JP2001102303A - 化合物半導体基板の製造方法 - Google Patents

化合物半導体基板の製造方法

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JP2001102303A
JP2001102303A JP27535299A JP27535299A JP2001102303A JP 2001102303 A JP2001102303 A JP 2001102303A JP 27535299 A JP27535299 A JP 27535299A JP 27535299 A JP27535299 A JP 27535299A JP 2001102303 A JP2001102303 A JP 2001102303A
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mask
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semiconductor layer
substrate
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 結晶性が劣化したり、成長時間が長くなると
いう従来方法の問題点を解消した化合物半導体基板の製
造方法を提供する。 【解決手段】 Si(100)単結晶基板1′上に第1
の化合物半導体層3とマスクを形成し、このマスクに幅
L1=5〜10μmで間隔L2=5〜10μmの透孔部
を前記Si(100)単結晶基板の[011]方向に対
して15°〜45°の傾きをもって形成し、次いで第1
のマスク4の透孔部からマスク上にかけて、第2の化合
物半導体層5、およびキャップ層を形成し、次いで前記
第1のマスク上の前記第2の化合物半導体層、およびキ
ャップ層に、幅L3が前記間隔L2より小さく、間隔L
4が前記幅L1より大きいスリットを形成して前記第1
のマスクを露出させ、次いで前記化合物半導体層を酸化
した後に前記キャップ層を除去し、次いで前記第2の化
合物半導体層のスリット内に第3の化合物半導体層8を
形成する化合物半導体基板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化合物半導体基板の
製造方法に関し、特にMESFET、HEMT、LE
D、LD等の化合物半導体素子に用いられる化合物半導
体基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】Si
基板上にGaAs層をヘテロエピタキシャル成長させる
場合、GaAsとSiの格子不整合と熱膨張率の差に起
因する転位欠陥が成長界面から発生し、GaAs層の上
部まで伝播する。光デバイスにおいて、転位欠陥は再結
合中心として働くため、少数キャリアの寿命を減少す
る。また、電子デバイスでは動作層若しくは形成された
電極と基板との間の電気的な分離を妨げ、リーク電流や
寄生容量を発生するため、デバイス特性を劣化させる。
【0003】MOCVD装置やMBE装置を用いてGa
Asバッファ層を形成する場合において、転位欠陥密度
を低減させるための技術として、2step成長、熱サ
イクル、歪み超格子(SLS)構造、あるいはELO
(Epitaxial Lateral Overgrowth)などが提案されてい
る。
【0004】しかし、Si基板上に形成した光・電子デ
バイスでは、GaAs基板上に形成した光・電子デバイ
スに比べるとデバイス特性が劣る。これは欠陥密度の低
減が不十分なためである。
【0005】2step成長、熱サイクル、歪み超格子
(SLS)構造などの直接成長法では、これらの手法を
組み合わせても転位密度は8×105個cm 2までにし
か低減できない(例えば特開平7−106245号公
報)。
【0006】一方、ELOは、図8に示すように、Si
基板1上にSiO2などから成るマスク2を形成し、そ
のマスク2に透孔部2aを形成して露出させた下地Si
をGaAs成長の種として第1のGaAs層3をSi基
板1に対して縦方向(垂直)に成長させ、この第1のG
aAs層3がマスク2の厚みと同じになった後に、横方
向へ成長させる手法である(例えば特開平5−2590
71号公報)。このとき、透孔部2aの上部以外には転
位が伝播しないため、マスク2の上部の成長層では転位
密度が1×106cm 2以下の結晶性の良いGaAs層
を得ることができる。さらに、透孔部2aの上部の結晶
性の悪いGaAs層上に第2のマスク2’を形成し、結
晶性の良いマスク2上のGaAs層を第2のGaAs層
の成長のシード(種)として用いて再びELOを行う
と、基板全面で結晶性の良いGaAs層を得ることがで
きる。
【0007】しかしながら、従来のELOには、エピタ
キシャル成長を途中で中断してSiO2やSiNX等の第
2のマスク2’を再度形成すること、および横方向への
成長が縦方向への成長に比べて遅いことから、成長時間
が長くなり、生産性が悪いという問題がある。
【0008】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、結晶性が劣化したり、成長時間が
長くなるという従来方法の問題点を解消した化合物半導
体基板の製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る化合物半導体基板の製造方法では、
Si(100)単結晶基板上に形成したマスクの透孔部
からマスク上にかけて化合物半導体層をヘテロエピタキ
シャル成長させる化合物半導体基板の製造方法におい
て、前記Si(100)単結晶基板上に第1の化合物半
導体層と厚さ0.1〜1.0μmのマスクを形成し、こ
のマスクに幅L1=5〜10μmで間隔L2=5〜10
μmの透孔部を前記Si(100)単結晶基板の[01
1]方向に対して15°〜45°の傾きをもって形成
し、次いで前記第1のマスクの透孔部からマスク上にか
けて、厚さ1.0μm以上の第2の化合物半導体層、厚
さ0.05μm〜0.1μmのAlXGa1 XAs
(0.9≦X≦1)層、および厚さ0.005μm〜
0.01μmのキャップ層を形成し、次いで前記第1の
マスク上の前記第2の化合物半導体層、AlXGa1 X
As(0.9≦X≦1)層、およびキャップ層に、幅L
3が前記間隔L2より小さく、間隔L4が前記幅L1よ
り大きいスリットを形成して前記第1のマスクを露出さ
せ、次いで前記AlXGa1 XAs(0.9≦X≦1)
層を酸化した後に前記キャップ層を除去し、次いで前記
第2の化合物半導体層のスリット内に第3の化合物半導
体層を形成する。
【0010】
【作用】上記のように、Si(100)単結晶基板上
に、第1の化合物半導体層を設け、その上に第1のマス
クを形成した後、AlXGa1 XAs(0.9<X<
1)層を含む第2の化合物半導体層を積層する。このと
き、第1のマスクを形成するにあたり、Si(100)
単結晶基板の[011]方向に対して、15°〜45°
に傾けることで横方向の成長速度を大きくし、成長時間
を短くすることが可能となる。
【0011】また、第1の化合物半導体層を設けること
により、第1のマスク上に横成長する第2の化合物半導
体層の結晶性を改善することができる。
【0012】さらに、AlXGa1 XAs(0.9≦X
≦1)層をウエット酸化して、第2のマスクを形成する
ことで、第2のマスクを形成するプロセスを簡略化でき
る。
【0013】さらにまた、第1のマスクと第2のマスク
が重なり合わないように積層し、基板界面からの転位の
貫通が第1のマスクと第2のマスク部分で止められるこ
と、および第2の化合物半導体層の転位密度の低い領域
をシードとして第3の化合物半導体層を成長することに
より、最上部に形成された第3の化合物半導体層は、均
一に転位密度の低い領域を形成することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、請求項1に係る発明の実施
形態を説明する。Si(100)単結晶基板1’上へG
aAsなどから成る第1の化合物半導体層3を形成す
る。GaAsのヘテロエピタキシャル形成は2段階成長
が一般的である。まず、MOCVD装置で[110]方
向に数度のオフ角をもつSi(100)単結晶基板1’
を900℃以上の熱処理を行って表面酸化層を除去す
る。その後、AsH3と有機金属であるTMG(トリメ
チルガリウム)若しくはTEG(トリエチルガリウム)
を原材料ガスとし、単結晶基板1'に吹き付けることで
エピタキシャル形成を行う。
【0015】基板温度300〜450℃でGaAs非晶
質層をSi(100)単結晶基板1'上に10〜100
nm形成した後、600〜700℃に昇温してGaAs
層を2〜5μm形成することで第1の化合物半導体層3
とする。その後、エピタキシャル成長を一時中断して基
板1'を反応炉から取り出す。
【0016】次に、図1に示すように、Si(100)
単結晶基板1’上に形成された第1の化合物半導体層3
上に、スパッタリング法あるいはCVD法などにより厚
さ0.1〜1.0μmのSiO2やSiNxを形成し、フ
ォトリソグラフィーによって幅L1=5〜10μm、間
隔L2=5〜10μmとなる透孔部4aを有する第1の
マスク4を形成する。SiO2やSiNxのエッチング溶
液にはフッ酸を用いる。幅L1は、5μm以下では後述
する第2のマスク(酸化したAlXGa1 XAs層
6’)を形成するための領域が小さく、10μm以上で
は後述する第3の化合物半導体層8の横方向への成長時
間が長く、実用的でない。また、間隔L2は、5μm以
下では後述する第2のマスクをエッチングするための領
域が小さく、10μm以上では第2の化合物半導体層5
の横方向への成長時間が長く、実用的でない。
【0017】また、図2に示すように、第1のマスク4
の透孔部4aがSi(100)単結晶基板1’の[01
1]方向に対して15°〜45°に傾くように設ける。
後述の第2の化合物半導体層5の厚みが第1のマスク4
の表面に達して横方向に成長するとき、横成長表面の原
子のステップ数(キンク密度)は、第1のマスク4のス
リット4aが[011]方向に対して、垂直に設けるよ
りも15°〜45°に傾けると大きくなる。例えばGa
Asから成る第2の化合物半導体層5(100)は、正
方形の格子状にGaとAsが交互に並んでいるために、
第1のマスク4の透孔部4aを15°〜45°傾けるこ
とで、キンク密度が大きな表面を側面に形成できるため
である。側面におけるキンク密度の増大は、横方向への
成長を促進させ、成長時間の短縮が可能となる。すなわ
ち、後述する第2の化合物半導体層5の横方向の成長速
度は成長条件によって変化するが、第1のマスク4の透
孔部を[011]方向に対して30°傾けた場合、垂直
に形成する場合よりも、2倍以上となる。第1のマスク
4の透孔部4aを傾ける角度は15°〜45°の範囲に
おいて、横方向への成長速度はほぼ同じであった。
【0018】次に、図3に示すように、第1のマスク4
が形成された基板1'上に、第1のマスク4上にまで横
成長した厚さ1.0〜2.0μmのGaAsから成る第
2の化合物半導体層5、厚さ0.05μm〜0.1μm
のAlXGa1 XAs(0.9≦X≦1)層6、および
AlXGa1 XAs(0.9≦X≦1)層6の自然酸化
を防ぐことを目的とした厚さ0.005μm〜0.01
μmのGaAsなどから成るキャップ層7を形成する。
このように形成することで、第2の化合物半導体層5の
マスク4上へは転位が貫通せず、第1のマスク4上には
転位欠陥の少ない領域が形成される。第1のマスク4
は、Si(100)単結晶基板1'と第1の化合物半導
体層の界面に発生した転位の伝播を阻止する役割を果た
すからである。KOH融解液のエッチングによる転位密
度の測定では、第1のマスク4の透孔部4a上で1×1
8cm 2以上の転位が存在したが、第1のマスク4上
では1×106cm 2以下の転位となった。また、X線
2結晶回折における(400)のピーク半値幅は250
〜300secとなった。これは、第1の化合物半導体
層3上の高転位密度であるためと考えられる。また、G
aAsから成る第1の化合物半導体層3を形成せずに、
Si基板上に直接GaAsを形成した場合、マスク上に
も3×106cm 2ほどの転位が存在したことから、第
1の化合物半導体層3が有効である。
【0019】第2の化合物半導体層5の膜厚は第1のマ
スク4の膜厚以上が必要で、2.0μm以上の膜厚は成
長時間が長時間となるので実用的でない。
【0020】また、AlXGa1 XAs(0.9≦X≦
1)層6の膜厚が0.05μm未満の場合や、Al組成
Xが0.9未満の場合は、酸化時間が長時間となり実用
的でない。さらに、AlXGa1 XAs(0.9≦X≦
1)層6の膜厚が0.1μmを超えるときは、後述する
酸化AしたlXGa1 XAs層6’の表面モホロジーが
劣化する。なお、AlXGa1 XAs(0.9≦X≦
1)層6のAlの原料は有機金属であるTMA(トリメ
チルアルミニウム)を用いる。
【0021】キャップ層7の厚さは0.005μm以下
であると、後述するAlXGa1 XAs(0.9≦X≦
1)層6のウエット酸化時に剥離する恐れがあり、0.
01μm以上だと、後述するキャップ層7のエッチング
時間が長くなり、第2の化合物半導体層5の側面がエッ
チングされ、第3の化合物半導体層8の成長時間が長く
なる。
【0022】次に、図4に示すように、キャップ層6上
から、マスク4上に形成された第2の化合物半導体層
5、AlXGa1 XAs(0.9≦X≦1)層6、およ
びキャップ層7のエッチングを行う。このエッチングに
より、幅L3が間隔L2より大きい幅、間隔L4が幅L
1より小さい幅を有するスリット4aを形成する。エッ
チングは過酸化水素と酸若しくはアルカリの混合液を用
いる。一般的には硫酸:過酸化水素:水=1:8:8の
混合液を用いる。このとき、第1のマスク4を露出する
までエッチングを行っても、第3の化合物半導体層8を
形成するためのシードとして、第1のマスク4上の第2
の化合物半導体層5の側面を用いるので問題は無い。
【0023】次に、図5に示すように、AlXGa1 X
As(0.9≦X≦1)層6を側面からウエット酸化し
た後、厚さ0.005μm〜0.01μmのキャップ層
7をエッチングで取り除いて酸化したAlXGa1 X
s層6’を露出させる。この酸化したAlXGa1 X
s層6’はマスクとなる。これによりSiO2やSiN X
等を蒸着で形成するよりも、第2のマスク6を短時間で
容易に形成できる。
【0024】AlXGa1 XAs(0.9≦X≦1)層
6のウエット酸化は、例えば試料を石英チューブの加熱
炉に入れて90℃前後の恒温槽中の超純水に窒素を1〜
10リットル/分でバブリングすることで、水蒸気を石
英チューブ内に供給し、400〜500℃に加熱するこ
とにより行う。酸化領域が10μm以下(L1の幅以
下)と小さいことから、数分で酸化したAlXGa1 X
As層6’を得ることができる。なお、GaAsから成
る第2の化合物半導体層5やキャップ層7は酸化されな
い。
【0025】次に、図5に示すように、キャップ層7を
エッチングして除去する。キャップ層7の厚さは0.0
05μm〜0.01μmと薄いため、第2の化合物半導
体層5の側面がエッチングされる幅は問題にならない。
【0026】その後、図6に示すように、第3の化合物
半導体層8を転位密度の低い第1のマスク4上の第2の
化合物半導体層5をシードとして成長を行い、酸化した
Al XGa1 XAs層6’上まで横成長を行うことによ
り、基板全面に転位密度の小さい第3の化合物半導体層
8を形成することが可能となる。これは、図7に示すよ
うに、第1のマスクと第2のマスクが重なり合わないよ
うに積層し、転位の貫通が第1のマスク4と第2のマス
ク6’部分で止められことと、転位密度の低い第1のマ
スク4上の第2の化合物半導体層5をシードとして成長
することにより、最上部に形成された第3の化合物半導
体層8は、均一に転位密度が低くなるためであると考え
られる。
【0027】KOH融解液のエッチングによる転位密度
の測定では、第3の化合物半導体層8上で平均して約1
×105個cm 2以下の転位となった。また、X線2結
晶回折における(400)のピーク半値幅は、100〜
150secとなった。熱サイクルアニールおよびIn
GaAs層の挿入によって、転位密度が2×106cm
2まで低減されたエピタキシャル膜のX線2結晶回折
における(400)のピーク半値幅は、約200sec
となることからも、結晶性が大幅に改善されたことが確
認された。
【0028】上述のようにして形成した化合物半導体基
板上に、さらに活性層や能動層やコンタクト層(不図
示)を形成して、MESFET、HEMT、LED、L
Dなどを形成する。
【0029】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明で
は、2回のELOを行うにあたり、Si基板上に第1の
化合物半導体層を形成することで転位密度を減少でき、
また、第1のマスクの透孔部に傾きを設けること、およ
び第2のマスク部に酸化したAlGaAs層を用いるこ
とで成長時間を大幅に短縮して生産性を向上することが
可能となり、転位密度を基板全面で1×105個cm 2
以下まで低減した化合物半導体基板を効率的に製造する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る化合物半導体基板の製造方法の
一工程を説明するための図である。
【図2】請求項1に係る化合物半導体基板の製造方法の
他の工程を説明するための図である。
【図3】第2の化合物半導体層内の転位密度の分布を示
す図である。
【図4】第2の化合物半導体層をエッチングした後の状
態を示す図である。
【図5】AlXGa1 XAs層を酸化した後の状態を示
す図である。
【図6】第3の化合物半導体層を形成した後の状態を示
す図である。
【図7】貫通転位の低減を示す図である。
【図8】従来の化合物半導体基板の製造方法を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1………Si単結晶基板、1’………Si(100)単
結晶基板、3………第1の化合物半導体層、4………第
1のマスク、5………第2の化合物半導体層、6………
AlXGa1 XAs(0.9≦X≦1)層、6’………
酸化したAlXGa 1 XAs層、7………キャップ層、
8………第3の化合物半導体層、L1.………第1のマ
スクの透孔部の幅、L2.………第1のマスクの透孔部
の間隔、L3.………第2のマスクの透孔部の幅、L
4.………第2のマスクの透孔部の間隔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Si(100)単結晶基板上に形成した
    マスクの透孔部からマスク上にかけて化合物半導体層を
    ヘテロエピタキシャル成長させる化合物半導体基板の製
    造方法において、前記Si(100)単結晶基板上に第
    1の化合物半導体層と厚さ0.1〜1.0μmのマスク
    を形成し、このマスクに幅L1=5〜10μmで間隔L
    2=5〜10μmの透孔部を前記Si(100)単結晶
    基板の[011]方向に対して15°〜45°の傾きを
    もって形成し、次いで前記第1のマスクの透孔部からマ
    スク上にかけて、厚さ1.0μm以上の第2の化合物半
    導体層、厚さ0.05μm〜0.1μmのAlXGa1
    XAs(0.9≦X≦1)層、および厚さ0.005μ
    m〜0.01μmのキャップ層を形成し、次いで前記第
    1のマスク上の前記第2の化合物半導体層、AlXGa1
    XAs(0.9≦X≦1)層、およびキャップ層に、
    幅L3が前記間隔L2より小さく、間隔L4が前記幅L
    1より大きいスリットを形成して前記第1のマスクを露
    出させ、次いで前記AlXGa1 XAs(0.9≦X≦
    1)層を酸化した後に前記キャップ層を除去し、次いで
    前記第2の化合物半導体層のスリット内に第3の化合物
    半導体層を形成することを特徴とする化合物半導体基板
    の製造方法。
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