JP2001105880A - 車両用幌装置 - Google Patents

車両用幌装置

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JP2001105880A JP28617199A JP28617199A JP2001105880A JP 2001105880 A JP2001105880 A JP 2001105880A JP 28617199 A JP28617199 A JP 28617199A JP 28617199 A JP28617199 A JP 28617199A JP 2001105880 A JP2001105880 A JP 2001105880A
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一久 喜島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用幌装置において、幌格納時における
美観性を良好に維持する。 【解決手段】 展開・格納自在とされ且つ車体1の車室
部6に取り付けられる幌骨機構12と該幌骨機構12を
覆う幌11とを備え、該幌骨機構12の展開状態では上
記幌11が展開し上記車室部6をその上方側から覆う一
方、該幌骨機構12の格納状態では上記幌11が上記車
室部6の後部側に折り畳み状態で格納されるように構成
された車両用幌装置において、上記幌11の折り畳み部
11aに、該幌11の折り畳み状態において該折り畳み
部11aを折り畳み方向内側へ引き込む幌布引込手段Z
を備える。かかる構成とすることで、上記折り畳み部1
1aは、上記幌布引込手段Zの引き込み作用によって畳
み方向内側へ引き込まれ、幌布の剛性による展延作用に
よって外側へ大きく膨出することなく、良形に折り畳ま
れ、上記幌11の格納状態における美観性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、展開・格納自在と
された車両用幌装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に車両用幌装置においては、その使
用時には幌を車室後部側から車室前部側へ展開させて車
室の上方を覆う一方、その非使用時には幌を車室後部側
へ格納して車室上方を開放させるようになっている。そ
して、非使用時における幌の格納形態としては従来より
種々の形態が提案されており、その一つとして、図12
に示す如き折り畳み形態がある。
【0003】このものは、幌骨機構の左右両側部にそれ
ぞれ折曲自在な第1折曲部材101と第2折曲部材10
2とからなるサイド部材100,100を備えており、
幌骨機構に支持される幌104は、車体前方側に位置す
る上記第1折曲部材101に対応する部分においてはそ
の両側縁が該第1折曲部材101に固定されている
(尚、前端縁は連結材103によって固定されてい
る)。これに対して、上記第2折曲部材102の部分に
おいては、上記幌104はフリーとされ、幌骨機構の展
開状態においては上記第2折曲部材102に当接せしめ
られる一方、幌骨機構の格納状態においては上記第2折
曲部材102から離間されて折り畳まれるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
幌骨機構の格納状態において折り畳まれる折り畳み部1
04aには、その折り畳み時において幌布の動作を規制
する手段が何ら設けられていないので、上記幌104が
折り畳まれる時、その折り畳み部104a部分は、図1
2に図示するように幌布の剛性による展延作用によって
外側へ大きく膨出した状態で折り畳まれ、その結果、幌
装置の格納状態における見映えが悪くなるという問題が
あった。
【0005】そこで本発明は、車両用幌装置において、
幌の幌格納状態における美観性を良好に維持することを
目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明ではかかる課題を
解決するための具体的手段として次のような構成を採用
している。即ち、展開・格納自在とされ且つ車体1の車
室部6に取り付けられる幌骨機構12と該幌骨機構12
を覆う幌11とを備え、該幌骨機構12の展開状態では
上記幌11が展開し上記車室部6をその上方側から覆う
一方、該幌骨機構12の格納状態では上記幌11が上記
車室部6の後部側に折り畳み状態で格納されるように構
成された車両用幌装置において、上記幌11の折り畳み
部11aに、上記幌11の折り畳み状態において該折り
畳み部11aをその折り畳み方向内側へ引き込む幌布引
込手段Zを備えたことを特徴としている。
【0007】
【発明の効果】本発明にかかる車両用幌装置によれば、
上記幌11の折り畳み部11aに、該幌11の折り畳み
状態において該折り畳み部11aを折り畳み方向内側へ
引き込む幌布引込手段Zを備えているので、該折り畳み
部11aは、上記幌布引込手段Zの引き込み作用によっ
て畳み方向内側へ引き込まれ、幌布の剛性による展延作
用によって外側へ大きく膨出することもなく、良形に折
り畳まれ、その結果、上記幌11の格納状態における美
観性が向上することになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる車両用幌装
置を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0009】図1には本発明の実施形態にかかる幌装置
10を備えた車両における幌展開状態を示し、図2には
上記幌装置10の展開・格納の中間状態を示し、さらに
図3には上記幌装置10を備えた車両における幌格納状
態を示している。そして、これら各図において、符号1
は車体、2はドア、3はフロントウィンドガラスであ
り、該フロントウィンドガラス3の両側縁は左右一対の
フロントピラー4,4によって、上縁は上記一対のフロ
ントピラー4,4間に跨がって設けられたフロントヘッ
ダー5によって、それぞれ支持されている。
【0010】上記車体1の上面に開口する車室部6に
は、次述の幌装置10が取り付けられる。この車室部6
は、上記ドア2に対応するように車体前方側に位置する
車室前部6Aと、車体後方側に位置する車室後部6Bと
からなり、上記幌装置10の幌展開状態においては、図
1に示すように、上記車室前部6Aの両側方にそれぞれ
ドアガラス用のドア開口部7,7を形成した状態で、上
記車室部6の全域が該幌装置10によってその上方側か
ら覆われる一方、上記幌装置10の幌格納状態において
は、図3に示すように、該幌装置10は上記車室後部6
Bにその開口縁部6Baに沿って折り畳み状態で格納さ
れ、上記車室前部6A部分は開放状態とされる。
【0011】上記幌装置10は、図4〜図6に示すよう
に、幌11と幌骨機構12とで構成される。
【0012】上記幌骨機構12は、以下に詳述するよう
に、左右一対のサイド部材13,13と、第1〜第3の
三本の幌骨16〜18と、横設部材19と、第1及び第
2のリンク20,21とを備えて構成される。
【0013】上記サイド部材13は、上記車体1側の上
記ドア開口部7の上縁から後縁にかけての部分を形成す
るものであって、次述の第1折曲部材14と第2折曲部
材15とで構成される。
【0014】上記第1折曲部材14は上記ドア開口部7
の上縁の前半部の略直状部分に対応するものであり、ま
た上記第2折曲部材15は上記ドア開口部7の上縁の後
半部から後縁にかけての湾曲部分に対応するものであっ
て、これら両者は、図4及び図5に示すように、該第1
折曲部材14の他端14bと該第2折曲部材15の他端
15bとを連結ピン41によって相対回動自在に連結す
ることで、展開(図4に示す状態)及び折曲(図11に
示す状態)自在とされている。そして、この連結ピン4
1部分には、上記第1折曲部材14と第2折曲部材15
とを常時展開状態となるように回動付勢するアシストス
プリング43が設けられている。
【0015】上記第2折曲部材15は、図6に示すよう
に、その一端15aを、上記車体1の上記車室後部6B
の側部に固定されたブラケット22に対して、支点ピン
31によって回動自在に枢支せしめている。尚、この第
2折曲部材15は、アシストスプリング37によって、
常時、車体前方側へ回動するように(即ち、展開方向
に)付勢されている。
【0016】また、上記第1折曲部材14は、図4及び
図5に示すように、その一端14aはこれを車幅方向に
延びる横設部材19によって他方のサイド部材13にお
ける第1折曲部材14の一端14aに接合せしめる一
方、その他端14bはこれを車幅方向に延び且つ略弧状
に湾曲した第1幌骨16によって他方のサイド部材13
における第1折曲部材14の他端14bに接合せしめて
いる。従って、上記左右一対の第1折曲部材14,14
と上記横設部材19と上記第1幌骨16の四者によっ
て、車幅方向に長軸をもつ略矩形の平面形態をもつ枠体
が形成され、且つこの枠体は一体的に、左右一対の上記
第2折曲部材15,15に対して展開・折曲自在とされ
る。
【0017】上記第2幌骨17は、図4〜図6に示すよ
うに、管体を略「コ」字状に屈曲成形してなるものであ
って、その左右両端部17a,17aは、それぞれ支点
ピン33,33によって左右一対の上記各ブラケット2
2,22に枢支され、該各支点ピン33,33を中心と
して車体前後方向に傾動自在とされている。
【0018】上記第3幌骨18は、図4〜図6に示すよ
うに、管体を略「コ」字状に屈曲成形してなるものであ
って、その左右両端18a,18aは、それぞれ支点ピ
ン36,36によって上記第2幌骨17の両端部寄り部
位に枢支され、該各支点ピン36,36を中心として該
第2幌骨17の車体後方側において傾動自在とされてい
る。尚、上記第3幌骨18は、上記車体1との間に配置
されたバンド25によって上方への位置規制(即ち、展
開方向における位置規制)が行われるとともに、スプリ
ング24を介して上記第2幌骨17と弾性的に連結され
ている。
【0019】上記第1リンク20は、管体を湾曲状に屈
曲成形してなるものであって、その一端20aは上記第
1折曲部材14の他端14b側に支点ピン42によって
枢着され(図4を参照)、その他端20bは支点ピン3
2によって次述する第2リンク21の中間部位に枢着さ
れている(図6を参照)。尚、この第1リンク20は、
上記左右一対のサイド部材13,13に対応して、左右
一対設けられている。
【0020】上記第2リンク21は、管体を湾曲状に屈
曲成形してなるものであって、図6に示すように、その
一端21aは支点ピン34によって上記第2折曲部材1
5の一端15aの近傍に枢着され、その他端21bは支
点ピン35によって、ブラケット23を介して上記第2
幌骨17の端部寄り部位に枢着されている。そして、こ
の第2リンク21の中間部位に、上記第1リンク20の
他端20bが枢着されている。尚、この第2リンク21
は、上記左右一対のサイド部材13,13に対応して、
左右一対設けられている。
【0021】このように構成された幌骨機構12の外側
に次述する幌11が取り付けられることで上記幌装置1
0が構成され、該幌装置10は、上記幌骨機構12の展
開・格納操作によって、幌展開状態(図1の状態)と幌
格納状態(図3の状態)とにその姿勢が選択されるもの
である。
【0022】上記幌11は、天井部分に対応するルーフ
部11Aと、該ルーフ部11Aに連続し且つリヤウンド
ガラス8を備えたリヤ部11Bと、該ルーフ部11Aと
リヤ部11Bの側部に連続する左右一対のサイド部11
Cとを備えている。そして、この幌11は、そのリヤ部
11Bの下端縁と上記サイド部11Cの下端縁はそれぞ
れ上記車体1の上記車室後部6Bの開口縁部6Baの近
傍に固定され、上記ルーフ部11Aの前端縁は上記横設
部材19に固定され、さらに上記ルーフ部11Aの側縁
のうち、上記各サイド部材13,13の各第1折曲部材
14,14に対応する部分は該各第1折曲部材14,1
4にそれぞれ固定されている。
【0023】従って、上記幌11のうち、上記各サイド
部材13,13の各第2折曲部材15,15に対応する
縁部、即ち、上記ルーフ部11Aの側縁のうちの後半部
と上記サイド部11Cの前縁部分は自由端とされてお
り、この自由端部分は、上記幌装置10の幌展開状態に
おいては上記第2折曲部材15の内側縁部に当接される
(図4を参照)一方、上記幌装置10の幌格納状態にお
いては該第2折曲部材15から離間して折り畳まれる
(図11を参照)。この場合、上記幌11の上記自由端
部分、即ち、上記ルーフ部11Aの側縁のうちの後半部
と上記サイド部11Cの前縁部分には、その縁部に沿っ
てワイヤー(図示省略)が配置されており、幌展開状態
においてはこのワイヤーの剛性に基づく形状保持性によ
って、上記第2折曲部材15の内側縁部の全域に当接さ
れるようになっている。
【0024】また、上記幌11のうち、その側縁が上述
のように自由端とされている部分に対応する部位、具体
的には、上記ルーフ部11Aの上記第1幌骨16との連
結部よりも後方側部位は、図11に示すように幌格納状
態においては多段に折り畳まれる部位である(以下、こ
の部位を折り畳み部11aという)。従って、幌格納状
態においてその良好な美観性を確保するためには、図9
及び図11に示すように、上記折り畳み部11aが折り
畳み方向内側へ引き込まれて適正状態に折り畳まれるこ
と(即ち、図12に示す従来構造のように折り畳み部が
外側に膨出することがないように折り畳まれること)が
要求される。かかる要求を満足させるべく、この実施形
態のものにおいては、本発明を適用して上記折り畳み部
11a部分に次述する幌布引込手段Zを備えている。
【0025】上記幌布引込手段Zは、幌格納状態におい
て、弛み状態にある上記折り畳み部11aを折り畳み方
向内側へ引き込み、該折り畳み部11aを幌布の剛性に
基づく展延作用に拘わらず適正状態に折り畳ませるため
のものであって、ここではこの幌布引込手段Zの具体例
として、以下に述べる二つの例を示す。
【0026】幌布引込手段Zの第1の具体例は、図7に
示すものであって、上記幌11の折り畳み部11aの裏
側(車室側)に、その両側縁11a1,11a1に跨がっ
てその幅方向に保持袋53を取り付けるとともに、この
保持袋53内にワイヤー51を挿通させ、且つこのワイ
ヤー51の両端をそれぞれスプリング52を介して上記
折り畳み部11aの側縁11a1に固定して構成され
る。そして、上記ワイヤー51は、幌展開状態において
は上記幌11が上方に向けて弧状に湾曲するのに追従し
て弧状形態となる一方、該幌11が弛む幌格納状態にお
いては上記各スプリング52,52のバネ力を受けて直
状形態を保持するようになっている。
【0027】幌布引込手段Zの第2の具体例は、図8に
示すものであって、上記幌11の折り畳み部11aの裏
側(車室側)に、その両側縁11a1,11a1に跨がっ
てその幅方向に保持袋53を取り付けるとともに、この
保持袋53内に、例えば適度の可撓性を有する樹脂材か
らなる直棒体54を挿通させて構成される。尚、この場
合、上記直棒体54の両端は閉じられており、これによ
って上記直棒体54の脱落が防止されている。そして、
上記直棒体54は、幌展開状態においては上記幌11が
上方に向けて弧状に湾曲するのに追従して撓曲して弧状
形態となる一方、該幌11が弛む幌格納状態においては
その復元力によって直状形態に復帰するようになってい
る。
【0028】尚、この幌布引込手段Zによる折り畳み部
11aの引き込み作用等については後述する。
【0029】図4において、符号9は上記各第1折曲部
材14,14の他端14b部分に設けられたロック機構
であって、該ロック機構9は幌展開状態においては、同
図に示すように、上記フロントヘッダー5側に設けた各
ロック受部材26,26に固定される。また、この各ロ
ック機構9,9は、幌格納状態においては、図9に示す
ように、上記車室後部6B側に設けたロック受部材2
7,27に固定される。また、図4において符号28
は、上記横設部材19の車幅方向略中央部に設けた操作
ハンドルである。
【0030】続いて、この幌装置10の作動等について
説明する。
【0031】幌装置10の展開操作時 上記幌装置10の展開操作は、図11に示す幌格納状態
から行われる。即ち、上記幌装置10が格納された状態
において、先ず、上記ロック機構9,9をロック解除
し、しかる後、上記操作ハンドル28を把持して上記横
設部材19に斜め上方への操作力を与え、上記幌骨機構
12をその格納状態から展開させる。そして、最終的
に、上記各ロック機構9,9を上記各ロック受部材2
6,26に固定することで、図1及び図4に示すような
幌展開状態が得られ、操作が完了する。そして、この幌
展開状態においては、上記折り畳み部11aは張設状態
とされている。
【0032】幌装置10の格納操作時 幌装置10の格納操作は、図4に示す幌展開状態から行
われる。即ち、先ず、上記各ロック機構9,9を上記各
ロック受部材26,26から離脱させる。しかる後、上
記操作ハンドル28をもって上記横設部材19に車体後
方側への操作力をかけて上記幌骨機構12を展開状態か
ら次第に折曲させ、最終的には、図9に示すように、上
記各ロック機構9,9を上記ロック受部材27,27に
固定して完了する。
【0033】この幌装置10の幌格納状態においては、
上記幌11の折り畳み部11aは内側へ折り畳まれる
が、この折り畳み部11aの折り畳みに際しては、上記
幌布引込手段Zが有効に機能し、その適正な折り畳み形
態が実現されるものである。即ち、上記幌布引込手段
Z、即ち、上記各具体例のワイヤー51あるいは直棒体
54は、幌展開状態においては弧状形態となっている
が、幌装置10が幌展開状態から幌格納状態側へ操作さ
れると、上記各幌骨16,17,18等による上記折り
畳み部11aに対する形状規制作用が解除されるので、
該ワイヤー51あるいは直棒体54は共に弧状形態から
直状形態に復帰作動する。この際、該ワイヤー51ある
いは直棒体54によって上記幌11の折り畳み部11a
がその内側に引き込まれ、最終的には、図9及び図10
に示すように、外側へ膨出することなく、適正状態に折
り畳まれるものである。このように、上記折り畳み部1
1aがうまく折り畳まれることで該折り畳み部11aの
見映えが良好となり、それだけ幌装置10の幌格納状態
での美観性が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる車両用幌装置の展開状態を示す
斜視図である。
【図2】本発明にかかる車両用幌装置の展開状態から格
納状態への移行途中の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明にかかる車両用幌装置の格納状態を示す
斜視図である。
【図4】図1のIV−IV拡大断面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】図4のVI部の拡大図である。
【図7】図1に示した幌布引込手段の第1の具体例を示
す要部斜視図である。
【図8】図1に示した幌布引込手段の第2の具体例を示
す要部斜視図である。
【図9】幌布引込手段を装着した場合における幌の折り
畳み状態を示す要部斜視図である。
【図10】図9のX−X部の拡大断面図である。
【図11】図3のXI−XI拡大断面図である。
【図12】従来の車両用幌装置における幌の折り畳み状
態を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1は車体、2はドア、3はフロントウィンドガラス、4
はフロントピラー、5はフロントヘッダー、6は車室開
口部、7はドア開口部、8はリヤウンドガラス、9はロ
ック機構、10は幌装置、11は幌、12は幌骨機構、
13はサイド部材、14は第1折曲部材、15は第2折
曲部材、16は第1幌骨、17は第2幌骨、18は第3
幌骨、19は横設部材、20は第1リンク、21は第2
リンク、22はブラケット、23はブラケット、24は
スプリング、25はバンド、26及び27はロック受部
材、28は操作ハンドル、31〜36は支点ピン、37
はアシストスプリング、41は連結ピン、42は支点ピ
ン、43はアシストスプリング、51はワイヤー、52
はスプリング、53は保持袋、54は直棒体、Zは幌布
引込手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 喜島 一久 広島県安芸郡海田町国信1丁目6番25号 株式会社東洋シート広島工場内 (72)発明者 大島 逸男 広島県広島市安佐北区安佐町大字後山570 −1 三和工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 展開・格納自在とされ且つ車体(1)の
    車室部(6)に取り付けられる幌骨機構(12)と該幌
    骨機構(12)を覆う幌(11)とを備え、該幌骨機構
    (12)の展開状態では上記幌(11)が展開し上記車
    室部(6)をその上方側から覆う一方、該幌骨機構(1
    2)の格納状態では上記幌(11)が上記車室部(6)
    の後部側に折り畳み状態で格納されるように構成された
    車両用幌装置であって、 上記幌(11)の折り畳み部(11a)に、該幌(1
    1)の折り畳み状態において上記折り畳み部(11a)
    をその折り畳み方向内側へ引き込む幌布引込手段(Z)
    が備えられていることを特徴とする車両用幌装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006232044A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Toyo Seat Co Ltd 車両用幌の幌フレーム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006232044A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Toyo Seat Co Ltd 車両用幌の幌フレーム
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