JP2001100601A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JP2001100601A
JP2001100601A JP27831099A JP27831099A JP2001100601A JP 2001100601 A JP2001100601 A JP 2001100601A JP 27831099 A JP27831099 A JP 27831099A JP 27831099 A JP27831099 A JP 27831099A JP 2001100601 A JP2001100601 A JP 2001100601A
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paper
feeding
sheet
image forming
unit
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JP27831099A
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English (en)
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Takashi Noda
隆 野田
Tatsutoshi Yamada
竜利 山田
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙ミスが発生してもできるだけ効率よく画
像形成が続行できる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置においては、他のサブルー
チンで両面プリンタの表面用紙の1枚目が所定位置まで
到達したときに切替判断要求がセットされ、同時に切替
判断のタイマもセットされる(S21,S22)。タイ
マが、表面用紙を給紙したときに、表面1枚目の用紙と
の間に必要な用紙間隔に相当する値以下のときは(S2
3でYES)、裏面印字へ切替要求が出される(S2
4,S25)。これに対し、タイマが所定値より大きい
ときは(S23でNO)、表面で給紙ミスが発生したと
きは、タイマの値に関係なく、直ちに裏面印字への切替
要求を上位コントローラに要求する(S26でYE
S)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
し、特に画像が形成される用紙を最適に搬送することが
できる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明に興味のある画像形成装置が、
たとえば特開平7−104541号公報に開示されてい
る。同公報によれば、先に給紙された用紙と今回給紙さ
れる用紙との間隔が最適となるよう今回の給紙のタイミ
ングが制御されて画像が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
おいては、画像が形成される用紙を最適に搬送するため
に給紙のタイミングが制御されていた。
【0004】しかしながら、このように給紙のタイミン
グが制御されていても、給紙カセットからの用紙の給紙
時に給紙口においてスリップ等の給紙ミスが生じる場合
がある。このような場合に、一定のタイミングで用紙が
順に画像形成装置に給紙されると給紙のタイミングがず
れて紙詰まり(ジャム)が生じて、予定どおりの画像の
形成ができない場合がある。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、給紙ミスが発生してもできるだ
け高率よく画像形成が続行される画像形成装置および画
像形成方法を提供することを目的とする。
【0006】この発明の他の目的は、見かけ上信頼性の
向上した画像形成装置および画像形成方法を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段
へ向けて用紙を給紙する給紙手段と、給紙手段の給紙ミ
スを検出する給紙ミス検出手段と、画像形成手段で画像
が形成された用紙を画像形成手段に向けて再給紙する再
給紙手段と、再給紙手段により再給紙される用紙より先
に給紙手段により給紙される用紙を画像形成手段に搬送
するよう制御する第1制御手段と、第1制御手段による
制御の実行において給紙ミス検出手段により給紙ミスを
検出したときに、給紙手段によって給紙される用紙より
先に再給紙手段により再給紙する用紙を画像形成手段に
搬送するよう制御する第2制御手段と、第1制御手段お
よび第2制御手段の制御の実行に応じて、画像を形成す
る順を変更する画像形成順序制御手段とを備える。
【0008】再給紙より先に給紙手段から給紙しようと
したときに給紙ミスがあったときは、再給紙手段からの
給紙を優先して画像を形成するため、効率的に画像の形
成が可能な画像形成装置が提供できる。
【0009】好ましくは、給紙ミス検出に応じて給紙を
リトライする給紙リトライ手段と第2制御手段は所定の
条件下に給紙リトライ手段を作動させる。
【0010】給紙手段からの給紙時に給紙ミスが生じて
も、所定の条件下で給紙のリトライが行なわれ、給紙手
段からの給紙が行なわれるため、ユーザは給紙ミスの発
生を気づくことなく画像の形成が続行される。ユーザは
たとえ給紙ミスが発生してもその発生に気づかないた
め、見かけ上画像形成装置の信頼性が向上する。
【0011】この発明の他の局面においては、画像形成
装置は画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段へ
向けて用紙を給紙する給紙手段と、給紙手段の給紙ミス
を検出する給紙ミス検出手段と、給紙ミス検出手段によ
る給紙ミスに応じて、給紙をリトライする給紙リトライ
手段と、画像形成手段で画像を形成された用紙を画像形
成手段に向けて再給紙する再給紙手段と、再給紙手段に
より再給紙される用紙より先に給紙手段により給紙され
る用紙を画像形成手段に搬送するよう制御する第1制御
手段と、第1制御手段による制御の実行において前記給
紙ミスを検出したとき、給紙リトライ手段による給紙遅
延時間に応じて、画像を形成する順またはタイミングを
変更する第2制御手段とを備える。
【0012】この発明のさらに他の局面によれば、画像
形成装置は画像を形成する画像形成手段と、画像形成手
段へ向けて用紙を給紙する給紙手段と、給紙手段の給紙
ミスを検出する給紙ミス検出手段と、画像形成手段で画
像が形成された用紙を画像形成手段に向けて再給紙する
再給紙手段と、給紙手段および再給紙手段からの画像形
成装置への給紙タイミングを調整する手段とを含み、調
整手段は、給紙ミス検出手段が給紙ミスを検出したとき
に、所定条件下で前記給紙リトライ手段を作動させる。
【0013】この発明の他の局面においては、再給紙手
段により再給紙される用紙より先に給紙手段により給紙
される用紙を画像形成手段に搬送している状態で給紙ミ
スを検出したときは、給紙リトライ手段による給紙遅延
時間に応じて画像を形成する順またはタイミングが変更
される。給紙リトライにかかる時間を考慮して給紙手段
か再給紙手段かのいずれかから給紙が行なわれるため、
画像形成が効率よく行なえる。
【0014】この発明のさらに他の局面によれば、画像
形成方法は、画像を形成する画像形成手段へ向けて所定
の給紙部から用紙を給紙する第1給紙ステップと、第1
給紙ステップにおける給紙ミスを検出するステップと、
画像形成手段で画像が形成された用紙を画像形成手段に
向けて再給紙する第2給紙ステップと、第2給紙ステッ
プより先に第1給紙ステップにより給紙される用紙を画
像形成手段に搬送する第1制御ステップと、第1制御ス
テップによる制御の実行において給紙ミスを検出したと
きに、第1給紙ステップによって給紙される用紙より先
に第2給紙ステップにより再給紙する用紙を画像形成手
段に搬送する第2制御ステップと、第1制御ステップお
よび第2制御ステップに応じて、画像を形成する順を変
更するステップとを備える。
【0015】再給紙より先に所定の給紙部から給紙しよ
うとしたときに給紙ミスがあったときは、再給紙を優先
して画像を形成するため、効率的に画像の形成が可能な
画像形成方法が提供できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0017】図1はこの発明が適用される画像処理装置
としてのプリンタ1を含むネットワークシステムのブロ
ック図である。図1を参照して、パソコン2〜4、ワー
クステーション5がデータ交換できるように接続され、
各パソコン2〜4、ワークステーション5からのデータ
を印字できるように1台のプリンタ1が接続されてい
る。また、データの読込ができるようにスキャナ8も接
続されている。スキャナ8およびプリンタ1を利用し
て、電話回線を利用したデータ交換を行なうためにFA
X機能も備えるモデムコントローラ6もネットワーク上
に接続されている。同様にPPC(複写機)コントロー
ラ7も接続されている。
【0018】プリンタ1は、ネットワークと繋がり、デ
ータ通信を行ない、画像作成なども行なうプリンタコン
トローラ1Aと、印字動作を行なうためのメカニカル動
作を制御するプリンタエンジンコントローラ1Bとを含
む。プリンタコントローラ1Aとプリンとエンジンコン
トローラ1Bとが相互に交信を行って所定の画像形成を
行う。
【0019】図2は図1に示したプリンタ1の用紙搬送
機構を説明するための概略図である。
【0020】図2を参照して、プリンタ1は、画像形成
部10と、後処理ユニット50とを含む。印字部10は
プラテン61上に置かれた原稿を移動しながら読取る読
取部62と、読取部62で読取った画像データを処理し
て感光体63に対して静電潜像を形成する信号処理部6
4とを含む。
【0021】画像形成部10の詳細については公知であ
るためここでは詳細な説明は省略する。
【0022】画像形成部10は、第1給紙カセット1
1、第2給紙カセット12、第3給紙カセット13およ
び第4給紙カセット14とを含む。それぞれの給紙カセ
ットの出口部には、給紙ローラ15〜18およびペーパ
センサ19〜22が設けられている。また、給紙経路に
は複数の給紙ローラ23〜25、35〜38と、複数の
ペーパセンサ26〜31が設けられている。再給紙経路
47にも複数の給紙ローラ40〜44と、ペーパセンサ
33、34が設けられている。ペーパセンサ26〜31
および33、34の検出信号はプリンタエンジンコント
ローラ1Bに入力されてプリンタ1の制御に用いられ
る。
【0023】後処理ユニット50は、画像が形成された
用紙を受けてその用紙に対し、ステープル処理を行なう
ステープルユニット51と、パンチングを行なうパンチ
ユニット52と、紙撚りを行なう紙撚りユニット53と
を含む。ステープルユニット51やパンチユニット52
で処理された用紙はそれぞれオフセットトレイ54、処
理トレイ55または昇降可能なエレベートトレイ56の
いずれかに排出される。
【0024】次に図2を参照してプリンタ1の用紙搬送
動作について説明する。まず第1給紙カセット11から
片面印字を行ない、後処理ユニット50に印字された用
紙を排出するまでの動作を説明する。給紙ローラユニッ
ト15を回転させ、第1給紙カセット11から用紙を1
枚給紙する。ペーパセンサ19にて用紙の先端を検出
し、所定時間後、用紙が搬送ローラ23にて搬送されて
いる状態のときに、給紙ローラユニット15を停止す
る。
【0025】搬送ローラ23にて搬送される用紙は、中
間ローラ35を経てレジストローラ36で印字タイミン
グと同期され、作像部10へ搬送される。作像部の動作
はこの発明と直接関係がないのでその詳細な説明は省略
する。
【0026】作像部10にて用紙上に画像が転写された
後、定着部39にて画像が定着され、両面ユニット47
に用紙が搬送される。両面ユニット48内では、図示の
ない排出ゲートをオンし、用紙を後処理ユニット50へ
搬送する。後処理ユニット50内では、用紙を処理トレ
イ43へ排出するために所定のローラをオンする。
【0027】次に第3カセット13から2枚の用紙に両
面印字を行ない、処理トレイ55に排出する場合の動作
を説明する。給紙ローラユニット17を回転させ、第3
給紙カセット13から用紙を1枚給紙する。ペーパセン
サ21にて用紙の先端を検出したら、所定時間後用紙が
搬送ローラ25にて搬送されている状態のときに給紙ロ
ーラユニット17を停止する。さらに給紙された用紙が
ペーパセンサ21を通過したら所定時間(1枚目給紙と
距離を一定にするようにして)経過後再度、給紙ローラ
ユニット18を回転させ、第3給紙カセット13から2
枚目の用紙を給紙する。ペーパセンサ21にて用紙の先
端を検出したら、所定時間後用紙が搬送ローラ23にて
搬送されている状態のときに給紙ローラユニット18を
停止する。
【0028】給紙された2枚の用紙は、搬送ローラ23
〜25、中間ローラ35を経て上記と同様に作像部10
に送られ、そこで画像が形成され定着部39にて定着さ
れる。その後、両面ユニット48内の図示のない排出ゲ
ートをオフし、用紙は搬送ローラ40で両面ユニット4
8内に搬送される。そして、搬送ローラ40を逆転させ
再給紙経路47内へ用紙を再度送り込む。搬送ローラ4
1〜44、中間ローラ35、レジストローラ36にて用
紙は再度作像部10へ搬送される。この作像部10で
は、裏面に画像が形成され、その後定着部39にて定着
され、後処理ユニット50に搬送される。後処理ユニッ
ト50内では、図示のない排出ゲートをオンし、用紙を
排出方向へ搬送する。後処理ユニット50内では、用紙
を処理トレイ46へ排出するために図示のない排出ゲー
トを操作する。
【0029】用紙を再給紙するための再給紙経路47は
上記した搬送ローラ41〜44を含み、両面ユニット4
7から搬送された用紙を一定の速度で搬送するもので、
中間トレイのようなストック手段は設けられていない。
再給紙経路47の出口に再給紙口が設けられている。ま
た、上記のプリンタには各給紙カセットに収納された用
紙のサイズおよび方向を記憶するメモリ(不図示)が設
けられている。各カセットの用紙サイズ、方向の入力は
たとえばディップスイッチによってなされる。また、メ
モリを設けず、各給紙口にマイクロスイッチを設け、カ
セット内に収納された用紙サイズおよび方向を検知する
ようにしてもよい。
【0030】次にプリンタエンジンコントローラ1Bの
動作について説明する。図3はプリンタエンジンコント
ローラ1Bの制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。図3を参照して、電源がオンされると、#10にて
各種の初期化の処理を行なう。#20では、プリンタコ
ントローラからのコマンドを受信、解析したり、プリン
タコントローラ1Aにエンジン制御のレポートを送信し
たりするインタフェース(I/F)制御を行なう。#3
0では、用紙の搬送状況を検出し、搬送動作を制御する
用紙搬送制御の処理を行なう。#40では作像その他の
処理を行なう。
【0031】次に図3の#30で示した用紙搬送制御の
詳細について説明する。まず、搬送中の用紙と次用紙の
給紙タイミングについて説明する。
【0032】図4は両面プリント時の用紙搬送位置の一
例を示す図である。は最初に給紙された表面が印字さ
れた用紙で、順次、、と印字が行なわれ、が最
後に給紙された表面印字用の用紙である。はこれから
給紙されようとする表面印字用の用紙である。両面経路
を搬送する用紙は、両面搬送経路47の途中では停止さ
せられないため、の用紙を給紙するかどうかは、A=
の用紙の給紙位置〜給紙ローラ35間距離+の用紙
サイズ(搬送方向)+の用紙の後に必要な紙間と、B
=の用紙の先端〜給紙ローラ35間距離ととを比較
し、A≦Bであるとき、の用紙を給紙し、A>Bであ
ればの用紙の給紙を止め、用紙に対する裏面の印字
シーケンスへと切替える。
【0033】距離Bは、用紙の後端が給紙ローラ35
の位置を通過した時点からタイマのカウントを開始すれ
ば、両面経路を搬送されてきたときの裏面印字時の用紙
の先端位置が推測できる。なお、この距離A、Bを算
出するための各位置は各経路に設けたペーパセンサ19
〜21、26から33によって検出する。
【0034】図5は、図4の状態でA≦Bであるとき
に、用紙を給紙した後に用紙と用紙との間に適切
な紙間距離が確保できている状態を示している。
【0035】図6は、図4の状態でA>Bであるとき、
用紙を給紙すると用紙と用紙との間に適切な紙間
距離が確保できず、紙詰まりが発生した状態を示してい
る。
【0036】用紙の給紙ミスに対して、再度給紙リトラ
イ動作を行なうことで給紙ミスによる紙詰まりの確率を
減らすことができる。しかしながら、図4の状態でA≦
Bであったときの用紙に給紙ミスが発生したとき、用
紙の給紙リトライを行なって用紙が給紙されたとし
ても、リトライ動作中にも用紙の搬送が継続されてリ
トライにより用紙が給紙されたとき、A≦Bであった
条件がA>Bに変わってしまう場合もある。そうなる
と、図6に示すように紙詰まりとなる。
【0037】次に、上記を踏まえて、この発明の1実施
形態に係る用紙の搬送制御手順についてフローチャート
を参照して説明する。
【0038】(i) 第1用紙搬送制御 図7はこの発明の第1の用紙搬送制御における表面印字
と裏面への印字の切替を示す図である。図7を参照し
て、プリンタエンジンコントローラ1Bはまず切替判断
の要求があるか否かを判断する(S21)。ここで切替
判断の要求は、後で図8を参照して説明するサブルーチ
ンで両面プリントの表面用紙の1枚目が印字終了と判断
される所定位置まで到達したときにセットされ、同時に
切替判断用のタイマもセットされる。
【0039】なお、ここで、所定位置とは印字終了と判
断する位置である。具体的には、用紙の後端を搬送路上
のセンサで検知し、転写位置を後端が通過したあたりで
もよい。表面の後端が裏面ではセンターとなるので、表
面の後端が印字終了したあたりであればどこでもよい。
【0040】したがって、切替判断要求があったときは
(S21でYES)、裏面切替判断のタイマがカウント
される(S22)。この切替判断用のタイマはプリンタ
エンジンコントローラ1Bに設けられている。
【0041】次にタイマが所定値以下になったかどうか
が判断される(S23)。この所定値とは、今、表面用
紙を給紙したときに、表面1枚目の用紙との間に必要な
用紙間隔に相当する値であり、図4で示したAとBとの
差に相当する。この値は給紙カセット11から14の給
紙口等により異なる。タイマが所定値以下になったとき
は(S23でYES)、裏面印字へ切替要求が行なわれ
(S24)、裏面切替判断要求を解除する(S25)。
【0042】S23でタイマが所定値以下でない場合は
(S23でNO)、給紙ミスの発生を検知する(S2
6)。給紙ミスが発生すると(S26でYES)、タイ
マの値に関係なく、直ちに裏面印字への切替を上位コン
トローラに要求する。
【0043】ここで、上位コントローラとはプリンタエ
ンジンへの画像出力を行なうコントローラである。「プ
リンタコントローラ」が画像データをメモリしており、
エンジンに対しては画像出力を行なうのであればここで
言う上位コントローラはプリンタコントローラ1Aとな
る。
【0044】画像出力をコントロールするのが「PPC
コントローラ」であれば、上位コントローラはPPCコ
ントローラ7となる。
【0045】図7へ戻って、給紙ミスが発生しないとき
は(S26でNO)、プログラムはそのままリターンす
る。なお、ここで、給紙ミスの発生は、各給紙カセット
の近傍にある用紙検出センサにより判断する。給紙ロー
ラをONしてから給紙センサまでの距離にマージンを加
えた時間経過してもペーパセンサがオンしなければ給紙
ミスであると判断する。
【0046】次に切替判断要求について図8を参照して
説明する。図8は切替判断チェックのサブルーチンの内
容を示すフローチャートである。図8を参照して、まず
切替判断要求をする必要があるかどうかを判断する(S
41)。すでに切替判断要求情報がセットされていると
きには重複して判断する必要はない。
【0047】切替判断要求がないときは(S41でYE
S)、印字終了か否かを判断する(S42)。
【0048】用紙の後端を搬送路上にあるセンサで検知
することで用紙に対する印字終了タイミングを判断する
ことができる。このタイミングにおいてこの用紙が次に
どこに搬送されるのかをチェックし(S43)、両面収
納部であれば(S43でYES)表面の印字が終了し、
次に裏面印字のシーケンスへ続くことになるので、裏面
切替判断要求をセットする(S44)。
【0049】裏面切替判断要求をセットするとともに、
この用紙に対して印字終了のタイミングから算出される
裏面切替判断用のタイマをセットする(S45)。
【0050】(ii) 第2用紙搬送制御 次にこの発明の第2用紙搬送形態について図9を参照し
て説明する。
【0051】第2用紙搬送形態においては、給紙ミスが
発生したときにリトライが可能であれば給紙カセットか
ら給紙をリトライし、余裕がなければ裏面印字へ切替え
る。
【0052】まず、切替判断の要求があるか否かの判断
やそれに伴う裏面切替判断のタイマカウントを行なうの
は第1用紙搬送形態と同様である(S31,S32)。
【0053】タイマが所定値以下になったとき(S33
でYES)、裏面印字へ切替要求を出し(S34)、裏
面切替判断要求を解除する(S35)。
【0054】タイマが所定値以下でないときは(S33
でNO)、給紙ミスの発生の有無を判断する(S3
6)。給紙ミスが発生したときは(S36でYES)、
裏面切替判断タイマを補正する(S37)。表面で給紙
ミスが発生したときは、タイマの値を給紙リトライに必
要な時間で補正する。ここで、給紙リトライに必要な時
間とは、給紙ミスを検出するのに要した時間と給紙ミス
を検出してから給紙リトライを実行するまでの時間とな
る。センサの位置によっても変わるが、100〜200
ms程度である。
【0055】補正後のタイマ値が所定値以下になったか
どうかを判断する(S38)。補正後のタイマ値が所定
値以下になったときは余裕がないということなので、裏
面印字への切替を行なう。所定値以上であれば余裕があ
るので表面のリトライを許可する(S39)。
【0056】給紙ミスの発生がなければ(S36でN
O)、プログラムはリターンする。なお、上記の実施の
形態ではネットワークに接続されているプリンタにおけ
る例で説明したが、これに限らず、単独の装置であって
もよい。
【0057】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像処理装置としてのプリンタを含むネット
ワークシステムのブロック図である。
【図2】 プリンタの用紙搬送経路を示す模式図であ
る。
【図3】 プリンタエンジン制御の手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】 搬送中の用紙位置と次用紙の給紙タイミング
を説明する図である。
【図5】 搬送中の用紙位置と次用紙の給紙タイミング
を説明する図である。
【図6】 給紙ミスによって紙詰まりが生じる状態を示
す図である。
【図7】 この発明の第1の用紙搬送形態の処理手順を
示すフローチャートである。
【図8】 この発明の切替判断チェックの処理手順を示
すフローチャートである。
【図9】 この発明の第2の用紙搬送形態の処理手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ、10 作像部、11 第1給紙カセッ
ト、12 第2給紙カセット、13 第3給紙カセッ
ト、14 第4給紙カセット、19〜22 ペーパセン
サ、23〜25 給紙ローラ、26〜34 ペーパセン
サ、39 定着ローラ。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA38 DC03 DE07 EC06 ED17 EE06 EF09 EK15 FA13 3F048 AA01 AB01 BA14 DA04 EB02 EB05 3F343 FA02 FB01 FC03 HA33 HC28 KB20 LC19 MA03 MA56 MB03 MC08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段へ向けて用紙を給紙する給紙手段と、 前記給紙手段の給紙ミスを検出する給紙ミス検出手段
    と、 前記画像形成手段で画像が形成された用紙を前記画像形
    成手段に向けて再給紙する再給紙手段と、 前記再給紙手段により再給紙される用紙より先に前記給
    紙手段により給紙される用紙を前記画像形成手段に搬送
    するよう制御する第1制御手段と、 前記第1制御手段による制御の実行において前記給紙ミ
    ス検出手段により給紙ミスを検出したときに、前記給紙
    手段によって給紙される用紙より先に前記再給紙手段に
    より再給紙する用紙を前記画像形成手段に搬送するよう
    制御する第2制御手段と、 前記第1制御手段および前記第2制御手段の制御の実行
    に応じて、画像を形成する順を変更する画像形成順序制
    御手段とを備えた、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙ミス検出手段による給紙ミスの
    検出に応じて給紙をリトライする給紙リトライ手段をさ
    らに含み、前記第2制御手段は所定の条件下に前記給紙
    リトライ手段を作動させる、請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第2制御手段は前記再給紙手段から
    前記画像形成手段までの搬送時間を検出する搬送時間検
    出手段を有し前記給紙リトライには所定の時間がかか
    り、 前記所定の条件は、前記給紙リトライ手段によって給紙
    をリトライしても、前記搬送時間検出手段による搬送時
    間よりも短い場合である、請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 画像を形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段へ向けて用紙を給紙する給紙手段と、 前記給紙手段の給紙ミスを検出する給紙ミス検出手段
    と、 前記給紙ミス検出手段による給紙ミスに応じて、給紙を
    リトライする給紙リトライ手段と、 前記画像形成手段で画像を形成された用紙を前記画像形
    成手段に向けて再給紙する再給紙手段と、 前記再給紙手段により再給紙される用紙より先に前記給
    紙手段により給紙される用紙を前記画像形成手段に搬送
    するよう制御する第1制御手段と、 前記第1制御手段による制御の実行において前記給紙ミ
    スを検出したとき、前記給紙リトライ手段による給紙遅
    延時間に応じて、画像を形成する順またはタイミングを
    変更する第2制御手段とを備えた、画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像を形成する画像形成手段と、 前記画像形成手段へ向けて用紙を給紙する給紙手段と、 前記給紙手段の給紙ミスを検出する給紙ミス検出手段
    と、 前記画像形成手段で画像が形成された用紙を前記画像形
    成手段に向けて再給紙する再給紙手段と、 前記給紙手段および再給紙手段からの画像形成装置への
    給紙タイミングを調整する手段とを含み、 前記調整手段は、前記給紙ミス検出手段が給紙ミスを検
    出したときに、所定条件下で前記給紙リトライ手段を作
    動させる、画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像を形成する画像形成手段へ向けて所
    定の給紙部から用紙を給紙する第1給紙ステップと、 前記第1給紙ステップにおける給紙ミスを検出するステ
    ップと、 前記画像形成手段で画像が形成された用紙を前記画像形
    成手段に向けて再給紙する第2給紙ステップと、 前記第2給紙ステップより先に前記第1給紙ステップに
    より給紙される用紙を前記画像形成手段に搬送する第1
    制御ステップと、 前記第1制御ステップによる制御の実行において前記給
    紙ミスを検出したときに、前記第1給紙ステップによっ
    て給紙される用紙より先に第2給紙ステップにより再給
    紙する用紙を前記画像形成手段に搬送する第2制御ステ
    ップと、 前記第1制御ステップおよび前記第2制御ステップに応
    じて、画像を形成する順を変更するステップとを備え
    た、画像形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010105782A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Murata Machinery Ltd プリンタ
US8396605B2 (en) 2008-04-17 2013-03-12 E. I. Engineering Co., Ltd. System for simulating heat and power supply facility
JP2019184674A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 コニカミノルタ株式会社 用紙搬送装置、及び、画像形成装置

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