JP2001095690A - 電磁誘導加熱式ロースター - Google Patents

電磁誘導加熱式ロースター

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JP2001095690A
JP2001095690A JP31575899A JP31575899A JP2001095690A JP 2001095690 A JP2001095690 A JP 2001095690A JP 31575899 A JP31575899 A JP 31575899A JP 31575899 A JP31575899 A JP 31575899A JP 2001095690 A JP2001095690 A JP 2001095690A
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JP
Japan
Prior art keywords
electromagnetic induction
induction heating
heating type
inner case
type roaster
Prior art date
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Pending
Application number
JP31575899A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Hattori
義隆 服部
Rumiko Yanagisawa
留美子 柳澤
Yuji Araki
裕司 荒木
Noriyuki Kobayashi
紀之 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHUBU CORP KK
Chubu Corp
Joy Tec Corp
Original Assignee
CHUBU CORP KK
Chubu Corp
Joy Tec Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷却ファンからの送風を散逸することなく被冷
却物に満遍に当てることが可能な電磁誘導加熱式ロース
ターを提供する。 【解決手段】電磁誘導加熱体4の下部に送風経路Rを有
する内ケース3を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークコイル、断
熱体等への送風経路を設けた電磁誘導加熱式ロースター
に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁誘導加熱式のロースターにおいて
は、ワークコイルに通電すると加熱体は約800℃に加
熱される。したがってワークコイルは、通常約140℃
以下に保つために加熱体とワークコイルの間に断熱体を
介在し、さらに冷却ファンを用いて直接これらの被冷却
物に送風して冷却している。しかしこの方法では送風が
被冷却物に満遍に当たらず、また送風が散逸するので効
果的な冷却ができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題を解決するために冷却ファンからの送風を散
逸することなく被冷却物に満遍に当てることができる電
磁誘導加熱式ロースターを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の請求項1の電磁誘導加熱式ロースターは、
送風経路を有する内ケース内に電磁誘導加熱体を設置し
た。
【0005】本発明の請求項2の電磁誘導加熱式ロース
ターは、内ケースの空気入口に整流板を設けた。
【0006】本発明の請求項3の電磁誘導加熱式ロース
ターは、内ケースの空気出口に整流板を設けた。
【0007】本発明の請求項4の電磁誘導加熱式ロース
ターは、空気入口の整流板と空気出口の整流板に、それ
ぞれ角度可変手段を設けた。
【発明の実施の形態】次に本発明の電磁誘導加熱式ロー
スターの実施例を頭1乃至図4の図面に基づいて説明す
る。Tはテーブルでその中央開口H内に有底角筒状の外
ケース1を設置する。その上端にはフランジ部11を有
する。このフランジ部11をテーブルの開口縁に係止し
てテーブルTに外ケース1を設置する。なお外ケース1
の下部には排煙口16を設けて排気手段(図示省略)に
連通することもできる。
【0008】外ケース1には、その外壁12の適所に送
風口13を開口して冷却ファンFを取付ける。本実施例
では対向する外壁12にそれぞれ冷却ファンFを取付け
た。また他の外壁12には排気口14を設ける。この排
気口14は本実施例では一個所としたが必要に応じて複
数設ける。
【0009】さらに外ケース1の下方適所に上面に適正
大きさの開口22を有する偏平直方体状のオイルパン2
を設置する。このオイルパン2はガイド2aに沿って引
き出し状に出し入れ自在とし、その出入側部に取っ手
(図示省略)を設ける。また外ケース1の外壁12に
は、このオイルパン2の出入口15を設ける。
【0010】3は有底円筒状の内ケースである。内ケー
ス3の外壁31の上端に鍔部32を有する。鍔部32は
複数の透孔32aを穿設する。また外壁31には前記外
ケース1の送風口13に連通する空気入口33を設け
る。底部35は段部36を形成してさらに下方に縮径し
て縮径部37を設ける。縮径部37の外壁31に外ケー
ス1の排気口14に連通する空気出口34を設ける。空
気出口34の端部には複数の透孔34aを有するフラン
ジ部34fを形成する。
【0011】なお、前記空気入口33及び空気出口34
にはそれぞれの断面内形状とほぼ同形状及び同大の整流
板P1、整流板P2をそれぞれ水平軸に対し適正角度に
傾斜して取付ける。それぞれの整流板P1、P2には角
度可変手段を講じることもできる。その一例を図4に示
す。整流板P1、P2の水平軸心にそれぞれ回転軸J
1、J2を取付ける。回転軸J1、J2の両端にそれぞ
れ雄ネジ部C1、C2を形成して空気入口33、空気出
口34の側壁より外側に突出する。整流板P1、P2は
角度調整後、各雄ネジ部C1、C2にナットNをねじ込
んでそれぞれの側壁に固定する。
【0012】4は電磁誘導加熱体で、内側より外側に向
かって加熱体5、断熱体6と、この断熱体6の外壁に沿
って配設したワークコイル7より構成される。
【0013】加熱体5は薄鋼板を用いて漏斗状に形成す
る。その外縁は、上部に折り曲げ、さらにその端部を下
方に折り曲げて上側鍔部51を形成する。また中央筒部
52の下端を水平に折り曲げて下側鍔部53を形成す
る。
【0014】断熱体6はセラミック製で加熱体5と同様
の漏斗状に形成する。その外縁には鍔部61を設けると
ともに、複数の透孔61aを穿設する。中央部には筒部
62を有する。
【0015】ワークコイル7は、断熱体6の外壁に沿っ
て配設され下部をシリコンゴムSにより被覆して絶縁す
る。
【0016】前記内ケース3は、縮径部37の底部35
を前記オイルパン2の上面に載置し、かつ空気入口3
3、空気出口34の各フランジ部33f、34fに設け
た透孔33a、34aと外ケース1の送風口13、排気
口14の外周に設けた通孔に止めネジを挿通し、ナット
を螺合して連結する。さらに環状部38の中央孔39に
断熱体6の中央筒部62を嵌合する。
【0017】内ケース3の段部36上には前記加熱体5
及び断熱体6と同様の漏斗状を呈するアルミ製放熱体8
を設置する。放熱体8の下部には冷却リブ81を形成す
る。放熱体8の上面には全周をシリコンゴムSで絶縁し
たフェライト9を接着する。フェライト9上に前記ワー
クコイル7を設置する。内ケース3の鍔部32上に断熱
体6の鍔部61を載せて止めネジにより連結する。
【0018】断熱体6上には前記加熱体5を載置する。
加熱体5と断熱体6間には加熱体5の上側鍔部51と下
側鍔部53により適正間隔をおいて空間部G1が形成さ
れる。金網MまたはロストルDの外縁を加熱体5の上側
鍔部51内に当接して載置し、この上で焙焼料理を行な
う。
【0019】次に本発明の電磁誘導加熱式ロースターの
作用、効果について説明する。メインスイッチ(図示省
略)をONしてワークコイル7に通電すると数分にて加
熱体5が赤熱して約800℃に到る。赤熱化した加熱体
5により加熱体5上面の空気は加熱されて上昇するとと
もに加熱体5からの輻射熱と近赤外線、中赤外線、遠赤
外線により食材を焼き上げる。
【0020】メインスイッチON時には冷却ファンFも
同時に作動して送風を開始する。図2、図3に示すよう
に冷却ファンFからの送風は整流板P1により断熱体6
とワークコイル7間の空間部G2を経由する送風Aと放
熱体8の下部に向かう送風Bとに分けられる。この際そ
れぞれの送風A、Bの風量は整流板P1の傾斜角度によ
り調節する。そして各被冷却物を経た送風A、Bは、内
ケース3の縮径部37内で合流して空気出口34を経て
外ケース1の排気口14より排出される。また空気出口
34に整流板P2を設ければ前記空気入口の整流板P1
同様に排気量を調節することができる。
【0021】放熱体8はアルミ製であるので熱伝導率が
高く、さらにその下部に冷却リブを設けて放熱面積を大
としたのでワークコイル7からの伝導熱を放熱してワー
クコイル7の過熱を防止する。
【0022】フェライト9はワークコイル7からの漏れ
磁束を遮断して加熱体5以外のものからの発熱を防ぐ。
【0023】なお焙焼料理中に金網またはロストルから
垂れ落ちる食材の油分などの汁は加熱体5の傾斜上面に
落下した後、中央筒部52内壁を伝ってオイルパン2の
開口22を経て水wを適量満たしたオイルパン2内に垂
れ落ちる。日々の器具の清掃等維持管理にあたっては、
特に汚れやすい加熱体5を取り外し、またオイルパン2
を外ケース1より引き出して清掃する。
【0024】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の電磁誘導
加熱式ロースターを用いれば送風経路を有する内ケース
内に電磁誘導加熱体を配置したので冷却ファンからの送
風を散逸することなく各被冷却物に当てることができ冷
却効果を高めることができる。また空気入口または空気
出口に整流板を設置すれば内ケース内の入口と出口の適
正空圧差が容易に調節することができるとともに被冷却
物に送風を満遍に当てることができ、冷却効果を一層向
上させる等実用上優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁誘導加熱式ロースターの要部平面
図である。
【図2】図1のA−0−A線縦断面図である。
【図3】図1において電磁誘導加熱体及び放射体を除い
た要部平面図である。
【図4】空気入口、出口の整流板の角度可変手段を示す
要部斜視図である。
【符号の説明】
1 外ケース 2 オイルパン 3 内ケース 4 電磁誘導加熱体 5 加熱体 6 断熱体 7 ワークコイル 8 放熱体 9 フェライト F 冷却ファン P1 整流板 P2 整流板 R 送風経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 裕司 三重県桑名市大字森忠463番地 株式会社 中部コーポレーション内 (72)発明者 小林 紀之 三重県桑名市大字森忠463番地 ジョイテ ック株式会社内 Fターム(参考) 3K051 AB04 AB12 AD27 4B040 AA03 AB12 AC02 AD04 CA06 CA16 CB20 CB25 JA19 NA02 NA12 NA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル(T)中央の開口(H)内に設置
    する外ケース(1)内に内ケース(3)を装着し、この
    内ケース(3)内に、電磁誘導加熱体(4)を配置して
    なる電磁誘導加熱式ロースターであって、前記電磁誘導
    加熱体(4)は内側より外側に向かって漏斗状の加熱体
    (5)、この加熱体(5)と同形状の断熱体(6)と断
    熱体(6)の外壁に沿って設けるワークコイル(7)
    を、それぞれ適正間隔をおいて配置してなり、前記内ケ
    ース(3)は有底筒状で中央に環状部(38)を立設
    し、外壁(31)に空気入口(33)と空気出口(3
    4)を設け、空気入口(33)は外ケース(1)の適所
    に設けた送風口(13)に連結するとともに外ケース
    (1)に取付けた送風ファン(F)に連絡し、空気出口
    (34)は外ケース(1)の排気口(14)にそれぞれ
    連結するとともに外壁(31)の上端鍔部(32)を前
    記断熱体(6)の鍔部(61)下部に固定し、環状部
    (38)には断熱体(6)の中央筒部(62)に嵌合し
    て断熱体(6)の下面外周と、内ケース(3)の外壁
    (31)内周、底部(35)及び環状部(38)にて送
    風経路(R)を形成した電磁誘導加熱式ロースター。
  2. 【請求項2】前記内ケース(3)の空気入口(33)に
    整流板(P1)を設置した請求項1記載の電磁誘導加熱
    式ロースター。
  3. 【請求項3】前記内ケース(3)の空気出口(34)に
    整流板(P2)を設けた請求項1及び2記載の電磁誘導
    加熱式ロースター。
  4. 【請求項4】前記空気入口(33)の整流板(P1)と
    空気出口(34)に整流板(P2)に角度可変手段を設
    けた請求項2及び3記載の電磁誘導加熱式ロースター。
JP31575899A 1999-09-29 1999-09-29 電磁誘導加熱式ロースター Pending JP2001095690A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100588164B1 (ko) 2005-01-13 2006-06-09 삼성전자주식회사 조리장치
KR200457969Y1 (ko) * 2009-03-09 2012-01-16 배병태 가열기를 구비한 회전테이블용 식탁

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