JP2004090491A - インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動回路基板が発熱しても、当該熱を適切に逃がすことにより、駆動ICが熱による悪影響を受けないようにすることができるインクジェットヘッド及びインクジェットプリンタとする。
【解決手段】先端面15bにインク吐出口を備えるインクジェットヘッドチップ15と、フレキシブル配線基板18a,18bを介してインクジェットヘッドチップと接続され、インクジェットヘッドチップを駆動させる駆動ICを備えた駆動回路基板19a,19bと、を、筐体フレーム14内に収納しているインクジェットヘッド2である。筐体フレームは、駆動回路基板を固定して駆動回路基板で発生する熱を筐体フレームを介してキャリッジ3に伝導させる放熱板14kを一体に備えている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェットヘッド及びインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用紙やプラスチック薄板等の記録媒体にインクを吐出して所定の画像を記録するインクジェットプリンタが提案され、実用化されている。インクジェットプリンタは、ノズル(インクの吐出口)を有するインクジェットヘッドを備えており、かかるインクジェットヘッドを所定の方向に移動させながらノズルから記録媒体に向けてインクを吐出することにより、記録媒体に所定の画像を記録している。
【0003】
ところで、前記インクジェットプリンタにおいては、圧電素子(ピエゾ素子)やヒータを用いたインクジェットヘッドによってインク吐出を行うようになっている。そして、このインクジェットヘッドは、フレキシブル配線基板(FPC)を介して駆動ICを備えた駆動回路基板と接続されるようになっており、この様な状態のインクジェットヘッドが筐体フレームに固定されるようになっている。なお、従来、前記駆動回路基板は、特に固定されることなく筐体フレーム内に収納されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、近年、インクジェットプリンタの高精細化、印字スピードの向上等により、インク吐出口の数が増加される傾向にあると共に、1回当たりのインク吐出量を減らす代りに時間当りの吐出回数を増やすために、インクジェットヘッドの駆動周波数が高周波数とされる傾向にある。そして、周波数が高くなることと、ノズル数の増加によりスイッチング素子が増加(駆動ICの増加)することにより、駆動ICによる発熱量が増加しており、従来の構造では、必ずしも熱の逃げ場がなく、駆動IC等が熱により悪影響を受ける可能性があった。
【0005】
そこで、本発明の課題は、駆動回路基板が発熱しても、当該熱を適切に逃がすことにより、駆動ICが熱による悪影響を受けないようにすることができるインクジェットヘッド及びインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
先端面にインク吐出口を備えるインクジェットヘッドチップと、
フレキシブル配線基板を介して前記インクジェットヘッドチップと接続され、該インクジェットヘッドチップを駆動させる駆動ICを備えた駆動回路基板と、
を、筐体フレーム内に収納しているインクジェットヘッドであって、
前記筐体フレームは、前記駆動回路基板を固定して該駆動回路基板で発生する熱を筐体フレームを介してキャリッジに伝導させる放熱板を一体に備えていることを特徴としている。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、筐体フレームと一体に設けられた放熱板に駆動回路基板を固定しているため、駆動回路基板が発熱しても、その熱を放熱板から筐体フレームを経てキャリッジに伝導して放熱させることができる。これにより、効率的に駆動回路基板で発生する熱を逃がすことができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのを防止することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記放熱板が、前記筐体フレームにおける基端フレーム部から立設された側壁部より突出するように形成されていることを特徴としている。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、放熱板が、筐体フレームにおける基端フレーム部から立設された側壁部より突出するように形成されているため、筐体フレームにおける、インクジェットヘッドチップ等の他の部材を保持する基端フレーム部と直接的に接しない箇所を放熱板とすることができ、駆動回路基板から放熱板に伝導した熱が、インクジェットヘッドチップに伝わり難く、確実にキャリッジに伝導することができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのを確実に防止することができる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のインクジェットヘッドにおいて、
前記放熱板を一体に備えた筐体フレームが、アルミニウム成形品で構成されていることを特徴としている。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、放熱板を含む筐体フレームが熱伝導性の高いアルミニウム成形品で構成されているため、駆動回路基板からの発熱を確実にキャリッジに伝導することができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのをより確実に防止することができる。
【0012】
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドを搭載するキャリッジを備えるインクジェットプリンタであって、
前記キャリッジは、熱伝導性を有する部材で構成されていることを特徴としている。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、キャリッジが熱伝導性を有する部材で構成されていることにより、より確実に駆動回路基板から発生する熱を放熱することができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのをさらに確実に防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
【0015】
まず図1を参照して、本発明一実施形態のインクジェットプリンタの全体構成について説明する。図1は本発明一実施形態のインクジェットプリンタの全体構成図である。
【0016】
図1に示すように本実施形態のインクジェットプリンタ1は、インクジェットヘッド2と、キャリッジ3と、キャリッジレール4と、保湿ユニット5と、メンテナンスユニット7と、インクタンク25と、インク供給管26と、制御手段(非図示)とを備えて構成される。
【0017】
インクジェットプリンタ1により画像が形成される記録媒体13は、図1における記録領域Cを通過するようにして、図1における主走査方向Aと直交した副走査方向に搬送される。記録媒体13の搬送は図示しない搬送手段によって行われる。
【0018】
キャリッジ3はインクジェットヘッド2,2,…を搭載し、キャリッジレール4に沿ってホームポジション領域Bからメンテナンス領域Dにかけて矢印A方向に移動する。記録領域Cにおいては、キャリッジ3の動作により、記録媒体13上の主走査が行われる。
【0019】
この主走査中にインクジェットヘッド2が、記録媒体13に向けてインクを吐出することで記録媒体13に画像を形成する。ノズル吐出方向が垂直下向きとなるようにインクジェットヘッド2を垂直置きする場合や、ノズル吐出方向が水平方向となるようにインクジェットヘッド2を水平置きする場合があるが、その他の方向でも実施可能である。いずれの場合でも、インクジェットヘッド2は、インクを吐出するためのノズルの吐出口が配列されたノズル面15bが記録媒体13と対向するように設置される。
本実施形態に係るインクジェットプリンタ1では、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色のインクを吐出できるよう、合計で4個のインクジェットヘッド2,2,…がキャリッジ3に設置される。中央に図示されるインクジェットヘッド2の奥側にもう1つのインクジェットヘッド2が配置されている。
なお、カラー表現するためにはインクジェットヘッドを通常4個以上用いる。インクジェットヘッドの数を4〜8個とするカラープリンタが実用されている。
【0020】
インクタンク25はインクジェットヘッド2に供給するためのインクを貯留する。インクタンク25は1個のインクジェットヘッド2に対して1個が設置される。インク供給管26はインクジェットヘッド2とインクタンク25とを連通する形態で設置され、インクタンク25からインクジェットヘッド2にインクを導く。
【0021】
メンテナンスユニット7はメンテナンス領域Dに配置され、吸引キャップ8と、清掃ブレード11と、インク受器12と、吸引ポンプ9と、廃インクタンク10等を有して構成される。メンテナンスユニット7は一連のメンテナンス動作により、インクジェットヘッド2内の異物を除去してインクジェットヘッド2のインク吐出状態を良好な状態に回復させる。
【0022】
吸引キャップ8は吸引ポンプ9を介して廃インクタンク10と連通しており、メンテナンス動作時には上昇してインクジェットヘッド2のノズル面15bを覆う。吸引キャップ8は4個が備えられる。吸引キャップ8,8,…は、上述の様に上昇した時に全てのインクジェットヘッド2,2,…のノズル面15b,15b,…を覆うことができるよう、インクジェットヘッド2,2,…のキャリッジ3での配列に対応して配列される。
吸引ポンプ9はシリンダーポンプやチューブポンプを有して構成される。吸引ポンプ9は吸引キャップ8がノズル面15bを覆った状態で作動することにより、吐出口からインクジェットヘッド2内部のインクを異物とともに吸引するための吸引力を発生する。
【0023】
清掃ブレード11はインクジェットヘッド2のインク吸引後、ノズル面15bに付着しているインクを除去する。その後、インク受器12はインクジェットヘッド2が予備吐出したインクを受ける。廃インクタンク10は吸引ポンプ9の動作によりインクジェットヘッド2から吸引されたインクや、インクジェットヘッド2から予備吐出されたインクを貯留する。
【0024】
保湿ユニット5はホームポジション領域Bに配置され、保湿キャップ6,6,…を有して構成される。保湿キャップ6は、インクジェットヘッド2が待機状態にある時、ノズル面15bを覆うことでインクジェットヘッド2,2,…のインクを保湿する。保湿キャップ6,6,…は4個が備えられる。これら4個の保湿キャップ6,6,…は、4個のインクジェットヘッド2,2,…のノズル面15b,15b,…を同時に覆うことができるよう、インクジェットヘッド2,2,…の配列に対応して配列される。
【0025】
制御手段は、CPU(中央演算装置)と、メモリとを有して構成され、インクジェットプリンタ1の各構成要素を制御する。メモリは、記録媒体13に形成する画像のデータや、インクジェットプリンタ1の各構成要素を制御するためのプログラムが記憶される。CPUは、メモリに格納された画像のデータやプログラムに基づいて演算を行ない、この演算結果に基づいて各構成要素に制御信号を送信する。
【0026】
次に、図2及び図3を参照して本発明に係るインクジェットヘッド2について説明する。
図2及び図3は本実施形態のインクジェットヘッド2の分解斜視図である。図2と図3は互いに異なる方向(ほぼ180度異なる)から見て描いたものである。
本実施形態のインクジェットヘッド2は、筐体フレーム14と、インクジェットヘッドチップ(以下単に「ヘッドチップ」という。)15と、2つのマニホールド16a,16bと、キャップ受け板17と、2つのフレキシブル配線基板18a,18bと、2つの駆動回路基板19a,19bと、外部コネクタ21と、配線支持板22と、フレキシブル配線基板23と、カバー24とを備えて構成される。
ヘッドチップ15の端部15aには多数のノズルが矢印E方向に連続して設けられている。具体的には、ノズル形状の孔を加工した金属や樹脂等からなるプレート(ノズルプレート)を端部15aの加圧室出口が設けられた端面に貼付することによりヘッドチップ15の所定位置にノズルを設ける。その結果、ノズル出口がノズル面15bに配置される。この矢印E方向に連続して設けられたノズルの列をノズル列ということとする。インクジェットヘッド2はノズル列が2列構成されたものである。これらのノズルの出口がインク吐出口となる。ヘッドチップ15は矢印E方向に長尺な外形を有する。インクジェットヘッド2は矢印E方向と図1に図示された主走査方向Aとが直交するようにキャリッジ3に搭載される。
【0027】
ヘッドチップ15はその内部に形成されたインク流路(加圧室)に充填されたインクをノズルから吐出する装置である。ヘッドチップ15の端部15aのノズル入口前にはそのノズルからインクを吐出するための圧力(吐出力)を発生する圧電素子が付設されたインク流路(加圧室)が各ノズル毎に対応して形成されている。ヒータ素子等他の手段によって吐出力を発生させても良い。一方のノズル列の各ノズルへ吐出力を与える圧電素子を駆動回路基板19aに実装された駆動回路により駆動し、他方のノズル列の各ノズルへ吐出力を与える圧電素子を駆動回路基板19bに実装された駆動回路により駆動する。そのために、駆動回路基板19a,19bはそれぞれフレキシブル配線基板18a,18bを介してヘッドチップ15の両側面に接続される。
駆動回路基板19a,19bと外部との電気的接続は外部コネクタ21、フレキシブル配線基板23、内部コネクタ20a,20bにより行われる。内部コネクタ20a,20bは駆動回路基板19a,19bにそれぞれ実装されている。フレキシブル配線基板23の外部電極は外部コネクタ21に接続されており、この外部電極を含むフレキシブル配線基板23の一端部は配線支持板22上に貼付されて支持されている。フレキシブル配線基板23の他端部は二股に分かれるように配線支持板22から延設され、その先端にそれぞれ内部電極が形成されている。これらの内部電極が各内部コネクタ20a,20bに接続される。インクジェットヘッド2の実装時には、外部コネクタ21はキャリッジ3に設置されたコネクタに接続される。
【0028】
ヘッドチップ15の両側面にはそれぞれマニホールド16a,16bが取り付けられる。マニホールド16a,16bのヘッドチップ15の側面側にはフィルタ設置部a1,a2が設けられている。フィルタ設置部a1に対してフィルタa3が取り付けられ、フィルタ設置部a2に対してフィルタa4が取り付けられる。なお、各フィルタa3,a4は、各々対応するフィルタ設置部a1,a2に熱圧着若しくは接着により取り付けられるのが好ましい。また、フィルタ設置部a1を図3に示し、フィルタ設置部a2を図2に示している。
キャップ受け板17はマニホールド16a,16bに取り付けられる。このとき、キャップ受け板17に設けられた開口部17aを介してノズル面15bが露出する。
筐体フレーム14に形成された流路コネクタ14pに図1に示したインク供給管26からインクが供給される。流路コネクタ14p及び流路形成部14n内に連続してインク流路が形成されており、このインク流路が各マニホールド16a,16bに形成されたインク流路に接続する。マニホールド16a,16bに到達するインクはフィルタa3,a4を通過して、さらにヘッドチップ15に形成されたインク流路(加圧室)に導入される。
キャップ受け板17は吸引キャップ8や保湿キャップ6を受けて、これらと密着するものである。
【0029】
筐体フレーム14は、ヘッドチップ15、マニホールド16a,16b及びキャップ受け板17を収納する基端フレーム部14aと、基端フレーム部14aの長手方向の両端からそれぞれ立設された側壁部14g,14hと、両側壁部14g,14bに架け渡すように形成された放熱板14k及びコネクタ支持部14mと、両側壁部14g,14hの内側にそれぞれ形成されたヘッドチップ保持部14i,14jとを備える。
ヘッドチップ15の両端部がヘッドチップ保持部14i,14jにそれぞれ保持される。ヘッドチップ15、2つのマニホールド16a,16b、キャップ受け板17及び基端フレーム部14aは互いに接着剤により固定される。
駆動回路基板19a,19bは放熱板14kに接合される。コネクタ支持部14mは外部コネクタ21を支持する。
筐体フレーム14にカバー24が取り付けられ、ヘッド筐体の4側面と上端面(=ノズル面15bと反対側の面)が構成される。ヘッド筐体の上端面を構成するカバー24の端面には、コネクタ保持開口24aが形成されている。筐体フレーム14にカバー24が取り付けられると、外部コネクタ21及び配線支持板22はコネクタ保持開口24aによって保持される。
また、基端フレーム部14aの外周には3つの支点当接部14b,14c,14dと、2つのボルト挿通部14e,14fとが付設されている。3つの支点当接部14b,14c,14dはキャリッジ3へインクジェットヘッド2を位置決めする際に、キャリッジ3側の3支点に当接して支持される部分である。位置決め後、インクジェットヘッド2をキャリッジ3に固定するためのボルトがボルト挿通部14e,14fに穿設されたボルト挿通孔に挿通される。
【0030】
次に、図4及び図5を参照し、インクジェットヘッドチップ(ヘッドチップ)15を駆動させる駆動ICを備えた駆動回路基板19a,19bと、筐体フレーム14において前記駆動回路基板19a,19bを固定する放熱板14kについてさらに詳細に説明する。
【0031】
この実施の形態では、前記ヘッドチップ15は、前記したように、図2の矢印E方向に連続して設けられたノズル列を2列有しており、各ノズル列に対して駆動回路基板を有している。このため、この実施の形態では、ヘッドチップ15に対して、2つの駆動回路基板19a,19bを備えており、ヘッドチップ15の上端部と駆動回路基板の下端部を接続するフレキシブル配線基板(FPC)も2つ(符号18a,18b)備えている。なお、ここでは、ヘッドチップ15の圧電素子は、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)で構成されている。
【0032】
前記駆動回路基板19a,19bは、制御手段から送信された制御信号に基づいて圧電素子に電圧を印加する駆動回路(駆動IC)を有して構成され、互いにほぼ同じ形状を有して構成される。また、前記駆動回路基板19a,19bは、それぞれヘッドチップ15の1列分のノズル(インク吐出口)にフレキシブル配線基板18a,18bを介して接続されている。ここで、以降の説明では、駆動回路基板19a,19bにおいて駆動回路を形成する駆動IC等の電子部品が実装された側の面を表面、表面の反対側を裏面と呼ぶ。
【0033】
前記したように、駆動回路基板19a,19bは、フレキシブル配線基板18a,18bを介してヘッドチップ15と接続される。フレキシブル配線基板18a,18bは、柔軟性、絶縁性を具備したプラスチックフィルムに、駆動回路基板19a,19bと個々の圧電素子とを接続するための配線を備えて構成される。
【0034】
また、駆動回路基板19a,19bの表面には、それぞれ内部コネクタ20a,20bが設置されている。この内部コネクタ20a,20bは、互いにほぼ同じ形状を有している。そして、内部コネクタ20aには、前記配線支持板22のフレキシブル配線基板23の下端部(2つに分かれている)に設けられた2つの電極の内の一方が嵌合される。また、内部コネクタ20bには、前記配線支持板22のフレキシブル配線基板23の下端部(2つに分かれている)に設けられた2つの電極の内の他方が嵌合されるようになっている。
【0035】
前記フレキシブル配線基板23は、駆動回路基板19a,19bをキャリッジ3に設置されたコネクタと電気的に接続することで、制御手段から駆動回路基板19a,19bに送信される制御信号やヘッドチップ15の圧電素子に供給される電力を中継するものである。
フレキシブル配線基板23の2つに分かれた下端部の電極は、それぞれ内部コネクタ20a,20bと嵌合するよう、ほぼ同じ形状を有して構成される。
【0036】
この実施の形態の筐体フレーム14は、放熱板14kを一体に備えている。前記放熱板14kは、筐体フレーム14における基端フレーム部14aの長手方向(方向E)の両端からそれぞれ立設された側壁部14g,14hの少なくとも一方より突出するように形成される。なお、ここでは、前記放熱板14kは、図2及び図3に示すように、筐体フレーム14における基端フレーム部14aの長手方向(方向E)の両端からそれぞれ立設された側壁部14g,14hの一方から突出して他方に達する長さを有しており、その結果、側壁部14g,14hに架け渡すように形成されている。また、この放熱板14kは、図5に示すように、ヘッドチップ15側から内部コネクタ20a,20b側に向かう方向に幅が広がった略台形の断面形状を有している。そして、前記フレキシブル配線基板18a,18bを介してヘッドチップ15と接続された状態の2つの駆動回路基板19a,19bが、それぞれ裏面の下端部が放熱板14kの両側面14s,14tに当接する形態で筐体フレーム14に設置される。これにより、駆動回路基板19a,19bは、略逆ハ字状(すなわち、ヘッドチップ15から内部コネクタ20a,20bに向かう方向にほぼ沿って、内部コネクタ20a,20bに向かうにつれて互いの間隔が広がる形態)になるように放熱板14kに固定される。固定方法としては、例えば、接着剤による接着固定等が挙げられる。
【0037】
このように、駆動回路基板19a,19bが放熱板14kに当接して設置されると共に、放熱板14kが筐体フレーム14と一体に形成されていることで、駆動回路(駆動IC)から発生した熱は、駆動回路基板19a,19bから放熱板14kに伝導した後、筐体フレーム14の他の部分にも伝導しやすく、駆動回路基板19a,19bから放熱板14kに伝導した熱が逃げやすい構成となっている。この実施の形態の筐体フレーム14は、前記放熱板14kも含めて熱伝導性の高い部材、ここでは特にアルミニウム成形品で構成されている。なお、熱伝導性の良好なものであれば、他の部材(材質)で放熱板及び筐体フレームを構成しても良い。熱伝導性の良い部材(材質)としては、例えば、マグネシウム合金、SUS(特殊用途ステンレス鋼板)、チタン合金、鉄、銅、いわゆるダイカスト成形品に用いられる種々の金属、熱伝導性の高い樹脂等が挙げられる。
【0038】
さらに、ここでは、前記放熱板14kが、筐体フレーム14における基端フレーム部14aから立設された側壁部より突出するように形成されているため、筐体フレーム14において、インクジェットヘッドチップ15等の他の部材を保持する基端フレーム部14aと直接的に接しない箇所を放熱板14kとすることができ、駆動回路基板19a,19bから放熱板14kに伝導した熱が、インクジェットヘッドチップ15等に伝わり難く、確実にキャリッジ3に伝導することができ、駆動回路基板19a,19bが熱により悪影響を受けるのを確実に防止することができる。
【0039】
なお、この実施の形態では、前記ヘッドチップ15及び筐体フレーム14を含むインクジェットヘッド2を搭載するキャリッジ3も熱伝導性の高い部材(例えば、アルミニウム成形品等、前記筐体フレームを構成する部材として挙げたものが好ましい)で構成されている。このため、駆動回路基板19a,19bで発生した熱が、放熱板及び筐体フレームを経てキャリッジ等のインクジェットヘッド外部へ効率よく放出されやすく、さらに熱が逃げやすい構成となっている。
【0040】
また、駆動回路基板19a,19bを放熱板14kに固定する際には、まず、フレキシブル配線基板18a,18bを介して駆動回路基板19a,19bと接続されているヘッドチップ15を筐体フレーム14の所定位置に保持する。ここでは、ヘッドチップ15の両端部を、筐体フレーム14の両側壁部14g,14hの内側にそれぞれ形成されたヘッドチップ保持部14i,14jにそれぞれ保持する。そして、放熱板14kの両側面14s,14tに2つの駆動回路基板19a,19bが略逆ハ字状に保持されるように当接させ、その状態で放熱板に駆動回路基板を接着剤等で接着固定する。このような順で固定すると、フレキシブル配線基板18a,18b等に無理な力を掛けることなく、駆動回路基板19a,19bを放熱板14kに固定することができる。
【0041】
以上のように、この実施の形態におけるインクジェットヘッドチップによれば、筐体フレームと一体に設けられた放熱板に駆動回路基板を固定しているため、駆動回路基板が発熱しても、その熱を放熱板から筐体フレームを経てキャリッジに伝導して放熱させることができる。これにより、効率的に駆動回路基板で発生する熱を逃がすことができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのを防止することができる。
【0042】
また、この実施の形態では、放熱板が、筐体フレームにおける基端フレーム部から立設された側壁部より突出するように形成されているため、筐体フレームにおける、インクジェットヘッドチップ等の他の部材を保持する基端フレーム部と直接的に接しない箇所を放熱板とすることができ、駆動回路基板から放熱板に伝導した熱が、インクジェットヘッドチップに伝わり難く、確実にキャリッジに伝導することができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのを確実に防止することができる。
【0043】
さらに、この実施の形態では、放熱板を含む筐体フレームが熱伝導性の高いアルミニウム成形品で構成されているため、駆動回路基板からの発熱を確実にキャリッジに伝導することができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのをより確実に防止することができる。
【0044】
またさらに、この実施の形態では、キャリッジが熱伝導性を有する部材で構成されていることにより、より確実に駆動回路基板から発生する熱を放熱することができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのをさらに確実に防止することができる。
【0045】
なお、本発明に係るインクジェットヘッド及びインクジェットプリンタとしては、前記した実施形態に限るものではなく、他の構成のものにも適用可能である。例えば、インクジェットヘッドは、ヘッドチップに圧電素子を備える構成とは限らず、例えばヒータを備える構成としてもよい。
また、この実施の形態では、放熱板は、筐体フレームにおける基端フレーム部から立設された2つの側壁部同士を架け渡すように形成されているが、これに限るものではない。例えば、前記放熱板が、側壁部のうちの一方より突出するように、すなわち側壁部の一方のみで放熱板を支持するようになっていても良い。
【0046】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、筐体フレームと一体に設けられた放熱板に駆動回路基板を固定しているため、駆動回路基板が発熱しても、その熱を放熱板から筐体フレームを経てキャリッジに伝導して放熱させることができる。これにより、効率的に駆動回路基板で発生する熱を逃がすことができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのを防止することができる。
【0047】
請求項2に記載の発明によれば、放熱板が、筐体フレームにおける基端フレーム部から立設された側壁部より突出するように形成されているため、筐体フレームにおける、インクジェットヘッドチップ等の他の部材を保持する基端フレーム部と直接的に接しない箇所を放熱板とすることができ、駆動回路基板から放熱板に伝導した熱が、インクジェットヘッドチップに伝わり難く、確実にキャリッジに伝導することができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのを確実に防止することができる。
【0048】
請求項3に記載の発明によれば、放熱板を含む筐体フレームが熱伝導性の高いアルミニウム成形品で構成されているため、駆動回路基板からの発熱を確実にキャリッジに伝導することができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのをより確実に防止することができる。
【0049】
請求項4に記載の発明によれば、キャリッジが熱伝導性を有する部材で構成されていることにより、より確実に駆動回路基板から発生する熱を放熱することができ、駆動回路基板が熱により悪影響を受けるのをさらに確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタの概略を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るインクジェットヘッドの分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るインクジェットヘッドを図2に対してほぼ180度異なる方向から描図した分解斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るインクジェットヘッドを構成する筐体フレームの放熱板に駆動回路基板が固定された状態を示す拡大斜視図である。
【図5】図4のF−F断面図である。
【符号の説明】
1   インクジェットプリンタ
2   インクジェットヘッド
3   キャリッジ
4   キャリッジレール
5   保湿ユニット
6   保湿キャップ
7   メンテナンスユニット
8   吸引キャップ
9   吸引ポンプ
10  廃インクタンク
11  清掃ブレード
12  インク受器
13  記録媒体
14  筐体フレーム
14a 基端フレーム部
14b,14c,14d 支点当接部
14e,14f ボルト挿通部
14g,14h 側壁部
14i,14j ヘッドチップ保持部
14k 放熱板
14m コネクタ支持部
14n 流路形成部
14p 流路コネクタ
15  ヘッドチップ(インクジェットヘッドチップ)
15a 端部
15b ノズル面(先端面)
16a,16b マニホールド
17  キャップ受け板
17a 開口部
18a,18b フレキシブル配線基板
19a,19b 駆動回路基板
20a,20b 内部コネクタ
21  外部コネクタ
22  配線支持板
23  フレキシブル配線基板
24  カバー
24a コネクタ保持開口
25  インクタンク
26  インク供給管
A   主走査方向
B   ホームポジション領域
C   記録領域
D   メンテナンス領域

Claims (4)

  1. 先端面にインク吐出口を備えるインクジェットヘッドチップと、
    フレキシブル配線基板を介して前記インクジェットヘッドチップと接続され、該インクジェットヘッドチップを駆動させる駆動ICを備えた駆動回路基板と、
    を、筐体フレーム内に収納しているインクジェットヘッドであって、
    前記筐体フレームは、前記駆動回路基板を固定して該駆動回路基板で発生する熱を筐体フレームを介してキャリッジに伝導させる放熱板を一体に備えていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記放熱板が、前記筐体フレームにおける基端フレーム部から立設された側壁部より突出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記放熱板を一体に備えた筐体フレームが、アルミニウム成形品で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットヘッド。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェットヘッドを搭載するキャリッジを備えるインクジェットプリンタであって、
    前記キャリッジは、熱伝導性を有する部材で構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
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