JP2001112280A - モータ駆動回路およびこれを用いた回転体駆動装置 - Google Patents

モータ駆動回路およびこれを用いた回転体駆動装置

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JP2001112280A
JP2001112280A JP28519999A JP28519999A JP2001112280A JP 2001112280 A JP2001112280 A JP 2001112280A JP 28519999 A JP28519999 A JP 28519999A JP 28519999 A JP28519999 A JP 28519999A JP 2001112280 A JP2001112280 A JP 2001112280A
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Masahiro Suzuki
雅浩 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正弦波PWM方式のモータ駆動回路は、低消
費電力化を図る上で好ましいが、小型DCブラシレスモ
ータに用いた場合には、制御回路系の消費電力やスイッ
チング損失が、駆動系全体の損失の中で大きな比率とな
ってしまう。 【解決手段】 ホール素子26によって検出されたロー
タマグネットの極位置の反転後の経過時間情報としてノ
コギリ波電圧D1を生成するとともに、極位置の反転直
前のノコギリ波電圧D1の電圧レベルを保持し、この保
持した電圧レベルEに基づいて設定される励磁角度後端
制限レベルE1をノコギリ波電圧D1が超えたときにコ
ンパレータ40から駆動回路11に対して駆動電流の遮
断指令(判定出力Fの“L”レベル)を発する一方、ノ
コギリ波電圧D1が起動用低速判定レベルGを超えたと
きにはコンパレータ41から駆動回路11に対して強制
的に駆動電流の供給指令(判定出力Hの“H”レベル)
を発するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ駆動回路お
よびこれを用いた回転体駆動装置に関し、特にDCブラ
シレスモータの駆動回路およびDCブラシレスモータを
回転体の駆動源とするとともに、当該駆動回路をDCブ
ラシレスモータの駆動に用いた回転体駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なDCブラシレスモータの駆動回
路は、モータとステータの相対角度に関係なく均一に駆
動電圧を与える構成となっている。しかし、DCブラシ
レスモータでは、ロータの内側に発生する磁界が、特に
磁極の境界部分で弱くなり、ロータの周方向の位置によ
って磁界が強い部分と弱い弱い部分とが生じるため、ロ
ータとステータの相対角度によって駆動電流値に対する
トルク発生効率が変化する。したがって、平均して得ら
れる軸トルクは、トルク発生効率が低い回転角度範囲を
も含むため、平均化されることによって低めのトルク発
生効率となり、消費電力が大きくなる。
【0003】これに対して、回転角度センサまたは同等
機能の演算回路を用いて、トルク発生効率と比例した擬
似的な正弦波電流を生成し、これを駆動電流として与え
ることによって低消費電力化を実現した正弦波PWM(p
ulse width modulation)方式のモータ駆動回路が知られ
ている。この正弦波PWM方式のモータ駆動回路は、規
模が大きくなりがちな制御回路系の消費電力と、駆動部
トランジスタのスイッチング損失が、駆動系全体の損失
の中で比較的小さな比率となるような中型〜大型のDC
ブラシレスモータ用途の一部に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この正
弦波PWM方式のモータ駆動回路を小型DCブラシレス
モータに用いた場合には、制御回路系の消費電力やスイ
ッチング損失が、駆動系全体の損失の中で大きな比率と
なってしまうため、小型DCブラシレスモータの駆動回
路としては不向きである。このため、小型DCブラシレ
スモータ駆動回路として、簡易な回路構成で高い駆動効
率が得られ、かつ制御系および駆動系を含む駆動回路全
体の消費電力が低いものが切望されている。
【0005】そこで、本発明は、簡易な回路構成で高い
駆動効率が得られ、かつ制御系および駆動系を含む駆動
回路全体の消費電力が低いモータ駆動回路およびこれを
用いた回転体駆動装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるモータ駆動
回路は、マグネットを配したロータと単数または複数の
駆動コイルを配したステータとを有するとともに、ロー
タマグネットの回転位置を検出する回転位置検出手段を
具備する単相または複数相のDCブラシレスモータの駆
動回路であって、回転位置検出手段によって検出された
極位置が反転するのと同期して反転後の経過時間情報を
時間情報生成回路で生成するとともに、極位置の反転直
前の時間情報生成回路の経過時間情報を保持回路で保持
する。そして、経過時間情報が保持回路の保持時間情報
に基づいて設定される第1の規定値に達するまで第1の
制御回路から駆動電流の供給指令を発し、第1の規定値
を超えたときに駆動電流の遮断指令を発する一方、経過
時間情報が第1の規定値よりも大きい第2の規定値を超
えたときに第2の制御回路から駆動電流の供給指令を発
するようにする。このモータ駆動回路は、単相または複
数相のDCブラシレスモータを回転体の駆動源とする回
転体駆動装置において、その駆動源の駆動回路として用
いられる。
【0007】上記構成のモータ駆動回路およびこれを用
いた回転体駆動装置において、時間情報生成回路は、回
転位置検出手段によって検出された極位置が反転するの
と同期して反転後の経過時間情報を生成する。保持回路
は、この時間情報生成回路から出力される極位置の反転
直前の経過時間情報を保持する。そして、この保持時間
情報に基づいて第1の規定値を設定する。第1の制御回
路は、経過時間情報が第1の規定値に達するまで第1の
制御回路から駆動電流の供給指令を発し、第1の規定値
を超えたら駆動電流の遮断指令を発する。第2の制御回
路は、経過時間情報が第2の規定値を超えたら強制的に
駆動電流の供給指令を発する。
【0008】ここで、モータの回転速度が速いと、極位
置の反転後の経過時間が短くなり、第1の制御回路から
時間情報生成回路の経過時間情報が第1の規定値に達す
るまで発せられる駆動電流の供給指令の発生期間も短く
なるため、駆動電流の流れる期間も短くなって平均的発
生トルクが低下し、モータの回転速度が低下する。一
方、モータの回転速度が遅いと、極位置の反転後の経過
時間が長くなり、第1の制御回路から発せられる駆動電
流の供給指令の発生期間も長くなるため、駆動電流の流
れる期間も長くなって平均的発生トルクが増加し、モー
タの回転速度が上昇する。これにより、モータの回転速
度が維持される。モータの起動時には、モータの回転速
度が極めて遅く、極位置の反転後の経過時間も極めて長
くなり、時間情報生成回路の経過時間情報が第2の規定
値を超えることで、モータに励磁電流を流す。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態に係るモータ
駆動回路およびこれを含む回転体駆動装置の回路構成例
を示す回路図である。本実施形態では、回転体の駆動源
(モータ)として、例えば単相全波駆動型のDCブラシ
レスモータを用いた場合を例に採って説明するが、これ
に限定されるものではない。
【0011】先ず、単相全波駆動型のDCブラシレスモ
ータの構成について、図2を用いてて説明する。当該D
Cブラシレスモータは、4極のロータマグネット21を
ロータヨーク22の内壁面側に有する。4個のステータ
コイル23-1〜23-4は全て電気的に直列に接続され、
駆動電流によって励磁されることにより、空間的に90
度ずつ配置された4個のステータコア24-1〜24-4の
外周部に軸25に関して対称側のステータコアとは同極
性でかつ両隣り側のステータコアとは異極性の磁界を発
生するようになっている。
【0012】ステータ側には、ロータマグネット21の
回転位置を検出する回転位置検出手段としてホール素子
26が搭載されている。このホール素子26は、ロータ
マグネット21の各磁極から発生される磁界を検出する
ことによってロータマグネット21の回転位置を検出
し、検出極信号を出力する。そして、後述する駆動回路
11において、ホール素子26が出力する検出極信号に
応じてステータコイル23-1〜23-4に供給する駆動電
流の方向を変えることで、ロータマグネット21の回転
位置に依存せずにロータの回転角に対して一定方向の回
転トルクを発生するようになっている。
【0013】図1において、本実施形態に係るモータ駆
動回路は、モータのステータコイル(負荷コイル)23
-1〜23-4に駆動電流を供給するとともに、その駆動電
流の方向をホール素子26が出力する検出極信号に応じ
て変える駆動回路11、時間情報生成回路としての時定
数回路12、この時定数回路12の出力値を記憶・保持
する保持回路13および駆動回路11に対して駆動電流
の供給/遮断の指令を発する第1,第2,第3の制御回
路14,15,16などを有する構成となっている。
【0014】なお、ホール素子26は、pnpトランジ
スタQ1、ダイオードD1および抵抗R1と共に、電源
(Vcc)ライン17とGND(接地)との間に直列に
接続されている。トランジスタQ1のベースは、電源ラ
イン17と第1の制御回路14の出力端との間に直列接
続された抵抗R2,R3の共通接続点に接続されてい
る。また、ホール素子26の電源側端子とGNDとの間
には、コンデンサC1が接続されている。
【0015】先ず、駆動回路11において、ホール素子
26の一方の出力は端子T1および抵抗R4を介してオ
ープンコレクタの差動コンパレータ31の非反転(+)
入力となり、他方の出力は端子T2を介して直接差動コ
ンパレータ31の反転(−)入力となる。差動コンパレ
ータ31の出力端と非反転入力端との間には抵抗R5
が、電源ライン17との間には抵抗R6がそれぞれ接続
されている。
【0016】演算増幅器31の出力は、D‐フリップ・
フロップ(ラッチ回路)32のD入力となる。D‐フリ
ップ・フロップ32のQ出力は、インバータ33で反転
される。このインバータ33の反転出力は、インバータ
34でさらに反転されて排他的論理和回路35の一方の
入力になるとともに、抵抗R7を介して排他的論理和回
路35の他方の入力となる。抵抗R7の出力側とGND
との間には、コンデンサC2が接続されている。
【0017】インバータ33の反転出力はさらに、イン
バータ36で反転されて論理積回路37の一方の入力に
なるとともに、直接論理積回路38の一方の入力にな
る。論理積回路37,38の各出力は、抵抗R8,R9
を介してnpnトランジスタQ2,Q3の各ベースに与
えられる。トランジスタQ2,Q3は、トランジスタQ
4〜Q7等と共にモータ駆動出力回路39を構成してい
る。
【0018】このモータ駆動出力回路39において、電
源ライン17とGNDとの間には、pnpトランジスタ
Q4とnpnトランジスタQ5が、pnpトランジスタ
Q6とnpnトランジスタQ7がそれぞれ直列に接続さ
れている。トランジスタQ4,Q5のコレクタ共通接続
点は端子T3に、トランジスタQ6,Q7のコレクタ共
通接続点は端子T4にそれぞれ接続されている。そし
て、端子T3,T4間に、ステータコイル23-1〜23
-4が接続されている。
【0019】トランジスタQ2はコレクタが抵抗R10
を介してトランジスタQ6のベースに、エミッタが直接
トランジスタQ5のベースにそれぞれ接続されている。
トランジスタQ3はコレクタが抵抗R11を介してトラ
ンジスタQ4のベースに、エミッタが直接トランジスタ
Q7のベースにそれぞれ接続されている。なお、トラン
ジスタQ4〜Q7には、逆起電力を吸収するためのダイ
オードD3〜D5がそれぞれ並列に接続されている。
【0020】時定数回路12において、電源ライン17
と端子T5との間には抵抗R12が接続され、端子T5
とGNDとの間にはコンデンサC3が接続されている。
すなわち、抵抗R12およびコンデンサC3が電源ライ
ン17とGNDとの間に直列に接続されている。端子T
5とGNDとの間には、比較的小さい抵抗値を持つ抵抗
R13およびnpnトランジスタQ8が直列に接続され
ている。トランジスタQ8のベースには、先述した排他
的論理和回路35の出力が抵抗R14を介して与えられ
る。
【0021】かかる構成の時定数回路12では、排他的
論理和回路35の出力に同期して、即ちホール素子26
によって検出されたロータマグネット21の極位置が反
転するのに同期して、その反転後の経過時間情報を表わ
すノコギリ波の生成が行われる。この生成されたノコギ
リ波は、反転入力端と出力端とが共通に接続されてボル
テージフォロワ(バッファ)を構成する演算増幅器49
を介して、保持回路13および第1,第2,第3の制御
回路14,15,16に対して出力される。
【0022】保持回路13は、アノードが演算増幅器4
9の出力端に、カソードが端子T6に接続されたダイオ
ードD2と、端子T6とGNDとの間に接続されたコン
デンサC4とからなるピークホールド回路構成となって
おり、演算増幅器49の出力のピーク値を記憶・保持す
る。この保持回路13の出力端(端子T6)とGNDと
の間には、3個の抵抗R15,R16,R17が直列に
接続されている。これら抵抗R15,R16,R17の
各共通接続点には、保持回路13の保持電圧を各抵抗比
で分圧された電圧が得られる。
【0023】抵抗R15と抵抗R16の共通接続点に得
られる電圧は、抵抗R18を介してオープンコレクタの
コンパレータ40の非反転入力端に与えられる。コンパ
レータ40は、入力抵抗R18および出力端と非反転入
力端との間に接続された帰還抵抗R19と共に第1の制
御回路14を構成している。コンパレータ40の反転入
力端には、時定数回路12における演算増幅器49の出
力が与えられる。
【0024】このコンパレータ40の出力は、先述した
トランジスタQ1のベースに抵抗R3を介して与えられ
るとともに、インバータ43を介してD‐フリップ・フ
ロップ32にラッチイネーブル(IE)信号として与え
られる。インバータ43は、D‐フリップ・フロップ3
2のIE動作をコンパレータ40の出力信号と整合させ
る作用をなす。コンパレータ40の出力はさらに、論理
和回路44にその一方の入力としても与えられる。
【0025】電源ライン17とGNDとの間には、3個
の抵抗R20,R21,R22が直列に接続されてい
る。これら抵抗R20,R21,R22の各共通接続点
には、電源電圧Vccを各抵抗比で分圧した電圧が得ら
れる。そして、抵抗R20と抵抗R21の共通接続点に
得られる電圧は、オープンコレクタのコンパレータ41
の反転入力となり、抵抗R21と抵抗R22の共通接続
点に得られる電圧はオープンコレクタのコンパレータ4
2の反転入力となる。
【0026】コンパレータ41,42は、時定数回路1
2における演算増幅器49の出力を各反転入力として第
2,第3の制御回路15,16を構成している。コンパ
レータ41の出力端と電源ライン17との間には抵抗R
23が、コンパレータ42の出力端と電源ライン17と
の間には抵抗R24がそれぞれ接続されている。コンパ
レータ41の出力は、論理和回路44にその他方の入力
として与えられる。論理和回路44の出力は、論理積回
路45の一方の入力となる。
【0027】コンパレータ42の出力は、論理積回路4
5にその他方の入力として与えられる。論理積回路45
の出力は、ヒゲ状のノイズを吸収するノイズ吸収回路4
6を経て、先述した駆動回路11における2つの論理積
回路37,38に各他方の入力として与えられる。ノイ
ズ吸収回路46は、論理積回路45の出力が一方の入力
端に直接与えられる論理積回路47と、論理積回路45
の出力を論理積回路47の他方の入力端に与える抵抗R
25と、論理積回路47の他方の入力端とGNDとの間
に接続されたコンデンサC5とから構成されている。
【0028】次に、上記構成のモータ駆動回路における
回路動作について説明する。先ず、定常時の回路動作に
ついて図3および図4のタイミングチャートを用いて説
明する。図3および図4において、(1)〜(20)の
各波形は、図2の各部の動作波形を示している。なお、
図3(1)は、ホール素子26の電源側端子に電源電圧
Vccが印加され、ホール素子26が常時動作する状態
の場合のホール素子26の出力Aの波形を示している。
これは実際の動作信号ではないが、説明の都合上記すも
のとする。
【0029】実際の動作では、トランジスタQ1がオン
状態となったときに、ホール素子26の電源側端子に
“H”レベルが印加される。これにより、ホール素子2
6の電源側端子の電位Vは、図3(2)に示すように間
欠的に変化する。このとき、ホール素子26の出力A
は、図3(3)に実線で示すようになる。図3(3)の
点線は図3(1)の波形である。すなわち、ホール素子
26の電源側端子の電位V(2)が“H”レベルのとき
だけ適切な値をとる。
【0030】ホール素子26の一方の出力A(3)は、
差動コンパレータ31において他方の出力との差動がと
られることにより、図3(4)に示す差動出力Bが導出
される。図3(4)の波形において、斜線部は差動出力
Bが“H”レベルにも“L”レベルにも定まらない不定
領域であることを示している。この差動出力B(4)
は、D‐フリップ・フロップ32のD入力となり、コン
パレータ40の出力F(11)の立ち上がりタイミング
でラッチされる。
【0031】このラッチ動作により、図3(3)に示す
ようにホール素子26が間欠動作していることによって
生じる差動コンパレータ31の差動出力B(4)の不定
領域を排除している。図3(5)の波形は、D‐フリッ
プ・フロップ32のQ出力であるラッチ出力B1を示し
ている。このラッチ出力B1(5)は、インバータ3
3,34を経た後、排他的論理和回路35の一方の入力
となるとともに、抵抗R7およびコンデンサC2からな
る時定数回路を介して排他的論理和回路35の他方の入
力となる。
【0032】排他的論理和回路35はラッチ出力B1
(5)が反転した直後に、抵抗R7およびコンデンサC
2の時定数で規定される期間だけ“H”レベルとなるエ
ッジトリガ信号Cを出力する。図3(6)の波形はエッ
ジトリガ信号Cを示している。このエッジトリガ信号C
(6)は、時定数回路12に与えられる。
【0033】時定数回路12において、エッジトリガ信
号C(6)が“L”レベルの期間では、トランジスタQ
8がオフ状態にあり、コンデンサC3が抵抗R12を通
して充電されるために、コンデンサC3の両端の電位差
が増加する。そして、エッジトリガ信号C(6)が
“H”レベルになると、トランジスタQ8がオン状態と
なり、コンデンサC3の電荷が抵抗R13とトランジス
タQ8を通して放電するために、コンデンサC3の両端
の電位差が急激に減少する。
【0034】その結果、コンデンサC3の一端には、図
3(7)に実線で示すノコギリ波状の電圧波形Dが得ら
れる。また、演算増幅器49がボルテージフォロワとし
て機能することから、その出力波形D1は、図3(8)
に点線で示すように、電圧波形Dと同等の電圧波形とな
る。ノコギリ波状の電圧D1は、保持回路13におい
て、ダイオードD2でエンベロープ検波されることによ
ってそのピーク値がコンデンサC4に保持される。
【0035】その結果、その保持電圧Eは、図3(8)
に細い破線で示す波形となる。この保持電圧Eは、抵抗
R15,R16,R17の各抵抗値によって適切な値に
分圧される。これにより、抵抗R15と抵抗R16の共
通接続点には、図3(8)に太い破線で示す電圧E1が
得られる。この電圧E1は、励磁角度後端制限レベル
(第1の規定値)としてコンパレータ40の非反転入力
端に与えられる。
【0036】また、電源ライン17とGND間に直列に
接続された抵抗R20,R21,R22の各共通接続点
には分圧電圧G,Iが得られる。これら分圧電圧G,I
は固定値であり、変動値である電圧D1,E1に対し
て、図3(9)に示す関係となるように設定される。電
圧Gは、モータのロータが定常回転しているときに電圧
E1がとり得る値よりも大きな値とする。そして、電圧
Gはモータの起動用低速判定レベル(第2の規定値)と
してコンパレータ41の反転入力端に与えられ、電圧I
は励磁角度先端制限レベル(第3の規定値)としてコン
パレータ42の反転入力端に与えられる。
【0037】コンパレータ42は、ノコギリ波電圧D1
と励磁角度先端制限レベルIとを比較し、ノコギリ波電
圧D1が励磁角度先端制限レベルIよりも小なるとき
に、図4(10)に示すように、“L”レベルの判定結
果Jを出力する。ここでは、ホール素子26の信号A
(3)が反転した直後の、駆動電流に対する駆動トルク
の発生効率が低い区間を“L”レベルとして検出してい
る。
【0038】コンパレータ40は、ノコギリ波電圧D1
と電圧E1とを比較し、ノコギリ波電圧D1が電圧E1
よりも小なるときに、図4(11)に示すように、
“H”レベルの判定結果Fを出力する。コンパレータ4
1は、ノコギリ波電圧D1と起動用低速判定レベルGと
を比較する。定常時には、ノコギリ波電圧D1が起動用
低速判定レベルGに達しないことから、その比較結果H
は図4(12)に示すように“L”レベルとなる。した
がって、論理和回路44の出力Kは、図4(13)に示
すように、コンパレータ40の判定出力Fと同じ波形と
なる。
【0039】論理和回路44の出力Kとコンパレータ4
2の比較出力Jとは論理積回路45で論理積がとられ
る。その論理積出力Lには、図4(14)に示すよう
に、回路定数のバラツキなどに起因してヒゲ状のノイズ
Nが含まれる場合がある。この論理積出力Lは、抵抗R
25、コンデンサC5および論理積回路47を通過する
ことで、図4(15)に示すように、そのヒゲ状のノイ
ズNが吸収されたパルスMとなる。
【0040】論理積回路47の出力パルスMは、ステー
タコイル23-1〜23-4への駆動電流の供給を指令する
制御パルスとして駆動回路11に与えられる。すなわ
ち、コンパレータ40の比較出力F(11)およびコン
パレータ42の比較出力J(10)が共に“H”レベル
のときに、ステータコイル23-1〜23-4に駆動電流を
流すための制御パルスM(15)が論理積回路47から
出力される。
【0041】ここで、モータの回転速度が速いと、電圧
E1が低くなり、コンパレータ40の比較出力F(1
1)が“H”レベルである期間も短くなるため、駆動電
流が流れる期間も短くなって平均的発生トルクが低下
し、回転速度も低下する。一方、モータの回転速度が遅
いと、電圧E1が高くなり、コンパレータ40の比較出
力F(11)が“H”レベルである期間も長くなるた
め、駆動電流が流れる期間も長くなって平均的発生トル
クが増加し、回転速度は上昇する。
【0042】上記の回路動作により、モータの回転速度
が維持される。しかも、駆動電流は発生トルク効率が高
い区間で与えられることになる。ホール素子26が極反
転信号を出力する直前および直後の期間は、図2におけ
るロータマグネット21とステータコア24-1〜24-4
の間の磁束密度の絶対値が低下している。これは、この
領域ではトルク発生効率が低くなっているためである。
【0043】なお、図4のタイミングチャートにおい
て、(16)は論理積回路(正方向側プリドライバ)3
7の出力P、(17)は論理積回路(負方向側プリドラ
イバ)38の出力Q、(18)は端子T4の電圧(正方
向側出力電圧)R、(19)は端子T3の電圧(負方向
側出力電圧)S、(20)は負荷コイル(ステータコイ
ル23-1〜23-4)の駆動電流の各波形をそれぞれ示し
ている。
【0044】一方、モータ起動時には、コンパレータ4
0の比較出力F(11)およびコンパレータ42の比較
出力J(10)が共に“H”レベルのときに駆動電流を
流すだけでは平均起動トルクが小さいため、ホール素子
26が次の極性を検出する角度までロータが回転せず、
起動できない状態に陥る場合がある。そこで、モータ起
動時には、次のような制御を行うようにする。
【0045】以下に、モータ起動時の回路動作について
図5および図6のタイミングチャートを用いて説明す
る。図5および図6において、(1)〜(12)の各波
形は、図2の各部の動作波形を示している。
【0046】モータ起動時は、ホール素子26の電源側
端子電位Vは、図5(1)に示すように、“H”レベル
の状態にある。このとき、ホール素子26の出力Aは、
図5(2)に実線で示すように変化する。
【0047】一方、時定数回路12で生成されるノコギ
リ波電圧D1は、モータの回転速度が遅く、したがって
排他的論理和回路35から出力されるエッジトリガ信号
Cの周期が長いことから、図5(3)に示すように、そ
の電圧レベルが増大する。そして、ノコギリ波電圧D1
が起動用低速判定レベルGを超えると、図6(6)に示
すように、コンパレータ41の判定結果(H)が“H”
レベルとなる。
【0048】このとき、ノコギリ波電圧D1が励磁角度
先端制限レベルIよりも大であるため、図5(4)に示
すように、コンパレータ42の判定結果Jが“H”レベ
ルの状態にある。したがって、コンパレータ41の判定
結果(H)が“H”レベルとなることで、図6(9)に
示すように、論理積回路47から制御パルスMが出力さ
れる。
【0049】すると、駆動回路11は、これ制御パルス
M(9)に応答してステータコイル23-1〜23-4に励
磁電流を流す。これで、モータを起動することができ
る。モータの回転速度が上昇していくと、やがて時定数
回路12で生成されるノコギリ波電圧D1が起動用低速
判定レベルGを超えなくなり、先述した定常時と同等な
回路動作へ自動的に移行する。
【0050】なお、図6のタイミングチャートにおい
て、(10)は論理積回路(正方向側プリドライバ)3
7の出力P、(11)は論理積回路(負方向側プリドラ
イバ)38の出力Q、(12)は負荷コイル(ステータ
コイル23-1〜23-4)の駆動電流の各波形をそれぞれ
示している。
【0051】上述したように、特に小型のDCブラシレ
スモータの駆動回路において、ホール素子26によって
検出された極位置の反転後の経過時間情報としてノコギ
リ波電圧D1を生成するとともに、極位置の反転直前の
ノコギリ波電圧D1の電圧レベルを保持し、この保持し
た電圧レベルEに基づいて設定される励磁角度後端制限
レベルE1をノコギリ波電圧D1が超えたときにコンパ
レータ40から駆動回路11に対して駆動電流遮断指令
(判定出力Fの“L”レベル)を発する一方、ノコギリ
波電圧D1が起動用低速判定レベルGを超えたときには
コンパレータ41から駆動回路11に対して強制的に駆
動電流供給指令(判定出力Hの“H”レベル)を発する
ようにしたことで、トルク発生効率が高い範囲だけで駆
動電流が供給され、また回転速度に応じて駆動電流の供
給/遮断期間が決まるため、簡単な回路構成にて高効率
なモータ駆動回路が得られる。回路全体でも低消費電力
となり、自己起動機能と速度維持機能の両機能を兼ね備
えたものとなる。
【0052】また、ホール素子26によって検出された
極位置の反転直後から、ノコギリ波電圧D1が励磁角度
先端制限レベル(固定値)Iを超えるまでコンパレータ
42から駆動回路11に対して強制的に駆動電流の遮断
指令(判定出力Jの“L”レベル)を発するようにした
ことにより、回転速度範囲を絞ることができる。その結
果、速度維持性能を重視したモータの駆動制御を実現で
きる。
【0053】さらに、トランジスタQ1や抵抗R2,R
3などからなる制限回路で、コンパレータ40の判定出
力F(11)が“H”レベルの期間、即ち極位置の反転
直後からノコギリ波電圧D1が励磁角度後端制限レベル
E1を超えるまでの期間、ホール素子26の動作を制限
するようにしたことにより、低消費電流状態に保持する
ことができる。
【0054】なお、本実施形態では、図1において、抵
抗R21と抵抗R22の共通接続点に得られる電圧(固
定値)を励磁角度先端制限レベルIとして用いるように
している。この場合には、コンパレータ42の判定出力
Jの“L”レベル期間が固定となり、回転速度範囲が絞
られる。これに対して、図1に点線にて示すように、電
圧レベルEに基づく励磁角度後端制限レベルE1に応じ
て抵抗R16と抵抗R17の共通接続点に得られる電圧
(変動値)を励磁角度先端制限レベルIとして用いるよ
うにすることも可能である。
【0055】すなわち、ホール素子26によって検出さ
れた極位置の反転直後から、ノコギリ波電圧D1が電圧
レベルEに基づいて設定される励磁角度先端制限レベル
Iを超えるまで、コンパレータ42から駆動回路11に
対して強制的に駆動電流の遮断指令を発するようにす
る。これにより、比較的広い回転速度範囲で速度制御が
行える。その結果、比較的広い回転速度範囲で駆動効率
を重視したモータの駆動制御を実現できる。
【0056】なお、上記実施形態では、ロータマグネッ
トの回転位置を検出する回転位置検出手段として、ホー
ル素子26を用いた場合を例にとって説明したが、これ
に限られるものではなく、他の磁極位置センサを用いて
も良く、さらには同センサの機能を代替すべくコイルか
らの逆起電力信号を検出してロータ回転位置による磁極
性を信号出力する位置検出回路を用いることも可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ロータマグネットの極位置が反転するのと同期して反転
後の経過時間情報を生成するとともに、極位置反転直前
の時間情報を保持し、この保持時間情報に基づいて設定
される第1の規定値を経過時間情報が超えたときに駆動
電流の遮断指令を発する一方、当該経過時間情報が第1
の規定値よりも大きい第2の規定値を超えたときに強制
的に駆動電流の供給指令を発するようにしたことによ
り、簡単な回路構成で自己起動機能および回転速度維持
機能を持つ高効率、低消費電力のモータ駆動回路および
回転体駆動装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路構成例を示す回路図
である。
【図2】単相全波駆動型のDCブラシレスモータの構成
図である。
【図3】定常時の回路動作を説明するためのタイミング
チャート(その1)である。
【図4】定常時の回路動作を説明するためのタイミング
チャート(その2)である。
【図5】起動時の回路動作を説明するためのタイミング
チャート(その1)である。
【図6】起動時の回路動作を説明するためのタイミング
チャート(その2)である。
【符号の説明】
11…駆動回路、12…時定数回路、13…保持回路、
14,15,16…第1,第2,第3の制御回路、21
…ロータマグネット、23-1〜23-4…ステータコイル
(負荷コイル)、26…ホール素子、31,40〜42
…オープンコレクタのコンパレータ、39…モータ駆動
出力回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネットを配したロータと単数または
    複数の駆動コイルを配したステータとを有するととも
    に、ロータマグネットの回転位置を検出する回転位置検
    出手段を具備する単相または複数相のDCブラシレスモ
    ータの駆動回路であって、 前記駆動コイルに駆動電流を供給する駆動回路と、 前記回転位置検出手段によって検出された極位置が反転
    するのと同期して反転後の経過時間情報を生成する時間
    情報生成回路と、 前記極位置の反転直前の前記時間情報生成回路の経過時
    間情報を保持する保持回路と、 前記時間情報生成回路の経過時間情報が前記保持回路に
    保持された保持時間情報に基づいて設定される第1の規
    定値に達するまで前記駆動回路に対して駆動電流の供給
    指令を発し、該第1の規定値を超えたときに駆動電流の
    遮断指令を発する第1の制御回路と、 前記時間情報生成回路の経過時間情報が前記第1の規定
    値よりも大きい第2の規定値を超えたときに前記駆動回
    路に対して駆動電流の供給指令を発する第2の制御回路
    とを備えることを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記極位置の反転直後から前記時間情報
    生成回路の経過時間情報が前記第1の規定値よりも小さ
    い固定の第3の規定値を超えるまで前記駆動回路に対し
    て駆動電流の遮断指令を発する第3の制御回路を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記極位置の反転直後から前記時間情報
    生成回路の経過時間情報が前記保持回路に保持された保
    持時間情報に基づいて設定される前記第1の規定値より
    も小さい第3の規定値を超えるまで前記駆動回路に対し
    て駆動電流の遮断指令を発する第3の制御回路を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記極位置の反転直後から前記第1の制
    御回路が駆動電流の遮断指令を発するまでの期間、前記
    回転位置検出手段の動作を制限する制限回路を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のモータ駆動回路。
  5. 【請求項5】 マグネットを配したロータと単数または
    複数の駆動コイルを配したステータとを有し、回転体の
    駆動源となる単相または複数相のDCブラシレスモータ
    と、 前記DCブラシレスモータのロータマグネットの回転位
    置を検出する回転位置検出手段と、 前記DCブラシレスモータの駆動コイルに駆動電流を供
    給する駆動回路と、 前記回転位置検出手段によって検出された極位置が反転
    するのと同期して反転後の経過時間情報を生成する時間
    情報生成回路と、 前記極位置の反転直前の前記時間情報生成回路の経過時
    間情報を保持する保持回路と、 前記時間情報生成回路の経過時間情報が前記保持回路に
    保持された保持時間情報に基づいて設定される第1の規
    定値に達するまで前記駆動回路に対して駆動電流の供給
    指令を発し、該第1の規定値を超えたときに駆動電流の
    遮断指令を発する第1の制御回路と、 前記時間情報生成回路の経過時間情報が前記第1の規定
    値よりも大きい第2の規定値を超えたときに前記駆動回
    路に対して駆動電流の供給指令を発する第2の制御回路
    とを備えることを特徴とする回転体駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記極位置の反転直後から前記時間情報
    生成回路の経過時間情報が前記第1の規定値よりも小さ
    い固定の第3の規定値を超えるまで前記駆動回路に対し
    て駆動電流の遮断指令を発する第3の制御回路を有する
    ことを特徴とする請求項5記載の回転体駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記極位置の反転直後から、前記時間情
    報生成回路の経過時間情報が前記保持回路に保持された
    保持時間情報に基づいて設定される前記第1の規定値よ
    りも小さい第3の規定値を超えるまで前記駆動回路に対
    して駆動電流の遮断指令を発する第3の制御回路を有す
    ることを特徴とする請求項5記載の回転体駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記極位置の反転直後から前記第1の制
    御回路が駆動電流の遮断指令を発するまでの期間、前記
    回転位置検出手段の動作を制限する制限回路を有するこ
    とを特徴とする請求項5記載の回転体駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007151250A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Mitsumi Electric Co Ltd 単相全波式直流ブラシレスモータおよび遠心式ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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