JP2001103577A - 遠隔制御装置 - Google Patents

遠隔制御装置

Info

Publication number
JP2001103577A
JP2001103577A JP27406399A JP27406399A JP2001103577A JP 2001103577 A JP2001103577 A JP 2001103577A JP 27406399 A JP27406399 A JP 27406399A JP 27406399 A JP27406399 A JP 27406399A JP 2001103577 A JP2001103577 A JP 2001103577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
wireless
controlled device
controlled
body information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27406399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Seki
尚志 関
Yuji Ikezu
有治 池津
Hirotaka Sarashina
広貴 更科
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Home Technology Corp filed Critical Toshiba Home Technology Corp
Priority to JP27406399A priority Critical patent/JP2001103577A/ja
Publication of JP2001103577A publication Critical patent/JP2001103577A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被制御機器への制御情報のみならず、被制御
機器自体の状況を表わす本体情報を、ユーザーに見やす
く共通に表示させる。 【解決手段】 被制御機器1から送り出される本体情報
信号は、ワイヤレス双方向リモコン2を経由して、キー
入力手段24の操作信号とともにインターフェース装置3
に送り出される。これにより、被制御機器1の状況とワ
イヤレス双方向リモコン2の操作内容が画像表示装置36
にて画像表示される。画像表示装置36を利用して、被制
御機器1への制御情報のみならず、被制御機器1自体の
状況を表わす本体情報も同時に確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤレス送信器
を利用して被制御機器を遠隔制御する遠隔制御装置に関
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、ワイヤレス送信
器により被制御機器を遠隔制御するこの種の遠隔制御装
置は、ワイヤレス送信器から被制御機器に対する制御情
報をユーザーに知らせるために、ワイヤレス送信器の表
面に設けた例えば液晶表示器などの表示手段を利用し
て、各種の制御情報を表示するようにしている。
【0003】しかし、このような表示手段を用いた表示
は、情報量に自ずと制限を受けるため、ユーザーが表示
内容を理解しずらいという問題があり、表示を見ながら
キー入力によるきめ細かな制御を行なえない欠点を有し
ていた。
【0004】本発明は上記問題点を解決しようとするも
のであり、被制御機器への制御情報のみならず、被制御
機器自体の状況を表わす本体情報を、ユーザーに見やす
く共通に表示させることのできる遠隔制御装置を提供す
ることをその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の遠隔
制御装置によれば、ワイヤレス送受信器を構成する第2
の制御手段は、キー入力手段の操作信号のみならず、被
制御機器からのワイヤレス信号により得た本体情報信号
を第2の送信手段に送り出し、この操作信号と本体情報
信号を含むワイヤレス信号を第2の送信手段から送信す
る。インターフェース装置を構成する第3の受信手段が
ワイヤレス送受信器からのワイヤレス信号を受信する
と、ビデオ信号出力手段にて被制御機器の状況とワイヤ
レス送受信器の操作内容を表わす表示信号が出力され、
これが画像表示装置にて画像表示される。つまり、被制
御機器から送り出される本体情報信号が、ワイヤレス送
受信器を経由してキー入力手段の操作信号とともにイン
ターフェース装置に送り出され、画像表示装置により被
制御機器の状況とワイヤレス送受信器の操作内容が画像
表示される。
【0006】したがって、インターフェース装置に接続
した画像表示装置を利用して、ワイヤレス送受信器の操
作内容である被制御機器への制御情報のみならず、被制
御機器自体の状況を表わす本体情報も同時に確認できる
ので、従来のように限られたスペースに設けられたワイ
ヤレス送信器の表示手段とは異なり、これらの情報を画
像表示装置を通して見やすく共通に表示させることが可
能となる。
【0007】本発明の請求項2の遠隔制御装置によれ
ば、被制御機器からの本体情報信号のワイヤレス信号が
一定時間間隔毎に送信されるので、ワイヤレス送受信器
は常に更新された本体情報信号を操作信号とともにイン
ターフェース装置に送り出すことができ、比較的最新の
被制御機器の状況を画像表示装置にて確認することが可
能となる。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明における遠隔制御装置
の一実施例について、添付図面を参照しながら説明す
る。なお、本実施例における遠隔制御装置の被制御機器
は冷暖房および除湿機能を有するエアコン(空気調和
機)である。
【0009】図1は、遠隔制御装置の全体構成を示した
ブロック図である。同図において、1は被制御機器、2
はこの被制御機器1を遠隔制御する移動可能なワイヤレ
ス双方向リモコンである。ワイヤレス双方向リモコン2
は、被制御機器1および後述するインターフェース装置
3との無線伝送による送受信機能を備えたワイヤレス送
受信器に相当するものである。
【0010】被制御機器1は、ワイヤレス双方向リモコ
ン2から送られる制御情報や、内蔵するタイマ(図示せ
ず)の時間情報などに基づいて、所望の設定条件(温度
や湿度)や設定時間で冷暖房または除湿の各運転が行な
われるように、被制御機器1の動作を制御する第1の制
御手段としてのCPU11が設けられている。またこの被
制御機器1は、CPU11の他に、第1の受信手段として
の受信手段12と、第1の送信手段としての送信手段13を
各々備えている。被制御機器1の受信手段12は、ワイヤ
レス双方向リモコン2の送信手段23から送り出されるワ
イヤレス信号を受信し、この中に含まれる被制御機器1
の制御情報すなわちキー入力手段24の操作信号を電気信
号に変換するものである。前記CPU11は、受信手段12
で変換した電気信号に基づき被制御機器1を制御すると
ともに、このときの被制御機器1がどのような状況であ
るかを表わす本体情報信号を、後段の送信手段13に出力
する。被制御機器1の送信手段13は、CPU11からの本
体情報信号をワイヤレス信号に変換して、ワイヤレス双
方向リモコン2の受信手段22に送信するものである。図
1に示すように、送信手段13から無線で伝送されるワイ
ヤレス信号には、被制御機器1の本体情報信号が含まれ
ている。
【0011】ワイヤレス双方向リモコン2は、被制御機
器1の送信手段13から送られたワイヤレス信号(本体情
報信号)を受信し、これを電気信号に変換する第2の受
信手段としての受信手段22と、手動操作により被制御機
器1の動作を設定するためのキー入力手段24と、受信手
段22からの電気信号を被制御機器1の本体情報信号に再
変換するとともに、キー入力手段24の入力信号を操作信
号に変換して、これらの本体情報信号と操作信号を後段
の送信手段23に出力する第2の制御手段としてのCPU
21と、CPU21からの本体情報信号と操作信号をワイヤ
レス信号に変換する第2の送信手段としての送信手段23
とを備えている。この操作信号と本体情報信号を含むワ
イヤレス信号は、被制御機器1の受信手段12のみなら
ず、後述するインターフェース装置3の受信手段32に送
り出される。
【0012】インターフェース装置3は、ワイヤレス双
方向リモコン2の送信手段23から送り出されたワイヤレ
ス信号を受信して、これに含まれる被制御機器1の本体
情報信号とキー入力手段24の操作信号を共に電気信号に
変換する第3の受信手段としての受信手段32と、受信手
段32で変換した電気信号に基づき、被制御機器1の本体
情報信号から被制御機器1の状況を表わすとともに、キ
ー入力手段24の操作信号からワイヤレス双方向リモコン
2の操作内容を表わすビデオ表示信号を出力するビデオ
信号出力手段としてのビデオ回路35とを備えている。そ
して、ビデオ回路35からのビデオ表示信号が画像表示装
置36に送り出されることにより、画像表示装置36が被制
御機器1の状況やワイヤレス双方向リモコン2の操作内
容を共通する表示部(図示せず)に表示するようになっ
ている。なお、本実施例では画像表示装置36としてテレ
ビ受像機を用いているが、インターフェース装置として
パーソナルコンピュータの本体を利用し、このパーソナ
ルコンピュータの本体を介して、画像表示装置36として
付属するモニター装置(CRT)に表示を行なわせるよ
うにしてもよい。
【0013】次に、ワイヤレス双方向リモコン2の外観
構成を図2に基づいて説明する。同図において、41はワ
イヤレス双方向リモコン2の外郭をなす小形偏平状のケ
ースで、このケース41の表面には、被制御機器1の電源
をオンまたはオフする電源オン・オフ設定用スイッチ
や、室内温度を設定するための室内温度設定用スイッチ
や、予め設定した時刻に被制御機器1の運転を開始また
は終了するためのタイマー設定用スイッチなどの複数の
操作スイッチ42が、前記キー入力手段24として設けられ
ている。また、同じくケース41の表面に位置して、操作
スイッチ42の上方には、各操作スイッチ42の設定状況な
どを表示する表示手段としての液晶表示部43が設けられ
ている。そして、ケース41の側面には前記操作スイッチ
42とは別の誤動作防止用スイッチ44が設けられるととも
に、ケース1の上端部からワイヤレス信号に相当する送
信用の赤外光を出射する送信部45が、送信手段23の一部
として設けられている。なお、本実施例における誤動作
防止スイッチ44はスライドスイッチであるが、これ以外
のスイッチでもよい。
【0014】図3は、ワイヤレス双方向リモコン2内に
収容される電気回路の構成を示したものである。同図に
おいて、46はCPU21を駆動するための電源(電池)で
あって、これはケース41の裏面より交換可能に設けられ
る。また、CPU21と液晶表示部との間には、液晶表示
部43を駆動するのに必要な電力を供給する駆動回路47が
設けられる。前記送信手段23は、発光ダイオードからな
る送信部45の他に、この送信部45を駆動するための駆動
回路48により構成される。また、前記受信手段22は、被
制御機器1の送信手段13から送り出される赤外光(ワイ
ヤレス信号)を受光する例えばフォトトランジスタなど
からなる受信部49と、この受信部49の信号を本体情報信
号たるデジタル信号に変換する信号変換回路50とにより
構成される。
【0015】ここで、ワイヤレス双方向リモコン2の内
部構成を図4〜図6に基づき説明すると、図4および図
5において、51はケース41の内部に収納配置されるプリ
ント基板であり、このプリント基板51の上面すなわち部
品実装面には、CPU21に相当するマイクロコンピュー
タ(以下、マイコンという)52と、マイコン52を動作さ
せるための発振源となる水晶振動子53が互いに近接して
半田付け固定される。また、マイコン52および水晶振動
子53の上部には、板状の前記液晶表示部43が設けられ、
この液晶表示部43の位置決めとなる凹部54が、液晶表示
部43の上面すなわち表示面に臨んで形成される。液晶表
示部43の一側には複数の印刷電極55が並設される一方、
この印刷電極55に対向して、プリント基板51の部品実装
面上にもマイコン52に接続する複数の印刷電極56が並設
されており、双方の印刷電極55,56間に連結部としての
ゼブラコネクタ57を挟み込むことによって、液晶表示器
43とプリント基板51との電気的接続が図られる。
【0016】図6に示すように、前記ゼブラコネクタ57
は各印刷電極55,56との密着性を高めるために、シリコ
ンゴムなどの弾性体により構成され、一対の外側絶縁部
58,58間に、絶縁部59と導電部60を交互に配置した中間
部61を介在させた構造を有している。そして、液晶表示
器43とプリント基板51との間にゼブラコネクタ57を挟み
込むと、対向する印刷電極55,56が個々の導電部60に押
圧状態で接触するようになっている。
【0017】再度図4および図5に戻ると、63はマイコ
ン52を囲んで水晶振動子53を固定するように配置された
クッション部材としてのスポンジである。スポンジ63
は、ゼブラコネクタ57のない部分の水晶振動子53や液晶
表示器43を支えるものであり、ゼブラコネクタ57に不要
な力が加わらないように、ゼブラコネクタ57と接触しな
い位置に設けられている。スポンジ63の上部には液晶表
示器43が設けられており、この液晶表示器43を上方から
押さえ込むようにして、ケース41が設けられている。
【0018】そして組立に際しては、印刷電極56を覆う
ようにして、ゼブラコネクタ57をプリント基板51上に載
せるとともに、水晶振動子53を覆いつつマイコン52やゼ
ブラコネクタ57と接触しないように、スポンジ63をプリ
ント基板51上に載せる。そして、ゼブラコネクタ57の上
面に印刷電極55が接触するように、このゼブラコネクタ
57およびスポンジ63の上部に液晶表示器43を載置する。
この後、ケース41に形成した凹部54に液晶表示器43が嵌
まり込むように、ケース41を上方から押し付けると、図
示しないケース41の下部材との固定が図られると同時
に、ケース41とスポンジ63との間に液晶表示器43が固定
され、かつスポンジ63とプリント基板51との間に水晶振
動子53が固定される。なお、プラスチック製のケース41
は若干の弾性があり、外力により押されて変形するが、
弾性に富むスポンジ63により吸収されて、液晶表示器43
や水晶振動子53に無理な力は加わらなくなる。また、マ
イコン52にスポンジ63を接触させない理由は、プリント
基板51にケース41を取付ける際に、スポンジ63が大きく
圧縮して作業性が低下するのを避けるためである。
【0019】次に、上記構成につきその作用を説明す
る。まず、誤動作防止用スイッチ44による機能を、図7
のフローチャートに基づき説明すると、ステップS1に
おいて、CPU21は誤動作防止用スイッチ44の状況を監
視し、誤動作防止用スイッチ44がオフであれば、次のス
テップS2にて操作スイッチ42の操作を受け付ける。そ
して、何等かの操作スイッチ42がオンすれば、駆動回路
48を動作して操作スイッチ42に対応した信号を送信部45
から外部に送り出す(ステップS3)。一方、前記ステ
ップS1において、誤動作防止用スイッチ44がオンの場
合には、CPU21は全ての操作スイッチ42の操作を受け
付けず、誤動作防止用スイッチ44がオンになるまでこの
状態を維持する。したがって、誤動作防止用スイッチ44
がオフになっていれば、ワイヤレス双方向リモコン2が
床などに落下したり、小さな子供が誤って操作スイッチ
42を操作したり、床などに放置したワイヤレス双方向リ
モコン2を誤って踏んでしまった場合でも、送信部45か
ら被制御機器1にワイヤレス信号が送り出され、被制御
機器1が意図しない動作を行なうことを確実に防止でき
る。
【0020】誤動作防止用スイッチ44がオフの場合にお
いて、被制御機器1の動作を設定するために、例えば設
定温度を上げる操作をキー入力手段24より行なうと、キ
ー入力手段24からの操作信号をCPU21が受け付けて操
作信号に変換する。この操作信号は、受信手段22からの
電気信号に基づく本体情報信号とともに送信手段23に出
力され、ここでワイヤレス信号に変換して外部に送信さ
れる。送信手段23からのワイヤレス信号を受信した被制
御機器1の受信手段12は、ワイヤレス信号に含まれる操
作信号を電気信号に変換してCPU11に出力する。これ
によりCPU11は、それまでよりも設定温度を上げた運
転制御を行なうと同時に、自身がどのような運転状況で
あるのかを表わす本体情報信号を、送信手段13を介して
ワイヤレス信号として送り出す。
【0021】この送信手段13からのワイヤレス信号をワ
イヤレス双方向リモコン2の受信手段22が受信すると、
受信手段22はこれを電気信号に変換してCPU21に出力
する。CPU21は、受信手段22からの電気信号に基づ
き、それまで記憶していた本体情報信号を更新する。そ
して、次にキー入力手段24の操作を行なうと、このキー
入力手段24の操作に基づく操作信号とともに、更新した
本体情報信号を送信手段23からワイヤレス信号として送
り出す。送信手段23からのワイヤレス信号を受信したイ
ンターフェース装置3の受信手段32は、このワイヤレス
信号に含まれる操作信号と本体情報信号を共に電気信号
に変換し、ビデオ回路35に出力する。ビデオ回路35は被
制御機器1の本体情報信号から被制御機器1の状況を表
わすとともに、キー入力手段24の操作信号からワイヤレ
ス双方向リモコン2の操作内容を表わすビデオ表示信号
を画像表示装置36に出力し、これによって画像表示装置
36から被制御機器1の状況とワイヤレス双方向リモコン
2の操作内容が表示される。
【0022】なお、上記実施例では、キー入力手段24を
操作したときにだけ、ワイヤレス双方向リモコン2から
の操作信号を受けて、被制御機器1の本体情報信号が更
新されるようになっているが、キー入力手段24の操作と
は無関係に、被制御機器1の送信手段13からワイヤレス
双方向リモコン2の受信手段22に対し、予め決められた
時間間隔でワイヤレス信号を送信し、ワイヤレス双方向
リモコン2にて本体情報信号を随時更新してもよい。こ
のようにすると、送信手段23からワイヤレス信号を送る
毎に、所定時間毎に更新された本体情報信号が操作信号
とともにインターフェース装置3の受信手段32に送ら
れ、画像表示装置36にてその内容を確認することが可能
となる。さらに、送信手段13からの本体情報信号を直接
インターフェース装置3の受信手段32で受信して、これ
に基づく被制御機器1の状況を画像表示装置36で表示さ
せてもよい。こうすれば、長時間キー入力手段24の操作
がない場合でも、所定時間毎に本体情報信号が受信手段
32に送り出され、画像表示装置36にて被制御機器1に関
わる最新状況を表示することができる。なお、ここでの
時間間隔は、被制御機器1が本実施例のようなエアコン
の場合、10分または30分に設定する。その理由は、
エアコンの場合、運転状況が秒単位で変わることは殆ど
ないからで、10分または30分に時間間隔を設定すれ
ば、必要以上に本体情報信号を送信することなく、画像
表示装置36にて被制御機器1の状況を的確に把握するこ
とができる。
【0023】以上のように、本実施例では、被制御機器
1,ワイヤレス送受信器としてのワイヤレス双方向リモ
コン2,インターフェース装置3および画像表示装置36
により構成され、被制御機器1は、ワイヤレス双方向リ
モコン2からの操作信号を受信し電気信号に変換する第
1の受信手段としての受信手段12と、受信手段12で変換
した電気信号に基づき被制御機器1を制御するととも
に、この被制御機器1の状況を表わす本体情報信号を出
力する第1の制御手段としてのCPU11と、CPU11か
らの本体情報信号をワイヤレス信号に変換して送信する
第1の送信手段としての送信手段13とからなり、ワイヤ
レス双方向リモコン2は、被制御機器1からのワイヤレ
ス信号を受信し電気信号に変換する第2の受信手段とし
ての受信手段22と、被制御機器1の動作を設定するキー
入力手段24と、受信手段22で変換した電気信号とキー入
力手段24の入力信号から、被制御機器1の本体情報信号
とキー入力手段24の操作信号を出力する第2の制御手段
としてのCPU21と、CPU21の本体情報信号と操作信
号をワイヤレス信号に変換する第2の送信手段としての
送信手段23とからなり、インターフェース装置3は、ワ
イヤレス双方向リモコン2からのワイヤレス信号を受信
し電気信号に変換する第3の受信手段としての受信手段
32と、受信手段32で変換した電気信号に基づき被制御機
器1の状況とワイヤレス双方向リモコン2の操作内容を
表わす表示信号を出力するビデオ信号出力手段としての
ビデオ回路35とからなり、このビデオ回路35からの表示
信号により、被制御機器1の状況とワイヤレス双方向リ
モコン2の操作内容を画像表示するように画像表示装置
36を構成している。
【0024】このようにすると、ワイヤレス双方向リモ
コン2を構成するCPU21は、キー入力手段24の操作信
号のみならず、被制御機器1からのワイヤレス信号によ
り得た本体情報信号を送信手段23に送り出し、この操作
信号と本体情報信号を含むワイヤレス信号を送信手段23
から送信する。インターフェース装置3を構成する受信
手段32がワイヤレス双方向リモコン2からのワイヤレス
信号を受信すると、ビデオ回路35にて被制御機器1の状
況とワイヤレス双方向リモコン2の操作内容を表わす表
示信号が出力され、これが画像表示装置36にて画像表示
される。つまり、被制御機器1から送り出される本体情
報信号が、ワイヤレス双方向リモコン2を経由してキー
入力手段24の操作信号とともにインターフェース装置3
に送り出され、画像表示装置36により被制御機器1の状
況とワイヤレス双方向リモコン2の操作内容が画像表示
される。
【0025】したがって、インターフェース装置3に接
続した画像表示装置36を利用して、ワイヤレス双方向リ
モコン2の操作内容である被制御機器1への制御情報の
みならず、被制御機器1自体の状況を表わす本体情報も
同時に確認できるので、従来のように限られたスペース
に設けられたワイヤレス送信器の表示手段とは異なり、
これらの情報を画像表示装置36を通して見やすく共通に
表示させることが可能となる。
【0026】また、本実施例のように、被制御機器1の
送信手段13から予め決められた時間間隔でワイヤレス信
号を送信するように構成すれば、被制御機器1からの本
体情報信号のワイヤレス信号が一定時間間隔毎に送信さ
れるので、ワイヤレス双方向リモコン2は常に更新され
た本体情報信号を操作信号とともにインターフェース装
置3に送り出すことができ、比較的最新の被制御機器1
の状況を画像表示装置にて確認することが可能となる。
【0027】ところで、従来のワイヤレスリモコンは、
どのような場合においてもキー操作を行なえば被制御機
器側に所望の信号を送信できるという利点がある反面、
ワイヤレスリモコンが床などに落下したり、小さな子供
が誤ってキー操作を行なったり、床などに放置したワイ
ヤレスリモコンを誤って踏んでしまった場合でも、被制
御機器に信号が送り出され、被制御機器が意図しない動
作を行なう不満があった。
【0028】そこで、本実施例ではこうした点を考慮し
て、操作スイッチ42の操作により送信部45から被制御機
器1にワイヤレス信号を送信するワイヤレスリモコンた
るワイヤレス双方向リモコン2において、誤動作防止用
スイッチ44がオンの場合には、送信部45からの送信を行
わないように構成している。このようにすれば、誤動作
防止用スイッチ44がオンである限り、送信部45から被制
御機器1にワイヤレス信号が送り出され、被制御機器1
が意図しない動作を行なうことを確実に防止できる。
【0029】また、従来のワイヤレスリモコンでは、振
動や落下などの外的要因による破壊から水晶振動子を保
護するために、プリント基板上に半田付け実装した水晶
振動子をシリコーンゴムなどで固定していた。しかし、
このようなものでは、プリント基板の組立作業時に、シ
リコーンゴムを乾燥させなければならず、シリコーンゴ
ムを乾燥させるまでに時間がかかって、その間製造組立
ラインが中断したり、次の作業ができないなどの不都合
があった。また、乾燥の途中でシリコーンゴムに触れた
りすると、手に付いたシリコーンゴムが他のスイッチ接
点に付着して、接点の接触不良を引き起こす場合もあっ
た。
【0030】このような問題点を考慮して、本実施例で
は、外郭をなすプラスチック製のケース41と、ケース41
の内部にあるプリント基板51と、ケース41の上方からプ
リント基板51側に押し付けるようにして取付けられる板
状の液晶表示器43と、プリント基板51と液晶表示器43と
の間に介在するクッション部材としてのスポンジ63とを
備え、プリント基板51に半田付け実装された水晶振動子
53を覆うようにスポンジ63を設けている。
【0031】このようにすると、スポンジ63は単に液晶
表示器43をケース41内の所定の位置に固定するだけでな
く、水晶振動子53を上方から押し付けて固定する機能も
兼用する。したがって、従来のようなシリコーンゴムに
よる固定を廃止することができ、製造上の不都合を一掃
して安価なワイヤレスリモコンを提供することが可能と
なる。
【0032】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、遠
隔制御装置として適用される被制御機器はエアコンに限
らず加湿器などでもよく、要は無線による送信および受
信機能を備えたワイヤレス送受信器により制御されるあ
らゆる被制御機器に適用される。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1の遠隔制御装置によれ
ば、被制御機器への制御情報のみならず、被制御機器自
体の状況を表わす本体情報を、ユーザーに見やすく共通
に表示させることができる。
【0034】本発明の請求項2の遠隔制御装置によれ
ば、被制御機器から一定時間間隔毎に送信されるワイヤ
レス信号により、比較的最新の被制御機器の状況を画像
表示装置にて確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す遠隔制御装置の全体構
成を表したブロック図である。
【図2】同上ワイヤレス双方向リモコンの全体斜視図で
ある。
【図3】同上ワイヤレス双方向リモコンの電気回路図で
ある。
【図4】同上ワイヤレス双方向リモコンの要部を分解し
た概略説明図である。
【図5】同上ワイヤレス双方向リモコンの要部正面図で
ある。
【図6】同上ゼブラコネクタの一部拡大斜視図である。
【図7】同上誤動作防止用スイッチの機能を説明するフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 被制御機器 2 ワイヤレス双方向リモコン(ワイヤレス送受信器) 3 インターフェース装置 11 CPU(第1の制御手段) 12 受信手段(第1の受信手段) 13 送信手段(第1の送信手段) 21 CPU(第2の制御手段) 22 受信手段(第2の受信手段) 23 送信手段(第2の送信手段) 24 キー入力手段 32 受信手段(第3の受信手段) 35 ビデオ回路(ビデオ信号出力手段) 36 画像表示装置
フロントページの続き (72)発明者 更科 広貴 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 Fターム(参考) 5K048 AA04 BA08 DB04 EB02 EB06 EB12 FB05 HA04 HA06 HA23

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御機器,ワイヤレス送受信器,イン
    ターフェース装置および画像表示装置により構成され、
    前記被制御機器は、前記ワイヤレス送受信器からの操作
    信号を受信し電気信号に変換する第1の受信手段と、前
    記第1の受信手段で変換した電気信号に基づき該被制御
    機器を制御するとともに、この被制御機器の状況を表わ
    す本体情報信号を出力する第1の制御手段と、前記第1
    の制御手段からの本体情報信号をワイヤレス信号に変換
    して送信する第1の送信手段とからなり、前記ワイヤレ
    ス送受信器は、前記被制御機器からのワイヤレス信号を
    受信し電気信号に変換する第2の受信手段と、前記被制
    御機器の動作を設定するキー入力手段と、前記第2の受
    信手段で変換した電気信号と前記キー入力手段の入力信
    号から、前記被制御機器の本体情報信号と前記キー入力
    手段の操作信号を出力する第2の制御手段と、前記第2
    の制御手段からの本体情報信号と操作信号をワイヤレス
    信号に変換する第2の送信手段とからなり、前記インタ
    ーフェース装置は、前記ワイヤレス送受信器からのワイ
    ヤレス信号を受信し電気信号に変換する第3の受信手段
    と、前記第3の受信手段で変換した電気信号に基づき前
    記被制御機器の状況と前記ワイヤレス送受信器の操作内
    容を表わす表示信号を出力するビデオ信号出力手段とか
    らなり、前記画像表示装置は、前記ビデオ信号出力手段
    からの表示信号により前記被制御機器の状況と前記ワイ
    ヤレス送受信器の操作内容を画像表示するものであるこ
    とを特徴とする遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】 前記被制御機器の第1の送信手段から予
    め決められた時間間隔でワイヤレス信号を送信するよう
    に構成したことを特徴とする請求項1記載の遠隔制御装
    置。
JP27406399A 1999-09-28 1999-09-28 遠隔制御装置 Pending JP2001103577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27406399A JP2001103577A (ja) 1999-09-28 1999-09-28 遠隔制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27406399A JP2001103577A (ja) 1999-09-28 1999-09-28 遠隔制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001103577A true JP2001103577A (ja) 2001-04-13

Family

ID=17536461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27406399A Pending JP2001103577A (ja) 1999-09-28 1999-09-28 遠隔制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001103577A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090491A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ
JP2011071654A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Nippon Seiki Co Ltd リモコン装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090491A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ
JP2011071654A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Nippon Seiki Co Ltd リモコン装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11818415B2 (en) Remote controller for setting mode according to state of broadcast receiving apparatus
KR100221890B1 (ko) 원격지령기
US7201310B2 (en) Setting apparatus for remote monitoring and controlling system
US6785580B2 (en) Control apparatus for portable computer
JP2001103577A (ja) 遠隔制御装置
JP2004281318A (ja) リモコン送信機
JP2983933B2 (ja) リモコン
JPH10207605A (ja) 入力装置
JPH09130879A (ja) 電子機器のリモコン
JP2018074332A (ja) 遠隔操作装置
CN114543285B (zh) 遥控器及控制方法和空调系统
JP6750413B2 (ja) 遠隔操作装置
JP2848490B2 (ja) ビデオカメラ
JPH10133788A (ja) 電源制御機能付き無線型情報入力装置
KR100218895B1 (ko) 다기능 리모콘의 전자기기 제어방법
JPH0648941Y2 (ja) 電動回転式キヤビネツト
JPH08161241A (ja) ワイヤレス入力装置
CN212208534U (zh) 一种带有接收装置的防丢遥控器
JPS6123498A (ja) 空気調和機の遠隔操作装置
CN218606030U (zh) 智能水杯
CN221181013U (zh) 一种理疗装置控制器及理疗装置
JPH11312441A (ja) リモコン装置
JP2004356675A (ja) 遠隔操作装置
KR100195117B1 (ko) 리모트 콘트롤러
JP2577816Y2 (ja) 無線送信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050307