JP2001102531A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001102531A
JP2001102531A JP27703599A JP27703599A JP2001102531A JP 2001102531 A JP2001102531 A JP 2001102531A JP 27703599 A JP27703599 A JP 27703599A JP 27703599 A JP27703599 A JP 27703599A JP 2001102531 A JP2001102531 A JP 2001102531A
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wiring
capacitor
semiconductor device
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wiring layer
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Nobuaki Nonaka
信昭 野中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源ノイズによる動作性能の低下がなく、小型
で信頼性の高い半導体装置を提供する。 【解決手段】 本発明の第1の半導体装置では、半導体
基板の配線層形成領域が、表面から垂直方向に内部に向
かって、第1配線層、第2配線層、コンデンサを順次積
層配置し、前記第1および第2の配線層の一方をグラン
ド配線に他の一方を電源配線とし、前記第1および第2
配線層をそれぞれ前記コンデンサの第1および第2の電
極に接続してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は電源ノイズを低減する半
導体装置に関し、特に電源とグランド配線とバイパスコ
ンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体装置において動作の高速
化、電源電圧の低下と回路の集積度の増大により、半導
体素子内における電源ノイズなどによる電位変動が回路
の動作性能を著しく制限するようになっている。
【0003】従来、この種の半導体装置では電源とグラ
ンド間にコンデンサを挿入し電源ノイズによる電位変動
を抑制していた。コンデンサの挿入方法としては半導体
装置外部にコンデンサを付加する構造(特開平5-251635
号公報)と、半導体装置内部に付加する構造とが提案さ
れている。前者は、チップの中心近傍に配置された素子
では、コンデンサと素子との間の配線抵抗が大きくな
り、必ずしも良好な電位変動抑制を行うことは不可能で
あった。後者の例としては図7に示すように、電源配線
51とグランド配線52を同一配線層に配置し、接続層
53で電源と導電層54を接続し、接続層55でグラン
ドと導電層56を接続し、導電層54と導電層56との
間にコンデンサを形成するものがある。
【0004】
【発明が解決しようする課題】しかし、このような従来
の半導体装置では、コンデンサを半導体装置の外部に付
加する場合は部品数が多くなり、近年の半導体装置を搭
載する機器の小型化にとって障害となる。また、内部に
コンデンサを付加する場合には電源およびグランドの配
線部分のため、半導体装置の面積が増大してしまう。従
って大規模なブロックを多数搭載する半導体装置におい
ては、各ブロック内で電源電圧の降下を防止するため
に、抵抗の少ない電源配線が必要となる。このため電源
配線とグランド配線の配線幅を大きくして配線するた
め、面積増大の問題は半導体装置が大規模になる程顕著
になる。
【0005】本発明は前記実情に鑑みてなされたもの
で、電源ノイズによる動作性能の低下がなく、小型で信
頼性の高い半導体装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
を解決するためになされたもので、半導体装置を実現す
るための電源とグランドの配線、その電源とグランドの
配線の下に積層配置されるコンデンサセルを提供するも
のである。
【0007】本発明は、電源とグランド間にコンデンサ
を挿入することにより電源ノイズの低減を図るとともに
電源配線による半導体装置の面積増加を抑制するもの
で、電源配線、グランド配線とコンデンサセルを積層配
置し電源配線あるいはグランド配線に使用している配線
層の一部を積層配置された電源配線、グランド配線とコ
ンデンサセルの接続用配線層として使用できるようにし
たものである。本発明の第1の半導体装置では、半導体
基板の配線層形成領域が、表面から垂直方向に内部に向
かって、第1配線層、第2配線層、コンデンサを順次積
層配置し、前記第1および第2の配線層の一方をグラン
ド配線に他の一方を電源配線とし、前記第1および第2
配線層をそれぞれ前記コンデンサの第1および第2の電
極に接続してなることを特徴とする。
【0008】この構成によれば、前記電源配線と前記グ
ランド配線による半導体装置の面積の増大を従来の配線
方法と比較して少なくし、電源グランド間にコンデンサ
を挿入することが可能となり、半導体装置の電源ノイズ
の低減が可能となる。
【0009】本発明の第2では、請求項1記載の半導体
装置において、前記第2配線層は、電気的に独立な2つ
以上の部分に分割され、分割された前記第2配線層の1
つ以上の部分を電源と接続して電源配線とし、分割され
た前記第2配線層の部分のうち前記電源配線以外の部分
の少なくとも一部を配線接続層として、前記第1配線層
と前記コンデンサに接続してなることを特徴とする。
【0010】この構成によれば、前記第1配線層と前記
第2配線層を積層配置しても前記電源配線と前記グラン
ド配線と前記コンデンサの接続を行うことができるた
め、前記電源配線、前記グランド配線による半導体装置
の面積の増加を削減できる。
【0011】本発明の第3では、請求項1記載の半導体
装置において、前記第2配線層は、面状に形成され、少
なくとも1つのスリットを介して電気的に独立な2つ以
上の部分に分割されていることを特徴とする。
【0012】この構成によれば、第2配線層はスリット
によって電気的に分離されており、グランド配線を最大
限に大きくとることができ、極めて簡単な層構造で配線
面積を最大限に利用し、信頼性の高いコンデンサを提供
することが可能となる。また、配線接続部も最大限に大
きくとることができ、配線長を増大することなく、直線
距離で電気的接続を行うことが可能となる。
【0013】本発明の第4では、請求項1記載の半導体
装置において、前記第2配線層は、複数の穴を有し、前
記穴内に、前記第2配線層と電気的に独立な配線接続部
を介して、前記第1の配線層と前記コンデンサとを接続
してなることを特徴とする。この構成によれば、穴によ
って配線接続部に対する絶縁を達成しているため、電気
的接続を信頼性よく達成し得、さらに配線面積を最大限
に大きくとることができ、信頼性の向上をはかることが
できる。また、レイアウトに時間をかけることなく、必
要個所に最短の配線長で接続することができる。
【0014】本発明の第5では、請求項1乃至4のいず
れかに記載の半導体装置において、前記配線接続層は、
前記第1配線層と前記第2配線層との間に介在せしめら
れる第1の層間絶縁膜に形成された第1のスルーホール
内に形成された第1の配線接続部と、前記第2配線層と
前記コンデンサとの間に介在せしめられる第2の層間絶
縁膜に形成された第2のスルーホール内に形成された第
2の配線接続部とで構成され、前記第1および第2の配
線接続部は等間隔で配列されていることを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、前記第1および第2の
配線接続部は等間隔で配列されているため、配線接続部
の配線長が極端に長くなり、配線容量が局所的に増大す
るのを防ぐことが可能となる。
【0016】本発明の第6では、請求項5に記載の半導
体装置において、前記第1および第2の配線接続部は、
上下に一直線をなすように水平方向の位置が一致してい
ることを特徴とする。
【0017】かかる構成によれば、第1および第2の配
線接続部の形成が1工程で達成し得、工数の簡略化を図
ることが可能となる。
【0018】本発明の第7では、請求項5に記載の半導
体装置において、前記第2の配線接続部は、前記第1の
配線接続部の間に位置するように形成されたことを特徴
とする。
【0019】かかる構成によれば、さらに、信頼性の高
いパターン形成を行うことが可能となる。
【0020】本発明の第8では、請求項1に記載の半導
体装置において、前記第2の配線層はグランド線であ
り、前記第2の配線層は、前記コンデンサの第2の電極
を構成していることを特徴とする。
【0021】本発明の第9では、請求項1乃至8のいず
れかに記載の半導体装置において、前記コンデンサは、
半導体基板表面に形成された第1の導体層と第2の導体
層との間に誘電体薄膜を挟んた積層構造体として形成さ
れていることを特徴とする。かかる構成によれば、コン
デンサ形成領域にのみ高誘電率材料を介在せしめるよう
にすれば、極めて容易に形成可能である。
【0022】本発明の第10では、請求項1乃至8のい
ずれかに記載の半導体装置において、前記コンデンサ
は、第1導電型の半導体基板表面に、互いに離間して形
成され、互いに同電位に維持された第2導電型の第1お
よび第2領域と、前記第1および第2領域間に誘電体薄
膜を介して形成された導体層とから構成され、前記第1
および第2の領域と、前記導体層とが前記第1および第
2の電極を構成してなることを特徴とする。
【0023】トランジスタなどの他の素子領域の形成と
同一工程で前記第2導電型の第1領域および第2領域を
形成することができるため、工数の増大を招くことな
く、容量の調整も可能である上、さらに高精度のコンデ
ンサを提供することが可能となる。
【0024】本発明の第11では、請求項10記載の半
導体装置において、前記コンデンサはMOSトランジスタ
を構成し、前記電源配線またはグランド配線の一方と前
記MOSトランジスタのソース・ドレイン部分とを、前記
第1配線接続層で接続するとともに、前記コンデンサ接
続用配線と前記MOSトランジスタのゲートを前記第2配
線接続層で接続し、電源とグランド間にMOSトランジス
タからなるコンデンサを挿入することを特徴とする。
【0025】この構成によれば、前記第1配線層、前記
第2配線層の下にコンデンサを積層配置することがで
き、MOSトランジスタ1つがコンデンサセルになってい
るため、小さな領域にも前記コンデンサを配置でき、ま
た、付加される前記コンデンサの容量の値を調整するこ
とも可能である。さらに、前記コンデンサを配置するの
は最終レイアウトが終了した後に行うため、レイアウト
に変更があるたびに前記コンデンサセルを配置しなおす
必要がない。
【0026】本発明の第12では、請求項1乃至10の
いずれかに記載の半導体装置において、前記配線層形成
領域は、前記半導体基板内の各素子ブロックを囲むよう
に素子ブロック間領域に形成されていることを特徴とす
る。
【0027】本発明の第13では、請求項1乃至10の
いずれかに記載の半導体装置において、前記素子ブロッ
クはマトリックス状に形成され、前記各素子ブロックを
囲むように素子ブロック間領域に前記配線層形成領域が
形成されていることを特徴とする。
【0028】本発明の第14では、請求項12乃至13
のいずれかに記載の半導体装置において、各配線接続部
は各素子ブロック毎に複数具備してなることを特徴とす
る。
【0029】本発明の第15では、半導体基板表面に、
素子ブロックを形成する工程と、前記素子ブロックを囲
む配線形成領域に配線層を形成する工程とを含む半導体
装置の製造方法において、前記素子ブロック形成工程に
おけるトランジスタ形成工程と同一工程で前記配線層形
成領域にMOSトランジスタを形成する工程と、前記MOSト
ランジスタのソースドレイン領域を同電位に接続したソ
ース・ドレイン電極と、これらソースドレイン領域間に
形成されたゲート電極とによってコンデンサを形成し、
前記コンデンサのソースドレイン電極および前記ゲート
電極がそれぞれ前記配線領域に積層構造で形成された電
源線およびグランド線に接続するように配線層を形成す
る工程とを含むことを特徴とする。
【0030】かかる構成によれば、電源ノイズが小さく
信頼性の高い配線構造を容易に形成することが可能とな
る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。この半導体装置は、図1乃
至図3に示すように(ここで図2は平面配置構造を示す
図、図3A、Bはそれぞれ図1のx方向断面図およびy
方向断面図である)、能動領域と同一工程でMOSトラン
ジスタを形成し、このMOSトランジスタのソース・ドレ
イン領域9と前記電源配線2を第3配線接続層8で接続
するとともに、電源配線2と同一層からなり、これとス
リット4を介して分離されたコンデンサ接続用配線5
に、前記MOSトランジスタのゲート7を前記第2配線接
続層10で接続し、このコンデンサ接続用配線5に、第
1の配線接続層6を介してグランド配線1を接続するこ
とにより、電源とグランド間にコンデンサを挿入するよ
うにしたことを特徴とする。図2において素子ブロック
EBがマトリックス状に形成され、これを囲むように配
線形成領域WLが形成されている。
【0032】ここでグランド配線1は第1配線層で形成
する。電源配線2は第2配線層で形成されている。この
電源配線2はグランド配線1の幅3よりも小さい配線幅
でグランド配線1に積層するように形成されている。電
源配線2の配線方向に沿って両側に、第2配線層のデザ
インルールで定義された最小の幅のスリット4だけ離し
て電源配線2に平行に第2配線層でコンデンサ接続用配
線5が形成されており、グランド配線1とコンデンサ接
続用配線5を第1配線層と第2配線層を接続する第1配
線線接続層6で接続する。コンデンサ接続用配線5とポ
リシリコン層からなるゲート電極7を第2配線層とN型
拡散領域からなるソース・ドレイン領域9の一方を第3
の配線接続層8で接続する。なお、ゲート電極7の下層
にはN型拡散領域9が形成されており、ポリシリコン7
をゲートとし、N型拡散領域9をソース・ドレインとす
るNチャネルMOSトランジスタが形成されている。電源配
線2とソース・ドレイン領域9を第2の配線接続層10
によって接続する。この構成により、NチャネルMOSトラ
ンジスタのゲートがグランドにソース・ドレインが電源
に接続されることになる。この断面構造と接続を示す要
部拡大断面図を図4に示す。グランド1がゲート7に接
続され電源2がソース・ドレイン9に接続される。この
構成によりNチャネルMOSトランジスタのゲート酸化膜2
5を誘電体としてグランド1と電源2にコンデンサが挿
入されている。
【0033】図1において、シリコンウエハを上部から
みた際に、グランド配線1から電源配線2の重なった部
分を除外した部分11と電源配線2の配線方向に沿って
両側にあるコンデンサ接続用配線5、第1の配線接続層
6と第3の配線接続層8とポリシリコン7とN型拡散層
9で構成されるNチャネルMOSトランジスタの部分はセル
として登録する。このセルは図5に示すような構造にな
る。31はグランド配線から電源配線の重なった部分を
除外した部分、35はコンデンサ接続用配線、36は第
1配線層と第2配線層を接続する層で形成されたコンタ
クト、37はポリシリコン、38は第2配線層と基板を
接続する層で形成されたコンデンサ接続用配線35とポ
リシリコン37を接続するコンタクト、39はN型拡散
領域、30は第2配線層と基板を接続する層で形成され
た電源とN型拡散領域39を接続するコンタクトであ
る。(一部のコンタクトは図を見やすくするために省略
してある。)
【0034】以上のように、本発明の第1の実施形態
は、電源配線2とグランド配線1が積層配置されている
ため、同一配線層で電源とグランドを配線する場合と比
較して電源とグランド配線に必要な面積を1/2に抑え
ることができる。
【0035】また、第2配線層で電源配線2とコンデン
サ接続用配線3を設けることにより、電源配線とグラン
ド配線を重ねて配置する場合にも、グランド配線1とコ
ンデンサセルとの接続が確保される。
【0036】さらに、電源配線とグランド配線の下に図
5に示す構造のコンデンサセルを複数配置することによ
り、図4に示すようなNチャネルMOSトランジスタで構成
するコンデンサが付加され、電源とグランド間コンデン
サが実現できる。図5に示すコンデンサセルは図6に示
すように、自動レイアウトツールなどを用いて単純に積
層させて配置したグランド配線41と電源配線42に追
加することにより図1に示す構成を実現でき、配置する
数を調整することでコンデンサの容量の値を変えられる
ため、容易に電源とグランド間の適切なコンデンサを付
加し、電源ノイズを削減できる。
【0037】なお、上記実施の形態では電源配線を第2
配線層層で、グランド配線を第3配線層で行った場合に
ついて説明したが、本発明はその他の配線層で電源とグ
ランドの配線を行ってもよい。また、コンデンサの構成
方法もNチャネルMOSで構成した場合について説明したが
その他の方法でコンデンサを構成してもよい。
【0038】なお、前記実施の形態では、MOSトランジ
スタのソース・ドレイン領域と、ゲート電極との間に形
成される容量をコンデンサとして用いたが、これに限定
されることなく、導体層間に誘電体膜を挟んだ構造を用
いてもよいことは言うまでもない。
【0039】さらにまた、基板表面に形成したトレンチ
内に誘電体膜を形成し、この上層に導体層を形成するこ
とにより形成したコンデンサを用いるようにしてもよい
ことはいうまでもない。
【0040】なお、前記実施例では、スリットにより第
2の配線層とコンタクト配線とを分離し、接続するよう
にしたが、この構造に限定されることなく、変更可能で
ある。例えば下層側の第2配線層に、複数の穴を有し、
この穴内に、第2配線層と電気的に独立な配線接続部を
介して、上層の第1の配線層とコンデンサとを接続する
ようにしてもよい。この構成によれば、穴によって配線
接続部に対する絶縁を達成しているため、電気的接続を
信頼性よく達成し得、さらに配線面積を最大限に大きく
とることができ、信頼性の向上をはかることができる。
また、レイアウトに時間をかけることなく、必要個所に
最短の配線長で接続することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
半導体装置を実現するための電源とグランドの配線、そ
の電源とグランドの配線の下に配置されるコンデンサセ
ルを提供することができる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の半導体装置を示す図
【図2】本発明の第1の実施形態の半導体装置の平面配
置を示す図
【図3】図1のx、y方向断面を示す説明図
【図4】本発明の第1の実施形態の半導体装置のコンデ
ンサ部の断面構造を示す図
【図5】本発明の第1の実施形態の半導体装置のコンデ
ンサセルの構造を示す図
【図6】本発明の第1の実施形態の半導体装置のコンデ
ンサセルの追加前の電源とグランド配線を示す図
【図7】従来の技術を示す図
【符号の説明】
1 グランド配線 2 電源配線 5 コンデンサ接続用配線 6 第1配線層と第2配線層を接続する層で形成された
コンタクト 7 ポリシリコン 8 第2配線層と基板を接続する層で形成されたポリシ
リコンへのコンタクト 9 N型拡散領域 10 第2配線層と基板を接続する層で形成されたN型
拡散領域へのコンタクト 25 ゲート酸化膜

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の配線層形成領域が、表面か
    ら垂直方向に内部に向かって、第1配線層、第2配線
    層、コンデンサを順次積層配置し、前記第1および第2
    の配線層の一方をグランド配線に、他の一方を電源配線
    とし、前記第1および第2配線層をそれぞれ前記コンデ
    ンサの第1および第2の電極に接続してなることを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第2配線層は、電気的に独立な少な
    くとも2つの部分に分割され、分割された前記第2配線
    層のうちの少なくとも1つの部分を電源と接続して電源
    配線とし、分割された前記第2配線層の部分のうち前記
    電源配線以外の部分の少なくとも一部を配線接続層とし
    て、前記第1配線層と前記コンデンサに接続してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第2配線層は、面状に形成され、少
    なくとも1つのスリットを介して電気的に独立な少なく
    とも2つの部分に分割されていることを特徴とする請求
    項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2配線層は、複数の穴を有し、前
    記穴内に、前記第2配線層と電気的に独立な配線接続部
    を介して、前記第1の配線層と前記コンデンサとを接続
    してなることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記配線接続層は、前記第1配線層と前
    記第2配線層との間に介在せしめられる第1の層間絶縁
    膜に形成された第1のスルーホール内に形成された第1
    の配線接続部と、前記第2配線層と前記コンデンサとの
    間に介在せしめられる第2の層間絶縁膜に形成された第
    2のスルーホール内に形成された第2の配線接続部とで
    構成され、前記第1および第2の配線接続部は等間隔で
    配列されていることを特徴とする請求項1乃至4のいず
    れかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の配線接続部は、上
    下に一直線をなすように水平方向の位置が一致している
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の配線接続部は、前記第1の配
    線接続部の間に位置するように形成されたことを特徴と
    する請求項5に記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の配線層はグランド線であり、
    前記第2の配線層は、前記コンデンサの第2の電極を構
    成していることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  9. 【請求項9】 前記コンデンサは、半導体基板表面に形
    成された第1の導体層と第2の導体層との間に誘電体薄
    膜を挟んだ積層構造体として形成されていることを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記コンデンサは、第1導電型の半導
    体基板表面に、互いに離間して形成され、互いに同電位
    に維持された第2導電型の第1および第2領域と、前記
    第1および第2領域間に誘電体薄膜を介して形成された
    導体層とから構成され、前記第1および第2の領域と、
    前記導体層とが前記第1および第2の電極を構成してな
    ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の
    半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記コンデンサはMOSトランジスタを
    形成し、前記電源配線を前記MOSトランジスタのソース
    ・ドレイン部分と前記第1配線接続層で接続し、前記コ
    ンデンサ接続用配線と前記MOSトランジスタのゲートを
    前記第2配線接続層で接続し、電源とグランド間にコン
    デンサを挿入することを特徴とする請求項10記載の半
    導体装置。
  12. 【請求項12】 前記配線層形成領域は、前記半導体基
    板内の各素子ブロックを囲むように素子ブロック間領域
    に形成されていることを特徴とする請求項1乃至10の
    いずれかに記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記素子ブロックはマトリックス状に
    形成され、前記各素子ブロックを囲むように素子ブロッ
    ク間領域に前記配線層形成領域が形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の半導体
    装置。
  14. 【請求項14】 各配線接続部は各素子ブロック毎に複
    数具備してなることを特徴とする請求項12乃至13の
    いずれかに記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】 半導体基板表面に、素子ブロックを形
    成する工程と、前記素子ブロックを囲む配線形成領域に
    配線層を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法に
    おいて、前記素子ブロック形成工程におけるトランジス
    タ形成工程と同一工程で前記配線層形成領域にMOSトラ
    ンジスタを形成する工程と、 前記MOSトランジスタのソースドレイン領域を同電位に
    接続したソース・ドレイン電極と、これらソースドレイ
    ン領域間に形成されたゲート電極とによってコンデンサ
    を形成し、前記コンデンサのソースドレイン電極および
    前記ゲート電極がそれぞれ前記配線領域に積層構造で形
    成された電源線およびグランド線に接続するように配線
    層を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020065322A (ko) * 2001-02-05 2002-08-13 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 인터페이스 장치 및 인터페이스 시스템

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