JP2001105425A - 石板加工装置及びその加工方法 - Google Patents

石板加工装置及びその加工方法

Info

Publication number
JP2001105425A
JP2001105425A JP28833899A JP28833899A JP2001105425A JP 2001105425 A JP2001105425 A JP 2001105425A JP 28833899 A JP28833899 A JP 28833899A JP 28833899 A JP28833899 A JP 28833899A JP 2001105425 A JP2001105425 A JP 2001105425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
slab
stone
shaft
transfer belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28833899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3442013B2 (ja
Inventor
Sekitaku Kin
石澤 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP28833899A priority Critical patent/JP3442013B2/ja
Publication of JP2001105425A publication Critical patent/JP2001105425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3442013B2 publication Critical patent/JP3442013B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 清掃が簡単で、外観が美麗であり、しかも指
圧の効果も奏する石板加工装置及びその加工方法を提供
することにある。 【解決手段】 この石板加工装置及びその加工方法は下
部にて支持するメーンフレーム、メーンフレーム上部の
前方に位置し供給される石板の底面と接触し石板を移送
させる下部前方移送ベルト部、メーンフレーム上部の後
方に位置し供給される石板の底面と接触し石板を移送さ
せる下部後方移送ベルト部、メーンフレームの上部両側
面に位置し供給される石板の両側面と接触し石板を移送
させる側面移送ベルト部、下部移送ベルト部の上部に位
置し供給される石板の上面と接触し石板を移送させる上
部移送ベルト部、移送される石板を切削加工する切削軸
部を支持し上下移動手段と角度調節手段を具備した切削
フレームを有する切削部から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石板の製造方法及
びその方法に使われる装置に関するもので、特に突起部
の高さが低く形成されながらも突起部と溝との間が緩や
かな勾配を有するようにして清掃が容易で、美麗な外見
及び指圧の効果を同時に奏することができる、石板加工
装置及びその加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に建築物の内、外装材用として広
く使われている石板は花崗岩などのような板状の石材を
表面加工し装飾機能と共にすべり防止の役割を同時に遂
行する機能を持つ。その例として、外装用では多様な突
出紋らが形成できるようにした石板が主に使用され装飾
機能を強調する反面、内蔵用では特にお風呂やお手洗な
どの如く湿気の多い室内空間の底面に設けられ、滑り防
止のために表面に多数の突起部らが形成できるように加
工されたものが一般的である。
【0003】このような機能を持つ従来の石板は、図1
に図示されているように、表面に形成された突起部(2)
が切削刃の切削摩耗率による刃形状の如く鋭い端をその
まま保持し突起部(2)の端が簡単に破損されることがあ
る。
【0004】さらに、上記の従来の石板(1)は突起部(2)
の形状が鋭い端部からなされているため、外観が美麗で
なく、且つこのような石板(1)が建物内のお風呂やお手
洗などの底面に飾れる内蔵用で使用された時、人体が石
板突起部(2)の端部に接触される際、人体を傷つける問
題点もある。
【0005】また、このような突起部(2)が形成された
石板(1)において突起部(2)等と溝らとの間が直角からな
るため、溝らのなかに埃などが入り清掃の際、簡単に取
れないという問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、突起
部の高さが低く形成されながらも突起部と溝との間が緩
やかな勾配を有するように形成されるので、清掃が簡単
で、外観も美麗であり、しかも指圧の効果も同時に奏す
るようになされた石板加工装置及びその加工方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、下部にて支持するメーンフレーム、メーンフレ
ーム上部の前方に位置し供給される石板の底面と接触し
石板を移送させる下部前方移送ベルト部、メーンフレー
ム上部の後方に位置し切削加工された石板の底面と接触
し石板を移送させる下部後方移送ベルト部、メーンフレ
ームの上部両側面に位置し供給される石板の両側面と接
触し石板を移送させる側面移送ベルト部、下部移送ベル
ト部の上部に位置し供給される石板の上面と接触し石板
を移送させる上部移送ベルト部、下部前方移送ベルト部
と下部後方移送ベルト部との間に位置し移送される石板
を切削加工する切削軸部を支持し上下移動手段と角度調
節手段を具備した切削フレームを持つ切削部からなる石
板加工装置を提供する。
【0008】本発明によれば、下部前方移送ベルト部、
側面移送ベルト部及び上部移送ベルト部は複数個の駆動
軸と連結手段を利用し一つの駆動モータで駆動される。
【0009】そして、一側の側面移送ベルト前端部と他
側の側面移送ベルト前端部において、中央でスクリュー
方向が対称である前方スクリュー軸とねじ結合された移
送ユニットを各々装着し、一側の側面移送ベルト部の後
端部と他側の側面移送ベルト部の後端部にも同一な形状
の後方スクリューとねじ結合された移送ユニットを各々
装着し、スクリューが互いに連動するように連結し前方
スクリューを駆動させると後方スクリューが回転し移送
ユニットを装着した両側の側面移送ベルト部との距離を
調節する。
【0010】また、切削部は切削刃が装着された切削軸
部と切削軸部を支持しながら切削軸部を上下移動及び角
度調節可能に連結した切削フレームからなる。
【0011】また、切削部の切削軸部は切削軸に複数個
の切削刃が装着され複数個の切削刃の間には複数個のパ
ッドが装着されパッドの装着数によって切削刃との距離
が調節される。
【0012】また、切削部の上下移動手段は切削フレー
ムの垂直バー内側面に対し垂直でありながら終端へ行く
ほど順次にその間の距離が広くなる一対のガイド突起と
垂直スクリュー軸が形成され、メーンフレーム両側上面
に形成された支持フレームの垂直プレート外側面には内
部へ行くほど幅が広くなる形状を有するガイド溝が垂直
で形成され、ガイド溝に上記ガイド突起を挿入し垂直ス
クリュー軸を回転させながら垂直バーを上下移動させ切
削フレームを上下調節可能とする。
【0013】また、切削部の角度調節手段は、メーンフ
レーム両側上面と両側支持フレームの水平プレートとの
間に上下移動手段と同じ形状の水平ガイド突起、水平ガ
イド溝、そして、一側水平スクリュー軸と他側水平スク
リュー軸を装着し、一側水平スクリュー軸と他側水平ス
クリュー軸を回転方向や回転数を異にして回転させるに
したがって支持フレームに結合された切削フレームの両
側垂直バーが石板の移送方向で進行距離や進行方向を異
にして前後進されて切削フレームの角度が調節される。
【0014】また、本発明の目的を達成するために、ド
リルマシンに噛合うために上段部にねじ部が形成されそ
の内部に垂直方向の穴(hole)を有する挿入軸、上部は挿
入軸の下段に一体に連結されて下部は開放されたシリン
ダ形状の本体、本体の底面の円周面に沿って所定間隔ほ
ど離隔され熔接結合された複数個のチップ(Tip)からな
る石板加工用コアードリルを提供する。
【0015】そして、チップは平らな底面と内部に一程
角度の勾配を与えた勾配面を含んでおり、石板を底面と
勾配面で加工する。
【0016】また、チップは突出部が形成された石板の
加工時、底面と勾配面の摩耗率を同一にしてチップが摩
耗されても加工された石板突出部の側面が同一角度を持
つようにする。
【0017】また、本発明の目的は、原石から石板を切
り出す原石加工段階、石板の高さと幅に合わせた装置を
セットする装置セッティング段階、石板を装置に引込む
引入段階、石板を一定の幅と深さで切削する第1切削段
階、石板を第1切削方向と90度回転させ引込ませる回転
段階、石板を第1切削方向と90度回転された方向に切削
する第2切削段階、石板を引出す引出段階からなる石板
加工方法を提供することによって達成される。
【0018】そして、第2切削段階の後、加工された石
板に形成された突起部をその側面に所定の角度ほど勾配
を与えた円形突起部で加工する第3切削段階を選択的に
さらに具備する。
【0019】また、第2切削段階の後、破れることを防
ぐために上記加工された石板にエポキシ樹脂を接着する
接着段階を選択的にさらに具備する。
【0020】また、本発明の目的を達成するためにその
側面に勾配を与えた複数個の四角突起が格子構造で配列
できるように形成され、四角突起らの間に断面が円弧形
状の溝を有する石板を提供することにある。また、本発
明の目的を達成するために、その側面に勾配を与えた複
数個の円形突起が格子構造で配列できるように形成さ
れ、円形突起は円錐切断形状である石板を提供すること
にある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
による石材加工装置の望ましい実施形態をさらに詳しく
説明する。
【0022】図2に示されるように、石板加工装置(50)
は装置を下部にて支持するメーンフレーム(52)、石板の
底面と接触し石板を移送させる下部前方移送ベルト部(5
3)、石板の両側面と接触し石板を移送させる側面移送ベ
ルト部(70)、石板の上面と接触し石板を移送させる上部
移送ベルト部(80)、移送される石板を切削加工する切削
部(90)、及び切削部の後方に設けられ加工された石板を
移送させる下部後方移送ベルト部(60)からなる。
【0023】上部移送ベルト部(80)は図3に示される如
く上部ベルト駆動部(81)と動力を上部ベルト駆動部に伝
達する上部動力伝達装置(82)からなる。
【0024】上部動力伝達装置(82)は装置(50)の上部に
て横切る上部フレームバー(83a)、上部フレームバー(83
a)の中央に固定され動力を提供する第1モータ(83b)、
モータ(83b)下部にてモータ(83b)の回転力をチェーンに
よって伝達を受けるメーン駆動軸(83c)、ウォームギヤ
(worm gear)を利用しメーン駆動軸と90度の角度で回転
力を伝達するウォーム駆動軸(84)、ウォーム駆動軸の回
転力の伝達を受け回転速度を減速する第1減速機(85)、
減速機とチェーンで連結される上部駆動軸(86a)からな
る。
【0025】上部ベルト駆動部(81)は前方で上部駆動軸
(86a)と結合される上部駆動プーリ(pulley)(86b)、後方
でメーンフレーム(52)に回転可能に連結され上部縦断プ
ーリ(86d)と結合された上部回転軸(86c)、上部駆動軸(8
6a)と上部回転軸(86c)を支持しながら回転可能に結合し
た上部ベルトプレート(87a)、及び上部駆動プーリ(86b)
と上部縦断プーリ(86d)に装着される上部ベルト(87b)か
らなる。
【0026】上部駆動軸(86a)はメーンフレーム(52)の
両側に設置された第1及び第2上部軸受(88a、88b)と回
転可能に連結される。上部回転軸(86c)も同じに第3及
び第4上部軸受(88c、88d)と連結しメーンフレーム(52)
上で上下調節可能である。
【0027】上部軸受(88a、88b、88c、88d)はメーンフ
レーム(52)に固定される固定部(89a)と上部駆動軸(86a)
及び上部回転軸(86c)と回転可能に連結しながら固定部
(89a)とねじ(89c)で上下の調節が可能に結合した調節プ
レート(89b)からなる。
【0028】石板加工装置(50)の下部前方移送ベルト部
(53)は図4に示される如く後方にて第1減速機(85)とチ
ェーン(54)で連結された前方駆動プーリ(55)、前方でメ
ーンフレーム(52)の前端と回転可能に連結する前方縦断
プーリ(57)、そして前方駆動プーリ(57)と前方縦断プー
リ(55)に装着される前方ベルト(59)からなる。
【0029】下部後方移送ベルト(60)は前方にて駆動用
第4モータ(66)と結合された後方駆動プーリ(62)、メー
ンフレーム(52)の後端に回転可能に連結した後方縦断プ
ーリ(64)、そして後方駆動プーリ(62)と後方縦断プーリ
(64)に装着される後方ベルト(65)からなる。
【0030】側面移送ベルト部(70)は図5に示されてい
るように、石板の側面と接触する第1、第2の側面ベル
ト駆動部(71、72)、第1、第2側面ベルト駆動部(71、7
2)との距離を調節する幅調節装置(73)、及び石板の進入
移送をガイドするガイド部(74)からなる。
【0031】第1側面ベルト駆動部(71)は上記メーン駆
動軸(83)の一側とチェーンで連結した第2減速機(71
a)、一端に第2減速機(71a)を結合した第1側面ベルト
プレート(71b)、第2減速機(71a)と結合した第1側面駆
動プーリ(71c)、第1側面ベルトプレート(71b)の他端に
回転可能に連結した第1側面縦断プーリ(71d)、第1側
面駆動プーリ(71c)と第1側面縦断プーリ(71d)に装着さ
れる第1側面ベルト(71e)、及び石板との接触力を増大
させるプッシャ(77)からなる。
【0032】プッシャは第1側面ベルトプレート(71b)
に固定される固定バー(77a)とばね(77b)を装着した板(7
7c)から構成され石板と接触されるベルト(71e)面を内部
にて加圧し公差の大きい石板との接触力を増大させる。
【0033】第2側面ベルト駆動部(72)は上記メーン駆
動軸(83)の他側とチェーンで連結された第3減速機(72
a)、一端に第3減速機(72a)を結合した第2側面ベルト
プレート(72b)、第3減速機(72a)と結合した第2側面駆
動プーリ(72c)、第2側面ベルトプレート(72b)の他端に
回転可能に連結した第2側面縦断プーリ(72d)、第2側
面駆動プーリ(72c)と第2側面縦断プーリ(72d)に装着さ
れる第2側面ベルト(72e)からなる。
【0034】幅調節装置(73)はメーンフレーム(52)の前
方両側に固定された第1と第2軸受(73a、73b)、メーン
フレーム(52)の後端部両側に固定された第3と第4軸受
(73c、73d)、第1と第2軸受(73a、73b)に固定された第
1固定軸(73e)、第1固定軸(73e)のそばに位置し第1と
第2軸受(73a、73b)に回転可能に連結され、両側スクリ
ューの方向が中間を基点とし対称に形成された第1スク
リュー軸(73f)、第3と第4軸受(73c、73d)に固定され
た第2固定軸(73g)、第2固定軸(73g)のそばに位置し第
3と第4軸受(73c、73d)に回転可能に連結され、両側ス
クリュー方向が中間を基点とし対称に形成された第2ス
クリュー軸(73h)からなる。
【0035】そして、幅調節装置(73)には二つの穴(hol
e)が形成されており、一つの穴は第1固定軸(73e)と面
接触されるように貫通し、また他の穴は第1スクリュー
(73f)とねじ結合され第1側面ベルトプレート(71b)に固
定される第1移送ユニット(73i)と第2側面ベルトプレ
ート(72b)に固定される第2移送ユニット(73j)を含む。
そして、第2固定軸(73g)と第2スクリュー(73h)とが結
合され、第1側面ベルトプレート(71b)に固定される第
3移送ユニット(73k)と第2側面ベルトプレート(72b)に
固定される第4移送ユニット(73m)をさらに含む。
【0036】また、幅調節装置(73)は上部フレームバー
(81)の一側に固定された第2モータ(78)、第2モータ(7
8)とチェーンで連結され第1スクリューバー(73f)と結
合された第4減速機(75)、第1スクリューバー(73f)と9
0度方向に第4減速機(75)と連結し第2スクリュー軸(73
h)とベベルギヤ(bevel gear)(76a)で連結された連結バ
ー(76)をさらに具備する。
【0037】これによって、第2モータ(78)が回転する
と第4減速機(75)に回転力が伝えられ減速機(75)に連結
された第1スクリュー軸(73f)と連結バー(76)が回転す
る。連結バー(76)にベベルギヤ(76a)で歯合された第2
スクリュー軸(73h)も回転し第1、第2、第3及び第4
移送ユニット(73i、73j、73k、73m)が同時に移動され
る。即ち、内部方向へ同時に移動し、或いは外部方向に
同時に移動され第1と第2側面ベルト駆動部(71、72)と
の間隔を調節する。
【0038】ガイド部(74)は第1側面ベルト(71)の前端
に取り付けられ石板の進入をガイドするガイドローラ(7
4b)と第2側面ベルト駆動部の前端に取り付けられ石板
の進入をガイドするガイドバー(74a)からなる。
【0039】石板加工装置(50)の切削部(90)は図6に示
される如く下部前方移送ベルト部(53)と下部後方移送ベ
ルト部(60)との間に位置しメーンフレーム(52)の下部に
形成された切削軸部(91)、切削軸部(91)の隣接位置に設
けられ石板加工の時、切削水を噴射する噴射装置(95)、
メーンフレーム(52)を横切ってΠ形状の水平バー(92a)
と第1と第2垂直バー(96a、96e)から構成しながら切削
軸部(91)を回転可能に支持する切削フレーム(92)からな
る。
【0040】また、切削部(90)は下部前方移送ベルト部
(53)と下部後方移送ベルト部(60)との間に、切削刃(91
b)が上面の上向へ突出される部位だけが四角の穴で形成
された切削プレート(93)、及び切削加工の時、石板が上
向に振動されることを防ぐ押し装置(94)をさらに含む。
【0041】切削軸部(91)は図7と図8に図示される如
く両端にテーパ(taper)(91i)が形成され、その中央にね
じ穴(91f)を有しており、一端には端(91h)が突出されて
いるが、他端にはねじ部(91g)が形成された回転駆動さ
れる切削軸(91a)、石板を加工する複数個の切削刃(91
b)、切削刃(91b)の間に挿入されるパッド(91c)、及び切
削刃(91b)の離脱を防ぐために切削軸(91a)とねじ結合さ
れる固定ブラケット(91d)からなる。
【0042】切削軸(91a)のテーパ部(91i)と両端が切削
フレーム(92)の第1、第2垂直バー(96a、96e)の終端に
回転可能に連結する結合ブラケット(96f、96k)に挿入さ
れねじ(96g)で結合される。この結合は別度の合わせが
要らず挿入と同時にテーパ部(91i)に沿って入りながら
結合され容易に着脱できる。結合ブラケット(96f)には
プーリ(96i)が装着され切削フレーム(92)の水平バー(92
a)の一端に設けられた第3モータ(92e)とベルトで連結
されモータ駆動力の伝達を受ける。
【0043】切削刃(91b)は切削軸(91a)において所定距
離ほど離隔された状態で複数個装着され、切削刃(91b)
の間には空間を埋めるパッド(91c)が複数個挿入され
る。このパッド(1c)は、好ましくはアルミニウム材質を
使用しパッド(91c)の挿入個数によって石板上における
加工距離が変わる。
【0044】切削フレーム部(92)は切削軸部(91)を上下
移動させることができる上下調節部(96)と石板の移送方
向に対する角度を調節することができる角度調節部(99)
を具備する。
【0045】上下調節部(96)は切削フレーム(92)の第1
垂直バー(96a)の内側面とメーンフレーム(52)に固定さ
れた‘L’字形の支持フレーム(98)の垂直プレート(98
a)が面接触を持ちながら上下移動可能に結合される。即
ち、第1垂直バー(96a)の内側面に垂直でありながら終
端へ行くほどその隔たりが広くなる一対のガイド突起(9
6b)が形成され、垂直プレート(98a)の外側面に垂直ガイ
ド溝(98b)が形成され、そのガイド溝(98b)は内部へ行く
ほど幅が広くなる形状を持つ。
【0046】したがって、垂直プレート(98a)のガイド
溝(98b)に第1垂直バー(96a)のガイド突起(96b)を挿入
すると互いに噛合い上下に移動可能であるが、前後左右
には離脱されない。また、第1垂直バー(96a)の一対の
ガイド突起(96b)の間には第3スクリュー(96c)がねじ結
合されるナット(96d)が装着される。
【0047】切削フレーム(92)の水平バー(92a)には回
転可能な結駆動軸(92b)を装着し水平バー(92a)の一端に
手動で回転させることができるようにする。この連結駆
動軸(92b)の一側にベベルギヤ(92c)を装着し第3スクリ
ュー(96c)の一端と回転可能に結合する。第2垂直バー
(96e)も第1垂直バー(96a)と同じ構造で支持フレーム(9
8)と結合され連結駆動軸(92b)の他端にベベルギヤで連
結された第4スクリュー(図示せず)を有する。
【0048】したがって、連結駆動軸(92b)をスパナ(92
d)等で回転させると第3(96c)、第4スクリュー軸(図示
せず)とねじ結合された第1、第2垂直バー(96a、96e)
が支持フレーム(98)の垂直プレート(98a)と面接触し上
下移動され切削フレーム(92)が上下調節される。
【0049】角度調節部(99)は、メーンフレーム(52)の
両側上面と両側支持フレーム(98)の水平プレート(98c)
との間に、上記垂直バー(96a)と垂直プレート(98a)との
間と同一構造の水平ガイド突起(98e)と水平ガイド溝(98
d)、そして第5、第6スクリュー軸(98f、98g)が設置さ
れる。したがって、第5スクリュー軸(98f)と第6スク
リュー軸(98g)を回転方向を異にして回すと切削フレー
ム(92)の第1と第2垂直バー(96a、96e)が石板の移送方
向に前後進するようになり石板に対する切削軸部(91)の
角度が調節できる。
【0050】切削プレート(93)は、その上面が下部前方
移送ベルト部(53)と下部後方移送ベルト部(60)の上面と
同じ高さを持つ。また、好ましくは錬磨加工された複数
個のタングステン材質の板を切削プレート(93)の上面に
て1.5〜2mm程度突出させ取り付けて石板の進行時、切削
プレート(93)の上面と滑らかに接触できるようにし、石
板のスラッジ(sludge)は板の谷に引込まれ噴射される切
削水により外部へ流出される。
【0051】押し装置(94)は図6と図9に図示される如
く、上部移送ベルト部(80)と側面移送ベルト部(70)との
間に位置し、切削フレーム(92)の下端に上部が固定され
る。この押し装置(94)は切削フレーム(92)に固定される
結合プレート(94a)、石板の移送方向で一列に結合プレ
ート(94a)に連結されて石板を上部にて加圧する複数個
のローラ部(94b)からなる。
【0052】ローラ部(94b)は、結合プレート(94a)に上
部が固定され内部に2段の溝が形成された固定バー(94
c)、一段は固定バー(94c)の溝に上下移動可能でありな
がら抜けないように挿入されるが、他段は固定バーと同
じ直径を持つ挿入軸(94d)、固定バー(94c)の底面と挿入
軸(94d)の他段の上面との間に装着され弾性力を提供す
る圧縮ばね(94e)、挿入軸(94d)の他段の底面と結合され
る固定プレート(94f)、及び固定プレート(94f)に連結さ
れながら石板に回転可能に接触されるローラ(94g)から
なる。
【0053】一方、添付された図面を参照しながら本発
明の石板加工方法に対する望ましい実施形態をさらに詳
しく説明する。
【0054】図2は本発明による石板加工装置を示す斜
示図であり、図10は本発明による石板加工方法を示すブ
ロック図である。
【0055】図示されているように、石板加工方法は原
石から石板を切り出す原石加工段階(S10)、石板の高さ
と幅に合わせた装置をセットする装置セッティング段階
(S15)、石板を装置に引込ませる引入段階(S20)、石板を
一定の幅と深さで切削する第1切削段階(S25)、石板を
第1切削方向と90度回転させ引込ませる回転段階(S3
0)、石板を第1切削方向と90度回転された方向に切削す
る第2切削段階(S35)、及び石板を引出す引出段階(S40)
からなる。
【0056】原石加工段階(S10)は石板を原石から150な
いし900mmの範囲以内での横と縦、そして20ないし30mm
の厚さで切断し得られる。装置セッティング段階(S15)
は装置の上部ベルト(87b)の高さ調節、両側の側面ベル
ト(71e、72e)との間隔調節、切削軸部(91)の高さ調節、
及び切削軸部(91)の角度調節からなる。
【0057】上部ベルト(87b)の高さ調節は、図3に示
されるように、上部駆動軸(86a)と上部回転軸(86c)の両
終端に結合された第1、第2、第3及び第4の上部軸受
(88a、88b、88c、88d)がメーンフレーム(52)に固定され
る固定部(89a)とねじ(89c)で固定部(89a)と上下調節可
能に結合した調節プレート(89b)からなる。したがっ
て、第1、第2、第3及び第4上部軸受(88a、88b、88
c、88d)のねじを回し上部ベルト(87b)の高さを調節す
る。
【0058】両側の側面ベルト(71e、72e)の間隔調節は
図5に示される如く、第2モータ(78)を可動し第4減速
機(75)を駆動させると第1スクリュー軸(73f)とそし
て、連結バー(76)と歯合された第2スクリュー軸(73h)
が回転し第1、第2、第3及び第4移送ユニット(73i、
73j、73k、73m)を同時に内部或いは外部方向に移動させ
第1側面ベルト駆動部(71)と第2側面ベルト駆動部(72)
との距離を調節する。
【0059】切削軸部(91)の高さ調節は図6に示される
如く、手動で切削フレーム(92)に設置された連結駆動軸
(92b)を駆動させると連結駆動軸(92b)とベベルギヤ(92
c)で噛合った第3スクリュー軸(96c)と第4スクリュー
軸(図示せず)が回転する。したがって、第3、第4スク
リュー軸(96c)と結合された切削フレーム(92)の垂直バ
ー(96a、96e)をメーンフレーム(52)と結合された支持フ
レーム(98)上で上下移動させるようになる。切削フレー
ム(92)の垂直バー(96a、96e)の終端に回転可能に結合さ
れた切削軸部(91)が共に上下移動されその高さが調節さ
れる。
【0060】切削軸部(91)の角度調節は図6に示される
如く、メーンフレーム(52)の両側上面と両側支持フレー
ム(98)の水平プレート(98c)との間に設置された第5、
第6スクリュー軸(98f、98g)を回転方向や回転数を異に
して回す。これによって、切削フレーム(52)の両側垂直
バー(96a、96e)が石板(51)の移送方向に進行距離や進行
方向を異にして前後進させるようになり、切削フレーム
(52)の垂直バー(96a、96e)終端に結合された切削軸部(9
1)は石板(51)に対して切削角度が調節できる。
【0061】引込段階(S20)は、石板(51)をガイドバー
(74a)とガイドローラ(74b)の間に置けば下部前方移送ベ
ルト部(53)のベルト(59)に沿って移送され側面移送ベル
ト部(70)と上部移送ベルト部(80)が設置された位置に進
入する。そうすると、石板(51)の上部、側面、下部がベ
ルト(87b、71e、72e、59)により固定され流動せずに移
送される。
【0062】ベルト(87b、71e、72e、59)の駆動は、第
1モータ(83b)の作動でメーン駆動軸(83c)が回転されこ
のメーン駆動軸(83c)に連結された第1減速機(85)、第
2減速機(71a)、第3減速機(72a)も連動し回転する。し
たがって、第1減速機(85)に連結された上部移送ベルト
(80)の上部ベルト(87b)と下部前方移送ベルト部(53)の
ベルト(59)が回転する。
【0063】また、第2減速機(71a)と第3減速機(72a)
に連結された側面移送ベルト部(70)の第1側面ベルト(7
1e)と第2側面ベルト(72e)が回転される。
【0064】第1切削段階(S25)は図6と図11に示され
る如く、移送される石板(51)を石板(51)に対して15度乃
至30度程傾いた切削軸部(91)上の複数個の切削刃(91b)
で石板(51)の下面を切削し、錬磨水が石板(51)に向けて
噴出される。したがって、石板(51)はその断面が円弧形
状である溝(100)を所定深さで形成する。
【0065】切削時、切削プレート(93)に突出され回転
する切削刃により石板が浮かび上がり、震動は発生する
が図6と図9に示される如く、押し装置(94)のローラ(9
4g)が石板(51)を上部にて加圧するため、浮上力が抑制
され、且つ震動が防止されて面が均一に切削される。
【0066】第2切削段階(S25)は図6と図12に図示さ
れる如く、第1切削段階(S25)の切削方向と90度回転し
移送される石板(51)を上記第1切削段階(S25)と同じ方
法で切削しその断面が円弧形状である溝(100)を所定の
深さで形成する。よって、図13に図示されているよう
に、その断面が円弧形状である溝(100)が互いに交差し
溝等(100)の間に突起部(102)が形成された石板(51)が得
られる。
【0067】石板の加工深さと幅を調節することによっ
て多様な石板を得ることができるが、図14は指圧効果が
得られるように加工した石板(120)を木製ケース(121)に
装着し家庭やお店などで健康のために使用できる。
【0068】引出段階(S40)は加工された石板(51)が切
削部(90)を通過すると下部後方移送ベルト(60)のベルト
(65)と上部、側面ベルト(87b、71e、72e)により一定距
離ほど移送されてから、下部後方移送ベルト部(60)だけ
で加工された石板(51)を石材加工装置(50)の終端まで移
送する。
【0069】そして、第2切削段階の後、図15と図17に
示されるようにコアードリル(110)で石板(130)の正四角
形又は菱形である突起部(131)を加工し円形突起部(132)
を持つようにする第3切削段階がさらに具備できる。
【0070】また、第2切削段階(S35)の後、図18に図
示される如く、加工された石板(51)をタイルのように使
用するためにその底面にエポキシ樹脂(121)を接着する
接着段階をさらに具備することができる。このエポキシ
樹脂(121)が接着された石板(120)は普通上面に釘を打っ
ても破れず上面を錬磨し再度使用することもできる。
【0071】詳述した第3切削段階のコアードリル(11
0)は図15と図16に図示されている如く、ドリルマシン
(図示せず)に複数個挿入され固定される挿入軸(111)と
シリンダ形状の本体(112)、そして本体(112)の下段に結
合されるチップ(113)からなる。
【0072】挿入軸(111)は上段にねじ部が外周面に形
成されドリルマシンにねじ結合で装着されるが、その内
部には垂直で溝(118)が形成され、加工時切削水が流入
できるようにする。
【0073】本体(112)は上面の中央部に挿入軸(111)が
一体に連結されて下部は開放され、底面の円周面に沿っ
て複数個のチップ(Tip)(113)が所定間隔をおいて熔接結
合される。これによって、1回の加工時、広くて深く加
工することができるので加工時間も短縮できる。
【0074】チップ(113)は菱形の形状(113a)でその底
面が平らになされており、底面(113a)の端の他側には上
向に一定角度を有する勾配面(113b)が形成される。
【0075】本体(112)との結合時、底面(113a)の端の
他側勾配面(113b)が内部に向かうようにした状態で本体
(112)の底面と熔接される。
【0076】したがって、回転時チップ(113)の底面(11
3a)と勾配面(113b)で石板(130)の四角突起部(131)を加
工しその側面(133)はチップ(113)の勾配角度と同一に勾
配を与えた円錐切断形状の円形突起部(24)で形成され
る。
【0077】図16に示される如く、チップ(113)の加工
面である底面(113a)と勾配面(113b)が、石板(130)の側
面に勾配を与えた四角形状の突起部(131)を加工する
際、底面(113a)の切削量(135)と勾配面(113b)の切削量
(134)がほぼ同一である。また、勾配面(113b)にでも上
部(138a)と下部(138b)の切削量も加工面積(136、137)と
深さ(113c)を考慮すると切削量がほぼ同じである。した
がって、加工の際、底面(113a)と勾配面(113b)の摩耗率
が同一であるので高さ(113c)だけが摩耗され、勾配面(1
13b)の勾配角は変わらなく、また底面(113a)の平面も維
持される。このような現象で、高さ(113c)が7mmである
チップ(113)が1mmになるまで摩耗されても加工される円
形突起部(131)の側面(133)の勾配角と形状が変わらな
い。
【0078】
【発明の効果】したがって、本発明の石板加工装置及び
その加工方法は、突起部の高さが低く形成されながら突
起部と溝との間が緩やかな勾配からなるように形成され
るので、清掃が簡単で、外観が美麗であり、しかも指圧
の効果も奏する長所がある。
【0079】そして、石板加工装置は石板の長さと高さ
によって簡単に装置をセットすることができ、加工時の
流動や騷音の発生を最小限に減らし加工面に対し別度の
錬磨が要らず滑らかに加工できる。
【0080】また、石板加工装置は切削加工の深さと加
工幅を自由に調節することができ、多様な種類の突起部
が形成された石板を大量生産することもできる。
【0081】また、コアードリルはドリルマシンに複数
個装着し石板の突起部をその側面に勾配を与えた円形突
起部として一度に複数個加工することができる。
【0082】また、チップの加工面である底面と勾配面
の摩耗率を同じにしてチップが摩耗されてもその勾配面
の勾配角と底面の平面が維持され加工される円形突起部
の勾配角と形状が常に同一であるようにする長所があ
る。
【0083】本発明は特許請求範囲内で請求する請求の
要旨を越えずに当該分野で通常の知識を有する者により
多様に変更実施できるので、本発明の技術保護範囲は詳
述した特定の望ましい実施形態に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の石板を示す斜示図である。
【図2】本発明による石板加工装置を示す斜示図であ
る。
【図3】本発明による石板加工装置の上部ベルト駆動部
を示す斜示図である。
【図4】本発明による石板加工装置を示す側面図であ
る。
【図5】本発明による石板加工装置の上部ベルト駆動部
を示す斜示図である。
【図6】本発明による石板加工装置の切削部を示す斜示
図である。
【図7】本発明による石板加工装置の切削軸部を示す斜
示図である。
【図8】本発明による石板加工装置の切削部の連結構造
を示す斜示図である。
【図9】本発明による石板加工装置の押し装置を示す斜
示図である。
【図10】本発明による石板加工方法の流れを示すブロッ
ク図である。
【図11】本発明による石板加工装置の1次切削状態を示
す平面図である。
【図12】本発明による石板加工装置の2次切削状態を示
す平面図である。
【図13】本発明による加工完了された石板を示す斜示図
である。
【図14】本発明による指圧用石板を示す斜示図である。
【図15】本発明によるコアードリルを示す斜示図であ
る。
【図16】本発明によるコアードリルの切削状態を示す断
面図である。
【図17】本発明による円形突起形状の石板を示す斜示図
である。
【図18】本発明による石材タイルを示す斜示図である。
【符号の説明】
50…石板加工装置、51…石板、52…メーンフレーム、53
…下部前方移送ベルト部、60…下部後方移送ベルト部、
70…側面移送ベルト部、80…上部移送ベルト部、90…切
削部。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部にて支持するメーンフレーム;上記
    メーンフレーム上部の前方に位置し、供給される石板の
    底面と接触し石板を移送させる下部前方移送ベルト部;
    上記メーンフレーム上部の後方に位置し、切削加工され
    た上記石板の底面と接触し移送させる下部後方移送ベル
    ト部;上記メーンフレーム上部の両側面に位置し、供給
    される上記石板の両側面と接触し上記石板を移送させる
    側面移送ベルト部;上記下部の移送ベルト部の上部に位
    置し、供給される上記石板の上面と接触し上記石板を移
    送させる上部移送ベルト部;上記下部前方移送ベルト部
    と上記下部後方移送ベルト部との間に位置し、移送され
    る上記石板を切削加工する切削軸部と上記切削軸部を支
    持し上下移動手段と角度調節手段を具備した切削フレー
    ムを有する切削部からなることを特徴とする石板加工装
    置。
  2. 【請求項2】 上記下部前方移送ベルト部、側面移送ベ
    ルト部、及び上記上部移送ベルト部は、複数個の駆動軸
    と連結手段を利用し一つの駆動モータで駆動されること
    を特徴とする請求項1に記載の石板加工装置。
  3. 【請求項3】 上記側面移送ベルト部は、一側の側面移
    送ベルト部の前端部と他側の側面移送ベルト部の前端部
    において、中央でスクリュー方向が対称である前方スク
    リュー軸とねじ結合された移送ユニットを夫々装着し、
    一側の上記側面移送ベルト部の後端部と他側の上記側面
    移送ベルト部の後端部にも同じ形状の後方スクリューと
    ねじ結合された移送ユニットを夫々装着し、上記スクリ
    ューが互いに連動できるように連結し前方スクリューを
    駆動させると後方スクリューが回転し上記移送ユニット
    を装着した両側の上記側面移送ベルト部との距離を調節
    することができることを特徴とする請求項1に記載の石
    板加工装置。
  4. 【請求項4】 上記切削部は、切削刃が装着された切削
    軸部と上記切削軸部を支持しながら上記切削軸部を上下
    移動と角度調節可能に連結した切削フレームからなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の石板加工装置。
  5. 【請求項5】 上記切削部の切削軸部は、切削軸に複数
    個の切削刃が装着され、上記複数個の切削刃らの間には
    複数個のパッドが装着され上記パッドの装着個数によっ
    て上記切削刃の間隔距離が調節されることを特徴とする
    請求項1に記載の石板加工装置。
  6. 【請求項6】 上記切削部の上下移動手段は、上記切削
    フレームの垂直バー内側面に対し垂直でありながら終端
    に行くほどその間隔が広くなる一対のガイド突起と垂直
    スクリュー軸が形成されて、上記メーンフレームの両側
    上面に形成された支持フレームの垂直プレート外側面に
    は内部へ行くほど幅が広くなる形状を持つガイド溝が垂
    直に形成され、上記ガイド溝に上記ガイド突起を挿入し
    垂直スクリュー軸を回転させながら垂直バーを上下移動
    させ切削フレームを上下調節可能にさせることを特徴と
    する請求項1に記載の石板加工装置。
  7. 【請求項7】 上記切削部の角度調節手段は、上記メー
    ンフレームの両側上面と両側上記支持フレームの水平プ
    レートとの間に上記上下移動手段と同一な形状の水平ガ
    イド突起、水平ガイド溝、そして、一側水平スクリュー
    軸と他側水平スクリュー軸を装着し上記一側の水平スク
    リュー軸と他側の水平スクリュー軸を回転方向や回転数
    を異にして回転させるによって支持フレームに結合され
    た切削フレームの両側垂直バーが石板の移送方向に沿っ
    て進行距離や進行方向を異にして前後進されるようにな
    り、切削フレームの角度が調節されることを特徴とする
    請求項1又は6に記載の石板加工装置。
  8. 【請求項8】 ドリルマシン(drillmachine)に噛合わせ
    るために、上段部にねじ部が形成されており、その内部
    に垂直方向の穴(hole)を有する挿入軸;上部は上記挿入
    軸の下段に一体に連結し下部は開放されたシリンダ形状
    の本体;上記本体の底面の円周面に沿って結合された複
    数個のチップ(tip)からなることを特徴とする石板加工
    用コアードリル。
  9. 【請求項9】 上記チップは、平らな底面と内部に一定
    角度の勾配を与えた勾配面を含んで石板を底面と勾配面
    で加工することを特徴とする請求項8に記載の石板加工
    用コアードリル(coredrill)。
  10. 【請求項10】 上記チップは、上記突出部が形成された
    石板を加工し、上記底面と上記勾配面の摩耗率を同一に
    して上記チップが摩耗されても加工された石板突出部の
    側面が同じ角度を有するようにすることを特徴とする請
    求項8又は9に記載の石板加工用コアードリル。
  11. 【請求項11】 原石から石板を切り出す原石加工段階;
    上記石板の高さと幅に合わせた装置をセットする装置セ
    ッティング段階;上記石板を装置に引込み移送させる引
    込段階;切削軸に一定間隔を置いて装着された多数の切
    削刃で上記石板を移送方向で切削する第1切削段階;上
    記石板を第1切削方向と90度回転させ引込む回転段階;
    上記第1切削方向と90度回転された方向へ移送される上
    記石板を上記切削軸に一定間隔で離隔された多数の上記
    切削刃で切削する第2切削段階;石板を引出す引出段階
    からなることを特徴とする石板加工方法。
  12. 【請求項12】 上記第1切削段階と第2切削段階は上記
    石板の移送方向に対し水平で所定角度ほど傾いた上記切
    削刃で上記石板を切削し、円弧形状の断面である溝を移
    送方向に沿って所定深さで形成させることを特徴とする
    請求項11に記載の石板加工方法。
  13. 【請求項13】 上記第2切削段階後、上記加工された石
    板に形成された突起部においてその側面に所定角度ほど
    勾配を与えた円形突起部で加工する第3切削段階を選択
    的にさらに具備することを特徴とする請求項11に記載の
    石板加工方法。
  14. 【請求項14】 上記第2切削段階後、破れを防止するた
    めに上記加工された石板にエポキシ樹脂を接着する接着
    段階を選択的にさらに具備することを特徴とする請求項
    11に記載の石板加工方法。
  15. 【請求項15】 その側面に勾配を与えた複数個の四角突
    起が格子構造で配列できるように成され、上記四角突起
    らの間の断面が円弧形状の溝であることを特徴とする石
    板。
  16. 【請求項16】 その側面に勾配を与えた複数個の円形突
    起が格子構造で配列できるように形成され、上記円形突
    起は円錐切断形状であることを特徴とする石板。
JP28833899A 1999-10-08 1999-10-08 石板加工装置及びその加工方法 Expired - Fee Related JP3442013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28833899A JP3442013B2 (ja) 1999-10-08 1999-10-08 石板加工装置及びその加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28833899A JP3442013B2 (ja) 1999-10-08 1999-10-08 石板加工装置及びその加工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001105425A true JP2001105425A (ja) 2001-04-17
JP3442013B2 JP3442013B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=17728913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28833899A Expired - Fee Related JP3442013B2 (ja) 1999-10-08 1999-10-08 石板加工装置及びその加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3442013B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100680824B1 (ko) * 2005-04-21 2007-02-15 황동선 도로경계석 절삭방법과 도로경계석 절삭장치
JP2013258235A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Disco Abrasive Syst Ltd 切削方法
KR101478762B1 (ko) * 2012-06-15 2015-01-05 유한회사 오리엔트 21 논슬립계단석 가공장치
KR20160097156A (ko) * 2016-02-11 2016-08-17 고영재 석판 표면 무늬 가공장치 및 이를 이용한 디자인 석판
KR20160097083A (ko) * 2015-02-06 2016-08-17 고영재 석판 표면 무늬 가공장치
CN115070928A (zh) * 2022-07-20 2022-09-20 江西省萍乡市第四电瓷厂 一种电瓷泥段自动输送切料装置
WO2023027425A1 (ko) * 2021-08-23 2023-03-02 최태성 석재실날절삭기 및 절삭방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101262235B1 (ko) 2011-04-12 2013-05-20 강경돈 천연석재를 이용한 미끄럼방지용 도로경계석의 절단가공장치 및 그 방법

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100680824B1 (ko) * 2005-04-21 2007-02-15 황동선 도로경계석 절삭방법과 도로경계석 절삭장치
JP2013258235A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Disco Abrasive Syst Ltd 切削方法
KR101478762B1 (ko) * 2012-06-15 2015-01-05 유한회사 오리엔트 21 논슬립계단석 가공장치
KR20160097083A (ko) * 2015-02-06 2016-08-17 고영재 석판 표면 무늬 가공장치
KR101651665B1 (ko) * 2015-02-06 2016-09-05 고영재 석판 표면 무늬 가공장치
KR20160097156A (ko) * 2016-02-11 2016-08-17 고영재 석판 표면 무늬 가공장치 및 이를 이용한 디자인 석판
KR101690320B1 (ko) * 2016-02-11 2016-12-27 고영재 석판 표면 무늬 가공장치
WO2023027425A1 (ko) * 2021-08-23 2023-03-02 최태성 석재실날절삭기 및 절삭방법
CN115070928A (zh) * 2022-07-20 2022-09-20 江西省萍乡市第四电瓷厂 一种电瓷泥段自动输送切料装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3442013B2 (ja) 2003-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001105425A (ja) 石板加工装置及びその加工方法
SI2292379T1 (sl) Postopek za čiščenje polirane trde talne površine iz kamna ali snovi podobne kamnu
WO2003080289A3 (en) Polishing machine
PL1787751T3 (pl) Zastosowanie układu do codziennej konserwacji twardej powierzchni podłogi z kamienia lub materiału podobnego do kamienia
CN101909814A (zh) 研磨装置和研磨方法
US20020022445A1 (en) Substrate cleaning apparatus
KR101562949B1 (ko) 다이아몬드 표면의 가공방법과 장치
CN113352481A (zh) 一种可实现两端固定和毛刺处理的踢脚线渐进式切割装置
WO2002009903A1 (fr) Roue d'engrenage, procede et dispositif pour realiser la finition de la face dentee de cette roue d'engrenage
CN210255498U (zh) 一种板材表面毛刺除去装置
CN113043113B (zh) 一种产品加工用针对玻纤板高效去毛刺设备
CN208826287U (zh) 一种全自动侧面打磨机
KR101697635B1 (ko) 석재 가공장치
JP2007307658A (ja) 刃物研磨装置
CN217648215U (zh) 一种新型石英抛光片
CN214723275U (zh) 一种异形大理石板材数控双面抛光机
CN215881271U (zh) 手扶磨光机的定位装置
AU3324200A (en) Automatic smoothing and polishing system for plates and blocks made of marble, granite and stone in general
JP3013159U (ja) 研削装置
TW200512061A (en) Polishing pad and fabricating method thereof
CN108670126A (zh) 一种适用于家居的小型竹木抛光装置
HRP20080269T3 (en) Marble or stone slab polishing machine provided with a rotating head mounted on a fulcrum
KR930007514Y1 (ko) 석재원판의 외경연삭가공기
EP1364743A1 (en) Fixture for drilling sheets of fragile material, in particular, sheets of glass
CS272047B1 (cs) Zařízení pro mechanizované hrubé a jemné broušení horních okrajů dutých skleněných výrobků

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees