JP2001109478A - 二重壁を有するメガホン - Google Patents

二重壁を有するメガホン

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JP2001109478A
JP2001109478A JP32449099A JP32449099A JP2001109478A JP 2001109478 A JP2001109478 A JP 2001109478A JP 32449099 A JP32449099 A JP 32449099A JP 32449099 A JP32449099 A JP 32449099A JP 2001109478 A JP2001109478 A JP 2001109478A
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megaphone
wall
double
cylinder
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JP32449099A
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Haruyuki Noda
治之 野田
Jun Kawahara
潤 河原
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Sankyo Riken Co Ltd
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Sankyo Riken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の第1の目的は、単に拡声するのみ
ならず反響作用を付与することができるようにすること
にある。またこの発明の第2の目的は、拍子木としての
利用を可能にすることにある。またこの発明の第3の目
的は、拡声筒に透明感を出させ美感を呈するものとする
ことにある。 【構成】 第1の発明では、1つの吹き口に対し外側の
壁面と内側の壁面とを具えた二重壁を有するメガホンと
し、特に外側の壁面と内側の壁面との間に音声の反響空
間を設けたメガホンとした。また第2の発明では、1つ
の吹き口に対し外側の壁面と内側の壁面とを具えた二重
壁を有するメガホンとし、特に内側の壁面が外側の壁面
に当たり得るよう、可撓性を有する素材によって形成さ
れているメガホンとした。また第3の発明では、1つの
吹き口に対し外側の壁面と内側の壁面とを具えた二重壁
を有するメガホンとし、特に外側の壁面が透明な素材に
より形成されているメガホンとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、1つの吹き口に
対して外側の壁面と内側の壁面とを具えている、二重壁
を有するメガホンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のメガホンは、概ね円錐形状の壁面
を有し、吹き口と拡声口とを有する。この壁面は一重で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スポーツの応援にメガ
ホンが用いられるようになって久いが、従来のメガホン
では前方に声援を伝えるだけの役割しかなく、またデザ
イン面での面白みや美感に欠けていた。
【0004】そこでこの発明の第1の目的は、単に拡声
するのみならず反響作用を付与することができるように
することにある。またこの発明の第2の目的は、拍子木
としての利用を可能にすることにある。またこの発明の
第3の目的は、拡声筒に透明感を出させ美感を呈するも
のとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】上記第1の課題
は、1つの吹き口に対し外側の壁面と内側の壁面とを具
えた、二重壁を有するメガホンとすることにより達成さ
れる。特に外側の壁面と内側の壁面との間に音声の反響
空間を設けたメガホンとした。
【0006】内側の壁面の存在により、吹き口で発せら
れた声は微妙に反響し合う。ここで反響した声はエコー
の広がりとして聞くことができる。
【0007】更に内側の壁面が筒状体であるものとし
た。吹き口で発せられた声は内側の壁面内で拡声され
て、拡声口から前方へ放出される。この際、外側の壁面
と内側の壁面との間に反響空間が設けられていることに
より、音声はここで反響することになる。また内側の壁
面に孔を開口したものでは、内側の壁面から反響空間へ
と声の一部が直接伝わるため、更に複雑なエコーを生ず
る。また内側の壁面が板状体であるものでは、この板状
体が振動することにより反響が生ずる。
【0008】次に上記第2の課題も同様に、1つの吹き
口に対し外側の壁面と内側の壁面とを具えた、二重壁を
有するメガホンとすることによって達成される。特に内
側の壁面が外側の壁面に当たり得るよう、可撓性を有す
る素材により形成されているメガホンとした。ここで、
可撓性を有する素材を利用する場合には、内側の壁面の
み、外側の壁面のみ、内側の壁面と外側の壁面との両者
共に可撓性を持たせることができる。
【0009】内側の壁面のみが可撓性を有するものであ
る場合では、外側の壁面を叩いたり振ったりすると、そ
の時のショックによって内側の壁面が外側の壁面に当た
る。このことにより拍子木のように打撃音を生ずる。そ
れ故、単なるメガホンとしてのみならずリズムを取りな
がら応援するというようなことが可能になる。逆に、外
側の壁面のみが可撓性を有するものである場合では、吹
き口を持って振られたりした際に、外側の壁面が振れて
内側の壁面に当たる。よって内側の壁面は硬質素材から
形成されていてよい。また、内側の壁面と外側の壁面と
が共に可撓性を有している場合では、内側の壁面も外側
の壁面も共に揺動して、相互にぶつかり合うことにな
る。
【0010】更に内側の壁面が筒状体であるものとし
た。即ち外側の壁面が筒状体であり、この中に内側の筒
状体があるため、外側の壁面に対する打撃時のショック
により内側の筒状体が外側の筒状体の内壁面に当たるこ
とになる。内側の壁面に可撓性を持たせるには、可撓性
を有する素材を使用すればよいが、この他吹き口に近い
部位に蛇腹を形成するようにしてもよい。内側の筒状体
はこの蛇腹部から容易に振れるようになる。また内側の
壁面が板状体であるものでは、この板状体が揺動して外
側の筒状体の内壁面に当たり、打撃音を発生する。要は
外側の壁面に打撃を加えたり、外側の筒状体を振ったり
した時に、内側の筒状体が外側の筒状体の内壁面に当た
るようにしさえすればよい。
【0011】次に上記第3の課題も同様に、1つの吹き
口に対し外側の壁面と内側の壁面とを具えた、二重壁を
有するメガホンとすることによって達成される。特に外
側の壁面が透明な素材により形成されているメガホンと
した。ここで言う透明素材とは、透明または半透明な素
材のことである。着色透明などもこのカテゴリー内のも
のである。
【0012】外側の壁面が透明であるため、外側の壁面
を透して内側の壁面を見ることができる。少なくとも外
側の壁面の厚さ分だけ立体感を与えることができ、美感
を呈するものとなる。このようなメガホンはこれまで存
在していなかった。
【0013】更に外側の壁面が透明な素材により形成さ
れており、且つ内側の壁面が不透明な素材によって形成
されているものとした。外側の壁面も内側の壁面も共に
透明であってよいが、内側の壁面が不透明であれば、内
側の壁面を透明な外側の壁面を透して見ることが可能に
なる。また内側の壁面が外側の壁面に密着していてもよ
い。上述したように少なくとも外側の壁面の厚さ分だけ
立体感を与えることができるからである。また外側の壁
面の厚みが部位によって異なるものとしてもよい。この
構成により外側の壁面が部位によって透明感が異なるよ
うに見えるのである。立体感もいや増す。また内側の壁
面に文字や図柄を表示してもよい。内側の壁面に表わさ
れた文字や図柄が、外側の透明な壁面を透して立体的に
見られるのである。また内側の壁面に外方へ向けてラン
プが取り付けられていると共にこの電源を具えている構
成では、外側の透明な壁面を透しランプからの発光を見
ることができる。ランプは豆電球の他、LED(発光ダ
イオード)などを用いるようにしてもよい。また各色ラ
ンプを設けて点灯させると美しい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態に付
き、図面を参照しながら説明するが、この発明はこれ等
の実施形態にのみ限定されるものではない。
【0015】(第1実施形態:反響)この実施形態で
は、単に拡声するのみならず反響作用を付与できるよう
に構成したものである。また構成を理解し易いように外
筒1を透明素材により成型している。着色透明な外筒1
の中に着色不透明な内筒2を装入し、両者を共に一つの
吹き口11の差し込み口10に装着して成る(図1)。
なおこの実施形態では、内筒2のくびれ部20を外筒1
に密着させているが、外筒1の中に浮かせるような構成
も可能である。
【0016】この実施形態によれば、利用者は差し込み
口10の辺りを握り、吹き口11に口を付けて発声する
が、この発せられた声は内筒2内で拡声されて、拡声口
12から前方へ放出される。この際、外筒1の壁面と内
筒2の壁面との間に反響空間が形成されているため、こ
の空間で音声が反響する。空間2の形状や容積、また内
筒2の壁面の素材や厚さによって反響を変えることがで
きる。なお、内筒2のくびれ部20を外筒1の中に浮か
せるように構成した場合、吹き口11から発せられた声
は直接外筒1と内筒2との間の反響空間を通ることにな
る。このようにして単に拡声するのみならず微妙に声を
反響させることができるのは、内筒2の壁面が存在して
いることによる。
【0017】(第2実施形態:反響)図2で示した第2
実施形態に於いても、構成を理解し易いように外筒1を
透明素材により成型しているが、透明素材に拘るもので
はない。またこの実施形態の特徴は、外筒1の中に平板
3を装着している点にある。着色透明な外筒1の中に着
色不透明な平板3を装入して、両者共に一つの吹き口1
1の差し込み口10に装着して成る。符号30は平板3
のくびれ部であり、ここを外筒1に密着させている。な
お平板3の両縁部は外筒1の壁面には接触していない
が、これを接触させて、左右両室に完全に分離するよう
に構成することも可能である。
【0018】この実施形態に於いても、平板3の存在に
よって微妙に声を反響させることができる。平板3の素
材、外形状、厚みを変更することによっても反響具合を
変えることができる。平板3の表面に凹凸を形成しても
反響具合を変えることができる。また平板3の両縁部は
外筒1の壁面に固定した場合も、反響具合が異なってく
る。
【0019】(第3実施形態:反響)図3は第3実施形
態を表わしたものであるが、反響にバリエーションを与
えるために、内筒4の壁面の全面に多数の孔42を開孔
したものである。符号41は内筒4の拡声口であり、4
0は外筒1に密着させるくびれ部を示す。なお構成を理
解し易いように外筒1を透明素材により成型したものを
取り上げた。
【0020】吹き口11で発せられた声は、内筒4内で
拡声されて、拡声口41から前方へ放出される。この際
外筒1の壁面と内筒4の壁面との間に反響空間が形成さ
れているため、この空間で音声が反響する。更に内筒4
の壁面の全面に多数の孔42が開孔されているため、内
筒4から直接反響空間に出る波もあり、反響の具合に微
妙な色が付く。孔42の数や形状や大きさによっても変
わり得る。
【0021】(第4実施形態:拍子木)次にこの実施形
態では、単に拡声するのみならず拍子木としての利用を
可能にするものである。図4では構成を理解し易いよう
に外筒1を透明素材により成型しているが、これは不透
明であってよいことは言うまでもない。着色透明な外筒
1の中に着色不透明な内筒5を装入し、両者共に一つの
吹き口11の差し込み口10に装着して成る。また内筒
5のくびれ部に蛇腹部50を形成して、外筒1と密着さ
せている。この実施形態では、蛇腹部50によって内筒
5に可撓性を持たせている。
【0022】さて、差し込み口10の辺りを握り吹き口
11に口を付けて発声するが、発せられた声は内筒2内
で拡声されて、拡声口12から前方へ放出される。これ
とは別に、外筒1を振ったり叩いたりした際には、内筒
5が外筒1の内壁面に当たって打撃音を発生する。この
ようにして単なるメガホンとしての用途のみならず、リ
ズムを取りながら応援するというようなことが可能にな
る。
【0023】蛇腹部50の形状は任意設計事項である。
例えば蛇腹の山谷が鋭角に成型されているものでも、丸
みを帯びたものとして成型されているものでもよい。単
なる円筒壁面に凹部を形成したり、リブなどを形成した
ものとしてもよい。なおこの実施形態では、内筒5の蛇
腹部50から先細の方を外筒1に密着させているが、こ
の部位を外筒1の中に浮かせるような構成も可能であ
る。
【0024】(第5実施形態:拍子木)図5で示した第
5実施形態に於いても、構成を理解し易いように外筒1
を透明素材により成型しているが、透明素材に拘るもの
ではない。またこの実施形態の特徴は、外筒1の中に可
撓性平板6を装着している点にある。着色透明な外筒1
の中に着色不透明な可撓性平板6を装入して、両者共に
一つの吹き口11の差し込み口10に装着して成る。符
号60は可撓性平板6のくびれ部であり、ここを外筒1
に密着させている。
【0025】この実施形態では叩いたり振ったりする方
向がある程度限定される。即ち可撓性平板6の面に対し
て垂直の方向へ叩いたり振ったりすることが好ましい。
これによりこの可撓性平板6が主としてくびれ部60辺
りを支点として揺動し、外筒1の内壁面に当たり、打撃
音を発生するのである。
【0026】(第6実施形態:透明感と美感)次にこの
実施形態では、単に拡声するのみならず拡声筒に透明感
や美感を表現させようとするものである。図6のメガホ
ンは、透明な外筒1の中に着色不透明な内筒7を装入
し、両者共に一つの吹き口11の差し込み口10に装着
して成るものであり、内筒7の外側にはステッカー71
を貼付して透明な外筒1から透視できるように構成し
た。なおこの実施形態では内筒7のくびれ部70を外筒
1に密着させているが、外筒1の中に浮かせるような構
成も可能である。即ち吹き口11で吹かれた音声は、中
心の内筒7を通るものと、内筒7の周囲を通るものとに
別れる。なお、外筒1と内筒7との間の空間を反響空間
であると見做すことも可能である。
【0027】外筒1が透明であるため、外筒1の壁面を
透して内筒7の壁面を見ることができる。内筒7の壁面
のステッカー71が見られる。仮に外筒1と内筒7とが
密着している場合であっても、少なくとも外筒1の壁面
の厚さ分だけ立体感を与えることができるが、この実施
形態では更に外筒1と内筒7との間に空間が存在するた
め、その立体感に深みが増している。これは実際に美感
を呈するものとなっている。なお、内筒7の壁面にはス
テッカー71が貼付されているが、印刷などによって直
接内筒7の壁面に着色したり、絵柄を付けたりすること
ができる。またエンボス加工などにより、内筒7の壁面
に絵柄を浮き上がらせるように構成してもよい。これ等
のステッカー71や印刷面などは内筒7に設けられてい
るため、外筒1に護られて水濡れし難く汚れが付着し辛
く、また傷も付き難いという特長を有する。
【0028】(第7実施形態:透明感と美感)この実施
形態は、これまでのもとは大きく異なり、1つの吹き口
85に対して2つのメガホン8,80が取り付けられて
いる点に最大の特徴を有する。第1のメガホン8と第2
のメガホン80とは、束ねられて吹き口85に挿入さ
れ、リブ86により固定される。この時第1のメガホン
8と第2のメガホン80とが互いに僅かながら開いた形
状となるように組み付けられている。この構成により吹
き口85を持ってこのメガホンに打撃を加えると、第1
のメガホン8と第2のメガホン80とがぶつかり合い、
拍子木のように打撃音を発生する。而してリズムを取り
ながらの応援が可能になる。
【0029】ところで第1のメガホン8と第2のメガホ
ン80とに着目すると、両者は共に透明な素材により成
型されている。また各々が向き合う壁面に凹部81,8
2が形成されており、凹部81に着色カバー板83を、
また凹部82に着色カバー板84を被せて、凹部81,
82に密閉空間を形成している。言わば着色カバー板8
3,84による外側の壁面と、凹部81,82壁面によ
る内側の壁面とを具えた二重壁を有するメガホンが2つ
組み合わされた、正にWメガホンである。二重壁にはこ
のような形態も含まれる。
【0030】結局第1のメガホン8も第2のメガホン8
0も共に透明であり、着色カバー板83,84を透して
見ることができるから、この着色カバー板83,84の
内側面にステッカーを貼ったり、イラストを印刷するな
どが可能になる。この構成に於いても、透明感、立体
感、美感を呈している。
【0031】(第8実施形態:透明感と美感)図8は外
側の壁面と内側の壁面との関係を、部分的に側面図にて
表わしたものであるが、透明且つ着色蛍光顔料を含んだ
外壁9に対して、凹凸のある白色内壁を張り合わせて成
るものである。凹凸は3種であり、内壁凸部90,9
1,92によって形成されている。
【0032】この壁面全体の印象として、外壁9と内壁
とが密着したような状態にあるが、透明な外壁9の存在
によって立体感のある壁面となっている。特に外壁9は
着色蛍光顔料を含んでおり、白色の内壁凸部90,9
1,92が接触していることにより、この部位が明るい
蛍光色を発っする点に特長を有する。この作用によって
透明感、立体感、美感がいや増す。
【0033】(第9実施形態:透明感と美感)図9は外
側の壁面と内側の壁面との関係を、部分的に側面図にて
表わしたものであるが、外壁肉厚部93から徐々に外壁
肉薄部94に掛けて壁面厚が薄くなるように形成された
透明な外壁から、幾分間隔を空けた位置に、内壁95を
置いたものである。外壁肉厚部93も外壁肉薄部94も
共に外壁そのものであり、外壁は着色透明とされてい
る。
【0034】外壁の肉厚が変化することにより、肉厚に
応じた濃度差が現われる。この実施形態では、外壁にグ
ラディエーションが掛けられた状態となって見られる。
このようにして透明感、立体感、美感にバリエーション
を与えることができる。この肉厚の違いは、成型型によ
るものの他、ブローイングなどで調節することもでき
る。
【0035】(第10実施形態:透明感と美感)図10
のメガホンは、透明な外筒1の中に着色不透明な内筒7
を装入し、両者共に一つの吹き口11の差し込み口10
に装着して成るものであり、内筒7の外側にはステッカ
ー71を貼付して透明な外筒1から透視できるように構
成した。更にこの実施形態では、内筒7の拡声口12の
近傍に、外周壁に沿わせるようにしてLED(発光ダイ
オード)72を配設した。なおこのLED72群の駆動
用回路や電源は、着色不透明な内筒7の内部に納置して
ある。ここでは配線などを含めて図示していない。
【0036】外筒1が透明であるため、外筒1の壁面を
透して内筒7の壁面を見ることができる。内筒7の壁面
には点滅するLED72があり、外筒1の壁面を透して
見ることができ、とても美しいものである。夜間のスポ
ーツ観戦や、その行き帰りの道すがらLED72を点滅
させて楽しむことができる。LED72は内筒7外周に
あって外筒1に護られているため、水濡れや汚れに強
い。
【0037】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されないから、例えば外側の壁面となるメガホンと吹
き口とを一体に成型し、その中に内側の壁面となるメガ
ホンを挿着するようにしてもよい。内外のメガホンは同
一形状であっても、そうでなくともよい。第1の課題に
関する発明に於いては、反響させるものとして振動弁な
どを組み込むようにすることも可能である。第2の課題
に関する発明に於いては、蛇腹以外にもゴムジョイント
などを使用することができる。内壁と外壁とはぶつかり
合いさえすれば、可撓性の有無は問われない。更に、蝶
番などを用いて内筒が揺動し得るように構成してもよ
い。また第1及び第2の課題に関する発明に於いては、
板状体が湾曲したものとしてもよい。あるいは2つ3つ
の湾曲板を並設して、筒形状に類するものを構成しても
よい。更に第1、第2、第3の課題に関する発明では反
響に関する構成や、打撃に関する構成や、透明に関する
構成を相互に利用し合うことができる。
【0038】
【発明の効果】以上この発明の第1の目的は、1つの吹
き口に対し外側の壁面と内側の壁面とを具えた二重壁を
有するメガホンとすることにより達成される。特に外側
の壁面と内側の壁面との間に音声の反響空間を設けたメ
ガホンとした。これにより単に拡声するのみならず反響
作用を付与することができるようになった。
【0039】またこの発明の第2の目的は、1つの吹き
口に対し外側の壁面と内側の壁面とを具えた、二重壁を
有するメガホンとすることによって達成される。特に内
側の壁面が外側の壁面に当たり得るよう、可撓性を有す
る素材により形成されているメガホンとした。これによ
り拍子木としての利用が可能になった。
【0040】またこの発明の第3の目的は、1つの吹き
口に対し外側の壁面と内側の壁面とを具えた、二重壁を
有するメガホンとすることによって達成される。特に外
側の壁面が透明な素材により形成されているメガホンと
した。これによって拡声筒に透明感が出て美感を呈する
ものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】主として第1の課題を解決する、第1実施形態
の斜視図である。
【図2】同課題を解決する、第2実施形態の斜視図であ
る。
【図3】同課題を解決する、第3実施形態の斜視図であ
る。
【図4】主として第2の課題を解決する、第4実施形態
の側面図である。
【図5】同課題を解決する、第5実施形態の側面図であ
る。
【図6】第3の課題を解決する、第6実施形態の斜視図
である。
【図7】同課題を解決する、第7実施形態の断面図であ
る。
【図8】同課題を解決する、第8実施形態の部分側面図
である。
【図9】同課題を解決する、第9実施形態の部分側面図
である。
【図10】同課題を解決する、第10実施形態の斜視図
である。
【符号の説明】
1 外筒 10 差し込み口 11 吹き口 12 拡声口 2 内筒 20 くびれ部 3 平板 30 くびれ部 4 内筒 40 くびれ部 41 拡声口 42 孔 5 内筒 50 蛇腹部 6 可撓性平板 60 可撓部 7 内筒 70 くびれ部 71 ステッカー 72 LED 8 第1のメガホン 80 第2のメガホン 81 凹部 82 凹部 83 着色カバー板 84 着色カバー板 85 吹き口 86 リブ 9 外壁 90 内壁凸部 91 内壁凸部 92 内壁凸部 93 外壁肉厚部 94 外壁肉薄部 95 内壁

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの吹き口に対して外側の壁面と内側
    の壁面とを具えたことを特徴とする、二重壁を有するメ
    ガホン。
  2. 【請求項2】 外側の壁面と内側の壁面との間に音声の
    反響空間を設けた、請求項1の二重壁を有するメガホ
    ン。
  3. 【請求項3】 内側の壁面が筒状体である、請求項2の
    二重壁を有するメガホン。
  4. 【請求項4】 内側の壁面に孔を開口した、請求項3の
    二重壁を有するメガホン。
  5. 【請求項5】 内側の壁面が板状体である、請求項2の
    二重壁を有するメガホン。
  6. 【請求項6】 外側の壁面を叩いたり振ったりした時
    に、内側の壁面が外側の壁面に当たり得るよう可撓性を
    有する素材により形成されている、請求項1の二重壁を
    有するメガホン。
  7. 【請求項7】 内側の壁面が筒状体である、請求項6の
    二重壁を有するメガホン。
  8. 【請求項8】 吹き口に近い部位に蛇腹が形成されてい
    る、請求項7の二重壁を有するメガホン。
  9. 【請求項9】 内側の壁面が板状体である、請求項6の
    二重壁を有するメガホン。
  10. 【請求項10】 外側の壁面が透明な素材により形成さ
    れている、請求項1の二重壁を有するメガホン。
  11. 【請求項11】 外側の壁面が透明な素材により形成さ
    れており、且つ内側の壁面が不透明な素材によって形成
    されている、請求項1の二重壁を有するメガホン。
  12. 【請求項12】 内側の壁面が外側の壁面に密着してい
    る、請求項10または請求項11の二重壁を有するメガ
    ホン。
  13. 【請求項13】 外側の壁面の厚みが部位によって異な
    る、請求項10または請求項11の二重壁を有するメガ
    ホン。
  14. 【請求項14】 内側の壁面に文字や図柄が表示されて
    いる、請求項10または請求項11の二重壁を有するメ
    ガホン。
  15. 【請求項15】 内側の壁面に外方へ向けてランプが取
    り付けられていると共にこの電源を具えている、請求項
    10または請求項11の二重壁を有するメガホン。
JP32449099A 1999-10-08 1999-10-08 二重壁を有するメガホン Withdrawn JP2001109478A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014501609A (ja) * 2010-12-02 2014-01-23 香港科技大学 電子伝達体としてイオウ化合物を利用して汚泥産出を最小限にする、生物学的な廃水の処理及び再利用
JP2016041232A (ja) * 2014-08-14 2016-03-31 宗治 横山 応援グッズ
WO2019178278A1 (en) * 2018-03-13 2019-09-19 Abraham John J Improved megaphone having additional lighting or audible features

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