JP2001114140A - 小型管理機 - Google Patents

小型管理機

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JP2001114140A JP2000038608A JP2000038608A JP2001114140A JP 2001114140 A JP2001114140 A JP 2001114140A JP 2000038608 A JP2000038608 A JP 2000038608A JP 2000038608 A JP2000038608 A JP 2000038608A JP 2001114140 A JP2001114140 A JP 2001114140A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に操縦が容易で、耕耘作業が一層容易な小
型管理機にする。 【解決手段】 エンジン11の駆動力で動力伝達機構1
2を介して耕耘軸13を回転させ、この耕耘軸13に備
えた耕耘爪14,15の回転により耕耘し、更に耕耘爪
にて走行する小型管理機10である。小型管理機10
は、土Grの中に差込む抵抗棒93を備える。エンジン
11の後部又は動力伝達機構12の後部に、操作ハンド
ル40を上下スイング可能に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型管理機の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】小型管理機は、耕耘軸に備えた耕耘爪の
回転により耕耘し、更に耕耘爪にて走行する耕耘機であ
り、フロントタイン式管理機と言われている。このよう
なフロントタイン式管理機は、手軽で小回りが利くこと
から広く普及しており、例えば、実開昭57−8650
2号公報「小型管理機の爪軸構造」が知られている。
【0003】上記従来の技術は、同公報の第1図〜第3
図に示される通り、エンジン5(番号は公報に記載され
たものを引用した。以下同じ。)の下部にミッション6
を取付け、ミッション6の下部に回転軸12を取付け、
回転軸12に備えた耕耘爪11・・・により耕耘し、更に
耕耘爪11・・・にて走行する小型管理機Aであって、ミ
ッション6の後上部に操作ハンドル2を固定するという
ものである。ミッション6は、その後下部から下方へ延
びる抵抗棒4を備える。抵抗棒4は土中に差込み可能な
棒である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】小型管理機Aはエンジ
ン5やミッション6に、耕耘爪11・・・付き回転軸12
や操作ハンドル2を一体的に組付けた構造のフロントタ
イン式管理機である。一般に、小型管理機Aを耕耘作業
中に、耕耘爪11・・・が石などの固い埋蔵物に当ったと
きには、耕耘反力によって回転軸12が上方へ跳び上が
る、いわゆる跳び上がり現象(ダッシング現象とも言
う。)が発生する。このときの耕耘反力である衝撃エネ
ルギーは、耕耘爪11・・・から回転軸12を介してミッ
ション6、エンジン5及び操作ハンドル2に伝わる。
【0005】衝撃エネルギーを受けた小型管理機Aのバ
ランスを保ちつつ操縦したり、跳び上がり現象を抑制す
るためには、(1)土壌の条件に応じて抵抗棒4の取付
け高さを適宜設定することで、土中への抵抗棒4の差込
み長さを調整したり、(2)耕耘作業中に操作ハンドル
2に適切な下向き操作力を掛けることで、土中への抵抗
棒4の差込み荷重を調整する。このようにすれば、衝撃
エネルギーに対して抵抗棒4の抵抗力を加減することが
できるからである。しかしながら経験と勘を必要とし、
小型管理機Aの操縦に熟練することが求められるので、
改良の余地がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、常に操縦が容易
で耕耘作業が一層容易な小型管理機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、動力源の駆動力で動力伝達機構を介して
耕耘軸を回転させ、この耕耘軸に備えた耕耘爪の回転に
より耕耘し、更に耕耘爪にて走行する小型管理機であっ
て、土中に差込む抵抗棒を備えた小型管理機において、
動力源の後部又は動力伝達機構の後部に、操作ハンドル
を上下スイング可能に取付けたことを特徴とする。
【0008】耕耘作業中に、耕耘爪が石などの固い埋蔵
物に当ったとき、耕耘反力によって跳び上がり現象が発
生する。このときの耕耘反力である衝撃エネルギーは、
耕耘爪から動力源や動力伝達機構に伝わる。抵抗棒を土
中に差込んであるので、跳び上がり現象に対して抵抗力
を有し、この結果、抵抗棒並びに操作ハンドルは安定し
た状態にある。安定状態の操作ハンドルに対して耕耘
爪、動力源並びに動力伝達機構が上方へスイングするこ
とで、衝撃エネルギーを吸収する。操作ハンドルが跳び
上がらずに安定しているので、操縦性は高い。
【0009】請求項2は、操作ハンドルに対して動力源
並びに動力伝達機構が上下スイングしたときに緩衝する
ための緩衝部材を、動力源又は動力伝達機構と操作ハン
ドルとの間に介在させたことを特徴とする。
【0010】操作ハンドルに対して動力源並びに動力伝
達機構が上方へスイングしたときに、衝撃エネルギーを
緩衝部材にて十分に吸収することができる。
【0011】請求項3は、動力源の後部又は前記動力伝
達機構の後部に第1リンクを上下スイング可能に取付
け、操作ハンドルに第2リンクを前後スイング可能に取
付け、第2リンクに第1リンクを連結することで、動力
源並びに動力伝達機構の前後スイングに対応して折曲げ
自在なリンク機構を構成し、第1・第2リンク間の連結
部に緩衝部材の一端を前後スイング可能に連結し、この
緩衝部材の他端を操作ハンドルに前後スイング可能に連
結することにより、操作ハンドルに対して動力源並びに
動力伝達機構が接近する方向にスイングするにつれて、
所定スイング量当りの緩衝部材のストロークの割合が大
きく変化するように構成したことを特徴とする。
【0012】リンク機構と緩衝部材とからなるサスペン
ションは、操作ハンドルに対して動力源並びに動力伝達
機構が接近する方向にスイングするにつれて、所定スイ
ング量当りの緩衝部材のストロークの割合が大きく変化
するプログレッシブ・サスペンションである。緩衝部材
は、小さい衝撃エネルギーに対しては小さいストローク
で吸収し、大きい衝撃エネルギーに対しては大きいスト
ロークで吸収する。従って、衝撃エネルギーを一層効果
的に吸収する。
【0013】請求項4は、抵抗棒を操作ハンドルから下
方へ延したことを特徴とする。耕耘作業中に、操作ハン
ドルに適切な下向き操作力を掛けることで、土中への抵
抗棒の差込み長さを調整して、耕深量を安定させること
ができる。
【0014】請求項5は、抵抗棒を前記動力伝達機構の
後部から下方へ延したことを特徴とする。跳び上がり現
象が発生したとき、抵抗棒が土中に食い込むことで、エ
ンジンや動力伝達機構のスイングを抑制する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見
るものとする。図1は本発明に係る小型管理機の側面図
である。小型管理機10は、動力源としてのエンジン1
1の駆動力で、動力伝達機構12を介して耕耘軸13を
回転させ、この耕耘軸13に備えた耕耘爪、すなわち第
1耕耘爪14並びに第2耕耘爪15の回転により耕耘
し、更に第1・第2耕耘爪14,15にて走行する、小
型の歩行型自走式耕耘機であり、フロントタイン式管理
機と称する。
【0016】さらに小型管理機10は、動力伝達機構1
2の後部から後上方へ操作ハンドル40を延ばし、この
操作ハンドル40の下部から下方へ抵抗棒93を延した
ものである。本発明は、動力伝達機構12の後部にピボ
ット部50を介して、操作ハンドル40を上下スイング
可能に取付けたことを特徴とする。ピボット部50の詳
細については後述する。動力伝達機構12は、エンジン
11の駆動力を耕耘軸13に伝達する機構であって、ケ
ース16に図示せぬギヤを内蔵したものである。抵抗棒
93は、土中に差込んで第1・第2耕耘爪14,15に
よる耕深量Hを設定するとともに、第1・第2耕耘爪1
4,15の牽引力に対する抵抗力を付加する棒である。
図中、21はエンジンカバー、22は土砂飛散防止カバ
ー、23は車体ガードである。
【0017】図2は本発明に係る小型管理機の背面図で
あり、車体中央CLでエンジン11の下部に動力伝達機
構12を取付け、動力伝達機構12の下部に左右方向横
向きの耕耘軸13を取付け、耕耘軸13の長手方向に所
定ピッチで複数の第1・第2耕耘爪14・・・,15・・・
(・・・は複数個を示す。以下同じ。)を取付けたことを
示す。操作ハンドル40は、動力伝達機構12の後部に
左右の脚部41,41を取付けた背面視逆U字状のハン
ドルポスト部42と、ハンドルポスト部42の上端部に
車体中央CLで固定した縦向きのハンドル取付部43
と、ハンドル取付部43に取付けた背面視略V字状のハ
ンドル部44とからなる。図中、24は燃料タンク、2
5はエアクリーナ、26,26はサイドディスク、4
5,45はグリップ、46はクラッチレバーである。
【0018】図3は本発明に係る小型管理機の操作ハン
ドル取付け構造の側面断面図であり、操作ハンドル40
及び抵抗棒93の具体的な取付け構造を示す。操作ハン
ドル取付け構造は、動力伝達機構12の後部下部に左右
のブラケット33L,33R(この図では左右のうち右
のみ示す。以下同じ。)を取付け、これらのブラケット
33L,33Rの後部下部にハンドルポスト部42の下
部を上下スイング可能に取付けたものである。結果的
に、操作ハンドル40に対してエンジン11並びに動力
伝達機構12を上下スイング可能に取付けたことにもな
る。
【0019】本発明は、操作ハンドル40にエンジン1
1並びに動力伝達機構12を懸架するサスペンション6
0を備えたことを特徴とする。このサスペンション60
は、動力伝達機構12と操作ハンドル40との間に緩衝
部材64を介在させたものである。緩衝部材64は、操
作ハンドル40に対して、エンジン11並びに動力伝達
機構12が上下スイングしたときに緩衝する緩衝器、例
えばコイルスプリング65付きオイルダンパ66であっ
て、前後に伸縮可能に配置したものである。67はリザ
ーバタンクである。サスペンション60の具体的な構成
は、左右のブラケット33L,33R間の後部上部に山
形鋼からなるクロスメンバ61を掛け渡し、ハンドルポ
スト部42の上部から後下方へアーム71を延し、アー
ム71に緩衝部材64の後端部(他端部)64bを上下
スイング可能に取付け、クロスメンバ61に緩衝部材6
4の前端部(一端部)64aを上下スイング可能に取付
けたものである。
【0020】この図は、ハンドルポスト部42のスイン
グ範囲(エンジン11並びに動力伝達機構12のスイン
グ範囲)を決めるための下限ストッパ部81並びに上限
ストッパ部85を備えたことを示す。具体的には、下限
ストッパ部81は、ブラケット33L,33Rの下端に
下部ストッパ片82,82を取付け、ハンドルポスト部
42の脚部41,41の下端に当接片83,83を取付
けたものである。下部ストッパ片82,82の下面に当
接片83,83が当る位置で、スイング下限位置が決ま
る。上限ストッパ部85は、ハンドルポスト部42の脚
部41,41間に水平部材86を掛け渡し、この水平部
材86に位置決めボルト87を進退調節可能に取付けた
ものである。位置決めボルト87がクロスメンバ61に
当る位置で、スイング上限位置が決まる。
【0021】図4は図3の4−4線断面図であり、操作
ハンドル取付け構造の詳細な構成を示す。動力伝達機構
12のケース16は、左右両側部に側部取付ボス31
L,31Rを一体に形成するとともに、後端部に後部取
付ボス32を一体に形成したものである。左右のブラケ
ット33L,33Rは、板材を平面視略クランク状に折
曲げ成形した部材であり、側部取付ボス31L,31R
にボルト34,34にて左右別々に取付けるとともに、
後部取付ボス32に1本の長いボルト35にて共締めし
て取付けたものである。36,36はスペーサである。
【0022】次に、左右のブラケット33L,33Rに
ハンドルポスト部42を上下スイング可能に取付けると
ともに、支承させるためのピボット部50の構造を説明
する。ピボット部50は、ハンドルポスト部42の左右
の脚部41,41間にクロスパイプ51を掛け渡し、ク
ロスパイプ51内にブッシュ52,52を介してパイプ
状の軸部53を回転可能に嵌合し、軸部53の両端面に
左右のブラケット33L,33Rの内面を当て、軸部5
3の孔に1本の長い支承ボルト54を貫通させ、左右の
ブラケット33L,33Rと軸部53とを共締めするこ
とで、左右のブラケット33L,33Rにて支持ボルト
54を介して、ハンドルポスト部42を上下スイング可
能に支持するようにしたものである。
【0023】ハンドルポスト部42を逆U字状に形成
し、所定寸法だけ離した左右の脚部41,41を動力伝
達機構12に取付けることで、操作ハンドル40を左右
2箇所で支持するので、支持スパンは大きい。このた
め、操作ハンドル40に側方から外力が作用しても、振
らつかずに安定しており、安定した操縦をすることがで
きる。
【0024】この図は、車体中央CL(管理機全体の重
心Gの位置)にてクロスパイプ51にアーム91を取付
け、このアーム91を後方へ延し、その後端に垂直(こ
の図の表裏方向)に延びるパイプ状の保持部92を取付
け、保持部92に抵抗棒93を上下移動可能に嵌合し、
さらに、止めボルト94にて止めたことを示す。
【0025】図5は図3の5−5線断面図であり、左右
のブラケット33L,33Rにクロスメンバ61の両端
をボルト62・・・にて取付け、クロスメンバ61の上面
にコ字状ホルダ63を取付け、コ字状ホルダ63のフラ
ンジ63a,63a間に、緩衝部材64の前端部64a
を連結ボルト68にて上下スイング可能に取付けたとこ
ろの、サスペンション60の平面断面構成を示す。逆U
字状のハンドルポスト部42における、左右の脚部4
1,41の間で車体中央CLに緩衝部材64を配置する
ことができる。しかも、緩衝部材64の前端部64aの
取付け位置を、管理機全体の重心Gに接近させることが
できる。69,69はスペーサである。さらにこの図
は、位置決めボルト87を車体中央CLに配置したこと
を示す。
【0026】図6は図3の6−6線断面図であり、上開
放の溝形鋼からなるアーム71の後端に背面視下開放の
コ字状ホルダ72を被せてボルト73にて取付け、コ字
状ホルダ72のフランジ72a,72a間に緩衝部材6
4の後端部64bを連結ボルト74にて上下スイング可
能に取付けたことを示す。75,76,76はスペー
サ、77,77はカラーである。
【0027】次に、上記構成の小型管理機10の作用を
図1、図4、図5、図7及び図8に基づき説明する。上
記図1において、エンジン11を始動させ、図示せぬ作
業者が操作ハンドル40を握って小型管理機10を操縦
しながら歩行することによって、小型管理機10は、エ
ンジン11の駆動力で動力伝達機構12並びに耕耘軸1
3を介して、第1・第2耕耘爪14,15を回転させ
て、前進とともに耕耘する。小型管理機10は耕耘作業
中には、抵抗棒93を土Grの中に差込むことによっ
て、第1・第2耕耘爪14,15による耕深量Hを設定
するとともに、第1・第2耕耘爪14,15の牽引力に
対する抵抗力を付加することができる。
【0028】ところで、図1に示すように小型管理機1
0を側面から見たとき、操作ハンドル40のスイング中
心C、すなわちピボット部50の中心は、管理機全体の
重心Gの近傍にある。具体的には、重心Gから後方へ距
離Xだけ離れた位置で、重心Gとほぼ同じ高さにスイン
グ中心Cを設定した。距離Xについては次のように設定
する。すなわち、耕耘作業時に抵抗棒93を土Grの中
に差込むことによって、第1・第2耕耘爪14,15の
牽引力に対する抵抗力を付加したときに、管理機全体の
重心Gの位置が後方へ移動して、スイング中心Cにほぼ
一致するように、距離Xを設定する。
【0029】スイング中心Cに重心Gの位置を一致又は
近接させることにより、操作ハンドル40に対して、エ
ンジン11並びに動力伝達機構12がスイングしたとき
に、質量が低減する。この結果、慣性モーメントを低減
させることができる。さらには、緩衝部材64の前端部
64aの取付け位置を、重心Gの近傍で、スイング中心
Cのほぼ真上に設定した。このようなことから、小型管
理機10の走行を安定させて、直進性や旋回性の向上を
図ることができ、この結果、操縦性を高めて耕耘作業を
容易にすることができる。
【0030】このように、スイング中心Cや緩衝部材6
4の前端部64aの取付け位置を、管理機全体の重心G
に接近させるために、上記図4に示す如く、ハンドルポ
スト部42は逆U字状(アーチ状)に形成し、左右の脚
部41,41でブラケット33L,33Rを介して、動
力伝達機構12を両側から挟み込むようにして取付けた
ことを特徴とする。
【0031】ここで、緩衝部材64で支えることができ
る操作ハンドル40側の荷重を「ばね上荷重」とし、緩
衝部材64に作用するエンジン11、動力伝達機構1
2、耕耘軸13、第1・第2耕耘爪14,15等の負荷
側の荷重を「ばね下荷重」とする。一般に、「ばね上荷
重」を分母とし、「ばね下荷重」を分子として除算した
値を小さくすると、第1・第2耕耘爪14,15側から
の振動が操作ハンドル40側に伝わり難いので、操縦感
覚が優れる。そのためには、緩衝部材64の「ばね上荷
重」を大きく設定すればよい。
【0032】ところで、操作ハンドル40に加えた下向
き操作力によって、操作ハンドル40と一体の抵抗棒9
3を土Grの中に食い込ませることができる。操作ハン
ドル40から下方へ延びた抵抗棒93は、土Grの中に
差込んであるので、抵抗棒93の軸直角方向への抵抗力
を有する。このため、抵抗棒93並びに操作ハンドル4
0は、前後方向や左右方向に安定した状態にある。この
結果、操作ハンドル40を前方へ押し操作するための操
作力は、ほとんど一定である。操作ハンドル40の操作
力と、土Grの中に差込んだ抵抗棒93の抵抗力との、
複合的な力は「ばね上荷重」である。操作ハンドル40
の上下スイング操作に応じて、操作ハンドル40側から
アーム71を介し、緩衝部材64の後端部64bに作用
する「ばね上荷重」を、大きく設定することができる。
【0033】図7は本発明に係る小型管理機の作用図
(その1)である。耕耘作業中に、第1・第2耕耘爪1
4・・・,15・・・が石などの固い埋蔵物Bに当ったときに
は、耕耘反力によって矢印U方向に跳び上がり現象(ダ
ッシング現象とも言う。)が発生する。このときの耕耘
反力である衝撃エネルギーは、第1・第2耕耘爪14・・
・,15・・・から耕耘軸13を介してエンジン11や動力
伝達機構12に伝わる。操作ハンドル40から下方へ延
びた抵抗棒93は、土Grの中に差込んであるので、跳
び上がり現象に対して抵抗力を有する。このため、抵抗
棒93並びに操作ハンドル40は跳び上がり現象の影響
を受けにくく、安定した状態にある。
【0034】図8は本発明に係る小型管理機の作用図
(その2)である。安定した状態の操作ハンドル40に
対し、エンジン11並びに動力伝達機構12は、衝撃エ
ネルギーによって上方へスイングする。この結果、衝撃
エネルギーを吸収することができる。操作ハンドルが跳
び上がらずに安定しているので、操縦性が高まる。従っ
て、耕耘作業は容易である。
【0035】さらには、動力伝達機構12は上方へスイ
ングすることで、操作ハンドル40に対して接近する。
このため、衝撃エネルギーは動力伝達機構12からブラ
ケット33L,33R、クロスメンバ61並びにコ字状
ホルダ63を介して緩衝部材64の前端部64aを押
す。緩衝部材64は、衝撃エネルギーの大きさに応じた
ストロークだけ退縮することにより、衝撃エネルギーを
十分に吸収する。しかも、衝撃エネルギーを吸収した緩
衝部材64の反発力を利用して第1・第2耕耘爪14・・
・,15・・・(図7参照)で再び耕耘力に利用できる。
【0036】次に、小型管理機10の変形例を説明す
る。なお、同一構成については同一符号を付し、その説
明を省略する。図9は本発明に係る小型管理機(第1変
形例)の側面図である。第1変形例の小型管理機10
は、抵抗棒93を動力伝達機構12の後部から下方へ延
したことを特徴とする。すなわち、左右のブラケット3
3L,33Rの後部下部にアーム91をボルト止めし、
アーム91に保持部92を介して抵抗棒93を取付け
た。跳び上がり現象が発生したとき、抵抗棒93が土中
に食い込むことで、エンジン11や動力伝達機構12の
スイングを抑制する。動力伝達機構12の跳び上がり現
象を一層抑制することができる。
【0037】図10は本発明に係る小型管理機(第2変
形例)の側面図である。第2変形例の小型管理機10
は、抵抗棒93を操作ハンドル40から下方へ延し、さ
らに、緩衝部材64の前端部64aをエンジン11に上
下スイング可能に直接取付けたことを特徴とする。
【0038】図11は本発明に係る小型管理機(第3変
形例)の側面図である。第3変形例の小型管理機10
は、抵抗棒93を動力伝達機構12の後部から下方へ延
し、さらに、緩衝部材64の前端部64aをエンジン1
1に上下スイング可能に直接取付けたことを特徴とす
る。
【0039】図12は本発明に係る小型管理機(第4変
形例)の側面図である。第4変形例の小型管理機10
は、抵抗棒93を操作ハンドル40から下方へ延し、さ
らに、緩衝部材64の前端部64aを動力伝達機構12
に上下スイング可能に直接取付けたことを特徴とする。
【0040】図13は本発明に係る小型管理機(第5変
形例)の側面図である。第5変形例の小型管理機10
は、抵抗棒93を動力伝達機構12の後部から下方へ延
し、さらに、緩衝部材64の前端部64aを動力伝達機
構12に上下スイング可能に直接取付けたことを特徴と
する。
【0041】図14は本発明に係る小型管理機(第6変
形例)のサスペンション周りの側面断面図である。第6
変形例の小型管理機10は、サスペンション100が、
操作ハンドル40に対してエンジン11並びに動力伝達
機構12が接近する方向にスイングするにつれて、所定
スイング量当りの緩衝部材64のストロークの割合が大
きく変化する、プログレッシブ・サスペンションである
ことを特徴とする。
【0042】図15は本発明に係る小型管理機(第6変
形例)のサスペンション周りの斜視図であり、サスペン
ション100の具体的な構成を示す。サスペンション1
00は、リンク機構110と緩衝部材64の組合せ構造
である。リンク機構110は、エンジン11(図14参
照)の後部に左右の第1リンク114L,114Rを上
下スイング可能に取付け、操作ハンドル40に左右の第
2リンク115L,115Rを前後スイング可能に取付
け、第2リンク115L,115Rに第1リンク114
L,114Rを連結することで、エンジン11並びに動
力伝達機構12の前後スイングに対応して折曲げ自在
な、「く」の字リンク(横向きのVの字状リンク)であ
る。第1リンク114L,114Rは第2リンク115
L,115Rよりも長い。緩衝部材64は、一端部64
aを第1リンク114L,14Rと第2リンク115
L,115Rと間の連結部117に取付け、他端部64
bを操作ハンドル40の下部に前後スイング可能に連結
したものである。以下、サスペンション100の詳細な
構成について説明する。
【0043】図16は図14の16−16線断面図であ
り、エンジン11のケース17の左右両側部に、ボルト
111・・・にて左右一対の上部ブラケット112L,1
12Rを取付け、上部ブラケット112L,112Rを
後方へ延し、その後端部に連結ボルト113にて左右の
第1リンク114L,114Rの前端部を上下スイング
可能に取付け、第1リンク114L,114Rを後方へ
延し、その後端部に左右の第2リンク115L,115
Rの上端部を連結ボルト116にて連結して、連結部1
17をなし、連結部117に連結ボルト116にて緩衝
部材64の一端部64aを前後スイング可能に連結した
ことを示す。121,122,122はスペーサであ
る。
【0044】図17は図14の17−17線断面図であ
り、(1)ハンドルポスト部42の左右の脚部41,4
1の間で、車体中央CLに緩衝部材64を配置したこ
と、及び、(2)左右の第2リンク115L,115R
の下端部を、連結ピン118L,118Rにて左右の脚
部41,41に前後スイング可能に取付けたことを示
す。さらにこの図は、ピボット部50のクロスパイプ5
1に、左右2個の板材91a,91aからなる抵抗棒保
持用のアーム91を取付け、板材91a,91a間の上
部に連結ボルト123にて緩衝部材64の他端部64b
を上下スイング可能に取付けたことを示す。124,1
24はスペーサである。
【0045】図18(a),(b)は本発明に係るサス
ペンション(第6変形例)の原理図である。(a)はサ
スペンション100の側面図であり、点C,P1,Q
1,O1,O2及び線L1〜L4を次のように定義す
る。 C・・・操作ハンドル40のスイング中心。 P1・・・上部ブラケット112L,112Rに第1リン
ク114L,114Rを連結した点。 Q1・・・第1リンク114L,114Rに第2リンク1
15L,115R及び緩衝部材64の一端部64aを連
結した点。 O1・・・操作ハンドル40に第2リンク115L,11
5Rを連結した点。 O2・・・操作ハンドル40に緩衝部材64の他端部64
bを連結した点。 L1・・・点Cと点P1とを結ぶ線 L2・・・点P1と点Q1とを結ぶ線 L3・・・点O1と点Q1とを結ぶ線 L4・・・点O2と点Q1とを結ぶ線
【0046】線L1,L2,L3の長さは一定である。
線L3、線L2、線L4、線L1の各長さは、線L3が
最も短く、この並びの順に大きい(L3<L2<L4<
L1)。線L3は線L4のほぼ線上にある。線L1と線
L2と線L4とは、概ね三角形に配列している。エンジ
ン11並びに動力伝達機構12が点Cを中心に、矢印N
方向(図時計回り方向)にスイングして、操作ハンドル
40に接近するとき、線L1も矢印N方向にスイングす
る。
【0047】(b)は上記(a)を模式的に表したもの
である。線L1が点P1上の初期位置にあるとき、線L
4の長さはY1である。その後、線L1を矢印N方向へ
スイング角α1だけスイングさせると、点P1は点P2
の位置に変位する。点P1の変位に応じて、線L2は図
右へ移動する。線L2の移動に応じて、線L3は点O1
を中心に図時計回り方向へスイング角β1だけスイング
する。この結果、点Q1は点Q2の位置に変位する。点
Q1の変位に応じて、線L4は点O2を中心に図時計回
り方向へスイング角θ1だけスイングする。このときの
線L4の長さはY2であり、長さY1よりも小さい。Y
1とY2の差Δ1は、Y1−Y2である(Δ1=Y1−
Y2)。
【0048】その後、線L1を矢印N方向へスイング角
α2だけ更にスイングさせる。但し、スイング角α2は
スイング角α1と同一である(α1=α2)。この結
果、点P2は点P3の位置に変位する。点P2の変位に
応じて、線L2は図右へ更に移動する。線L2の移動に
応じて、線L3は点O1を中心に図時計回り方向へスイ
ング角β2だけスイングする。この結果、点Q2は点Q
3の位置に変位する。点Q2の変位に応じて、線L4は
点O2を中心に図時計回り方向へスイング角θ2だけス
イングする。このときの線L4の長さはY3であり、長
さY2よりも小さい。Y2とY3の差Δ2は、Y2−Y
3である(Δ2=Y2−Y3)。
【0049】線L1の長さに比べて線L3の長さが小さ
いので、線L1のスイング半径に比べて線L3スイング
半径は小さい。しかも、点Cに対して点O1は異なる位
置にある。このため、線L1が矢印N方向へスイングす
るときの、スイング角が大きくなるにつれて、このスイ
ング角に対する線L3のスイング角の割合は、大きくな
る。
【0050】例えば、線L1のスイング角がα1のとき
に、線L3のスイング角はβ1である。しかし、線L1
のスイング角がα1と同角のα2であるときに、線L3
のスイング角はβ1よりも大きいβ2になる。この結
果、線L4のスイング角はθ1よりもθ2が大きくな
る。このため、Δ1よりもΔ2が大きくなる。以上の説
明を整理すると、α1=α2のときに、β1<β2、θ
1<θ2であり、この結果、Δ1<Δ2である。
【0051】すなわち、(a)に示すサスペンション1
00は、操作ハンドル40に対してエンジン11並びに
動力伝達機構12が接近する方向にスイングするにつれ
て、所定スイング量当りの緩衝部材64のストロークの
割合が大きく変化する。このような作用をなすサスペン
ション100は、プログレッシブ・サスペンションであ
ると言える。エンジン11並びに動力伝達機構12がス
イング角α1やα2だけスイングしたとき、緩衝部材6
4はΔ1やΔ2に相当する分だけ短くなる。
【0052】図19は本発明に係る小型管理機(第6変
形例)の作用図である。小型管理機10で耕耘作業中
に、跳び上がり現象が発生したとき、耕耘反力である衝
撃エネルギーが上向き力としてエンジン11並びに動力
伝達機構12に作用する。安定した状態の操作ハンドル
40に対し、エンジン11並びに動力伝達機構12が上
方へスイングすることにより、衝撃エネルギーを吸収す
ることができる。
【0053】さらには、衝撃エネルギーはエンジン11
から上ブラケット112L,112R、連結ボルト11
3、第1リンク114L,114R、連結ボルト116
を介して、緩衝部材64の一端部64aを押す。緩衝部
材64は、衝撃エネルギーの大きさに応じたストローク
だけ退縮することにより、衝撃エネルギーを十分に吸収
する。
【0054】しかも、サスペンション100がプログレ
ッシブ・サスペンションであるから、緩衝部材64は、
小さい衝撃エネルギーに対しては小さいストロークで吸
収し、大きい衝撃エネルギーに対しては大きいストロー
クで吸収する。従って、衝撃エネルギーを一層効果的に
吸収するとともに、耕耘作業を一層容易にする。さらに
は、リンク機構110において、第1リンク114L,
114Rに対する第2リンク115L,115Rの長さ
の割合を適宜設定することにより、緩衝部材64のスト
ロークを大きくすることができるので、衝撃エネルギー
を緩衝部材64にて、より一層十分に吸収することがで
きる。
【0055】なお、上記本発明の実施の形態において、
(1)動力源11はエンジンに限定するものではなく、
例えば電動モータであってもよい。 (2)操作ハンドル40は、車体中央CLを通る1本ハ
ンドルとしてもよい。 (3)図14〜図19に示す第6変形例において、第1
リンク114L,114Rをエンジン11ではなく動力
伝達機構12に取付けてもよく、また、抵抗棒93を動
力伝達機構12の後部から下方へ延してもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、動力源の後部又は動力伝達機構の後
部に、操作ハンドルを上下スイング可能に取付けたの
で、抵抗棒を土中に差込むことにより安定した状態の操
作ハンドルに対して耕耘爪、動力源並びに動力伝達機構
が上方へスイングすることにより、衝撃エネルギーを吸
収することができる。操作ハンドルが跳び上がらずに安
定しているので、小型管理機の操縦が常に容易であり、
耕耘作業が一層容易になる。
【0057】請求項2は、操作ハンドルに対して動力源
並びに動力伝達機構が上下スイングしたときに緩衝する
ための緩衝部材を、動力源又は動力伝達機構と操作ハン
ドルとの間に介在させたので、動力源並びに動力伝達機
構が上方へスイングしたときに、衝撃エネルギーを緩衝
部材にて十分に吸収することができる。しかも、衝撃エ
ネルギーを吸収した緩衝部材の反発力を利用して耕耘爪
で再び耕耘力に利用できる。
【0058】請求項3は、動力源の後部又は前記動力伝
達機構の後部に第1リンクを上下スイング可能に取付
け、操作ハンドルに第2リンクを前後スイング可能に取
付け、第2リンクに第1リンクを連結することで、動力
源並びに動力伝達機構の前後スイングに対応して折曲げ
自在なリンク機構を構成し、第1・第2リンク間の連結
部に緩衝部材の一端を前後スイング可能に連結し、この
緩衝部材の他端を操作ハンドルに前後スイング可能に連
結したので、操作ハンドルに対して動力源並びに動力伝
達機構が接近する方向にスイングするにつれて、所定ス
イング量当りの緩衝部材のストロークの割合を大きく変
化させることができる。このため、緩衝部材は、小さい
衝撃エネルギーに対しては小さいストロークで吸収し、
大きい衝撃エネルギーに対しては大きいストロークで吸
収する。従って、衝撃エネルギーを一層効果的に吸収す
るとともに、耕耘作業を一層容易にして、駆動力を確保
することができる。さらには、リンク機構によって、緩
衝部材のストロークを大きくすることができるので、衝
撃エネルギーを緩衝部材にて、より一層十分に吸収する
ことができる。
【0059】請求項4は、抵抗棒を操作ハンドルから下
方へ延したので、耕耘作業中に、操作ハンドルに適切な
下向き操作力を掛けることで、土中への抵抗棒の差込み
長さを調整して、耕深量を安定させることができる。
【0060】請求項5は、抵抗棒を動力伝達機構の後部
から下方へ延したので、跳び上がり現象が発生したと
き、抵抗棒が土中に食い込むことで、エンジンや動力伝
達機構のスイングを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型管理機の側面図
【図2】本発明に係る小型管理機の背面図
【図3】本発明に係る小型管理機の操作ハンドル取付け
構造の側面断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図3の5−5線断面図
【図6】図3の6−6線断面図
【図7】本発明に係る小型管理機の作用図(その1)
【図8】本発明に係る小型管理機の作用図(その2)
【図9】本発明に係る小型管理機(第1変形例)の側面
【図10】本発明に係る小型管理機(第2変形例)の側
面図
【図11】本発明に係る小型管理機(第3変形例)の側
面図
【図12】本発明に係る小型管理機(第4変形例)の側
面図
【図13】本発明に係る小型管理機(第5変形例)の側
面図
【図14】本発明に係る小型管理機(第6変形例)のサ
スペンション周りの側面断面図
【図15】本発明に係る小型管理機(第6変形例)のサ
スペンション周りの斜視図
【図16】図14の16−16線断面図
【図17】図14の17−17線断面図
【図18】本発明に係るサスペンション(第6変形例)
の原理図
【図19】本発明に係る小型管理機(第6変形例)の作
用図
【符号の説明】
10…小型管理機、11…動力源(エンジン)、12…
動力伝達機構、13…耕耘軸、14,15…耕耘爪(第
1・第2耕耘爪)、40…操作ハンドル、60…サスペ
ンション、64…緩衝部材、93…抵抗棒、100…サ
スペンション、110…リンク機構、114L,114
R…第1リンク、115L,115R…第2リンク、1
17…連結部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源の駆動力で動力伝達機構を介して
    耕耘軸を回転させ、この耕耘軸に備えた耕耘爪の回転に
    より耕耘し、更に耕耘爪にて走行する小型管理機であっ
    て、土中に差込む抵抗棒を備えた小型管理機において、
    前記動力源の後部又は動力伝達機構の後部に、操作ハン
    ドルを上下スイング可能に取付けたことを特徴とする小
    型管理機。
  2. 【請求項2】 前記操作ハンドルに対して前記動力源並
    びに動力伝達機構が上下スイングしたときに緩衝するた
    めの緩衝部材を、動力源又は動力伝達機構と操作ハンド
    ルとの間に介在させたことを特徴とする請求項1記載の
    小型管理機。
  3. 【請求項3】 前記動力源の後部又は前記動力伝達機構
    の後部に第1リンクを上下スイング可能に取付け、前記
    操作ハンドルに第2リンクを前後スイング可能に取付
    け、第2リンクに第1リンクを連結することで、動力源
    並びに動力伝達機構の前後スイングに対応して折曲げ自
    在なリンク機構を構成し、前記第1・第2リンク間の連
    結部に緩衝部材の一端を前後スイング可能に連結し、こ
    の緩衝部材の他端を前記操作ハンドルに前後スイング可
    能に連結することにより、操作ハンドルに対して動力源
    並びに動力伝達機構が接近する方向にスイングするにつ
    れて、所定スイング量当りの緩衝部材のストロークの割
    合が大きく変化するように構成したことを特徴とする請
    求項1記載の小型管理機。
  4. 【請求項4】 前記抵抗棒を前記操作ハンドルから下方
    へ延したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求
    項3記載の小型管理機。
  5. 【請求項5】 前記抵抗棒を前記動力伝達機構の後部か
    ら下方へ延したことを特徴とする請求項1、請求項2又
    は請求項3記載の小型管理機。
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