JP2001097684A - ジャッキ作動制御装置 - Google Patents

ジャッキ作動制御装置

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JP2001097684A JP27605699A JP27605699A JP2001097684A JP 2001097684 A JP2001097684 A JP 2001097684A JP 27605699 A JP27605699 A JP 27605699A JP 27605699 A JP27605699 A JP 27605699A JP 2001097684 A JP2001097684 A JP 2001097684A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジャッキの自動操作が可能であるか否かを確
実に認識する。 【解決手段】 ジャッキ作動制御装置40は、アウトリ
ガジャッキを手動操作するジャッキ操作装置9と、ジャ
ッキ操作装置9による手動モード又はアウトリガジャッ
キの作動を自動制御させる自動モードのいずれのモード
を切り替えるモード切替スイッチ41と、車体の傾斜角
度を検出する車体傾斜センサ43と、コントローラ45
と、自動操作確認ランプ13とを有する。コントローラ
45に設けられた比較判定回路51により車体の傾斜角
度が許容傾斜角度を越えていると判定がされ、モード切
替スイッチ41により自動モードが選択されている場合
には、操作選択回路55が自動モードの選択を規制し、
ジャッキ操作装置9による手動操作に切り替え、作動制
御回路53が自動操作確認ランプ13を消灯させてアウ
トリガジャッキの自動操作ができないことを作業者に知
らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジャッキ作動制御装置
に関し、さらに詳細には、車体を持ち上げ支持するジャ
ッキの張り出し操作において、手動操作と自動操作のい
ずれか一方の操作が可能であり、車体が許容傾斜角度を
越える傾斜地に載置された場合に警報作動する警報手段
を有するジャッキ作動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高所作業車は、車体上に設けられた作業
装置と、車体を持ち上げ支持するため車体前後の各左右
方向の両端部に設けられたジャッキと、を有して構成さ
れているものがある。この高所作業車を使用して作業を
行なうには、車両を作業現場の近くまで移動させた後
に、ジャッキの張り出し操作を行なってその先端部を接
地させ車体を安定支持させる。ジャッキの張り出し操作
には作業者がジャッキ操作装置を手動で操作する手動操
作と、車体に設けられた車体傾斜角センサの信号に基づ
いてジャッキの伸縮作動を制御して車体を水平状態にす
る自動操作の2種類がある。
【0003】ここで、車体の安定を確実にし、且つ作業
装置による作業をより安全にするため、車両毎に車両が
載置される地面の許容傾斜角度を定め、また、傾斜角セ
ンサにより検出された車体の傾斜角度が許容傾斜角度を
越えている場合に音で警報作動する警報ブザーを有した
ものがある。車両が許容傾斜角度を越えた地面に載置さ
れている場合にはこの警報ブザーが作動し、ジャッキの
自動操作が適切でないことを作業者に知らせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高所作
業車には前述した警報ブザーの他に、さまざまな警報ブ
ザーが取り付けられているものがあり、この場合、警報
ブザーが鳴っても何の警報作動を知らせるものなのかを
作業者が判断するのは困難である、という問題が生じ
る。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、ジャッキの自動操作が可能であるか否かを
確実に認識することができ、許容傾斜角度を越えた傾斜
地に車両が載置されていても車体を安定支持させること
ができるジャッキ作動制御装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のジャッキ作動制御装置は、車体を持ち上げ支
持するため車体の左右両側部に設けられたジャッキ(例
えば、実施形態におけるアウトリガジャッキ7)と、ジ
ャッキを手動操作するジャッキ手動操作手段(例えば、
実施形態におけるジャッキ操作装置9)と、車体の傾斜
角度を検出する車体傾斜角検出手段(例えば、実施形態
における車体傾斜センサ43)と、車体傾斜角検出手段
により検出された車体の傾斜角度に応じて車体が水平状
態になるようにジャッキの作動を自動制御するジャッキ
作動自動制御手段(例えば、実施形態における作動制御
回路53)と、ジャッキ手動操作手段による手動操作及
びジャッキ作動自動制御手段による自動操作のいずれか
一方を選択するためのジャッキ操作選択手段(例えば、
実施形態におけるモード切替スイッチ41)と、車体傾
斜角検出手段により検出された車体の傾斜角度に基づい
てジャッキの自動操作が可能であるか否かを表示する自
動操作可能表示手段(例えば、実施形態における自動操
作確認ランプ13)と、ジャッキ操作選択手段により自
動操作が選択されている状態で車体の傾斜角度が許容傾
斜角度を越えている場合にはジャッキ作動自動制御手段
によるジャッキの自動制御を規制する操作規制手段(例
えば、実施形態における操作選択回路55)とを有して
構成する。
【0007】このように構成されたジャッキ作動制御装
置によれば、ジャッキ操作選択手段により自動操作が選
択されている状態で車体の傾斜角度が許容傾斜角度を越
えている場合には、操作規制手段がジャッキ作動自動制
御手段によるジャッキの自動制御を規制する。
【0008】このため、車両が許容傾斜角度を越えた地
面に載置されている状態ではジャッキの自動操作が規制
されるので、車体が不安定な状態で支持されることを未
然に防止することができる。また、ジャッキの自動操作
が可能であるか否かが自動操作可能表示手段により表示
されるので、作業者が表示を視覚により確認することで
ジャッキの自動操作が可能でるか否かを容易に判断する
ことができる。
【0009】また、上記構成のジャッキ作動制御装置に
おいて、ジャッキ操作選択手段により自動操作が選択さ
れている状態で車体の傾斜角度が許容傾斜角度を越えて
いる場合にはジャッキ操作選択手段を自動操作から手動
操作に切り替える操作切替手段(例えば、実施形態にお
ける操作選択回路55)を有してもよい。
【0010】ジャッキ操作選択手段により自動操作が選
択されている状態で車体の傾斜角度が許容傾斜角度を越
えている場合には、操作切替手段がジャッキ操作選択手
段による自動操作を手動操作に切り替える。このため、
作業者によるきめ細かい手動操作により許容傾斜角度を
越えた地面に載置された車体を安定支持させることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1及び図2に基づいて説明する。本実施の形態は
車体上に旋回且つ起伏動自在な伸縮ブームを有した高所
作業車の態様を示す。最初に、本発明のジャッキ作動制
御装置を搭載した高所作業車を説明する。高所作業車1
は、図1に示すように、車体3の前部に運転キャビン5
を有し、この運転キャビン5よりも後側の車体前後の左
右両側部に車体3を持ち上げ支持するアウトリガジャッ
キ7を有している。アウトリガジャッキ7には図示しな
いジャッキシリンダが内蔵され、このジャッキシリンダ
が伸縮作動するとアウトリガジャッキ7が接地又は車体
3に格納されるように構成されている。
【0012】車体後端にはアウトリガジャッキ7の作動
を手動操作するジャッキ操作装置9が取り付けられてお
り、このジャッキ操作装置9の手動レバー9aを操作す
るとアウトリガジャッキ7が作動するように構成されて
いる。ジャッキ操作装置9の右側には車体3の傾斜情報
を表示するディスプレイ11と、アウトリガジャッキ7
の自動操作が可能であるか否かを表示する自動操作確認
ランプ13が設けられている。
【0013】車体後部には上方へ突出し旋回動自在な旋
回台15が設けられ、旋回台15の下方の車体3内には
旋回台15を旋回動させる旋回モータ17が設けられて
いる。旋回台15の上部には伸縮ブーム19の基部が上
下方向に揺動自在に枢結され、伸縮ブーム19の側壁下
部と旋回台15の中間部間には起伏シリンダ21が枢結
され、この起伏シリンダ21が伸縮動すると伸縮ブーム
19が起伏作動するように構成されている。伸縮ブーム
19の内部には伸縮シリンダ23が内蔵され、この伸縮
シリンダ23の伸縮作動により伸縮ブーム19が伸縮動
するように構成されている。
【0014】伸縮ブーム19の先端には上下方向に揺動
自在な垂直ポスト25が枢結されている。伸縮ブーム1
9の先端内部には図示しないレベリングシリンダが枢結
され、その先端部が垂直ポスト25の下端部に枢結され
ている。垂直ポスト25の側壁上部には水平方向に突出
する水平アーム27が取り付けられ、この水平アーム2
7の先端部に作業台29が取り付けられている。作業台
29上と旋回台15の側部には伸縮ブーム19の作動を
操作する図示しないブーム操作装置が設けられ、このブ
ーム操作装置を手動操作すると、旋回モータ17・起伏
シリンダ21・伸縮シリンダ23が伸縮作動して伸縮ブ
ーム19が旋回・起伏・伸縮動するように構成されてい
る。
【0015】次に、ジャッキ作動制御装置を説明する。
ジャッキ作動制御装置40は、図2に示すように、ジャ
ッキ操作装置9とモード切替スイッチ41と車体傾斜セ
ンサ43とコントローラ45と作動制御弁Vとジャッキ
シリンダ45とディスプレイ11と自動操作確認ランプ
13とを有して構成されている。ジャッキ操作装置9は
前述したのでその説明を省略する。モード切替スイッチ
41は図1に示すジャッキ操作装置9の近傍に設けられ
(図示せず)、アウトリガジャッキ7を手動で操作する
場合の手動モードと、アウトリガジャッキ7を自動で作
動させる場合の自動モードの2種類のモードを切り替え
るスイッチである。車体傾斜センサ43は絶対水平に対
する車体3の傾斜角度を検出する機能を有し、車体3の
全方位における車体3の傾斜角度を検出する。
【0016】尚、車体傾斜センサ43は車体3の前後方
向の傾斜角度を検出する第1センサと、車体3の左右方
向の傾斜角度を検出する第2センサとを有して構成する
ことができる。この場合、コントローラ45に2つのセ
ンサの検出値から車体3の全方位の傾斜角度を算出する
傾斜角算出回路を設け、算出された傾斜角値を比較判定
回路51に送り、比較判定回路51が算出された傾斜角
値と許容傾斜角度との大きさを比較判定する。
【0017】コントローラ45は比較判定回路51と作
動制御回路53と操作選択回路55とを有して構成され
ている。比較判定回路51は車体傾斜角センサ43によ
り検出された車体3の傾斜角度が許容傾斜角度を越えて
いるか否かを比較判定する機能を有し、その結果を操作
選択回路55と作動制御回路53に送る。許容傾斜角度
は比較判定回路51に予め設定され、車両の種類により
任意の値に設定することができる。作動制御回路53は
車体傾斜角センサ43により検出された車体3の傾斜角
度に応じて車体3が水平状態になるように作動制御弁V
の作動を制御してジャッキシリンダ45の作動をコント
ロールし、また、ジャッキシリンダ45の作動が自動制
御されている場合に車体傾斜角センサ43により検出さ
れた車体3の傾斜角度をディスプレイ11に表示させ、
更に、比較判定回路51により車体3の傾斜角度が許容
傾斜角度を越えていない旨又は越えている旨の判定がさ
れているときに自動操作確認ランプ13を点灯又は消灯
させる機能を有する。
【0018】操作選択回路55はモード切替スイッチ4
1の操作内容に応じてジャッキ操作装置9による手動操
作及び作動制御回路53による自動操作のいずれか一方
の選択を許容する機能を有する。但し、比較判定回路5
1により車体3の傾斜角度が許容傾斜角度を越えている
旨の判定がなされている状態でモード切替スイッチ41
により自動モードが選択されている場合には、この自動
モードの選択を規制し、手動モードに切り替える。
【0019】作動制御弁Vは作動制御回路53に電気的
に接続されており、作動制御回路53により作動が制御
されてジャッキシリンダ45への作動油の給排制御を行
なう。ディスプレイ11は作動制御回路53を介して車
体傾斜センサ43により検出された車体3の傾斜角度を
文字や図表等で表示する。自動操作確認ランプ13は点
灯及び消灯する機能を有し、有彩色の光(緑、青等)を
発光する。
【0020】次に、ジャッキ作動制御装置40の作用
を、車両を載置する地面が水平な場合と、地面の傾斜角
が許容傾斜角度を越えている場合について説明する。最
初に、地面が水平な場合について説明する。図1に示す
車体3にアウトリガジャッキ7と伸縮ブーム19を格納
した状態で車両を作業現場の近くまで移動させて停車さ
せる。そして、図示しない作業者が車体3の後方へ移動
して図2に示すモード切替スイッチ41を操作して自動
モードを選択する。これと同時に車体傾斜センサ43が
車体3の傾斜角度を検出し、この検出された車体の傾斜
角度(以下、「検出傾斜角度」と記す。)を比較判定回
路51に送る。
【0021】比較判定回路51は検出傾斜角度が許容傾
斜角度を越えているか否かを比較判定する。ここで、車
両が載置されている地面は水平であるので、比較判定回
路51は検出傾斜角度が許容傾斜角度を越えていない旨
の判定をし、この判定結果を操作センタ供給回路55と
作動制御回路53に送る。越えない旨の判定結果を受け
取った操作選択手段55はモード切替スイッチ41によ
る自動モードを許容する。また、越えない旨の判定結果
を受け取った作動制御回路53は自動操作確認ランプ1
3を点灯させる。このため、作業者は自動操作確認ラン
プ13の点灯を確認することで、アウトリガジャッキ7
の張り出し作業が自動で制御できることを確認すること
ができる。そして、作動制御回路53が車体傾斜センサ
43により検出された検出傾斜角度に応じて車体3を水
平状態にするように作動制御弁Vの作動を制御してジャ
ッキシリンダ45の作動をコントロールする。その結
果、車体3は水平状態に保持された状態で安定支持され
る。
【0022】また、作動制御回路53によるジャッキシ
リンダ45の自動制御がなされているときには、車体傾
斜センサ43により検出された検出傾斜角度が作動制御
回路53を介してディスプレイ11に表示される。この
ため、作業者はディスプレイ11に表示された検出傾斜
角度を確認することで、車体3の現状を確認することが
できる。
【0023】尚、水平な地面に車両が載置されている状
態で作業者がモード切替スイッチ41を手動モードを選
択した場合に作業者がジャッキ操作装置9を操作する
と、ジャッキ操作信号が操作選択回路55を介して作動
制御回路53に送られ、このジャッキ操作信号に基づい
て作動制御回路53が作動制御弁Vの作動を制御してジ
ャッキシリンダ45の作動を制御する。そして、アウト
リガジャッキ7が張り出され、その先端が接地されて車
体3が安定支持される。
【0024】次に、車両を載置する地面が許容傾斜角度
を越えている場合について説明する。車両が傾斜地で停
止した状態で作業者がモード切替スイッチ41を操作し
て自動モードを選択する。これと同時に車体傾斜センサ
43が車体3の傾斜角度を検出し、この検出傾斜角度が
比較判定回路51に送られる。比較判定回路51は検出
傾斜角度が許容傾斜角度を越えているか否かを比較判定
する。ここで、車両が載置されている地面は許容傾斜角
度を越えた傾斜地であるので、比較判定回路51は検出
傾斜角度が許容傾斜角度を越えている旨の判定をし、こ
の判定結果が操作センタ供給回路55と作動制御回路5
3に送られる。越えている旨の判定結果を受け取った操
作選択手段55はモード切替スイッチ41による自動モ
ードを規制し、手動モードに切り替える。また、越えて
いる旨の判定結果を受け取った作動制御回路53は自動
操作確認ランプ13を消灯させる。このため、作業者は
自動操作確認ランプ13の消灯を確認することで、アウ
トリガジャッキ7の張り出し作業が自動では制御できな
いことを確認することができる。
【0025】そして、作業者はジャッキ操作装置9を手
動操作する。ジャッキ操作装置9によるジャッキシリン
ダ45の作動制御は前述したのでその説明を省略する。
このように、許容傾斜角度を越えた傾斜地では自動操作
確認ランプ13が消灯し、これを作業者が視覚で確認し
てアウトリガジャッキ7の自動操作ができないことを容
易に認識することができる。また、この場合にはアウト
リガジャッキ7の手動操作のみが可能になり、作業者が
車体3の傾斜に応じたジャッキ操作を行なって、車体3
を安定支持させることができる。
【0026】尚、前述した実施の形態では自動操作作動
確認ランプ13を点灯又は消灯させる例を示したが、自
動操作作動確認ランプ13の代わりにアウトリガジャッ
キ7の自動操作ができる状態のときに緑色又は青色の光
が発光するランプと、アウトリガジャッキ7の自動操作
ができない状態のときに赤色又は黄色の光が発光するラ
ンプを設けることもできる。この場合には、アウトリガ
ジャッキ7の自動操作ができる状態のときには、緑色又
は青色のランプが点灯するとともに、赤色又は黄色のラ
ンプが消灯する。また、アウトリガジャッキ7の自動操
作ができない状態のときには、緑色又は青色のランプが
消灯するとともに、赤色又は黄色のランプが点灯する。
これらのランプの作動制御は図2に示す作動制御回路5
3によって行なわれる。
【0027】
【発明の効果】本発明によるジャッキ作動制御装置によ
れば、ジャッキ操作選択手段により自動操作が選択され
ている状態で車体の傾斜角度が許容傾斜角度を越えてい
る場合には、操作規制手段がジャッキ作動自動制御手段
によるジャッキの自動制御を規制することで、車体が不
安定な状態で支持されることを未然に防止することがで
きる。また、ジャッキの自動操作が可能であるか否かが
自動操作可能表示手段により表示されこの表示を作業者
が視覚で確認できるので、ジャッキの自動操作が可能で
あるか否かを容易に判断することができる。
【0028】また、ジャッキ操作選択手段により自動操
作が選択されている状態で車体の傾斜角度が許容傾斜角
度を越えているときにジャッキ操作選択手段を自動操作
から手動操作に切り替える操作切替手段を設ける場合に
は、作業者によるきめ細かい手動操作により許容傾斜角
度を越えた地面に載置された車体を安定支持させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるジャッキ作動制
御装置を搭載した高所作業車の正面図を示す。
【図2】本発明の一実施の形態におけるジャッキ作動制
御装置のブロック図を示す。
【符号の説明】
3 車体 7 アウトリガジャッキ(ジャッキ) 9 ジャッキ操作装置(ジャッキ手動操作装置) 13 自動操作確認ランプ(自動操作可能表示手段) 40 ジャッキ作動制御装置 41 モード切替スイッチ(ジャッキ操作選択手段) 43 車体傾斜センサ(車体傾斜角検出手段) 53 作動制御回路(ジャッキ作動自動制御手段) 55 操作選択回路(操作規制手段、操作切替手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体を持ち上げ支持するため前記車体の
    左右両側部に設けられたジャッキと、 前記ジャッキを手動操作するジャッキ手動操作手段と、 前記車体の傾斜角度を検出する車体傾斜角検出手段と、 前記車体傾斜角検出手段により検出された前記車体の傾
    斜角度に応じて前記車体が水平状態になるように前記ジ
    ャッキの作動を自動制御するジャッキ作動自動制御手段
    と、 前記ジャッキ手動操作手段による手動操作及び前記ジャ
    ッキ作動自動制御手段による自動操作のいずれか一方を
    選択するためのジャッキ操作選択手段と、 前記車体傾斜角検出手段により検出された前記車体の傾
    斜角度に基づいて前記ジャッキの前記自動操作が可能で
    あるか否かを表示する自動操作可能表示手段と、 前記ジャッキ操作選択手段により前記自動操作が選択さ
    れている状態で前記車体の傾斜角度が許容傾斜角度を越
    えている場合には前記ジャッキ作動自動制御手段による
    前記ジャッキの自動制御を規制する操作規制手段とを有
    することを特徴とするジャッキ作動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ジャッキ操作選択手段により前記自
    動操作が選択されている状態で前記車体の傾斜角度が前
    記許容傾斜角度を越えている場合には前記ジャッキ操作
    選択手段を前記自動操作から前記手動操作に切り替える
    操作切替手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    ジャッキ作動制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018503572A (ja) * 2014-12-09 2018-02-08 ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハーWobben Properties Gmbh 風力発電装置を建造するためのタワー回転クレーン、並びにタワー回転クレーンを建てるための方法

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