JP2001111273A - 電子機器の放熱構造 - Google Patents

電子機器の放熱構造

Info

Publication number
JP2001111273A
JP2001111273A JP28934399A JP28934399A JP2001111273A JP 2001111273 A JP2001111273 A JP 2001111273A JP 28934399 A JP28934399 A JP 28934399A JP 28934399 A JP28934399 A JP 28934399A JP 2001111273 A JP2001111273 A JP 2001111273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage box
printed circuit
circuit board
space
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28934399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4331353B2 (ja
Inventor
Hisanori Ohara
久典 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maspro Denkoh Corp
Original Assignee
Maspro Denkoh Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maspro Denkoh Corp filed Critical Maspro Denkoh Corp
Priority to JP28934399A priority Critical patent/JP4331353B2/ja
Publication of JP2001111273A publication Critical patent/JP2001111273A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4331353B2 publication Critical patent/JP4331353B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板に対して十分な放熱効果を得
る。 【解決手段】 増幅部8において、プリント基板9は内
ケース10内の前方よりで固定されて本体ケース3の後
板4との間に空間11を形成し、電源部13において
も、プリント基板14はネジ止めボス15で支持されて
後板4との間に空間16を形成している。又、本体ケー
ス3の上板5及び下板6、内ケース10の上板17及び
下板18には、スリット19が夫々形成され、空間1
1,16と併せてプリント基板9,14の裏側で収納ボ
ックス2を上下に貫通する通気路20を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CATVブースタ
ー等の電子機器において、通電時に発生する熱を効果的
に放熱させるための放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばCATVブースターでは、収納ボ
ックス内に、増幅回路や電源回路を構成するプリント基
板が縦方向に支持されている。又、増幅回路や電源回路
は通電により発熱するため、収納ボックスの側方等に
は、収納ボックス内を外気と連通させるスリットや透孔
が形成されて、発生する熱を放熱可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現在の電子
部品は、主にチップタイプになってプリント基板へ放熱
されるのに加えて、増幅回路では、シールドのために収
納ボックス内に設けた内ケースによってプリント基板を
囲む二重構造とされることから、スリットや透孔のみで
は、最も発熱量の多いプリント基板を充分冷却できな
い。特に最近は、CATVブースターの伝送帯域が、従
来の70〜250MHz又は70〜300MHzから、
70〜550MHz又は70〜770MHzへと広くな
り、又、伝送チャンネル数も従来の32chから73c
hへと増大していることで、消費電力が増大し、発熱量
が益々多くなっている。従って、電子部品の劣化が進ん
で寿命が短縮化したり、プリント基板から伝わる熱によ
って収納ボックスが高温となり、ユーザーに不快感を与
えたりしてしまう。
【0004】そこで、請求項1に記載の発明は、特にプ
リント基板に対して十分な放熱効果を得て、部品の劣化
やユーザーの不快感を防止できる電子機器の放熱構造を
提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、収納ボックス内で縦方向
に支持され、所定の回路を構成するプリント基板の裏側
と、前記収納ボックスとの間に空間を設ける一方、前記
収納ボックスに、前記空間を前記収納ボックスの上下で
外部と連通させる透孔を夫々設けて、前記収納ボックス
内に、前記空間を通過して前記収納ボックスを上下に貫
通する通気路を形成してなる電子機器の放熱構造とした
ものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、CATVブースター(以
下「ブースター」という)の長手方向の断面説明図で、
通常図1のように壁等へ縦に取り付けられる。ブースタ
ー1は、本体ケース3と蓋ケース7とからなる金属製の
収納ボックス2内に、増幅部8と電源部13とを収納し
てなるもので、本体ケース3は、前面(図1の左側を前
として説明する。以下同じ)を解放した箱状を呈し、蓋
ケース7は、本体ケース3の前面を閉塞する断面コ字状
を呈している。増幅部8は、前面から装着した電子部品
によって増幅回路を形成するプリント基板9と、そのプ
リント基板9を前面から覆って本体ケース3の後板4に
固定される金属製の内ケース10とからなり、プリント
基板9は、裏側(ハンダ付け側)で後板4との間に空間
11を有するように、内ケース10内の前方よりでネジ
止め固定されている。12は、内ケース10から本体ケ
ース3の下板6を貫通するように突設された複数の接栓
である。
【0007】一方、電源部13は、トランス等の部品を
前面から装着したプリント基板14からなり、このプリ
ント基板14も、本体ケース3の後板4に突設された複
数のネジ止めボス15,15・・によって、裏側と後板
4との間で空間16を有するように後板4から離れて支
持されている。そして、本体ケース3の上板5と下板
6、内ケース10の上板17と下板18とには、透孔と
して夫々複数のスリット19,19・・が形成されてい
る。これらのスリット19は、図2にも示すように、ブ
ースター1の長手方向で略直線上に位置するように形成
され、このスリット19により、本体ケース3の下板6
の外部から本体ケース3及び内ケース10内に進入し、
更に内ケース10内におけるプリント基板9裏側の空間
11を通って電源部13のプリント基板14裏側の空間
16に至り、上板5から外部へ抜ける通気路20が形成
されることになる。
【0008】以上の如く構成されたブースター1は、通
電するとプリント基板9及び14の電子部品が発熱し、
プリント基板9,14へ放熱される。こうしてプリント
基板9,14で熱が発生すると、プリント基板9,14
の周りの空気が暖められ、空気が下から上に流れる。こ
こで、収納ボックス2内には前述のように上下に貫通す
る通気路20が形成されているから、図1,図2に点線
矢印で示すように、空気が下方から本体ケース3内に進
入し、更に内ケース10内のプリント基板9の裏側及び
電源部13のプリント基板14の裏側を通って本体ケー
ス3の上方へ抜ける対流が生じ、この空気の対流により
プリント基板9,14の熱が効果的に放熱され、プリン
ト基板9,14が冷却されることになる。尚、シールド
用の内ケース10にスリット19を設けているが、プリ
ント基板9の裏側にとどまり、電子部品が付されるプリ
ント基板9の前面は依然として内ケース10で囲まれて
いるから、増幅部8のシールドには影響を与えない。
【0009】このように上記形態によれば、収納ボック
ス2内に、プリント基板9,14の裏側で空間11,1
6を形成する一方、本体ケース3に空間11,16を上
下方向で外部と連通させるスリット19を設けて、収納
ボックス2を上下に貫通する通気路20を形成したこと
で、発熱するプリント基板9,14を効果的に冷却で
き、電子部品の劣化の促進が防止可能となる。又、本体
ケース3や蓋ケース7が高温にならないため、ユーザー
の不快感も防止できる。尚、上記形態では、増幅部8を
シールドする内ケース10が本体ケース3に固定される
構造においてプリント基板9の裏側に通気路20を形成
しているが、図3の如く、電源部13と同様に本体ケー
ス3の後板4に突設したネジ止めボス21,21・・に
よってプリント基板9を浮かせて支持し、その前方のみ
にシールド用の内ケース10を取り付けた形態であって
も、同様にプリント基板9の裏側に空間11及び通気路
20が形成できる。又、スリットは角孔や丸孔に代えて
も良いし、本体ケース3や蓋ケース7の側板に通気路2
0に連通するスリットや角孔等を設けても差し支えな
い。
【0010】更に、上記形態では、収納ボックス内に増
幅部と電源部とを内設したブースターについて説明して
いるが、電源部を別体にして増幅部のみを内設したタイ
プであっても本発明は適用可能で、勿論ブースターに限
らず、収納ボックス内にプリント基板を設ける電子機器
であれば、適用する種類も限定するものではない。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、収納ボ
ックス内で縦方向に支持されるプリント基板の裏側と収
納ボックスとの間に空間を設ける一方、収納ボックス
に、前記空間を収納ボックスの上下で外部と連通させる
透孔を夫々設けて、収納ボックス内に、空間を通過して
収納ボックスを上下に貫通する通気路を形成したこと
で、発熱するプリント基板を効果的に冷却でき、電子部
品の劣化の促進が防止可能となる。又、収納ボックスが
高温にならないため、ユーザーの不快感も防止できる。
勿論プリント基板のシールドにも影響を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブースターの断面説明図である。
【図2】蓋ケースを取り外したブースターを前面から見
た説明図である。
【図3】ブースターの変更例を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1・・ブースター、2・・収納ボックス、3・・本体ケ
ース、4・・後板、5・・上板、6・・下板、7・・蓋
ケース、8・・増幅部、9,14・・プリント基板、1
0・・内ケース、11,16・・空間、13・・電源
部、15,21・・ネジ止めボス、19・・スリット、
20・・通気路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納ボックス内で縦方向に支持され、所
    定の回路を構成するプリント基板の裏側と、前記収納ボ
    ックスとの間に空間を設ける一方、前記収納ボックス
    に、前記空間を前記収納ボックスの上下で外部と連通さ
    せる透孔を夫々設けて、前記収納ボックス内に、前記空
    間を通過して前記収納ボックスを上下に貫通する通気路
    を形成してなる電子機器の放熱構造。
JP28934399A 1999-10-12 1999-10-12 Catvブースターの放熱構造 Expired - Fee Related JP4331353B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28934399A JP4331353B2 (ja) 1999-10-12 1999-10-12 Catvブースターの放熱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28934399A JP4331353B2 (ja) 1999-10-12 1999-10-12 Catvブースターの放熱構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001111273A true JP2001111273A (ja) 2001-04-20
JP4331353B2 JP4331353B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=17741986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28934399A Expired - Fee Related JP4331353B2 (ja) 1999-10-12 1999-10-12 Catvブースターの放熱構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4331353B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008141930A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
JP2008148543A (ja) * 2006-11-16 2008-06-26 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
JP2008154440A (ja) * 2006-11-21 2008-07-03 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
US8654528B2 (en) 2006-11-16 2014-02-18 Autonetworks Technologies, Ltd. Electric connection box

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008148543A (ja) * 2006-11-16 2008-06-26 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
US8654528B2 (en) 2006-11-16 2014-02-18 Autonetworks Technologies, Ltd. Electric connection box
JP2008154440A (ja) * 2006-11-21 2008-07-03 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱
JP2008141930A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 電気接続箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP4331353B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3113691U (ja) シールド構造を備えたデジタル放送受信装置
JPH10179884A (ja) パチンコ機における基板収納ケース
JP2001111273A (ja) 電子機器の放熱構造
JP2009223881A (ja) 無線通信装置
JPH0432300A (ja) 電子機器の冷却装置
JP2859563B2 (ja) 電子機器の放熱装置
JPH0968375A (ja) 開閉制御装置
JPH10117078A (ja) 電子機器の放熱構造
JP2003258465A (ja) 電子回路ユニット
JPH0964549A (ja) 通気孔を有する電子機器筐体
JP2010258263A (ja) 電子機器の放熱機構
JPH0898557A (ja) インバータ装置
JP2003157669A (ja) 音響機器の筐体構造
JPH11145664A (ja) 配電盤用冷却装置
JP2002246775A (ja) 電子機器
JPS598400Y2 (ja) 通信機器用筐体
JPH07235792A (ja) 電気機器筐体内の熱遮蔽構造
JPH0438559Y2 (ja)
JP4153241B2 (ja) 電子部品の実装構造
JP3728836B2 (ja) Lsiパッケージ用冷却装置およびその固定方法
JP2000012985A (ja) プリント基板
JPH08298390A (ja) 電子機器
JPS58145094A (ja) 誘導加熱調理器
JP2008091834A (ja) 電子機器の放熱構造
JP3258274B2 (ja) ヒートシンク冷却構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees