JP4740143B2 - 加温体 - Google Patents

加温体 Download PDF

Info

Publication number
JP4740143B2
JP4740143B2 JP2006535803A JP2006535803A JP4740143B2 JP 4740143 B2 JP4740143 B2 JP 4740143B2 JP 2006535803 A JP2006535803 A JP 2006535803A JP 2006535803 A JP2006535803 A JP 2006535803A JP 4740143 B2 JP4740143 B2 JP 4740143B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
heating element
insulating layer
heat
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006535803A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006028153A1 (ja
Inventor
清 宮澤
直人 竹内
裕美 寺岡
武 花尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uni Charm Corp
Original Assignee
Uni Charm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uni Charm Corp filed Critical Uni Charm Corp
Priority to JP2006535803A priority Critical patent/JP4740143B2/ja
Publication of JPWO2006028153A1 publication Critical patent/JPWO2006028153A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4740143B2 publication Critical patent/JP4740143B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F7/00Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
    • A61F7/02Compresses or poultices for effecting heating or cooling
    • A61F7/03Compresses or poultices for effecting heating or cooling thermophore, i.e. self-heating, e.g. using a chemical reaction
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F7/00Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
    • A61F7/02Compresses or poultices for effecting heating or cooling
    • A61F7/03Compresses or poultices for effecting heating or cooling thermophore, i.e. self-heating, e.g. using a chemical reaction
    • A61F7/032Compresses or poultices for effecting heating or cooling thermophore, i.e. self-heating, e.g. using a chemical reaction using oxygen from the air, e.g. pocket-stoves
    • A61F7/034Flameless
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F7/00Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
    • A61F2007/0001Body part
    • A61F2007/0002Head or parts thereof
    • A61F2007/0003Face
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F7/00Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body
    • A61F2007/0059Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body with an open fluid circuit
    • A61F2007/006Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body with an open fluid circuit of gas
    • A61F2007/0062Heating or cooling appliances for medical or therapeutic treatment of the human body with an open fluid circuit of gas the gas being steam or water vapour

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Description

本発明は、顔面や身体のその他の箇所に装着して肌を適度な温度で加温するのに適した加温体に関する。
身体に装着して身体を暖める加温体として、酸素が与えられたときに発熱する発熱体を備えたものがある。また特許文献1と特許文献2には、前記発熱体から発せられる水蒸気を肌に与えることができる身体装着用の加温体が開示されている。
特許文献1に記載の加温体は、金属粉と水分と塩類を含む発熱体を有している。酸素と水蒸気を透過する透湿性外袋の内部に前記発熱体が収納されており、発熱体の肌に向けられる側では、透湿性外袋と前記発熱体との間に、織布、不織布、紙、多孔性フィルム、穿孔を有する発泡プラスチックなどで形成された温度調節材が介在している。
加温体がそれを包装している密封袋から取り出されると、透湿性外袋と温度調節材を通して酸素が発熱体に与えられ、発熱体が金属粉の酸化反応によって発熱して発熱体内の水分が蒸発し、水蒸気となって温度調節材および透湿性外袋を透過して肌に与えられる。
また、特許文献2に記載の加温体は、ほぼ正方形の2つの発熱を有するもので、これら発熱体の表面に、紙および不織布から成る温度調整材が重ねられ、さらにこれらが透湿性不織布の外袋内に収納されている。この加温体は、2つの発熱体の部分を両目に当てがうようにして顔面に装着するものである。
特開平11−342147号公報 特開2002−78728号公報
特許文献1の加温体は、水蒸気発生面側において、発熱体と透湿性外袋との間に透湿性の温度調節材が介在しているが、水蒸気発生面の反対側では、発熱体の表面が透湿性外袋で覆われているだけであり、あるいは発熱体と透湿性外袋との間に透湿性の内袋が介在しているだけである。
そのために、水蒸気発生面の反対側の面から、熱が伝導によって逃げやすい構造であるのみならず、その反対側の面においても水蒸気が透湿性外袋を透過して外部に移行しやすい。このように発熱体から発せられる熱が外部に逃げやすく、さらには、反対側の面から発熱体に酸素が供給されて発熱体の酸化が促進されることもあって、発熱体の発熱時間を長時間維持するのが困難である。
また、特許文献1には、反対側の面において、発熱体と透湿性外袋との間に非透湿性のシートを介在させ、反対側の面からの水蒸気の透過を防止した形態も開示されている。しかし、この形態においても、非透湿性のシートがフィルムであるために、反対側の面から熱が伝導によって逃げることを防ぐことができず、発熱体の発熱時間を長時間維持するのが困難である。
さらに、水蒸気発生面側の反対側の面が加熱されるため、水蒸気発生面を例えば顔面などに接触させた状態で、反対側の面を手で保持しようとしたときに、手が熱く感じることになり、加温体を手で保持しつづけるのが難しくなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、一方の側を適度な温度とし、他方の側から多くの熱が逃げないようにすることによって、発熱体の発熱を長時間維持できるようにした加温体を提供することを目的としている。
本発明は、肌側表面に位置する第1の表面シートと、非肌側表面に位置する第2の表面シートと、前記両表面シートの間に介在し酸素が与えられたときに発熱し、且つ水蒸気を発生する発熱体とを有し、前記第1の表面シートと前記第2の表面シートとのうちの少なくとも前記第1の表面シートが通気性である加温体において、前記第1の表面シートと前記発熱体との間に、通気性の第1の断熱層が設けられ、前記第2の表面シートと前記発熱体との間に、非通気性であるか前記第1の断熱層に比べて低通気度である第2の断熱層が設けられ、前記第1の表面シートは、表面から複数本の短繊維が突出している多毛シートである一方、前記第2の表面シートは、表面から短繊維が突出していないシートであり、前記第1の断熱層は、独立気泡を有する樹脂シートであり、且つ前記発熱体に対向している面での開口面積が小さく、前記第1の表面シートに対向している面での開口面積が大きい貫通孔を複数有することを特徴とするものである。
本発明の加温体は、第1の表面シート側と第2の表面シート側の両面において、発熱体が断熱層で覆われている。そして、発熱体の熱は第1の表面シート側に多く伝わるようになっている。そのため、第1の表面シート側によって肌などを適度な温度に加温することができる。しかも第2の表面シート側には熱が逃げにくく、また第2の表面シートから発熱体へ与えられる酸素が少ないことにより、発熱体は長時間高温状態を維持できるようになる。また、第2の表面シート側を比較的低温にできるため、第1の表面シート側を肌に当てた状態で第2の表面シート側を手で保持しやすくなる。
本発明の実施の形態の一つでは、第1の断熱層は透湿性である。
上記態様では、第1の表面シート側から肌に水蒸気を与えることができ、肌を加温するとともに加湿することもできる。
本発明の実施の形態の他の一つでは、好ましくは、第2の表面シートが非通気性で且つ非透湿性である。
この態様では、第2の表面シート側から水蒸気が逃げず、あるいは逃げにくいために、発生する水蒸気を無駄にすることがない。
本発明の実施の形態の他の一つにおける第1の断熱層と第2の断熱層は、発熱体の温度が50℃以上であるときに、前記発熱体と向かい合う面とは反対側の面の温度が前記発熱体の温度よりも10℃以上低くなるものである。
本発明の実施の形態の他の一つでは、例えば、前記第2の断熱層が、独立気泡を有する樹脂シートである。
本発明の加温体は、第1の断熱層と第2の断熱層との断熱機能により第1の表面シート側を適度な加熱温度に設定でき、第2の表面シート側を第1の表面シート側よりも低温に保つことができる。さらには、第2の表面シートから発熱体に与えられる酸素の量を少なくすることによって、発熱体の発熱を長時間維持できるようになる。また、第2の表面シート側が手で保持しやすくなる。
本発明の実施の形態の加温体を肌側表面から示す正面図。 図1のII−II線切断面を示す図。 加温体の構成要素を示す分解断面図。 実施の形態の他の一例である加温体の構成要素を示す図3と同様な図。 図2の部分拡大断面図。 使用状態にある加温体の正面図。 使用状態にある加温体の側面図。 実施例における肌側表面の温度変化を示す線図。 比較例における肌側表面の温度変化を示す線図。
符号の説明
1 加温体
2 肌側表面
3 非肌側表面
4 第1の表面シート
5 第2の表面シート
11 右内側加熱部
12 左内側加熱部
13 右外側加熱部
14 左外側加熱部
15 薄肉シート部
16 中央変形部
17 右側変形部
18 左側変形部
21,22,23,24 区画線
27 通気部
31 発熱体
32 第1の断熱層
33 第2の断熱層
34 貫通孔
41 基材シート
42 短繊維
O 中心線
図1は本発明の実施の形態である加温体を第1の表面シートを手前に向けて示す正面図、図2は図1に示す加温体のII−II線での切断面を示す図、図3と図4は加温体の構造を実施の形態別に示す加温体の部分分解切断面図、図5は図2の一部を拡大した部分拡大断面図、図6と図7は加温体を顔面に当てて使用する例を示す図である。
図1に示す加温体1は、図1において手前に向けられている側および図2において上方に向けられている側が肌側表面2であり、これと逆の側が非肌側表面3である。この実施の形態の加温体1は、肌側表面2を肌に当てて使用するものである。
図示例の加温体1は、図6および図7に示すように、顔面の面積の半分近くを覆うことができる大きさに作られているものである。中心線O−Oに沿う方向の長さ寸法は、成人の少なくとも目の下から口までを覆えるように、80mm以上で、さらに好ましくは100mm以上であり、その最大値は例えば180mmである。また、中心線O−Oと直交する方向での幅寸法は、成人の両頬を同時に覆うことができるように150mm以上で、好ましくは200mm以上であり、その最大値は例えば320mmである。
図1に示すように、この加温体1は、上下方向に延びる中心線O−Oに関して左右対称形状である。加温体1の上縁6は、図6と図7に示すように顔面に当てたときに上側に位置する縁である。上縁6と対向する側の下縁7は、加温体1が顔面に当てられたときに下側に位置する縁である。
図1の加温体1は、肌側表面2に向って中心線O−Oの右側に、右内側加熱部11が、中心線O−Oの左側に、左内側加熱部12が形成されている。右内側加熱部11よりも右側には、右外側加熱部13が形成され、左内側加熱部12よりも左側には、左外側加熱部14が形成されている。
右内側加熱部11は、区画線21で囲まれた領域である。区画線21は、中心線O−Oと平行な内側直線部21aと、中心線O−Oに対して傾斜する外側直線部21bを有し、さらに上方に向かっての突曲線を画く上部線部21cおよび下方に向かっての突曲線を画く下部線部21dを有している。左内側加熱部12は、区画線22で囲まれた領域である。この区画線22も、中心線O−Oと平行な内側直線部22aと、中心線O−Oに対して傾斜する外側直線部22bと、上部線部22cと、下部線部22dを有している。
右外側加熱部13は区画線23で囲まれた領域である。区画線23は、外側直線部21bと平行な直線部23aとそれ以外の曲線部23bを有している。同様に、左外側加熱部14は区画線24で囲まれた領域である。区画線24は、外側直線部22bと平行な直線部24aとそれ以外の曲線部24bを有している。
右内側加熱部11と左内側加熱部12は、中心線O−Oに関して左右対称である。また、右外側加熱部13と左外側加熱部14は、中心線O−Oに関して左右対称である。
加温体1は、右内側加熱部11、左内側加熱部12、右外側加熱部13および左外側加熱部14以外の領域が、発熱体を有しておらず発熱および水蒸気の発生機能を有しない薄肉シート部15である。この薄肉シート部15では、発熱体を除く各構成部材が一緒に加圧されて溶着されている。また、右内側加熱部11、左内側加熱部12、右外側加熱部13および左外側加熱部14は、全て薄肉シート部15で囲まれている。
図1に示すように、内側直線部21aと内側直線部22aとで挟まれて中心線O−Oに沿って延びる部分には、薄肉シート部15によって中央変形部16が形成されている。また、外側直線部21bと直線部23aとで挟まれた部分には、薄肉シート部15によって右側変形部17が形成されている。同様に、外側直線部22bと直線部24aとで挟まれた部分には、薄肉シート部15によって左側変形部18が形成されている。
図1の中央変形部16には、通気部27が形成されている。この実施の形態では、中央変形部16を形成する薄肉シート部15を、肌側表面2から非肌側表面3にかけて貫通するように切除することによって通気部27が形成されている。通気部27は所定の開口面積を有する貫通孔であってもよいし、または中央変形部16を貫通するスリットであってもよい。
図2および図3に示すように、右内側加熱部11、左内側加熱部12、右外側加熱部13および左外側加熱部14の内部には、発熱体31が設けられている。この発熱体31は、その構成要素として、鉄、アルミニウム、亜鉛などの酸化しやすい金属粉と、水と、金属粉を酸化させるための塩類とを含んでいる。塩類は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウムなどである。さらに、金属粉の酸化を促進させるために、活性炭、カーボンブラック、黒鉛などの炭素材料を含んでもよい。さらには、水分を長時間保持できるように、バーミキュライト、珪酸カルシウム、シリカゲル、シリカなどの保湿剤を含んでもよい。
発熱体31に酸素が与えられると、金属粉が酸化してそのときの酸化熱で金属粉とその周囲が80℃程度またはそれ以上に昇温する。この酸化熱により、発熱体31内の水分が蒸発し水蒸気が発生する。
発熱体31は、各構成要素を含んだ状態でローラで加圧してシート状にしたものが好ましく使用される。また、発熱体31に、シートの形態を維持するための樹脂材料や接着剤あるいは繊維などを含ませてもよい。
シート状の発熱体31を使用すると、図3に示すように、発熱体31の表面に、発熱体31からの金属粉の脱落を阻止することを目的とした被覆シートを設ける必要がなく、発熱体31の表面に第1の断熱層32と第1の表面シート4とを重ねた構成にできる。この構成であると、水蒸気が被覆シートで妨げられるということなく第1の断熱層32と第1の表面シート4とを透過して、肌に与えられるようになる。
図2と図3に示す実施の形態では、第1の表面シート4と発熱体31との間に第1の断熱層32が挟まれ、第2の表面シート5と発熱体31との間に第2の断熱層33が挟まれている。
第1の表面シート4、第2の表面シート5、第1の断熱層32、および第2の断熱層33は、加温体1の全体の形状および面積と同じ形状および面積を有している。そして、右内側加熱部11、左内側加熱部12、右外側加熱部13および左外側加熱部14以外の領域では、第1の表面シート4、第2の表面シート5、第1の断熱層32、および第2の断熱層33が密着して薄肉シート部15が形成されている。この実施の形態では、図5に示すように、薄肉シート部15で多数のエンボス部35が形成され、主にこのエンボス部35において薄肉シート部15の各構成要素が加圧され加熱されて溶着されている。図1に示すように、エンボス部35は格子模様を形成している。
第1の表面シート4と第1の断熱層32は、通気性で且つ透湿性である。一方、第2の表面シート5と第2の断熱層33は非通気性で且つ非透湿性である。
本明細書の通気性とは、酸素を含む空気を通過させることができる性質を意味し、非通気性とは、空気を通過させない性質を意味する。透湿性とは、水蒸気を通過させることができる性質を意味し、非透湿性とは、水蒸気を通過させない性質を意味する。また、通気度は、一定時間内での空気の通過量の大小で評価でき、透湿度は一定時間内での水蒸気(水)の通過量の大小で評価できる。
また、本明細書での断熱層とは、発熱体を覆っていて、発熱体と向かい合う面とは反対側の面の温度が発熱体の温度よりも低くなるものであって、好ましい実施の形態では、発熱体の温度が50℃以上であるときに、断熱層における前記反対側の温度が発熱体の温度よりも10℃以上低くなるものを断熱層として使用する。さらに好ましい実施の形態では、非肌側表面3に位置する第2の断熱層33における前記反対側の面の温度が発熱体31の温度よりも20℃以上低くなるものを第2の断熱層33として使用する。
図3に示すように、第1の表面シート4は多毛シートである。この多毛シートでは、通気性で透湿性の基材シート41の外面41aすなわち装着者の肌に向く表面から、複数本の短繊維42が突出している。この多毛シートとして、好ましくは植毛シートが使用される。
植毛シートは、基材シート41の外面41aに、複数本の短繊維42を接着剤で接着固定することにより形成される。短繊維42を接着剤を使用して植毛する方法として、静電植毛法を採用することができる。この静電植毛法は、植毛する前に、短繊維42の表面に珪酸ソーダなどの導電性物質を塗工し、あるいは短繊維42に導電性物質を練り込んで導電処理する。そして、植毛する前の基材シート41と短繊維42とに互いに電位差を有する電荷を与え、すなわち基材シート41と短繊維42との間に電圧を与えることにより、帯電した短繊維42が基材シート41の外面41aにほぼ垂直な姿勢で付着し、接着剤によって外面41aに接着固定される。
基材シート41は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP),ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン(Ny)などの合成樹脂の少なくとも一種で形成された繊維、またはレーヨン繊維や天然繊維(例えばパルプ)などで形成された不織布であり、例えばスパンボンド法、ポイントボンド法、スパンレース法、スルーエア法などで形成される。
短繊維42は、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP),ポリエチレンテレフタレート(PET)、ナイロン(Ny)などの合成樹脂の少なくとも一種で形成された繊維、またはレーヨン繊維などである。短繊維42の繊度は0.11〜3.3dtex程度の細いものが好ましく、基材シート41の外面41aからの短繊維42の突出寸法は0.3mm以上で5mm以下が好ましく、さらに好ましくは0.5mm以上で2mm以下である。また、基材シート41の外面41aの1cmあたりの短繊維42の本数は、100本〜1万本程度であるが、この範囲に限られるものではない。
第1の断熱層32と第2の断熱層33は、共に独立気泡を有する発泡樹脂シートにより形成されている。第1の断熱層32は、例えば発泡倍率が10〜50倍程度の発泡ポリエチレン樹脂シートまたは発泡ポリウレタン樹脂シートなどである。この第1の断熱層32には、熱せられた空気および水蒸気が通過可能な複数の貫通孔34が形成されている。この貫通孔34は、発熱体31側の内面(第1の表面)32bにおける開孔径D2よりも、第1の表面シート4と向かい合う外面(第2の表面)32aでの開孔径D1の方が大きく設定されている。
第1の断熱層32は、発熱体31と向かい合う面とは反対側の面の温度を50℃以上の発熱体31よりも10℃以上低くすることができるように、その厚み寸法が例えば1〜5mmの範囲にある。また、内面32bでの貫通孔34の開孔径D2は、0.1〜2mmの範囲で、好ましくは0.1〜1mmの範囲にあり、内面32bでの貫通孔34の開孔面積率は5〜30%程度である。
第2の表面シート5は、エアーレイド法、スパンボンド法、ポイントボンド法などで形成された不織布5aの内面に、ポリエチレン樹脂などで形成された非通気性で非透湿性の樹脂フィルム5bがラミネートされて構成されている。
前記第2の断熱層33は、貫通孔を有していない発泡ポリエチレン樹脂シートまたは発泡ウレタン樹脂シートであり、内部に独立した気泡が散在している。第2の断熱層33の厚み寸法は0.5〜4mm程度であり、好ましくは0.5〜2mm程度である。
図4は、図3とは異なる実施の形態の加温体1Aの層構造を示している。この加温体1Aでは、右内側加熱部11、左内側加熱部12、右外側加熱部13および左外側加熱部14に設けられている発熱体31Aが、図3の発熱体31と同じ形で図示されてはいるが、シート状に成型されたものではなくて、互いに独立している金属粉を単に集合させたものである。この実施の形態では、加温体1Aのうちの少なくとも右内側加熱部11、左内側加熱部12、右外側加熱部13および左外側加熱部14において、発熱体31Aを挟む一対の被覆シート45,46が使用されている。この被覆シート45,46は、金属粉を通過させることなく、酸素および水蒸気を透過させることができるものであり、不織布や織布あるいは通気性の紙または通気性の樹脂フィルムなどで形成されている。
加温体1は、使用前は酸素を透過しない非通気性の樹脂フィルムなどで形成された密封袋内に封入されている。
使用時に、密封袋を開封して加温体1を取り出すと、右内側加熱部11、左内側加熱部12、右外側加熱部13および左外側加熱部14内に設けられた発熱体31に酸素が供給されて、金属粉が酸化反応し、酸化熱を発生する。またこの酸化熱により発熱体31に含まれている水分が蒸発して水蒸気を発生する。
酸素は、第1の表面シート4と第1の断熱層32の貫通孔34を通って、肌側表面2から発熱体31に供給されるが、第2の表面シート5と第2の断熱層33は非通気性であるため、非肌側表面3から発熱体31へは酸素がほとんどまたは全く供給されない。
発熱体31で熱せられた空気および発熱体31から発生する水蒸気は、非透湿性の第2の断熱層33と第2の表面シート5の樹脂フィルム5bによって遮られて、非肌側表面3には流出せず、第1の断熱層32および第1の表面シート4を透過して肌側表面2のみから流出する。
このように、発熱体31で発生した熱の伝導が第1の断熱層32と第2の断熱層33で遮断され、加熱された空気および水蒸気が、第1の断熱層32に形成された貫通孔34内を経て肌側表面2のみから流出するために、発熱体31で発生した熱は非肌側表面3から逃げることがなくそれぞれの加熱部11,12,13,14内で蓄積されて、肌側表面2から徐々に外へ伝わる。そのため、それぞれの加熱部11,12,13,14内から肌側表面2への熱の供給時間を長く継続することができる。また、外部の酸素が非肌側表面3から発熱体31に与えられることがなく、酸素が主に肌側表面2側から与えられる。そのためそれぞれの加熱部11,12,13,14内へ多量の酸素が一気に過剰に与えられることがなく、このことによっても発熱体31の発熱を長時間継続できるようになる。
図6および図7に示すように、加温体1は、肌側表面2が人体の肌に接するようにして使用される。発熱体31は、その表面温度が金属粉の酸化熱により80℃前後あるいはそれ以上の温度となることがあるが、この発熱体31を覆っている第1の断熱層32は、内部に複数の独立気泡が形成された発泡樹脂シートであるため、発熱体31の熱が直接的に肌に伝えられることがなく、肌の温度が異常に高くなるのを防止できる。
また、発熱体31で熱せられた空気および発熱体31から発生する水蒸気の温度は80℃前後あるいはそれ以上となるが、この空気および水蒸気は、第1の断熱層32の貫通孔34を通過し、さらに第1の表面シート4の基材シート41を透過することにより冷却され、基材シート41の外面41aにおいて60℃またはそれ以下の温度となる。
図3に示すように、第1の断熱層32に形成された貫通孔34は、発熱体31に対向する内面32bでの開孔径D2が小さく、肌に向く外面32aでの開孔径D1が大きくなっており、D1/D2は例えば1.2〜5の範囲である。発熱体31で熱せられた空気および発熱体31から発生する水蒸気は、小径の開孔径D2である開孔端から貫通孔34に移行することで、熱および水蒸気が各貫通孔34に分散して与えられるようになるため、第1の断熱層32の外面32aに至るまでに冷却されやすい。また、第1の断熱層32の外面32aでは貫通孔34の開孔径D1が広げられているため、熱および水蒸気は第1の表面シート4に対してまんべんなく与えられる。
加温体1の肌側表面2に位置する第1の表面シート4は、基材シート41の外面41aから多数本の短繊維42が突出している多毛シートである。第1の表面シート4が多数本の短繊維42を介して肌に当たることにより、肌への接触感触がソフトなものとなる。
また、短繊維42が存在することにより、基材シート41の外面41aと肌との間にわずかな距離の空間が形成される。よって、基材シート41を通過する加熱された空気および水蒸気の温度が例えば50℃またはそれ以上であっても、加熱された空気および水蒸気が空間を介して肌に与えられるために肌への刺激を抑制でき、肌が高い温度を感じるのを防止できるようになる。また基材シート41と肌との間に流れ出た水蒸気は、その空間において拡散しやすいため、この拡散によっても高温の水蒸気が肌に与える刺激を抑制できる。また水蒸気が拡散することで、肌の表面にまんべんなく水蒸気を与えることができ、肌への加湿効果を高めることができる。
特に、第1の表面シート4が静電植毛法で形成されたものであると、多数本の短繊維42が、基材シート41の外面41aからほぼ垂直姿勢で突出するため、第1の表面シート4を肌に当てたときに、短繊維42を介して、基材シート41と肌との間に空隙を保ちやすくなる。
図6は、加温体1が身体の顔面に装着された状態を示す正面図、図7はその側面図である。
加温体1は、右内側加熱部11と左内側加熱部12の間の中央変形部16で折れ曲がりやすくなっており、さらに右内側加熱部11と右外側加熱部13との間の右側変形部17および、左内側加熱部12と左外側加熱部14との間の左側変形部18においても曲がりやすくなっている。
したがって、右内側加熱部11、左内側加熱部12、右外側加熱部13および左外側加熱部14のそれぞれが、互いに拘束されることなく、独立して顔面の肌に当たるようになり、起伏のある顔面に対してもそれぞれの加熱部11,12,13,14が密着しやすくなる。
また、中央変形部16には、上下に細長く延びる通気部27が開口している。加温体1を着用するときには、この通気部27を鼻孔に合わせ、好ましくはさらに口にも合わせる。そのようにすることで、加温体1は、呼吸しやすくなり、着用者が息苦しさを感じないものになる。
なお、図2の実施の形態では、第2の表面シート5と第2の断熱層33が非通気性で非透湿性のものとして説明したが、第2の表面シート5と第2の断熱層33がわずかな通気性および透湿性を有しているものであってもよい。ただし、この場合に、第2の表面シート5の通気度および透湿度が第1の表面シート4よりも低く、第2の断熱層33の通気度と透湿度が第1の断熱層32よりも低くいものが使用される。
わずかな通気性と透湿性を有する第2の断熱層33を使用したときにおいても、発熱体31が発熱したときに、非肌側表面3の温度が肌側表面2の温度よりも10℃以上低い断熱効果を発揮できれば、図2の実施の形態と同様に、発熱体31から肌側表面2に与えられる熱を長時間高い状態に保つことができる。
また、第1の断熱層32と第2の断熱層33とに使用する材料は、多孔質の樹脂シートに限られるものではなく、複数枚の不織布が積層されたものであってもよい。すなわちその層により10℃以上の断熱効果を発揮できるのであればどのようなものであっても使用可能である。ただし、第2の断熱層33は非通気性のものであるか通気度の低いものであることが必要であるため、例えば複数枚の不織布と樹脂フィルムとを積層することで構成することが好ましい。
なお、図2の実施の形態の加温体1は、顔面に対して着用するのに適した形状のものとして説明したが、本発明の加温体は顔面以外の箇所に着用するものであってもよい。
また、本発明の加温体は、第1の断熱層32が通気性であるが非透湿性のものであって、肌側表面2に熱が伝達されるが、水蒸気が透過しないものであってもよい。
(1)実施例
第1の表面シート4は、基材シート41が、低融点ポリプロピレン繊維で形成された目付けが23g/mのポイントボンド不織布で、短繊維42は繊度が1.32dtexで長さが0.9mmのナイロン繊維であり、この短繊維42が基材シート41に静電植毛法で接着されたものを使用した。第2の表面シート5を構成する不織布5aとして、パルプ繊維で形成され目付けが45g/mのエアレイド不織布を使用し、非通気性の樹脂フィルム5bとして、目付けが19g/mのポリエチレン樹脂フィルムを用いた。
第1の断熱層32として、発泡倍率が30倍の発泡ポリエチレンシートで、厚みが3mm、内面32bでの貫通孔34の開孔率が15%のものを使用した。第2の断熱層33は、発泡倍率が30倍の発泡ポリエチレンシートで、厚みが1mmであり、貫通孔が形成されていないものを使用した。
発熱体31は、鉄粉と活性炭とバーミキュライトと木粉を含むシート状基体を有する。このシート状基体は、厚みが1.2mmで、総質量が42g、坪量が2800g/mであり、このシート状基体に、このシート状基体の質量の20%の塩水を含ませたものを発熱体31として使用した。
前記発熱体31を挟んだ状態で各シートを重ねて、各シート間をエンボス加工により熱融着して薄肉シート部15を形成した。
(2)比較例
実施例において第2の断熱層33のみを除去したものを比較例とした。
(3)測定方法
(表面温度の測定)
肌側表面2での表面温度をサーモグラフィー法で測定した。この測定は、サーモビュア(形式JTG−6300)によって行った。肌側表面2の温度は、発熱体31に空気が供給されて発熱が開始されてから20分間測定した。
(水蒸気量の測定)
恒温恒湿室内に、電子天秤を設置し電子天秤の測定部に発泡スチロールの板を設置しておく。実施例または比較例の発熱体を密封袋から取り出し発熱体に酸素が供給され始めた直後に実施例または比較例を発泡スチロール板の上に載せる。このとき、実施例と比較例の発熱体を、その肌側表面が発泡スチロールに向くように載せる。
発泡スチロールの板に載せた直後に電子天秤による初期測定質量(P1)を読み取る。これと同時にストップウォッチで時間の計測を開始し、5分後に電子天秤の測定質量(P2)を読み取り、同様にして、10分後に測定質量(P3)を、15分後に測定質量(P4)を、そして20分後に測定質量(P5)を読み取る。
P1とP2との差を、0〜5分での水蒸気発生量(g)とし、P2とP3との差を、5〜10分での水蒸気発生量、P3とP4との差を、10〜15分での水蒸気発生量、P4とP5との差を15〜20分での水蒸気発生量とする。また、P1とP5との差を20分間の水蒸気の総発生量とする。
(4)測定結果
図8は、実施例の加温体を8体作成して肌側表面2の温度を測定したときの結果を示している。横軸は発熱体31に空気を供給し始めてからの時間(秒)、縦軸は肌側表面2での温度(℃)である。
図9は、比較例の加温体を6体作成して、実施例と同様に肌側表面の温度を測定した温度特性線図である。
以下の表1は、4体の実施例と3体の比較例に対して、肌側表面2に放出される水蒸気(水)の発生量の測定結果であり、前述の方法によって、発熱体31に空気を供給し始めてから5分経過するまでの水蒸気の発生量、5分経過後10分経過するまでの水蒸気の発生量、10分経過後15分経過するまでの水蒸気の発生量、15分経過後20分経過するまでの水蒸気の発生量を示している。また20分経過するまでに発生した水蒸気の総和を併せて示している。
Figure 0004740143
図8と図9の結果から、実施例の加温体は比較例の加温体と比べて、肌側表面2からの熱の放出継続時間が長いことが判る。温度が50℃以上となってから50℃以下になるまでの発熱継続時間は、実施例と比較例とで最大で520秒、最小でも70秒の差が生じている。
また、表1の結果から、実施例の加温体では10分経過後15分経過するまでの間の水蒸気の発生量が、比較例に比べて多いことが判る。

Claims (5)

  1. 肌側表面に位置する第1の表面シートと、非肌側表面に位置する第2の表面シートと、前記両表面シートの間に介在し酸素が与えられたときに発熱し、且つ水蒸気を発生する発熱体とを有し、前記第1の表面シートと前記第2の表面シートとのうちの少なくとも前記第1の表面シートが通気性である加温体において、
    前記第1の表面シートと前記発熱体との間に、通気性の第1の断熱層が設けられ、前記第2の表面シートと前記発熱体との間に、非通気性であるか前記第1の断熱層に比べて低通気度である第2の断熱層が設けられ、
    前記第1の表面シートは、表面から複数本の短繊維が突出している多毛シートである一方、前記第2の表面シートは、表面から短繊維が突出していないシートであり、
    前記第1の断熱層は、独立気泡を有する樹脂シートであり、且つ前記発熱体に対向している面での開口面積が小さく、前記第1の表面シートに対向している面での開口面積が大きい貫通孔を複数有することを特徴とする前記加温体。
  2. 前記第1の断熱層は透湿性である請求項1記載の加温体。
  3. 前記第2の表面シートは非通気性で且つ非透湿性である請求項2記載の加温体。
  4. 前記第1の断熱層と第2の断熱層は、前記発熱体の温度が50℃以上であるときに、前記発熱体と向かい合う面とは反対側の面の温度が前記発熱体の温度よりも10℃以上低くなるものである請求項1ないし3のいずれかに記載の加温体。
  5. 前記第2の断熱層は、独立気泡を有する樹脂シートである請求項1ないし4のいずれかに記載の加温体。
JP2006535803A 2004-09-07 2005-09-07 加温体 Expired - Fee Related JP4740143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006535803A JP4740143B2 (ja) 2004-09-07 2005-09-07 加温体

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004259798 2004-09-07
JP2004259798 2004-09-07
PCT/JP2005/016454 WO2006028153A1 (ja) 2004-09-07 2005-09-07 加温体
JP2006535803A JP4740143B2 (ja) 2004-09-07 2005-09-07 加温体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006028153A1 JPWO2006028153A1 (ja) 2008-05-08
JP4740143B2 true JP4740143B2 (ja) 2011-08-03

Family

ID=36036435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006535803A Expired - Fee Related JP4740143B2 (ja) 2004-09-07 2005-09-07 加温体

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4740143B2 (ja)
TW (1) TW200624106A (ja)
WO (1) WO2006028153A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9323888B2 (en) 2010-01-19 2016-04-26 Verinata Health, Inc. Detecting and classifying copy number variation
US20120010085A1 (en) 2010-01-19 2012-01-12 Rava Richard P Methods for determining fraction of fetal nucleic acids in maternal samples
EP2513341B1 (en) 2010-01-19 2017-04-12 Verinata Health, Inc Identification of polymorphic sequences in mixtures of genomic dna by whole genome sequencing
US10388403B2 (en) 2010-01-19 2019-08-20 Verinata Health, Inc. Analyzing copy number variation in the detection of cancer
US9260745B2 (en) 2010-01-19 2016-02-16 Verinata Health, Inc. Detecting and classifying copy number variation
US20120100548A1 (en) 2010-10-26 2012-04-26 Verinata Health, Inc. Method for determining copy number variations
ES2704701T3 (es) 2010-01-19 2019-03-19 Verinata Health Inc Nuevo protocolo de preparación de bibliotecas de secuenciación
EP2526415B1 (en) 2010-01-19 2017-05-03 Verinata Health, Inc Partition defined detection methods
CA2832468C (en) 2011-04-12 2023-10-31 Verinata Health, Inc. Resolving genome fractions using polymorphism counts
US9411937B2 (en) 2011-04-15 2016-08-09 Verinata Health, Inc. Detecting and classifying copy number variation
JP6783073B2 (ja) * 2016-05-30 2020-11-11 エステー株式会社 人体用発熱体、および、発熱によって固化した発熱組成物が人体に違和感を与えることを防止する方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02274248A (ja) * 1989-04-18 1990-11-08 Japan Pionics Co Ltd 発熱保温体
JP2000005209A (ja) * 1998-06-25 2000-01-11 Kao Corp 目用水蒸気発生体
JP2001238906A (ja) * 1999-12-24 2001-09-04 Lion Corp 発熱体組成物、発熱体及びその製造方法
JP2002078728A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Kao Corp 水蒸気発生体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0172211U (ja) * 1987-10-31 1989-05-15

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02274248A (ja) * 1989-04-18 1990-11-08 Japan Pionics Co Ltd 発熱保温体
JP2000005209A (ja) * 1998-06-25 2000-01-11 Kao Corp 目用水蒸気発生体
JP2001238906A (ja) * 1999-12-24 2001-09-04 Lion Corp 発熱体組成物、発熱体及びその製造方法
JP2002078728A (ja) * 2000-09-06 2002-03-19 Kao Corp 水蒸気発生体

Also Published As

Publication number Publication date
TW200624106A (en) 2006-07-16
TWI295171B (ja) 2008-04-01
WO2006028153A1 (ja) 2006-03-16
JPWO2006028153A1 (ja) 2008-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4740143B2 (ja) 加温体
JP3629956B2 (ja) 目用水蒸気発生体
JP2004358110A (ja) 顔面装着用の加湿体
JP6997545B2 (ja) 蒸気温熱具及びその使用方法
JP7181025B2 (ja) 温熱具
JP2011136060A (ja) マスク用鼻部温熱具
JP2001245915A (ja) 冷却・温熱目枕
JP3521855B2 (ja) 目 枕
JP3685019B2 (ja) 視力改善治療具
JP4677618B2 (ja) 加温体
JP5290716B2 (ja) 目用温熱具
JP4897486B2 (ja) 加温体
JP4745970B2 (ja) 加温体
JP4677616B2 (ja) 加湿体
JPWO2006046658A1 (ja) 身体装着用加湿体
JP4677617B2 (ja) 加温体
JP4897487B2 (ja) 加温体
JP2022089420A (ja) 温熱具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4740143

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees