JP2001105267A - ワークの位置決め方法 - Google Patents
ワークの位置決め方法Info
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Abstract
くし、さらに誤ワークを検知することができるワークの
位置決め方法を提供する。 【解決手段】 ワーク12〜14の幅方向に進退可能な
幅方向基準位置ストッパ18と、これに対向して進退可
能に設けられる幅方向クランプ手段19とを備えた幅方
向位置決め手段15と、流れ方向の一方側に設けられ、
コンベヤ11の載置面25より上下に昇降可能であると
共に、流れ方向の一方側に位置をずらして配置される複
数の長手方向基準位置ストッパ26、27と、他方側
に、昇降及び進退可能に設けられる長手方向クランプ手
段28とを備えた長手方向位置決め手段16を有し、複
数種類のワーク12〜14を、加工エリア17内の加工
に適した位置に固定し、幅方向基準位置ストッパ18及
び長手方向基準位置ストッパ26、27の位置から算出
されるワーク12〜14の所定位置に加工を行う。
Description
される多品種のワーク、例えば、FRPのプレス成型品
である容器に穿孔等の加工を施すときに、側方からクラ
ンプして固定するワークの位置決め方法に関する。
ワークを側方から保持して、これに例えば穿孔等の加工
を行うときには、次に示すような方法が用いられてい
た。図5に示すように、位置決め装置70は、図示しな
いロボットが加工を行う範囲である加工エリア72を搬
送コンベヤ71上に有し、加工エリア72の流れ方向の
上流側に、幅方向に一列に設けられて、同時に昇降可能
な長手方向ストッパ73を備え、また、加工エリア72
の下流側に昇降及び長手方向に伸縮可能な長手方向シリ
ンダ74、75を備え、長手方向ストッパ73及び長手
方向シリンダ74、75によって長手方向位置決め手段
76を構成している。また、位置決め装置70は、搬送
コンベヤ71を上流側から見て加工エリア72の左側に
幅方向固定ストッパ77を備え、また、右側に幅方向固
定ストッパ77と対向し、幅方向に伸縮可能な幅方向シ
リンダ78、78aを備え、幅方向固定ストッパ77及
び幅方向シリンダ78、78aによって幅方向位置決め
手段79を構成している。
3の下流側端部を結ぶ直線L1と、各幅方向固定ストッ
パ77の搬送コンベヤ71の側端部を結ぶ直線L2の交
点は、加工エリア72内に大きさの違うそれぞれのワー
ク80〜82を位置決め固定するときの基準点P1とな
る。従って、大きさの違う各ワーク80〜82を加工エ
リア72に固定しようとするときは、基準点P1にその
角部のうちの一つを合わせた状態となる。例えば、搬送
コンベヤ71上を移送される外形寸法の大きいワーク8
0の位置決めをするときには、まず、ワーク80が加工
エリア72内にあるとき、長手方向シリンダ74及び長
手方向ストッパ73を上昇させる。そして、長手方向シ
リンダ74のシリンダロッドを伸長させてワーク80を
長手方向ストッパ73に一旦当接させた後、シリンダロ
ッドを収縮する。次に、幅方向シリンダ78のシリンダ
ロッドを伸長させてワーク80を幅方向固定ストッパ7
7に当接させ固定した後、再度長手方向シリンダ74の
シリンダロッドを伸長してワーク80を固定する。図6
に示す位置決め装置90は、図5で説明した位置決め装
置70の長手方向位置決め手段76に長手方向シリンダ
81を、幅方向位置決め手段79に幅方向シリンダ82
を追加し、また、位置決め装置90の搬送コンベヤ71
に対する幅方向の位置をワーク82の幅方向の中心位置
が搬送コンベヤ71の幅方向の中心位置と一致するよう
に変更しただけであるので、既に説明した部材には同一
番号を付し、説明は省略する。図5、図6に示すような
位置決め装置70、90を使用することによって、図示
しない制御装置から受け取ったワークの品種情報に基づ
いて、所定のシリンダを作動させ、複数種類のワークの
位置決めを行うことができた。
来の位置決め装置70は、外形寸法が大きいワーク80
の幅方向の中心位置が搬送コンベヤ71の幅方向の中心
位置と一致するように基準点P1を設定していたので、
外形寸法が小さいワーク82を加工しようとしたとき、
例えば、搬送コンベヤ71がチェーンコンベヤであった
場合には、左側部を幅方向固定ストッパ77に当接させ
ようとすると右側部がチェーンから外れて脱落してしま
い、搬送することができなかった。一方、位置決め装置
90では、外形寸法が小さいワーク82の幅方向の中心
位置が搬送コンベヤ71の幅方向の中心位置と一致する
ように基準点P1を設定していたので、外形寸法が大き
いワーク80を上流側から見て左側にある幅方向固定ス
トッパ77に衝突しないように搬送コンベヤ71に載置
しようとすると、ワーク80の重心が右側に偏って搬送
時に不安定となり、また、ワーク80の加工位置83が
搬送コンベヤ71から離れた位置にあるときには、オー
バーハングが大きくなり加工時の姿勢が不安定となって
いた。
ークの大きさの範囲が狭く、この範囲外のワークについ
ては、一旦他の場所に移動して人手による作業を行う必
要があった。また、例えば、ワークのクランプ位置とし
て中心付近が最適である様に構成されている場合、大き
さの違うワークに対して複数のシリンダを使用して対応
する必要があった。さらに、各ワークの品種情報は制御
装置から与えられるものを使用していたので、品種情報
と異なるワークが混入した場合には、異なるワークの品
種情報に基づいて加工を行って、ワークを破損すること
があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、多品種のワークに対応でき、部品点数を少なくし、
さらに誤ワークを検知することができるワークの位置決
め方法を提供することを目的とする。
係るワークの位置決め方法は、コンベヤ上を搬送される
複数種類のワークを前記コンベヤ上の加工エリアで停止
及び位置決めして所定の加工を行うワークの位置決め方
法において、前記加工エリアの幅方向の一側に設けら
れ、前記ワークの幅方向に進退可能な幅方向基準位置ス
トッパと、前記加工エリアの幅方向の他側に、前記幅方
向基準位置ストッパに対向して進退可能に設けられ、前
記ワークを前記幅方向基準位置ストッパに当接させる幅
方向クランプ手段とを備えた幅方向位置決め手段と、前
記加工エリアに対し前記ワークの流れ方向の一方側に設
けられ、前記コンベヤの載置面より上下に昇降可能であ
ると共に、流れ方向にそれぞれの位置をずらして配置さ
れる複数の長手方向基準位置ストッパと、前記加工エリ
アに対し前記ワークの流れ方向の他方側に、前記長手方
向基準位置ストッパに対向して昇降及び進退可能に設け
られ、前記ワークを前記長手方向基準位置ストッパに当
接させる長手方向クランプ手段とを備えた長手方向位置
決め手段を有し、前記コンベヤ上を搬送される複数種類
の前記ワークを、前記幅方向位置決め手段及び長手方向
位置決め手段で前記加工エリア内の加工に適した位置に
固定し、前記幅方向基準位置ストッパ及び前記長手方向
基準位置ストッパの位置から算出される前記ワークの所
定位置に加工を行う。
プラスチックを含む容器をいう。幅方向位置決め手段
は、それぞれ進退可能な幅方向クランプ手段及び幅方向
基準位置ストッパを有しているので、多品種のワークの
それぞれの重心を実質的に幅方向の中央にすることがで
き、また、これらがそれぞれ独立して動くことにより、
各ワークのそれぞれの加工位置を加工エリアの中央付近
にして固定することもできる。また、幅方向基準位置ス
トッパと長手方向基準位置ストッパの位置を調整して、
幅方向クランプ手段と長手方向クランプ手段の進退距離
を小さくすることもできる。ここで、前記幅方向クラン
プ手段及び長手方向クランプ手段に、それぞれの伸縮ロ
ッドの伸縮量を測定する測長センサを設けることも可能
である。測長センサとしては、例えば、光、磁気等を利
用したリニアセンサやリードスイッチ等を用いることが
できる。ワークを固定した後に伸縮ロッドの伸縮量を測
定し、これから計算されるワークの寸法と、制御装置か
ら得られるワークの品種情報内の寸法データを比較し
て、品種情報と異なったワークが混入していないかどう
かを確認することができる。
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。図1に示すように、本発明の一実
施の形態に係るワークの位置決め方法に使用するワーク
位置決め装置10は、コンベヤの一例であるチェーンコ
ンベヤ11上を搬送される複数種類のワーク12〜14
に所定の加工を行うときに、ワーク12〜14をチェー
ンコンベヤ11上の加工エリア17で停止及び位置決め
する装置である。以下、詳しく説明する。ワーク位置決
め装置10は、ワーク12〜14の流れ方向に直交する
方向(以下、幅方向という)の位置を規定する幅方向位
置決め手段15と、流れ方向(以下、長手方向という)
の位置を規定する長手方向位置決め手段16を有してい
る。
手段15と、長手方向位置決め手段16は、チェーンコ
ンベヤ11の下側に設けた架台22に取付けられてい
る。幅方向位置決め手段15は、図示しないロボットが
穿孔加工を行う加工エリア17の幅方向の一側(図1で
は上側)に設けられ、ワーク12〜14の幅方向に進退
可能な幅方向基準位置ストッパ18と、加工エリア17
の幅方向の他側(図1では下側)に、幅方向基準位置ス
トッパ18に対向して進退可能に設けられ、ワーク12
〜14を前記幅方向基準位置ストッパ18に当接させる
幅方向クランプ手段の一例である幅クランプシリンダ1
9とを備えている。平板状の幅方向基準位置ストッパ1
8は、固定するワーク12〜14の方向を向けて、両側
に側部固定板36、37を備え、また、中央の少し上流
側に挟持されるワーク12〜14が浮き上がらないよう
にする反転防止板38を有している。そして、幅方向基
準位置ストッパ18は、幅方向に伸びる2本のガイドレ
ール35にスライド移動可能に取付けられ、また、2本
のガイドレール35の中央に平行に設けられたスクリュ
ーロッド23に噛合するナット24を介して取付けられ
ている。さらに、スクリューロッド23は、減速機23
aを介してサーボモータ20に連結されている。
は、スクリューロッド23及びナット24からなるボー
ルねじ機構を使用し、図示しない制御装置からの指示に
従って駆動されるサーボモータ20でスクリューロッド
23を回転させて、ナット24と共に幅方向に進退する
ことができる。サーボモータ20と、ボールねじ機構を
使用するので、高い位置精度を得ることができる。な
お、幅方向基準位置ストッパ18の位置は、ロボットが
行う穿孔加工の幅方向の基準位置となる。幅方向基準位
置ストッパ18と、チェーンコンベヤ11を挟んで対向
する位置には、幅方向基準位置ストッパ18と同形状の
幅方向固定板42が設けられている。また、幅方向固定
板42には、幅方向基準位置ストッパ18の側部固定板
36、37と反転防止板38に対向する同形状の側部固
定板39、40と反転防止板41が設けられている。さ
らに、幅方向固定板42は、その下部を幅方向に伸びる
2本のガイドレール43にスライド移動可能に取付け、
幅方向固定板42の幅方向の外側中央部は、幅クランプ
シリンダ19の先部に取付けられている。また、幅クラ
ンプシリンダ19には、伸縮ロッドの一例であるシリン
ダロッド21の伸縮量を測定する測長センサ34が設け
られており、幅方向基準位置ストッパ18の位置と測長
センサ34の示すデータからクランプされたワーク12
〜14の幅を計算して求めることができる。
17に対しワーク12〜14の上流側に設けられ、チェ
ーンコンベヤ11の載置面25より上下に昇降可能であ
ると共に、流れ方向にそれぞれの位置をずらして配置さ
れる複数の長手方向基準位置ストッパ26、27と、加
工エリア17に対しワーク12〜14の下流側に、長手
方向基準位置ストッパ26、27に対向して昇降及び進
退可能に設けられ、ワーク12〜14を長手方向基準位
置ストッパ26、27に当接させる長手方向クランプ手
段の一例である長手クランプシリンダ28とを備えてい
る。長手方向基準位置ストッパ26と、これより下流側
に設けられる長手方向基準位置ストッパ27は、それぞ
れ幅方向に平行に対となって設けられ、図示しない昇降
手段によってそれぞれ1対ずつ昇降可能に設けられてい
る。
伸延し、スライド移動可能に取付けられた4本のガイド
ロッド29が設けられ、ガイドロッド29の上端には、
昇降台30が固定されている。そして、長手クランプシ
リンダ28は、昇降台30の上部に取付けられている。
さらに、架台22には、昇降手段の一例である2台の昇
降シリンダ31が、それぞれの昇降ロッドの先部を昇降
台30の下部に取付けて設けられている。昇降シリンダ
31を作動させることによって、長手クランプシリンダ
28は、チェーンコンベヤ11の載置面25より上に上
昇してワーク12〜14を固定することができ、また、
載置面25より下に下降して、ワーク12〜14が下流
側に流れるときに衝突しないようにすることができる。
さらに、長手クランプシリンダ28には、伸縮ロッドの
一例であるシリンダロッド32の伸縮量を測定する測長
センサ33が設けられている。長手方向基準位置ストッ
パ26、27の位置と測長センサ33の示すデータから
クランプされたワーク12〜14の長さを計算して求め
ることができる。
する。この方法は、前述したワーク位置決め装置10を
使用して、チェーンコンベヤ11上を搬送される複数種
類のワーク12〜14を、幅方向位置決め手段15及び
長手方向位置決め手段16で加工エリア17内の加工に
適した位置に固定し、幅方向基準位置ストッパ18及び
長手方向基準位置ストッパ26、27の位置から算出さ
れるワーク12〜14の所定位置に加工を行う方法であ
る。FRPの板材を図示しない加熱プレス機でプレス成
形によって形成したワーク12〜14は、バリ取りされ
てから倉庫に保管されている。まず、図示しない制御装
置から指定されたワーク12〜14のうちの1つ(例え
ば、ワーク12)をチェーンコンベヤ11に載置し、搬
送する。
きに、長手方向基準位置ストッパ26及び長手クランプ
シリンダ28をチェーンコンベヤ11の載置面25より
上に上昇させる(ワーク13、又はワーク14を固定す
る場合には、長手方向基準位置ストッパ26の替わりに
長手方向基準位置ストッパ27を上昇させる)。そし
て、長手クランプシリンダ28のシリンダロッド32を
伸長させてワーク12を長手方向基準位置ストッパ26
に当接させ、次いでシリンダロッド32を収縮させてワ
ーク12の固定を解除する。続いて、幅方向基準位置ス
トッパ18をワーク12の方向に移動する。移動する位
置は、制御装置から指定されたワーク12の寸法によっ
て定められた位置である(ワーク13、14をセンタ基
準で固定するためには、幅方向基準位置ストッパ18の
端面の位置を図1に示すワーク13、14の側端部4
4、45まで移動する)。
ダロッド21を伸長させてワーク12の幅方向を固定
し、また、シリンダロッド32を再度伸長させ、ワーク
12の長手方向を固定する。このとき、ワーク12が幅
方向基準位置ストッパ18と長手方向基準位置ストッパ
26に接するそれぞれの辺の交点Pは、ロボットが穿孔
加工を行うときの基準点となっている。次に、幅クラン
プシリンダ19及び長手クランプシリンダ28に設けら
れた測長センサ34、33で測定されたそれぞれのシリ
ンダロッド21、32の長さと、幅方向基準位置ストッ
パ18及び長手方向基準位置ストッパ26の位置とから
計算されるワーク12の寸法と、制御装置が指定したワ
ークとを比較する。一致する場合には、次の加工工程へ
進むが、一致しない場合には、ワーク位置決め装置10
は一旦ストップし、図示しないアラーム装置によって警
報が鳴る。その後、作業者が正しいワークの品種を制御
装置に入力してから、次の加工工程に進む。このように
して、ワークの位置決めを行うことができる。
ると、幅方向基準位置ストッパ18及び長手方向基準位
置ストッパ26の位置から算出されるワーク12の所定
位置に対しロボットによる穿孔作業が行われ、穿孔終了
後は、幅クランプシリンダ19及び長手クランプシリン
ダ28を収縮して穿孔の終了したワークを下流に流し、
次のワークが加工エリア17内に入るまで待機する。制
御装置から指定されたワークの品種を、測長センサ3
3、34によって確認するので、誤ワーク混入によって
間違った位置に穿孔を行うことがなくなり、作業効率を
よくすることができる。本実施の形態では、ワーク12
〜14をセンタ基準で固定する場合について説明してい
るが、幅方向基準位置ストッパ18の位置の変更と、長
手方向基準位置ストッパ26、27の切替えがそれぞれ
可能となっているので、穿孔位置を加工エリアの中央付
近にしてワーク12〜14を固定し、ロボットの可動エ
リアを広くして、作業を容易にすることも可能である。
以上、本発明に係る実施の形態について説明してきた
が、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではな
く、例えば、幅方向基準位置ストッパ18と幅クランプ
シリンダ19の位置は逆にしてもよく、また、長手方向
基準位置ストッパ26、27と長手クランプシリンダ2
8の位置も逆にしても同様に作業を行うことができる。
方法においては、幅方向位置決め手段が、それぞれ進退
可能な幅方向クランプ手段及び幅方向基準位置ストッパ
を有しているので、多品種のワークのそれぞれの重心を
実質的にコンベヤの幅方向の中央にすることができ、ワ
ークの脱落を防止することができる。また、これらがそ
れぞれ独立して動くことにより、各ワークのそれぞれの
加工位置を加工エリアの中央付近にして固定することも
でき、加工エリアを有効に利用することができる。さら
に、幅方向基準位置ストッパと長手方向基準位置ストッ
パの位置を調整して、幅方向クランプ手段と長手方向ク
ランプ手段の進退距離を小さくすることもできるので、
ストロークの異なる幅方向クランプ手段と長手方向クラ
ンプ手段を複数用意する必要がなくなり、これらを共有
して部品数を減らすことができる。特に、請求項2記載
のワークの位置決め方法においては、測長センサを設け
ているので、簡単な構成で、信頼性の高い誤ワーク検知
を行うことができる。
方法に使用するワーク位置決め装置の説明図である。
る。
(コンベヤ)、12〜14:ワーク、15:幅方向位置
決め手段、16:長手方向位置決め手段、17:加工エ
リア、18:幅方向基準位置ストッパ、19:幅クラン
プシリンダ(幅方向クランプ手段)、20:サーボモー
タ、21:シリンダロッド(伸縮ロッド)、22:架
台、23:スクリューロッド、23a:減速機、24:
ナット、25:載置面、26、27:長手方向基準位置
ストッパ、28:長手クランプシリンダ(長手方向クラ
ンプ手段)、29:ガイドロッド、30:昇降台、3
1:昇降シリンダ、32:シリンダロッド(伸縮ロッ
ド)、33、34:測長センサ、35:ガイドレール、
36、37:側部固定板、38:反転防止板、39、4
0:側部固定板、41:反転防止板、42:幅方向固定
板:43:ガイドレール、44、45:側端部
Claims (2)
- 【請求項1】 コンベヤ上を搬送される複数種類のワー
クを前記コンベヤ上の加工エリアで停止及び位置決めし
て所定の加工を行うワークの位置決め方法において、前
記加工エリアの幅方向の一側に設けられ、前記ワークの
幅方向に進退可能な幅方向基準位置ストッパと、前記加
工エリアの幅方向の他側に、前記幅方向基準位置ストッ
パに対向して進退可能に設けられ、前記ワークを前記幅
方向基準位置ストッパに当接させる幅方向クランプ手段
とを備えた幅方向位置決め手段と、前記加工エリアに対
し前記ワークの流れ方向の一方側に設けられ、前記コン
ベヤの載置面より上下に昇降可能であると共に、流れ方
向にそれぞれの位置をずらして配置される複数の長手方
向基準位置ストッパと、前記加工エリアに対し前記ワー
クの流れ方向の他方側に、前記長手方向基準位置ストッ
パに対向して昇降及び進退可能に設けられ、前記ワーク
を前記長手方向基準位置ストッパに当接させる長手方向
クランプ手段とを備えた長手方向位置決め手段を有し、
前記コンベヤ上を搬送される複数種類の前記ワークを、
前記幅方向位置決め手段及び長手方向位置決め手段で前
記加工エリア内の加工に適した位置に固定し、前記幅方
向基準位置ストッパ及び前記長手方向基準位置ストッパ
の位置から算出される前記ワークの所定位置に加工を行
うことを特徴とするワークの位置決め方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のワークの位置決め方法に
おいて、前記幅方向クランプ手段及び長手方向クランプ
手段には、それぞれの伸縮ロッドの伸縮量を測定する測
長センサが設けられたことを特徴とするワークの位置決
め方法。
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