JP2001108036A - 遊星ローラ式摩擦伝動装置 - Google Patents

遊星ローラ式摩擦伝動装置

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JP2001108036A JP28714299A JP28714299A JP2001108036A JP 2001108036 A JP2001108036 A JP 2001108036A JP 28714299 A JP28714299 A JP 28714299A JP 28714299 A JP28714299 A JP 28714299A JP 2001108036 A JP2001108036 A JP 2001108036A
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淳 為永
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清次 峯岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽ローラのキー溝に過度の前段応力集中が
起こらないようにする。 【解決手段】 入力軸21の外周にキー結合されたホロ
ータイプの太陽ローラ23と、太陽ローラ23に外接す
る複数の遊星ローラ24と、遊星ローラ24が内接する
リングローラ25と、これらローラの軸方向一方側に配
されて各遊星ローラ24を回転自在に支持するキャリア
26とを備えた遊星ローラ式摩擦伝動装置において、前
記太陽ローラ23の内周に軸方向一端から他端に向かっ
て形成したキー溝51の長さを、その先端が太陽ローラ
23の軸方向の途中までで止まるように設定し、接触幅
Hの範囲内にキー溝の不形成部分55を確保した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽ローラ、遊星
ローラ、リングローラの三者の摩擦回転により動力を伝
達する遊星ローラ式摩擦伝動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は遊星ローラ式摩擦伝動装置を他の
機械の入出力軸とキーを用いて連結する際に考え得る構
造例の1つを示している。この装置は、入力軸1に結合
された太陽ローラ3と、太陽ローラ3に外接する複数の
遊星ローラ4と、遊星ローラ4が内接するリングローラ
5と、これらローラ3、4、5の軸方向一方側に配され
るキャリア6とを備えている。キャリア6は、入力軸1
と同軸上に配された出力軸2に連結されている。各遊星
ローラ4には、キャリア6に片持支持された支持ピン7
が挿入され、各遊星ローラ4の内周と支持ピン7の外周
との間には、遊星ローラ4の回転を促進する回転促進リ
ング(ニードルベアリング等)8が介在され、ローラ
4、5、6の軸方向他方側には、リングローラ5と同心
状に回転促進リング8及び遊星ローラ4の軸方向移動を
規制する(当たりを防止する)押さえリング9が設けら
れている。
【0003】この装置では、太陽ローラ3と入力軸1と
がキー15で結合されており、キー15は、太陽ローラ
3の内周に一端から他端まで貫通形成されたキー溝13
と、入力軸1の外周に形成されたキー溝14との間に挿
入されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の摩
擦伝動装置では、所定の伝達トルクを確保するために、
太陽ローラ3に対して遊星ローラ4を強く圧接させるこ
とになるが、上記図7の例に示したような構造を製品化
しようとしてその性能試験を行っている際に、太陽ロー
ラ3が破損することがあった。
【0005】当初原因が不明であったため、詳細な破壊
試験を試みたところ、図8に示すように、圧接力Pが作
用する点とキー溝13の間の角度が20度くらいのとき
に、最も割れが生じ易いことが分かった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮し、所定の推察
に基づいて、太陽ローラを改良を施したもので、以て耐
久性のある遊星ローラ式摩擦伝動装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入出
力軸が自身の内側を貫通し、入出力軸の外周にキー結合
された太陽ローラと、該太陽ローラに外接する遊星ロー
ラと、該遊星ローラが内接するリングローラとを備えた
遊星ローラ式摩擦伝動装置において、前記太陽ローラの
内周に軸方向一端から他端に向かってキー溝を形成する
際に、その先端が太陽ローラの軸方向の途中までで止ま
るように設定し、太陽ローラと遊星ローラの接触幅の範
囲内にキー溝の不形成部分を確保したことにより、前記
課題を解決したものである。
【0008】発明者は、上記破壊試験の結果から、遊星
ローラ側から太陽ローラ側に加わる圧接力によってキー
溝の角部に剪断応力集中が発生するのではないかと推察
した。
【0009】それは、この問題は、歯車伝動機構の場合
にはそもそも問題がなかったものであるため、回転方向
のトルクに関しては問題がないはずであり、したがって
半径方向の圧接力が作用したことに起因すると考えられ
たためである。もしその推察が正しければ、半径方向に
大きな圧接力が作用する遊星ローラ式摩擦伝動装置の構
造上の特有の現象としてとらえることができる。
【0010】本発明は、そのため、キー溝を太陽ローラ
の全長に亘って最後まで貫通形成させず、その先端を太
陽ローラと遊星ローラの接触幅の途中で止めたり、ある
いは接触幅の手前で止めたりして接触幅の範囲内にキー
溝の不形成部分を確保するようにした。
【0011】これにより、そのキー溝の不形成部分で遊
星ローラとの圧接力の多くを受け持たせ、一方、キー溝
にキーを嵌合してある部分で回転力の伝達を受け持たせ
るというように、遊星ローラとの圧接力を受け持つ部分
とキー溝によって回転トルクを伝達する部分とを軸方向
で分担させることができる。したがって、キー溝の角部
に圧接力に応じた過度の剪断応力集中が生じるのを回避
することができ、太陽ローラの破損を防止できる。
【0012】追試験の結果、この推察は正しく、著しい
強度アップが図れることが確認されている。又、この場
合、キー溝の先端を太陽ローラと遊星ローラの接触幅の
範囲内の途中で止めた状態にしただけでも相応の強度ア
ップを図ることはできるが、請求項2の発明のように、
キー溝を接触幅から外れた領域に限定して設けると、キ
ー溝を圧接力の影響からほぼ完全に除外することができ
るので、一層の強度アップが図れることも確認できてい
る。
【0013】なお、太陽ローラの強度アップが図れるこ
とから、太陽ローラの肉厚を小さくすることが可能にな
り、太陽ローラの外径の小径化あるいは内径の大径化が
可能となる。特に外径を小径化できることは、減速比の
設定範囲の拡大にも寄与するというメリットも得られ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0015】図1に示す第1実施形態は、モータMの先
端部に遊星ローラ式摩擦伝動装置T/D(以下、単に符
号「T/D」で略する)を一体に組み付けたものであ
り、図1はその断面図、図2はその要部拡大図、図3は
図2のIII−III矢視断面図である。
【0016】T/Dのケーシング31は、軸線方向の前
部に配された前部ケーシング31Aと、中央に配された
円筒状の中央ケーシング31Bと、モータM側の継ケー
シング31Cとからなる。継ケーシング31Cは、モー
タMの前部ケーシングを兼用しており、モータMのケー
シングは、この継ケーシング31Cと、固定子等を内装
した円筒ケーシング41と、後面カバー42とからな
る。
【0017】モータ軸45は、後端が、後面カバー42
に嵌合された軸受43により支持され、前端側が、継ケ
ーシング31Cの貫通孔33に嵌合された軸受34によ
り支持されている。そして、軸受34より突出したモー
タ軸45の前端が、T/Dの中心軸線に芯合わせされた
状態でT/Dの内部に挿入され、T/Dの入力軸21と
なっている。
【0018】T/Dは、ケーシング31の中心部に配さ
れたホロータイプの太陽ローラ23と、太陽ローラ23
に外接する複数(本例では4個)の遊星ローラ24と、
遊星ローラ24が内接するリングローラ25と、これら
ローラ23、24、25の軸方向一方側(モータMの取
付側と反対側)に配されて各遊星ローラ24を支持する
キャリア26とを備えている。
【0019】太陽ローラ23は、入力軸21(モータ軸
45の前端)に対してキー50で結合されている。この
場合、太陽ローラ23の内周に入力軸21の基部側から
先端側に向かって形成されたキー溝51の長さは、その
先端が太陽ローラの軸方向の途中で止まるような長さに
設定されており、具体的にはキー溝51の先端が遊星ロ
ーラ24と太陽ローラ23の接触幅Hの途中で止まるよ
うな長さに設定されている。それにより、接触幅Hの範
囲内にキー溝の不形成部分55が確保され、キー50
は、この長さが限定して加工されたキー溝51と入力軸
21の外周面に形成されたキー溝53との間に挿入され
ている。
【0020】なお、この例においては、キー溝51をス
ロッタ加工する際に切り粉の逃げ空間を確保する関係か
ら、キー溝51の先端側には、予めキー溝51の加工に
先立って環状の逃げ溝52が確保されている。
【0021】一方、キャリア26は、入力軸21と同軸
上に配された出力軸22の基端部にフランジ状に一体的
に形成されている。入力軸21は、太陽ローラ23が嵌
合された位置よりも先端側で、キャリア26の端面凹所
35に嵌合した軸受36により支持されており、曲げ力
のかかる太陽ローラ23の両側で、軸受34、36によ
り両端支持されている。なお、太陽ローラ23と軸受3
4との間には、太陽ローラ23の軸方向位置決めを行う
スペーサ39が挿入されている。
【0022】出力軸22はキャリア26と一体化され、
先端が前部ケーシング31Aを貫通して外部に突出して
おり、前部ケーシング31Aの内周に嵌合した2つの軸
受37、38により支持されている。
【0023】ここでは、リングローラ25が固定要素、
太陽ローラ23が入力要素、遊星ローラ24及びキャリ
ア26が出力要素となっており、リングローラ25が円
筒状の中央ケーシング31Bに一体的に形成されてい
る。又、モータMの前部ケーシングを兼用する継ケーシ
ング31Cと、リングローラ25を一体に有する中央ケ
ーシング31Bと、出力軸22の貫通した前部ケーシン
グ31Cとを互いに嵌合して、貫通ボルト32で結合す
ることにより、T/DとモータMとが一体化されてい
る。
【0024】この場合、リングローラ25を一体形成し
た中央ケーシング31Bの両端のインロー部25dと、
前部ケーシング31A及び継ケーシング31Cのインロ
ー部31dとをそれぞれ密に嵌合することにより、出力
軸22、リングローラ25、入力軸21をそれぞれ備え
た3つのケーシング31A、31B、31Cが芯合わせ
されている。
【0025】各遊星ローラ24には、キャリア26に片
持支持された支持ピン27が挿入されており、各遊星ロ
ーラ24の内周と支持ピン27の外周との間には、遊星
ローラ24の回転を促進する全体が円筒形状の回転促進
リング28が介在されている。回転促進リング28とし
ては、揺動内接噛合遊星歯車構造等で使用されている純
円筒形の内ローラや、多数の細かいころ(ニードル)を
有するニードルベアリングを採用することができる。内
ローラはニードルベアリングよりも安価で且つ耐久性が
あり、ラジアル方向の外乱にも強い。ニードルベアリン
グは内ローラよりも定常時の回転性能が高い。
【0026】又、前記のローラ23、24、25の軸方
向他方側(キャリア26反対側)には、回転促進リング
28及び遊星ローラ24の端面に対向することで、回転
促進リング28及び遊星ローラ24の軸方向移動を規制
する(ケーシング31Cへの当たりを防止する)押さえ
リング29が、リングローラ25と同心状に配設されて
いる。又、遊星ローラ24とキャリア26の端面間には
遊星ローラ24の軸方向位置決めのためのスペーサ30
が挟まれている。又、このT/Dの内部空間には、グリ
ース等の潤滑油が過不足なく封入されている。
【0027】次に作用を説明する。
【0028】モータMにより太陽ローラ23を回転させ
ると、リングローラ25に内接する遊星ローラ24が自
転しながら公転し、遊星ローラ24の公転が、支持ピン
27→キャリア26→出力軸22の経路で減速出力とし
て取り出される。この点は従来の遊星ローラ式摩擦伝動
装置と同じである。
【0029】上記の動作の際に、遊星ローラ24と太陽
ローラ23が強く圧接するが、太陽ローラ23のキー溝
51の先端は、太陽ローラ23と遊星ローラ24の接触
幅Hの範囲内の途中で止まっており、接触幅Hの範囲内
にキー溝の不形成部分55が確保されているので、その
キー溝の不形成部分55で遊星ローラ24との圧接力を
十分に受け持つことができ、又、キー溝51にキー50
を嵌合してある部分で回転力の伝達を受け持つことがで
きる。つまり、キー溝51によって回転トルクを伝達す
る部分と、遊星ローラ24との圧接力を受け持つ部分と
を軸方向で分担させることができるので、キー溝51に
遊星ローラ24との圧接力に応じて過度の剪断応力集中
が生じるのを回避することができ、太陽ローラ23の破
損を防止することができる。即ち、この場合、キー溝5
1の先端が前記の接触幅Hの範囲内の途中で止まってい
るので、接触幅H内に回転力を伝えるキー50の一部が
残ることにより、太陽ローラ23にねじりモーメントが
あまり生じなくすることができるものである。
【0030】図4は第2実施形態のT/Dの構造を示
す。この実施形態では、太陽ローラ123のキー溝15
1の長さを、その先端が遊星ローラ24と太陽ローラ1
23の接触幅Hの手前で止まるように設定し、接触幅H
の範囲内全部をキー溝の不形成部分155としている。
この例でも、太陽ローラ123のキー溝151と入力軸
21側のキー溝153との間にキー150を挿入するこ
とで、入力軸21と太陽ローラ123間で回転力を伝達
するようになっている。又、キー溝151を加工する際
の切り粉の逃げ空間を確保するための環状の逃げ溝15
2も設けている。その他の構成は、図1〜図3の第1実
施形態と同一であるから、同一部分に同一符号を付して
説明は省略する。
【0031】このように、太陽ローラ123のキー溝1
51を、遊星ローラ24との接触幅Hから外れた領域に
限定して設けると、キー溝151を遊星ローラ24との
圧接力の影響からほぼ完全に除外することができるの
で、より強度アップが図れる。
【0032】図5、図6は第3実施形態のT/Dの構造
を示す。この実施形態では、冷間鍛造で製造した太陽ロ
ーラ223を用いており、太陽ローラ223のキー溝2
51の長さを、第2実施形態と同様に、その先端が遊星
ローラ24と太陽ローラ223の接触幅Hの手前で止ま
るように設定し、接触幅Hの範囲内全部をキー溝の不形
成部分255としている。253は入力軸21側のキー
溝、250はキーを示す。この場合は、冷間鍛造で太陽
ローラ223のキー溝251を加工するので、スロッタ
加工のような逃げ溝は不要である。この結果、この逃げ
溝の段差部に応力集中が発生するのが防止され、一層の
強度アップが図れる。
【0033】なお、このように構成したT/D付きモー
タT/D・Mは、減速機構に遊星ローラ式摩擦伝動装置
を採用しているので、太陽ローラ23、123、22
3、遊星ローラ24、リングローラ25の径を変えるこ
とにより、簡単に減速比を変えることができる。しか
も、ローラの径は歯車と違って連続的に変えることがで
きるので、無段階的に減速比を変えることができる。
【0034】又、このT/D付きモータT/D・Mは、
摩擦ローラの摩擦回転によってトルクを伝えるので、高
トルク伝達にはそのままでは向かないが、T/Dを前段
の減速機とし、T/Dの出力側にさらに揺動内接噛合遊
星歯車機構等の後段減速機を結合することにより、高ト
ルク伝達に使えるようにすることができる。その場合
は、T/Dを減速機ばかりでなく、モータと歯車減速機
間の振動伝達を吸収する緩衝手段として機能させること
もできる。つまり、歯車伝動の場合は、回転方向の振動
がそのまま入出力軸間で伝達してしまうが、摩擦ローラ
を利用した伝動の場合は、回転方向の振動ばかりでなく
軸方向の振動も摩擦接触面で逃がすことができるので、
振動吸収作用を発揮することができる。したがって、そ
の作用により、モータと歯車減速機間の共振現象を防止
して、全体の低振動・低騒音化を図るようにすることも
できる。
【0035】また、上記の実施形態では、太陽ローラを
入力要素した場合を示したが、太陽ローラを出力要素し
て用いることもできる。その場合は、太陽ローラと出力
軸とをキー結合する際のキー溝の長さを上記のように設
定することで、同じ効果を得ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
太陽ローラのキー溝に遊星ローラとの圧接力に因る大き
な剪断力が及ばないようにすることができる。したがっ
て、太陽ローラの強度アップを図ることができ、太陽ロ
ーラの破損の問題を解消することができる。また、太陽
ローラの強度アップが図れることから、太陽ローラの肉
厚を小さくすることが可能になり、ホロータイプであり
ながら、外径の小径化あるいは内径の大径化が可能とな
る。特に外径を小径化できることは、減速比の設定範囲
の拡大につながるメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態として示すトラクション
ドライブ(遊星ローラ式摩擦伝動装置)付きモータの断
面図
【図2】トラクションドライブ部分の拡大図
【図3】図2のIII−III矢視断面図
【図4】本発明の第2実施形態の要部拡大断面図
【図5】本発明の第3実施形態の要部拡大断面図
【図6】図5のVI−VI矢視断面図
【図7】従来の遊星ローラ式摩擦伝動装置の断面図
【図8】従来の問題点の説明図
【符号の説明】
21…入力軸 23…太陽ローラ 24…遊星ローラ 25…リングローラ 26…キャリア 50…キー 51…キー溝 52…逃げ溝 55…キー溝の不形成部分 123…太陽ローラ 150…キー 151…キー溝 152…キー溝 155…キー溝の不形成部分 223…太陽ローラ 250…キー 251…キー溝 152…キー溝 155…キー溝の不形成部分 T/D…遊星ローラ式摩擦伝動装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入出力軸が自身の内側を貫通し、入出力軸
    の外周にキー結合された太陽ローラと、該太陽ローラに
    外接する遊星ローラと、該遊星ローラが内接するリング
    ローラとを備えた遊星ローラ式摩擦伝動装置において、 前記太陽ローラの内周に軸方向一端から他端に向かって
    キー溝を形成する際に、その先端が太陽ローラの軸方向
    の途中までで止まるように設定し、太陽ローラと遊星ロ
    ーラの接触幅の範囲内にキー溝の不形成部分を確保した
    ことを特徴とする遊星ローラ式摩擦伝動装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記キー溝の先端が前記接触幅の手前で止まるようにキ
    ー溝の長さを設定したことを特徴とする遊星ローラ式摩
    擦伝動装置。
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