JP2001098691A - 屋根の構築方法 - Google Patents

屋根の構築方法

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JP2001098691A
JP2001098691A JP28030799A JP28030799A JP2001098691A JP 2001098691 A JP2001098691 A JP 2001098691A JP 28030799 A JP28030799 A JP 28030799A JP 28030799 A JP28030799 A JP 28030799A JP 2001098691 A JP2001098691 A JP 2001098691A
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JP
Japan
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roof
roof unit
unit
extension member
slope surface
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Application number
JP28030799A
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English (en)
Inventor
Akio Suzuki
昭夫 鈴木
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、屋根ユニットの軒先部を現
地接続として、屋根形状の簡素化された屋根の構築方法
を提供するものである。 【解決手段】 第1の屋根ユニット10と第2の屋根ユ
ニット20を隣接配置して屋根を構築する屋根の構築方
法であって、第1の屋根ユニット10は、勾配方向が平
面視で直交して谷部30、31を形成する第1の勾配面
11と第2の勾配面12を有してなり、第2の屋根ユニ
ット20は、上記の第1勾配面11と傾斜方向とは直交
する方向に同一面内で連続する勾配面11を有してな
り、上記両屋根ユニット10、20を隣接配置した後、
第2の屋根ユニット20の勾配面11上に、第1の屋根
ユニット10の第2の勾配面12の下端を延長する延長
部材13を設けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット建物に設
けられる屋根の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、特公平8−6388号
公報にユニット式建物の屋根を構成する屋根ユニットが
記載されている。上記公報では、同一平面上にない複数
の屋根面、あるいは屋根面と壁面とが、工場において予
め接合されてなり、複数を現場にて相互に接合して屋根
を構成する屋根ユニットであって、平面形状が略矩形を
成し、縁に軒部が形成されている屋根ユニットにおい
て、前記軒部の側面が、軒先面に対してほぼ135度の
傾斜角度で形成されて、軒部の側面を互いに接合させる
ことで、斜め位置にある屋根ユニットの軒部を直角に連
続させることができ、その結果L字形状あるいはコの字
形状の屋根を構成することができるようになされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の様に、屋根
を作るに際して隣接する屋根ユニットの谷にそって、軒
先部まで一体化されて、屋根ユニットを分割すると隣接
する軒先部が特殊な形状となり製作しにくく生産の効率
が悪いといった問題がある。
【0004】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的は、屋根ユニットの
軒先部を現地接続として、屋根形状の簡素化された屋根
の構築方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
屋根の構築方法は、第1の屋根ユニットと第2の屋根ユ
ニットを隣接配置して屋根を構築する屋根の構築方法で
あって、第1の屋根ユニットは、傾斜方向が平面視で直
交して谷部を形成する第1の勾配面と第2の勾配面を有
してなり、第2の屋根ユニットは、上記の第1勾配面の
側方に連続する勾配面を有してなり、上記両屋根ユニッ
トを隣接配置した後、第2の屋根ユニットの勾配面上
に、第1の屋根ユニットの第2の勾配面の下端を延長す
る延長部材を設けるものである。
【0006】請求項2記載の本発明の屋根の構築方法
は、前記屋根ユニットの延長部材を現地接続として後、
屋根ユニットの上面と現地接続の延長部材とをルーフィ
ングで連続貼りしているものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の本発明の屋根の構築方法は、第
1の屋根ユニットは、傾斜方向が平面視で直交して谷部
を形成する第1の勾配面と第2の勾配面を有してなり、
第2の屋根ユニットは、上記の第1勾配面の側方に連続
する勾配面を有してなり、上記両屋根ユニットを隣接配
置した後、第2の屋根ユニットの勾配面上に、第1の屋
根ユニットの第2の勾配面の下端を延長する延長部材を
設けるので、延長部材が現地合わせとなるため、屋根ユ
ニットの形状が特殊とならず、生産のし易い屋根ユニッ
トの形状とすることができる。
【0008】請求項2記載の本発明の屋根の構築方法
は、前記屋根ユニットの延長部材を現地接続として後、
屋根ユニットの上面と現地接続の延長部材とをルーフィ
ングで連続貼りしているので、延長部材としての三角形
状の野地板と野地板を支持する受け材は現地カットとす
ることで、隣接する屋根ユニットとの現地接続のし易い
屋根の構築方法とすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1(イ)は、本発明の屋根の構
築方法の屋根構造を示す平面図、図1(ロ)は、本発明
の屋根の構築方法の屋根構造を屋根ユニットに分割した
状態を示す平面図、図2は、本発明の屋根の構築方法の
屋根構造を示す断面図、図3は、本発明の屋根の構築方
法の屋根の接合状態を示す斜視図、図4は、本発明の屋
根の延長部材の取付けを説明する斜視図、図5は、本発
明の屋根の構築方法のフーフィング貼りを説明する斜視
図、図6は、本発明の屋根の構築方法のフーフィング貼
りの接続を示す斜視図である。
【0010】図1(イ)、図1(ロ)に示す様に、本発
明の屋根の構築方法は、第1の屋根ユニット10と第2
の屋根ユニット20を隣接配置して屋根を構築するもの
である。第1の屋根ユニット10は、棟部15の両側に
勾配面を対称に設けて切妻屋根を形成している。第2の
勾配面12には第2の屋根ユニット20と桁側で隣接さ
れている。図1(ロ)は、屋根ユニットが分割された状
態を示している。屋根ユニットの下部には建物ユニット
が配置され、建物ユニットは点線で図示されている。
【0011】隣接する第2の屋根ユニット20とは第1
の屋根ユニット10の棟部15と第2の屋根ユニット2
0の棟部25が直交するように配置されている。第1の
屋根ユニット10の勾配面12と第2の屋根ユニット2
0との勾配面21、11との接続部には屋根勾配に沿っ
て、谷部30、31が形成されている。
【0012】図3に示す様に、勾配面12と勾配面11
とで形成される谷部30の軒先部は第1の屋根ユニット
10の妻端面で形成されるケラバ部16と第2の屋根ユ
ニット20の桁側軒先材26が隣接している。そのた
め、第2の屋根ユニット20の勾配面11と、第1の屋
根ユニット10の第2の勾配面12との接合する軒先部
は、三角形状の延長部材13で形成されている。
【0013】三角形状の軒先端部を形成する延長部材1
3は、屋根ユニット10とは分離して現地付けとなって
いる。即ち、上記両屋根ユニット10、20を隣接配置
した後、第2の屋根ユニット20の勾配面上11に乗せ
る様にして、第1の屋根ユニット10の第2の勾配面1
2の下端に接続して、勾配面12を延長するようにして
形成されている。
【0014】図2に示す様に、第2の屋根ユニット20
は、構造枠材221等と野地板222で勾配面22を形
成してトラス材(不図示)で断面を略三角形状に組んで
屋根ユニット20は形成されて、屋根ユニット20の妻
側が屋根ユニット10の桁側に直交する様に隣接されて
いる。第1の屋根ユニット10の勾配面12は、傾斜方
向とは直交する方向に同一面内で連続する勾配面11に
隣接している。勾配面12の端部は切妻形式の妻面、即
ち、ケラバを形成している。
【0015】屋根ユニット20の勾配面11の軒先には
軒先材223、224で軒先部が形成されている。軒先
材224で軒先先端部の水切り材230の形状を形成し
ている。又、建物ユニット40と軒先部の天井に軒天材
225で軒天が仕上げられている。屋根ユニット20
は、建物ユニット40の上部梁を形成する構造材41に
乗せられて、接続ボルト42で建物ユニット40に締結
されている。
【0016】図4(イ)に示す様に、延長部材13は上
記両屋根ユニット10、20を隣接配置した後、第2の
屋根ユニットの勾配面上に、第2の勾配面12の下端を
延長する様にして設けられている。即ち、延長部材13
は、図4(ロ)に示す様に、勾配面12の下端のケラバ
材121に直交する側板に受け材132を固定して、受
け材132に受け材133を取り付けて後、野地板13
1を張って三角形状に形成されている。
【0017】又、図5に示す様に、本発明の屋根の構築
方法は、前記屋根ユニット10の延長部材13を現地
で、屋根ユニット12のケラバ端部に接続して後、延長
部材13を第2の屋根ユニット20の勾配面11の上面
に乗せてルーフィング135で連続貼りして屋根下地が
形成されている。
【0018】図6に示す様に、野地板222、131が
張られた屋根面12、22と延長部材13には、ルーフ
ィング135で連続貼りされて屋根下地面が形成されて
いる。ルーフィング135の接続は、屋根ユニット1
0、20の接続部である谷部30を避けて、粘着テープ
136で野地板222、131に貼着されている。
【0019】この様に、本発明の屋根の構築方法は、第
1の屋根ユニット10は、勾配方向が平面視で直交して
谷部30、31を形成する第1の勾配面11と第2の勾
配面12を有してなり、第2の屋根ユニット20は、上
記の第2勾配面12と傾斜方向の直交する方向に同一面
内で連続する勾配面11を有してなり、上記両屋根ユニ
ット10、20を隣接配置した後、第2の屋根ユニット
20の勾配面上11に、第1の屋根ユニット10の第2
の勾配面12の下端を延長する延長部材13を設けるの
で、延長部材13が現地合わせとなるため、屋根ユニッ
ト10の形状が特殊とならず、生産のし易い屋根ユニッ
トの形状とすることができる。
【0020】又、本発明の屋根の構築方法は、前記屋根
ユニット10の延長部材13を現地接続として後、屋根
ユニット20の上面と現地接続の延長部材13とをルー
フィング135で連続貼りしているので、延長部材13
としての三角形状の野地板131と野地板の受け材13
3、134は現地カットすることで、隣接する屋根ユニ
ット20との現地接続のし易い屋根の構築方法とするこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の屋根の構築方法
は、第1の屋根ユニットは、傾斜方向が平面視で直交し
て谷部を形成する第1の勾配面と第2の勾配面を有して
なり、第2の屋根ユニットは、上記の第1勾配面の側方
に連続する勾配面を有してなり、上記両屋根ユニットを
隣接配置した後、第2の屋根ユニットの勾配面上に、第
1の屋根ユニットの第2の勾配面の下端を延長する延長
部材を設けるので、延長部材が現地合わせとなるため、
屋根ユニットの形状が特殊とならず、生産のし易い屋根
ユニットの形状とすることができる。
【0022】請求項2記載の本発明の屋根の構築方法
は、前記屋根ユニットの延長部材を現地接続として後、
屋根ユニットの上面と現地接続の延長部材とをルーフィ
ングで連続貼りしているので、延長部材としての三角形
状の野地板と野地板の受け材は現地カットとすること
で、隣接する屋根ユニットとの現地接続のし易い屋根の
構築方法とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(イ)は、本発明の屋根の構築方法の屋根
構造を示す平面図、図1(ロ)は、本発明の屋根の構築
方法の屋根構造を屋根ユニットに分割した状態を示す平
面図である。
【図2】本発明の屋根の構築方法の屋根構造を示す断面
図である。
【図3】本発明の屋根の構築方法の屋根の接合状態を示
す斜視図である。
【図4】本発明の屋根の延長部材の取付けを説明する斜
視図である。
【図5】本発明の屋根の構築方法のフーフィング貼りを
説明する斜視図である。
【図6】本発明の屋根の構築方法のフーフィング貼りの
接続を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 第1の屋根ユニット 11 第1勾配面 12 第2勾配面 121 ケラバ材 13 延長部材 131 野地板 132、133 受け材 135 ルーフィング 136 粘着テープ 15 棟部 16 ケラバ部 20 第2の屋根ユニット 21 勾配面 222 野地板 223、224 軒先材 225 軒天材 26 桁側軒先材 30、31 谷部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の屋根ユニットと第2の屋根ユニッ
    トを隣接配置して屋根を構築する屋根の構築方法であっ
    て、 第1の屋根ユニットは、傾斜方向が平面視で直交して谷
    部を形成する第1の勾配面と第2の勾配面を有してな
    り、 第2の屋根ユニットは、上記の第1勾配面の側方に連続
    する勾配面を有してなり、 上記両屋根ユニットを隣接配置した後、第2の屋根ユニ
    ットの勾配面上に、第1の屋根ユニットの第2の勾配面
    の下端を延長する延長部材を設けることを特徴とする屋
    根の構築方法。
  2. 【請求項2】 前記屋根ユニットの延長部材を現地接続
    として後、屋根ユニットの上面と現地接続の延長部材と
    をルーフィングで連続貼りしていることを特徴とする請
    求項1記載の屋根の構築方法。
JP28030799A 1999-09-30 1999-09-30 屋根の構築方法 Pending JP2001098691A (ja)

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