JP3165694U - メガホン - Google Patents

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入江 誠
誠 入江
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Abstract

【課題】拡声筒に動いたりぶつかり合うような要素がなく立体的な透明感や高級感溢れる美観を呈するようなメガホンを提供する。【解決手段】本メガホンは、拡声筒が内筒1とその外側の透明外筒2とから構成され、拡声筒の後部には、内筒1に設けられたネジ部10に螺合するネジ部12が設けられた吹き口11が取り付けられている。この吹き口11は前記透明外筒2を止めておく役割をも担っている。なおこの実施例では、透明外筒2の肉厚は、拡声筒の拡声口に近い側よりも吹き口11に近い側の方が厚くなる。吹き口11の側に口を当てて発声すると、その声は前記拡声口から前方に拡声される。内筒1と透明外筒2とは密着するように設けられている。また内筒1の外周面には印刷が施されている。吹き口11は内筒1に対して、前記ネジ部10,12により着脱自在である。したがって吹き口11を外せば異なる印刷の内筒1に取り替えることが出来る。【選択図】図1

Description

この考案は少なくとも拡声筒部分が立体的な透明感や高級感溢れる美観を呈する、スポーツ観戦などに用いるためのメガホンに関する。
特開2001−109478号の「二重壁を有するメガホン」は当出願人に係る出願であり、この発明の第1の目的は、単に拡声するのみならず反響作用を付与することができるようにすることにある。またこの発明の第2の目的は、拍子木としての利用を可能にすることにある。またこの発明の第3の目的は、拡声筒に透明感を出させ美感を呈するものとすることにある。
上記3つの目的を達成するために特開2001−109478号では、先ず1つの吹き口に対して外側の壁面と内側の壁面とを具えた二重壁を有するメガホンとしている。そして拍子木とするべく内側の壁面が大きく振れて外側の壁面に当たることが出来るように、内側の壁面と外側の壁面との間隔を大きく取るように構成している。これにより、内側の壁面と外側の壁面との間で反響作用が生ずる。また外側の壁面を透明な素材で形成して、この透明な壁面に続くその後ろの大きな空間によって拡声筒に透明感や美感を付与するようにしている。
特開2001−109478号公報
確かに特開2001−109478号は所期の3つの目的を達成するものになってはいる。特に第3の目的は外側の壁面を透明にして内側の壁面との間に広い空間を取り、透明な外側の壁面を透し広い空間を透かして見せるようにすることで、透明感や美感を表すことが出来た。そしてこの広い空間により「反響作用」と「拍子木」とが実現されているのであった。
しかしながら、拡声筒に透明感や美感を付与したいとする目的のみを達成しようとすると、「反響作用」と「拍子木」とに係る、内側の壁面と外側の壁面との間隔を大きく取る構成が作用して内側の壁面が大きく動くために、これが外側の壁面にすなわち持っている手に伝わり、不安定な感覚を受けると言う問題が生じている。殊に拍子木としての打撃音を不要と感じるユーザーには特開2001−109478号の発明は不向きである。なお「反響作用」と「拍子木」とを実現するための大きな間隔は、大きな空間そのものによる立体感は表現出来るものの、このような空間に目が行ってしまい外側の透明な壁面を活かした立体感を表現することが難しかったのである。
そこでこの考案は、上述のような問題点を解決して、拡声筒に動いたりぶつかり合うような要素がなく、立体的な透明感や高級感溢れる美観を呈するようなメガホンを提供することを目的とするものである。
上記課題は、拡声筒と該拡声筒の後部に設けられた吹き口とから成り、前記拡声筒は内筒と外筒との二重構造を呈しており、前記外筒は透明であり、前記外筒が前記内筒との間に隙間を有して前記内筒とは前後の縁部で固定的に支持されるように設けられているか、または前記外筒が前記内筒に密着するように設けられているメガホンとすることによって達成される。また上記課題は、拡声筒と該拡声筒の後部に設けられた吹き口とから成り、前記拡声筒は内筒と中間筒と外筒との三重構造を呈しており、前記中間筒は前記内筒に密着するように設けられていると共に、前記外筒は透明であって、前記外筒が前記中間筒との間に隙間を有して前記中間筒および前記内筒とは前後の縁部で固定的に支持されるように設けられているか、または前記外筒が前記中間筒に密着するように設けられているメガホンとすることにより達成される。
上記何れの構成の場合も、(1)外筒とその内側に位置する筒との間に隙間があるも、外筒がその内側に位置する筒を前後の縁部で固定的に支持していたり、(2)外筒がその内側に位置する筒に密着するように設けられていたりすることによって、この発明のメガホンを手に持って振ったり、もう一方の手で叩いたり、この発明の2つのメガホン同士を叩き合ったりしても、内側に位置する筒が動いて外筒にぶつかるような作用を生じない。また外筒とその内側に位置する筒との間が(1)隙間を有していても(2)密着していても、透明な外筒のその透過する厚みに視線を集めることにより、立体的な透明感や高級感溢れる美観を表すことが出来るのである。
なお外筒は透明な素材から成るが、ここで言う透明素材とは透明または半透明な素材のことである。着色透明などもこのカテゴリー内のものである。外筒のすぐ内側に位置する筒に文字や図柄を表示しても良い。内側の筒に表わされた文字や図柄が、外側の透明な筒を透して立体的に見られるのである。この内側となる筒の素材の選択は任意であり、印刷性に優れた紙を使用することが出来る。
次に、前記吹き口が前記拡声筒に対して着脱自在に設けられているものとしても良い。上述したように外筒のすぐ内側に位置する筒に文字や図柄を表示出来るが、この筒を異なる文字や図柄のものに交換することを可能にしたいと言う場合がある。このような場合に吹き口を外して拡声筒を分解し得るようであれば好都合である。
この考案によれば、拡声筒に動いたりぶつかり合うような要素がなく、立体的な透明感や高級感溢れる美観を呈するようなメガホンを提供することに成功している。
実施例1のメガホンの説明図である。 実施例2のダブルメガホンの説明図である。 実施例3のメガホンの説明図である。 実施例4のツインメガホンの説明図である。
以下この考案の4種の実施例を図面に基づいて説明するが、この考案はこれ等の実施例に限定されるものではない。
図1のメガホンは、拡声筒が内筒1とその外側の透明外筒2とから構成され、拡声筒の後部には、内筒1に設けられたネジ部10に螺合するネジ部12が設けられた吹き口11が取り付けられている。この吹き口11は前記透明外筒2を止めておく役割をも担っている。なおこの実施例では、透明外筒2の肉厚は、拡声筒の拡声口(図1では左側の口)に近い側よりも吹き口11に近い側の方が厚くなるように設計されている。
このメガホンでは、吹き口11の側に口を当てて発生すると、その声は前記拡声口から前方に拡声される。内筒1と透明外筒2とは密着するように設けられている。また内筒1の外周面には図示しない印刷が施されている。吹き口11は内筒1に対して、前記ネジ部10,12により着脱自在である。従って吹き口11を外せば異なる印刷の内筒1に取り替えることが出来る。
このメガホンは、透明外筒2のその透過する厚みに視線を集めることにより、立体的な透明感や高級感溢れる美観を表すことが出来る。しかもこの実施例の透明外筒2は特に、その肉厚が前記拡声口に近い側よりも吹き口11に近い側の方が厚くなるように設けられているため、立体感に変化が出てこれが立体感をより際立たせるものとなっている。この効果を利用して、透明外筒2の表面に凹凸を付けたり波状に加工したものとすると良い。レリーフを構成するのも装飾的で良い。なお透明外筒2の肉厚を均一にした場合であっても所期の目的が達成されることは言うまでもない。なおこのメガホンでは、外周面に印刷が施された内筒1と透明外筒2とが密着するように設けられているが、印刷した紙筒等を内筒1と透明外筒2との間に密着させて挿入するような構成も可能である。
図2のメガホンは、当出願人が発明して命名した特許309928のWメガホンをこの考案に適用したものであり、内筒3とその外側の透明外筒4とから成る拡声筒を拡声口の側から見た図である。このメガホンは左右2個の前記拡声筒が吹き口を兼ねる結束筒31によって束ねられているものであり、この結束筒31を一方の手で握り、他方の手で前記拡声筒を叩くと拡声筒が互いに打ち合って打撃音を発生すると言うものである。打ち合う部位は、内筒3の互いに打ち合う側に設けられた打撃凸部30である。
内筒3はおよそ半円錐形状の筒であり、この平面側の一部に前記打撃凸部30が形成されている。また内筒3の外側を、前記打撃凸部30を除いて、透明外筒4が密着した構成となっている。他の実施例では外筒が内筒の全周を覆っているが、この実施例では内側のあまり良く見えない部位は、すなわちここでは打撃凸部30がある部位は、外筒が内筒を覆わないように構成する例とした。なお透明外筒4の内壁に、外側に向けて印刷を施し、この印刷面に図示しない粘着面を形成した内ステッカー40が、前記粘着面から貼付されており、この印刷を透明外筒4を透して見ることが出来るように成っている。
このメガホンでは、吹き口を兼ねる結束筒31に口を当てて発声すると、その声が左右の前記拡声口から前方に拡声される点がユニークである。そして透明外筒4のその透過する厚みに視線を集めることによって、立体的な透明感や高級感溢れる美観を見せることが出来る。しかも透明外筒4は左右で1対あるため、立体的な透明感に係る効果をより高めている。さらにスポーツ観戦などでは内筒3を打ち合って打撃音を発生させて応援することが出来るのである。
図3のメガホンは拡声筒が、内筒1とこの外周面に密着する中間紙筒6と、さらにその外側の透明外筒5とによる三重構造に成るものであって、中間紙筒6と透明外筒5との間には隙間50が形成されている点に特徴を有する。この拡声筒の後部には、内筒1に設けられたネジ部10に螺合するネジ部12が設けられた吹き口11が取り付けられている。この吹き口11は前記透明外筒5を、隙間50を保って止めておく役割をも担っている。一方、拡声筒の拡声口(図3では左側の口)に於いて、透明外筒5の縁部は内筒1の縁部の周りにぴたりと嵌って固定的に支持されている。なおこの実施例の透明外筒5は、上述した実施例1の透明外筒2とは異なり、その肉厚が全体的に均一となるように成型されている。
このメガホンでは、中間紙筒6の外周面に図示しない印刷が施されている。吹き口11は内筒1に対して、前記ネジ部10,12により着脱自在であるから、吹き口11を外せば中間紙筒6を異なる印刷のものに取り替えることが出来る。この中間紙筒6の印刷部分は、前記隙間50とさらにその外側の透明外筒5とを透して見ることになる。従って立体的な透明感や高級感溢れる美観を表すことが出来るのであるが、僅かな隙間50によって立体感に厚みが出てこれが立体感をより際立たせるものとなっている。
なお前記中間紙筒6と前記透明外筒5との間に隙間50を形成せずに密着させる設計も可能である。あるいは隙間50を形成する場合であって、前記中間紙筒6を用いない設計も可能である。すなわち、内筒1とその外側の透明外筒5とから成り、内筒1と透明外筒5との間に隙間50が形成されたものである。印刷が必要であれば内筒1の外周面に施すようにすれば良い。
図4のメガホンは、当出願人が命名して販売しているツインメガホンをこの考案に適用したものであり、図4の上側のメガホンが上述の実施例3のものであり、下側のメガホンは拡声筒7と吹き口70とから成るごく一般的なものである。また上側のメガホンの吹き口11には紐通し孔13が開孔されており、下側のメガホンの吹き口にも紐通し孔71が開孔されており、この紐通し孔13,71に紐8を通して2つのメガホンが一体化されている。
このツインメガホンは、各々のメガホンの吹き口11,70を吹いて声援を贈ることが出来る。また紐8で一体化されているため、首などから吊り下げて用いることが出来る。また2つのメガホンを左右の手に持って叩き合わせることにより、応援用の打撃音を発生させることが出来る。
上側のメガホンに付いて前記中間紙筒6の表面にはステッカー60が貼付されている。従ってこのステッカー60は上述した隙間50とさらにその外側の透明外筒5とを透して見ることになる。これによりステッカー60の上に立体的な透明感を見せることが出来るのである。拡声筒に透明感が出て美感を呈するものとなっている。僅かな隙間50の存在は効果的である。なお下側のメガホンの拡声筒7の表面にもステッカー72が貼付されている。
なお前記中間紙筒6を不要とする構成も可能である。内筒1の外周面に直接印刷を施すようにしても良い。あるいは内筒1の外周面をエンボス加工などにより絵柄を浮き上がらせるように構成してもよい。これ等のステッカー60や印刷面などは内筒1に設けられているため、透明外筒5に護られて水濡れし難く汚れが付着し辛くまた傷も付き難いという特長を有する。
この考案のメガホンは、マイクとアンプとスピーカとを一体に設けて成る拡声器を筒の内部に納めた、アンプ付きのメガホンとして構成することが可能である。
1 内筒
10 ネジ部
11 吹き口
12 ネジ部
13 紐通し孔
2 透明外筒
3 内筒
30 打撃凸部
31 結束筒
4 透明外筒
40 内ステッカー
5 透明外筒
50 隙間
6 中間紙筒
60 ステッカー
7 拡声筒
70 吹き口
71 紐通し孔
72 ステッカー
8 紐

Claims (3)

  1. 拡声筒と該拡声筒の後部に設けられた吹き口とから成り、前記拡声筒は内筒と外筒との二重構造を呈しており、前記外筒は透明であって、前記外筒が前記内筒との間に隙間を有して前記内筒とは前後の縁部で固定的に支持されるように設けられているが、または前記外筒が前記内筒に密着するように設けられているメガホン。
  2. 拡声筒と該拡声筒の後部に設けられた吹き口とから成り、前記拡声筒は内筒と中間筒と外筒との三重構造を呈しており、前記中間筒は前記内筒に密着するように設けられていると共に、前記外筒は透明であって、前記外筒が前記中間筒との間に隙間を有して前記中間筒および前記内筒とは前後の縁部で固定的に支持されるように設けられているが、または前記外筒が前記中間筒に密着するように設けられているメガホン。
  3. 前記吹き口が前記拡声筒に対して着脱自在に設けられている、請求項1または請求項2に記載のメガホン。
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