JP2001097423A - 蓋構造 - Google Patents

蓋構造

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JP2001097423A
JP2001097423A JP28065499A JP28065499A JP2001097423A JP 2001097423 A JP2001097423 A JP 2001097423A JP 28065499 A JP28065499 A JP 28065499A JP 28065499 A JP28065499 A JP 28065499A JP 2001097423 A JP2001097423 A JP 2001097423A
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elastic
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JP28065499A
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English (en)
Inventor
Hiroo Noguchi
野口  裕雄
Isato Arai
勇人 新井
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易に組み立てることが出来るとともに、組み
立て者が傷つく可能性を無くすことが出来る、蓋構造を
提供することである。 【解決手段】開口を有した部材に連結される連結部材1
3と;連結部材に対し開放位置と閉鎖位置との間で回動
自在に設けられた蓋本体14と;蓋本体14を閉鎖位置
に保持する蓋保持手段22と;連結部材と蓋本体との間
に介在され、蓋本体が開放位置から閉鎖位置へと移動さ
れることにより弾性力が蓄積され、蓋保持手段による閉
鎖位置への蓋本体の保持が開放された時に上記蓄積され
た弾性力により蓋本体を閉鎖位置から開放位置へと回動
させる弾性部材18と;を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は:開口部材に対
し、開口部材の開口を閉鎖した閉鎖位置と上記開口を開
放した開放位置との間で回動自在に設けられた蓋本体
と;そして蓋本体を閉鎖位置に開放可能に保持する蓋保
持手段と;を備えている蓋構造に関係している。
【0002】
【従来の技術】このような、蓋構造は種々の分野で使用
されている。そして、近年では、片手で蓋本体の開閉動
作を操作可能な蓋構造が種々開発されている。片手で蓋
本体の開閉動作が操作可能な蓋構造は、例えば特開平9
−58725号公報,特開平8−217113号公報,
そして特開平9−39996号公報により広く知られて
いる。
【0003】特開平9−58725号公報の蓋構造で
は、開口部材に対し蓋本体が帯板状のゴムにより連結さ
れている。そして、蓋本体が開放位置から閉鎖位置へと
移動されることにより帯板状のゴムが折り曲げられて弾
性力を蓄積する。蓋保持手段による蓋本体の閉鎖位置へ
の保持が解除されると、帯板状のゴムに蓄積されていた
弾性力により蓋本体が閉鎖位置から開放位置へと自動的
に回動される。
【0004】特開平8−217113号公報の蓋構造で
は、開口部材に対し蓋本体が開放位置と閉鎖位置との間
で回動自在となるように回動中心軸を介して連結されて
いる。開口部材及び蓋本体のいずれか一方に帯板状のゴ
ムの一端が固定されているとともに開口部材及び蓋本体
のいずれか他方に形成されている係合穴に上記ゴムの他
端が係合されている。そして、蓋本体が開放位置から閉
鎖位置へと移動されることにより帯板状のゴムが折り曲
げられて弾性力を蓄積する。蓋保持手段による蓋本体の
閉鎖位置への保持が解除されると、帯板状のゴムに蓄積
されていた弾性力により蓋本体が閉鎖位置から開放位置
へと自動的に回動される。
【0005】特開平9−39996号公報の蓋構造で
も、開口部材に対し蓋本体が開放位置と閉鎖位置との間
で回動自在となるように回動中心軸を介して連結されて
いる。蓋本体に帯板状のゴムの一端が固定されていると
ともに開口部材に形成されている係合穴に上記ゴムの他
端が係合されている。そして、蓋本体が開放位置から閉
鎖位置へと移動されることにより帯板状のゴムが折り曲
げられて弾性力を蓄積する。蓋保持手段による蓋本体の
閉鎖位置への保持が解除されると、帯板状のゴムに蓄積
されていた弾性力により蓋本体が閉鎖位置から開放位置
へと自動的に回動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した3つの公報に
開示されている従来の蓋構造の夫々においては、組み立
て時において、帯板状のゴムの両端を開口部材と蓋本体
に固定することにより開口部材に対し蓋本体を開放位置
と閉鎖位置との間で回動可能に連結させる作業が必要で
あるか、または、開口部材に対し蓋本体を開放位置と閉
鎖位置との間で回動可能に連結させる作業の間に帯板状
のゴムの一端を開口部材及び蓋本体の一方に固定すると
とともに帯板状のゴムの他端を開口部材及び蓋本体の他
方に形成されている係合穴に係合させる作業が必要であ
る。
【0007】開口部材は通常蓋本体よりも遥かに大き
く、このような開口部材に対し蓋本体を回動可能に連結
させる作業とこのような開口部材と蓋本体との間の狭い
空間における固定作業及び/または係合作業とを平行し
て行うことは煩雑であり、上記従来の蓋構造の組み立て
コストを上昇させているとともに、上記係合が係合作業
時中に解除される可能性があり組み立て者の指を挟む危
険性がある。
【0008】この発明は上記事情の下でなされ、この発
明の目的は、容易に組み立てることが出来るとともに組
み立て者が傷つく可能性を無くすことが出来る、蓋構造
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述したこの発明の目的
を達成する為に、この発明に従った蓋構造は:開口を有
した部材に連結される連結部材と;連結部材に対し、上
記開口を閉鎖した閉鎖位置と上記開口を開放した開放位
置との間で回動自在に設けられた蓋本体と;蓋本体を閉
鎖位置に開放可能に保持する蓋保持手段と;そして、弾
性を有した材料により形成されており、連結部材と蓋本
体との間に介在され、蓋本体の開放位置から閉鎖位置へ
の移動により連結部材及び蓋本体の少なくといずれか一
方により弾性変形されることにより弾性力が蓄積され、
蓋保持部材による蓋本体の閉鎖位置への保持が開放され
た時に上記蓄積された弾性力により閉鎖位置から開放位
置へと蓋本体を回動させる弾性体と;を備えていること
を特徴としている。
【0010】このように構成されていることを特徴とす
るこの発明に従った蓋構造においては、開口を有した部
材に連結される連結部材に対し蓋本体が回動自在に設け
られており、弾性体が連結部材と蓋本体との間に介在さ
れている。そして弾性体は、蓋本体の開放位置から閉鎖
位置への移動により連結部材及び蓋本体の少なくといず
れか一方により弾性変形されることにより弾性力が蓄積
される。
【0011】従って、連結部材が開口を有した部材に連
結される以前に、弾性体を、弾性体が蓋本体の開放位置
から閉鎖位置への移動により連結部材及び蓋本体の少な
くといずれか一方により弾性変形されるよう連結部材と
蓋本体との間に介在させることが出来る。この為に、弾
性体を上述した如く連結部材と蓋本体との間に介在させ
る作業は大きな開口部材と蓋本体とで挟まれた狭い空間
で行なう必要がなく、弾性体を上述した如く連結部材と
蓋本体との間に介在させる作業が容易になっている。そ
してこの後に、連結部材を開口を有した部材に連結させ
れば良いので、この連結作業も容易となる。
【0012】上述した如く構成されていることを特徴と
するこの発明に従った蓋構造においては、前記弾性体
は、蓋本体の開放位置から閉鎖位置への移動により連結
部材または蓋本体により外周面が押圧されて内方に凹む
ことにより弾性力が蓄積されることが好ましい。
【0013】周面が押圧されて内方に凹むことにより弾
性力が蓄積される弾性体は必然的に前述した如き3つの
従来例の如き帯板形状のような厚さの薄い形状になら
ず、従って取り扱いが容易であり、弾性力が蓄積される
為に内方に凹んだとしても、弾性力が蓄積される為に折
り曲げられる前述した如き3つの従来例の如き帯板形状
のような厚さの薄い形状の弾性体と比べると、使用者の
指が挟まれて使用者が怪我をする恐れがない。
【0014】また厚さの薄い形状にならない弾性体は、
開口部材と蓋本体との間に従来知られているどのように
しても介在されることが出来る。例えば開口部材または
蓋本体に接着剤や固定ピンを含む公知の種々の固定手段
により固定されることが出来るし、開口部材または蓋本
体に形成された保持溝または保持爪のようなものを含む
公知の種々の保持手段により着脱自在に保持されること
が出来る。
【0015】さらに上述した如く構成されたことを特徴
とするこの発明に従っている蓋構造は、蓋本体が、弾性
体を保持するとともに弾性体の外周面の一部を露出させ
る開口を有している弾性体保持部材を含んでいて、開口
部材が、蓋本体の開放位置から閉鎖位置への移動により
弾性体保持部材の開口に挿入されて弾性体の外周面を内
方に凹ませる押圧部材を含んでいる、ことを特徴として
いることが好ましい。
【0016】このような弾性体保持部材は、蓋本体に対
する弾性体の着脱自在な保持を容易にするとともに、弾
性力が弱まった弾性体の交換を容易にする。また、この
ような押圧部材は、容易に構成されることが出来るにも
かかわらず、蓋本体の開放位置から閉鎖位置への移動に
より弾性体の外周面を容易に深く内方に凹ませることが
出来て、弾性体に蓄積される弾性力の大きさを大きくす
ることが出来る。
【0017】弾性体保持部材は蓋本体に着脱自在に設け
られていることが出来るし、蓋本体に対し回動自在に設
けられていて蓋本体に対して閉鎖され弾性体を収容した
閉鎖位置と蓋本体に対して開放され弾性体を着脱自在な
開放位置との間で回動自在であることが出来る。
【0018】弾性体保持部材が蓋本体に対し回動自在に
設けられている場合には、弾性体保持部材が回転中心軸
を介して蓋本体に対し回動自在に連結されていることが
出来るし、この場合にも、弾性体保持部材が回転中心軸
を有しているとともに蓋本体が上記回転中心軸を回動可
能に支持する軸受け孔を有していたり、蓋本体が回転中
心軸を有しているとともに弾性体保持部材が上記回転中
心軸を回動可能に支持する軸受け孔を有していることが
出来る。
【0019】弾性体保持部材が蓋本体に対し回動自在に
設けられている場合にはまた、弾性体保持部材が蓋本体
と連続して形成されていることにより弾性体保持部材が
蓋本体に対し連続部分におおいて回動自在に連結されて
いることが出来る。
【0020】上述した如く構成されたことを特徴とする
この発明に従っている蓋構造はまた、開口部材が、弾性
体を保持するとともに弾性体の外周面の一部を露出させ
る開口を有している弾性体保持部材を含んでいて、蓋本
体が、蓋本体の開放位置から閉鎖位置への移動により弾
性体保持部材の開口に挿入されて弾性体の外周面を内方
に凹ませる押圧部材を含んでいることが好ましい。
【0021】このような弾性体保持部材は、開口部材に
対する弾性体の着脱自在な保持を容易にするとともに、
弾性力が弱まった弾性体の交換を容易にする。また、こ
のような押圧部材は、容易に構成されることが出来るに
もかかわらず、蓋本体の開放位置から閉鎖位置への移動
により弾性体の外周面を容易に深く内方に凹ませること
が出来て、弾性体に蓄積される弾性力の大きさを大きく
することが出来る。
【0022】弾性体保持部材は開口部材に着脱自在に設
けられていることが出来るし、開口部材に対し回動自在
に設けられていて開口部材に対して閉鎖され弾性体を収
容した閉鎖位置と蓋本体に対して開放され弾性体を着脱
自在な開放位置との間で回動自在であることが出来る。
【0023】弾性体保持部材が開口部材に対し回動自在
に設けられている場合には、弾性体保持部材が回転中心
軸を介して開口部材に対し回動自在に連結されているこ
とが出来るし、この場合にも、弾性体保持部材が回転中
心軸を有しているとともに開口部材が上記回転中心軸を
回動可能に支持する軸受け孔を有していたり、開口部材
が回転中心軸を有しているとともに弾性体保持部材が上
記回転中心軸を回動可能に支持する軸受け孔を有してい
ることが出来る。
【0024】弾性体保持部材が開口部材に対し回動自在
に設けられている場合にはまた、弾性体保持部材が開口
部材と連続して形成されていることにより弾性体保持部
材が開口部材に対し連続部分において回動自在に連結さ
れていることが出来る。
【0025】前述した如く構成されていることを特徴と
したこの発明に従った種々の蓋構造においては、弾性体
は中空形状をしていることが好ましい。中空形状の弾性
体は材料費が安価であるばかりでなく凹み量が大きくな
り、ひいては弾性体により駆動される蓋本体の回動範囲
を大きく設定することが容易である。
【0026】前述した如く構成されていることを特徴と
しているこの発明に従った蓋構造において、前記弾性体
は、蓋本体及び連結部材のいずれか一方に連結された一
端部と蓋本体及び連結部材のいずれか他方に連結された
他端部とを有した平坦な形状をしており、蓋本体の開放
位置から閉鎖位置への移動により連結部材及び蓋本体の
間に折り曲げられることにより弾性力が蓄積される、こ
とが出来る。
【0027】この場合に前記弾性体は細長い帯形状をし
ていることが好ましい。
【0028】また、前記弾性体の前記一端部は蓋本体及
び連結部材のいずれか一方に着脱自在に連結されている
ことが出来る。
【0029】前述した如く構成されていることを特徴と
しているこの発明に従った蓋構造においては、蓋本体と
連結部材との間への弾性体の介在作業を開口を有した部
材に対する連結部材の連結作業とは別に行うことが出来
るので、前記弾性体が平坦な形状をしていても上述した
如く蓋本体と連結部材との間へ前記弾性体を指を挟まれ
る危険性をなくして容易に行うことが出来る。
【0030】前述した如く構成されていることを特徴と
しているこの発明に従った蓋構造において、前記弾性体
はまた、弾性を有した材料により板状に形成され、両端
部を重ねた状態で両端部が蓋本体及び連結部材のいずれ
か一方に固定され、蓋本体の開放位置から閉鎖位置への
移動により上記両端部の中間部分が蓋本体及び連結部材
のいずれか他方に押圧されて撓むことにより弾性力が蓄
積される、ことが出来る。
【0031】前述した如く構成されていることを特徴と
しているこの発明に従った蓋構造においては、蓋本体と
連結部材との間への弾性体の介在作業を開口を有した部
材に対する連結部材の連結作業とは別に行うことが出来
るので、前記弾性体が両端部を重ねた状態で両端部が蓋
本体及び連結部材のいずれか一方に固定される形状をし
ていても上述した如く蓋本体と連結部材との間へ前記弾
性体を指を挟まれる危険性をなくして容易に行うことが
出来る。
【0032】しかも弾性体が弾性を有した材料により板
状に形成され、両端部を重ねた状態で両端部が蓋本体及
び連結部材のいずれか一方に固定されるので、組み立て
作業が容易である。両端部が重ねられた状態で蓋本体及
び連結部材のいずれか一方に固定された弾性体の中間部
の外表面は湾曲した形状をしている。そして蓋本体の開
放位置から閉鎖位置への移動により、弾性体の中間部の
このように湾曲した形状の外表面が蓋本体と連結部材と
により押圧されて撓むことにより弾性力が蓄積される。
弾性体の湾曲した形状の外表面を有した中間部は、この
蓋構造の組み立て者を損傷させる可能性がない。また中
間部も2重の構造を有しているので撓むことにより前述
した従来の帯板形状の弾性部材よりも大きな弾性力が蓄
積される。従って、撓みにより弾性体に蓄積された弾性
力が開放される時に弾性力が蓋本体及び連結部材のいず
れか他方に作用させる力の逃げを無くす為に蓋本体及び
連結部材のいずれか他方に上記中間部を受ける係合凹所
を形成する必要がない。
【0033】しかしながら、両端部が重ねられた状態で
蓋本体及び連結部材のいずれか一方に固定された弾性体
を使用する場合に、蓋本体及び連結部材のいずれか他方
に弾性体の上記中間部分を受け入れる凹所を設ければ、
折り畳まれて厚さが厚くなっている弾性体が蓋構造の外
観、特に蓋本体の外観、が厚くなってしまうことを防止
する。
【0034】前述した如く構成されていることを特徴と
しているこの発明に従った蓋構造においては、蓋本体及
び連結部材のいずれか一方が回動中心軸を有しており、
蓋本体及び連結部材のいずれか他方が上記回動中心軸を
回動自在に支持する軸受け孔を有している、ことにより
連結部材に対して蓋本体を回動自在に連結することが出
来る。
【0035】あるいはまた、前述した如く構成されてい
ることを特徴としているこの発明に従った蓋構造におい
ては、蓋本体及び連結部材が連続して形成されている、
ことにより連結部材に対して蓋本体を回動自在に連結す
ることが出来る。
【0036】以下、この発明の種々の実施の形態を添付
の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0037】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]まず最初
に、図1の(A)を参照しながらこの発明の第1の実施
の形態に従った蓋構造10の全体の構成について説明す
る。
【0038】この蓋構造10は、開口12aを有した開
口部材12と、開口部材12に連結される連結部材13
と、連結部材13に対し開口部材12の開口12aを閉
鎖した閉鎖位置と開口12aを開放した開放位置との間
で回動自在に設けられた蓋本体14と、を備えている。
【0039】この実施の形態において開口部材12は容
器の上壁を構成している。開口部材12は、容器の他の
部分から独立して形成されていて上壁の無い容器の上部
開口を覆うように容器に取り付けられることが出来る
し、または容器の上壁として容器の他の部分と一体的に
形成されていることが出来る。なお、この実施の形態で
は、開口部材12は弾性を有するプラスチック材料によ
り形成されている。
【0040】開口部材12の上壁には開口12aの周囲
に開口12aを取り囲むよう凹部12bが形成されてい
る。
【0041】この実施の形態において上記容器は所定の
形状に折り畳まれた多数の濡れティッシュペーパーを格
納する為に使用されており、これら多数の濡れティッシ
ュペーパーは上記容器中から開口部材12の開口12a
を介して1枚づつ引き出されることが出来る。
【0042】蓋本体14の一縁からは連結部材13に対
し蓋本体14を開口部材12の開口12aを閉鎖した閉
鎖位置と開口12aを開放した開放位置との間で回動自
在に支持する為の回動支持部14aが上記一縁に沿い突
出するよう形成されている。蓋本体14の裏面には、蓋
本体14が閉鎖位置に配置された時に、開口部材12の
開口12aの周囲の凹部12bに嵌合されて開口12a
を密閉する環状の嵌合突起14bが設けられている。
【0043】この実施の形態においては蓋本体14も、
開口部材12と同様に、弾性を有するプラスチック材料
により形成されている。
【0044】この実施の形態においては、開口部材12
に対する連結部材13の連結は、開口部材12から独立
して形成された連結部材13を開口部材12に対して着
脱自在に係合することにより達成されている。
【0045】この為に、開口部材12の一辺に連結部材
13が着脱可能な連結部材収容凹所16が設けられてい
る。この実施の形態では、連結部材収容凹所16に係合
凹所16aが設けられていて、連結部材収容凹所16の
係合凹所16aに着脱自在に係合する係合突起13aが
連結部材13に設けられている。
【0046】連結部材収容凹所16に対する連結部材1
3の着脱自在な係合は、少なくとも開口部材12及び連
結部材13のいずれか一方が弾性を有しているプラスチ
ック材料により形成されていて、上記いずれか一方が弾
性的に撓むことが可能であることにより達成される。そ
してこの実施の形態では、連結部材13が蓋本体14と
同様に弾性を有しているプラスチック材料により形成さ
れていて、弾性的に撓むことが可能である。
【0047】上記着脱自在な係合は、連結部材収容凹所
16に係合突起を設けるとともに、連結部材収容凹所1
6の係合突起に着脱自在に係合する係合凹所を連結部材
13に設けることによっても達成される。
【0048】しかしながら、開口部材12に対する連結
部材13の連結は、例えば接着剤やねじを含む公知の固
定手段によって直接的に行うことも出来る。
【0049】連結部材13と蓋本体14との間には、弾
性を有した材料により形成された弾性体18が介在され
ている。この実施の形態において弾性体18は、弾性体
18の外周面の一部を露出させる開口20aを有してい
る弾性体保持部材20により連結部材13に装着されて
いる。
【0050】この実施の形態において弾性体18は、横
断面が略円形状の中空部を有している中空形状、即ち円
筒形状、をしており、細長い円筒形状から所定の長さに
切断されることにより形成されている。
【0051】連結部材13の上記所定の位置には弾性体
保持部材20が弾性体18を伴って収容される弾性体保
持部材収容凹所13bが形成されている。連結部材13
の弾性体保持部材収容凹所13bに対して弾性体保持部
材20は例えば接着剤のような公知の固定手段により固
定されることが出来るし、着脱自在に連結されることも
可能である。着脱自在な連結は、弾性体保持部材収容凹
所13bの内表面に係合凹所13cを設けるとともに、
弾性体保持部材20に弾性体保持部材収容凹所13bの
係合凹所13cに着脱可能に係合する係合突起20bを
設けることにより達成出来るし、または弾性体保持部材
20に係合凹所を設けるとともに弾性体保持部材収容凹
所13bの内表面に弾性体保持部材20の係合凹所に着
脱可能に係合する係合突起を設けることによっても達成
することが出来る。
【0052】弾性体保持部材収容凹所13bの底面に
は、弾性体保持部材収容凹所13bに弾性体保持部材2
0により保持される弾性体18が着座される弾性体受け
13dが設けられている。
【0053】この実施の形態においては、連結部材13
の一側面に対して蓋本体14の回動支持部14aが連続
して一体的に形成されていることにより、蓋本体14が
連結部材13に対し、ひいては連結部材13が着脱自在
に設けられる開口部材12に対し、開放位置と閉鎖位置
との間で回動自在に支持されている。
【0054】蓋本体14の回動支持部14aにおいて連
結部材13の弾性体保持部材収容凹所13bに対応した
所定の位置には押圧部材21が設けられている。押圧部
材21は上記所定の位置に対して回動支持部14aと連
続して一体的に形成されることにより固定されているこ
とが出来るし、回動支持部14aとは別体で形成された
後に例えば接着剤のような公知の固定手段により固定さ
れることも出来る。
【0055】図1の(B)には、連結部材13の弾性体
保持部材収容凹所13b中に弾性体18とともに弾性体
保持部材20を着脱自在に固定し、さらに連結部材13
を開口部材12の連結部材収容凹所16中に着脱自在に
固定した状態が示されている。この時には、図1の
(B)中に示されている如く、弾性体保持部材20の開
口20aに蓋本体14の回動支持部14aの押圧部材2
1の先端が挿入され、弾性体保持部材20中の弾性体1
8の外周面に当接する。この状態で蓋本体14に閉鎖位
置に向かう外力が負荷されていなければ、押圧部材21
が弾性体18を弾性力に抗して内方に凹ませることが無
く、その結果として蓋本体14は弾性体18の弾性力に
より開放位置に保持される。開放位置に配置された蓋本
体14の回動支持部14aの表面の一部は開口部材12
の連結部材収容凹所16の後縁突起16bの上端に当接
しており、このことは蓋本体14が過大に開放されるの
を防止している。
【0056】上述した如く開放位置に配置されている蓋
本体14に下方に向かう力を負荷すると、蓋本体14
は、図1の(B)に示されている開放位置から閉鎖位置
に向かい回動される。この間に、押圧部材21は弾性体
保持部材20の開口20aを介して弾性体16を押圧
し、弾性体18は自身の内方に向かい凹まされ、この結
果として弾性体18に弾性力が蓄積される。なお、この
実施の形態では、弾性体18は押圧部材21の先端によ
り連結部材13の弾性体受け13dに向かい押圧される
ことにより弾性体受け13dによっても自身の内方に向
かい凹まされるので、この結果として弾性体18に蓄積
される弾性力は、弾性体受け13dが無い場合と比較す
ると大きくなっている。
【0057】閉鎖位置に到達した蓋本体14は、凹まさ
れた弾性体16に蓄積される弾性力に抗して、蓋保持手
段22により閉鎖位置に保持される。
【0058】この実施の形態において蓋保持手段22
は、蓋本体14の回動支持部14bが設けられている一
縁とは反対側のもう1つの一縁に設けられている係合突
起22aと、蓋本体14が閉鎖位置に配置された時に、
図1の(C)に示す如く、閉鎖位置の蓋本体14の係合
突起22aと係合するよう開口部材12に設けられてい
る係合レバー22bと、を含んでいる。
【0059】係合レバー22bは開口部材12と一体的
に形成されていて、外力が負荷されていない状態で、図
1の(C)に示す如く閉鎖位置の蓋本体14の係合突起
22aと係合することが出来る係合位置に配置されてい
る。
【0060】係合位置の係合レバー22bに外力を負荷
して、図1の(C)中に矢印Xで示す如く係合レバー2
2bを自身の弾性力により撓ませると、閉鎖位置の蓋本
体14の係合突起22aに対する係合レバー22bの係
合は解除され、蓋本体14は凹まされている弾性体18
に蓄積されている弾性力により閉鎖位置から開放位置へ
と自動的に回動される。
【0061】図1の(A),(B),及び(C)を参照
しながら上述したこの発明の一実施の形態に従った蓋構
造10においては、弾性体18が中空形状をしていた
が、弾性体18は以下の条件を満たす限りにおいて発泡
体や中実形状であることが出来る。その条件とは、即
ち、弾性体18が、蓋本体14が開放位置から閉鎖位置
へと移動することにより蓋本体14の押圧部材21の先
端により、好ましくは連結部材13の弾性体受け13d
によっても、押圧されて自身の内方に向かい凹まされ、
この結果として蓄積される弾性力が、蓋本体14を閉鎖
位置から開放位置へと移動させることが出来ることであ
る。
【0062】また、弾性体18が中空形状をしていた場
合でも、弾性体18は外周面に例えば位置決めの為の突
起を備えていることが出来、また2つの円が重複したよ
うな横断面形状の中空孔を有した弾性体や、横断面形状
において独立した2つの円により構成されている中空孔
を有した弾性体であることも出来るし、さらにこの他に
3角や4角やそれ以上の多角形状の横断面形状の中空孔
を有した弾性体であることも出来る。
【0063】弾性体保持部材20も、弾性体18を露出
させる為の開口20aの面積を大きくすることが出来
る。これによって、弾性体保持部材20や連結部材13
の弾性体保持部材収容凹所13bを形成する際に必要な
寸法精度を、低くすることが出来る。この結果として、
この発明の一実施例に従った蓋構造10の製造コストや
組み立てコストを低下させることが出来る。
【0064】さらに、蓋部材14の回動支持部14aに
設けられている押圧部材21も蓋部材14の回動支持部
14aと一体に形成されている必要はなく、蓋部材14
とは独立して形成されていて回動支持部14aの内表面
に例えば接着剤のような公知の固定手段により固定され
ていることが出来る。
【0065】なおこの実施の形態において蓋本体14は
回動支持部14aが連結部材13の一側と連続して一体
的に形成されることにより連結部材13に対して回動自
在に支持されていたが、蓋本体14及び連結部材13の
いずれか一方に1対の回動中心軸を設けるとともに蓋本
体14及び連結部材13のいずれか他方に上記1対の回
動中心軸を回動自在に支持する1対の軸受け孔を設ける
ことによっても蓋本体14を連結部材13に対して回動
自在に設けることが出来る。
【0066】またこの実施の形態においては弾性体保持
部材20が連結部材13とは独立して形成されていた
が、図2中に示されている如く、弾性体保持部材20′
を連結部材13に対して弾性体保持部材収容凹所13b
に隣接して連続して一体的に形成することにより、弾性
体保持部材収容凹所13bから開放された開放位置と、
弾性体保持部材収容凹所13b中に弾性体18とともに
収容された閉鎖位置と、の間で回動可能とすることも出
来る。
【0067】弾性体保持部材20′を連結部材13に対
して開放位置と閉鎖位置と間で回動可能とする為には、
弾性体保持部材20′と連結部材13のいずれか一方に
1対の回動中心軸を設けるとともに、弾性体保持部材2
0′と連結部材130のいずれか他方に上記1対の回動
中心軸を回動自在に支持する1対の軸受け孔を設けるこ
とによっても達成することが出来る。
【0068】さらに上述した第1の実施の形態において
は、連結部材13に弾性体保持部材収容凹所13bを設
けるとともに蓋本体14の軸支持部14aに押圧部材2
1を設けていたが、これとは逆に連結部材13に押圧部
材21を設けるとともに蓋本体14の回動支持部14a
に弾性体保持部材収容凹所を設けるか、または弾性体保
持部を直接固定することも出来る。
【0069】またさらに、図1の(B)中に示されてい
る如く連結部材13の弾性体保持部材収容凹所13bの
上記所定の位置に配置されている弾性体受け13dにお
いて弾性体18に外周面が載置される突出端面の形状
も、弾性体18の外周面の形状に対応させた形状とする
ことが出来る。
【0070】図3,図4の(A)及び(B)には、蓋保
持手段22の変形例が示されている。なおこれらの図に
おいて、前述した第1の実施の形態の蓋構造10中の構
成部材と同じ構成部材には前述した第1の実施の形態の
蓋構造10中で同じ構成部材に付されていた参照符号と
同じ参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0071】この変形例では、図4の(A)に示されて
いる如く、蓋本体14の上記もう一つの縁に係合突起2
2aに隣接してもう1つの係合突起14cが形成されて
いて、開口部材12の一辺において蓋本体14の上記も
う一つの縁に対応した部分には、蓋本体14が閉鎖位置
に配置された時に、蓋本体14の上記もう1つの係合突
起14cと係合し弾性体18に蓄積された弾性力に抗し
て蓋本体14を閉鎖位置に保持する係合溝12hが形成
されている。
【0072】開口部材12の一辺の上記対応した部分に
はさらに、図3中に良く示されている如く、係合溝12
hに隣接して係合解除レバー収容凹所12iが形成され
ており、係合解除レバー収容凹所12i中には係合解除
レバー22′bが回動可能に設けられている。係合解除
レバー22′bは相互に同心的に相互に正反対の方向に
延出している1対の回動中心軸22cを有しており、係
合解除レバー収容凹所12iの内表面には係合解除レバ
ー22′bの1対の回動中心軸22cが挿入されて1対
の回動中心軸22cを回動自在に支持する1対の軸受け
孔22dが形成されている。係合解除レバー収容凹所1
2iの1対の軸受け孔22dに対する係合解除レバー2
2′bの1対の回動中心軸22cの挿入は、開口部材1
4または係合解除レバー22′bの少なくともいずれか
一方が弾性を有したプラスチック材料により形成し、こ
のいずれか一方を撓ませることにより達成することこと
が出来る。
【0073】係合解除レバー22′bには、係合解除レ
バー収容凹所12iの係合溝12hに向かい突出した係
合解除突起22eが形成されている。蓋本体14が閉鎖
位置に配置されると、図4の(A)中に示されている如
く、係合解除レバー22′bの係合解除突起22eに閉
鎖位置の蓋本体14の上記もう一つの縁の係合突起22
aが重複される。そして、係合解除レバー22′bに外
力が負荷されて係合解除レバー22′bが図4の(A)
中で矢印Yにより示されている如く1対の回動中心軸2
2cの回りに回動すると、係合解除レバー22′bの係
合解除突起22eが、図4の(B)中に示されている如
く、閉鎖位置の蓋本体14の係合突起22aを押し上げ
る。この結果として、開口部材12の係合解除レバー収
容凹所12i中の係合溝12hに対する蓋本体14の上
記もう一つの縁のもう1つの係合突起14cの係合を解
除させる。この結果として蓋本体14は、蓋本体14が
閉鎖位置に配置されることにより前述した如く弾性力が
蓄積された弾性体18の弾性力により前述した第1の実
施の形態の場合の如く、閉鎖位置から開放位置に向かい
自動的に回動される。
【0074】なお開口部材12の係合解除レバー収容凹
所12i中における係合解除レバー22′bの回動自在
な配置は、係合解除レバー収容凹所12iの内表面に1
対の軸受け孔22dに代わり1対の回動中心軸を設ける
とともに、係合解除レバー22′bに1対の回動中心軸
22cに代わり1対の軸受け孔を設けることによっても
達成することが出来るし、図1の(A)乃至(C)を参
照しながら前述した第1の実施の形態の蓋構造10の蓋
保持手段22の係合レバー22b(図1の(B)参照)
の如く、開口部材12と一体的に形成されることにより
図4の(A)に示す係合位置と図4の(B)に示す係合
解除位置との間で弾性的に回動可能とすることも出来
る。なおこの場合には、係合解除レバー22′bに外力
が負荷されていなければ、係合解除レバー22′bは係
合位置に配置される。
【0075】[第2の実施の形態]次は、図5,図6の
(A)及び(B)を参照しながらこの発明の第2の実施
の形態に従った蓋構造10′の構成について説明する。
なおこの第2の実施の形態において、図1の(A),
(B),(C),及び図2を参照しながら前述したこの
発明の第1の実施の形態に従った蓋構造10の構成部材
と同じ構成部材は、第1の実施の形態の蓋構造10の同
じ構成部材を指摘した参照符号と同じ参照符号を使用し
て指摘し、詳細な説明は省略する。
【0076】第2の実施の形態に従った蓋構造10′が
第1の実施の形態に従った蓋構造10と構成において異
なっているのは、連結部材13の軸支持部受け入れ凹所
13bの上部開口において蓋部材14の回動支持部14
aが支持されているのとは反対側の半分が、図6の
(A)の良く示されている如く、連結部材13に固定さ
れている弾性体保持覆い24により覆われていることで
ある。
【0077】この実施の形態において弾性体保持覆い2
4は連結部材13と一体に成形されることにより連結部
材13に固定されているが、弾性体保持覆い24は連結
部材13と別体に形成した後に例えば接着剤,係合凹所
及び係合突起の組み合わせ,そして捩子等の公知の固定
手段に連結部材13に固定することが出来る。
【0078】この実施の形態においてはさらに、連結部
材13の軸支持部受け入れ凹所13bの底面において蓋
部材14の回動支持部14aが支持されているのとは反
対側の半分が開口13eされていることである。
【0079】この実施の形態においてはまたさらに、弾
性体18′が弾性を有した材料、この実施の形態ではゴ
ムまたは合成樹脂、により平坦で細長い帯状に形成され
ており、弾性体18′の一端部は、図6の(A)に良く
示されている如く、一端部の先端から一側面に沿い後方
に向かうにつれて側方に広がる係合突起18aが形成さ
れている。
【0080】そして弾性体18′は上記一端部を先頭に
して、図6の(A)に矢印Zにより示されている如く、
連結部材13の軸支持部受け入れ凹所13bの上部の残
りの開口から軸支持部受け入れ凹所13bにおいて連結
部材13の下方に位置する空間へと挿入され、係合突起
18aが軸支持部受け入れ凹所13bの底面の開口13
eに係合されている。このようにして弾性体18′の上
記一端部が連結部材13の軸支持部受け入れ凹所13b
に連結された時、弾性体18′の他端部は、蓋部材14
の回動支持部14aの裏面に沿い延出している。
【0081】回動支持部14aの裏面において弾性体1
8′の他端部の延長上には、ストッパ14cが設置され
ている。軸支持部受け入れ凹所13bの底面の開口13
eに対する弾性体18′の一端部の係合突起18aの係
合が緩むことにより弾性体18′の一端部が軸支持部受
け入れ凹所13bが抜け落ちそうになる時、弾性体1
8′の他端部の先端がストッパ14cに当接することに
より、上記抜け落ちが効果的に阻止される。
【0082】弾性体18′は真っ直ぐになろうと弾性力
を発生させ、蓋本体14を開口部材12の開口12aか
ら遠ざけるよう付勢するが、蓋本体14は回動支持部1
4aの表面の一部が開口部材12の連結部材収容凹所1
6の後縁突起16bの上端に当接していることにより、
過大に開放されるのを防止されて弾性体18の弾性力に
より図6の(A)に示されている如く開放位置に保持さ
れている。
【0083】蓋本体14が下方に向かう力を負荷される
ことにより図6の(A)に示されている開放位置から閉
鎖位置に向かい回動されると、弾性体18′の他端部は
蓋部材14及び回動支持部14aの裏面に沿い摺動し上
記裏面により連結部材13の上面に向かい蓋本体14と
連結部材13との間で折り曲げられ、この結果として弾
性体18′に弾性力が蓄積される。なお、この実施の形
態では、図6の(B)に示されている如く、上述した如
く折り曲げられた弾性体18′の他端部の先端が蓋本体
14の裏面のストッパ14cに当接することにより、弾
性体18′中に蓄積された弾性力がストッパ14cを介
して効率的に蓋本体14に伝達される。
【0084】図6の(B)において蓋本体14は折り曲
げられた弾性体18′に蓄積される弾性力に抗して、蓋
保持手段22により閉鎖位置に保持されている。
【0085】この状態で、蓋保持手段22の係合レバー
22bに外力を負荷して、図1の(C)中に矢印Xで示
す如く係合レバー22bを自身の弾性力により撓ませる
と、閉鎖位置の蓋本体14の係合突起22aに対する係
合レバー22bの係合は解除され、蓋本体14は折り曲
げられた弾性体18′に蓄積されている弾性力により図
6の(B)に示されている閉鎖位置から図6の(A)に
示されている開放位置へと自動的に回動される。
【0086】なお上述した第2の実施の形態において
も、蓋本体14は回動支持部材14bが連結部材13の
一側と連続して一体的に形成されることによって蓋本体
14を連結部材13に対して回動自在に支持していた
が、蓋本体14と連結部材13のいずれか一方に設けら
れた1対の回動中心軸と、蓋本体14と連結部材13の
いずれか他方に設けられ上記1対の回動中心軸を回動自
在に支持する1対の軸受け孔と、の組み合わせにより蓋
本体14を開口部材12に対して開放位置と閉鎖位置と
の間で回動自在に支持することも出来る。
【0087】さらに上述した第2の実施の形態において
は、弾性体18′の上記一端部が連結部材13に着脱可
能に連結され上記他端部が蓋本体14に摺動可能に当接
されて連結されていたが、弾性体18′の上記一端部が
蓋本体14に着脱可能に連結され上記他端部が連結部材
13に摺動可能に連結されるようにすることも出来る。
【0088】また、弾性体18′の上記一端部は連結部
材13及び蓋本体14のいずれか一方に公知の手段で連
結されていることが出来、上記他端部は連結部材13及
び蓋本体14のいずれか他方に公知の手段で連結されて
いることが出来る。
【0089】そしてこの場合には、連結部材13の側面
に対して蓋本体14の回動支持部14aと一体的に形成
されたり1対の回動中心軸と1対の回動軸受との組み合
わせにより回動自在に連結されるのではなく、連結部材
13の側面から蓋本体14の回動支持部14aを分離し
た状態で弾性体18′自身を蝶番のように使用すること
も出来る。
【0090】[第3の実施の形態]次は、図7を参照し
ながらこの発明の第3の実施の形態に従った蓋構造1
0″の構成について説明する。なおこの第3の実施の形
態において、図1,図2の(A)及び(B)を参照しな
がら前述したこの発明の第1の実施の形態に従った蓋構
造10の構成部材と同じ構成部材は、第1の実施の形態
の蓋構造10の同じ構成部材を指摘した参照符号と同じ
参照符号を使用して指摘し、詳細な説明は省略する。
【0091】第3の実施の形態に従った蓋構造10″が
第1の実施の形態に従った蓋構造10と構成において異
なっているのは、弾性体18″が弾性を有した材料によ
り板形状に形成されていて、両端部を重ねた状態で両端
部が連結部材13と蓋部材14のいずれか一方に固定さ
れており、これによって弾性体18″の湾曲された中間
部が連結部材13と蓋部材14との間に介在されること
である。
【0092】より詳細には、この実施の形態において弾
性体18″は帯板形状をしており、相互に重ね合わされ
た両端部に位置決め孔18bが形成されている。弾性体
18″の位置決め孔18bは蓋本体14の裏面の所定の
位置に設けられている位置決め突起14dに被せられ、
その後に弾性体保護覆い26が弾性体18″の両端部を
覆った状態で上記所定の位置に固定される。
【0093】この固定は、例えば接着剤を含む公知の固
定手段により実施することが出来る。弾性体保護覆い2
6はまた、蓋本体14の裏面の上記所定の位置と弾性体
保護覆い26のいずれか一方に係合突起を設けるととも
に上記所定の位置と弾性体保護覆い26のいずれか他方
に上記係合突起と係合可能な係合凹所を設け、これら係
合突起と係合凹所との組み合わせにより上記所定の位置
へ着脱可能に固定される。
【0094】この実施の形態では、蓋本体14の裏面の
上記所定の位置に1対の係合突起30aが形成されてお
り、弾性体保護覆い26に1対の係合凹所30bが形成
されている。
【0095】この実施の形態においては、連結部材13
の一側面に対して蓋本体14の回動支持部14aが連続
して一体的に形成されていることにより、蓋本体14が
連結部材13に対し、ひいては連結部材13が着脱自在
に設けられる開口部材12に対し、開放位置と閉鎖位置
との間で回動自在になっている。
【0096】また連結部材13には蓋本体14の上記所
定の位置に固定されている弾性体18″の中間部を受け
入れる為の弾性体受け入れ凹所13eが形成されてい
る。
【0097】図8の(A)には、蓋本体14の裏面の回
動支持部14aの近傍の所定の位置に対して弾性体保護
覆い26が弾性体18″とともに着脱自在に固定され、
さらに連結部材13を開口部材12の連結部材収容凹所
16中に着脱自在に固定した状態が示されている。この
状態において、蓋本体14に閉鎖位置に向かう外力が負
荷されていなければ、弾性体18″の湾曲した中間部の
外周面が連結部材13の弾性体受け入れ凹所13eの底
面に押しつけられるともに上記底面上で摺動し、やがて
折り曲げられるよう撓ませられ、この結果として弾性体
18″に弾性力が蓄積される。なお、この実施の形態で
は、弾性体18″の中間部は帯板が2枚重なった2重構
造になっているので、この結果として弾性体18″に蓄
積される弾性力は、1枚の帯板による1重構造の前述し
た従来例の弾性体や第2の実施の形態の弾性体18′の
場合と比較すると、遥かに大きくなっている。また折り
曲げられた弾性体18″の中間部は連結部材13の弾性
体受け入れ凹所13e中に受入れられる。弾性体受け入
れ凹所13eが存在していることにより、折り曲げられ
厚さが増した弾性体18″の為に蓋本体14の厚さを増
大させる必要を無くしている。
【0098】図8の(B)において蓋本体14は、凹ま
された弾性体16に蓄積される弾性力に抗して、図1の
(B)に示されているように蓋保持手段22により閉鎖
位置に保持されている。
【0099】この状態で、蓋保持手段22の係合レバー
22bに外力を負荷して、図1の(B)中に矢印Xで示
す如く係合レバー22bを自身の弾性力により撓ませる
と、閉鎖位置の蓋本体14の係合突起22aに対する係
合レバー22bの係合は解除され、蓋本体14は凹まさ
れている弾性体18″に蓄積されている弾性力により閉
鎖位置から開放位置へと自動的に回動される。
【0100】なおこの実施の形態において蓋本体14は
回動支持部14aが連結部材13の一側と連続して一体
的に形成されることにより連結部材13に対して回動自
在に設けられていたが、蓋本体14及び連結部材13の
いずれか一方に1対の回動中心軸を設けるとともに蓋本
体14及び連結部材13のいずれか他方に上記1対の回
動中心軸を回動自在に支持する1対の軸受け孔を設ける
ことによっても蓋本体14を連結部材13に対して回動
自在に設けることが出来る。
【0101】また上述した第3の実施の形態においては
弾性体保護覆い26が蓋本体14とは独立して形成され
ていたが、弾性体保護覆いを蓋本体14に対して前記所
定の位置に隣接して連続して一体的に形成することによ
り、前記所定の位置から離間されて開放された開放位置
と、前記所定の位置に弾性体18″とともに重複されて
固定された閉鎖位置と、の間で回動可能とすることも出
来る。
【0102】弾性体保護覆いを連結部材13に対して開
放位置と閉鎖位置と間で回動可能とする為には、弾性体
保護覆いと連結部材13のいずれか一方に1対の回動中
心軸を設けるとともに、弾性体保護覆いと連結部材13
のいずれか他方に上記1対の回動中心軸を回動自在に支
持する1対の軸受け孔を設けることによっても達成する
ことが出来る。
【0103】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
この発明に従った蓋構造によれば、容易に組み立てるこ
とが出来るとともに、組み立て者が傷つく可能性を無く
すことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、この発明の第1の実施の形態に従っ
た蓋構造の概略的な分解斜視図であり;(B)は、
(A)の蓋構造において蓋本体が開放位置に弾性体の弾
性力により配置されている状態を示す部分的に拡大され
た横断面図であり;そして、(C)は、(A)の蓋構造
において蓋保持手段が蓋本体を閉鎖位置に保持している
状態を概略的に示す横断面図である。
【図2】図1の(A)の蓋構造における弾性体保持部材
いの変形例を部分的に拡大して概略的に示す斜視図であ
る。
【図3】図1の(A)の蓋構造における蓋保持手段の変
形例を部分的に拡大して概略的に示す斜視図である。
【図4】(A)は、図3の蓋保持手段の変形例が蓋本体
を弾性体に蓄積された弾性力に抗して閉鎖位置に保持し
ている状態を部分的に拡大して概略的に示す横断面図で
あり;そして、(B)は、図3の蓋保持手段の変形例が
閉鎖位置への蓋本体の保持を解除し蓋本体が弾性体に蓄
積された弾性力により開放位置に向かい回動を開始する
状態を部分的に拡大して概略的に示す横断面図であ
【図5】この発明の第2の実施の形態に従った蓋構造の
概略的な分解斜視図である。
【図6】(A)は、図5の蓋構造において連結部材に弾
性体の一端部が連結される様子と蓋本体が上記弾性体の
弾性力により配置されている状態を示す部分的に拡大さ
れた横断面図であり;そして、(B)は、図5の蓋構造
において蓋本体が弾性体を折り曲げて蓄積された弾性力
に抗して閉鎖位置に配置されている状態を示す部分的に
拡大された横断面図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態に従った蓋構造の
概略的な分解斜視図である。
【図8】(A)は、図7の蓋構造において蓋部材の裏面
の所定の位置に両端部が固定された弾性体の中間部の発
生する弾性力により開放位置に配置されている状態を示
す部分的に拡大された横断面図であり;そして、(B)
は、図7の蓋構造において蓋本体が弾性体の中間部を折
り曲げて蓄積された弾性力に抗して閉鎖位置に配置され
ている状態を示す部分的に拡大された横断面図である。
【符号の説明】
12 開口部材 12a 開口 13 連結部材 13e 弾性体受け入れ凹所 14 蓋本体 18,18′,18″ 弾性体 20,20′ 弾性体保持部材 21 押圧部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有した部材に連結される連結部材
    と;連結部材に対し、上記開口を閉鎖した閉鎖位置と上
    記開口を開放した開放位置との間で回動自在に設けられ
    た蓋本体と;蓋本体を閉鎖位置に開放可能に保持する蓋
    保持手段と;そして、 弾性を有した材料により形成されており、連結部材と蓋
    本体との間に介在され、蓋本体の開放位置から閉鎖位置
    への移動により連結部材及び蓋本体の少なくといずれか
    一方により弾性変形されることにより弾性力が蓄積さ
    れ、蓋保持部材による蓋本体の閉鎖位置への保持が開放
    された時に上記蓄積された弾性力により閉鎖位置から開
    放位置へと蓋本体を回動させる弾性体と;を備えている
    ことを特徴とする蓋構造。
  2. 【請求項2】 前記弾性体は、蓋本体の開放位置から閉
    鎖位置への移動により連結部材または蓋本体により外周
    面が押圧されて内方に凹むことにより弾性力が蓄積され
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の蓋構造。
  3. 【請求項3】 蓋本体が、弾性体を保持するとともに弾
    性体の外周面の一部を露出させる開口を有している弾性
    体保持部材を含んでいて、 連結部材が、蓋本体の開放位置から閉鎖位置への移動に
    より弾性体保持部材の開口に挿入されて弾性体の外周面
    を内方に凹ませる押圧部材を含んでいる、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓋構
    造。
  4. 【請求項4】 連結部材が、弾性体を保持するとともに
    弾性体の外周面の一部を露出させる開口を有している弾
    性体保持部材を含んでいて、 蓋本体が、蓋本体の開放位置から閉鎖位置への移動によ
    り弾性体保持部材の開口に挿入されて弾性体の外周面を
    内方に凹ませる押圧部材を含んでいる、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓋構
    造。
  5. 【請求項5】 弾性体は中空形状をしている、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項
    に記載の蓋構造。
  6. 【請求項6】 前記弾性体は、蓋本体及び連結部材のい
    ずれか一方に連結された一端部と蓋本体及び連結部材の
    いずれか他方に連結された他端部とを有した平坦な形状
    をしており、蓋本体の開放位置から閉鎖位置への移動に
    より連結部材及び蓋本体の間に折り曲げられることによ
    り弾性力が蓄積される、ことを特徴とする請求項1に記
    載の蓋構造。
  7. 【請求項7】 前記弾性体は、細長い帯形状をしてい
    る、ことを特徴とする請求項6に記載の蓋構造。
  8. 【請求項8】 前記弾性体の前記一端部は蓋本体及び連
    結部材のいずれか一方に着脱自在に連結されている、こ
    とを特徴とする請求項6または請求項7に記載の蓋構
    造。
  9. 【請求項9】 前記弾性体は、弾性を有した材料により
    板状に形成され、両端部を重ねた状態で両端部が蓋本体
    及び連結部材のいずれか一方に固定され、蓋本体の開放
    位置から閉鎖位置への移動により上記両端部の中間部分
    が蓋本体及び連結部材のいずれか他方に押圧されて撓む
    ことにより弾性力が蓄積される、ことを特徴とする請求
    項1に記載の蓋構造。
  10. 【請求項10】 蓋本体及び連結部材のいずれか他方
    に、弾性体の上記中間部分を受け入れる凹所が設けられ
    ている、ことを特徴とする請求項9に記載の蓋構造。
  11. 【請求項11】 蓋本体及び連結部材のいずれか一方が
    回動中心軸を有しており、 蓋本体及び連結部材のいずれか他方が上記回動中心軸を
    回動自在に支持する軸受け孔を有している、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1
    項に記載の蓋構造。
  12. 【請求項12】 蓋本体及び連結部材が連続して形成さ
    れている、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1
    項に記載の蓋構造。
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