JP2001095813A - バイポーラ凝固切開処置具 - Google Patents
バイポーラ凝固切開処置具Info
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- JP2001095813A JP2001095813A JP27644499A JP27644499A JP2001095813A JP 2001095813 A JP2001095813 A JP 2001095813A JP 27644499 A JP27644499 A JP 27644499A JP 27644499 A JP27644499 A JP 27644499A JP 2001095813 A JP2001095813 A JP 2001095813A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】生体組織を確実に凝固した後,その凝固部位を
切開電流によって切開できる。従って,生体組織の切開
時に出血する虞がなく,構造的に簡単で,操作性に優れ
たバイポーラ凝固切開処置具を提供することにある。 【解決手段】互いに開閉する第1、第2のジョー2,3
を有し,第1のジョー2に第1電極11を有し、第2の
ジョー3に第2,第3電極12,13を有し,各々が互
いに絶縁されているバイポーラ凝固切開処置具におい
て、前記第1のジョー2と第2のジョー3が互いに閉じ
るにつれて,第1電極11は第2電極12,第3電極1
3の順に各々と接近するようにジョーの開閉方向と略平
行に第2電極12,第3電極13を配置したことを特徴
とする。
切開電流によって切開できる。従って,生体組織の切開
時に出血する虞がなく,構造的に簡単で,操作性に優れ
たバイポーラ凝固切開処置具を提供することにある。 【解決手段】互いに開閉する第1、第2のジョー2,3
を有し,第1のジョー2に第1電極11を有し、第2の
ジョー3に第2,第3電極12,13を有し,各々が互
いに絶縁されているバイポーラ凝固切開処置具におい
て、前記第1のジョー2と第2のジョー3が互いに閉じ
るにつれて,第1電極11は第2電極12,第3電極1
3の順に各々と接近するようにジョーの開閉方向と略平
行に第2電極12,第3電極13を配置したことを特徴
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生体の体腔内に
挿入し、組織を凝固及び切開することができるバイポー
ラ凝固切開処置具に関する。
挿入し、組織を凝固及び切開することができるバイポー
ラ凝固切開処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生体組織を把持する一対の把持
部材としてのジョーを備え、各ジョーに高周波通電用の
電極が配設されたバイポーラ鉗子が知られている。そし
て、このバイポーラ鉗子の使用時には一対のジョー間に
処置対象の生体組織を把持させた状態で、各ジョーの電
極間に高周波電流を通電してジョー間の生体組織を凝固
させるようになっている。
部材としてのジョーを備え、各ジョーに高周波通電用の
電極が配設されたバイポーラ鉗子が知られている。そし
て、このバイポーラ鉗子の使用時には一対のジョー間に
処置対象の生体組織を把持させた状態で、各ジョーの電
極間に高周波電流を通電してジョー間の生体組織を凝固
させるようになっている。
【0003】この種のバイポーラ鉗子は、通常、生体組
織に含まれる血管の止血、生体組織の表層の病変部、出
血点の焼灼、避妊を目的とした卵管の閉塞等の多種症例
に用いられる。そして、バイポーラ鉗子が血管の止血
や、卵管の閉塞を目的として用いられ、患者の処置対象
の生体組織を凝固できるようになっており、また凝固し
た生体組織を切開することができるようになっている。
織に含まれる血管の止血、生体組織の表層の病変部、出
血点の焼灼、避妊を目的とした卵管の閉塞等の多種症例
に用いられる。そして、バイポーラ鉗子が血管の止血
や、卵管の閉塞を目的として用いられ、患者の処置対象
の生体組織を凝固できるようになっており、また凝固し
た生体組織を切開することができるようになっている。
【0004】従来、高周波処置具としては、特願平10
‐248673号の図16に示すように,第1のショー
と第2のジョーからなり,第1のジョーに第1、第2電
極を設け,第2のジョーに第3電極を設け,第1と第2
電極間に凝固電流を流して凝固させた後,第1と第3電
極及び第2と第3電極間に切開電流を流して切開するよ
うにしたものである。
‐248673号の図16に示すように,第1のショー
と第2のジョーからなり,第1のジョーに第1、第2電
極を設け,第2のジョーに第3電極を設け,第1と第2
電極間に凝固電流を流して凝固させた後,第1と第3電
極及び第2と第3電極間に切開電流を流して切開するよ
うにしたものである。
【0005】特表平6−511401号公報は,組織を
通電凝固しながら組織をせん断で切開するようにしたも
のである。
通電凝固しながら組織をせん断で切開するようにしたも
のである。
【0006】特開平11‐137562号公報は,機械
的な切断と同時に凝固を行うものである。
的な切断と同時に凝固を行うものである。
【0007】特願平10‐248625号は,組織を凝
固後に切開電極を可動させて凝固・切開を行うものであ
る。
固後に切開電極を可動させて凝固・切開を行うものであ
る。
【0008】特開平9‐108234号公報は,組織を
凝固後にナイフブレードをスライドさせて切開するもの
である。
凝固後にナイフブレードをスライドさせて切開するもの
である。
【0009】特表平10−504485号公報は,複数
の電極を設け,電流を流す電極を切り換えることによ
り、長い長さに亘って組織を凝固するようにしたもので
ある。
の電極を設け,電流を流す電極を切り換えることによ
り、長い長さに亘って組織を凝固するようにしたもので
ある。
【0010】特開平8‐317985号公報は,前記特
表平10−504485号公報と同様の構成で,組織の
インピーダンスに応じて電流を流す電極を切り換えるよ
うにしたものである。
表平10−504485号公報と同様の構成で,組織の
インピーダンスに応じて電流を流す電極を切り換えるよ
うにしたものである。
【0011】特開平10‐33551号公報は,組織に
応じて電極を切り換えるようにしたものである。
応じて電極を切り換えるようにしたものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特願平10‐248673号は、組織を把持した状態
で通電切開するため、切開のためのアーク放電を効果的
に発生させるためには切開電極の面積を小さくする必要
があり,強度的に弱くなるという問題がある。
た特願平10‐248673号は、組織を把持した状態
で通電切開するため、切開のためのアーク放電を効果的
に発生させるためには切開電極の面積を小さくする必要
があり,強度的に弱くなるという問題がある。
【0013】特表平6−511401号公報及び特開平
11‐137562号公報は,組織が十分に凝固に至ら
ないのに切開して出血する虞がある。
11‐137562号公報は,組織が十分に凝固に至ら
ないのに切開して出血する虞がある。
【0014】特願平10‐248625号は,凝固電極
と切開電極とを独立して移動させるため,連続的な動作
が難しく,操作が煩雑であるとともに,構造が複雑であ
るという問題がある。
と切開電極とを独立して移動させるため,連続的な動作
が難しく,操作が煩雑であるとともに,構造が複雑であ
るという問題がある。
【0015】特開平9‐108234号公報は,組織の
凝固が十分でないのに切開する虞があり,また凝固・切
開の動作が連続的ではなく,操作が煩雑である。
凝固が十分でないのに切開する虞があり,また凝固・切
開の動作が連続的ではなく,操作が煩雑である。
【0016】特表平10−504485号公報は,凝固
を行うためだけに専用の切り換え手段を含む電源が必要
であり,複数の絶縁された電極が必要であるため構造が
複雑となる。
を行うためだけに専用の切り換え手段を含む電源が必要
であり,複数の絶縁された電極が必要であるため構造が
複雑となる。
【0017】特開平8‐317985号公報及び特開平
10‐33551号公報は、凝固を行うためだけに複数
の絶縁された電極が必要なため,構造が複雑となる。
10‐33551号公報は、凝固を行うためだけに複数
の絶縁された電極が必要なため,構造が複雑となる。
【0018】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、組織の切開時に出血
する虞がなく,構造的に簡単で,操作性に優れたバイポ
ーラ凝固切開処置具を提供することにある。
もので、その目的とするところは、組織の切開時に出血
する虞がなく,構造的に簡単で,操作性に優れたバイポ
ーラ凝固切開処置具を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、互いに開閉する第1、第2のジョーを
有し,第1のジョーに第1電極を有し、第2のジョーに
第2,第3電極を有し,各々が互いに絶縁されているバ
イポーラ凝固切開処置具において、前記第1のジョーと
第2のジョーが互いに閉じるにつれて,第1電極は第2
電極,第3電極の順に各々と接近するようにジョーの開
閉方向と略平行に第2電極,第3電極を配置したことを
特徴とする。
達成するために、互いに開閉する第1、第2のジョーを
有し,第1のジョーに第1電極を有し、第2のジョーに
第2,第3電極を有し,各々が互いに絶縁されているバ
イポーラ凝固切開処置具において、前記第1のジョーと
第2のジョーが互いに閉じるにつれて,第1電極は第2
電極,第3電極の順に各々と接近するようにジョーの開
閉方向と略平行に第2電極,第3電極を配置したことを
特徴とする。
【0020】前記構成によれば,凝固時には,第1電極
と第2電極の間に凝固電流を通電して凝固を行い,切開
時には,第1電極と第3電極の間に切開電流を通電して
切開を行うとともに、ジョーが平行に閉じるため,組織
への電極の接触状態が常に一定となる。
と第2電極の間に凝固電流を通電して凝固を行い,切開
時には,第1電極と第3電極の間に切開電流を通電して
切開を行うとともに、ジョーが平行に閉じるため,組織
への電極の接触状態が常に一定となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【0022】図1〜図4は第1の実施形態を示し、図1
はバイポーラ凝固切開処置具の全体構成を示し、(a)
は組織を完全に把持する前の側面図、(b)は凝固状態
の側面図、(c)は切開状態の側面図、図2(a)は図
1のB‐B線に沿う断面図,(b)は図1のC‐C線に
沿う断面図,(c)は図1のD‐D線に沿う断面図,
(d)は図1のD‐D線に沿う断面において第1のジョ
ーがさらに閉じた状態の断面図,図3は図1のA‐A線
に沿う断面図,図4はクリックレバーの側面図である。
はバイポーラ凝固切開処置具の全体構成を示し、(a)
は組織を完全に把持する前の側面図、(b)は凝固状態
の側面図、(c)は切開状態の側面図、図2(a)は図
1のB‐B線に沿う断面図,(b)は図1のC‐C線に
沿う断面図,(c)は図1のD‐D線に沿う断面図,
(d)は図1のD‐D線に沿う断面において第1のジョ
ーがさらに閉じた状態の断面図,図3は図1のA‐A線
に沿う断面図,図4はクリックレバーの側面図である。
【0023】図1に示すように、バイポーラ凝固切開処
置具1には生体組織Xを把持、凝固及び切開するための
互いに開閉自在な第1のジョー2と第2のジョー3が設
けられている。そして、第1のジョー2は第1のリンク
4及び第2のリンク5を介して第1のハンドル6の遠位
端に接続されている。第2のジョー3は第2のハンドル
7の遠位端に接続されている。
置具1には生体組織Xを把持、凝固及び切開するための
互いに開閉自在な第1のジョー2と第2のジョー3が設
けられている。そして、第1のジョー2は第1のリンク
4及び第2のリンク5を介して第1のハンドル6の遠位
端に接続されている。第2のジョー3は第2のハンドル
7の遠位端に接続されている。
【0024】図2(a)に示すように、第1のジョー2
には、第2のジョー3と対向する側を傾斜面2aとした
断面が楔形状の第1電極11が設けられ,この第1電極
11の先端側を残して周囲は絶縁層8によって絶縁され
ている。
には、第2のジョー3と対向する側を傾斜面2aとした
断面が楔形状の第1電極11が設けられ,この第1電極
11の先端側を残して周囲は絶縁層8によって絶縁され
ている。
【0025】第2のジョー3には,第1のジョー2と対
向する側を傾斜面3aとした断面が楔形状の第2電極1
2が設けられ,この第2電極12の傾斜面3aを残して
絶縁層8によって絶縁されている。
向する側を傾斜面3aとした断面が楔形状の第2電極1
2が設けられ,この第2電極12の傾斜面3aを残して
絶縁層8によって絶縁されている。
【0026】さらに,第2のジョー3の傾斜面3aには
その長手方向に沿って凹溝9が設けられ,この凹溝9の
内部には第2電極12と絶縁体10を介して絶縁された
第3電極13が設けられている。この第3電極13は第
2のジョー3の長手方向に沿う棒状で,第2のジョー3
の傾斜面3aより突出している。従って,第1電極1
1,第2電極12及び第3電極13は互いに電気的に絶
縁されている。
その長手方向に沿って凹溝9が設けられ,この凹溝9の
内部には第2電極12と絶縁体10を介して絶縁された
第3電極13が設けられている。この第3電極13は第
2のジョー3の長手方向に沿う棒状で,第2のジョー3
の傾斜面3aより突出している。従って,第1電極1
1,第2電極12及び第3電極13は互いに電気的に絶
縁されている。
【0027】第1のジョー2と第2のジョー3は生体組
織Xの長い範囲を把持できるようには前後方向に長い棒
状で,第1のジョー2の近位端には上方に略直角に一体
に突出する突出部14が設けられ,第2のジョー3の近
位端には上方に略直角に突出する突出部15を介して第
2のハンドル7と連結されている。
織Xの長い範囲を把持できるようには前後方向に長い棒
状で,第1のジョー2の近位端には上方に略直角に一体
に突出する突出部14が設けられ,第2のジョー3の近
位端には上方に略直角に突出する突出部15を介して第
2のハンドル7と連結されている。
【0028】図3に示すように,突出部15の片面には
例えばセラミック,合成樹脂からなる絶縁板15aが接
合され,この絶縁板15aには前記第1のリンク4の中
間部及び第2のリンク5の一端部が接合されている。そ
して、絶縁板15aによって突出部15に対して電気的
に絶縁された第1のリンク4及び第2のリンク5が第1
の枢支ピン16によって突出部15に回動自在に枢支さ
れ,他端部は第2の枢支ピン17によって第1のジョー
2の突出部14に回動自在に枢支されている。従って,
第1のリンク4と第2のリンク5は常に平行状態を保っ
て回動する平行リンク機構を構成している。
例えばセラミック,合成樹脂からなる絶縁板15aが接
合され,この絶縁板15aには前記第1のリンク4の中
間部及び第2のリンク5の一端部が接合されている。そ
して、絶縁板15aによって突出部15に対して電気的
に絶縁された第1のリンク4及び第2のリンク5が第1
の枢支ピン16によって突出部15に回動自在に枢支さ
れ,他端部は第2の枢支ピン17によって第1のジョー
2の突出部14に回動自在に枢支されている。従って,
第1のリンク4と第2のリンク5は常に平行状態を保っ
て回動する平行リンク機構を構成している。
【0029】さらに、第1の枢支ピン16の枢支部は紙
面に対してある程度ガタがあり、一般的な鋏と同様に操
作者の操作によって第1のジョー2と第2のジョー3を
図2(b)に矢印で示すように互いに押し付けることが
できるようになっている。
面に対してある程度ガタがあり、一般的な鋏と同様に操
作者の操作によって第1のジョー2と第2のジョー3を
図2(b)に矢印で示すように互いに押し付けることが
できるようになっている。
【0030】また、第1のハンドル6及び第2のハンド
ル7には操作者が手指を掛ける操作部6a,7aが一体
に設けられている。操作部6aには第1のコネクタ18
が設けられ,操作部7aには第2のコネクタ19と第3
のコネクタ20が設けられている。これらコネクタ18
〜20はケーブル21を介して高周波電源(図示しな
い)に接続されている。
ル7には操作者が手指を掛ける操作部6a,7aが一体
に設けられている。操作部6aには第1のコネクタ18
が設けられ,操作部7aには第2のコネクタ19と第3
のコネクタ20が設けられている。これらコネクタ18
〜20はケーブル21を介して高周波電源(図示しな
い)に接続されている。
【0031】第1のコネクタ18は、操作部6a,第1
のハンドル6,第1のリンク4,第2の枢支ピン17及
び第1のジョー2を介して第1電極11に電気的に接続
されている。第2のコネクタ19は、操作部7a,第2
のハンドル7及び第2のジョー3を介して第2電極12
に電気的に接続されている。第3のコネクタ20は絶縁
被覆された導線22が操作部7a,第2のハンドル7及
び第2のジョー3を貫通して第3電極13に電気的に接
続されている。
のハンドル6,第1のリンク4,第2の枢支ピン17及
び第1のジョー2を介して第1電極11に電気的に接続
されている。第2のコネクタ19は、操作部7a,第2
のハンドル7及び第2のジョー3を介して第2電極12
に電気的に接続されている。第3のコネクタ20は絶縁
被覆された導線22が操作部7a,第2のハンドル7及
び第2のジョー3を貫通して第3電極13に電気的に接
続されている。
【0032】図4に示すように,第1のハンドル6には
第2のハンドル7方向に突出するクリックレバー23が
突設され,このクリックレバー23の先端部には係合凸
部24が設けられている。第2のハンドル7の段差部に
は前記係合凸部24と係脱可能な係合凹部25が設けら
れている。そして,第1のハンドル6と第2のハンドル
7を閉じて第1のジョー2と第2のジョー3とで生体組
織Xを把持し,図1(b)に示すように,凝固状態のと
きに係合凸部24と係合凹部25とが弾性的に係合する
ようになっており,図1(c)に示すように,切開状態
のときには係合凸部24が係合凹部25から係合が外れ
るようになっている。
第2のハンドル7方向に突出するクリックレバー23が
突設され,このクリックレバー23の先端部には係合凸
部24が設けられている。第2のハンドル7の段差部に
は前記係合凸部24と係脱可能な係合凹部25が設けら
れている。そして,第1のハンドル6と第2のハンドル
7を閉じて第1のジョー2と第2のジョー3とで生体組
織Xを把持し,図1(b)に示すように,凝固状態のと
きに係合凸部24と係合凹部25とが弾性的に係合する
ようになっており,図1(c)に示すように,切開状態
のときには係合凸部24が係合凹部25から係合が外れ
るようになっている。
【0033】次に、第1の実施形態の作用について説明
する。
する。
【0034】前述のように構成されたバイポーラ凝固切
開処置具1によれば、生体組織Xの凝固・切開部位に第
1のジョー2と第3のジョー3を位置決めし,第1のハ
ンドル6と第2のハンドル7の操作部6a,7aに手指
を掛け、第1のハンドル6を第2のハンドル7方向に回
動させると,第1のリンク4と第2のリンク5が第1の
枢支ピン16及び第2の枢支ピン17を支点として平行
状態を保ちながら回動する。
開処置具1によれば、生体組織Xの凝固・切開部位に第
1のジョー2と第3のジョー3を位置決めし,第1のハ
ンドル6と第2のハンドル7の操作部6a,7aに手指
を掛け、第1のハンドル6を第2のハンドル7方向に回
動させると,第1のリンク4と第2のリンク5が第1の
枢支ピン16及び第2の枢支ピン17を支点として平行
状態を保ちながら回動する。
【0035】従って,図1(a)及び図2(a)に示す
ように,第2のジョー3に対して第1のジョー2が平行
状態を保ちながら接近し,生体組織Xを把持する直前の
状態となる。次に,図1(b)及び図2(b)に示すよ
うに,第1のハンドル6をさらに第2のハンドル7方向
に回動させと、クリックレバー23の係合凸部24が係
合凹部25に弾性的に係合し、このときのクリック感が
操作部6a,7aから操作者の手指に伝わって感覚で判
る。そこで,操作部6a,7aの操作により第1のジョ
ー2と第2のジョー3を矢印方向に押し付ける。さら
に,この操作と同時に高周波電源から第1電極11と第
2電極12との間に凝固電流を流すと、生体組織Xは凝
固される。
ように,第2のジョー3に対して第1のジョー2が平行
状態を保ちながら接近し,生体組織Xを把持する直前の
状態となる。次に,図1(b)及び図2(b)に示すよ
うに,第1のハンドル6をさらに第2のハンドル7方向
に回動させと、クリックレバー23の係合凸部24が係
合凹部25に弾性的に係合し、このときのクリック感が
操作部6a,7aから操作者の手指に伝わって感覚で判
る。そこで,操作部6a,7aの操作により第1のジョ
ー2と第2のジョー3を矢印方向に押し付ける。さら
に,この操作と同時に高周波電源から第1電極11と第
2電極12との間に凝固電流を流すと、生体組織Xは凝
固される。
【0036】生体組織Xの凝固が完了した後,高周波電
源から第1電極11と第3電極13との間に切開電流を
流すとともに、図1(c)及び図2(c)に示すよう
に,第1のハンドル6をさらに第2のハンドル7方向に
回動させると、図2(d)に示すように,生体組織Xの
凝固された部位は第3電極13に接触しながら第1電極
11と第3電極13との間に切開電流が流れて切開され
る。このとき、クリックレバー23の係合凸部24が係
合凹部25から外れるため,このときのクリック感が操
作部6a,7aから操作者の手指に伝わって感覚で判
り、第1電極11と第3電極13とが整列し,切開が完
了したことが判る。
源から第1電極11と第3電極13との間に切開電流を
流すとともに、図1(c)及び図2(c)に示すよう
に,第1のハンドル6をさらに第2のハンドル7方向に
回動させると、図2(d)に示すように,生体組織Xの
凝固された部位は第3電極13に接触しながら第1電極
11と第3電極13との間に切開電流が流れて切開され
る。このとき、クリックレバー23の係合凸部24が係
合凹部25から外れるため,このときのクリック感が操
作部6a,7aから操作者の手指に伝わって感覚で判
り、第1電極11と第3電極13とが整列し,切開が完
了したことが判る。
【0037】本実施形態によれば,次のように効果が得
られる。
られる。
【0038】a.切開を機械的なせん断で行うのではな
く、切開電流によって切開するため,凝固前に切開する
虞はなく、また刃物を使用しないため、耐久性がある。
く、切開電流によって切開するため,凝固前に切開する
虞はなく、また刃物を使用しないため、耐久性がある。
【0039】b.第1電極を第3電極に接近させながら
切開電流を流すことにより,アーク放電が連続して発生
するため,切開が容易である。
切開電流を流すことにより,アーク放電が連続して発生
するため,切開が容易である。
【0040】c.クリックレバーのクリック感によって
第1電極と第3電極が整列したことが判り使い勝手がよ
い。
第1電極と第3電極が整列したことが判り使い勝手がよ
い。
【0041】d.第1のジョーと第2のジョーとが平行
に閉じるため,生体組織への電極の接触状態が常に一定
となり,凝固が安定する。
に閉じるため,生体組織への電極の接触状態が常に一定
となり,凝固が安定する。
【0042】前記実施の形態によれば,次のような構成
が得られる。
が得られる。
【0043】(付記1)互いに開閉する第1、第2のジ
ョーを有し,第1のジョーに第1電極を有し、第2のジ
ョーに第2,第3電極を有し,各々が互いに絶縁されて
いるバイポーラ凝固切開処置具において、前記第1のジ
ョーと第2のジョーが互いに閉じるにつれて,第1電極
は第2電極,第3電極の順に各々と接近するようにジョ
ーの開閉方向と略平行に第2電極,第3電極を配置した
ことを特徴とするバイポーラ凝固切開処置具。
ョーを有し,第1のジョーに第1電極を有し、第2のジ
ョーに第2,第3電極を有し,各々が互いに絶縁されて
いるバイポーラ凝固切開処置具において、前記第1のジ
ョーと第2のジョーが互いに閉じるにつれて,第1電極
は第2電極,第3電極の順に各々と接近するようにジョ
ーの開閉方向と略平行に第2電極,第3電極を配置した
ことを特徴とするバイポーラ凝固切開処置具。
【0044】(付記2)前記第1と第2のジョーの間に
組織を挟み,第1電極と第2電極が接近したとき,組織
を凝固し,第1電極と第3電極が接近したとき,組織を
切開することを特徴とする付記1記載のバイポーラ凝固
切開処置具。
組織を挟み,第1電極と第2電極が接近したとき,組織
を凝固し,第1電極と第3電極が接近したとき,組織を
切開することを特徴とする付記1記載のバイポーラ凝固
切開処置具。
【0045】(付記3)前記第1のジョーが第2のジョ
ーに対して少なくとも2本のリンクによって接続され,
互いに平行状態を保った状態で開閉することを特徴とす
る付記1記載のバイポーラ凝固切開処置具。
ーに対して少なくとも2本のリンクによって接続され,
互いに平行状態を保った状態で開閉することを特徴とす
る付記1記載のバイポーラ凝固切開処置具。
【0046】図5は第2の実施形態を示し,(a)はバ
イポーラ凝固処置具の全体の側面図,(b)はE−E線
に沿う断面図,(c)はF−F線に沿う断面図である。
イポーラ凝固処置具の全体の側面図,(b)はE−E線
に沿う断面図,(c)はF−F線に沿う断面図である。
【0047】図5(a)に示すように、バイポーラ凝固
切開処置具31には生体組織Xを把持、凝固するための
互いに開閉自在な第1のジョー32と第2のジョー33
が設けられている。そして、第1のジョー32の遠位端
は絶縁層32bによって絶縁されているとともに,前後
方向に長い溝部32aが形成され、近位端には第1のハ
ンドル34が一体に設けられている。第2のジョー33
の遠位端には溝部32aに対向する平板状の絶縁体33
aが設けられ,近位端には第2のハンドル35が一体に
設けられている。
切開処置具31には生体組織Xを把持、凝固するための
互いに開閉自在な第1のジョー32と第2のジョー33
が設けられている。そして、第1のジョー32の遠位端
は絶縁層32bによって絶縁されているとともに,前後
方向に長い溝部32aが形成され、近位端には第1のハ
ンドル34が一体に設けられている。第2のジョー33
の遠位端には溝部32aに対向する平板状の絶縁体33
aが設けられ,近位端には第2のハンドル35が一体に
設けられている。
【0048】図5(c)に示すように、第1のハンドル
34には二股部36が設けられ,この二股部36には両
側面に絶縁板37を有する第2のハンドル35の一部及
び第1のレバー38が介装されている。そして、第1と
第2のハンドル34,35及び第1のレバー38は二股
部36で枢支ピン39によって回動自在に枢支されてい
る。
34には二股部36が設けられ,この二股部36には両
側面に絶縁板37を有する第2のハンドル35の一部及
び第1のレバー38が介装されている。そして、第1と
第2のハンドル34,35及び第1のレバー38は二股
部36で枢支ピン39によって回動自在に枢支されてい
る。
【0049】第1のレバー38の近位端には指掛け部4
0が設けられ,遠位端は第2の枢支ピン41を介して第
2のレバー42の基端部が回動自在に枢支されている。
この第2の枢支ピン41には第2のレバー42を矢印方
向に付勢する付勢ばね41aが設けられている。さら
に、第2のレバー42は平行に離間する2枚のレバー部
材42aからなり,この2枚のレバー部材42aの先端
部は第1のジョー32の溝部32aに介装されている。
0が設けられ,遠位端は第2の枢支ピン41を介して第
2のレバー42の基端部が回動自在に枢支されている。
この第2の枢支ピン41には第2のレバー42を矢印方
向に付勢する付勢ばね41aが設けられている。さら
に、第2のレバー42は平行に離間する2枚のレバー部
材42aからなり,この2枚のレバー部材42aの先端
部は第1のジョー32の溝部32aに介装されている。
【0050】さらに、第1のジョー32の溝部32aに
介装されたレバー部材42a間にはローラ形状の第1電
極43が設けられ,この第1電極43は枢支軸44によ
ってレバー部材42aに回転自在に支持されている。枢
支軸44の両端部はレバー部材42aより外側に突出し
ており、この突出部は第1のジョー32に前後方向に亘
って設けられてスライド溝45に係合している。従っ
て,第1のレバー38の回動によって第2のレバー42
を介して第1電極43が回転しながらスライド溝45に
沿って前後方向に移動するようになっている。
介装されたレバー部材42a間にはローラ形状の第1電
極43が設けられ,この第1電極43は枢支軸44によ
ってレバー部材42aに回転自在に支持されている。枢
支軸44の両端部はレバー部材42aより外側に突出し
ており、この突出部は第1のジョー32に前後方向に亘
って設けられてスライド溝45に係合している。従っ
て,第1のレバー38の回動によって第2のレバー42
を介して第1電極43が回転しながらスライド溝45に
沿って前後方向に移動するようになっている。
【0051】第1電極に対向する第2のジョー33の絶
縁体33aの両側には前後方向に亘って第2電極46が
設けられ,この第2電極46は鋸歯状の歯47が形成さ
れている。
縁体33aの両側には前後方向に亘って第2電極46が
設けられ,この第2電極46は鋸歯状の歯47が形成さ
れている。
【0052】また、第1のハンドル34及び第2のハン
ドル35には操作者が手指を掛ける操作部34a,35
aが一体に設けられている。操作部34aには第1のコ
ネクタ48が設けられ,操作部35aには第2のコネク
タ49が設けられている。これらコネクタ48,49は
ケーブル50を介して高周波電源(図示しない)に接続
されている。
ドル35には操作者が手指を掛ける操作部34a,35
aが一体に設けられている。操作部34aには第1のコ
ネクタ48が設けられ,操作部35aには第2のコネク
タ49が設けられている。これらコネクタ48,49は
ケーブル50を介して高周波電源(図示しない)に接続
されている。
【0053】第1のコネクタ48は、操作部34a,第
1のハンドル34,第1のジョー32及び枢支軸44を
介して第1電極43に電気的に接続されている。第2の
コネクタ49は、操作部35a,第2のハンドル35及
び第2のジョー33を介して第2電極46に電気的に接
続されている。
1のハンドル34,第1のジョー32及び枢支軸44を
介して第1電極43に電気的に接続されている。第2の
コネクタ49は、操作部35a,第2のハンドル35及
び第2のジョー33を介して第2電極46に電気的に接
続されている。
【0054】次に、第2の実施形態の作用について説明
する。
する。
【0055】前述のように構成されたバイポーラ凝固切
開処置具31によれば、生体組織Xの凝固部位に第1の
ジョー32と第2のジョー33を位置決めし,第1のハ
ンドル34と第2のハンドル35の操作部34a,35
aに手指を掛け、第1のハンドル34を第2のハンドル
35方向に回動させると,第1のジョー32と第2のジ
ョー33が閉じて生体組織Xを把持する。
開処置具31によれば、生体組織Xの凝固部位に第1の
ジョー32と第2のジョー33を位置決めし,第1のハ
ンドル34と第2のハンドル35の操作部34a,35
aに手指を掛け、第1のハンドル34を第2のハンドル
35方向に回動させると,第1のジョー32と第2のジ
ョー33が閉じて生体組織Xを把持する。
【0056】次に,高周波電源から第1電極43と第2
電極46との間に凝固電流を流すとともに、第1のレバ
ー38の指掛け部40に手指を掛けて矢印方向に回動す
ると,第1のレバー38を介して第2のレバー42が前
進し,第2のレバー42の前進に伴って第1電極43が
スライド溝45に沿って回転しながら前進する。従っ
て,生体組織Xを長い範囲に亘って凝固させることがで
きる。このとき、第2電極46には歯47が設けられ,
生体組織Xと掛止しているため、第2のジョー33が生
体組織Xに対して滑ることはなく,目的部位を確実に凝
固できる。
電極46との間に凝固電流を流すとともに、第1のレバ
ー38の指掛け部40に手指を掛けて矢印方向に回動す
ると,第1のレバー38を介して第2のレバー42が前
進し,第2のレバー42の前進に伴って第1電極43が
スライド溝45に沿って回転しながら前進する。従っ
て,生体組織Xを長い範囲に亘って凝固させることがで
きる。このとき、第2電極46には歯47が設けられ,
生体組織Xと掛止しているため、第2のジョー33が生
体組織Xに対して滑ることはなく,目的部位を確実に凝
固できる。
【0057】図6及び図7は第3の実施形態を示し,第
2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を
省略する。図6は図5のF−F線に相当する断面図,図
7(a)(b)は図5のE‐E線に相当する断面図であ
る。
2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を
省略する。図6は図5のF−F線に相当する断面図,図
7(a)(b)は図5のE‐E線に相当する断面図であ
る。
【0058】図6に示すように,第1のハンドル34と
第1のレバー38との間には絶縁板51が設けられ,第
1のレバー38は電気的に絶縁されている。図7に示す
ように,第1電極43は左右に2分割され,分割された
両者間には両側面に絶縁板52を有する第3電極53が
設けられている。第3電極53は第1電極43の外周面
より突出するように大径の円板状で,外周部に鋭利な尖
端部53aを有している。さらに、枢支軸44の外周面
はスライド溝45及び第3電極53との接触部を除いて
絶縁部材54aによって覆われている。そして、第1電
極43は第1のレバー38を介して通電され,第3電極
53は第1のハンドル34から通電されるようになって
いる。
第1のレバー38との間には絶縁板51が設けられ,第
1のレバー38は電気的に絶縁されている。図7に示す
ように,第1電極43は左右に2分割され,分割された
両者間には両側面に絶縁板52を有する第3電極53が
設けられている。第3電極53は第1電極43の外周面
より突出するように大径の円板状で,外周部に鋭利な尖
端部53aを有している。さらに、枢支軸44の外周面
はスライド溝45及び第3電極53との接触部を除いて
絶縁部材54aによって覆われている。そして、第1電
極43は第1のレバー38を介して通電され,第3電極
53は第1のハンドル34から通電されるようになって
いる。
【0059】次に,第3の実施形態の作用について説明
する。
する。
【0060】高周波電源から第1電極43と第2電極4
6との間に凝固電流を流すとともに、第1電極43をス
ライド溝45に沿って回転しながら前進させて生体組織
Xを長い範囲に亘って凝固させることは第2の実施形態
と同じである。
6との間に凝固電流を流すとともに、第1電極43をス
ライド溝45に沿って回転しながら前進させて生体組織
Xを長い範囲に亘って凝固させることは第2の実施形態
と同じである。
【0061】次に,第1のレバー38の指掛け部40に
手指を掛けて回動して第1電極43をスライド溝45に
沿って回転しながら前進させるとともに、第2電極46
と回転する第3電極53との間に切開電流を流すと,凝
固された生体組織Xは切開される。従って,本実施形態
によれば,生体組織Xを凝固させた後,凝固部位を切開
することができる。
手指を掛けて回動して第1電極43をスライド溝45に
沿って回転しながら前進させるとともに、第2電極46
と回転する第3電極53との間に切開電流を流すと,凝
固された生体組織Xは切開される。従って,本実施形態
によれば,生体組織Xを凝固させた後,凝固部位を切開
することができる。
【0062】図8は第4の実施形態を示し,第2の実施
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。図8(a)は図5のF−F線に相当する断面図,図
8(b)は図8(a)の側面図である。
形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。図8(a)は図5のF−F線に相当する断面図,図
8(b)は図8(a)の側面図である。
【0063】図8に示すように,第2のレバー42の第
2の枢支ピン41と第1電極43との間には枢支軸54
が架設され,この枢支軸54にはナイフ刃55の基端部
が回動自在に枢支されている。ナイフ刃55の自由端部
には刃部56が設けられ,この刃部56は第2のジョー
33の絶縁体33aに設けられたナイフ溝57にスライ
ド自在に係合している。さらに、枢支軸54には付勢ば
ね58が設けられ,ナイフ刃55の刃部56をナイフ溝
57の底部に向かって押し付けるように付勢している。
2の枢支ピン41と第1電極43との間には枢支軸54
が架設され,この枢支軸54にはナイフ刃55の基端部
が回動自在に枢支されている。ナイフ刃55の自由端部
には刃部56が設けられ,この刃部56は第2のジョー
33の絶縁体33aに設けられたナイフ溝57にスライ
ド自在に係合している。さらに、枢支軸54には付勢ば
ね58が設けられ,ナイフ刃55の刃部56をナイフ溝
57の底部に向かって押し付けるように付勢している。
【0064】次に,第4の実施形態の作用について説明
する。
する。
【0065】高周波電源から第1電極43と第2電極4
6との間に凝固電流を流すとともに、第1電極43をス
ライド溝45に沿って回転しながら前進させて生体組織
Xを長い範囲に亘って凝固させることは第2の実施形態
と同じである。
6との間に凝固電流を流すとともに、第1電極43をス
ライド溝45に沿って回転しながら前進させて生体組織
Xを長い範囲に亘って凝固させることは第2の実施形態
と同じである。
【0066】本実施形態は,第2のレバー42にナイフ
刃55が設けられているため,第1電極43の前進に追
従してナイフ刃55がナイフ溝57にガイドされながら
前進するため,凝固された生体組織Xはナイフ刃55の
刃部56によって切開される。従って,本実施形態によ
れば,生体組織Xを凝固させた後,凝固部位を切開する
ことができる。
刃55が設けられているため,第1電極43の前進に追
従してナイフ刃55がナイフ溝57にガイドされながら
前進するため,凝固された生体組織Xはナイフ刃55の
刃部56によって切開される。従って,本実施形態によ
れば,生体組織Xを凝固させた後,凝固部位を切開する
ことができる。
【0067】前記実施の形態によれば,次のような構成
が得られる。
が得られる。
【0068】(付記4)互いに開閉する第1、第2のジ
ョーを有し,第1のジョーに第1電極を有し、第2のジ
ョーには第1電極と絶縁された第2電極を有したバイポ
ーラ凝固切開処置具において、前記第1電極が操作手段
によってジョーの長手方向に進退可能であることを特徴
とするバイポーラ凝固切開処置具。
ョーを有し,第1のジョーに第1電極を有し、第2のジ
ョーには第1電極と絶縁された第2電極を有したバイポ
ーラ凝固切開処置具において、前記第1電極が操作手段
によってジョーの長手方向に進退可能であることを特徴
とするバイポーラ凝固切開処置具。
【0069】(付記5)前記第1電極は回転自在に軸支
されたローラ状電極であることを特徴とする付記4記載
のバイポーラ凝固切開処置具。
されたローラ状電極であることを特徴とする付記4記載
のバイポーラ凝固切開処置具。
【0070】(付記6)前記第2のジョーには組織の移
動を防止する組織逃げ防止手段が設けられていることを
特徴とする付記4記載のバイポーラ凝固切開処置具。
動を防止する組織逃げ防止手段が設けられていることを
特徴とする付記4記載のバイポーラ凝固切開処置具。
【0071】(付記7)前記組織逃げ防止手段は,歯手
段であることを特徴とする付記6記載のバイポーラ凝固
切開処置具。
段であることを特徴とする付記6記載のバイポーラ凝固
切開処置具。
【0072】(付記8)前記第1のジョーには第1電極
とともに移動する切開手段を有することを特徴とする付
記4記載のバイポーラ凝固切開処置具。
とともに移動する切開手段を有することを特徴とする付
記4記載のバイポーラ凝固切開処置具。
【0073】(付記9)前記切開手段は、第1電極に近
接して設けられたナイフ刃であることを特徴とする付記
4記載のバイポーラ凝固切開処置具。
接して設けられたナイフ刃であることを特徴とする付記
4記載のバイポーラ凝固切開処置具。
【0074】図9及び図10は第5の実施形態を示し,
第2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明
を省略する。
第2の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明
を省略する。
【0075】図9(a)は近位端側の第1電極が下方に
位置している状態のバイポーラ凝固切開処置具の側面
図,図9(b)は近位端側と遠位端側の第1電極が下方
に位置している状態のバイポーラ凝固切開処置具の側面
図,図9(c)は遠位端側の第1電極が下方に位置して
いる状態のバイポーラ凝固切開処置具の側面図,図10
(a)は図9のG−G線に沿う断面図,図10(b)は
図9のH−H線に沿う断面図,図10(c)は図9のJ
−J線に沿う断面図である。
位置している状態のバイポーラ凝固切開処置具の側面
図,図9(b)は近位端側と遠位端側の第1電極が下方
に位置している状態のバイポーラ凝固切開処置具の側面
図,図9(c)は遠位端側の第1電極が下方に位置して
いる状態のバイポーラ凝固切開処置具の側面図,図10
(a)は図9のG−G線に沿う断面図,図10(b)は
図9のH−H線に沿う断面図,図10(c)は図9のJ
−J線に沿う断面図である。
【0076】図9及び第10に示すように,第1のジョ
ー32の遠位端には前後方向に亘って長孔60が設けら
れ,この長孔60を挟んで両側部には支持部材61が設
けられている。この支持部材61の外側は絶縁層62に
よって被覆されており,内側の下側には支持溝63が、
上側にはスライド溝64が互いに対向して設けられてい
る。
ー32の遠位端には前後方向に亘って長孔60が設けら
れ,この長孔60を挟んで両側部には支持部材61が設
けられている。この支持部材61の外側は絶縁層62に
よって被覆されており,内側の下側には支持溝63が、
上側にはスライド溝64が互いに対向して設けられてい
る。
【0077】前記長孔60の遠位端側及び近位端側には
第1電極65a,65bがそれぞれ独立して設けられ,
この第1電極65a,65bの両側部に突設された支持
片66が支持溝63に支持されている。支持溝63には
第1電極65a,65bを上方へ付勢する付勢手段とし
てゴムばねまたは板ばね等の弾性部材67が設けられて
いる。
第1電極65a,65bがそれぞれ独立して設けられ,
この第1電極65a,65bの両側部に突設された支持
片66が支持溝63に支持されている。支持溝63には
第1電極65a,65bを上方へ付勢する付勢手段とし
てゴムばねまたは板ばね等の弾性部材67が設けられて
いる。
【0078】長孔60の上部には第1電極65a,65
bの一方または両方を下方に押圧する押圧部材68がス
ライド溝64に係合して前後方向にスライド自在に設け
られている。この押圧部材68は、下面に押圧面68a
を有し,進退方向の両端面に傾斜面68bを有してい
る。そして、この押圧部材68は第2のレバー42の先
端部に枢支ピン69を介して連結されており,第1のレ
バー38の操作によって前後方向にスライドするように
なっている。
bの一方または両方を下方に押圧する押圧部材68がス
ライド溝64に係合して前後方向にスライド自在に設け
られている。この押圧部材68は、下面に押圧面68a
を有し,進退方向の両端面に傾斜面68bを有してい
る。そして、この押圧部材68は第2のレバー42の先
端部に枢支ピン69を介して連結されており,第1のレ
バー38の操作によって前後方向にスライドするように
なっている。
【0079】前述のように構成されたバイポーラ凝固切
開処置具31によれば、生体組織Xの凝固部位に第1の
ジョー32と第2のジョー33を位置決めし,第1のハ
ンドル34と第2のハンドル35の操作部34a,35
aに手指を掛け、第1のハンドル34を第2のハンドル
35方向に回動させると,第1のジョー32と第2のジ
ョー33が閉じて生体組織Xを把持する。
開処置具31によれば、生体組織Xの凝固部位に第1の
ジョー32と第2のジョー33を位置決めし,第1のハ
ンドル34と第2のハンドル35の操作部34a,35
aに手指を掛け、第1のハンドル34を第2のハンドル
35方向に回動させると,第1のジョー32と第2のジ
ョー33が閉じて生体組織Xを把持する。
【0080】次に,高周波電源から第1電極65a,6
5bと第2電極46との間に凝固電流を流すとともに、
第1のレバー38の指掛け部40に手指を掛けて矢印方
向に回動すると,第1のレバー38を介して第2のレバ
ー42が前進し,第2のレバー42の前進に伴って押圧
部材68がスライド溝64に沿って前進する。
5bと第2電極46との間に凝固電流を流すとともに、
第1のレバー38の指掛け部40に手指を掛けて矢印方
向に回動すると,第1のレバー38を介して第2のレバ
ー42が前進し,第2のレバー42の前進に伴って押圧
部材68がスライド溝64に沿って前進する。
【0081】従って,図9(a)に示すように,押圧部
材68によって近位端側の第1電極65bが下方に押圧
され,第1電極65bと第2電極46との間で生体組織
Xを把持した状態で凝固させることができる。
材68によって近位端側の第1電極65bが下方に押圧
され,第1電極65bと第2電極46との間で生体組織
Xを把持した状態で凝固させることができる。
【0082】第1のレバー38をさらに回動すると,図
9(b)に示すように,押圧部材68によって近位端側
と遠位端側の第1電極65a,65bの両方が下方に押
圧され,第1電極65a,65bと第2電極46との間
で生体組織Xを把持した状態で凝固させることができ
る。
9(b)に示すように,押圧部材68によって近位端側
と遠位端側の第1電極65a,65bの両方が下方に押
圧され,第1電極65a,65bと第2電極46との間
で生体組織Xを把持した状態で凝固させることができ
る。
【0083】第1のレバー38をさらに回動すると,図
9(c)に示すように,押圧部材68によって遠位端側
の第1電極65aが下方に押圧され,近位端側の第1電
極65bは弾性部材67によって上方に押し上げられ,
第1電極65aと第2電極46との間で生体組織Xを把
持した状態で凝固させることができる。従って,生体組
織Xの長い範囲に亘って凝固させることができる。
9(c)に示すように,押圧部材68によって遠位端側
の第1電極65aが下方に押圧され,近位端側の第1電
極65bは弾性部材67によって上方に押し上げられ,
第1電極65aと第2電極46との間で生体組織Xを把
持した状態で凝固させることができる。従って,生体組
織Xの長い範囲に亘って凝固させることができる。
【0084】前記実施の形態によれば,次のような構成
が得られる。
が得られる。
【0085】(付記10)互いに開閉する第1、第2の
ジョーを有し,第1のジョーに第1電極を有し、第2の
ジョーには第1電極と絶縁された第2電極を有したバイ
ポーラ凝固切開処置具において、前記第1電極は長手方
向に複数に分割され,独立して上下方向に選択的に移動
可能で,かつ電気的には互いに接続された複数の電極か
らなることを特徴とするバイポーラ凝固切開処置具。
ジョーを有し,第1のジョーに第1電極を有し、第2の
ジョーには第1電極と絶縁された第2電極を有したバイ
ポーラ凝固切開処置具において、前記第1電極は長手方
向に複数に分割され,独立して上下方向に選択的に移動
可能で,かつ電気的には互いに接続された複数の電極か
らなることを特徴とするバイポーラ凝固切開処置具。
【0086】(付記11)前記第1のジョーに長手方向
に進退する押圧手段が設けられ,押圧手段が遠位方向に
移動するとき,第1電極の上面を押し下げることを特徴
とする付記10記載のバイポーラ凝固切開処置具。
に進退する押圧手段が設けられ,押圧手段が遠位方向に
移動するとき,第1電極の上面を押し下げることを特徴
とする付記10記載のバイポーラ凝固切開処置具。
【0087】(付記12)前記押圧手段は、レバーの回
動によって進退することを特徴とする付記11記載のバ
イポーラ凝固切開処置具。
動によって進退することを特徴とする付記11記載のバ
イポーラ凝固切開処置具。
【0088】(付記13)前記押圧手段は,第1電極の
上面に係合する傾斜面と押圧面を有する押圧部材からな
ることを特徴とする付記11記載のバイポーラ凝固切開
処置具。
上面に係合する傾斜面と押圧面を有する押圧部材からな
ることを特徴とする付記11記載のバイポーラ凝固切開
処置具。
【0089】(付記14)前記第1電極は上方に弾性部
材によって付勢されていることを特徴とする付記10記
載のバイポーラ凝固切開処置具。
材によって付勢されていることを特徴とする付記10記
載のバイポーラ凝固切開処置具。
【0090】(付記15)前記弾性部材はゴム部材であ
ることを特徴とする付記14記載のバイポーラ凝固切開
処置具。
ることを特徴とする付記14記載のバイポーラ凝固切開
処置具。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、バイポーラ凝固切開処置具において、第1のジョー
と第2のジョーが互いに閉じるにつれて,第1電極は第
2電極,第3電極の順に各々と接近するようにジョーの
開閉方向と略平行に第2電極,第3電極を配置したこと
により、生体組織を確実に凝固した後,その凝固部位を
切開電流によって切開できる。従って,生体組織の切開
時に出血する虞がなく,構造的に簡単で,操作性に優れ
たバイポーラ凝固切開処置具を提供できる。
ば、バイポーラ凝固切開処置具において、第1のジョー
と第2のジョーが互いに閉じるにつれて,第1電極は第
2電極,第3電極の順に各々と接近するようにジョーの
開閉方向と略平行に第2電極,第3電極を配置したこと
により、生体組織を確実に凝固した後,その凝固部位を
切開電流によって切開できる。従って,生体組織の切開
時に出血する虞がなく,構造的に簡単で,操作性に優れ
たバイポーラ凝固切開処置具を提供できる。
【図1】この発明の第1の実施形態のバイポーラ凝固切
開処置具の全体構成を示し、(a)は組織を完全に把持
する前の側面図、(b)は凝固状態の側面図、(c)は
切開状態の側面図。
開処置具の全体構成を示し、(a)は組織を完全に把持
する前の側面図、(b)は凝固状態の側面図、(c)は
切開状態の側面図。
【図2】同実施形態を示し,(a)は図1のB‐B線に
沿う断面図,(b)は図1のC‐C線に沿う断面図,
(c)は図1のD‐D線に沿う断面図,(d)は図1の
D‐D線に沿う断面において第1のジョーがさらに閉じ
た状態の断面図。
沿う断面図,(b)は図1のC‐C線に沿う断面図,
(c)は図1のD‐D線に沿う断面図,(d)は図1の
D‐D線に沿う断面において第1のジョーがさらに閉じ
た状態の断面図。
【図3】同実施形態を示し,図1のA‐A線に沿う断面
図。
図。
【図4】同実施形態を示すクリックレバーの側面図。
【図5】この発明の第2の実施形態を示し,(a)はバ
イポーラ凝固処置具の全体の側面図,(b)はE−E線
に沿う断面図,(c)はF−F線に沿う断面図。
イポーラ凝固処置具の全体の側面図,(b)はE−E線
に沿う断面図,(c)はF−F線に沿う断面図。
【図6】この発明の第3の実施形態を示し,図5のF−
F線に相当する断面図。
F線に相当する断面図。
【図7】同実施形態を示し,(a)(b)は図5のE‐
E線に相当する断面図。
E線に相当する断面図。
【図8】この発明の第4の実施形態を示し,(a)は図
5のF−F線に相当する断面図,(b)は(a)の側面
図。
5のF−F線に相当する断面図,(b)は(a)の側面
図。
【図9】この発明の第5の実施形態を示し,(a)は近
位端側の第1電極が下方に位置している状態のバイポー
ラ凝固切開処置具の側面図,(b)は近位端側と遠位端
側の第1電極が下方に位置している状態のバイポーラ凝
固切開処置具の側面図,(c)は遠位端側の第1電極が
下方に位置している状態のバイポーラ凝固切開処置具の
側面図。
位端側の第1電極が下方に位置している状態のバイポー
ラ凝固切開処置具の側面図,(b)は近位端側と遠位端
側の第1電極が下方に位置している状態のバイポーラ凝
固切開処置具の側面図,(c)は遠位端側の第1電極が
下方に位置している状態のバイポーラ凝固切開処置具の
側面図。
【図10】同実施形態を示し,(a)は図9のG−G線
に沿う断面図,(b)は図9のH−H線に沿う断面図,
(c)は図9のJ−J線に沿う断面図。
に沿う断面図,(b)は図9のH−H線に沿う断面図,
(c)は図9のJ−J線に沿う断面図。
1…バイポーラ凝固切開処置具 2…第1のジョー 3…第2のジョー 11…第1の電極 12…第2の電極 13…第3の電極
Claims (1)
- 【請求項1】 互いに開閉する第1、第2のジョーを有
し,第1のジョーに第1電極を有し、第2のジョーに第
2,第3電極を有し,各々が互いに絶縁されているバイ
ポーラ凝固切開処置具において、 前記第1のジョーと第2のジョーが互いに閉じるにつれ
て,第1電極は第2電極,第3電極の順に各々と接近す
るようにジョーの開閉方向と略平行に第2電極,第3電
極を配置したことを特徴とするバイポーラ凝固切開処置
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27644499A JP2001095813A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | バイポーラ凝固切開処置具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27644499A JP2001095813A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | バイポーラ凝固切開処置具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001095813A true JP2001095813A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17569523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27644499A Withdrawn JP2001095813A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | バイポーラ凝固切開処置具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001095813A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007507247A (ja) * | 2003-09-29 | 2007-03-29 | エミシジョン リミテッド | 外科的切除装置 |
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JP2008272469A (ja) * | 2007-05-01 | 2008-11-13 | Tyco Healthcare Group Lp | 外科用ステープラのためのアンビル位置検出器 |
JP2009523507A (ja) * | 2006-01-18 | 2009-06-25 | チョンチン・ハイフ(エイチアイエフユー)・テクノロジー・カンパニー・リミテッド | 超音波治療用のクランプ |
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WO2014102857A1 (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-03 | テルモ株式会社 | バイポーラ電気外科装置 |
US9339327B2 (en) | 2011-06-28 | 2016-05-17 | Aesculap Ag | Electrosurgical tissue dissecting device |
KR101820517B1 (ko) | 2011-09-21 | 2018-01-22 | 주식회사 미래컴퍼니 | 수술용 인스트루먼트의 이펙터 구조 |
US9918778B2 (en) | 2006-05-02 | 2018-03-20 | Aesculap Ag | Laparoscopic radiofrequency surgical device |
-
1999
- 1999-09-29 JP JP27644499A patent/JP2001095813A/ja not_active Withdrawn
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8574229B2 (en) | 2006-05-02 | 2013-11-05 | Aesculap Ag | Surgical tool |
US9918778B2 (en) | 2006-05-02 | 2018-03-20 | Aesculap Ag | Laparoscopic radiofrequency surgical device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |