JP2001112577A - 車両用アームレスト構造 - Google Patents
車両用アームレスト構造Info
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- JP2001112577A JP2001112577A JP29726599A JP29726599A JP2001112577A JP 2001112577 A JP2001112577 A JP 2001112577A JP 29726599 A JP29726599 A JP 29726599A JP 29726599 A JP29726599 A JP 29726599A JP 2001112577 A JP2001112577 A JP 2001112577A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 開口部をトランクスルーと共用にしても、ト
ランクスルー機能を低下させずに済む車両用アームレス
ト構造を提供する。 【解決手段】 リンク8の先端がアームレスト7の側面
の厚さ方向での偏心位置に軸支されているため、表面7
aを上に向けた場合と、裏面7bを上に向けた場合と
で、それぞれ上を向く面の高さが異なる。従って、トラ
ンクスルー機能を得る場合には、上を向く面を低くすれ
ば、開口部が狭まらず、トランクスルーとしての機能が
阻害されない。
ランクスルー機能を低下させずに済む車両用アームレス
ト構造を提供する。 【解決手段】 リンク8の先端がアームレスト7の側面
の厚さ方向での偏心位置に軸支されているため、表面7
aを上に向けた場合と、裏面7bを上に向けた場合と
で、それぞれ上を向く面の高さが異なる。従って、トラ
ンクスルー機能を得る場合には、上を向く面を低くすれ
ば、開口部が狭まらず、トランクスルーとしての機能が
阻害されない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用アームレ
スト構造に関するものである。
スト構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のリヤシートのシートバックに開
口部を形成し、そこにアームレストを収納した構造のも
のがある(類似技術として、実開平4−56054号公
報参照)。このアームレストの下端部は、開口部の内面
に対して回転自在に軸支されている。そして、アームレ
ストを前側へ回転させることにより、シートクッション
から離間した所定高さで略水平状態に保持され、アーム
レストの上面に乗員の腕を載せることができる。アーム
レストをシートクッションから離間させた所定高さ位置
に保持しているのは、乗員が腕を載せて寛ぐのに最適だ
からであり、アームレストを単にシートクッションの上
に置いただけの状態では、低過ぎて使用感が良くない。
口部を形成し、そこにアームレストを収納した構造のも
のがある(類似技術として、実開平4−56054号公
報参照)。このアームレストの下端部は、開口部の内面
に対して回転自在に軸支されている。そして、アームレ
ストを前側へ回転させることにより、シートクッション
から離間した所定高さで略水平状態に保持され、アーム
レストの上面に乗員の腕を載せることができる。アーム
レストをシートクッションから離間させた所定高さ位置
に保持しているのは、乗員が腕を載せて寛ぐのに最適だ
からであり、アームレストを単にシートクッションの上
に置いただけの状態では、低過ぎて使用感が良くない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車両用アームレスト構造にあっては、シートバック
の開口部をアームレストの収納だけに使用する場合は問
題ないが、この開口部をトランクスルーとして共用する
と、トランクスルーとしての機能に支障をきたすことに
なる。すなわち、トランクスルーは、シートバックに形
成した開口部を介して車室内とトランクルームとを連通
状態にすることにより、車室内からトランクルーム内の
物を出し入れしたり、トランクルームと車室内の両方に
またがってスキー等の長尺物を載せたりできるようにす
るものであるが、前述のように、アームレストの位置が
高いと、アームレストがトランクスルー用の開口面積を
狭めてしまい、トランクスルーとしての機能が低下する
ことになる。
うな車両用アームレスト構造にあっては、シートバック
の開口部をアームレストの収納だけに使用する場合は問
題ないが、この開口部をトランクスルーとして共用する
と、トランクスルーとしての機能に支障をきたすことに
なる。すなわち、トランクスルーは、シートバックに形
成した開口部を介して車室内とトランクルームとを連通
状態にすることにより、車室内からトランクルーム内の
物を出し入れしたり、トランクルームと車室内の両方に
またがってスキー等の長尺物を載せたりできるようにす
るものであるが、前述のように、アームレストの位置が
高いと、アームレストがトランクスルー用の開口面積を
狭めてしまい、トランクスルーとしての機能が低下する
ことになる。
【0004】この発明は、このような従来の技術に着目
してなされたものであり、開口部をトランクスルーと共
用にしても、トランクスルー機能を低下させずに済む車
両用アームレスト構造を提供するものである。
してなされたものであり、開口部をトランクスルーと共
用にしても、トランクスルー機能を低下させずに済む車
両用アームレスト構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
リヤシートのシートバックに形成されたトランクスルー
用の開口部内にアームレストを収納し、該アームレスト
の側面の長手方向中間部にリンクの先端を回転自在に軸
支すると共に、該リンクの基端を開口部の内面に対して
回転自在に軸支し、リンクをアームレストごと前側へ回
転させた際に、該リンクがシートクッションから離間し
た所定高さの使用位置に保持される車両用アームレスト
構造であって、前記リンクの先端がアームレストの側面
の厚さ方向での偏心位置に軸支され、且つアームレスト
が表面及び裏面をそれぞれ上に向けた状態でリンクに対
して固定自在になっている。ここで、リンクの先端を軸
支するアームレストの側面の「長手方向中間部」は、厳
密に長手方向での寸法の中間点を意味するものでなく、
長手方向での途中位置を意味するものである。
リヤシートのシートバックに形成されたトランクスルー
用の開口部内にアームレストを収納し、該アームレスト
の側面の長手方向中間部にリンクの先端を回転自在に軸
支すると共に、該リンクの基端を開口部の内面に対して
回転自在に軸支し、リンクをアームレストごと前側へ回
転させた際に、該リンクがシートクッションから離間し
た所定高さの使用位置に保持される車両用アームレスト
構造であって、前記リンクの先端がアームレストの側面
の厚さ方向での偏心位置に軸支され、且つアームレスト
が表面及び裏面をそれぞれ上に向けた状態でリンクに対
して固定自在になっている。ここで、リンクの先端を軸
支するアームレストの側面の「長手方向中間部」は、厳
密に長手方向での寸法の中間点を意味するものでなく、
長手方向での途中位置を意味するものである。
【0006】請求項1記載の発明によれば、リンクの先
端がアームレストの側面の厚さ方向での偏心位置に軸支
されているため、アームレストの表面を上に向けた場合
と、裏面を上に向けた場合とで、それぞれ上を向く面の
高さが異なる。従って、上を向く面が高くなる場合に、
アームレスト本来の機能を得て、トランクスルー機能を
得る場合には、アームレストを回転させて逆にすれば、
上を向く面が低くなって開口部が狭まらず、トランクス
ルーとしての機能が阻害されない。
端がアームレストの側面の厚さ方向での偏心位置に軸支
されているため、アームレストの表面を上に向けた場合
と、裏面を上に向けた場合とで、それぞれ上を向く面の
高さが異なる。従って、上を向く面が高くなる場合に、
アームレスト本来の機能を得て、トランクスルー機能を
得る場合には、アームレストを回転させて逆にすれば、
上を向く面が低くなって開口部が狭まらず、トランクス
ルーとしての機能が阻害されない。
【0007】請求項2記載の発明は、リンクの先端の回
転軸以外の部位に挿通孔を形成すると共に、アームレス
トの側面における回転軸をはさんだ両側にそれぞれスト
ッパ孔を形成し、且つストッパ孔がアームレストの表面
及び裏面をそれぞれ上に向けた状態で挿通孔に合致し、
挿通孔から挿入したストッパピンをストッパ孔に係合さ
せることにより、アームレストを固定する。
転軸以外の部位に挿通孔を形成すると共に、アームレス
トの側面における回転軸をはさんだ両側にそれぞれスト
ッパ孔を形成し、且つストッパ孔がアームレストの表面
及び裏面をそれぞれ上に向けた状態で挿通孔に合致し、
挿通孔から挿入したストッパピンをストッパ孔に係合さ
せることにより、アームレストを固定する。
【0008】請求項2記載の発明によれば、ストッパピ
ンの抜き差しにより、アームレストの表面を上に向けた
場合と、裏面を上に向けた場合の、それぞれを固定する
ことができるため、操作が簡単である。
ンの抜き差しにより、アームレストの表面を上に向けた
場合と、裏面を上に向けた場合の、それぞれを固定する
ことができるため、操作が簡単である。
【0009】請求項3記載の発明は、開口部がシートク
ッションから離間した上方位置に形成されている。
ッションから離間した上方位置に形成されている。
【0010】請求項3記載の発明によれば、開口部自体
がシートクッションから離間した上方位置に形成されて
いるため、リンクを前側へ回転させるだけで、リンク
は、シートクッションから離間した所定高さ位置にな
る。従って、アームレストの厚さを必要以上に増すこと
なく、アームレストとして使用する場合に必要な高さを
得ることができる。
がシートクッションから離間した上方位置に形成されて
いるため、リンクを前側へ回転させるだけで、リンク
は、シートクッションから離間した所定高さ位置にな
る。従って、アームレストの厚さを必要以上に増すこと
なく、アームレストとして使用する場合に必要な高さを
得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1〜図8に基づいて説明する。図中、符号1は、自
動車のベンチ式のリヤシートで、該リヤシート1は、シ
ートクッション2と、シートバック3とから形成されて
いる。シートバック3は、車体パネルの縦壁4(図2参
照)に固定されている。そして、このシートバック3の
中央部には、シートクッション2の位置よりも若干高い
位置に長方形状の開口部5が形成され、縦壁4にも対応
する開口部6が形成されている。この両開口部5、6に
より、車室内RとトランクルームTとは連通した状態と
なる。
を図1〜図8に基づいて説明する。図中、符号1は、自
動車のベンチ式のリヤシートで、該リヤシート1は、シ
ートクッション2と、シートバック3とから形成されて
いる。シートバック3は、車体パネルの縦壁4(図2参
照)に固定されている。そして、このシートバック3の
中央部には、シートクッション2の位置よりも若干高い
位置に長方形状の開口部5が形成され、縦壁4にも対応
する開口部6が形成されている。この両開口部5、6に
より、車室内RとトランクルームTとは連通した状態と
なる。
【0012】この開口部5内には、開口部5に略相応す
るサイズのアームレスト7が収納されている。そして、
このアームレスト7は、リンク8を介して開口部5の内
面に支持され、リンク8を回転させることにより、アー
ムレスト7が開口部5から出て前側へ回転できるように
なっている。アームレスト7の頂部には、その回転操作
用のリップ9が縫付けられている。
るサイズのアームレスト7が収納されている。そして、
このアームレスト7は、リンク8を介して開口部5の内
面に支持され、リンク8を回転させることにより、アー
ムレスト7が開口部5から出て前側へ回転できるように
なっている。アームレスト7の頂部には、その回転操作
用のリップ9が縫付けられている。
【0013】次に、リンク8によるアームレスト7の支
持構造を図5に基づいて説明する。アームレスト7の側
面において、その厚さ方向で表面7a側に偏心した位置
には、リンク8の先端が回転軸10を中心に回転自在に
軸支されている。また、アームレスト7の側面の回転軸
10を挟んだ両側には、それぞれストッパ孔11、12
が形成されている。これらのストッパ孔11、12は、
それぞれ回転軸10から等間隔である。リンク8の先端
付近には、ストッパ孔11、12にそれぞれ合致し得る
位置に挿通孔13が形成されている。そして、この挿通
孔13にストッパピン14を通し、そのストッパピン1
4を、各ストッパ孔11、12に係合させることにより
(或いは螺合させることにより)、アームレスト7をリ
ンク8に対して固定できる。このように、ストッパピン
14の抜き差しにより、アームレスト7の上下を逆にし
て固定できるため、操作が容易である。リンク8の基端
部は、幅広になっており、そこにはセンタ孔15とピン
16が外向きに形成されている。
持構造を図5に基づいて説明する。アームレスト7の側
面において、その厚さ方向で表面7a側に偏心した位置
には、リンク8の先端が回転軸10を中心に回転自在に
軸支されている。また、アームレスト7の側面の回転軸
10を挟んだ両側には、それぞれストッパ孔11、12
が形成されている。これらのストッパ孔11、12は、
それぞれ回転軸10から等間隔である。リンク8の先端
付近には、ストッパ孔11、12にそれぞれ合致し得る
位置に挿通孔13が形成されている。そして、この挿通
孔13にストッパピン14を通し、そのストッパピン1
4を、各ストッパ孔11、12に係合させることにより
(或いは螺合させることにより)、アームレスト7をリ
ンク8に対して固定できる。このように、ストッパピン
14の抜き差しにより、アームレスト7の上下を逆にし
て固定できるため、操作が容易である。リンク8の基端
部は、幅広になっており、そこにはセンタ孔15とピン
16が外向きに形成されている。
【0014】一方、シートバック3側における開口部5
の内面の下方には、ブラケット17が取付けられてい
る。このブラケット17は、断面L形で、後端部が図示
せぬシートバック3のフレームにボルト止めされてい
る。そして、ブラケット17の前側には、中央に内向き
のセンタピン18が形成され、円弧状の前端には、突起
状のストッパ部19が形成されている。リンク8の基端
のセンタ孔15をブラケット17のセンタピン18に通
すことにより、該センタ孔15を中心にして、リンク8
がアームレスト7ごと前側へ回転自在となる。リンク8
を回転させると、ピン16がブラケット17の円弧状の
前端に沿って移動するが、ピン16がストッパ部19の
直線状の上辺部に当接することにより、それ以上の回転
が阻止されるようになっている。
の内面の下方には、ブラケット17が取付けられてい
る。このブラケット17は、断面L形で、後端部が図示
せぬシートバック3のフレームにボルト止めされてい
る。そして、ブラケット17の前側には、中央に内向き
のセンタピン18が形成され、円弧状の前端には、突起
状のストッパ部19が形成されている。リンク8の基端
のセンタ孔15をブラケット17のセンタピン18に通
すことにより、該センタ孔15を中心にして、リンク8
がアームレスト7ごと前側へ回転自在となる。リンク8
を回転させると、ピン16がブラケット17の円弧状の
前端に沿って移動するが、ピン16がストッパ部19の
直線状の上辺部に当接することにより、それ以上の回転
が阻止されるようになっている。
【0015】次に、この実施形態の作用を説明する。
【0016】通常時(図1・図2参照):通常時は、ア
ームレスト7は、シートバック3の開口部5内に収納さ
れ、アームレスト7とシートバック3とが同一表面を形
成している。従って、アームレスト7が収納されている
シートバック3の中央部にも乗員が座ることができる。
また、開口部5がアームレスト7により塞がれているこ
とにより、トランクルームT内の騒音が車室内R内に侵
入することはない。
ームレスト7は、シートバック3の開口部5内に収納さ
れ、アームレスト7とシートバック3とが同一表面を形
成している。従って、アームレスト7が収納されている
シートバック3の中央部にも乗員が座ることができる。
また、開口部5がアームレスト7により塞がれているこ
とにより、トランクルームT内の騒音が車室内R内に侵
入することはない。
【0017】アームレスト使用時(図3・図7参照):
そして、アームレスト7を使用する場合には、アームレ
スト7のリップ9を手で引っ張って、アームレスト7ご
とリンク8を前側へ回転させる。リンク8の前側への回
転は、ピン16がブラケット17のストッパ部19に当
接した時点で停止し、リンク8がシートクッション2か
ら離間した所定高さに保持される。開口部5自体がシー
トクッション2から離間した位置に形成されているた
め、リンク8を前側へ回転させるだけで、シートクッシ
ョン2から離間した所定高さが得られる。そして、前側
へ回転させたままの状態では、アームレスト7の裏面7
bが上を向いた状態となっているが、リンク8の先端が
アームレスト7の表面7a側に軸支されているため、リ
ンク8の高さは一定でも、裏面7bを上向きにした場
合、シートクッション2から十分に離れた高さHが得ら
れる。従って、乗員は、このような高さHにおけるアー
ムレスト7の裏面7bに腕を載せて寛ぐことができる。
そして、アームレスト7を使用する場合には、アームレ
スト7のリップ9を手で引っ張って、アームレスト7ご
とリンク8を前側へ回転させる。リンク8の前側への回
転は、ピン16がブラケット17のストッパ部19に当
接した時点で停止し、リンク8がシートクッション2か
ら離間した所定高さに保持される。開口部5自体がシー
トクッション2から離間した位置に形成されているた
め、リンク8を前側へ回転させるだけで、シートクッシ
ョン2から離間した所定高さが得られる。そして、前側
へ回転させたままの状態では、アームレスト7の裏面7
bが上を向いた状態となっているが、リンク8の先端が
アームレスト7の表面7a側に軸支されているため、リ
ンク8の高さは一定でも、裏面7bを上向きにした場
合、シートクッション2から十分に離れた高さHが得ら
れる。従って、乗員は、このような高さHにおけるアー
ムレスト7の裏面7bに腕を載せて寛ぐことができる。
【0018】トランクスルー使用時(図4・図8参
照):開口部5をトランクスルー用として使用する場合
には、ストッパピン14をいったん抜いてから、アーム
レスト7を回転させ、今度は表面7a側を上にして再度
ストッパピン14により固定する。このようにすること
により、アームレスト7の表面7aの位置が低くなり、
アームレスト7により開口部5が狭められる程度が小さ
くなって、トランクスルーとしての機能を阻害しない。
照):開口部5をトランクスルー用として使用する場合
には、ストッパピン14をいったん抜いてから、アーム
レスト7を回転させ、今度は表面7a側を上にして再度
ストッパピン14により固定する。このようにすること
により、アームレスト7の表面7aの位置が低くなり、
アームレスト7により開口部5が狭められる程度が小さ
くなって、トランクスルーとしての機能を阻害しない。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、リンクの
先端がアームレストの側面の厚さ方向での偏心位置に軸
支されているため、アームレストの表面を上に向けた場
合と、裏面を上に向けた場合とで、それぞれ上を向く面
の高さが異なる。従って、上を向く面が高くなる場合
に、アームレスト本来の機能を得て、トランクスルー機
能を得る場合には、アームレストを回転させて逆にすれ
ば、上を向く面が低くなって開口部が狭まらず、トラン
クスルーとしての機能が阻害されない。
先端がアームレストの側面の厚さ方向での偏心位置に軸
支されているため、アームレストの表面を上に向けた場
合と、裏面を上に向けた場合とで、それぞれ上を向く面
の高さが異なる。従って、上を向く面が高くなる場合
に、アームレスト本来の機能を得て、トランクスルー機
能を得る場合には、アームレストを回転させて逆にすれ
ば、上を向く面が低くなって開口部が狭まらず、トラン
クスルーとしての機能が阻害されない。
【0020】請求項2記載の発明によれば、ストッパピ
ンの抜き差しにより、アームレストの表面を上に向けた
場合と、裏面を上に向けた場合の、それぞれを固定する
ことができるため、操作が簡単である。
ンの抜き差しにより、アームレストの表面を上に向けた
場合と、裏面を上に向けた場合の、それぞれを固定する
ことができるため、操作が簡単である。
【0021】請求項3記載の発明によれば、開口部自体
がシートクッションから離間した上方位置に形成されて
いるため、リンクを前側へ回転させるだけで、リンク
は、シートクッションから離間した所定高さ位置にな
る。従って、アームレストの厚さを必要以上に増すこと
なく、アームレストとして使用する場合に必要な高さを
得ることができる。
がシートクッションから離間した上方位置に形成されて
いるため、リンクを前側へ回転させるだけで、リンク
は、シートクッションから離間した所定高さ位置にな
る。従って、アームレストの厚さを必要以上に増すこと
なく、アームレストとして使用する場合に必要な高さを
得ることができる。
【図1】この発明の実施形態に係るリヤシートの通常状
態を示す斜視図。
態を示す斜視図。
【図2】図1の断面図。
【図3】アームレストの上の面が高い状態を示すリヤシ
ートの斜視図。
ートの斜視図。
【図4】アームレストの上の面が低い状態を示すリヤシ
ートの斜視図。
ートの斜視図。
【図5】アームレストとストッパ部との関係を示す分解
斜視図。
斜視図。
【図6】図5の要部の拡大側面図。
【図7】図3の状態におけるアームレストの回転構造を
示す側面図。
示す側面図。
【図8】図4の状態におけるアームレストの回転構造を
示す側面図。
示す側面図。
1 リヤシート 2 シートクッション 3 シートバック 5 開口部 7 アームレスト 8 リンク 10 回転軸 11、12 ストッパ孔 13 挿通孔 14 ストッパピン 15 センタ孔 16 ピン 17 ブラケット 18 センタピン 19 ストッパ部 R 車室内 T トランクルーム
Claims (3)
- 【請求項1】 リヤシートのシートバックに形成された
トランクスルー用の開口部内にアームレストを収納し、
該アームレストの側面の長手方向中間部にリンクの先端
を回転自在に軸支すると共に、該リンクの基端を開口部
の内面に対して回転自在に軸支し、リンクをアームレス
トごと前側へ回転させた際に、該リンクがシートクッシ
ョンから離間した所定高さの使用位置に保持される車両
用アームレスト構造であって、 前記リンクの先端がアームレストの側面の厚さ方向での
偏心位置に軸支され、且つアームレストが表面及び裏面
をそれぞれ上に向けた状態でリンクに対して固定自在に
なっていることを特徴とする車両用アームレスト構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両用アームレスト構造
であって、 前記リンクの先端の回転軸以外の部位には、挿通孔を形
成すると共に、アームレストの側面における回転軸をは
さんだ両側には、それぞれストッパ孔を形成し、且つス
トッパ孔がアームレストの表面及び裏面をそれぞれ上に
向けた状態で挿通孔に合致し、挿通孔から挿入したスト
ッパピンをストッパ孔に係合させることにより、アーム
レストを固定することを特徴とする車両用アームレスト
構造。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の車両用アー
ムレスト構造であって、 前記開口部がシートクッションから離間した上方位置に
形成されていることを特徴とする車両用アームレスト構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29726599A JP2001112577A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 車両用アームレスト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29726599A JP2001112577A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 車両用アームレスト構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001112577A true JP2001112577A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17844293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29726599A Pending JP2001112577A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | 車両用アームレスト構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001112577A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006015795B4 (de) * | 2006-04-05 | 2009-02-26 | Faurecia Autositze Gmbh | Rückenlehne eines Kraftfahrzeug-Fondsitzes |
-
1999
- 1999-10-19 JP JP29726599A patent/JP2001112577A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006015795B4 (de) * | 2006-04-05 | 2009-02-26 | Faurecia Autositze Gmbh | Rückenlehne eines Kraftfahrzeug-Fondsitzes |
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