JP2004356675A - 遠隔操作装置 - Google Patents
遠隔操作装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004356675A JP2004356675A JP2003148463A JP2003148463A JP2004356675A JP 2004356675 A JP2004356675 A JP 2004356675A JP 2003148463 A JP2003148463 A JP 2003148463A JP 2003148463 A JP2003148463 A JP 2003148463A JP 2004356675 A JP2004356675 A JP 2004356675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- unit
- transmission device
- transmission information
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
【課題】操作者に対して違和感を与えるのを防止することが可能な遠隔操作装置を提供する。
【解決手段】複数の第1の操作スイッチ252と、第1の表示部261と、第1の操作スイッチ252の操作に応じて第1の表示部261の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第1の送信情報として空気調和機1に送信する制御部D3とを有する第1の送信装置2と、第2の操作スイッチ351と、第2の表示部363と、第2の操作スイッチ351の操作に応じて第2の表示部363の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第2の送信情報として第1の送信装置2に送信する制御手段F2とを有する第2の送信装置3とを備え、第1の送信装置2が前記第2の送信情報を受信する受信部D2を有し、制御部D3は、前記第2の送信情報を受信すると、その送信情報に基づいて第1の表示部261の表示内容を更新する。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の第1の操作スイッチ252と、第1の表示部261と、第1の操作スイッチ252の操作に応じて第1の表示部261の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第1の送信情報として空気調和機1に送信する制御部D3とを有する第1の送信装置2と、第2の操作スイッチ351と、第2の表示部363と、第2の操作スイッチ351の操作に応じて第2の表示部363の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第2の送信情報として第1の送信装置2に送信する制御手段F2とを有する第2の送信装置3とを備え、第1の送信装置2が前記第2の送信情報を受信する受信部D2を有し、制御部D3は、前記第2の送信情報を受信すると、その送信情報に基づいて第1の表示部261の表示内容を更新する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも2つの送信装置を備え、これら各送信装置を用いて対象機器に制御信号を送信する遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のリモートコントローラである送信装置は空気調和機等の制御機器(対象機器)の制御に使用されるものであり、略箱型形状からなるケース体と、このケース体内に組み込まれる液晶パネル、弾性部材や回路基板等の内機部品と、ケース体の前面に貼り付けられる表示パネルとから主に構成されている。
【0003】
この場合、ケース体は液晶パネルの前面を露出する窓部と、弾性部材に一体形成され送信装置の操作スイッチとなる複数の押釦部が貫通する複数の貫通孔とを備えている。一方、表示パネルにはケース体の窓部を介して液晶パネルを臨ませてなる透明の表示窓部と、ケース体の各貫通孔に対応した複数の孔部とが形成され、これら各孔部の近傍に意匠表示部が設けられている。意匠表示部は、例えば運転/停止,運転切換,温度設定,風向,風速,ランドリー,スイング,タイマー,リセット等の文字からなり、表示パネルの母材となる透明基板上に印刷形成されている。なお、液晶パネルにはそのときの運転モードを知らせる液晶表示部が形成されている。
【0004】
そして、送信装置の組み付け後には各押釦部が表示パネルの外部に露出するため、この外部に露出した各押釦部の露出部箇所は操作者による指先の押圧によって操作可能となり、操作者が各意匠表示部に対応する所定の押釦部(露出部)箇所を押圧操作することで液晶パネルの表示内容が所定の状態に切り替わると同時に、空気調和機の運転モード切換,風速,風向,温度等の設定データである空調管理データに応じた制御信号を空気調和機の本体側に設けられる制御装置に出力するものである。また、この出力信号は送信装置の回路基板に搭載された赤外線発光ダイオードから発信されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、かかる特許文献1に記載の送信装置に対して、使用頻度の高い押釦部並びにこの押釦部に対応する意匠表示部のみを設けた簡易型送信装置が知られており、この場合、簡易型送信装置に搭載されない押釦部並びに押釦部に対応する意匠表示部、すなわち使用頻度の低い押釦部及び意匠表示部は制御機器の本体側に設けられ、簡易型送信装置に搭載された押釦部の押圧操作によって制御機器を制御するための制御信号が制御機器の本体側に設けられる制御装置に出力されるものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−182178号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2001−124408号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の送信装置、並びに特許文献2に記載の簡易型送信装置の場合、送信装置または簡易型送信装置に設けられた押釦部の押圧操作によって制御機器を制御するための制御信号が制御機器の本体側に設けられる制御装置に出力されるものである。また、特許文献1に記載の送信装置には、例えば風向や風速といった補助的な押釦部が複数種搭載されているため、各押釦部の操作が複雑となるだけでなく、補助的な複数の押釦部を搭載することで補助的な複数の押釦部の配置スペースが別途必要となるため、この配置スペースの確保に応じて液晶パネルのサイズが小型化され、これにより液晶パネルの液晶表示部の表示内容が見にくいものとなる。
【0009】
そこで、特許文献1に記載の送信装置及び特許文献1に記載の送信装置の簡易リモートコントローラからなる簡易型送信装置を用いて同一の空気調和機(制御機器)を制御可能にするように設定することで、簡易型送信装置側の液晶パネルの外形形状を大きく設定することができる。しかも、簡易型送信装置には例えば「運転/停止,運転切換,温度設定」のみからなる各意匠表示部に対応する押釦部及び外形形状の大きく設定された液晶パネルが組み込まれているため、簡易型送信装置自体の操作が容易となると同時に、その液晶パネルの液晶表示部の表示内容も見やすいものとなり、上述した問題点を回避することができる。そして、簡易型送信装置における所定の押釦部の押圧操作によって空気調和機本体の制御装置側には押圧操作された押釦部の機能に応じた信号が出力されるようになっている。
【0010】
しかしながら、例えば簡易型送信装置の押釦部の1つである運転切換用の押釦部の操作によって簡易型送信装置の液晶表示部の表示内容は例えば「冷房」表示から「除湿」表示に切り替わるが、この運転切換用の押釦部の押圧操作に応じた簡易型送信装置からの出力信号は送信装置側の受信部には出力されない。従って、送信装置の液晶表示部の表示内容は「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わらずに「冷房」表示の状態が維持されたままとなり、これにより簡易型送信装置の液晶表示部の表示内容が送信装置の液晶表示部の表示内容とは異なるため、どちらか一方の送信装置における液晶表示部の表示内容を見ても現在の空気調和機の運転状態を正確に把握できないことになり、操作者に対して違和感を与えてしまうという問題を有していた。
【0011】
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、操作者に対して違和感を与えるのを防止することが可能な遠隔操作装置を提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、複数の第1の操作スイッチと、第1の表示部と、前記第1の操作スイッチの操作に応じて前記第1の表示部の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第1の送信情報として対象機器に送信する制御部とを有する第1の送信装置と、前記第1の操作スイッチよりも少数で前記第1の操作スイッチのうち特定の操作スイッチと同機能を有する第2の操作スイッチと、第2の表示部と、前記第2の操作スイッチの操作に応じて前記第2の表示部の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第2の送信情報として前記第1の送信装置に送信する制御手段とを有する第2の送信装置とを備え、前記第1の送信装置が前記第2の送信情報を受信する受信部を有し、前記制御部は、前記第2の送信情報を受信すると、その送信情報に基づいて前記第1の表示部の表示内容を更新することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1から図8は本発明の実施形態を示すもので、以下、これらに基づいて本発明の実施形態を例えば空気調和機を遠隔操作するための第1の送信装置とこの第1の送信装置を遠隔操作するための第2の送信装置とを備えた遠隔操作装置に適用した場合について説明する。なお、図1は本発明の実施形態による遠隔操作装置を示す図、図2は同実施形態による空気調和機の電気的構成を示すブロック図、図3は同実施形態による第1の送信装置の正面図、図4は図3のA−A断面図、図5は同実施形態による第2の送信装置の正面図、図6は図5のB−B断面図、図7は同実施形態による第1の送信装置の電気的構成を示すブロック図、図8は同実施形態による第2の送信装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0014】
図1において、本実施形態における遠隔操作装置は、空気調和機1と、この空気調和機1である対象機器を遠隔操作するための第1の送信装置2と、この第1の送信装置2を遠隔操作するための第2の送信装置3とから構成されている。
【0015】
空気調和機1は、第1の送信装置2からの赤外線通信によって送信される後述する第1の送信情報もしくは第2の送信情報からなる空調管理データに基づいて本体に備えられる各部を制御するものであり、赤外線通信信号である前記空調管理データを受信するための受信手段11を備えている。
【0016】
また空気調和機1は、図2に示すように受信手段11によって受信した前記空調管理データをコード解析し、前記コードに応じてルーバー角度,風量及び温度等の各種制御を行うマイクロコンピュータ等から構成される制御装置12と、前記空調管理データの受信を報知するため、20Hz〜2万Hzの範囲内の所定の周波数を有する可聴音である受信音を発するブザー13とを備えている。なお、制御装置12には、前記ルーバー角度を調整するステッピングモータ等の駆動手段や温度調整を行うためのヒータ等が電気的に制御可能なように接続されている。
【0017】
第1の送信装置2は、図3,図4に示すようにベース部材21と、このベース部材21の前面側に配置される表示板22と、ベース部材21の背後を覆うカバー部材23と、カバー部材23に支持される回路基板24と、回路基板24とベース部材21との間に配置され後述する第1の操作スイッチ(操作部)が表示板22の前面に露出する弾性部材25と、表示板22と回路基板24との間に配置される液晶パネル26と、この液晶パネル26と回路基板24とを導通接続する導電部材27とを備えている。なお、この場合ベース部材21はカバー部材23と組み合わされて回路基板24や弾性部材25、液晶パネル26等の内機部品を収納するハウジングを構成する。
【0018】
ベース部材21は、例えば白色系の合成樹脂からなり、略断面「コ」字状の箱型形状に成形され、弾性部材25を位置決めする複数の凸部211と、前記第1の操作スイッチが貫通する複数の貫通孔212と、表示板22を収納する凹部213と、カバー部材23側に突出する側壁部214と、この側壁部214の全周適宜箇所に形成される図示しない複数の係止部と、液晶パネル26を収納する収納壁215と、収納壁215の開口幅よりも幅狭な開口幅を有し液晶パネル26前面を露出する窓部216とを備えている。
【0019】
表示板22は、矩形シート状に形成され、運転/停止,温度設定,風向,風量,及び運転切換(暖房/冷房/除湿)等の文字からなる意匠部221と、この意匠部221の背景となる背景部222と、この背景部222の背面に形成される接着層223とを有している。なお、224はベース部材21の窓部216を介して液晶パネル26を臨ませる表示窓部であり、225はベース部材21の貫通孔212に対応する表示板22箇所に形成される孔部である。
【0020】
意匠部221,背景部222は、PC等の透明材料からなる基板226の背面にスクリーン印刷等の手段を用いて印刷形成された印刷層からなり、意匠部221は例えば白色系インクにより形成され、背景部222は例えばブルー系インクにより形成されている。また、接着層223は例えばのり印刷等の手段により背景部222の背面に印刷形成されている。なお本実施形態では、表示窓部224に対応する基板226の背面箇所は背景部22となる印刷層が抜き印刷されており、これによりベース部材1を通じて液晶パネル26を視認し得る透視部227が形成されている。そして、接着層223は透視部227,孔部225の各々を取り巻く領域を除いて背景部222の背面に重ねて印刷されている。
【0021】
カバー部材23は、例えば白色系の合成樹脂からなり、ベース部材21側が開口するケース体に成形され、回路基板24側に突出する撓み防止リブ231と、ベース部材21の側壁部214側に延びる側壁部232と、ベース部材21の前記係止部に対応する側壁部232箇所に形成される図示しない係止爪とを備えている。
【0022】
回路基板24は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、前記第1の操作スイッチの操作に応じて前記空調管理データの生成及び送信、また液晶パネル26の後述する第1の表示部での前記空調管理データの表示を行わせるマイクロコンピュータ等から構成される制御部F3(図7参照)や例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。なお、241は空気調和機1に前記空調管理データの信号を前記赤外線通信によって送信する赤外線発光ダイオードであり、この赤外線発光ダイオード241の折り曲げられた末端部242が孔(図示せず)に挿入され前記配線パターンに導通接続されている。
【0023】
弾性部材25は、シリコンゴム等の樹脂材料からなり、回路基板24とベース部材21の凸部211との間に保持される平板状の基部251と、この基部251から連続して表示板22側に突出する複数の第1の操作スイッチ252と、基部251の周縁に設けられベース部材21の凸部211と位置決めされる位置決め部253とを備えており、この場合、第1の操作スイッチ252は利用者による外部からの押圧操作が可能な操作部を構成する。
【0024】
ここで、各第1の操作スイッチ252に対応する表示板22箇所には意匠部221がそれぞれ位置するようになっており、これら意匠部221は表示情報(所定の情報)として各第1の操作スイッチ252の操作種別を示すものである。例えば、「運転/停止」なる意匠部221に対応(隣接)する第1の操作スイッチ252を押すことにより前記第1の表示部がその操作状態(運転か停止のいずれを選択したか)を表示し、これが透視部227を通じて視認されると共に、赤外線発光ダイオード241から空気調和機1の運転または停止を制御するための前記空調管理データである送信信号が空気調和機1の受信手段11に送信される。そして、この送信信号が空気調和機1の受信手段11によって受信されることによりその運転または停止状態が切り換わり、空気調和機1のブザー13から前記受信音が発せられるようになっている。
【0025】
液晶パネル26は、1対のガラス基板間に液晶を封入したものであり、この液晶パネル26にはそのときの空気調和機1の運転状態を知らせる第1の表示部261が形成されている。この場合、第1の表示部261は、室内の温度が例えば「25度」であることを示す温度表示部262と、空気調和機1の運転モードが「冷房」運転モードであることを示す運転モード表示部263と、空気調和機1から送り出される風量の度合いを示す風量表示部264とを備えている。例えば、各第1の操作スイッチ252のうち運転モード切換を行うための「運転切換」なる意匠部221に対応する第1の操作スイッチ252を順次押すことにより「除湿」、「暖房」、「冷房」等の順に切り換わるように選択表示される。
【0026】
なお、第1の表示部261は温度表示部262、運転モード表示部263、風量表示部264のみに限定されることはなく、風向表示部、時計表示部、タイマー表示部等の各種空調管理データを表示させるようにしてもよい。
【0027】
第2の送信装置3は、図5,図6に示すようにベース部材31と、このベース部材31の前面側に配置される表示板32と、ベース部材31の背後を覆うカバー部材33と、カバー部材33に支持される回路基板34と、回路基板34とベース部材31との間に配置され後述する第2の操作スイッチが表示板32の前面に露出する弾性部材35と、表示板32と回路基板34との間に配置される液晶パネル36と、この液晶パネル36と回路基板34とを導通接続する導電部材37とを備えている。
【0028】
なお、この第2の送信装置3は第1の送信装置2に対して、第2の送信装置3に配設される前記第2の操作スイッチの形成個数を第1の送信装置2に配設される第1の操作スイッチ252の形成個数よりも少なくしたものであり、他の構成は前述した第1の送信装置2と同一構成であるため、第2の送信装置3における各構成部品の詳細な説明は省略するものとする。
【0029】
ゆえに、第2の送信装置3は、第1の送信装置2の各第1の操作スイッチ252のうち、使用頻度の高い操作部(前記第2の操作スイッチ)のみを搭載した構成となっている。しかも、第2の送信装置3には、第1の送信装置2に設定された機能のうち風向,風量,タイマー運転等の補助的な機能が搭載されていないため,風向,風量,タイマー等の文字からなる意匠部221、及びこれら風向,風量,タイマー等の意匠部221に対応する各第1の操作スイッチ252が配設されていない。これにより、第2の送信装置3は第1の送信装置2における前記第2の操作スイッチ以外の操作部やこの操作部に対応した意匠部が不要となるため、第2の送信装置3の外形形状は第1の送信装置2よりも小さくすることができる。
【0030】
すなわち、第2の送信装置3には第1の送信装置2に設定された機能のうち、温度調節機能,運転モード(暖房/冷房/除湿)の切換機能、並びに運転・停止状態の切換機能のみが備えてられている。そして、本実施形態では、これら温度調節機能,運転モードの切換機能、並びに運転・停止状態の切換機能に対応する温度調節(温度上昇、温度下降)用の2つの押釦部351a,351b、運転モード切換用の押釦部351c、運転・停止状態切換用の押釦部351dからなる4つの第2の操作スイッチ351が第2の送信装置3の弾性部材35に一体形成されている。従って、第2の遠隔装置3の液晶パネル36には第1の送信装置2(液晶パネル26)に表示されている第1の表示部261のうち前記温度調節機能に対応する温度表示部361並びに前記運転モードの切換機能に対応する運転モード表示部362からなる第2の表示部363が表示されており、風向,風量,タイマー運転等の補助的な機能に対応する表示は表示されないようになっている。
【0031】
また、各第2の操作スイッチ351は第1の送信装置2の第1の操作スイッチ252と同様に、前記利用者による外部からの押圧操作が可能な操作部を構成する。また各第2の操作スイッチ351に対応する表示板32箇所には意匠部321がそれぞれ位置するようになっている。すなわち、意匠部321は温度調節用の押釦部351a,351bに対応する表示板32箇所に形成される「温度設定」なる意匠部321aと、運転モード切換用の押釦部351cに対応する表示板32箇所に形成される「運転切換」なる意匠部321bと、運転・停止状態切換用の押釦部351dに対応する表示板32箇所に形成される「運転/停止」なる意匠部321cとを有している。これら各意匠部321は表示情報(所定の情報)として各第2の操作スイッチ351の操作種別を示すものである。
【0032】
次に、図7を用いて第1の送信装置2の電気的構成について説明する。
【0033】
図7において、第1の送信装置2は、第1の操作手段D1と、受信部D2と、制御部D3と、第1の表示手段D4と、第1の送信手段D5とから主に構成されるもので、第1の操作手段D1及び受信部D2が制御部D3の入力手段となり、第1の表示手段D4及び第1の送信手段D5が制御部D3に対する出力手段となる。
【0034】
第1の操作手段D1は、「運転/停止」,「運転切換」,「温度設定」,「風向」,「風量」等からなる意匠部221に対応する第1の操作スイッチ252群からなり、前記利用者による所定の第1の操作スイッチ252の操作により前記温度調節機能,運転モードの切換機能、運転・停止状態の切換機能の他に風向調節機能,風量調節機能等の各種空調管理データに応じた制御信号を制御部D3に出力するものである。
【0035】
受信部D2は、第2の送信装置3の赤外線発光ダイオード341から発せられる赤外線通信信号である、例えば運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための前記第2の送信情報を受信し、この受信した前記第2の送信情報を制御部D3に出力するものである。
【0036】
制御部D3は、処理動作のプログラムが記憶されたROMや演算値を一時的に記憶するRAM,前記プログラムを実行するためのCPU等を有するマイクロコンピュータからなり、回路基板24上に搭載され、第1の操作手段D1、受信部D2、後述する各手段に対して電気的な接続関係をなすためのI/Oインターフェイスを備えるものである。
【0037】
第1の表示手段D4は、第1の送信装置2における表示板22の透視部227を通じて視認される液晶パネル26の第1の表示部261からなり、第1の操作手段D1(第1の操作スイッチ252)の操作あるいは受信部D2を通じて受信される前記第2の送信情報によって前記空調管理データの設定状態を表示出力するものである。
【0038】
第1の送信手段D5は、回路基板24に搭載された赤外線発光ダイオード241からなり、第1の操作手段D1の操作あるいは受信部D2を通じて受信される前記第2の送信情報に応じた制御信号を空気調和機1に対して送信するものである。
【0039】
ここで、制御部D3により実行される第1の送信装置2の空調管理データ処理について説明する。すなわち本実施形態の場合、制御部D3は第1の操作手段D1の操作による信号入力あるいは受信部D2を通じて受信される前記第2の送信情報を受信する。この際、制御部D3は第1の操作手段D1の操作による信号が入力されると、第1の操作手段D1の前記信号入力に応じて空気調和機1における温度,運転モード(暖房/冷房/除湿)切換,運転・停止状態の切換,風量,風向等に関する前記空調管理データである第1の送信情報を第1の表示手段D4である第1の表示部261上に表示する。
【0040】
また、制御部D3が、例えば後述する第2の操作手段の操作により受信部D2を通じて受信される受信信号を受信すると、制御部D3は前記受信信号に応じて例えば空気調和機1の運転モード切換に関する前記第2の送信情報を第1の表示手段D4である第1の表示部261上に表示する。すなわち、前記第2の操作手段における運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作を行う前段階において、第1の表示手段D4からなる液晶パネル26の運転モード表示部263は「冷房」表示となっているが、運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作によって、受信部D2は空気調和機1の運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための制御信号を受信し、この受信部D2に受信される前記制御信号に基づいて運転モード表示部263が「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わる(更新される)ようになっている。
【0041】
これと同時に、制御部D3は第1の操作手段D1の前記信号入力あるいは受信部D2を通じて受信される前記第2の送信情報に応じて赤外線発光ダイオード241により送信可能な前記第1の送信情報あるいは前記第2の送信情報を生成し、この前記第1の送信情報あるいは前記第2の送信情報を赤外線発光ダイオード241から発せられる赤外線通信信号によって空気調和機1の受信手段11に送信するものである。そして、この送信信号が空気調和機1の受信手段11によって受信されることにより、空気調和機1の運転モードは「冷房」から「除湿」に切り替わり、空気調和機1のブザー13から前記受信音が発せられるようになっている。
【0042】
次に、図8を用いて第2の送信装置3の電気的構成について説明する。
【0043】
図8において、第2の送信装置3は、第2の操作手段F1と、制御手段F2と、第2の表示手段F3と、第2の送信手段F4とから主に構成される。
【0044】
第2の操作手段F1は、「運転/停止」,「運転切換」,「温度設定」なる意匠部321に対応する第2の操作スイッチ351群からなり、前記利用者による所定の第2の操作スイッチ351の操作により前記温度調節機能,運転モードの切換機能、もしくは運転・停止状態の切換機能に応じた制御信号を制御手段F2に出力するものである。
【0045】
制御手段F2は、処理動作のプログラムが記憶されたROMや演算値を一時的に記憶するRAM,前記プログラムを実行するためのCPU等を有するマイクロコンピュータからなり、回路基板34上に搭載され、第2の操作手段F1、後述する各手段に対して電気的な接続関係をなすためのI/Oインターフェイスを備えるものである。
【0046】
第2の表示手段F3は、第1の送信装置2における表示板22の透視部227に相当する第2の送信装置3の表示板32に設けられた透視部322を通じて視認される液晶パネル36の第2の表示部363からなり、第2の操作手段F1(第2の操作スイッチ351)の操作によって前記空調管理データの設定状態を表示出力するものである。
【0047】
第2の送信手段F4は、回路基板34に搭載された赤外線発光ダイオード341からなり、第2の操作手段F1の操作に応じた制御信号を第1の送信装置2に対して出力するものである。
【0048】
ここで、制御手段F2により実行される第2の送信装置3の空調管理データ処理について説明する。すなわち本実施形態の場合、制御手段F2は例えば第2の操作手段F1における運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作による信号が入力されると、この第2の操作スイッチ351cの信号入力に応じて空気調和機1における運転モード切換に関する前記空調管理データ(前記第2の送信情報)を第2の表示手段F3上に表示する。このとき、例えば運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作を行う前段階において、第2の表示手段F3からなる液晶パネル36の運転モード表示部362は「冷房」表示となっているが、運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作によって運転モード表示部362は「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わる(更新される)ようになっている。
【0049】
これと同時に、制御手段F2は第2の操作スイッチ351cの前記信号入力に応じて第2の送信手段F4である赤外線発光ダイオード341により送信可能な運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための前記運転モード切換に関する前記第2の送信情報を生成し、この運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための前記第2の送信情報を赤外線発光ダイオード341から発せられる赤外線通信信号によって第1の送信装置2の受信部D2に送信するものである。
【0050】
従って、第2の送信装置3における運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの押圧操作の前段階において、例えば各遠隔操作装置2,3の各液晶パネル26,36の運転モード表示部263,362が共に「冷房」表示となっており、このとき運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cを押圧操作すると、この第2の操作スイッチ351cの押圧操作により第2の送信装置3の運転モード表示部362が「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わる。一方、第1の送信装置2側では第2の送信装置3の赤外線発光ダイオード341から発せられる運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための前記第2の送信情報からなる赤外線通信信号を受信することで、前述のように第1の送信装置2の運転モード表示部263が「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わる。
【0051】
これにより第2の送信装置3の運転モード表示部362の表示内容が第1の送信装置2の運転モード表示部263の表示内容に一致し、従来のように簡易型送信装置の液晶パネルの表示内容が送信装置の液晶パネルの表示内容とは異なることがなくなるため、前記操作者が各送信装置2,3(各液晶パネル26,36)に備えられている共通表示内容である温度表示部や運転モード表示部等を見たい場合には、どちらか一方の遠隔操作装置における液晶パネルの表示内容を見れば現在の空気調和機1の運転状態(この場合は、温度設定や運転モード)を正確に把握することができ、操作者に対して違和感を与えるのを防止することが可能となる。
【0052】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、操作者に対して違和感を与えるのを防止することが可能な遠隔操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による遠隔操作装置を示す図。
【図2】同実施形態による空気調和機の電気的構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態による第1の送信装置の正面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】同実施形態による第2の送信装置の正面図。
【図6】図5のB−B断面図。
【図7】同実施形態による第1の送信装置の電気的構成を示すブロック図。
【図8】同実施形態による第2の送信装置の電気的構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 空気調和機
2 第1の送信装置
3 第2の送信装置
11 受信手段
21,31 ケース体
22,32 表示板
25,35 弾性部材
26,36 液晶パネル
221,321 意匠部
241,341 赤外線発光ダイオード
252 第1の操作スイッチ
351 第2の操作スイッチ
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも2つの送信装置を備え、これら各送信装置を用いて対象機器に制御信号を送信する遠隔操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のリモートコントローラである送信装置は空気調和機等の制御機器(対象機器)の制御に使用されるものであり、略箱型形状からなるケース体と、このケース体内に組み込まれる液晶パネル、弾性部材や回路基板等の内機部品と、ケース体の前面に貼り付けられる表示パネルとから主に構成されている。
【0003】
この場合、ケース体は液晶パネルの前面を露出する窓部と、弾性部材に一体形成され送信装置の操作スイッチとなる複数の押釦部が貫通する複数の貫通孔とを備えている。一方、表示パネルにはケース体の窓部を介して液晶パネルを臨ませてなる透明の表示窓部と、ケース体の各貫通孔に対応した複数の孔部とが形成され、これら各孔部の近傍に意匠表示部が設けられている。意匠表示部は、例えば運転/停止,運転切換,温度設定,風向,風速,ランドリー,スイング,タイマー,リセット等の文字からなり、表示パネルの母材となる透明基板上に印刷形成されている。なお、液晶パネルにはそのときの運転モードを知らせる液晶表示部が形成されている。
【0004】
そして、送信装置の組み付け後には各押釦部が表示パネルの外部に露出するため、この外部に露出した各押釦部の露出部箇所は操作者による指先の押圧によって操作可能となり、操作者が各意匠表示部に対応する所定の押釦部(露出部)箇所を押圧操作することで液晶パネルの表示内容が所定の状態に切り替わると同時に、空気調和機の運転モード切換,風速,風向,温度等の設定データである空調管理データに応じた制御信号を空気調和機の本体側に設けられる制御装置に出力するものである。また、この出力信号は送信装置の回路基板に搭載された赤外線発光ダイオードから発信されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
また、かかる特許文献1に記載の送信装置に対して、使用頻度の高い押釦部並びにこの押釦部に対応する意匠表示部のみを設けた簡易型送信装置が知られており、この場合、簡易型送信装置に搭載されない押釦部並びに押釦部に対応する意匠表示部、すなわち使用頻度の低い押釦部及び意匠表示部は制御機器の本体側に設けられ、簡易型送信装置に搭載された押釦部の押圧操作によって制御機器を制御するための制御信号が制御機器の本体側に設けられる制御装置に出力されるものがある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−182178号公報
【0007】
【特許文献2】
特開2001−124408号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の送信装置、並びに特許文献2に記載の簡易型送信装置の場合、送信装置または簡易型送信装置に設けられた押釦部の押圧操作によって制御機器を制御するための制御信号が制御機器の本体側に設けられる制御装置に出力されるものである。また、特許文献1に記載の送信装置には、例えば風向や風速といった補助的な押釦部が複数種搭載されているため、各押釦部の操作が複雑となるだけでなく、補助的な複数の押釦部を搭載することで補助的な複数の押釦部の配置スペースが別途必要となるため、この配置スペースの確保に応じて液晶パネルのサイズが小型化され、これにより液晶パネルの液晶表示部の表示内容が見にくいものとなる。
【0009】
そこで、特許文献1に記載の送信装置及び特許文献1に記載の送信装置の簡易リモートコントローラからなる簡易型送信装置を用いて同一の空気調和機(制御機器)を制御可能にするように設定することで、簡易型送信装置側の液晶パネルの外形形状を大きく設定することができる。しかも、簡易型送信装置には例えば「運転/停止,運転切換,温度設定」のみからなる各意匠表示部に対応する押釦部及び外形形状の大きく設定された液晶パネルが組み込まれているため、簡易型送信装置自体の操作が容易となると同時に、その液晶パネルの液晶表示部の表示内容も見やすいものとなり、上述した問題点を回避することができる。そして、簡易型送信装置における所定の押釦部の押圧操作によって空気調和機本体の制御装置側には押圧操作された押釦部の機能に応じた信号が出力されるようになっている。
【0010】
しかしながら、例えば簡易型送信装置の押釦部の1つである運転切換用の押釦部の操作によって簡易型送信装置の液晶表示部の表示内容は例えば「冷房」表示から「除湿」表示に切り替わるが、この運転切換用の押釦部の押圧操作に応じた簡易型送信装置からの出力信号は送信装置側の受信部には出力されない。従って、送信装置の液晶表示部の表示内容は「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わらずに「冷房」表示の状態が維持されたままとなり、これにより簡易型送信装置の液晶表示部の表示内容が送信装置の液晶表示部の表示内容とは異なるため、どちらか一方の送信装置における液晶表示部の表示内容を見ても現在の空気調和機の運転状態を正確に把握できないことになり、操作者に対して違和感を与えてしまうという問題を有していた。
【0011】
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、操作者に対して違和感を与えるのを防止することが可能な遠隔操作装置を提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、複数の第1の操作スイッチと、第1の表示部と、前記第1の操作スイッチの操作に応じて前記第1の表示部の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第1の送信情報として対象機器に送信する制御部とを有する第1の送信装置と、前記第1の操作スイッチよりも少数で前記第1の操作スイッチのうち特定の操作スイッチと同機能を有する第2の操作スイッチと、第2の表示部と、前記第2の操作スイッチの操作に応じて前記第2の表示部の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第2の送信情報として前記第1の送信装置に送信する制御手段とを有する第2の送信装置とを備え、前記第1の送信装置が前記第2の送信情報を受信する受信部を有し、前記制御部は、前記第2の送信情報を受信すると、その送信情報に基づいて前記第1の表示部の表示内容を更新することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1から図8は本発明の実施形態を示すもので、以下、これらに基づいて本発明の実施形態を例えば空気調和機を遠隔操作するための第1の送信装置とこの第1の送信装置を遠隔操作するための第2の送信装置とを備えた遠隔操作装置に適用した場合について説明する。なお、図1は本発明の実施形態による遠隔操作装置を示す図、図2は同実施形態による空気調和機の電気的構成を示すブロック図、図3は同実施形態による第1の送信装置の正面図、図4は図3のA−A断面図、図5は同実施形態による第2の送信装置の正面図、図6は図5のB−B断面図、図7は同実施形態による第1の送信装置の電気的構成を示すブロック図、図8は同実施形態による第2の送信装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0014】
図1において、本実施形態における遠隔操作装置は、空気調和機1と、この空気調和機1である対象機器を遠隔操作するための第1の送信装置2と、この第1の送信装置2を遠隔操作するための第2の送信装置3とから構成されている。
【0015】
空気調和機1は、第1の送信装置2からの赤外線通信によって送信される後述する第1の送信情報もしくは第2の送信情報からなる空調管理データに基づいて本体に備えられる各部を制御するものであり、赤外線通信信号である前記空調管理データを受信するための受信手段11を備えている。
【0016】
また空気調和機1は、図2に示すように受信手段11によって受信した前記空調管理データをコード解析し、前記コードに応じてルーバー角度,風量及び温度等の各種制御を行うマイクロコンピュータ等から構成される制御装置12と、前記空調管理データの受信を報知するため、20Hz〜2万Hzの範囲内の所定の周波数を有する可聴音である受信音を発するブザー13とを備えている。なお、制御装置12には、前記ルーバー角度を調整するステッピングモータ等の駆動手段や温度調整を行うためのヒータ等が電気的に制御可能なように接続されている。
【0017】
第1の送信装置2は、図3,図4に示すようにベース部材21と、このベース部材21の前面側に配置される表示板22と、ベース部材21の背後を覆うカバー部材23と、カバー部材23に支持される回路基板24と、回路基板24とベース部材21との間に配置され後述する第1の操作スイッチ(操作部)が表示板22の前面に露出する弾性部材25と、表示板22と回路基板24との間に配置される液晶パネル26と、この液晶パネル26と回路基板24とを導通接続する導電部材27とを備えている。なお、この場合ベース部材21はカバー部材23と組み合わされて回路基板24や弾性部材25、液晶パネル26等の内機部品を収納するハウジングを構成する。
【0018】
ベース部材21は、例えば白色系の合成樹脂からなり、略断面「コ」字状の箱型形状に成形され、弾性部材25を位置決めする複数の凸部211と、前記第1の操作スイッチが貫通する複数の貫通孔212と、表示板22を収納する凹部213と、カバー部材23側に突出する側壁部214と、この側壁部214の全周適宜箇所に形成される図示しない複数の係止部と、液晶パネル26を収納する収納壁215と、収納壁215の開口幅よりも幅狭な開口幅を有し液晶パネル26前面を露出する窓部216とを備えている。
【0019】
表示板22は、矩形シート状に形成され、運転/停止,温度設定,風向,風量,及び運転切換(暖房/冷房/除湿)等の文字からなる意匠部221と、この意匠部221の背景となる背景部222と、この背景部222の背面に形成される接着層223とを有している。なお、224はベース部材21の窓部216を介して液晶パネル26を臨ませる表示窓部であり、225はベース部材21の貫通孔212に対応する表示板22箇所に形成される孔部である。
【0020】
意匠部221,背景部222は、PC等の透明材料からなる基板226の背面にスクリーン印刷等の手段を用いて印刷形成された印刷層からなり、意匠部221は例えば白色系インクにより形成され、背景部222は例えばブルー系インクにより形成されている。また、接着層223は例えばのり印刷等の手段により背景部222の背面に印刷形成されている。なお本実施形態では、表示窓部224に対応する基板226の背面箇所は背景部22となる印刷層が抜き印刷されており、これによりベース部材1を通じて液晶パネル26を視認し得る透視部227が形成されている。そして、接着層223は透視部227,孔部225の各々を取り巻く領域を除いて背景部222の背面に重ねて印刷されている。
【0021】
カバー部材23は、例えば白色系の合成樹脂からなり、ベース部材21側が開口するケース体に成形され、回路基板24側に突出する撓み防止リブ231と、ベース部材21の側壁部214側に延びる側壁部232と、ベース部材21の前記係止部に対応する側壁部232箇所に形成される図示しない係止爪とを備えている。
【0022】
回路基板24は、例えばガラスエポキシ系基材に配線パターン(図示せず)を施した硬質回路基板からなり、前記第1の操作スイッチの操作に応じて前記空調管理データの生成及び送信、また液晶パネル26の後述する第1の表示部での前記空調管理データの表示を行わせるマイクロコンピュータ等から構成される制御部F3(図7参照)や例えば抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)が前記配線パターンに導通接続されている。なお、241は空気調和機1に前記空調管理データの信号を前記赤外線通信によって送信する赤外線発光ダイオードであり、この赤外線発光ダイオード241の折り曲げられた末端部242が孔(図示せず)に挿入され前記配線パターンに導通接続されている。
【0023】
弾性部材25は、シリコンゴム等の樹脂材料からなり、回路基板24とベース部材21の凸部211との間に保持される平板状の基部251と、この基部251から連続して表示板22側に突出する複数の第1の操作スイッチ252と、基部251の周縁に設けられベース部材21の凸部211と位置決めされる位置決め部253とを備えており、この場合、第1の操作スイッチ252は利用者による外部からの押圧操作が可能な操作部を構成する。
【0024】
ここで、各第1の操作スイッチ252に対応する表示板22箇所には意匠部221がそれぞれ位置するようになっており、これら意匠部221は表示情報(所定の情報)として各第1の操作スイッチ252の操作種別を示すものである。例えば、「運転/停止」なる意匠部221に対応(隣接)する第1の操作スイッチ252を押すことにより前記第1の表示部がその操作状態(運転か停止のいずれを選択したか)を表示し、これが透視部227を通じて視認されると共に、赤外線発光ダイオード241から空気調和機1の運転または停止を制御するための前記空調管理データである送信信号が空気調和機1の受信手段11に送信される。そして、この送信信号が空気調和機1の受信手段11によって受信されることによりその運転または停止状態が切り換わり、空気調和機1のブザー13から前記受信音が発せられるようになっている。
【0025】
液晶パネル26は、1対のガラス基板間に液晶を封入したものであり、この液晶パネル26にはそのときの空気調和機1の運転状態を知らせる第1の表示部261が形成されている。この場合、第1の表示部261は、室内の温度が例えば「25度」であることを示す温度表示部262と、空気調和機1の運転モードが「冷房」運転モードであることを示す運転モード表示部263と、空気調和機1から送り出される風量の度合いを示す風量表示部264とを備えている。例えば、各第1の操作スイッチ252のうち運転モード切換を行うための「運転切換」なる意匠部221に対応する第1の操作スイッチ252を順次押すことにより「除湿」、「暖房」、「冷房」等の順に切り換わるように選択表示される。
【0026】
なお、第1の表示部261は温度表示部262、運転モード表示部263、風量表示部264のみに限定されることはなく、風向表示部、時計表示部、タイマー表示部等の各種空調管理データを表示させるようにしてもよい。
【0027】
第2の送信装置3は、図5,図6に示すようにベース部材31と、このベース部材31の前面側に配置される表示板32と、ベース部材31の背後を覆うカバー部材33と、カバー部材33に支持される回路基板34と、回路基板34とベース部材31との間に配置され後述する第2の操作スイッチが表示板32の前面に露出する弾性部材35と、表示板32と回路基板34との間に配置される液晶パネル36と、この液晶パネル36と回路基板34とを導通接続する導電部材37とを備えている。
【0028】
なお、この第2の送信装置3は第1の送信装置2に対して、第2の送信装置3に配設される前記第2の操作スイッチの形成個数を第1の送信装置2に配設される第1の操作スイッチ252の形成個数よりも少なくしたものであり、他の構成は前述した第1の送信装置2と同一構成であるため、第2の送信装置3における各構成部品の詳細な説明は省略するものとする。
【0029】
ゆえに、第2の送信装置3は、第1の送信装置2の各第1の操作スイッチ252のうち、使用頻度の高い操作部(前記第2の操作スイッチ)のみを搭載した構成となっている。しかも、第2の送信装置3には、第1の送信装置2に設定された機能のうち風向,風量,タイマー運転等の補助的な機能が搭載されていないため,風向,風量,タイマー等の文字からなる意匠部221、及びこれら風向,風量,タイマー等の意匠部221に対応する各第1の操作スイッチ252が配設されていない。これにより、第2の送信装置3は第1の送信装置2における前記第2の操作スイッチ以外の操作部やこの操作部に対応した意匠部が不要となるため、第2の送信装置3の外形形状は第1の送信装置2よりも小さくすることができる。
【0030】
すなわち、第2の送信装置3には第1の送信装置2に設定された機能のうち、温度調節機能,運転モード(暖房/冷房/除湿)の切換機能、並びに運転・停止状態の切換機能のみが備えてられている。そして、本実施形態では、これら温度調節機能,運転モードの切換機能、並びに運転・停止状態の切換機能に対応する温度調節(温度上昇、温度下降)用の2つの押釦部351a,351b、運転モード切換用の押釦部351c、運転・停止状態切換用の押釦部351dからなる4つの第2の操作スイッチ351が第2の送信装置3の弾性部材35に一体形成されている。従って、第2の遠隔装置3の液晶パネル36には第1の送信装置2(液晶パネル26)に表示されている第1の表示部261のうち前記温度調節機能に対応する温度表示部361並びに前記運転モードの切換機能に対応する運転モード表示部362からなる第2の表示部363が表示されており、風向,風量,タイマー運転等の補助的な機能に対応する表示は表示されないようになっている。
【0031】
また、各第2の操作スイッチ351は第1の送信装置2の第1の操作スイッチ252と同様に、前記利用者による外部からの押圧操作が可能な操作部を構成する。また各第2の操作スイッチ351に対応する表示板32箇所には意匠部321がそれぞれ位置するようになっている。すなわち、意匠部321は温度調節用の押釦部351a,351bに対応する表示板32箇所に形成される「温度設定」なる意匠部321aと、運転モード切換用の押釦部351cに対応する表示板32箇所に形成される「運転切換」なる意匠部321bと、運転・停止状態切換用の押釦部351dに対応する表示板32箇所に形成される「運転/停止」なる意匠部321cとを有している。これら各意匠部321は表示情報(所定の情報)として各第2の操作スイッチ351の操作種別を示すものである。
【0032】
次に、図7を用いて第1の送信装置2の電気的構成について説明する。
【0033】
図7において、第1の送信装置2は、第1の操作手段D1と、受信部D2と、制御部D3と、第1の表示手段D4と、第1の送信手段D5とから主に構成されるもので、第1の操作手段D1及び受信部D2が制御部D3の入力手段となり、第1の表示手段D4及び第1の送信手段D5が制御部D3に対する出力手段となる。
【0034】
第1の操作手段D1は、「運転/停止」,「運転切換」,「温度設定」,「風向」,「風量」等からなる意匠部221に対応する第1の操作スイッチ252群からなり、前記利用者による所定の第1の操作スイッチ252の操作により前記温度調節機能,運転モードの切換機能、運転・停止状態の切換機能の他に風向調節機能,風量調節機能等の各種空調管理データに応じた制御信号を制御部D3に出力するものである。
【0035】
受信部D2は、第2の送信装置3の赤外線発光ダイオード341から発せられる赤外線通信信号である、例えば運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための前記第2の送信情報を受信し、この受信した前記第2の送信情報を制御部D3に出力するものである。
【0036】
制御部D3は、処理動作のプログラムが記憶されたROMや演算値を一時的に記憶するRAM,前記プログラムを実行するためのCPU等を有するマイクロコンピュータからなり、回路基板24上に搭載され、第1の操作手段D1、受信部D2、後述する各手段に対して電気的な接続関係をなすためのI/Oインターフェイスを備えるものである。
【0037】
第1の表示手段D4は、第1の送信装置2における表示板22の透視部227を通じて視認される液晶パネル26の第1の表示部261からなり、第1の操作手段D1(第1の操作スイッチ252)の操作あるいは受信部D2を通じて受信される前記第2の送信情報によって前記空調管理データの設定状態を表示出力するものである。
【0038】
第1の送信手段D5は、回路基板24に搭載された赤外線発光ダイオード241からなり、第1の操作手段D1の操作あるいは受信部D2を通じて受信される前記第2の送信情報に応じた制御信号を空気調和機1に対して送信するものである。
【0039】
ここで、制御部D3により実行される第1の送信装置2の空調管理データ処理について説明する。すなわち本実施形態の場合、制御部D3は第1の操作手段D1の操作による信号入力あるいは受信部D2を通じて受信される前記第2の送信情報を受信する。この際、制御部D3は第1の操作手段D1の操作による信号が入力されると、第1の操作手段D1の前記信号入力に応じて空気調和機1における温度,運転モード(暖房/冷房/除湿)切換,運転・停止状態の切換,風量,風向等に関する前記空調管理データである第1の送信情報を第1の表示手段D4である第1の表示部261上に表示する。
【0040】
また、制御部D3が、例えば後述する第2の操作手段の操作により受信部D2を通じて受信される受信信号を受信すると、制御部D3は前記受信信号に応じて例えば空気調和機1の運転モード切換に関する前記第2の送信情報を第1の表示手段D4である第1の表示部261上に表示する。すなわち、前記第2の操作手段における運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作を行う前段階において、第1の表示手段D4からなる液晶パネル26の運転モード表示部263は「冷房」表示となっているが、運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作によって、受信部D2は空気調和機1の運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための制御信号を受信し、この受信部D2に受信される前記制御信号に基づいて運転モード表示部263が「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わる(更新される)ようになっている。
【0041】
これと同時に、制御部D3は第1の操作手段D1の前記信号入力あるいは受信部D2を通じて受信される前記第2の送信情報に応じて赤外線発光ダイオード241により送信可能な前記第1の送信情報あるいは前記第2の送信情報を生成し、この前記第1の送信情報あるいは前記第2の送信情報を赤外線発光ダイオード241から発せられる赤外線通信信号によって空気調和機1の受信手段11に送信するものである。そして、この送信信号が空気調和機1の受信手段11によって受信されることにより、空気調和機1の運転モードは「冷房」から「除湿」に切り替わり、空気調和機1のブザー13から前記受信音が発せられるようになっている。
【0042】
次に、図8を用いて第2の送信装置3の電気的構成について説明する。
【0043】
図8において、第2の送信装置3は、第2の操作手段F1と、制御手段F2と、第2の表示手段F3と、第2の送信手段F4とから主に構成される。
【0044】
第2の操作手段F1は、「運転/停止」,「運転切換」,「温度設定」なる意匠部321に対応する第2の操作スイッチ351群からなり、前記利用者による所定の第2の操作スイッチ351の操作により前記温度調節機能,運転モードの切換機能、もしくは運転・停止状態の切換機能に応じた制御信号を制御手段F2に出力するものである。
【0045】
制御手段F2は、処理動作のプログラムが記憶されたROMや演算値を一時的に記憶するRAM,前記プログラムを実行するためのCPU等を有するマイクロコンピュータからなり、回路基板34上に搭載され、第2の操作手段F1、後述する各手段に対して電気的な接続関係をなすためのI/Oインターフェイスを備えるものである。
【0046】
第2の表示手段F3は、第1の送信装置2における表示板22の透視部227に相当する第2の送信装置3の表示板32に設けられた透視部322を通じて視認される液晶パネル36の第2の表示部363からなり、第2の操作手段F1(第2の操作スイッチ351)の操作によって前記空調管理データの設定状態を表示出力するものである。
【0047】
第2の送信手段F4は、回路基板34に搭載された赤外線発光ダイオード341からなり、第2の操作手段F1の操作に応じた制御信号を第1の送信装置2に対して出力するものである。
【0048】
ここで、制御手段F2により実行される第2の送信装置3の空調管理データ処理について説明する。すなわち本実施形態の場合、制御手段F2は例えば第2の操作手段F1における運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作による信号が入力されると、この第2の操作スイッチ351cの信号入力に応じて空気調和機1における運転モード切換に関する前記空調管理データ(前記第2の送信情報)を第2の表示手段F3上に表示する。このとき、例えば運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作を行う前段階において、第2の表示手段F3からなる液晶パネル36の運転モード表示部362は「冷房」表示となっているが、運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの操作によって運転モード表示部362は「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わる(更新される)ようになっている。
【0049】
これと同時に、制御手段F2は第2の操作スイッチ351cの前記信号入力に応じて第2の送信手段F4である赤外線発光ダイオード341により送信可能な運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための前記運転モード切換に関する前記第2の送信情報を生成し、この運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための前記第2の送信情報を赤外線発光ダイオード341から発せられる赤外線通信信号によって第1の送信装置2の受信部D2に送信するものである。
【0050】
従って、第2の送信装置3における運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cの押圧操作の前段階において、例えば各遠隔操作装置2,3の各液晶パネル26,36の運転モード表示部263,362が共に「冷房」表示となっており、このとき運転モード切換用の第2の操作スイッチ351cを押圧操作すると、この第2の操作スイッチ351cの押圧操作により第2の送信装置3の運転モード表示部362が「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わる。一方、第1の送信装置2側では第2の送信装置3の赤外線発光ダイオード341から発せられる運転モードを「冷房」から「除湿」に切り換えるための前記第2の送信情報からなる赤外線通信信号を受信することで、前述のように第1の送信装置2の運転モード表示部263が「冷房」表示から「除湿」表示に切り換わる。
【0051】
これにより第2の送信装置3の運転モード表示部362の表示内容が第1の送信装置2の運転モード表示部263の表示内容に一致し、従来のように簡易型送信装置の液晶パネルの表示内容が送信装置の液晶パネルの表示内容とは異なることがなくなるため、前記操作者が各送信装置2,3(各液晶パネル26,36)に備えられている共通表示内容である温度表示部や運転モード表示部等を見たい場合には、どちらか一方の遠隔操作装置における液晶パネルの表示内容を見れば現在の空気調和機1の運転状態(この場合は、温度設定や運転モード)を正確に把握することができ、操作者に対して違和感を与えるのを防止することが可能となる。
【0052】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、初期の目的を達成することができ、操作者に対して違和感を与えるのを防止することが可能な遠隔操作装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による遠隔操作装置を示す図。
【図2】同実施形態による空気調和機の電気的構成を示すブロック図。
【図3】同実施形態による第1の送信装置の正面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】同実施形態による第2の送信装置の正面図。
【図6】図5のB−B断面図。
【図7】同実施形態による第1の送信装置の電気的構成を示すブロック図。
【図8】同実施形態による第2の送信装置の電気的構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 空気調和機
2 第1の送信装置
3 第2の送信装置
11 受信手段
21,31 ケース体
22,32 表示板
25,35 弾性部材
26,36 液晶パネル
221,321 意匠部
241,341 赤外線発光ダイオード
252 第1の操作スイッチ
351 第2の操作スイッチ
Claims (1)
- 複数の第1の操作スイッチと、第1の表示部と、前記第1の操作スイッチの操作に応じて前記第1の表示部の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第1の送信情報として対象機器に送信する制御部とを有する第1の送信装置と、
前記第1の操作スイッチよりも少数で前記第1の操作スイッチのうち特定の操作スイッチと同機能を有する第2の操作スイッチと、第2の表示部と、前記第2の操作スイッチの操作に応じて前記第2の表示部の表示内容を更新すると共に更新後の表示内容に基づく制御信号を第2の送信情報として前記第1の送信装置に送信する制御手段とを有する第2の送信装置とを備え、
前記第1の送信装置が前記第2の送信情報を受信する受信部を有し、前記制御部は、前記第2の送信情報を受信すると、その送信情報に基づいて前記第1の表示部の表示内容を更新することを特徴とする遠隔操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003148463A JP2004356675A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | 遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003148463A JP2004356675A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | 遠隔操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004356675A true JP2004356675A (ja) | 2004-12-16 |
Family
ID=34044819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003148463A Pending JP2004356675A (ja) | 2003-05-27 | 2003-05-27 | 遠隔操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004356675A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103994550A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-20 | 广东美的暖通设备有限公司 | 空调 |
JP2015203545A (ja) * | 2014-04-16 | 2015-11-16 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気清浄機 |
CN112997038A (zh) * | 2019-10-17 | 2021-06-18 | 日立江森自控空调有限公司 | 空调装置、程序以及方法 |
-
2003
- 2003-05-27 JP JP2003148463A patent/JP2004356675A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015203545A (ja) * | 2014-04-16 | 2015-11-16 | 日立アプライアンス株式会社 | 空気清浄機 |
CN103994550A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-20 | 广东美的暖通设备有限公司 | 空调 |
CN112997038A (zh) * | 2019-10-17 | 2021-06-18 | 日立江森自控空调有限公司 | 空调装置、程序以及方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2771234B2 (ja) | リモートコントロール装置 | |
EP2581809A1 (en) | Touch keypad module | |
US20100045617A1 (en) | Display apparatus for refrigerator | |
CN211454410U (zh) | 用于控制机器的操作的控制旋钮 | |
US20080231615A1 (en) | Input device | |
JP2004356675A (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP4200306B2 (ja) | 配線器具 | |
KR101170557B1 (ko) | 냉장고용 마이컴 | |
KR102278725B1 (ko) | 터치 버튼용 햅틱 구조 | |
JP2018074332A (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP7177979B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP3994671B2 (ja) | 冷暖房器用リモコン送信機 | |
JP2000322970A (ja) | パネルスイッチ | |
KR100690157B1 (ko) | 냉장고용 마이컴 | |
JP2020096241A (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP7354768B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
KR0142990B1 (ko) | 스위치가 형성된 에어컨 실내기의 표시부의 구조 | |
KR200422709Y1 (ko) | 자동차용 전자버튼의 구조 | |
JPH09130879A (ja) | 電子機器のリモコン | |
JP7194339B2 (ja) | 遠隔操作装置 | |
JPH0823588A (ja) | リモートコントロール装置 | |
JP2021118253A (ja) | 遠隔操作装置 | |
JP4380763B2 (ja) | 配線器具 | |
JP4483564B2 (ja) | スイッチパネル | |
JP2020120286A (ja) | 遠隔操作装置 |