JP2001108590A - 硬さ試験機 - Google Patents
硬さ試験機Info
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Abstract
生する力を制御し、かつ、試料を載置した試料台を、荷
重アームの可動範囲に自動的に移動することのできる硬
さ試験機を提供することである。 【解決手段】 硬さ試験機1は、板ばね7を介して、荷
重アーム作動部6によって荷重アーム4に荷重が負荷さ
れ、圧子3によって形成された試料表面の圧痕によっ
て、当該試料の材料特性を評価する装置であり、硬さ試
験を始める際には、荷重アーム4の回動角度(傾き)お
よび板ばね7の変位に基づくフィードバック制御によっ
て、荷重アーム4を基準角度位置に保った状態で、試料
台用サーボモータ52が試料台5を自動的に上昇させる
ことにより、試料台5に載置された試料sに初荷重をか
ける装置である。
Description
れた試料表面の圧痕に基づいて、試料の材料特性を評価
する硬さ試験機に関する。
して圧痕を形成させることに基づいて、試料の材料特性
を評価する試験機として硬さ試験機が知られている。
図4に示したものが知られている。図4に示す硬さ試験
機100は、デッドウェイト式の硬さ試験機といわれる
もので、重錘101と、荷重アーム102と、圧子軸1
03と、圧子104などからなる圧痕形成機構110を
備えている。
重錘101が前記荷重アーム102の先端に吊されるこ
とにより、荷重アーム102が下がる。そして、重錘1
01の荷重が、圧子軸103を介して圧子104に伝達
され、この圧子104が下方に移動することにより、試
料台105に載置された試料sに圧痕が形成されるよう
になっている。
うな硬さ試験機100においては、重錘の種類によっ
て、荷重が定まってしまうため、任意の力を発生させる
ことは困難であり、さらに、機械定数は硬さ試験機によ
ってそれぞれ微妙に異なるため、硬さ試験機と重錘とを
対応づけて管理・使用する必要が生じていた。
ームの可動範囲は限られている。何故ならば、精確な荷
重を負荷するためには、荷重アームの位置が校正された
基準角度位置である必要があり、この基準角度位置から
大きくずれた位置で、荷重が負荷された場合には、精確
な荷重の負荷が保証されないからである。
の硬さにも因るが、最大1mm程度の深さであるため、
荷重アームの可動範囲はこれ以上である必要がない。
まちであるため、試料sの上面が、荷重アームの基準角
度位置にくるように、試料sが載置された試料台105
を手動で上下する必要がある。
ームの可動範囲に注意しながら、試料台を手動で上下に
移動させる必要があるため、手間がかかっていた。
れたものであって、アクチュエータを用いて発生する力
を制御し、かつ、試料を載置した試料台を、荷重アーム
の可動範囲に自動的に移動することのできる硬さ試験機
を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、本体部に回動自在に支持さ
れ、自由端部に圧子(例えば、図1の圧子3)が取り付
けられるアーム(例えば、図1の荷重アーム4)と、前
記アームの自由端側を回動させて、前記圧子により試料
表面に圧痕を形成させる押圧力を作用させるための力を
該アームに対して付与するアーム回動力付与手段(例え
ば、図1の荷重アーム作動部6)と、を備えた硬さ試験
機において、前記アームの回動角度を検出する検出手段
(例えば、図1の荷重アーム角度位置センサ41)と、
前記検出手段によって検出された前記アームの回動角度
に基づいて、前記アーム回動力付与手段が前記アームを
基準角度位置に戻すための力の付与の制御を行う回動角
度制御手段(例えば、図2の作動制御部65)と、前記
試料を載置し、前記圧子による圧痕を形成させるための
前記アームの回動範囲内に当該試料を移動する試料移動
部(例えば、図1の試料台5及び角ネジ51)と、前記
試料移動部を駆動させる駆動手段(例えば、図1の試料
台用サーボモータ52)と、前記駆動手段による前記試
料移動部の駆動量を制御する駆動制御手段(例えば、図
2の作動制御部65)と、を備え、前記回動角度制御手
段により、前記アームの回動角度を前記基準角度位置に
保った状態で、前記駆動制御手段により、前記試料を移
動する前記試料移動部の駆動量が制御されて、前記試料
に所定の荷重をかけることを特徴とする硬さ試験機。
に回動自在に支持され、自由端部に圧子が取り付けられ
るアームと、前記アームの自由端側を回動させて、前記
圧子により試料表面に圧痕を形成させる押圧力を作用さ
せるための力を該アームに対して付与するアーム回動力
付与手段と、を備えた硬さ試験機において、検出手段
は、前記アームの回動角度を検出し、回動角度制御手段
は、前記検出手段によって検出された前記アームの回動
角度に基づいて、前記アーム回動力付与手段が前記アー
ムを基準角度位置に戻すための力の付与の制御を行い、
試料移動部は、前記試料を載置し、前記圧子による圧痕
を形成させるための前記アームの回動範囲内に当該試料
を移動し、駆動手段は、前記試料移動部を駆動させて、
駆動制御手段は、前記駆動手段による前記試料移動部の
駆動量を制御することによって、前記回動角度制御手段
により、前記アームの回動角度を前記基準角度位置に保
った状態で、前記駆動制御手段により、前記試料を移動
する前記試料移動部の駆動量が制御されて、前記試料に
所定の荷重をかける。
項1記載の硬さ試験機において、前記所定の荷重は、前
記試料に負荷する初荷重であって、前記試料に該初荷重
を負荷した後、前記制御手段は、前記試料移動部を移動
させずに、前記アーム回動力付与手段の力の付与の制御
を行うことによって、前記初荷重以降の荷重を前記試料
に負荷することとしてもよい。
よって、駆動制御手段等により、試料移動部が、アーム
の回動範囲内に自動的に試料を移動し、さらに、所定の
荷重が負荷されるまでは、アームが基準角度位置に保た
れる。従って、アームの回動範囲内への試料移動部の移
動を手動で行う必要がなくなり、容易に硬さ試験を実施
することができる。
に保たれる。従って、基準角度位置におけるアームの荷
重を精確に校正することによって、所定の荷重、すなわ
ち初荷重を精確に負荷することのできる硬さ試験機を提
供することができる。
硬さ試験機の実施の形態を詳細に説明する。また、荷重
アームの可動範囲に試料を移動させる例として、本実施
の形態では、荷重アームの基準角度位置に試料の上面を
移動させることとし、この基準角度位置を水平位置とす
る。また、本実施の形態では、試料の移動によって、試
料の上面と荷重アームとを接触させて、初めに試料に負
荷する荷重を初荷重と呼び、この初荷重の負荷の後に、
荷重アームの回動によって残りの荷重を試料に負荷する
こととして説明する。
構成を示す側面図である。硬さ試験機1は、板ばね7を
介して、荷重アーム作動部6によって荷重アーム4に荷
重が負荷され、圧子3によって形成された試料表面の圧
痕によって、当該試料の材料特性を評価する装置であ
り、硬さ試験を始める際には、荷重アーム4の回動角度
(傾き)および板ばね7の変位に基づくフィードバック
制御によって、荷重アーム4を基準角度位置に保った状
態で、試料台用サーボモータ52が試料台5を自動的に
上昇させることにより、試料台5に載置された試料sに
初荷重をかける装置である。
の試験機本体2と、試験機本体2に回動自在に支持さ
れ、自由端部に圧子3が取り付けられる荷重アーム4
と、圧子3の下方の試験機本体2に設けられ、試料sを
載置する試料台5と、試料台5を上下動させるための試
料台用サーボモータ52と、荷重アーム4の下方に設け
られ、荷重アーム4の自由端側を回動させ、試料表面に
圧痕を形成させるための押圧力を作用させる力を付与す
る荷重アーム作動部6と、荷重アーム作動部6が作動し
た際に発生した力を荷重アーム4に伝達する板ばね7な
どを備えている。また、図示しないが、設定荷重及び制
御の切替等を入力する荷重入力部も備えている。
動部6と、荷重アーム作動部6の駆動源となる電装部2
1などを備えている。
或いは転がり軸受等により回動自在に支持されるととも
に、自由端部には圧子3が着脱自在に取り付けられてい
る。また、この荷重アーム4は、板ばね7と一体化され
ている。
方向に沿って溝部7aが設けられ、圧子3側のその先端
は開口している。
部においてプラスマイナス2mm程度であり、その回動
範囲の中心位置、すなわち基準角度位置に荷重アーム4
が位置する際に、精確な荷重が負荷されるように校正さ
れている。
られており、電気的作動手段としての試料台用サーボモ
ータ52が駆動することによって、その角ネジ51が上
下動することで、試料台5、即ち、試料台5上に載置さ
れる試料sが上下に移動するよう構成されている。
の傾き(角度位置)を測定する荷重アーム角度位置セン
サ41と、荷重アーム4と板ばね7とに取り付けられ、
ばね変形量を測定するばね変位量センサ64と、アーム
角度位置センサ41及びばね変位量センサ64によって
測定される荷重アーム4の変位量(傾き)及び板ばね7
の変位量(変形量)に基づいて、角ネジ51の作動制御
を行う作動制御部65と、により行われるものであり、
詳細については後述する。
してのサーボモータ61と、ボールねじ62と、ボール
ねじ62の先端部に取り付けられ、板ばね7に固定され
ている固定治具63と、を備えている。従って、サーボ
モータ61が駆動してボールねじ62が上下動すること
により、板ばね7と一体化された荷重アーム4が回動す
るようになっている。
ム作動部6を接続するもので、荷重アーム4の回動運動
と板ばね7の変形(以下、適宜「変位」と呼ぶ。)によ
る板ばね7の軸と荷重アーム作動部6の軸のミスアライ
ンメントを吸収する機能を有し、例えば、薄い板、ピア
ノ線等の線材、或いはナイフエッジと十字ばねの組み合
わせ、ユニバーサルジョイント等を単独或いは併用して
構成されている。
ム4と板ばね7とに取り付けられ、ばね変形量(変位
量)を測定するばね変位量センサ64と、このばね変位
量センサ64により測定したばね変形量(変位量)を入
力し、該ばね変形量に基づいてボールねじ62の作動制
御を行う作動制御部65と、により行われるものであ
る。
スケールを光学的に読み取る変位センサユニット(リニ
アスケール)からなり、ボールねじ62の下方向への作
動によって、板ばね7と荷重アーム4の溝部7aの開き
量からばね変形量を測定する。また、図1において、不
図示の荷重アーム角度位置センサ41も、同様の位置セ
ンサからなり、荷重アーム4の水平位置を基準として、
荷重アーム4の傾きを測定する。
5および荷重アーム4の作動制御について説明する。図
2は、本発明の作動制御部65の要部構成を示すブロッ
ク図である。
幅器65a、65b、A/D変換器65c、65d、演
算回路65e、サーボモータ駆動回路65f、65g、
D/A変換器65h、65iなどを具備している。ま
た、演算回路65eは、図3に示すばね変位量テーブル
66を内部に格納しており、荷重アーム4の回動力、即
ち圧子3に負荷する荷重と、当該荷重に対応した板ばね
7の変位量とを対応づけて記憶している。
び荷重アーム4の作動制御を、初荷重まで行う。そし
て、初荷重以降は、試料台5の位置を固定した状態(制
御を行わない状態)で、荷重アーム4の作動制御のみ
を、入力・設定された荷重まで行う。
5および荷重アーム4の作動制御について説明する。
荷すべく、試料台用サーボモータ52が駆動され、角ネ
ジ51および試料台5が上昇すると、試料台5に載置さ
れた試料sと圧子3が接触する。さらに試料台5が上昇
すると、圧子3を介して荷重アーム4に変位(傾き)が
発生する。荷重アーム角度位置センサ41により、その
傾きが測定されると、荷重アーム位置信号として増幅器
65bに出力される。増幅器65bは、荷重アーム位置
信号を増幅してA/D変換器65dに出力し、A/D変
換器65dは増幅された荷重アーム位置信号をA/D変
換して演算回路65eに出力する。
変形する。その変形量(変位量)がばね変位量センサ6
4によって測定されると、ばね変位量信号として増幅器
65aに出力される。増幅器65aは、ばね変位量信号
を増幅してA/D変換器65cに出力し、A/D変換器
65cは増幅されたばね変位量信号をA/D変換して演
算回路65eに出力する。
基づいて、荷重アーム4を基準角度位置(水平)に保つ
ための補正信号をサーボモータ駆動回路65fに出力す
る。サーボモータ駆動回路65fは、この補正信号に基
づいて、荷重アーム4を水平に保つようにサーボモータ
61の駆動を制御する駆動制御信号をD/A変換器65
hに出力する。D/A変換器65hは、駆動制御信号を
D/A変換してサーボモータ61に出力する。
ボモータ61が駆動することによって、ボールねじ62
が回転し、上方若しくは下方に作動する。その際、ボー
ルねじ62に取り付けられた板ばね7と、これと一体化
された荷重アーム4が上方若しくは下方に軸回転するこ
とによって、荷重アーム4が上方若しくは下方に回動す
ることによって、荷重アーム4が水平に保たれる。
とばね変位量テーブル66に基づいて、現在負荷されて
いる荷重が初荷重に達したか否かを判定し、初荷重に達
していないと判定した場合には、試料台上昇信号をサー
ボモータ駆動回路65gに出力する。サーボモータ駆動
回路65gは、この試料台上昇信号に基づいて、試料台
5すなわち角ネジ51をさらに上昇させるべく試料台用
サーボモータ52の駆動を制御する駆動制御信号をD/
A変換器65iに出力する。D/A変換器65iは、駆
動制御信号をD/A変換して試料台用サーボモータ52
に出力する。そして、この駆動信号に基づいて試料台用
サーボモータ52が駆動することによって、角ネジ5
1、すなわち試料台5が上昇される。
ーム4の変位と、板ばね7の変位とから、2つのサーボ
モータを駆動する駆動制御信号の出力までの動作が閉ル
ープとして繰り返し行われることにより、サーボモータ
61と試料台用サーボモータ52の駆動制御がなされ、
これにより、予め入力された初荷重が試料sに負荷され
るまで、荷重アーム4が基準角度位置(水平)に保たれ
つつ、試料台5が上昇される。
までの作動制御について説明する。演算回路65eによ
って、試料sに初荷重が負荷されたと判定された場合、
試料台上昇信号は出力されない。すなわち、試料台用サ
ーボモータ52は駆動されず、試料台5の位置は固定さ
れた状態となる。この状態において、演算回路65e
は、荷重入力部から予め入力・設定された荷重に対応し
たばね変位量を、ばね変位量テーブル66から読み出す
とともに、A/D変換器65cによってA/D変換され
たばね変位量信号と比較し、比較結果をサーボモータ駆
動回路65fに出力する。
結果に基づいて試料に作用する荷重が設定荷重となるよ
うにサーボモータ61の駆動を制御する駆動制御信号を
D/A変換器65hに出力する。D/A変換器65h
は、駆動制御信号をD/A変換してサーボモータ61に
出力する。
ボモータ61が駆動することによって、ボールねじ62
が回転し、下方に作動する。その際、ボールねじ62に
取り付けられた板ばね7と、これと一体化された荷重ア
ーム4が下方に軸回転することによって、荷重アーム4
が回動し、この回動力によって、荷重アーム4の自由端
に取り付けられた圧子3が試料台5に載置された試料s
を押圧する。
て、板ばね7の変形量(変位量)が測定され、増幅器6
5aは、ばね変位量センサ64により測定された、板ば
ね7のばね変位量信号を増幅しA/D変換器65cに出
力する。A/D変換器65cは増幅されたばね変位量信
号をA/D変換して演算回路65eに出力する。
から、駆動制御信号の出力までの動作が閉ループとして
繰り返し行われることにより、サーボモータ61の駆動
制御がなされ、これにより、圧子3に作用する荷重が、
設定荷重となるよう(正確には、入力された設定荷重に
対応した力を硬さ試験機1が発生するよう)、硬さ試験
機1が制御される。
よれば、硬さ試験を始める際には、まず、荷重アーム4
の回動角度(傾き)および板ばね7の変位に基づくフィ
ードバック制御によって、試料台5を試料台用サーボモ
ータ52により自動的に上昇させ、荷重アーム4を基準
角度位置(水平)に保ちつつ、試料台5に載置された試
料sに初荷重をかける。そして、試料sに初荷重がかけ
られた後、設定荷重までは、板ばね7のみの変位に基づ
くフィードバック制御によって、試料sに荷重が負荷さ
れる。
的に荷重アームの基準角度位置に移動され、さらに、初
荷重が負荷されるまでは、荷重アームは水平状態に保た
れる。従って、試料台の上下移動を手動で行う必要がな
くなり、容易に硬さ試験を実施することができる。
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能であり、例えば、荷重アーム角度位置
センサ41をより高精度なセンサとし、試料台5の上昇
速度をより緩やかにすることにより、試料sと圧子3と
が接触し、荷重アーム4が僅かに傾き始めた状態、すな
わち、初荷重を限りなく「0(ゼロ)」に近づけること
が可能である。
部に設けられたねじは角ネジとして説明したが、ボール
ねじであってもよく、また、ばね変位量センサ64は、
リニアスケールを用いることとして説明したが、これに
限るものではなく、例えば、板ばね7の一端7aや他端
7bの移動位置のみを測定して、板ばね7の変位量とし
てもよい。その場合には、コンデンサピック(電荷容量
型変位センサ)や、LVDT(差動変圧器)、電気マイ
クロメータなどを使用してもよい。また、板ばね7は、
弦巻ばね等の他のばねであってもよく、また、ゴムなど
の弾性体でもよい。
ば、駆動制御手段等により、試料移動部が、アームの回
動範囲内に自動的に試料を移動し、さらに、所定の荷重
が負荷されるまでは、アームが基準角度位置に保たれ
る。従って、アームの回動範囲内への試料移動部の移動
を手動で行う必要がなくなり、容易に硬さ試験を実施す
ることができる。
に保たれる。従って、基準角度位置におけるアームの荷
重を精確に校正することによって、所定の荷重、すなわ
ち初荷重を精確に負荷することのできる硬さ試験機を提
供することができる。
面図。
ブル66の一例を示す図。
ック図。
Claims (2)
- 【請求項1】本体部に回動自在に支持され、自由端部に
圧子が取り付けられるアームと、 前記アームの自由端側を回動させて、前記圧子により試
料表面に圧痕を形成させる押圧力を作用させるための力
を該アームに対して付与するアーム回動力付与手段と、 を備えた硬さ試験機において、 前記アームの回動角度を検出する検出手段と、 前記検出手段によって検出された前記アームの回動角度
に基づいて、前記アーム回動力付与手段が前記アームを
基準角度位置に戻すための力の付与の制御を行う回動角
度制御手段と、 前記試料を載置し、前記圧子による圧痕を形成させるた
めの前記アームの回動範囲内に当該試料を移動する試料
移動部と、 前記試料移動部を駆動させる駆動手段と、 前記駆動手段による前記試料移動部の駆動量を制御する
駆動制御手段と、 を備え、 前記回動角度制御手段により、前記アームの回動角度を
前記基準角度位置に保った状態で、前記駆動制御手段に
より、前記試料を移動する前記試料移動部の駆動量が制
御されて、前記試料に所定の荷重をかけることを特徴と
する硬さ試験機。 - 【請求項2】前記所定の荷重は、前記試料に負荷する初
荷重であって、前記試料に該初荷重を負荷した後、前記
制御手段は、前記試料移動部を移動させずに、前記アー
ム回動力付与手段の力の付与の制御を行うことによっ
て、前記初荷重以降の荷重を前記試料に負荷することを
特徴とする請求項1記載の硬さ試験機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP28713099A JP4141602B2 (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | 硬さ試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28713099A JP4141602B2 (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | 硬さ試験機 |
Publications (2)
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JP4141602B2 JP4141602B2 (ja) | 2008-08-27 |
Family
ID=17713465
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28713099A Expired - Fee Related JP4141602B2 (ja) | 1999-10-07 | 1999-10-07 | 硬さ試験機 |
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---|---|
JP (1) | JP4141602B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018206429A1 (de) | 2017-04-28 | 2018-10-31 | Mitutoyo Corporation | Härteprüfgerät und Programm |
CN110987690A (zh) * | 2018-10-03 | 2020-04-10 | 株式会社三丰 | 硬度测试器 |
-
1999
- 1999-10-07 JP JP28713099A patent/JP4141602B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN110987690A (zh) * | 2018-10-03 | 2020-04-10 | 株式会社三丰 | 硬度测试器 |
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