JP2001095832A - 皮膚適用発熱シート - Google Patents

皮膚適用発熱シート

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JP2001095832A
JP2001095832A JP27962499A JP27962499A JP2001095832A JP 2001095832 A JP2001095832 A JP 2001095832A JP 27962499 A JP27962499 A JP 27962499A JP 27962499 A JP27962499 A JP 27962499A JP 2001095832 A JP2001095832 A JP 2001095832A
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skin
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composite film
heat
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Nobuo Tsutsumi
信夫 堤
Noriyasu Mizushima
紀恭 水島
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Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
Original Assignee
SANPO KAGAKU KK
Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
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    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F7/00Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
    • A61F7/02Compresses or poultices for effecting heating or cooling
    • A61F7/03Compresses or poultices for effecting heating or cooling thermophore, i.e. self-heating, e.g. using a chemical reaction
    • A61F7/032Compresses or poultices for effecting heating or cooling thermophore, i.e. self-heating, e.g. using a chemical reaction using oxygen from the air, e.g. pocket-stoves
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F7/00Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
    • A61F2007/0001Body part
    • A61F2007/0052Body part for treatment of skin or hair

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた温熱効果を達成することができると共
に、皮膚に直接貼付して長時間使用した場合であっても
貼付部における発赤や疼痛等の発生が十分に防止される
皮膚適用発熱シートを提供すること。 【解決手段】 通気性フィルム及び不織布を含む第1の
複合フィルムと非通気性又は通気性フィルム及び不織布
を含む第2の複合フィルムとから構成されたシート状袋
と、前記シート状袋の内部に収容された発熱剤と、前記
第2の複合フィルム上に形成された粘着剤層とを備えた
皮膚適用発熱シートであって、前記発熱剤が、30〜5
0重量%の鉄粉、9〜22重量%の活性炭、10〜25
重量%のバーミキュライト、3.5〜6重量%のNaC
l及び20〜24重量%の水を含むものであり、かつ前
記発熱剤における前記鉄粉と前記バーミキュライトの重
量比が2:1〜3:1であることを特徴とする皮膚適用
発熱シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は皮膚適用発熱シート
に関し、より詳しくは、発熱剤を内包したシート状袋上
に粘着剤層を形成した、皮膚に直接貼付して使用するた
めの発熱シートに関する。
【0002】
【従来の技術】発熱シートは、空気の存在下で発熱する
組成物、例えば鉄粉、無機塩、活性炭、水等からなる発
熱剤を、例えば不織布と通気孔を有する通気性樹脂フィ
ルムとをラミネートした上被層と、不織布と無孔の非通
気性樹脂フィルムとをラミネートした下被層とからなる
シート状袋内に収容したものであり、通常は前記下被層
と上被層を重ね合わせ、その間に発熱剤を配置した状態
でその外周を熱融着することにより製造される。
【0003】そして、かかる発熱シートは、保存中は空
気との接触を避けるために非通気性樹脂フィルムで作ら
れた外袋中に密封されており、使用時に外袋から取り出
して空気と接触させることにより発熱剤が空気と反応し
て発熱するものである。
【0004】このような発熱シートは、肩こり、神経
痛、筋肉痛等の温熱治療器具として用いられ、衣服を介
して患部上に配置しておくだけで血行が促進されて筋肉
痛等が緩和されるという効果を有する。そのため、簡易
な血行促進器具としてこのような発熱シートは広く用い
られており、特開昭58−92752号には鉄粉、活性
炭、食塩、水及びバーミキュライトからなる発熱剤を用
いた発熱シートが開示されている。
【0005】一方、より温熱効果に優れた発熱シートと
して、発熱剤を内包したシート状袋上に粘着剤層が更に
形成されていて皮膚に直接貼付して使用するタイプの発
熱シート、すなわち皮膚適用発熱シートも近年になって
開発されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開昭58−92752号に記載されているような従来の
発熱シートを皮膚適用発熱シートに適用した場合、かか
る発熱シートが粘着剤を介して直接皮膚に貼付されるた
め、就寝時等に長時間連続使用したりあるいは剥がし忘
れた際に発熱シートの熱によって貼付部に発赤や疼痛等
を生じる可能性があるという課題があった。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みてなされたものであり、優れた温熱効果を達成するこ
とができると共に、皮膚に直接貼付して長時間使用した
場合であっても貼付部における発赤や疼痛等の発生が十
分に防止される皮膚適用発熱シートを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、鉄粉、活性炭、バ
ーミキュライト、食塩及び水をそれぞれ所定範囲内の量
で含有する発熱剤を使用すると共に、バーミキュライト
の含量に対する鉄粉の含量の比率を従来より低くするこ
とにより、優れた温熱効果の達成と発赤や疼痛等の発生
防止とを両立した皮膚適用発熱シートが得られることを
見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明の皮膚適用発熱シート
は、通気性フィルム及び不織布を含む第1の複合フィル
ムと非通気性又は通気性フィルム及び不織布を含む第2
の複合フィルムとから構成されたシート状袋と、前記シ
ート状袋の内部に収容された発熱剤と、前記第2の複合
フィルム上に形成された粘着剤層とを備えており、前記
発熱剤が、30〜50重量%の鉄粉、9〜22重量%の
活性炭、10〜25重量%のバーミキュライト、3.5
〜6重量%のNaCl及び20〜24重量%の水を含む
ものであり、かつ前記発熱剤における前記鉄粉と前記バ
ーミキュライトの重量比が2:1〜3:1であることを
特徴とするものである。
【0010】上記本発明の皮膚適用発熱シートにおいて
は、前記第1の複合フィルムが、JIS K7129
(A法)に規定する試験方法で測定された透気度が12
0g/m2・day〜400g/m2・dayのものであ
ることが好ましい。
【0011】また、本発明の皮膚適用発熱シートにおい
ては、前記粘着剤層が前記第2の複合フィルムの不織布
上にストライプ状又はドット状に形成されていることが
好ましい。この場合、前記ストライプ状又はドット状に
形成された粘着剤層間の溝部の幅が、粘着剤層の少なく
とも一方向の配列において3.5〜10mmとなってい
ることが好ましく、前記粘着剤層の幅と前記溝部の幅の
比が1:1〜2.5:1となっていることがより好まし
い。
【0012】上記本発明の皮膚適用発熱シートにあって
は、38℃〜42℃の最高発熱温度で5時間〜9時間の
発熱持続時間を達成することが可能であり、優れた温熱
効果と共に発赤や疼痛等の発生を防止できる点で好まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の皮膚適用発熱シー
トについて更に詳細に説明する。
【0014】先ず、本発明の皮膚適用発熱シートに使用
する発熱剤について説明する。本発明にかかる発熱剤
は、30〜50重量%の鉄粉、9〜22重量%の活性
炭、10〜25重量%のバーミキュライト、3.5〜6
重量%のNaCl及び20〜24重量%の水を含むもの
であり、しかも鉄粉とバーミキュライトの重量比が2:
1〜3:1の範囲内にあることが必要である。
【0015】本発明にかかる発熱剤において、鉄粉は、
水と空気中の酸素により酸化して酸化熱を出す発熱原料
である。かかる発熱剤中の反応は以下のようなものであ
ると本発明者らは認識している。すなわち、空気中の酸
素は直接的に鉄と化合せず、一度酸素が水に溶けた後に
鉄と化合するいわゆる腐食反応により反応が進む。Na
Clは触媒として働き、鉄の酸化を促進させる。また、
活性炭は陰極剤として作用し、鉄粉表面の水素集積を防
止して反応を円滑に進めるとともに、鉄粉中の不純物
(砒素、燐、硫黄等)から発生する悪臭を吸着除去す
る。さらに、バーミキュライトは、水分を十分に含有し
空隙を均一に保持するため、空気の流通接触を良くして
酸素を水に溶けやすくして、酸化反応を円滑に進める作
用と、鉄粉や活性炭を均一に付着させて各成分のばらつ
きをなくす働きを有する。
【0016】本発明者らは、上記発熱剤の各成分の特性
を十分に熟知した上で前述の目的を達成すべく鋭意研究
した結果、皮膚に直接貼付して使用する皮膚適用発熱シ
ートにおいて優れた温熱効果の達成と発赤や疼痛等の発
生防止とを両立するためには発熱温度(最高発熱温度)
を38℃〜42℃という非常に狭い範囲に維持すること
が重要であり、しかもその発熱持続時間(38℃以上の
温度を維持する時間)を5〜9時間程度にすることが有
効であって、本発明にかかる発熱剤組成によってこのよ
うな厳しい条件を満たすことが可能であることを見出し
た。すなわち、発熱剤の組成が前述の本発明にかかる組
成の範囲外であると、38℃〜42℃という発熱温度と
5〜9時間程度という発熱持続時間を達成する使用感の
良い皮膚適用発熱シートを得ることができない。
【0017】具体的には、鉄粉の含量が30重量%未満
であると十分な発熱温度が得られない。他方、鉄粉の含
量が50重量%を超えると、発熱温度が後述する皮膚の
臨界温度を超えてしまい、また、発熱シートの重量が重
くなって貼付部に対するフィット感も悪くなる。なお、
鉄粉の種類は特に制限されないが、中でも還元鉄粉が好
ましい。
【0018】活性炭の含量は、上記鉄粉を反応させるた
めに9重量%以上であることが必要である。他方、活性
炭の含量が22重量%を超えると貼付部に対するフィッ
ト感が悪くなり、また、原料コストの面からも実用性に
乏しくなる。
【0019】バーミキュライトの含量が10重量%未満
では発熱の持続性が十分ではなく、他方、25重量%を
超えると発熱の持続時間が長くなり過ぎて就寝時や剥が
し忘れた際の発赤、疼痛等の発生原因となる。
【0020】NaClの含量は、3.5重量%未満では
十分な発熱が得られるまで時間がかかり、他方、6重量
%を超えると発熱反応が早く進み、発熱が5時間以内に
終了してしまう傾向にある。また、水の含量は、20重
量%未満では発熱の持続性が十分ではなくなり、他方、
24重量%を超えると鉄が濡れすぎて反応が却って阻害
される。
【0021】本発明にかかる発熱剤においては、上記の
諸成分が上記組成範囲内にあることに加えて、発熱剤中
の鉄粉含量とバーミキュライト含量の比率(重量比)が
2:1〜3:1であることが必要である。この比率(鉄
粉含量/バーミキュライト含量)が2/1より小さいと
得られる発熱シートにおいて38℃以上の発熱温度が達
成されず、他方、3/1より大きいと得られる発熱シー
トにおける発熱温度が42℃を超え、しかも発熱持続時
間が9時間を超えることとなる。
【0022】次に、上記発熱剤を備えた本発明の皮膚適
用発熱シートについて説明する。すなわち、本発明の皮
膚適用発熱シートは、通気性フィルム及び不織布を含む
第1の複合フィルムと非通気性又は通気性フィルム及び
不織布を含む第2の複合フィルムとから構成されたシー
ト状袋と、前記第2の複合フィルム上に形成された粘着
剤層とを備えている。そして、上述の発熱剤を前記シー
ト状袋の内部に収容することによって、38℃〜42℃
という発熱温度と5〜9時間程度という発熱持続時間と
を達成することが可能となる。
【0023】なお、通常、発熱シートを用いた温熱治療
は熱を患部に供給して温めることにより、血行を促進さ
せ、肩こり、筋肉痛等を緩和するという温熱効果が奏さ
れる。しかしながら、皮膚表面の温度が臨界温度(42
℃〜43℃程度)を超えると逆に血液が流れにくくな
り、血液流による冷却効果が低下し、発熱シートの貼付
による蓄熱が増進する結果、貼付部に発赤や疼痛等が発
生する。
【0024】本発明の皮膚適用発熱シートにあっては、
上述の構成によって発熱温度が38℃〜42℃という狭
い温度範囲に維持されるため、皮膚に直接又は薄目の服
地の上から貼付しても、適度な温かさによって十分な温
熱効果が奏されると共に、貼付部の温度が上記臨界温度
を超えることがない。そのため、本発明の皮膚適用発熱
シートによれば、優れた温熱効果の達成と発赤や疼痛等
の発生防止とが両立して得られる。
【0025】また、本発明の皮膚適用発熱シートによれ
ば、上記構成により発熱持続時間を5〜9時間程度にす
ることが可能となる。したがって、発熱持続時間の不足
に起因する温熱効果の低減は防止され、他方、就寝時や
剥がし忘れた場合であっても9時間程度で発熱が自動的
に終了するため過度の発熱持続時間に起因する発赤、疼
痛等の発生や発汗によるかぶれの発生がより確実に防止
される。
【0026】なお、ここでいう「発熱温度」とは発熱シ
ート表面の最高発熱温度を意味し、「発熱持続時間」と
は発熱シート表面の温度が38℃以上となってから38
℃未満になるまでの時間を意味する。
【0027】次に、本発明の皮膚適用発熱シートの好適
な実施形態を図面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明の皮膚適用発熱シートの一
実施形態を示す模式断面図である。同図に示す皮膚適用
発熱シート1においては、前述の発熱剤10が通気性フ
ィルム20と非通気性フィルム30とで挟持されてお
り、通気性フィルム20と非通気性フィルム30との周
縁部40がシール(例えばヒートシール)されている。
そして、通気性フィルム20の外面には不織布21が接
着剤22を介して積層されており、これらにより第1の
複合フィルム23が構成されている。また、非通気性フ
ィルム30の外面には不織布31が接着剤32を介して
積層されており、これらにより第2の複合フィルム33
が構成されている。そして、第1の複合フィルム23と
第2の複合フィルム33とによりシート状袋50が構成
されており、更に、第2の複合フィルム33の不織布3
1の外面(接着されていない側の表面)には発熱シート
1を皮膚に貼付するための粘着剤層60が形成されてい
る。
【0029】第1の複合フィルム23における不織布2
1の材質は特に限定されず、親水性でも疎水性でもよい
が、ポリアミド(ナイロン系)、ポリオレフィン、ポリ
エステル等の合成繊維製不織布や天然繊維製不織布が好
ましく使用され、特に好ましくはナイロン系の不織布が
使用される。このような不織布21としては、厚さが5
0μm〜1mm程度のものが好適に用いられる。
【0030】また、第1の複合フィルム23における通
気性フィルム20としては樹脂製の多孔質フィルムが好
適に使用され、その材質は特に限定されないが、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体
等が好ましく使用される。このような通気性フィルム2
0としては、厚さが20μm〜0.5mm程度のものが
好適に用いられる。
【0031】更に、通気性フィルム20と不織布21は
接着剤22により貼り合わされていることが本発明の皮
膚適用発熱シートを製造する上で好ましく、特にオレフ
ィン系樹脂と無機充填剤とを含む接着剤又はアクリル系
接着剤により部分的に貼り合わされていることが下記透
気度を得る上で好ましい。
【0032】このような第1の複合フィルム23の厚み
は、70μm〜1.5mmであることが好ましく、風合
い及び使用感の面から0.1mm〜0.5mmであるこ
とがより好ましく、0.2mm〜0.4mmであること
が特に好ましい。
【0033】また、第1の複合フィルム23は、JIS
K7129(A法)に規定する試験方法で測定(全自
動水蒸気透過度テスター L80−4000型(スイス
・リッシー社製)を使用)した透気度が120g/m2
・day〜400g/m2・dayであることが好まし
く、150g/m2・day〜380g/m2・dayで
あることがより好ましい。透気度が120g/m2・d
ay未満では発熱シートを形成した際に38℃以上の発
熱温度が得られにくくなる傾向にあり、他方、400g
/m2・dayを超えると発熱温度が42℃を超え易く
なる傾向にある。
【0034】一方、第2の複合フィルム33における非
通気性フィルム30としては実質的に酸素を透過しない
フィルムであればよく、その材質は特に制限されない
が、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン等
のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリスルフォン、ポ
リアミド等が好ましく使用される。このような非通気性
フィルム30としては、厚さが20μm〜0.5mm程
度のものが好適に用いられる。
【0035】また、第2の複合フィルム33における不
織布31としては親水性不織布が好適に使用され、その
材質は特に制限されないが、レーヨン、綿、パルプ等の
親水性繊維やこれらの繊維を混合・組み合わせてなる不
織布が好ましく使用される。このように親水性不織布を
使用すれば、親水性不織布が貼付時に発せられる汗を吸
収して蒸気として外部に放出する働きを有する。したが
って、親水性不織布を使用することによって、蓄熱防止
効果が向上すると共に水分による蒸れも防止され、同時
に粘着剤層と皮膚の間に汗がたまってシートが剥がれや
すくなることが防止される傾向にある。このような不織
布31としては、厚さが50μm〜1mm程度のものが
好適に用いられる。
【0036】更に、非通気性フィルム30と不織布31
は接着剤32により貼り合わされていることが本発明の
皮膚適用発熱シートを製造する上で好ましく、特にオレ
フィン系樹脂と無機充填剤とを含む接着剤又はウレタン
系接着剤により部分的に貼り合わされていることが好ま
しい。
【0037】このような第2の複合フィルム33の厚み
も、70μm〜1.5mmであることが好ましく、風合
い及び使用感の面から0.1mm〜0.5mmであるこ
とがより好ましく、0.2mm〜0.4mmであること
が特に好ましい。
【0038】また、第2の複合フィルム33の不織布3
1の外面(接着されていない側の表面)に形成される粘
着剤層60を構成する粘着剤の材質は特に制限されない
が、アクリル系、ウレタン系、ゴム系、シリコン系、ポ
リイソプレン系、ポリイソブチレン系、スチレン−イソ
ブチレン−スチレン(SIS)系、スチレン−イソプレ
ン系等の粘着剤が好ましく使用され、ホットメルト加工
処理できるアクリル系又はSIS系の粘着剤が特に好適
に用いられる。
【0039】かかる粘着剤層60は第2の複合フィルム
33の外面全体に形成されてもよいが、第2の複合フィ
ルム33の外面の50〜85%(面積比)に形成される
ことが好ましく、50〜70%(面積比)に形成される
ことがより好ましい。このように粘着剤層60を第2の
複合フィルム33の外面に部分的に形成することによっ
て、蓄熱がより確実に抑制され、発赤、疼痛等が一層効
果的に防止される傾向にある。
【0040】したがって、本実施形態においては、粘着
剤層60は図2に示すようにストライプ状に形成されて
いる。この場合、粘着剤層60と粘着剤層60との間の
溝部61の幅(w2)を3.5〜10mmとすることが
好ましく、さらに粘着剤層60の幅(w1)と溝部61
の幅(w2)の比を1:1〜2.5:1とすることが好
ましい。粘着剤層60をこのような構成にすることによ
って、蓄熱防止効果が一層向上すると共に、貼着部で発
生した汗が溝部(空気層部)61を通って不織布31に
吸収され易くなるため蒸れやシートの剥がれも一層防止
される傾向にある。
【0041】そして、以上のように粘着剤層60間の溝
部61の幅(w2)を3.5〜10mmとすることによ
り、発熱シート1と皮膚との間において熱循環(対流)
回路が形成され、以下の改善が図られると考えられる。
すなわち、熱循環回路の形成に伴って、発熱シート1の
非貼付部である溝部61により発生した汗の揮散が効率
よく調整され、しかも発汗や蒸れを抑制することができ
るので発赤のみならずかぶれの発生もより確実に防止さ
れる傾向にある。また、皮膚に直接貼付される部分(粘
着剤層60)と粘着されない部分(溝部61)とが形成
されるため、熱対流作用と共に、複数ヶ所の部分的なツ
ボ刺激的な要素が備わり、より心地よく温熱効果が得ら
れる傾向にある。さらに、粘着剤層60を一定の間隔で
設けているため、皮膚に対する粘着力も十分得られ、容
易に剥がれることがない。
【0042】一方、溝部61の幅(w2)を3mm未満
にすると熱循環が十分進まず、発赤や蒸れが起こり易く
なる傾向にあると共に、ツボ刺激的効果も減少する。ま
た、溝部61の幅(w2)が10mmを超えると、皮膚
に対する粘着力が不十分となり、剥がれ易くなって実用
性が乏しくなる傾向にあると共に、ツボ刺激的効果も低
下する。
【0043】また、粘着剤層60の幅(w1)と溝部6
1の幅(w2)の比を1:1〜2.5:1の範囲とする
ことで、粘着剤層60を全面に形成した場合と同様の温
熱効果が得られるとともに、装着性が十分であり、発赤
等が一層効果的に防止される傾向にある。すなわち、こ
の比が1:1以上であれば、接着力及び温熱効果がより
向上する傾向にある。また、この比が2.5:1以下で
あれば、蓄熱の抑制と発赤等の防止効果がより一層向上
し、汗の滞留も抑えられる結果、蒸れやシートの剥がれ
がより効果的に防止される傾向にある。なお、粘着剤層
60の幅(w1)と溝部61の幅(w2)の比が1:1〜
2.5:1の範囲であっても、粘着剤層60の幅
(w1)は15mm以下であることが好ましい。この幅
(w1)が15mm以下であれば、シートの剥がれが抑
制されると共に装着性が一層向上する傾向にある。
【0044】さらに、粘着剤層60を、第2の複合フィ
ルム33の外面の全体又は一部を囲むことがないように
形成することが好ましい。粘着剤層60で囲まれた部分
では熱い蒸気等が外部に放出され難くなるため、蓄熱が
起こり易くなる傾向にある。
【0045】上記粘着剤層60の厚みは、60〜250
μmの範囲とすることが好ましく、60〜100μmの
範囲とすることが更に好ましい。粘着剤層60の厚みを
この範囲とすることによって、発赤や疼痛等の抑制効果
がさらに改善される傾向にある。
【0046】また、粘着剤層60を構成する粘着剤の一
部は不織布31内に入り込むが、その粘着剤が非通気性
フィルム30の表面までは到達しないようにして、不織
布31中に粘着剤が入り込んでいない部分を残しておく
ことが好ましい。このような構成とすることで、第2の
複合フィルム33の全面で通気が起こり易くなり、余剰
の熱がこの部分を通って外部に放出されるため、発赤等
の抑制効果がより一層向上する傾向にある。
【0047】なお、本発明の皮膚適用発熱シート1にお
いて、第1の複合フィルム23と第2の複合フィルム3
3とから構成されたシート状袋50の内部に収容される
発熱剤10の量は特に制限されないが、0.1〜0.3
g/cm2程度の量の発熱剤10を充填することが一般
的である。
【0048】以上、本発明の皮膚適用発熱シートの好適
な一実施形態について説明したが、本発明の皮膚適用発
熱シートは上述のものに制限されるものではない。すな
わち、上記実施形態においては粘着剤層がストライプ状
に形成されていたが、図3に示すように粘着剤層60は
ドット状に形成されていてもよい。この場合、ドット状
に形成された粘着剤層60の2次元配列の少なくとも一
方向の配列において、粘着剤層60と粘着剤層60との
間の溝部61の幅(w2)を3.5〜10mmとするこ
とが好ましく、さらに粘着剤層60の幅(w1)と溝部
61の幅(w2)の比を1:1〜2.5:1とすること
が好ましい。粘着剤層60の幅(w1)と溝部61の幅
(w2)が上記条件を満たすようにすることによって、
前述のストライプ状に形成された粘着剤層の場合と同様
に蓄熱防止効果が一層向上し、蒸れやシートの剥がれが
より確実に防止される傾向にある。
【0049】なお、ドット状の配列された粘着剤層は、
2方向に規則的に配列していても、千鳥状に配列してい
てもよい。また、ドット状に形成された粘着剤層の形状
は、長方形状に限定されず、ドット状に配列可能な形状
であれば何れの形状でもよく、半球状、円形状、正方形
状、菱形状、星形状等が挙げられる。
【0050】また、本発明の皮膚適用発熱シートにおい
ては、ストライプ状やドット状に形成された粘着剤層の
全ての間隔を同一寸法とする必要はなく、用途に応じて
種々の形状・配置とすることができる。例えば、特に大
型の皮膚適用発熱シート(大きさが150mm×150
mm程度以上の発熱シート)の場合は、溝部の幅が3.
5〜10mm、粘着剤層の幅と溝部の幅の比が1:1〜
2.5:1の範囲内となるようにしつつ、シートの外周
部よりも中心部の方が粘着剤層の密度が粗くなるように
して粘着剤層を形成することが好ましい。
【0051】さらに、上記実施形態においては第2の複
合フィルム33を構成するフィルム30として非通気性
フィルムを使用していたが、かかるフィルム30は通気
性フィルムであってもよい。この場合、通気性フィルム
30としては前述の通気性フィルム20と同様のものを
使用することが可能である。
【0052】また、上記実施形態において使用されてい
た接着剤22、32は必ずしも必要ではなく、フィルム
20と不織布21、フィルム30と不織布31とをそれ
ぞれ熱圧着してもよく、あるいは他の材料からなる層を
介して積層してもよい。
【0053】
【実施例】以下、実施例及び比較例を参照しつつ本発明
を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に何
ら限定されるものではない。
【0054】実験例1〜5及び比較例1〜5 図1に示す構造の皮膚適用発熱シート(95mm×13
0mm)を以下のようにして作製した。
【0055】すなわち、ポリエチレン製多孔質フィルム
(100μm厚)に疎水性ナイロン製不織布(200μ
m厚)を接着剤(アクリル系接着剤)を介して積層した
第1の複合フィルムと、非通気性ポリエチレン製フィル
ム(100μm厚)に親水性レーヨン製不織布(200
μm厚)を接着剤(ウレタン系接着剤)を介して積層し
た第2の複合フィルムとを、不織布が外側になるように
して重ね合わせ、その周縁部の3辺を5mm幅でヒート
シールしてシート状袋を得た。
【0056】そして、このようにして得られた複数のシ
ート状袋の内部に表1及び表2に示す組成を有する発熱
剤(25g)をそれぞれ充填し、残りの一辺をヒートシ
ールした。次いで、第2の複合フィルムの親水性レーヨ
ン製不織布の外面全体に疎水性のSIS系粘着剤(日本
フーラー製JM6043)を展延して厚さ80μmの粘
着剤層を形成し、各皮膚適用発熱シートを得た。
【0057】得られた皮膚適用発熱シートはそれぞれ、
粘着剤層を剥離処理したフィルムで覆った後に非通気性
の外袋の中に密封し、以下の試験に使用するまで保管し
た。なお、使用した第1の複合フィルムの透気度をJI
S K7129(A法)に規定する試験方法で測定し、
得られた結果を表1及び表2に示す。
【0058】以上のようにして作製された表1及び表2
に示す皮膚適用発熱シートそれぞれについて、以下の方
法にしたがって最高発熱温度、発熱持続時間、発赤・疼
痛の起こり易さ、及び温熱効果を評価した。得られた結
果を表1及び表2に示す。
【0059】(最高発熱温度及び発熱持続時間の測定)
発熱シート表面の温度が38℃以上となってから38℃
未満になるまでの時間(発熱持続時間)と、その間の発
熱シート表面の最高温度(最高発熱温度)とを以下のよ
うにして測定した。
【0060】すなわち、材質が厚さ5mmの塩化ビニル
板で縦410mm、横610mm、幅60mmの箱形の
温熱器の内部に、38℃±1℃の温水を循環式恒温水槽
によって8〜9リットル毎分の流水速度で循環させ、温
熱器の表面温度が34℃±1℃となるようにした。
【0061】そして、温熱器の一表面に下敷材(日本薬
局方で規定するタイプ1のガーゼ)1枚を敷き、その上
を被覆材(木綿100%、100番双糸のネル)1枚で
覆った。次いで、粘着剤層側の一部に表面温度測定用セ
ンサーを取り付けた発熱シートを、被覆材と下敷材との
間に下敷材に貼付するようにして設置し、発熱持続時間
と発熱最高温度とを測定した。
【0062】(発赤及び疼痛の発生率確認試験)被験者
20名の各々の腰部の同一部位に皮膚適用発熱シートを
直接貼付し、発熱が終了するまで貼付し続けた。その
後、発熱シートを剥離し、剥離から30分後における皮
膚表面の状態を観察し、発赤の程度等を評価した。表1
及び表2に、発熱シートを剥離してから30分後でも皮
膚の赤みが残っているヒトの人数を示した。
【0063】(温熱効果確認試験)慢性的に腰痛のある
被験者10名の各々の腰部に皮膚適用発熱シートを2時
間貼っていてもらい、腰痛の緩和効果について以下の基
準にしたがって評価した。 ○:腰痛が緩和したと感じた人数が7人以上、 △:腰痛が緩和したと感じた人数が4〜6人、 ×:腰痛が緩和したと感じた人数が3人以下。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】表1及び表2に示した結果から明らかなよ
うに、本発明の皮膚適用発熱シート(実施例1〜5)に
あっては、最高発熱温度が38℃〜42℃という狭い温
度範囲に維持されており、また発熱持続時間は5〜9時
間の範囲内であった。そのため、発熱が完了するまで皮
膚に直接貼付していたにも拘わらず発赤や疼痛等の発生
が十分に防止されており、同時に優れた温熱効果も奏さ
れるものであった。
【0067】これに対して、使用した発熱剤が本発明に
おいて規定する組成条件を満たしていない皮膚適用発熱
シート(比較例1〜5)にあっては、38℃〜42℃と
いう最高発熱温度は達成されず、温熱効果あるいは発赤
・疼痛等の発生防止のいずれかが劣るものであった。
【0068】実施例6〜16 粘着剤層の形状をストライプ状とし、粘着剤層の幅と粘
着剤層間の溝部の幅とを表3に示す寸法にした以外は実
施例1と同様にして各皮膚適用発熱シートを得た。
【0069】以上のようにして作製された表3に示す皮
膚適用発熱シートそれぞれについて、前述の方法にした
がって発赤・疼痛の起こり易さ及び温熱効果を評価し、
更に以下の方法にしたがって発熱シートの装着性を評価
した。得られた結果を表3に示す。 (発熱シートの装着性試験)被験者10名に皮膚適用発
熱シートを使用してもらい、発熱シートの装着性につい
て以下の基準にしたがって評価した。なお、回答が最も
多かったものをその発熱シートの評価とした。 ○:シートのずれ、剥がれが無く、違和感を感じない、 △:貼付部を大きく動かすとシートが剥がれ、若干違和
感がある、 ×:すぐにシートが剥がれる、またはシートが浮く。
【0070】
【表3】
【0071】表3に示した結果から明らかなように、ス
トライプ状に形成された粘着剤層を有する本発明の皮膚
適用発熱シートはいずれも温熱効果及び装着性が良好で
ありかつ発赤・疼痛の発生が十分に防止されるものであ
ったが、粘着剤層間の溝部の幅が3.5〜10mm、粘
着剤層の幅と溝部の幅の比が1:1〜2.5:1となっ
ている場合は温熱効果及び装着性が特に良好であること
が確認された。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の皮膚適用
発熱シートによれば、優れた温熱効果を達成することが
できると共に、皮膚に直接貼付して長時間使用した場合
であっても貼付部における発赤や疼痛等の発生が十分に
防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の皮膚適用発熱シートの一実施形態を示
す模式断面図である。
【図2】ストライプ状の粘着剤層が形成された本発明の
皮膚適用発熱シートの一実施形態を示す下面図である。
【図3】ドット状の粘着剤層が形成された本発明の皮膚
適用発熱シートの一実施形態を示す下面図である。
【符号の説明】
1…皮膚適用発熱シート、10…発熱剤、20…通気性
フィルム、21…不織布、22…接着剤、23…第1の
複合フィルム、30…通気性フィルム、31…不織布、
32…接着剤、33…第2の複合フィルム、40…シー
ル部、50…シート状袋、60…粘着剤層、61…溝
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水島 紀恭 東京都大田区萩中2丁目6番17号 三宝化 学株式会社内 Fターム(参考) 4C099 AA01 CA11 CA19 GA02 GA03 JA04 LA06 LA08 LA11 LA14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性フィルム及び不織布を含む第1の
    複合フィルムと非通気性又は通気性フィルム及び不織布
    を含む第2の複合フィルムとから構成されたシート状袋
    と、前記シート状袋の内部に収容された発熱剤と、前記
    第2の複合フィルム上に形成された粘着剤層とを備えた
    皮膚適用発熱シートであって、 前記発熱剤が、30〜50重量%の鉄粉、9〜22重量
    %の活性炭、10〜25重量%のバーミキュライト、
    3.5〜6重量%のNaCl及び20〜24重量%の水
    を含むものであり、かつ前記発熱剤における前記鉄粉と
    前記バーミキュライトの重量比が2:1〜3:1である
    ことを特徴とする皮膚適用発熱シート。
  2. 【請求項2】 前記第1の複合フィルムが、JIS K
    7129(A法)に規定する試験方法で測定された透気
    度が120g/m2・day〜400g/m2・dayの
    ものであることを特徴とする、請求項1記載の皮膚適用
    発熱シート。
  3. 【請求項3】 前記粘着剤層が、前記第2の複合フィル
    ムの不織布上にストライプ状又はドット状に形成されて
    いることを特徴とする、請求項1又は2記載の皮膚適用
    発熱シート。
  4. 【請求項4】 前記ストライプ状又はドット状に形成さ
    れた粘着剤層において、前記粘着剤層間の溝部の幅が該
    粘着剤層の少なくとも一方向の配列において3.5〜1
    0mmとなっていることを特徴とする、請求項3記載の
    皮膚適用発熱シート。
  5. 【請求項5】 前記粘着剤層の幅と前記溝部の幅の比が
    1:1〜2.5:1となっていることを特徴とする、請
    求項4記載の皮膚適用発熱シート。
  6. 【請求項6】 最高発熱温度が38℃〜42℃であり、
    発熱持続時間が5時間〜9時間であることを特徴とす
    る、請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の皮膚適
    用発熱シート。
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