JP2001114110A - 配膳車 - Google Patents

配膳車

Info

Publication number
JP2001114110A
JP2001114110A JP29906299A JP29906299A JP2001114110A JP 2001114110 A JP2001114110 A JP 2001114110A JP 29906299 A JP29906299 A JP 29906299A JP 29906299 A JP29906299 A JP 29906299A JP 2001114110 A JP2001114110 A JP 2001114110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
truck
serving
wheel
wheels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29906299A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Tsutsui
久之 筒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP29906299A priority Critical patent/JP2001114110A/ja
Publication of JP2001114110A publication Critical patent/JP2001114110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Legs For Furniture In General (AREA)
  • Handcart (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動式の配膳車にあって、任意の方向に移動
が容易な配膳車を提供する。 【解決手段】 下面10に車輪2を取り付けた台車3
と、この台車3の上に固定された食品類を収容する収容
庫4を備えた車両本体1、この車両本体1の側面に上記
収容庫4のドアー5を設けた手動式の配膳車であって、
上記車輪2が任意の方向に自在に可動するボール11を
有するボール型車輪である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院やその他ホテ
ルや学校等で使用される手動式の配膳車に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】病院等の施設において、各病室の患者へ
の給食の配膳に、食品類を収容する収容庫を備えた配膳
車が利用されている。上記配膳車として、近年では収容
庫が保温機能や保冷機能を備え、温かい食事を冷まさず
に、あるいは冷たいものはそのままで配膳できるように
したものが使用されている。このような配膳車として、
駆動装置を内蔵した電動アシスト機能を備えた配膳車も
あるが、担当者が手動で移動させる手動式の配膳車も多
用されている。従来の手動式の配膳車にあっては、例え
ば、図3に示すように、配膳車の車輪は、タイヤ型の車
輪20に車軸受21を備え、この車軸受21が配膳車の
車両本体の下面に設けられた車輪固定ベース22に固定
されているものが汎用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記手動式の
配膳車においては、狭い廊下や病室内に配膳するため、
前後方向だけでなく、例えば、横方向等任意の方向に容
易に移動できることが求められている。また、病院内に
設置されている備品運搬用のエレベータは、高さの制限
もあるため、高さを低くした小型の配膳車が求められる
が、高さの低い配膳車はおのずと食品類の収容数を減ら
さざるを得ない。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、手動式の配膳車にあっ
て、任意の方向に移動が容易な配膳車を提供することに
ある。
【0005】さらに、他の目的とするところは、手動式
の配膳車にあって、食品類の収容数を維持しながら高さ
を低くした小型の配膳車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の配膳車
は、下面に車輪を取り付けた台車と、この台車の上に固
定された食品類を収容する収容庫を備えた車両本体、こ
の車両本体の側面に上記収容庫のドアを設けた手動式の
配膳車であって、上記車輪が任意の方向に自在に可動す
るボールを有するボール型車輪であることを特徴とす
る。上記によって、車輪がボール型車輪であるため、3
60度全ての方向にボ−ルが回転することができるの
で、横方向をはじめ任意の方向へ配膳車を容易に移動す
ることができるものである。また、上記配膳車は、タイ
ヤ型の車輪に車軸受を備えたものに比較し、台車の下面
から床までの高さを低くすることができるので、全体の
高さを低くすることができるものである。
【0007】請求項2記載の配膳車は、請求項1記載の
配膳車において、上記ボール型車輪は、ゴムライナーを
介して上記台車に取り付けられたものであることを特徴
とする。上記によって、走行中に生じる車輪の振動を吸
収することができるものである。したがって、走行中の
振動で、収容庫に収容した汁類が零れたり、食器の配膳
がずれたりすることを抑えることができる。
【0008】請求項3記載の配膳車は、請求項1又は請
求項2記載の配膳車において、上記ボール型車輪は、上
記ボールを囲む外枠にパッキンを設けることを特徴とす
る。上記によって、ボールと外枠の隙間からゴミが侵入
することを防止することができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1、2は、請求項1〜2に係る
発明に対応する実施の形態の一例を示し、図1(a)は
配膳車の側面図であり、(b)は配膳車の車輪の要部を
拡大した要部斜視図であり、図2は、配膳車の要部を説
明した説明図である。図1に示す如く、上記配膳車は病
院等で使用される手動式のものであり、上記配膳車の車
両本体1は、車輪2を取り付けた台車3と、この台車3
の上に固定された食品類を収容する収容庫4を備えてい
る。上記収容庫4は、四室設けられ、車両本体1の前後
の二室に保温室4a、中央の二室に保冷室4bが備えら
れ、それぞれの保温室4aと保冷室4bには、トレーに
載置された食品類を出し入れするためのドア5が、車両
本体1の両側の側面に設けられている。上記収容庫4の
各室内には、トレーに置かれた食品類を複数収容する棚
15が備えられている。また、上記収容庫4の保温室4
aや保冷室4bは、温度センサを備え、温度センサで計
測された保温室4aや保冷室4bの温度データは、上記
ドア5の上方に設けられた温度表示機6にそれぞれ表示
されるようにしてある。
【0010】また、上記配膳車は、車両本体1の正面側
7a及び背面側7bの上部に窪み9を有し、この窪み9
内に車両本体1の走行方向を調整するためのハンドル8
が設けられている。担当者は、上記ハンドル8を手動で
押したり、引いたりすることで、配膳車が可動、又は、
停止する。
【0011】上記配膳車においては、図1(b)及び図
2に示す如く、台車3の下面10に設けられた車輪2
が、任意の方向に自在に可動するボール11を有するボ
ール型車輪である。上記配膳車は、正面、中央、背面の
左右の六箇所の車輪2が、上記ボール型車輪である。
【0012】また、上記ボール型車輪は、ゴムライナー
12を介して上記台車2に取り付けられている。上記配
膳車は、上記ゴムライナー12を介して上記台車2に取
り付けられているので、走行中に生じる車輪2の振動を
吸収することができる。また、上記ボール型車輪は、上
記ボール11を囲む外枠14にパッキン13を設けてお
り、このパッキン13により、ボール11と外枠14の
隙間からゴミが侵入することを防止している。
【0013】上記配膳車は、上記車輪がボール型車輪で
あるため、横方向をはじめ任意の方項への移動が容易に
できるので、狭い廊下や病室内に配膳するための移動が
容易である。また、上記配膳車は、タイヤ型の車輪に車
軸受を備えたものに比較し、台車2の下面10から床ま
での高さを低くすることができるので、全体の高さを低
くすることができる。例えば、タイヤ型の車輪に車軸受
を備えた配膳車に比べ、図1に示す配膳車は、同様の収
容庫のスペースを有していても、全体の高さを30mm
程度低く、高さを1000mm程度とすることができる
ものである。したがって、上記配膳車は、食品類の収容
数を維持しながら小型化が可能なものである。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の配膳車は、車輪がボール
型車輪であるため、横方向をはじめ任意の方向への移動
が容易にできる。また、上記配膳車は、車輪がボール型
車輪であるため、タイヤ型の車輪に車軸受を備えたもの
に比較し、台車の下面から床までの高さを低くすること
ができるので、全体の高さを低くすることができるもの
である。したがって、上記配膳車は、食品類の収容数を
維持しながら小型化が可能なである。
【0015】さらに、請求項2記載の配膳車は、特に、
ゴムライナーを介して上記台車に取り付けられているた
め、走行中に生じる車輪の振動を吸収することができる
ので、走行中の振動で、収容庫に収容した汁類が零れた
り、食器の配膳がずれたりすることを抑えることができ
る。
【0016】さらに、請求項3記載の配膳車は、特に、
ボールを囲む外枠にパッキンを設けるので、ボールと外
枠の隙間からゴミが侵入することを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態の一例を示した配
膳車の側面図であり、(b)は配膳車の車輪の要部を拡
大した要部斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例を示した配膳車の要
部を説明した説明図である。
【図3】従来の配膳車の車輪の要部を拡大した要部斜視
図である。
【符号の説明】
1 車両本体 2 車輪 3 台車ー 4 収容庫 4a 保温室 4b 保冷室 5 ドア 8 ハンドル 10 下面 11 ボール 12 ゴムライナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60B 33/08 B60B 33/08 Z B62B 3/00 B62B 3/00 D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に車輪を取り付けた台車と、この台
    車の上に固定された食品類を収容する収容庫を備えた車
    両本体、この車両本体の側面に上記収容庫のドアを設け
    た手動式の配膳車であって、上記車輪が任意の方向に自
    在に可動するボールを有するボール型車輪であることを
    特徴とする配膳車。
  2. 【請求項2】 上記ボール型車輪は、ゴムライナーを介
    して上記台車に取り付けられたものであることを特徴と
    する請求項1記載の配膳車。
  3. 【請求項3】 上記ボール型車輪は、上記ボールを囲む
    外枠にパッキンを設けることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の配膳車。
JP29906299A 1999-10-21 1999-10-21 配膳車 Pending JP2001114110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29906299A JP2001114110A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 配膳車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29906299A JP2001114110A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 配膳車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001114110A true JP2001114110A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17867721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29906299A Pending JP2001114110A (ja) 1999-10-21 1999-10-21 配膳車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001114110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052484A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 川口 明 全方向車輪ユニット、及びそれを用いたスーツケース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052484A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 川口 明 全方向車輪ユニット、及びそれを用いたスーツケース

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2396708B1 (en) Laptop computer support
JP2016195717A (ja) 食品搬送車
JP2001114110A (ja) 配膳車
JP2000236971A (ja) 配膳車
JP2007167218A (ja) 配膳車
JP3620374B2 (ja) 配膳車
JP5319894B2 (ja) 配膳車
JP2003259921A (ja) 給食宅配システム
CN214165789U (zh) 一种餐食周转装置
JP3014777U (ja) 温・冷蔵配膳ワゴン
JP6055628B2 (ja) 冷温蔵装置
CN216166210U (zh) 便于酒品存取的酒柜
ES2661224T3 (es) Vehículo sobre carriles con un puesto de conducción
JP7058865B2 (ja) 配膳車におけるカート搭載構造
CN213413625U (zh) 一种agv小车支撑结构的连接结构
JP2000152829A (ja) 配膳車
CN211271896U (zh) 一种产科产后护理推车
JP3694054B2 (ja) 冷温蔵装置
JPH0618184Y2 (ja) 冷凍冷蔵食品陳列装置
CN211108506U (zh) 一种运行可靠的物流存取装置
CN212234683U (zh) 一种麻醉科用存储装置
JPH0624298Y2 (ja) 航空機搭載用の食品サービスカート
JP5319895B2 (ja) 配膳車
JP2023127769A (ja) 電動カート
JP2005177441A (ja) 配膳用適温カート