したセグメント111A、111B)は特定の方向および/または姿勢で取り付けられる。
本明細書の他の場所で論じるように、スペーサホイールのダブテールスロットは、隣接する1つまたは複数のロータホイールのダブテールスロットと少なくとも部分的に位置を合わせることができる。タービン動翼ホルダ110はまた、タービン動翼ホルダ110を使用するスペーサホイール内の対応するダブテールスロットにかみ合って係合するような輪郭114をダブテール112の表面に含むことができる。本明細書の他の場所で説明するように、タービン動翼ホルダ110の2つの側壁116は、作業中、他のタービン動翼ホルダ110に係合するような形状にすることができる。
タービン動翼ホルダ110は、例えば、タービン動翼ダブテール突出部などの特定の構成部品の輪郭面を受け入れ、保持し、かつ/またはかみ合って係合するためにダブテールスロット118および他の機構を含むことができる。ダブテールスロット118は、2つの側壁116の間に配置することができる。図2に示すように、タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118の最も内側の領域の上方に突出するダブテール112は、実質的にC字形および/またはY字形の構成部品を形成することができる。保持装置120を、任意に、タービン動翼ホルダ110に設ける、動翼ホルダ110に結合する、かつ/または動翼ホルダ110と一体にすることができる。保持装置120は、1つの構造体を別の構造体に結合するための1つまたは複数の機械的な構成部品の形態とすることができ、限定するものではないが、1つの構成部品を他の構成部品の中に、かつ/または他の構成部品に隣接して保持するための保持ボルト、接着剤、レール、しっかりとした曲げることができる構成部品、結合構成部品、および/または他の機械装置を含むことができる。作業時、保持装置120を作動位置または係止位置に移動させて、例えばスペーサホイールに接触させて、タービン動翼ホルダ110が軸方向に動くのを妨げるまたは防ぐことができる。保持装置120のこれらの機能によって、固定治具100のタービン動翼ホルダ110を取付位置に固定することができる。保持装置120は、タービン動翼ホルダ110の1つまたは複数の軸方向の側面を貫通して延在する、かつ/または軸方向の側面に固定することができる。一実施形態では、保持装置120は、タービン動翼ホルダ110を軸方向に貫通して延在する棒の形態とすることができ、また、特定の側に操作点(例えば、ハンドル)を含んで、保持装置120を係合させる、かつ/または係合から外すことができる。また、保持装置120は、それらが互いに相補的であろうと、独立したものであろうと、複数の構成部品の形態とすることができることは理解される。
タービン動翼ホルダ110の他の特徴および構成部品によって、タービン動翼ホルダ110とスペーサホイールとを機械的に結合する、またはその結合を強化することができる。図2および3の例によって示されるように、タービン動翼ホルダ110は、対応する距離w1、w2を有する2つの独立したセグメント111A、111B、および/または、第1の幅(w1)を有する第1の面122(例えば、前方面)、および第2の幅(w2)を有する第2の面124(例えば、後方面)を含むことができる。独立したセグメント111A、111Bの幅の差、および/または第1および第2の面122、124の幅の差は、「オフセット差」(すなわち、2つの対応する面、および/または反対側の面の寸法の差で、図3ではDオフセットで示す)を生成して、タービン動翼ホルダ110をスペーサホイール内に取り付けたときに、タービン動翼ホルダ110を特定の姿勢に維持することができる。これに加えて、またはこれに代えて、タービン動翼ホルダ110は、キーまたはキー型装置と同様の嵌合固定具126(仮想線で示す)を含んで、タービンスペーサホイール上に、またはその中に配置される相補的な固定治具に係合することができる。図3の例では、嵌合固定具126はタービン動翼ホルダ110からの突出部として示されているが、その代わりに、タービン動翼ホルダ110の構造体から削除された、かつ/あるいはタービン動翼ホルダ110の構造体と一体になったスロットまたは隆起の形態とすることができる。嵌合固定具126は、取付時にタービン動翼ホルダ110を所望の姿勢に保つことができ、例えば、タービン動翼ホルダ110を逆に取り付けるのを防ぐことができる。
図4を参照すると、固定治具100のいくつかのタービン動翼ホルダ110が、スペーサホイール200に係合しているのが示されている。特定のタービン動翼ホルダ110の各ダブテール112は、スペーサホイール200の対応するダブテールスロット202に係合するために特定の形状に形成されて、それによって、タービン動翼ホルダ110をスペーサホイール200の周りに周方向に配置することができる。例の実施形態では、タービン動翼ホルダ110のダブテール112は、その構造体の残りの部分に関しては、面取りされた先端縁204を含むことができる。ダブテール112にぴったりと形状が合うようにするため、ダブテールスロット202は、スペーサホイール200の構造体から除去された、エッチングで形成された、またはその他の方法で形成された面取りされたスロットの形態とすることができる。ダブテール112が面取りされた先端縁204を含む場合、ダブテールスロット202は、ダブテール112および/または同様の形状の構成部品を受け入れるための相補的なスロット、取付部などの形状とすることができる。タービン動翼ホルダ110は、タービン動翼を各ダブテールスロット118内に受け入れ、固定することができ、それによって、固定治具100の1つまたは複数のタービン動翼ホルダ110を介して、各タービン動翼の部分をスペーサホイール200に固定することができる。
スペーサホイール200の各ダブテールスロット202は、ロータホイールの対応するダブテールスロットと実質的に位置合わせされるように、間隔を置いて配置、またはその他の仕方で配置することができ、それによって、ダブテールスロット118は、隣接するロータホイールの対応するダブテールスロットと実質的に位置合わせする、またはそれらと連続することが可能となる。本明細書で使用するとき、用語「実質的な位置合わせ」または「実質的に位置合わせされた」は、単一の構成部品(例えば、タービン動翼ダブテール)が、処置または修正を最初にしないで、タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118と他のダブテールスロットを通って延在することができる、かつ/またはそれらの間を移動することができる、2つの構成部品(例えば、スロット)間の任意の位置合わせのことを言う。本開示の実施形態では、タービン動翼を2つのロータホイール間に配置すると、タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118と隣接するロータホイールのダブテールスロットとの間で実質的に位置合わせすることによって、タービン動翼を、タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118内に配置し、またそれに少なくとも部分的に移動することができる。
タービン動翼ホルダ110をスペーサホイール200のダブテールスロット202内に配置するのに続いて、タービン動翼ホルダ110の側壁116は、(例えば、直接または間接接触によって)互いに協働的に係合して、タービン動翼ホルダ110をスペーサホイール200に固定し、保持することができる。固定治具100は、スペーサホイール200の半径方向外側の周囲の周りに周方向に離間した対応するダブテールスロットを有する複数のタービン動翼ホルダ110として具現化することができる。各タービン動翼ホルダ110および/またはその独立したセグメント111A、111B(図2)は互いに独立しており、任意の数のタービン動翼ホルダ110を設けることができる。タービン動翼ホルダ110は一緒になって特定の要素(例えば、スペーサホイール)の弧状のセグメント、および/または完全な円周となるタービン動翼ホルダ110の一群を構成することができる。タービン動翼ホルダ110は、互いに独立することができる、かつ/または、各タービン動翼ホルダ110(またはそのセグメント)をボルト接合、溶接、相補的な機械加工および/または製造などによって接続することができる。一群のタービン動翼は、周方向に配置された固定治具100の各タービン動翼ホルダ110内に取り付けることができる。
タービン動翼ホルダ110は、スペーサホイール200との使用および/または係合を強化するための特徴を含むことができる。例えば、スペーサホイール200のダブテールスロット202は、固定治具100のタービン動翼ホルダ110を必要なときに挿入または取外しができるように、いくつかの寸法、または1つだけの寸法で滑って動く、かつ/または係合することを可能にするような寸法とすることができる。オフセット差Dオフセット(図3)および嵌合固定具126(図3)は、タービン動翼ホルダ110が特定のダブテールスロット202内に完全に挿入される点をさらに画定することができ、かつ、不適切な方向に、または所定の範囲を超えて、滑って動く、かつ/あるいは係合することを妨げることができる。いくつかのタービン動翼ホルダ110は、様々な形状、大きさ、幅などを有するダブテールスロット118を特徴とすることができる。この場合、タービン動翼ホルダ110は、特定の用途のための所望の様々なダブテールスロット118を有するタービン動翼ホルダ110に修正される、または置き換えられる。図5でさらに示すように、タービン動翼ホルダ110がスペーサホイール200に受け入れられたとき、タービン動翼ホルダ110の1つまたは複数のダブテールスロット118の輪郭から、スペーサホイール200に隣接するロータホイールの対応するダブテールスロットを軸方向に見ることができる。
図5では、タービン動翼300とタービン動翼ホルダ110との間の係合の幾何学的特徴が示されている。図5は、ダブテール突出部302をダブテールスロット118内に受け入れることによってタービン動翼300に係合しているタービン動翼ホルダ110の断面図を含む。タービン動翼ホルダ110およびタービン動翼300を有するタービンが作動しているとき、タービン動翼300は、流体がその表面に当たって作用すると、一種の翼として(例えば、回転によって)動くことができる。タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118は、交互に複数のネック部310とフック部312を(例えば、突出部または同様な表面の形態で)有する、実質的に波状または「モミの木状」の形状の輪郭を含んで、ダブテールスロット118全体にわたって2つの構成部品が直接接触していても、していなくても、タービン動翼300の同様の輪郭面に係合することができる。各ネック部310は、タービン動翼300のダブテールに係合するための実質的に平らな接触面を含むことができる。ダブテールスロット118は、タービン動翼300の断面に実質的にぴったりと形状が合っているとして例示されているが、ダブテールスロット118は、例えば、実質的にV字状のスロット、1つまたは複数の三角のくさび、長方形または半円形のスロット、複合的な幾何学的形状に形成されたスロットなど、任意の所望の形状または幾何学的形状のスロットとすることができることは理解される。
いくつかのフック部312は、タービン動翼ホルダ110がタービン動翼300に係合したとき、タービン動翼300のダブテールから離れた非接触部分(例えば、表面)を含むことができる。これらの非接触部分は、タービン動翼ホルダ110とタービン動翼300との間に一群のポケット314を画定することができる。ポケット314は、タービン動翼300間の製造ばらつき、振動性の動きまたは損傷、外部衝撃および事象、2つの構成部品間の摩擦接触などによって引き起こされる損傷からタービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118の部分を守る。ポケット314は、ポケット314を画定するようにタービン動翼ホルダ110から材料の部分を除去する、かつ/あるいは、タービン動翼ホルダ110を別の方法で製造したり、または修正したりすることによって形成することができる。とりわけ、ポケット314は、敏感な場所でタービン動翼ホルダ110がタービン動翼300に接触することを防ぐことができる。作業時、タービン動翼ホルダ110およびタービン動翼300は、ダブテールスロット118およびタービン動翼300の全体にわたって分布する一群の接触面316で互いに係合することができる。ポケット314はまた、タービン動翼300とダブテールスロット118との間に間隔を生成するように、タービン動翼300を製造、修正、および/またはその他の機械加工によって形成することができる。
ダブテール突出部302は、ダブテールスロット118の対応する高さ寸法より低い高さ寸法Hを含むことができる。高さがこのように異なることによって、2つの構成部品間に間隔が生成されて、窓空間318を画定することができる。図5には1つの窓空間318が例示されているが、本開示の実施形態では、タービン動翼ホルダ110とタービン動翼300との間に複数の窓空間318を画定することができることは理解される。ポケット314はまた、該当する場合は、タービン動翼ホルダ110とタービン動翼300との間を見ることができる少なくとも部分的な窓としても機能することができることも理解される。ダブテール突出部302をタービン動翼ホルダ110内に取り付けたとき、ダブテールスロット118とダブテール突出部302との間に窓空間318ができる。ダブテール突出部302をダブテールスロット118内に配置および/または固定したとき、窓空間318からロータホイールの位置合わせされたダブテールスロット(図示せず)を見ることができる。図5では、タービン動翼300がダブテール突出部302を含み、タービン動翼ホルダ110がダブテールスロット118を含んで例示されている。代替の実施形態では、タービン動翼ホルダ110は、ダブテール突出部302の代わりにダブテールスロットを含むことができる。この場合、この代替の実施形態では、タービン動翼ホルダ110は、タービン動翼ホルダ110からの相補的なダブテール突出部(例えば、ダブテール112(図2))とタービン動翼ホルダ300のダブテールスロットとの間で係合することができるように、修正または逆にすることができる。これらの修正および/または代替が存在する場合、本明細書で論じる他の機能を適切に修正することができる、あるいは、同じままとすることができる。
図6を参照すると、本開示の実施形態は、ダブテールを有するいくつかのタービン動翼をロータホイールに取り付けるための固定治具400を含むことができる。固定治具400は、周方向に隣接する2つのロータホイール(図示せず)の間に配置された1つまたは複数のスペーサホイール200を含む、あるいは接続することができる、またはスペーサホイール200に接続することができる。周方向に隣接するタービン動翼ホルダ110は、例えば、それらの側壁116(図2、4)間で接触することによって、互いに協働して係合することができる。各スペーサホイール200は、その半径方向外側表面全体にわたって周方向に分布した、周方向に整列した複数のダブテールスロット202を含むことができる。ダブテール112によってスペーサホイール200のダブテールスロット202に係合するいくつかのタービン動翼ホルダ110を固定治具400は含むことができる。タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118は、ダブテール112から、スペーサホイール200に対して半径方向に変位していることができる。各タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118は、その中にタービン動翼300のダブテール突出部302を固定するような形状および/または寸法にすることができる。タービン動翼ホルダ110は、図6に示すように、スペーサホイール200に係合することができ、また、任意に、スペーサホイール200と1つまたは複数のタービン動翼ホルダ110との間の間隔によって画定される機構、例えば、本明細書で示し論じたもの(例えば、ポケット314(図5)および窓空間318(図5))と同様のポケットおよび窓空間、を含むことができる。
ダブテール突出部302を有するいくつかのタービン動翼300は、固定治具400内に取り付けることができる、または、固定治具400に結合することができる。ダブテール突出部302は、スペーサホイール200のいくつかのダブテールスロット202のうちの1つと係合するような形状、寸法などとすることができる。タービン動翼300のダブテール突出部302がダブテールスロット118に係合する場合、タービン動翼300とスペーサホイール200との間で機械的結合を形成することができる。タービン動翼ホルダ110を介してタービン動翼300をスペーサホイール200に機械的に結合することによって、例えば、スペーサホイール200と各タービン動翼300との間の直接的な物理的接触を防ぐことができる。タービン動翼ホルダ110を介した機械的結合によって、また、タービン動翼300とそれに相補的なロータホイールの構成部品との間で軸方向に位置合わせすることもできる。
図7を参照すると、固定治具400およびロータホイール500の実施形態が示されている。タービン動翼ホルダ110がスペーサホイール200に係合すると、タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118は、ロータホイール500の対応するダブテールスロット502と少なくとも実質的に位置合わせされて配置することができる。タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118は、固定治具400およびロータホイール500のダブテールスロット502の中にタービン動翼300を案内して挿入するための通路となるような形状および/または寸法にすることができる。作業時、固定治具400はタービン動翼300を構造的に支持し、ロータホイール500に少なくとも部分的に移動させることができる。固定治具400が取り付けられると、各タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118は、ロータホイール500のダブテールスロット502と実質的に位置合わせすることができる。タービン動翼300は、タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118とロータホイール500のダブテールスロット502との間を、例えば滑って動くことによって、移動することができる。
固定治具400のいくつかのタービン動翼ホルダ110を互いに相互連結する、または接触状態にすることができる。すなわち、タービン動翼ホルダ110は、隣接する側壁116(図2、4)で互いに接触することができ、または、タービン動翼ホルダ110に設けられた嵌合固定具126(図3)、結合部品などと接触することができる。固定治具400はまた、例えば、タービン動翼ホルダ110またはスペーサホイール200に結合された1つまたは複数の保持装置120(図2)を含んで、タービン動翼300を、(例えば、スペーサホイール200の位置で)固定治具400に、およびロータホイール500に固定することができる。タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118に加えて、ロータホイール500のダブテールスロット502は、図5で示し、本明細書の他の場所で論じた幾何学的特徴の少なくともいくつかを含むことができる。具体的には、ダブテールスロット118、502は、複数のネック部310(図5)およびフック部312(図5)を有する波状または「モミの木状」の形態とされて、対応する平らな面でタービン動翼300のダブテール突出部302に係合することができる。ダブテールスロット118、502はまた、ダブテールスロット118、502とタービン動翼300のダブテール突出部302との間に1つまたは複数のポケット314(図5)を画定するような形状および/または寸法とすることができて、ダブテールスロット118、502の対応する部分を守る。本開示の実施形態は、湾曲した(すなわち、平面でない)軸方向挿入式タービン動翼(図示せず)などの異なるタイプのタービン動翼300に対して構成されたロータホイール500に適合することができることは理解される。タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118の形、軸方向の形状、および/または向きは、適用可能であれば、この用途に対して修正することができる。
図8を参照すると、本開示の実施形態は、タービン動翼をロータホイール内に、および/またはロータホイール上に取り付けるための方法を提供する。より詳細には、本開示による方法は、ダブテール突出部302を有するいくつかのタービン動翼300をロータホイール500に取り付けるステップを含むことができる。ロータホイール500のダブテールスロット502は、タービン動翼300のうちの1つのダブテール突出部302にぴったりと形状が合うような形状、寸法などとすることができる。いくつかのタービン動翼300のダブテール突出部302はそれぞれ、1つのタービン動翼ホルダ110の対応するダブテールスロット118内に(例えば、軸方向に)装着することができる。各タービン動翼ホルダ110のダブテール112は、スペーサホイール200の周りに周方向に配置されたいくつかのダブテールスロット202のうちの1つに挿入することができる。本開示の方法は、例えば、スペーサホイール200またはタービン動翼ホルダ110に結合した保持装置120を作動する、かつ/あるいは係止することによって、1つまたは複数のタービン動翼ホルダ110をスペーサホイール200に固定するステップを含む。スペーサホイール200の各ダブテールスロット202は、対応するダブテールスロット502(図7)から半径方向に変位されて、ロータホイール500(図7)の周りに周方向に配置することができる。各タービン動翼ホルダ110は、ダブテール112を介して、対応するダブテールスロット202に協働して係合することができ、それによって、タービン動翼300のダブテール突出部302をスペーサホイール200のダブテールスロット202の半径位置に固定することができる。
図9を参照すると、本開示の実施形態による他の方法のステップが示されている。図8に示し、本明細書の他の場所で論じた装着するステップに続き、タービン動翼300を有する各タービン動翼ホルダ110のダブテールスロット118は、ロータホイール500の特定のダブテールスロット502と少なくとも実質的に位置合わせすることができる。ダブテールスロット118、502の間で実質的に位置合わせすることによって、先の工程のステップで、タービン動翼300は、タービン動翼ホルダ110からロータホイール500に少なくとも部分的に移動することができる。詳細には、本開示による方法は、タービン動翼300をタービン動翼ホルダ110から、位置合わせされたダブテールスロット502すなわちロータホイール500内に(例えば、軸方向に動かすことによって)移動することができる。
本開示による方法は、所定の手順または方法でタービン動翼ホルダ110にタービン動翼300を装着するステップ、および、タービン動翼300をロータホイール500に少なくとも部分的に移動させるステップを含むことができる。タービン動翼300を装着して、少なくとも部分的に移動させるための、本明細書で論じたステップは、スペーサホイール200(図4、6〜9)のダブテールスロット202(図4、6〜9)の1つの特定の装着空間が空いて残るまで繰り返すことができる。まず、タービン動翼ホルダ110を使用しないで、最終のタービン動翼600を少なくとも部分的にロータホイール500に装着することができる。最終のタービン動翼600をスペーサホイール200の最後の空いているダブテールスロット202から空間を移動するように、2つのタービン動翼300の間に半径方向内向きに挿入することによって、最終のタービン動翼600を少なくとも部分的にロータホイール500のダブテールスロット502へ最後に移動することができる。次いで、最終のタービン動翼ホルダ602をスペーサホイール200のダブテールスロット202と最終のタービン動翼600との間の隙間内に軸方向に挿入することができ、その結果、最終のタービン動翼600は、最終のタービン動翼ホルダ602およびロータホイール500の両方によって構造的に支持される。
本開示の実施形態は、いくつかの技術的および商業的設定を提供することができ、それらのいくつかは本明細書で例を挙げて論じられている。本明細書で論じた固定治具および方法の実施形態は、ターボ機械で使用されるような回転構成部品の実質的に均一な製造および/または組立を提供することができる。本開示の実施形態はまた、特定の構成部品(例えば、蒸気タービンまたはガスタービンの第3段動翼)の高温ガス通路部分の点検時など、回転構成部品および/またはタービン段を少なくとも部分的に分解する際に必要な工程および/または事象のために用いることができる。さらに、タービン動翼ホルダを有する固定治具を適用すると、最初にロータをそのケーシングから抜き出さないでタービン動翼の取付けおよび取外しが可能となる。本開示の実施形態が、本明細書では特に述べていない他の作業および/または運用環境において、利点および特徴を提供することができることもまた理解される。
本明細書で使用する用語は、特定の実施形態を説明する目的のためだけであり、本開示を限定することを意図したものではない。本明細書に使用されるとき、単数形「1つ(a)」、「1つ(an)」、および「その(the)」は、文脈において特に明示しない限り、複数形も含むことを意図される。さらに、用語「備える(comprises)」および/または「備えている(comprising)」は、本明細書に使用されるとき、提示する特徴、完全体、ステップ、動作、要素、および/または構成要素が存在することを特定するが、1つまたは複数の他の特徴、完全体、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループが存在すること、あるいはそれらが付加されることを除外しないことが理解されるであろう。
本明細書では、最良の態様を含む例を用いて本発明を開示し、さらに、任意の装置またはシステムの作製および使用、ならびに任意の組み入れられた方法の実施を含め、当業者が本発明を実施できるように本発明を開示している。本発明の特許性を有する範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到する他の例も含むことができる。このような他の例は、特許請求の範囲の文言と相違ない構成要素を有する場合、または特許請求の範囲の文言と実質的に相違ない等価の構成要素を含む場合、特許請求の範囲内であることを意図している。
10 動力発生システム
12 燃焼器
16 圧縮機
20 回転可能なシャフト
22 空気
14 燃料ノズル
18 タービン構成部品
24 圧縮機入口
100、400 固定治具
110 単一のタービン動翼ホルダ
111A、111B 独立したセグメント
112 ダブテール
114 輪郭
116 側壁
118、202、502 ダブテールスロット
120 保持装置
122 第1の面
124 第2の面
126 嵌合固定具
200 スペーサホイール
204 面取りされた先端縁
300、600 タービン動翼
310 ネック部
312 フック部
314 ポケット
316 接触面
302 ダブテール突出部
318 窓空間
500 ロータホイール
602 タービン動翼ホルダ

Claims (10)

  1. スペーサホイール(200)によって隣接するロータホイール(500)から隔てられたターボ機械のロータホイール(500)に、ダブテール(112)を有する複数のタービン動翼(300、600)を取り付けるように構成された固定治具(100、400)であって、前記ロータホイール(500)および前記スペーサホイール(200)がそれぞれ、周方向に整列した複数のダブテールスロット(118、202、502)を有し、
    前記スペーサホイール(200)の前記ダブテールスロット(118、202、502)のうちの1つと係合するように構成されたダブテール(112)を有するタービン動翼ホルダ(602)であって、前記タービン動翼ホルダ(602)が、前記タービン動翼のうちの1つのダブテール(112)を中に受け入れて固定するように構成された形状を有する動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)を画定し、前記スペーサホイール(200)から前記ロータホイール(500)へ少なくとも部分的に移動するために、前記タービン動翼の前記ダブテール(112)が、前記動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)の前記形状によって、前記ロータホイール(500)のダブテールスロット(118、202、502)と実質的に位置合わせされ、前記タービン動翼の前記ダブテール(112)が、前記動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)に固定されると、前記ロータホイール(500)のダブテールスロット(118、202、502)と実質的に位置が合い、前記タービン動翼ホルダ(602)の側壁が、周方向に隣接するタービン動翼ホルダ(602)の側壁に協働的に係合し、前記タービン動翼の前記ダブテール(112)が、前記動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)から摺動可能に取外し可能であり、さらに前記ロータホイール(500)の前記ダブテールスロット(118、202、502)へ案内されて挿入される、タービン動翼ホルダ(602)
    を備える固定治具(100、400)。
  2. 前記スペーサホイール(200)の前記ダブテールスロット(118、202、502)のうちの1つと係合するように構成されたダブテール(112)をそれぞれが有する複数の連結したタービン動翼ホルダ(602)をさらに備える請求項1記載の固定治具(100、400)であって、複数の隣接するタービン動翼ホルダ(602)の各対の側壁が協働的に係合して、前記スペーサホイール(200)の半径方向外側の周囲の周りに周方向に間隔を置いて配置された複数の動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)を形成し、各動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)が、前記タービン動翼のうちの1つのダブテール(112)を受け入れるように構成された形状を有する、固定治具(100、400)。
  3. 前記タービン動翼ホルダ(602)に結合して、前記動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)を前記スペーサホイールに固定する保持装置(120)をさらに備える請求項1記載の固定治具(100、400)。
  4. 前記タービン動翼ホルダ(602)が複数の独立したセグメント(111A、111B)を備え、前記複数の独立したセグメント(111A、111B)が少なくとも1つの他の独立したセグメントにその各表面で係合するように構成されて、前記タービン動翼ホルダ(602)の形状を形成する、請求項1記載の固定治具(100、400)。
  5. 前記タービン動翼ホルダ(602)が少なくとも部分的にプラスチックおよび金属のうちの1つから構成される、請求項1記載の固定治具(100、400)。
  6. 前記動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)の前記形状がモミの木形状を含み、前記モミの木形状が、前記ダブテール(112)と係合する複数のネック部(310)の間に配置された複数のフック部(312)を有し、前記複数のフック部(312)のそれぞれが、タービン動翼のダブテール(112)と係合する実質的に平らな接触面を有する、請求項1記載の固定治具(100、400)。
  7. 前記タービン動翼ホルダ(602)が前記タービン動翼の前記ダブテール(112)と係合しているときに、前記動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)が、前記タービン動翼の前記ダブテール(112)から離れた非接触部分を含み、前記非接触部分が、前記タービン動翼ホルダ(602)の前記ダブテールスロット(118、202、502)の一部を守る窓空間(318)およびポケットのうちの1つを画定する、請求項1記載の固定治具(100、400)。
  8. 前記タービン動翼ホルダ(602)が、前記スペーサホイール(200)の相補的なダブテールスロット(118、202、502)に係合するためのオフセット差および嵌合固定具(126)のうちの1つを含む、請求項1記載の固定治具(100、400)。
  9. 前記タービン動翼ホルダ(602)が面取りされた先端縁(204)を含む、請求項1記載の固定治具(100、400)。
  10. 複数の周方向に整列したダブテールスロット(118、202、502)を有するターボ機械のロータホイール(500)に、ダブテール(112)を有する複数のタービン動翼を取り付けるための固定治具(100、400)であって、
    前記ロータホイール(500)を、隣接するロータホイール(500)から隔てるスペーサホイール(200)であって、複数の周方向に整列した複数のダブテールスロット(118、202、502)を有するスペーサホイール(200)と、
    前記スペーサホイール(200)の前記ダブテールスロット(118、202、502)のうちの1つと係合するように構成されたダブテール(112)をそれぞれが有する複数のタービン動翼ホルダ(602)であって、前記複数のタービン動翼ホルダ(602)のそれぞれが、前記タービン動翼(300、600)のうちの1つのダブテール(112)を中に固定するように構成された形状を有するダブテールスロット(118、202、502)を含み、前記ロータホイール(500)へ少なくとも部分的に移動するために、タービン動翼(300、600)のダブテール(112)が、動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)の各形状によって、前記ロータホイール(500)の1つのダブテールスロット(118、202、502)と実質的に位置合わせされ、各タービン動翼(300,600)の前記ダブテール(112)が、動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)に固定されると、前記ロータホイール(500)のダブテールスロット(118、202、502)と位置が合い、本質的に、前記タービン動翼(300、600)のすべてのダブテール(112)が、動翼ホルダダブテールスロット(118、202、502)から摺動可能に取り外され、さらに前記ロータホイール(500)の前記ダブテールスロット(118、202、502)のうちの1つへ案内されて挿入されるように構成される、複数のタービン動翼ホルダ(602)と
    を備える固定治具(100、400)。
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