JP2001111273A - 電子機器の放熱構造 - Google Patents
電子機器の放熱構造Info
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- JP2001111273A JP2001111273A JP28934399A JP28934399A JP2001111273A JP 2001111273 A JP2001111273 A JP 2001111273A JP 28934399 A JP28934399 A JP 28934399A JP 28934399 A JP28934399 A JP 28934399A JP 2001111273 A JP2001111273 A JP 2001111273A
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Abstract
る。 【解決手段】 増幅部8において、プリント基板9は内
ケース10内の前方よりで固定されて本体ケース3の後
板4との間に空間11を形成し、電源部13において
も、プリント基板14はネジ止めボス15で支持されて
後板4との間に空間16を形成している。又、本体ケー
ス3の上板5及び下板6、内ケース10の上板17及び
下板18には、スリット19が夫々形成され、空間1
1,16と併せてプリント基板9,14の裏側で収納ボ
ックス2を上下に貫通する通気路20を形成している。
Description
ー等の電子機器において、通電時に発生する熱を効果的
に放熱させるための放熱構造に関する。
ックス内に、増幅回路や電源回路を構成するプリント基
板が縦方向に支持されている。又、増幅回路や電源回路
は通電により発熱するため、収納ボックスの側方等に
は、収納ボックス内を外気と連通させるスリットや透孔
が形成されて、発生する熱を放熱可能としている。
部品は、主にチップタイプになってプリント基板へ放熱
されるのに加えて、増幅回路では、シールドのために収
納ボックス内に設けた内ケースによってプリント基板を
囲む二重構造とされることから、スリットや透孔のみで
は、最も発熱量の多いプリント基板を充分冷却できな
い。特に最近は、CATVブースターの伝送帯域が、従
来の70〜250MHz又は70〜300MHzから、
70〜550MHz又は70〜770MHzへと広くな
り、又、伝送チャンネル数も従来の32chから73c
hへと増大していることで、消費電力が増大し、発熱量
が益々多くなっている。従って、電子部品の劣化が進ん
で寿命が短縮化したり、プリント基板から伝わる熱によ
って収納ボックスが高温となり、ユーザーに不快感を与
えたりしてしまう。
リント基板に対して十分な放熱効果を得て、部品の劣化
やユーザーの不快感を防止できる電子機器の放熱構造を
提供することを目的としたものである。
に、請求項1に記載の発明は、収納ボックス内で縦方向
に支持され、所定の回路を構成するプリント基板の裏側
と、前記収納ボックスとの間に空間を設ける一方、前記
収納ボックスに、前記空間を前記収納ボックスの上下で
外部と連通させる透孔を夫々設けて、前記収納ボックス
内に、前記空間を通過して前記収納ボックスを上下に貫
通する通気路を形成してなる電子機器の放熱構造とした
ものである。
に基づいて説明する。図1は、CATVブースター(以
下「ブースター」という)の長手方向の断面説明図で、
通常図1のように壁等へ縦に取り付けられる。ブースタ
ー1は、本体ケース3と蓋ケース7とからなる金属製の
収納ボックス2内に、増幅部8と電源部13とを収納し
てなるもので、本体ケース3は、前面(図1の左側を前
として説明する。以下同じ)を解放した箱状を呈し、蓋
ケース7は、本体ケース3の前面を閉塞する断面コ字状
を呈している。増幅部8は、前面から装着した電子部品
によって増幅回路を形成するプリント基板9と、そのプ
リント基板9を前面から覆って本体ケース3の後板4に
固定される金属製の内ケース10とからなり、プリント
基板9は、裏側(ハンダ付け側)で後板4との間に空間
11を有するように、内ケース10内の前方よりでネジ
止め固定されている。12は、内ケース10から本体ケ
ース3の下板6を貫通するように突設された複数の接栓
である。
前面から装着したプリント基板14からなり、このプリ
ント基板14も、本体ケース3の後板4に突設された複
数のネジ止めボス15,15・・によって、裏側と後板
4との間で空間16を有するように後板4から離れて支
持されている。そして、本体ケース3の上板5と下板
6、内ケース10の上板17と下板18とには、透孔と
して夫々複数のスリット19,19・・が形成されてい
る。これらのスリット19は、図2にも示すように、ブ
ースター1の長手方向で略直線上に位置するように形成
され、このスリット19により、本体ケース3の下板6
の外部から本体ケース3及び内ケース10内に進入し、
更に内ケース10内におけるプリント基板9裏側の空間
11を通って電源部13のプリント基板14裏側の空間
16に至り、上板5から外部へ抜ける通気路20が形成
されることになる。
電するとプリント基板9及び14の電子部品が発熱し、
プリント基板9,14へ放熱される。こうしてプリント
基板9,14で熱が発生すると、プリント基板9,14
の周りの空気が暖められ、空気が下から上に流れる。こ
こで、収納ボックス2内には前述のように上下に貫通す
る通気路20が形成されているから、図1,図2に点線
矢印で示すように、空気が下方から本体ケース3内に進
入し、更に内ケース10内のプリント基板9の裏側及び
電源部13のプリント基板14の裏側を通って本体ケー
ス3の上方へ抜ける対流が生じ、この空気の対流により
プリント基板9,14の熱が効果的に放熱され、プリン
ト基板9,14が冷却されることになる。尚、シールド
用の内ケース10にスリット19を設けているが、プリ
ント基板9の裏側にとどまり、電子部品が付されるプリ
ント基板9の前面は依然として内ケース10で囲まれて
いるから、増幅部8のシールドには影響を与えない。
ス2内に、プリント基板9,14の裏側で空間11,1
6を形成する一方、本体ケース3に空間11,16を上
下方向で外部と連通させるスリット19を設けて、収納
ボックス2を上下に貫通する通気路20を形成したこと
で、発熱するプリント基板9,14を効果的に冷却で
き、電子部品の劣化の促進が防止可能となる。又、本体
ケース3や蓋ケース7が高温にならないため、ユーザー
の不快感も防止できる。尚、上記形態では、増幅部8を
シールドする内ケース10が本体ケース3に固定される
構造においてプリント基板9の裏側に通気路20を形成
しているが、図3の如く、電源部13と同様に本体ケー
ス3の後板4に突設したネジ止めボス21,21・・に
よってプリント基板9を浮かせて支持し、その前方のみ
にシールド用の内ケース10を取り付けた形態であって
も、同様にプリント基板9の裏側に空間11及び通気路
20が形成できる。又、スリットは角孔や丸孔に代えて
も良いし、本体ケース3や蓋ケース7の側板に通気路2
0に連通するスリットや角孔等を設けても差し支えな
い。
幅部と電源部とを内設したブースターについて説明して
いるが、電源部を別体にして増幅部のみを内設したタイ
プであっても本発明は適用可能で、勿論ブースターに限
らず、収納ボックス内にプリント基板を設ける電子機器
であれば、適用する種類も限定するものではない。
ックス内で縦方向に支持されるプリント基板の裏側と収
納ボックスとの間に空間を設ける一方、収納ボックス
に、前記空間を収納ボックスの上下で外部と連通させる
透孔を夫々設けて、収納ボックス内に、空間を通過して
収納ボックスを上下に貫通する通気路を形成したこと
で、発熱するプリント基板を効果的に冷却でき、電子部
品の劣化の促進が防止可能となる。又、収納ボックスが
高温にならないため、ユーザーの不快感も防止できる。
勿論プリント基板のシールドにも影響を与えない。
た説明図である。
ース、4・・後板、5・・上板、6・・下板、7・・蓋
ケース、8・・増幅部、9,14・・プリント基板、1
0・・内ケース、11,16・・空間、13・・電源
部、15,21・・ネジ止めボス、19・・スリット、
20・・通気路。
Claims (1)
- 【請求項1】 収納ボックス内で縦方向に支持され、所
定の回路を構成するプリント基板の裏側と、前記収納ボ
ックスとの間に空間を設ける一方、前記収納ボックス
に、前記空間を前記収納ボックスの上下で外部と連通さ
せる透孔を夫々設けて、前記収納ボックス内に、前記空
間を通過して前記収納ボックスを上下に貫通する通気路
を形成してなる電子機器の放熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28934399A JP4331353B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | Catvブースターの放熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28934399A JP4331353B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | Catvブースターの放熱構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001111273A true JP2001111273A (ja) | 2001-04-20 |
JP4331353B2 JP4331353B2 (ja) | 2009-09-16 |
Family
ID=17741986
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28934399A Expired - Fee Related JP4331353B2 (ja) | 1999-10-12 | 1999-10-12 | Catvブースターの放熱構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4331353B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008141930A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
JP2008148543A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-26 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
JP2008154440A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-07-03 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
US8654528B2 (en) | 2006-11-16 | 2014-02-18 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Electric connection box |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP28934399A patent/JP4331353B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008148543A (ja) * | 2006-11-16 | 2008-06-26 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
US8654528B2 (en) | 2006-11-16 | 2014-02-18 | Autonetworks Technologies, Ltd. | Electric connection box |
JP2008154440A (ja) * | 2006-11-21 | 2008-07-03 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
JP2008141930A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 電気接続箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4331353B2 (ja) | 2009-09-16 |
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