JP2001110983A - 半導体装置および半導体チップ、ならびに半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体チップ、ならびに半導体装置の製造方法

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JP2001110983A JP29272099A JP29272099A JP2001110983A JP 2001110983 A JP2001110983 A JP 2001110983A JP 29272099 A JP29272099 A JP 29272099A JP 29272099 A JP29272099 A JP 29272099A JP 2001110983 A JP2001110983 A JP 2001110983A
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貴 木船
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Abstract

(57)【要約】 【課題】固体装置と半導体チップとを分離することな
く、固体装置に対する半導体チップの接合位置を検査で
きる半導体装置およびこのような半導体装置のための半
導体チップ、ならびに半導体装置の製造方法を提供する
こと。 【解決手段】親チップ10および子チップ20の表面に
は、それぞれ赤外線を反射する材料からなる接合位置検
査用マーク12,22が形成されている。 【効果】親チップ10および子チップ20の接合後に、
赤外線カメラ50によって子チップ20の裏面側から接
合位置検査用マーク12,22を撮像し、これにより得
られる接合位置検査用マーク12,22の赤外線像に基
づいて、親チップ10に対する子チップ20の接合位置
を検査することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体チップを
別の半導体チップや配線基板などの固体装置の表面にフ
ェースダウン状態で接合させた構造を有する半導体装置
およびこのような半導体装置に適用される半導体チッ
プ、ならびに半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、チップ・オン・チップ構造の
半導体装置では、親チップおよび子チップの表面にバン
プと呼ばれる金属電極部が形成されていて、子チップの
表面を親チップの表面に対向させたフェースダウン状態
で、子チップの表面に形成されているバンプを親チップ
の表面に形成されているバンプに結合させることによ
り、親チップおよび子チップ間の機械的および電気的な
接続が達成されるようになっている。
【0003】そのため、このようなチップ・オン・チッ
プ構造の半導体装置では、親チップに対する子チップの
接合位置がずれていると、親チップのバンプと子チップ
のバンプとが上手く結合せず、親チップと子チップとの
接続不良を生じるおそれがある。そこで、従来から、チ
ップ・オン・チップ構造の半導体装置の製造工程におい
ては、親チップに対する子チップの接合位置の検査が行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】親チップに対する子チ
ップの接合位置は、たとえば、親チップのバンプと子チ
ップのバンプとの相対的な位置から判断できる。ところ
が、親チップおよび子チップの裏面からはバンプが見え
ないので、親チップに対する子チップの接合位置の検査
は、親チップおよび子チップに分離して行わなければな
らない。そのため、検査に用いられた製品は無駄になる
という問題があった。
【0005】また、親チップと子チップとがきれいに剥
がれないために、親チップに対する子チップの接合位置
を正確に検査できない場合もあり、このような場合に
は、別の製品を検査のために新たに分解しなければなら
ない。さらには、すべての製品について、親チップに対
する子チップの接合位置を検査することはできないた
め、親チップと子チップとの接続不良を生じている製品
が市場に流出するおそれもある。
【0006】そこで、この発明の目的は、固体装置と半
導体チップとを分離することなく、固体装置に対する半
導体チップの接合位置を検査できる半導体装置およびこ
のような半導体装置のための半導体チップ、ならびに半
導体装置の製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、固体装置
の表面に、活性表面を対向させたフェースダウン状態で
接合される半導体チップであって、上記活性表面に、赤
外線反射材料からなる接合位置検査用マークが配置され
ていることを特徴とする半導体チップである。また、請
求項2記載の発明は、請求項1記載の半導体チップを用
いた半導体装置であり、すなわち、固体装置の表面に、
半導体チップをその活性表面を対向させたフェースダウ
ン状態で接合した構造を有する半導体装置であって、上
記固体装置の表面および半導体チップの活性表面に、そ
れぞれ赤外線反射材料からなる接合位置検査用マークが
配置されていることを特徴とする半導体装置である。
【0008】上記固体装置は、他の半導体チップであっ
てもよいし、たとえばリードフレームや配線基板などで
あってもよい。上記の構成によれば、半導体チップの活
性表面に赤外線反射材料からなる接合位置検査用マーク
が配置されているので、たとえば赤外線カメラを用いれ
ば、半導体チップの裏面(活性表面とは反対側の面)側
から接合位置検査用マークを撮像することができる。
【0009】したがって、この半導体チップを、赤外線
反射材料からなる接合位置検査用マークが配置された固
体装置に接合した後に、たとえば、赤外線カメラによっ
て半導体チップの裏面(活性表面とは反対側の面)側か
ら接合位置検査用マークを撮像し、これにより得られる
接合位置検査用マークの赤外線像に基づいて、固体装置
に対する半導体チップの接合位置を検査することができ
る。これにより、固体装置と半導体チップとを分離する
ことなく、固体装置に対する半導体チップの接合位置を
検査できるので、固体装置と半導体チップとを接合して
得られるすべての製品に対して、固体装置と半導体チッ
プとの接合位置の検査を行うことができる。したがっ
て、固体装置および半導体チップの接続不良を有する製
品が市場に出ていくことを防止できる。また、接合位置
検査のために製品が無駄になることもない。
【0010】なお、請求項3に記載したように、上記固
体装置の表面および半導体チップの活性表面の接合位置
検査用マークは、上記固体装置と上記半導体チップとが
正しく接合されたときに、互いに所定方向に所定量だけ
ずれて対向するようにそれぞれ配置されていることが好
ましく、この場合、接合位置検査用マーク同士が重なり
合わないので、固体装置に対する半導体チップの接合位
置をより良好に確認することができる。
【0011】また、半導体チップや固体装置の配線が赤
外線反射材料で構成されている場合、上記接合位置検査
用マークは配線を避けた位置に形成されていることが好
ましい。こうすることにより、赤外線カメラで接合位置
検査用マークを撮像して接合位置検査を行う際に、接合
位置検査用マークと配線とを良好に識別することができ
る。請求項4記載の発明は、固体装置の表面に、半導体
チップをその活性表面を対向させたフェースダウン状態
で接合した構造を有する半導体装置を製造する方法であ
って、上記固体装置および半導体チップの接合前に、上
記固体装置の表面および半導体チップの活性表面に、そ
れぞれ赤外線反射材料からなる接合位置検査用マークを
配置する工程と、上記固体装置および半導体チップを接
合する工程と、上記固体装置および半導体チップの接合
後に、上記固体装置の表面および半導体チップの活性表
面にそれぞれ配置されている赤外線反射材料からなる接
合位置検査用マークの赤外線像を撮像する工程と、上記
接合位置検査用マークの赤外線像に基づいて、上記固体
装置に対する上記半導体チップの接合位置を検査する工
程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法であ
る。
【0012】この方法によれば、固体装置と半導体チッ
プとを接合して得られるすべての製品に対して、固体装
置と半導体チップとの接合位置の検査を行うことができ
る。したがって、固体装置および半導体チップの接続不
良を有する製品が市場に出ていくことを防止できる。ま
た、固体装置と半導体チップとを分離させずに接合位置
検査を行うことができるから、この接合位置検査のため
に製品が無駄になることもない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る半導体装置の分解斜視図であ
る。この半導体装置は、親チップ10(固体装置)の表
面に、子チップ20(半導体チップ)を、その表面を対
向させたフェースダウン状態で接合したチップ・オン・
チップ構造を有している。親チップ10および子チップ
20は、いずれも、たとえばシリコンチップからなり、
それぞれの表面には、トランジスタや抵抗、コンデンサ
などの機能素子および配線Wなどが形成されている。
【0014】親チップ10は、平面視における外形が子
チップ20よりも若干大きく形成されている。親チップ
10の最表面は、たとえば窒化膜などからなる保護膜で
覆われており、この保護膜上には、外部接続用の複数の
パッドPが露出して配置されている。また、親チップ1
0の表面の内方の領域には、子チップ20の接合領域が
設定されており、この接合領域には、たとえば金などの
耐酸化性を有する金属材料からなる複数のバンプ11が
隆起して形成されている。
【0015】一方、子チップ20の最表面も、たとえば
窒化膜などからなる保護膜で覆われている。この保護膜
上には、親チップ10のバンプ11に対応する位置に、
たとえば金などの耐酸化性を有する金属材料からなる複
数のバンプ21が形成されていて、これらのバンプ21
をそれぞれ対応する親チップ10のバンプ11に結合さ
せることにより、子チップ20が親チップ10上に所定
間隔を保持した状態で支持されるとともに、親チップ1
0と子チップ20との電気接続が達成されるようになっ
ている。
【0016】さらに、親チップ10および子チップ20
の表面には、それぞれ接合位置検査用マーク12,22
が互いに対応する位置に形成されている。接合位置検査
用マーク12,22は、たとえば、それぞれ親チップ1
0および子チップ20の配線Wを避けた位置に2個ずつ
設けられており、子チップ20を親チップ10に設定さ
れている接合位置に正しく接合させたときに、互いに対
応するマーク同士が一定方向に一定量だけずれるように
なっている。具体的には、接合位置検査用マーク22が
接合位置検査用マーク12に対してx方向に距離Dxだ
けずれ、y方向に距離Dyだけずれるようになってい
る。
【0017】また、接合位置検査用マーク12,22
は、いずれも、たとえばアルミニウムなどの赤外線を反
射する材料(赤外線反射材料)からなり、配線Wが赤外
線反射材料で形成されている場合には、この配線Wと同
じ材料で形成されることが好ましい。こうすれば、配線
Wと接合位置検査用マーク12,22とを同一の工程で
形成できる。さらに、接合位置検査用マーク12,22
は、異なる方向(好ましくは直交する方向)に延びた一
対の線分を含むマークであることが好ましく、図1に示
すような「+」形(十字形)の他、「L」形(L字形)
や「T」形(T字形)などを採用することができる。ま
た、接合位置検査用マーク12,22がそれぞれ複数個
設けられている場合には、接合位置検査用マーク12,
22は「・」(点または丸印)であってもよい。
【0018】図2は、親チップ10および子チップ20
の接合工程、およびこの接合工程後に行われる検査工程
について説明するための図解的な側面図である。親チッ
プ10および子チップ20の接合工程においては、ま
ず、図2(a)に示すように、位置調整台30上に、親チ
ップ10が表面を上に向けた状態にセットされるととも
に、吸着ハンド40によって、子チップ20が親チップ
10の上方に搬送されてくる。位置調整台30は、上面
にセットされた親チップ10の位置を、xy方向(図2
における前後左右方向)およびθ方向(鉛直線まわりの
回転方向)に微調整できるように構成されている。吸着
ハンド40は、先端面(下端面)に形成された吸着孔
(図示せず)で子チップ20の裏面を吸着して保持でき
るものであり、この吸着ハンド40によって搬送されて
くる子チップ20は、位置調整台30の上方で、その表
面を親チップ10の表面に対向した状態にされる。
【0019】この後、位置調整台30と吸着ハンド40
との相対位置に基づいて、位置調整台30上の親チップ
10と吸着ハンド40に吸着保持された子チップ20と
の位置合わせが行われる。そして、吸着ハンド40が下
降されて、子チップ20のバンプ21が親チップ10の
バンプ11に突き合わされ、さらに子チップ20が親チ
ップ10に向けて押し付けられることにより、親チップ
10および子チップ20の接合が達成される。
【0020】なお、子チップ20を親チップ10に近接
させる工程は、親チップ10と子チップ20との位置合
わせの後に行われてもよいが、この位置合わせと同時に
行われてもよい。こうして接合された親チップ10およ
び子チップ20は、親チップ10に対する子チップ20
の接合位置を検査するための検査ユニット(検査ライ
ン)に搬入される。この検査装置における検査工程で
は、図2(b)に示すように、たとえば子チップ20の上
方から、赤外線カメラ50によって親チップ10および
子チップ20が撮像される。
【0021】親チップ10および子チップ20の基体を
なすシリコンチップは、赤外線を透過させる性質を有し
ている。一方、親チップ10および子チップ20の表面
に形成された接合位置検査用マーク12,22は、上記
したように、たとえばアルミニウムなどの赤外線反射材
料で構成されている。そのため、赤外線カメラ50によ
り親チップ10および子チップ20を撮像すると、図3
に示すように、接合位置検査用マーク12,22の赤外
線像を得ることができる。
【0022】こうして得られた接合位置検査用マーク1
2,22の赤外線像を画像処理することにより、親チッ
プ10に対する子チップ20の接合位置が検査される。
すなわち、一方の接合位置検査用マーク12とこれに対
応する接合位置検査用マーク22とのx方向のずれ量D
x1およびy方向のずれ量Dy1が計測されるととも
に、他方の接合位置検査用マーク12とこれに対応する
接合位置検査用マーク22とのx方向のずれ量Dx2お
よびy方向のずれ量Dy2が計測される。
【0023】つづいて、この計測により得られたずれ量
Dx1,Dx2と、子チップ20を親チップ10上に正
しく接合したときの接合位置検査用マーク12に対する
接合位置検査用マーク22のx方向のずれ量(距離)D
xとの誤差ΔDx1,ΔDx2が求められる。また、計
測により得られたずれ量Dy1,Dy2と、子チップ2
0を親チップ10上に正しく接合したときの接合位置検
査用マーク12に対する接合位置検査用マーク22のy
方向のずれ量(距離)Dyとの誤差ΔDy1,ΔDy2
が求められる。そして、これらの誤差ΔDx1,ΔDx
2,ΔDy1,ΔDy2が、いずれも所定の許容誤差範
囲内(たとえば、±10μm以内)であれば、この親チ
ップ10と子チップ20とは精度良く接合されていると
判断される。一方、誤差ΔDx1,ΔDx2,ΔDy
1,ΔDy2のいずれかが所定の許容誤差範囲を超えて
いれば、親チップ10および子チップ20の接続不良が
生じているおそれがあると判断され、この親チップ10
および子チップ20からなる半導体装置は不良品の可能
性があると判断される。
【0024】なお、配線W(図1参照)が赤外線反射材
料で構成されている場合には、配線Wの赤外線像も撮像
されるが、接合位置検査用マーク12,22は配線Wを
避けた位置に配置されているので、配線Wの赤外線像が
撮像されることにより、親チップ10および子チップ2
0の接合位置精度の検査を良好に行うことができないと
いったことはない。以上のようにこの実施形態によれ
ば、親チップ10および子チップ20の表面には、それ
ぞれ赤外線反射材料からなる接合位置検査用マーク1
2,22が配置されているので、赤外線カメラ50を用
いて、親チップ10と子チップ20とを分離することな
く、親チップ10に対する子チップ20の接合位置を良
好に検査することができる。
【0025】これにより、親チップ10と子チップ20
とを接合して得られるすべての製品に対して、親チップ
10に対して子チップ20の接合位置の検査を行うこと
ができる。したがって、親チップ10および子チップ2
0の接続不良を生じている不良品が市場に出ていくこと
を防止できる。また、接合位置検査のために製品が無駄
になることもない。なお、接合位置検査用マーク12,
22は、子チップ20を親チップ10に設定されている
接合位置に正しく接合させたときに、接合位置検査用マ
ーク12と接合位置検査用マーク22とが互いに重なり
合った状態で対向するような位置に配置されてもよい。
しかしながら、接合位置検査用マーク12,22は、こ
の実施形態のように、子チップ20を親チップ10に正
しく接合させたときに、接合位置検査用マーク22が接
合位置検査用マーク12に対してx方向に距離Dxだけ
ずれ、y方向に距離Dyだけずれるような位置に配置さ
れていることが好ましく、この場合、赤外線カメラ50
で撮像して得られる接合位置検査用マーク12,22の
赤外線像が重なり合わないので、親チップ10に対する
子チップ20の直交する2方向に関する接合位置をより
良好に確認することができる。
【0026】また、この発明は、他の形態で実施するこ
とも可能である。たとえば、親チップ10と子チップ2
0とを接合して得られた半導体装置は、検査ユニットに
搬入されて接合位置の検査が行われるとしたが、たとえ
ば、図2(a)に仮想線で示すように、位置調整台30の
上方に赤外線カメラ50が配置されて、親チップ10お
よび子チップ20の接合後、位置調整台30上に親チッ
プ10および子チップ20が載っている状態で接合位置
検査が行われてもよい。
【0027】さらに、親チップ10および子チップ20
は、いずれもシリコンからなるチップであるとしたが、
赤外線を透過させる性質を有する半導体材料からなるチ
ップであれば、たとえば、化合物半導体(たとえばガリ
ウム砒素半導体など)やゲルマニウム半導体からなる半
導体チップであってもよい。この場合に、親チップ10
の半導体材料と子チップ20の半導体材料は、同じでも
よいし異なっていてもよい。
【0028】さらにまた、上述の実施形態では、チップ
・オン・チップ構造を取り上げたが、この発明は、半導
体チップの表面を配線基板に対向させて接合するフリッ
プ・チップ・ボンディング構造にも適用できる。その
他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で、種々
の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る半導体装置の分解
斜視図である。
【図2】(a)親チップおよび子チップの接合工程、およ
び(b)この接合工程後に行われる検査工程について説明
するための図解的な側面図である。
【図3】赤外線カメラによって撮像された接合位置検査
用マークの赤外線像を示す図である。
【符号の説明】
10 親チップ 12 接合位置検査用マーク 20 子チップ 22 接合位置検査用マーク W 配線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体装置の表面に、活性表面を対向させた
    フェースダウン状態で接合される半導体チップであっ
    て、 上記活性表面に、赤外線反射材料からなる接合位置検査
    用マークが配置されていることを特徴とする半導体チッ
    プ。
  2. 【請求項2】固体装置の表面に、半導体チップをその活
    性表面を対向させたフェースダウン状態で接合した構造
    を有する半導体装置であって、 上記固体装置の表面および半導体チップの活性表面に、
    それぞれ赤外線反射材料からなる接合位置検査用マーク
    が配置されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】上記固体装置の表面および半導体チップの
    活性表面の接合位置検査用マークは、上記固体装置と上
    記半導体チップとが正しく接合されたときに、互いに所
    定方向に所定量だけずれて対向するようにそれぞれ配置
    されていることを特徴とする請求項2記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】固体装置の表面に、半導体チップをその活
    性表面を対向させたフェースダウン状態で接合した構造
    を有する半導体装置を製造する方法であって、 上記固体装置および半導体チップの接合前に、上記固体
    装置の表面および半導体チップの活性表面に、それぞれ
    赤外線反射材料からなる接合位置検査用マークを配置す
    る工程と、 上記固体装置および半導体チップを接合する工程と、 上記固体装置および半導体チップの接合後に、上記固体
    装置の表面および半導体チップの活性表面にそれぞれ配
    置されている赤外線反射材料からなる接合位置検査用マ
    ークの赤外線像を撮像する工程と、 上記接合位置検査用マークの赤外線像に基づいて、上記
    固体装置に対する上記半導体チップの接合位置を検査す
    る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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