JP2001115063A - 耐候性に優れた硬化性塗料及びそれを被覆してなるポリカーボネート樹脂積層体 - Google Patents

耐候性に優れた硬化性塗料及びそれを被覆してなるポリカーボネート樹脂積層体

Info

Publication number
JP2001115063A
JP2001115063A JP29954099A JP29954099A JP2001115063A JP 2001115063 A JP2001115063 A JP 2001115063A JP 29954099 A JP29954099 A JP 29954099A JP 29954099 A JP29954099 A JP 29954099A JP 2001115063 A JP2001115063 A JP 2001115063A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
meth
acrylate
weight
parts
polycarbonate resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29954099A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Hirota
俊積 広田
Fumiaki Kanzaki
文彰 神崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Gas Chemical Co Inc filed Critical Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Priority to JP29954099A priority Critical patent/JP2001115063A/ja
Publication of JP2001115063A publication Critical patent/JP2001115063A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性、耐摩耗性、耐薬品性及び耐候性に優
れた硬化型塗料、並びに該塗料で被覆した合成樹脂積層
体をを提供する。 【解決手段】 分子中に1個以上の(メタ)アクリロイ
ルオキシ基を有する(メタ)アクリル酸エステル誘導体
100重量部に対して光重合開始剤を3〜6重量部添加
し、有機溶剤に溶解してなる塗料において、該塗料中の
不揮発分(JISK5407)100重量部に対して、
不飽和二重結合を有する紫外線吸収剤を3〜15重量部
添加してなる硬化性塗料及びそれを被覆してなるポリカ
ーボネート樹脂積層体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明性、耐擦傷
性、耐候性、耐薬品性及び耐久性に優れた光硬化性塗
料、並びに該塗料にて表面を被覆したポリカーボネート
樹脂積層体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂成形品は、軽さや
加工のしやすさなどの種々の特性からガラスに代わる材
料として、建物の採光材や車両の窓用、計器カバー等に
用いられている。しかしながら、ガラスと比較して耐擦
傷性、耐薬品性、耐候性等の表面特性に劣ることから、
ポリカーボネート樹脂成形品の表面特性を改良すること
が切望されている。ポリカーボネート樹脂成形品の表面
特性を改良する方法としてポリオルガノシロキサン系、
メラミン系等の熱硬化性樹脂をコーティングする方法
(特開昭56−92059号)や多官能アクリル系の紫
外線硬化型樹脂をコーティングする方法(米国特許第
4,198,465号)が提案されている。
【0003】また、ポリカーボネート樹脂成形品の耐候
性を改良する方法としては紫外線吸収剤、光安定剤を熱
硬化型樹脂あるいは常温乾燥型樹脂に添加する方法があ
る。しかしながら、多官能アクリル系等の紫外線硬化型
樹脂に紫外線吸収剤、光安定剤を添加した場合、耐摩耗
性または密着性が極端に低下するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決し、透明性、耐摩耗性、耐薬品性及び耐候性に優れ
た硬化型塗料、並びに該塗料にて被覆してなるポリカー
ボネート樹脂積層体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討した結果、分子中に1個以上
の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する(メタ)アク
リル酸エステル誘導体〔以下、(メタ)アクリル酸エス
テル誘導体という〕、光重合開始剤、不飽和二重結合を
有する紫外線吸収剤及び有機溶剤からなる硬化性塗料を
ポリカーボネート樹脂成形品に塗布し、活性エネルギー
線で硬化させることにより、透明性、耐擦傷性、密着性
および耐候性に優れたポリカーボネート樹脂積層体が得
られ、更に、上記の硬化性塗料にヒンダードアミン系光
安定剤を添加することにより、さらに耐候性を改善され
ることを見い出し、本発明に到達した。
【0006】即ち、本発明は(メタ)アクリル酸誘導体
100重量部に対して、光重合開始剤を3〜6重量部添
加し有機溶剤に溶解してなる塗料において、該塗料中の
不揮発分(JIS K5407)100重量部に対し
て、不飽和二重結合を有する紫外線吸収剤3〜15重量
部を添加してなる硬化性塗料、および該塗料をポリカー
ボネート樹脂成形品に硬化塗膜の厚み1〜10μmにな
るようにコーティングし、活性エネルギー線で硬化させ
たポリカーボネート樹脂積層体である。
【0007】また、本発明は、上記硬化性塗料中の不揮
発分(JIS K5407、以下同じ)100重量部に
対して、ヒンダードアミン系光安定剤を0.2〜5重量
部添加した硬化性塗料、および該塗料をポリカーボネー
ト樹脂成形品に硬化塗膜の厚みが1〜10μmになるよ
うにコーティングし、活性エネルギー線で硬化させたポ
リカーボネート樹脂積層体である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において(メタ)アクリル
酸エステル誘導体とは、分子中に1個以上の(メタ)ア
クリロイルオキシ基を有する(メタ)アクリレートモノ
マー〔以下、(メタ)アクリレートモノマーとい
う。〕、分子中に2個以上の(メタ)アクリロイルオキ
シ基を有する(メタ)アクリレートオリゴマー〔以下、
(メタ)アクリレートオリゴマーという。〕等の(メ
タ)アクリロイルオキシ基含有化合物の少なくとも1種
類を示す。なお、本発明において(メタ)アクリロイル
オキシ基とはアクリロイルオキシ基およびメタクリロイ
ルオキシ基を、(メタ)アクリル酸エステル誘導体とは
アクリル酸エステル誘導体およびメタクリル酸誘導体を
意味し、(メタ)アクリレートモノマーおよび(メタ)
アクリレートオリゴマーについても同様である。
【0009】(メタ)アクリレートモノマーとしては、
分子中に1個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する
単官能(メタ)アクリレートモノマー〔以下、単官能
(メタ)アクリレートモノマーという。〕、分子中に2
個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する2官能(メ
タ)アクリレートモノマー〔以下、2官能(メタ)アク
リレートモノマーという。〕および分子中に少なくとも
3個の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する多官能
(メタ)アクリレートモノマー〔以下、多官能(メタ)
アクリレートモノマーという。〕が挙げられる。(メ
タ)アクリレートモノマーは1種または2種以上使用で
きる。
【0010】単官能(メタ)アクリレートモノマーの具
体例としては、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリ
レート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3
−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、イソブチ
ル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シク
ロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル
(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレー
ト、イソボルニル(メタ)アクリレート、フェノキシエ
チル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシ
エチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、エチルカルビトール(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパンモノ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールモノ(メタ)アクリレ
ート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アク
リレートのほか、カルボキシル基含有の(メタ)アクリ
レートモノマーとして、2−(メタ)アクリロイルオキ
シエチルフタル酸、2−(メタ)アクリロイルオキシエ
チルヘキサヒドロフタル酸、カルボキシエチル(メタ)
アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル
コハク酸、N−(メタ)アクリロイルオキシ−N’,
N’−ジカルボキシ−p−フェニレンジアミン、4−
(メタ)アクリロイルオキシエチルトリメリット酸など
が挙げられる。また、単官能(メタ)アクリレートモノ
マーには、N−ビニルピロリドンのようなビニル基含有
モノマーおよび4−(メタ)アクリロイルアミノ−1−
カルボキシメチルピペリジンのような(メタ)アクリロ
イルアミノ基含有モノマーが包含される。
【0011】2官能(メタ)アクリレートモノマーとし
ては、アルキレングリコールジ(メタ)アクリレート
類、ポリオキシアルキレングリコールジ(メタ)アクリ
レート類、ハロゲン置換アルキレングリコールジ(メ
タ)アクリレート類、脂肪酸ポリオールのジ(メタ)ア
クリレート、ビスフェノールAまたはビスフェノールF
のアルキレンオキシド付加物のジ(メタ)アクリレート
類、ビスフェノールAまたはビスフェノールFのエポキ
シジ(メタ)アクリレート類等が代表的なものである
が、これらに限定されるものではなく種々のものが使用
できる。2官能(メタ)アクリレートモノマーの具体例
としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、
1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9
−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパンジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルジ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパン
ジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ートのほか、ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、2,2−ビス
[4−(メタ)アクリロイルオキシエトキシエトキシフ
ェニル]プロパン、2,2−ビス[4−(メタ)アクリ
ロイルオキシエトキシエトキシシクロヘキシル]プロパ
ン、2,2−ビス[4−(メタ)アクリロイルオキシエ
トキシエトキシフェニル]メタン、水添ジシクロペンタ
ジエニルジ(メタ)アクリレート、トリス(ヒドロキシ
エチル)イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート類が
挙げられる。
【0012】多官能(メタ)アクリレートモノマーとし
ては、グリセリントリ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチ
ロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチ
ロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサ(メタ)アクリレート等の3価以上の脂
肪族ポリオールのポリ(メタ)アクリレートが代表的な
ものであり、そのほかに、3価以上のハロゲン置換ポリ
オールのポリ(メタ)アクリレート、グリセリンのアル
キレンオキシド付加物のトリ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールプロパンのアルキレンオキシド付加物のト
リ(メタ)アクリレート、1,1,1−トリス[(メ
タ)アクリロイルオキシエトキシエトキシ]プロパン、
トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メ
タ)アクリレート類が挙げられる。
【0013】(メタ)アクリレートオリゴマーとして
は、2官能以上の多官能ウレタン(メタ)アクリレート
オリゴマー〔以下、多官能ウレタン(メタ)アクリレー
トオリゴマーという。〕、2官能以上の多官能ポリエス
テル(メタ)アクリレートオリゴマー〔以下、多官能ポ
リエステル(メタ)アクリレートオリゴマーとい
う。〕、2官能以上の多官能エポキシ(メタ)アクリレ
ートオリゴマー〔以下、多官能エポキシ(メタ)アクリ
レートオリゴマーという。〕などが挙げられる。(メ
タ)アクリレートオリゴマーは1種または2種以上使用
できる。
【0014】多官能ウレタン(メタ)アクリレートオリ
ゴマーとしては、1分子中に少なくとも1個の(メタ)
アクリロイルオキシ基および水酸基を有する(メタ)ア
クリレートモノマーとポリイソシアネートとのウレタン
化反応生成物等が挙げられる。多官能ウレタン(メタ)
アクリレートオリゴマーとしては、ポリオール類をポリ
イソシアネートと反応させて得られるイソシアネート化
合物と1分子中に少なくとも1個以上の(メタ)アクリ
ロイルオキシ基および水酸基を有する(メタ)アクリレ
ートモノマーとのウレタン化反応生成物が挙げられる。
【0015】ウレタン化反応に用いられる1分子中に少
なくとも1個の(メタ)アクリロイルオキシ基および水
酸基を有する(メタ)アクリレートモノマーとしては、
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フ
ェノキシプロピル(メタ)アクリレート、グリセリンジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンジ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)
アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)
アクリレートが挙げられる。
【0016】ウレタン化反応に用いられるポリイソシア
ネートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネート、リ
ジンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、トリレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、これら
ジイソシアネートのうち芳香族のイソシアネート類を水
素添加して得られるジイソシアネート(例えば水素添加
トリレンジイソシアネート、水素添加キシリレンジイソ
シアネートなどのジイソシアネート)、トリフェニルメ
タントリイソシアネート、ジメチレントリフェニルトリ
イソシアネートなどのジまたはトリのポリイソシアネー
ト、あるいはジイソシアネートを多量化させて得られる
ポリイソシアネートが挙げられる。
【0017】ウレタン化反応に用いられるポリオール類
としては、一般的に芳香族、脂肪族および脂環式のポリ
オールのほか、ポリエステルポリオール、ポリエーテル
ポリオール等が使用される。通常、脂肪族および脂環式
のポリオールとしては、1,4−ブタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパン、ジメチロールヘプ
タン、ジメチロールプロピオン酸、ジメチロールブチリ
オン酸、グリセリン、水添ビスフェノールAなどが挙げ
られる。
【0018】ポリエステルポリオールとしては、前記の
ポリオール類と多塩基性カルボン酸(無水物)との脱水
縮合反応により得られるものである。多塩基性カルボン
酸の具体的な化合物としては(無水)コハク酸、アジピ
ン酸、(無水)マレイン酸、(無水)トリメリット酸、
ヘキサヒドロ(無水)フタル酸、(無水)フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸などが挙げられる。また、ポ
リエーテルポリオールとしてはポリアルキレングリコー
ルのほか、前記ポリオールまたはフェノール類とアルキ
レンオキサイドとの反応により得られるポリオキシアル
キレン変性ポリオールが挙げられる。
【0019】また、多官能ポリエステル(メタ)アクリ
レートオリゴマーは、(メタ)アクリル酸、多塩基性カ
ルボン酸(無水物)およびポリオールの脱水縮合反応に
より得られる。脱水縮合反応に用いられる多塩基性カル
ボン酸(無水物)としては(無水)コハク酸、アジピン
酸、(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸、(無
水)トリメリット酸、(無水)ピロメリット酸、ヘキサ
ヒドロ(無水)フタル酸、(無水)フタル酸、イソフタ
ル酸、テレフタル酸などが挙げられる。また、脱水縮合
反応に用いられるポリオールとしては1,4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ネオペンチルグリコール、ジメチロールヘプタン、
ジメチロールプロピオン酸、ジメチロールブチリオン
酸、トリメチロールプロパン、ジトリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールな
どが挙げられる。
【0020】また、多官能エポキシ(メタ)アクリレー
トオリゴマーは、ポリグリシジルエーテルと(メタ)ア
クリル酸との付加反応により得られる。ポリグリシジル
エーテルとしては、エチレングリコールジグリシジルエ
ーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、
トリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、1,
6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールAジグリシジルエーテルなどが挙げられる。
【0021】上記硬化性塗料には溶剤が使用される。こ
の溶剤としては、エチルアルコール、n−プロピルアル
コール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル等のアルコール類、エチレングリコールモノメチルエ
ーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチ
レングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノブ
チルエーテル等のアルキレングリコールモノアルキルエ
ーテル類等のアルコール系溶剤が好ましいが、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸
ブチル等の酢酸エステル類、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン等のケトン類等をアルコール系の溶
剤と併用して用いることができる。該光硬化性塗料は、
通常、上記有機溶剤で約40重量%に希釈される。
【0022】本発明における不飽和二重結合を有する紫
外線吸収剤としては、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフ
ェノン系等基本構造は限定されるものではなく、不飽和
二重結合を有しているものが用いられる。
【0023】例えば、不飽和二重結合を有するベンゾト
リアゾール系紫外線吸収剤としては、下記一般式(1)
の構造を有するものが挙げられる。
【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 のうち、少なくとも1つは、
不飽和二重結合を有する有機基であり、その他の基は、
アルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリール
基、アルコキシ基、アラルコキシ基、ヒドロキシ基、ハ
ロゲン基、スルホン酸(エステル)基、カルボン酸(エ
ステル)基、リン酸(エステル)基など特に限定される
ものではなく、同種であっても異種であってよい。)
【0024】また、不飽和二重結合を有するベンゾフェ
ノン系の紫外線吸収剤としては、下記一般式(2)の構
造を有するものが挙げられる。
【化2】 (式中、R4 、R5 、R6 、R7 のうち、少なくとも1
つは不飽和二重結合を有する有機基であり、その他の基
は、アルキル基、アルケニル基、アラルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、アラルコキシ基、アリロキシ基、
ヒドロキシ基、ハロゲン基、スルホン酸(エステル)
基、リン酸(エステル)基など特に限定されるものでは
なく、同種であっても異種であってもよい。)
【0025】本発明における、紫外線吸収剤が含有する
ところの不飽和二重結合の例としては、ビニル基、アリ
ル基、ビニレン基、(メタ)アクリロイル基等が挙げら
れ、特に限定されるものではないが、反応のしやすさか
ら(メタ)アクリロイル基が好ましい。具体例として
は、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエ
チルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール(市販品と
しては商品名:RUVA−93、大塚化学(株)製)、
2−ヒドロキシ−4−メタアクリロイルオキシエトキシ
ベンゾフェノン(市販品としては商品名:ULS−61
1、一方社油脂工業(株)製)等が挙げられる。添加量
としては、活性エネルギー線硬化性塗料中の不揮発分1
00重量部に対して3〜15重量部が良く、3重量部未
満では十分な耐候性が得られず、また15重量部を超え
ると耐擦傷性が悪くなる。
【0026】更に、上記硬化性塗料に分子内に1個以上
のヒンダードアミン構造を有する光安定剤を添加するこ
とにより耐候性が大幅に向上できる。使用される光安定
剤としては、該硬化性塗料に用いた溶剤に溶解し、か
つ、ウレタンアクリレート及び6官能アクリレートモノ
マーとの相溶性がよいものが良い。添加量は、該硬化性
塗料中の不揮発分100重量部に対して0.2〜5.0
重量部が良く、0.2重量部未満では効果がなく、5.
0重量部を超えて添加すると塗膜の密着性が低下する。
【0027】具体例としては、3−ドデシル−1−
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)
ピロリジン−2,5−ジオン(市販品としては商品名:
サンドバー3055、クラリアント(株)製)、N−メ
チル−3−ドデシル−1−(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジニル)ピロリジン−2,5−ジオン
(市販品としては商品名:サンドバー3056、クラリ
アント(株)製)、N−アセチル−3−ドデシル−1−
(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)
ピロリジン−2,5−ジオン(市販品としては商品名:
サンドバー3058、クラリアント(株)製)、セバシ
ン酸ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジル)(市販品としては商品名:スミソーブ577、住
友化学工業(株)製)、セバシン酸ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)(市販品とし
ては商品名:サノールLS−765、三共(株)製)、
テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジル)1,2,3,4−ブタンテトラカルボキシレー
ト(市販品としては商品名:アデカスタブLA−57、
旭電化工業(株)製)、テトラキス(1,2,2,6,
6−ペンタメチル−4−ピペリジル)1,2,3,4−
ブタンテトラカルボキシレート(市販品としては商品
名:アデカスタブLA−52、旭電化工業(株)製)、
1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と2,2,
6,6−テトラメチル−ピペリジノールとトリデカノー
ルとの縮合物(市販品としては商品名:アデカスタブL
A−67、旭電化工業(株)製)、1,2,3,4−ブ
タンテトラカルボン酸と1,2,2,6,6−ペンタメ
チル−4−ピペリジノールとトリデカノールとの縮合物
(市販品としては商品名:アデカスタブLA−62、旭
電化工業(株)製)、8−アセチル−3−ドデシル−
7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザ
スピロ[4,5]デカン−2,4−ジオン(市販品とし
ては商品名:サノールLS−440、三共(株)製)、
1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と1,2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,
β,β’,β’−テトラメチル−3,9−(2,4,
8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン)
ジエタノールとの縮合物(市販品としては商品名:アデ
カスタブLA−63または63P、旭電化工業(株)
製)、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸と2,
2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノールとβ,
β,β’,β’−テトラメチル−3,9−(2,4,
8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン)
ジエタノールとの縮合物(市販品としては商品名:アデ
カスタブLA−68LD、旭電化工業(株)製)、ビス
(1−オクチロキシ−2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジル)セバケート(市販品としては商品名:
チヌビン123、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ
(株)製)などが挙げられる。
【0028】本発明に使用される光重合開始剤として
は、一般に知られているものが使用できる。具体的に
は、ベンゾイン、ベンゾフェノン、ベンゾインエチルエ
ーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、2,2−ジ
メトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1−ヒドロキ
シシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2
−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、アゾビス
イソブチロニトリル、ベンゾイルパーオキシド等が挙げ
られるがこの限りではない。光重合開始剤の使用量は、
(メタ)アクリル酸エステル誘導体100重量部に対し
て1〜10重量部、好ましくは3〜6重量部である。1
0重量部よりも多いと硬化被膜が着色し、1重量部より
少ないと十分な硬化被膜が得られない。
【0029】また、本発明の硬化性塗料には種々の添加
剤、例えば増粘剤、帯電防止剤、レベリング剤等を配合
しても差し支えない。
【0030】本発明に使用されるポリカーボネート樹脂
としては、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ア
ルカンや2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジハ
ロゲノフェニル)アルカンで代表されるビスフェノール
化合物から周知の方法で製造された重合体が用いられ、
その重合体骨格に脂肪酸ジオールに由来する構造単位が
含まれるエステル結合を持つ構造単位が含まれても良
い。好ましくは、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパンから誘導されるポリカーボネート樹脂であ
る。分子量についても特に制限はないが、成形性や機械
的強度の観点から粘度平均分子量で2万〜3万のものが
好ましい。また、成形品の形状としては一般の成形品の
他、シート、フィルム等も対象となる。
【0031】本発明において、上記硬化性塗料を被覆し
たポリカーボネート樹脂積層体を得るには、スプレー、
浸漬、カーテンフロー、ロールコーティング等公知の方
法を用いて塗布した後、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧
水銀灯、超高圧水銀灯、キセノンランプ、ガリウムラン
プ、メタルハライドランプ等の紫外線を照射することに
よって速やかに硬化させることができ、さらに紫外線以
外の活性エネルギー線、例えばα線、β線、γ線、電子
線等を照射しても硬化させることができ、硬化塗膜の厚
みとしては1〜20μm、好ましくは3〜10μmが良
い。
【0032】
【実施例】次に実施例によって、本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例中の「部」は重量基準を表
す。
【0033】実施例及び比較例に用いた紫外線吸収剤、
ヒンダードアミン系光安定剤の略号は以下の通りであ
る。 〔紫外線吸収剤〕 UVA−1:ULS−611(商品名:一方社油脂工業
(株)製) UVA−2:チヌビン234(商品名:チバ・スペシャ
ルティ・ケミカルズ(株)製) 〔ヒンダードアミン系光安定剤〕 HALS−1:アデカスタブLA−62(商品名:旭電
化工業(株)製)
【0034】また、実施例中の各種物性の測定及び評価
は以下の方法で行った。 耐候性試験:JIS K5400に準拠し、カーボン
アーク式サンシャインウエザオメーターにて促進試験を
行って、1000時間後の黄変度と密着性を調べ、黄変
度7以下で密着性良好なものを合格とした。 耐擦傷性試験:ASTM1044に準拠し、テーバー
摩耗試験機にて摩耗輪CS−10Fを装着し、荷重50
0g下で500回転後の曇価を測定した。テーバー摩耗
性(%)は(試験後の曇価)−(試験前の曇価)で示し
た。 硬化塗膜の密着性:JIS K5400に準拠し、サ
ンプルをカミソリの刃で1mm間隔に縦横11本ずつ切
れ目を入れて100個の碁盤目をつくり、市販セロテー
プを良く密着させた後、90゜手前方向に急激に剥がし
た時、塗膜が剥離せずに残存した升目数(X)をX/1
00で表示した。 耐煮沸性試験:100℃に煮沸した湯の中にサンプル
を2時間浸漬し、JISK5400に準拠し、塗膜の密
着性を調べた。
【0035】実施例1〜4、及び比較例1〜3 6官能ウレタンアクリレートオリゴマーUN−3320
HA(商品名:根上工業(株)製)90重量部と6官能
アクリレートモノマーであるジペンタエリスリトールヘ
キサアクリレート(商品名:ノプコマー4510、サン
ノプコ(株)製)10重量部を混合し、この混合物10
0重量部に対して、光重合開始剤として1−ヒドロキシ
シクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア
184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)
を5重量部添加し、これにメチルエチルケトン、酢酸エ
チル、イソプロピルアルコール及びエチルセロソルブを
1/1/1/6の割合(重量比)で混合した溶剤にて不
揮発分が25重量部となるように調整した。この塗料中
の不揮発分100重量部に対してUVA−1またはUV
A−2を3〜15重量部添加し溶解した塗料を板厚0.
5mmのポリカーボネート樹脂基板(商品名:ユーピロ
ンシートNF−2000U、三菱エンジニアリングプラ
スチックス(株)製)の片面にフローコート法を用いて
硬化後の塗膜が3〜5μmになるように塗布し、60℃
で3〜5分間加熱乾燥した後、出力密度80W/cmの
高圧水銀灯を用い、光源下12cmの位置でコンベアス
ピード1.5m/分の条件で紫外線を照射して硬化し
た。得られたサンプルの評価結果を表1に示した。
【0036】
【表1】
【0037】実施例5〜7、及び比較例4 6官能ウレタンアクリレートオリゴマーUN−3320
HA(商品名:根上工業(株)製)90重量部と6官能
アクリレートモノマーであるジペンタエリスリトールヘ
キサアクリレート(商品名:ノプコマー4510、サン
ノプコ(株)製)10重量部を混合し、この混合物10
0重量部に対して、光重合開始剤として1−ヒドロキシ
シクロヘキシルフェニルケトン(商品名:イルガキュア
184、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製)
を5重量部添加し、これにメチルエチルケトン、酢酸エ
チル、イソプロピルアルコール及びエチルセロソルブを
1/1/1/6の割合(重量比)で混合した溶剤にて不
揮発分が25重量部となるように調整した。この塗料中
の不揮発分100重量部に対してUVA−1を7重量部
添加し溶解した塗料にさらに光安定剤HALS−1を
0.5〜6重量部添加した。この塗料を板厚0.5mm
のポリカーボネート樹脂基板(商品名:ユーピロンシー
トNF−2000U、三菱エンジニアリングプラスチッ
クス(株)製)の片面にフローコート法を用いて硬化後
の塗膜が3〜5μmになるように塗布し、60℃で3〜
5分間加熱乾燥した後、出力密度80W/cmの高圧水
銀灯を用い、光源下12cmの位置でコンベアスピード
1.5m/分の条件で紫外線を照射して硬化した。得ら
れたサンプルの評価結果を表2に示した。
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】本発明により得られたポリカーボネート
樹脂積層体は、透明性、耐擦傷性、耐候性、耐薬品性に
優れた性能を有することから、計器カバー、車両の窓
(内側)等耐擦傷性が必要であり、かつ屋内でも紫外線
の当たる恐れのある箇所に有用である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK25A AK45B BA02 CA05A CA07A CA30A CC10A EH46A EJ08A EJ52A EJ54A JA20A JB01 JB12A JB14A JK20 JL09 JN01 YY00A 4J038 FA111 KA04 NA03 PA17 PB03 PC08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子中に1個以上の(メタ)アクリロイ
    ルオキシ基を有する(メタ)アクリル酸エステル誘導体
    100重量部に対して光重合開始剤を3〜6重量部添加
    し有機溶剤に溶解してなる塗料において、該塗料中の不
    揮発分(JIS K5407)100重量部に対して、
    不飽和二重結合を有する紫外線吸収剤を3〜15重量部
    添加することを特徴とする硬化性塗料。
  2. 【請求項2】 不飽和二重結合を有する紫外線吸収剤が
    (メタ)アクリロイルオキシ基を有する紫外線吸収剤で
    ある請求項1記載の硬化性塗料。
  3. 【請求項3】 塗料の不揮発分(JIS K5407)
    100重量部に対して、ヒンダードアミン系光安定剤を
    0.2〜5重量部添加されてなる請求項1記載の硬化性
    塗料。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の硬化性塗料をポリカーボ
    ネート樹脂成形品表面に塗布した後、活性エネルギー線
    にて硬化し、硬化塗膜の厚みが1〜10μmであるポリ
    カーボネート樹脂積層体。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の硬化性塗料をポリカーボ
    ネート樹脂成形品表面に塗布した後、活性エネルギー線
    にて硬化し、硬化塗膜の厚みが1〜10μmであるポリ
    カーボネート樹脂積層体。
JP29954099A 1999-10-21 1999-10-21 耐候性に優れた硬化性塗料及びそれを被覆してなるポリカーボネート樹脂積層体 Pending JP2001115063A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29954099A JP2001115063A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 耐候性に優れた硬化性塗料及びそれを被覆してなるポリカーボネート樹脂積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29954099A JP2001115063A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 耐候性に優れた硬化性塗料及びそれを被覆してなるポリカーボネート樹脂積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001115063A true JP2001115063A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17873943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29954099A Pending JP2001115063A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 耐候性に優れた硬化性塗料及びそれを被覆してなるポリカーボネート樹脂積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001115063A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003206442A (ja) * 2002-01-15 2003-07-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 硬質保護被膜形成用コーティング剤及び光学物品
WO2004036112A1 (ja) * 2002-10-17 2004-04-29 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. 車両用部品
JP2010158898A (ja) * 2008-08-19 2010-07-22 Sumitomo Bakelite Co Ltd 表面保護用樹脂積層体および液晶表示体

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06128399A (ja) * 1992-10-16 1994-05-10 Takiron Co Ltd 高機能多層合成樹脂成形品及びその製造方法
JPH08151415A (ja) * 1994-09-29 1996-06-11 Otsuka Chem Co Ltd 耐候性組成物
JPH0912965A (ja) * 1995-04-04 1997-01-14 General Electric Co <Ge> 冷間キャスト法で形成される紫外線硬化性耐候性コーティング
WO1997011129A1 (fr) * 1995-09-20 1997-03-27 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Composition de revetement resistant a l'usure et article ainsi revetu de cette composition
JPH09286809A (ja) * 1996-04-18 1997-11-04 Nippon Paint Co Ltd 紫外線硬化型液状組成物及び塗膜形成方法
JPH1060307A (ja) * 1996-08-27 1998-03-03 Asahi Glass Co Ltd 紫外線硬化型被覆剤組成物およびその用途
JPH10279832A (ja) * 1997-04-02 1998-10-20 Asahi Glass Co Ltd 紫外線硬化型被覆剤組成物およびその用途
JPH11268201A (ja) * 1998-03-24 1999-10-05 Asahi Glass Co Ltd 透明被覆成形品およびその製造方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06128399A (ja) * 1992-10-16 1994-05-10 Takiron Co Ltd 高機能多層合成樹脂成形品及びその製造方法
JPH08151415A (ja) * 1994-09-29 1996-06-11 Otsuka Chem Co Ltd 耐候性組成物
JPH0912965A (ja) * 1995-04-04 1997-01-14 General Electric Co <Ge> 冷間キャスト法で形成される紫外線硬化性耐候性コーティング
WO1997011129A1 (fr) * 1995-09-20 1997-03-27 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Composition de revetement resistant a l'usure et article ainsi revetu de cette composition
JPH09286809A (ja) * 1996-04-18 1997-11-04 Nippon Paint Co Ltd 紫外線硬化型液状組成物及び塗膜形成方法
JPH1060307A (ja) * 1996-08-27 1998-03-03 Asahi Glass Co Ltd 紫外線硬化型被覆剤組成物およびその用途
JPH10279832A (ja) * 1997-04-02 1998-10-20 Asahi Glass Co Ltd 紫外線硬化型被覆剤組成物およびその用途
JPH11268201A (ja) * 1998-03-24 1999-10-05 Asahi Glass Co Ltd 透明被覆成形品およびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003206442A (ja) * 2002-01-15 2003-07-22 Shin Etsu Chem Co Ltd 硬質保護被膜形成用コーティング剤及び光学物品
WO2004036112A1 (ja) * 2002-10-17 2004-04-29 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. 車両用部品
JP2010158898A (ja) * 2008-08-19 2010-07-22 Sumitomo Bakelite Co Ltd 表面保護用樹脂積層体および液晶表示体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6906115B2 (en) Surface treatment composition and preparation thereof
JP5146790B1 (ja) 車両用部材およびその製造方法
US9850386B2 (en) Photo-curable coating composition and coated article
US20130202892A1 (en) Plastic substrates having a scratch-resistant coating, in particular housings of electronic devices, having high transparency, method for the production thereof, and use thereof
US20080152927A1 (en) Coating composition applicable to nonpolar resin substrate, multilayer coat forming method using the same, and coated resin product
JP4204106B2 (ja) 被覆材組成物
US20040091632A1 (en) Process for coating with radiation-curable resin composition and laminates
JP5150759B1 (ja) 硬化型コーティング剤組成物
JPH11343460A (ja) 熱成形性に優れた硬化性塗料
JP5389150B2 (ja) 硬化型コーティング剤組成物
JP7452588B2 (ja) 硬化性組成物、硬化物、積層体
JP2001115063A (ja) 耐候性に優れた硬化性塗料及びそれを被覆してなるポリカーボネート樹脂積層体
JPS58129018A (ja) 硬化性樹脂組成物
JP4299513B2 (ja) 被覆材組成物および物品
JP3660410B2 (ja) エマルション被覆材組成物
WO2019117030A1 (ja) 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物及びコーティング剤
JP3894633B2 (ja) 樹脂組成物及びその硬化物
JPH09111151A (ja) エマルション被覆材組成物
JP5515609B2 (ja) 光硬化型塗料組成物
JP5549828B2 (ja) 活性エネルギー線硬化性組成物及び積層物
JP6221657B2 (ja) 活性エネルギー線硬化性組成物
JP2023133169A (ja) 硬化性組成物、硬化物、積層体およびこれらの製造方法
JP2023133168A (ja) 硬化性組成物、硬化物、積層体およびこれらの製造方法
JP2022039753A (ja) 外装建材用活性エネルギー線硬化型組成物およびその用途
JP2023135619A (ja) 硬化性組成物、硬化物、積層体およびこれらの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100811