JP2001095436A - 魚釣用リールの糸長計測装置 - Google Patents

魚釣用リールの糸長計測装置

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JP2001095436A
JP2001095436A JP27734099A JP27734099A JP2001095436A JP 2001095436 A JP2001095436 A JP 2001095436A JP 27734099 A JP27734099 A JP 27734099A JP 27734099 A JP27734099 A JP 27734099A JP 2001095436 A JP2001095436 A JP 2001095436A
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Hideaki Takahashi
秀明 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は魚釣用リールの糸長計測装置に関
し、下糸使用の有無を問わず、従来に比し幅広い対応が
可能な糸長計測装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 スプール回転数を検出する検出手段と、
スプールの所定径迄の釣糸巻回時のスプール回転数を基
礎データとして複数の糸種毎に記憶し、且つ糸長計算式
を記憶する記憶手段と、当該基礎データを外部操作で選
択する設定手段と、スプール所定径迄のスプール実回転
数と設定手段で設定した基礎データを比較し下巻きの有
無を判定する判定手段と、この判定結果に基づき、設定
手段で設定した基礎データと検出手段で検出した釣糸の
総巻回時のスプール総回転数及びスプールの所定径迄の
スプール実回転数から糸長計算式を決定して、実釣時の
スプールの実回転数を基に糸長を演算する演算手段と、
糸長を表示する表示器を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚釣用リールの糸
長計測装置に係り、詳しくはスプールの回転数から釣糸
の繰出し量や巻取り量を計測する釣糸の糸長計測装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年の魚釣用リールにあっては、釣糸の
繰出し量や巻取り量を測定して、魚のいる棚に正確に仕
掛けを降ろしたり、又、投げ釣りでは仕掛けのポイント
までの飛距離を表示できるようになっている。ところ
で、実際の釣りに於て、スプールに巻回されている釣糸
を全て使用することは殆どなく、スプールの底部近傍に
巻回されている釣糸は不要な死糸となっているのが実情
である。
【0003】このため、釣人は実際に使用する釣糸(実
釣糸)と糸径の異なる下糸をスプールに下巻きした後、
実釣糸を所望の長さだけ巻くことが多い。そこで、斯か
る実情に鑑み特開平5−316906号公報には、実釣
糸と糸径の異なる下糸をスプールに下巻きした場合に対
応可能な糸長計測装置が開示されており、この糸長計測
装置は、下糸の巻回後、糸長計測の基礎となる実釣糸の
基準点からの複数の規定長までの巻取りまたは繰出しに
よるスプールの実回転数を基礎データとして入力するこ
とにより糸長計算式を決定して、糸長計測を可能とした
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上述した
ようにこの下巻き対応の糸長計測装置は、基礎データの
入力に当たって規定長の実釣糸が必要であるため、任意
長の実釣糸を使用したい場合や実釣糸の糸長が分からな
い場合(特にナイロン糸)に基礎データの入力ができ
ず、幅広い入力操作が行えないといった課題が残されて
いた。
【0005】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、下糸使用の有無を問わず、従来に比し幅広い対応が
可能な魚釣用リールの糸長計測装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、リール本体に支持されたス
プールの回転数を検出する回転数検出手段と、スプール
の所定径までの釣糸巻回時のスプール回転数を基礎デー
タとして複数の糸種毎に記憶すると共に、糸長を演算す
る糸長計算式を記憶する記憶手段と、当該記憶手段に記
憶された基礎データを外部操作により選択設定する設定
手段と、回転数検出手段で検出されたスプールの所定径
までのスプール実回転数と設定手段で選択設定された記
憶手段の基礎データとを比較して、スプールに下糸が巻
回されているか否かを判定する判定手段と、上記判定手
段の判定結果に基づき、設定手段で選択設定した基礎デ
ータと回転数検出手段で検出した釣糸の総巻回時のスプ
ール総回転数及びスプールの所定径までのスプール実回
転数から上記糸長計算式を決定して、実釣時のスプール
の実回転数に基づき糸長を演算する演算手段と、当該演
算手段で演算された糸長を表示する表示器とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】(作用)請求項1に係る糸長計測装置によ
れば、釣人が釣糸の糸種を選択して記憶手段内の糸種に
応じた基礎データを設定した後、スプールの所定径まで
釣糸を巻回すると、判定手段は、回転数検出手段で検出
されたスプールの所定径までのスプール実回転数と選択
設定された基礎データとを比較して、スプールに下糸が
巻回されているか否かを判定する。
【0008】そして、演算手段は、この判定手段の判定
結果に基づき、設定された基礎データと回転数検出手段
で検出した釣糸の総巻回時のスプール総回転数及びスプ
ールの所定径までのスプール実回転数から記憶手段内の
糸長計算式を決定して、以後、実釣時のスプールの実回
転数に基づき糸長を演算してこれを表示器に表示する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。
【0010】図1は請求項1に係る糸長計測装置を備え
た魚釣用リールの一実施形態を示し、図中、1はスプー
ル軸3を介してリール本体5の側板7,9間に回転可能
に支持されたスプール、11はハンドルで、このハンド
ル11による回転力が、側板9内に装着されたドライブ
ギヤ13やピニオンギヤ15からなる動力伝達機構17
を介してスプール軸3に伝達されて、スプール1に釣糸
19が巻き取られるようになっている。
【0011】そして、スプール1の内周には、釣糸19
の最大糸巻径(スプール1に釣糸19を100%巻きし
た場合の糸巻径)よりも小さな略半分の径に設定された
規定巻径レベル21がスプール軸3を中心として円周状
に刻設されており、リール本体5後方のサムレスト23
に周知のインプットゲージ(図示せず)を装着すると、
規定巻径レベル21まで釣糸19が巻き取られた処でス
プール1の糸巻表面25が当該インプットゲージに当接
するようになっている。
【0012】また、図中、27はリール本体5のフレー
ム29に一体的に組み付けた制御ボックスで、その上面
の操作パネル31上に、釣糸19の糸長を表示する表示
器33が設けられている。そして、上記制御ボックス2
7内に、本実施形態に係る糸長計測装置が組み込まれて
いる。
【0013】図2は糸長計測装置の詳細を示し、図中、
35は糸長演算,糸長表示及びデータの書込み制御を行
う制御手段(マイクロコンピュータ)で、当該制御手段
35は、プログラムメモリ,データメモリ及び入出力装
置を制御管理して与えられたジョブを処理すべく必要な
演算,転送処理を実行するCPU37と、演算処理プロ
グラム,糸長計算式及び後述する実釣糸として用いる糸
種毎の基礎データ等を格納したROM39と、CPU3
7での演算結果等のデータを記憶するRAM41と入,
出力インターフェース43,45とを備え、これらはバ
ス47を介してCPU37に接続されている。
【0014】そして、図1に示すように制御ボックス2
7上の操作パネル31には、リセットスイッチ49,モ
ード切換えスイッチ51及び底カラ/棚メモスイッチ5
3が装着されており、各スイッチ49,51,53は図
2の如く入力インターフェース43に接続され、そし
て、上記表示器33は出力インターフェース45に接続
されている。
【0015】また、図1及び図2に於て、55はスプー
ル1の回転数とその方向を検出する回転数検出手段で、
当該回転数検出手段55は、フレーム29に装着した一
対のリードスイッチ57,59と、これらに対向してス
プール1の一端側に装着した複数個のマグネット61と
で構成されており、CPU37は、リードスイッチ5
7,59がマグネット61によりいずれか先にON/O
FFされることで得られるスプール1の正転,逆転判定
信号を取り込むことで、内蔵のアップダウンカウンタ
(図示せず)をアップカウントまたはダウンカウント状
態にセットし、そして、リードスイッチ57,59のO
N/OFFで得られるスプール1の回転パルスをアップ
ダウンカウンタに入力して,スプール1の回転数を検出
するようになっている。
【0016】而して、既述したように実際の釣りに於
て、スプールに巻回されている釣糸を全て使用すること
は殆どなく、スプールの底部近傍に巻回されている釣糸
は不要な死糸となっているため、釣人は実釣糸と糸径の
異なる下糸をスプールに下巻きした後、実釣糸を所望の
長さだけ巻くことが多いが、特開平5−316906号
公報に開示された下巻き対応の糸長計測装置は、任意長
の実釣糸を使用したい場合や実釣糸の糸長が分からない
場合に糸長計測が行えない欠点があった。
【0017】そこで、本実施形態は、下糸使用の有無を
問わず、従来に比し幅広い対応が可能な糸長計測装置を
提供するもので、上記ROM39には、図3に示す DO:スプール1の底径 H :規定巻径レベル21までのスプール1の溝深さ がスプール形状に応じた定数として予め記憶されてい
る。
【0018】また、ROM39には上記DO,Hに加
え、糸長L1,L2を演算する2つの糸長計算式(1),(2) L1=−πHNa+π(DO+2HNe/N)Na ・・・(1) L2=π(DO+2H)Na ・・・(2) Na :実釣糸の繰出し,巻取り時のスプール1の実回転
数 Ne :スプール1の底部から実釣糸を巻いた時のスプー
ル1の総回転数 N :スプール1の底部から規定巻径レベル21まで実
釣糸を巻いた時のスプール1の回転数 NA :下巻き後に規定巻径レベル21まで実釣糸を巻い
た時のスプール1の回転数 NB :実釣糸を全て巻いた時のスプール1の総回転数 が記憶されると共に、規定巻径レベル21までの釣糸巻
回時のスプール回転数Nが、基礎データとして以下の如
く複数の糸種毎に記憶されている。
【0019】 PE5号 ; 500回転 PE6号 ; 400回転 PE8号 ; 300回転 ナイロン5号 ; 550回転 : : そして、上記リセットスイッチ49の操作で魚釣用リー
ル63の電源をONにした後、モード切換えスイッチ5
1の操作で制御手段35が入力モードに設定され、この
入力モードでリセットスイッチ49を1回押すと、「P
E5」のスプール回転数Nが基礎データとして選択さ
れ、そして、2回,3回とリセットスイッチ49を順次
操作すると、「PE6」,「PE8」・・・の糸種に応
じたスプール回転数Nが糸長計測の基礎データとして設
定されて、RAM41に格納されるようになっている。
【0020】この後、釣人がサムレスト23にインプッ
トゲージを装着して、釣糸19を規定巻径レベル21ま
で巻回した処で底カラ/棚メモスイッチ53を3秒以上
押すと、回転数検出手段55で検出された規定巻径レベ
ル21までのスプール回転数が制御手段35に入力され
るようになっているが、釣人がPE5号(本実施形態で
は、PE5号を実釣糸として使用する)と異なる下糸を
スプール1に下巻きして実釣糸を規定巻径レベル21ま
で巻回すると、そのスプール回転数NAと実釣糸をスプ
ール1の底部から規定巻径レベル21まで巻回した時の
スプール回転数Nとの間に誤差が生ずることとなる。
【0021】そこで、CPU37は両回転数NA,Nを
比較してこの誤差が所定値を超えると、下巻きが行われ
たと判定する。そして、釣人が下巻き後の実釣糸を全て
スプール1に巻回し終えてリセットスイッチ49を3秒
以上押すと、回転数検出手段55で検出されたスプール
1の総回転数NBが制御手段35に入力されるようにな
っており、制御手段35のCPU37は、斯かるスプー
ル1の総回転数NBと上述した回転数NA、そして、選択
設定したスプール1の回転数Nから、式(1)に於けるス
プール1の総回転数Neを演算する。
【0022】而して、図4に示すようにスプール1の総
回転数Neは、 Ne=N+NB−NA ・・・(3) の計算式で算出され、これにより式(1)が決定されてR
AM41に格納されるようになっている。そして、制御
手段35は、以後、回転数検出手段55で検出される実
釣時のスプール1の実回転数Naと決定された式(1)によ
って糸長L1を演算し、そして、その演算値を表示器3
3に表示させるようになっている。
【0023】一方、釣人が実釣糸と異なる下糸をスプー
ル1に下巻きして実釣糸を規定巻径レベル21まで巻回
したにも拘わらず、そのスプール回転数NAと実釣糸を
スプール1の底部から規定巻径レベル21まで巻回した
スプール回転数Nとの誤差が所定値内であるとき、制御
手段35は「下巻き無し」と判定して回転数NAを消去
し、これを回転数NとしてRAM41に記憶させる。
【0024】そして、上述したように釣人が下巻き後の
実釣糸を全てスプール1に巻回し終えてリセットスイッ
チ49を3秒以上押すと、回転数検出手段55で検出さ
れたスプール1の総回転数NBが制御手段35に入力さ
れるが、CPU37は斯かるスプール1の総回転数NB
を式(1)に於けるスプール1の総回転数Neと見なし、こ
れにより式(1)が決定されてRAM41に格納されるよ
うになっている。
【0025】而して、制御手段35は、以後、回転数検
出手段55で検出されるスプール1の実回転数Naと決
定された式(1)によって糸長L1を演算し、その演算値を
表示器33に表示させるようになっており、この「下巻
き無し」に於ける糸長計測方法は、釣人が下巻きを行わ
ずにPE5号の実釣糸をスプール1の底部から規定巻径
レベル21まで巻回した場合も同様である。
【0026】尚、本実施形態では、目安として規定巻径
レベル21まで実釣糸が巻回されると、式(2)にNa=N
Aを入力して糸長L2を算出し、これを表示器33に表示
させるようになっている。本実施形態に係る糸長計測装
置はこのように構成されており、釣人が任意長の実釣糸
を用いて釣りを行う場合について、以下、図5及び図6
のフローチャートに基づきその動作を説明する。
【0027】先ず、実釣に先立ち、釣人が下巻きを行っ
て操作パネル31上のリセットスイッチ49を操作する
と、魚釣用リール63の電源がONとなり、そして、モ
ード切換えスイッチ51を操作すると、制御手段35が
入力モードに設定される(ステップS1,2)。そし
て、この入力モードでリセットスイッチ49を1回押す
と、PE5号に応じたスプール回転数N(500回転)
が糸長計測の基礎データとして設定されて、RAM41
に格納されることとなる(ステップS3)。
【0028】そして、釣人がサムレスト23にインプッ
トゲージを装着した後(ステップS4)、PE5号の実
釣糸を規定巻径レベル21まで巻回した処で底カラ/棚
メモスイッチ53を3秒以上押すと、回転数検出手段5
5で検出された規定巻径レベル21までのスプール回転
数NAが制御手段35に入力され(ステップS5)、C
PU37は、ステップS6に於て、スプール回転数NA
と選択設定したスプール回転数Nとを比較する。
【0029】而して、釣人はPE5号の実釣糸と異なる
下糸をスプール1に下巻きしているため、スプール回転
数NAとスプール回転数Nとの間に誤差が生ずるが、両
回転数NA,Nの誤差が所定値を超えている(N−a≦
NA≦N+b、a,bは定数)とステップS6で判定さ
れると、制御手段35は「下巻き有り」としてステップ
S7に移行する。
【0030】ステップS7では、目安として規定巻径レ
ベル21まで実釣糸が巻回されたときのスプール回転数
NAをNA=Naとして式(2)から糸長L2を算出し、これ
を表示器33に表示させる。そして、釣人がインプット
ゲージをサムレスト23から取り外した後(ステップS
8)、実釣糸を全てスプール1に巻回してリセットスイ
ッチ49を3秒以上押すと、回転数検出手段55で検出
されたスプール1の総回転数NBが制御手段35に入力
される(ステップS9,10)。
【0031】すると、制御手段35のCPU37は、斯
かるスプール1の総回転数NBと上述した回転数NA、そ
して、選択設定したスプール1の回転数Nから、式(1)
に於けるスプール1の総回転数Neを式(3)から算出して
式(1)を決定する(ステップS11)。そして、制御手
段35は、以後、回転数検出手段55で検出される実釣
時のスプール1の実回転数Naと決定された式(1)により
糸長を算出して、これを表示器33に表示させることと
なる(ステップS12)。
【0032】一方、釣人が実釣糸と異なる下糸をスプー
ル1に下巻きして実釣糸を規定巻径レベル21まで巻回
したにも拘わらず、ステップS6に於て、スプール回転
数NAとスプール回転数Nとの誤差が所定値内であると
き(例えば、450≦NA≦550)、制御手段35は
「下巻き無し」と判定してスプール回転数NAを消去
し、これを回転数NとしてRAM41に記憶させて式
(2)から糸長L2を算出,表示する(ステップS13,1
4)。
【0033】そして、釣人がインプットゲージをサムレ
スト23から取り外した後(ステップS15)、実釣糸
を全てスプール1に巻回してリセットスイッチ49を3
秒以上押すと、回転数検出手段55で検出されたスプー
ル1の総回転数NBが制御手段35に入力されるが(ス
テップS16,17)、CPU37は斯かるスプール1
の総回転数NBを式(1)に於けるスプール1の総回転数N
eと見なし、これにより式(1)が決定されてRAM41に
格納される(ステップS18)。
【0034】以後、制御手段35は、回転数検出手段5
5で検出される実釣時のスプール1の実回転数Naと決
定された式(1)により糸長を算出して、これを表示器3
3に表示させることとなる(ステップS12)。そし
て、既述したようにこの「下巻き無し」に於けるステッ
プS13乃至ステップS18の糸長計測方法は、釣人が
下巻きを行わずにPE5号の実釣糸をスプール1の底部
から規定巻径レベル21まで巻回した場合も同様であ
る。
【0035】このように、本実施形態に係る糸長計測装
置は、下巻きの有無を問わず、釣糸の糸種を選択設定し
た後、スプールの所定径(規定巻径レベル21)まで釣
糸を巻回し、そして、この任意長の釣糸を最後まで巻き
取ることによって糸長計測に必要な基礎データの入力が
できるため、従来の如く基礎データの入力に当たって規
定長の釣糸が不要となり、任意長の実釣糸を使用したい
場合や実釣糸の糸長が分からない場合にも糸長計測が可
能となって、従来に比し幅広い対応が可能となった。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る糸長
計測装置によれば、下巻きの有無を問わず、釣糸の糸種
を選択設定した後、スプールの所定径まで釣糸を巻回
し、そして、この任意長の釣糸を最後まで巻き取ること
によって糸長計測に必要な基礎データの入力ができるた
め、従来の如く基礎データの入力に当たって規定長の釣
糸が不要となり、任意長の実釣糸を使用したい場合や実
釣糸の糸長が分からない場合にも糸長計測が可能となっ
て、従来に比し幅広い対応が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の一実施形態に係る糸長計測装置を装
着した魚釣用リールの平面図である。
【図2】請求項1の一実施形態に係る糸長計測装置のブ
ロック図である。
【図3】糸長計測を行うデータの説明図である。
【図4】糸長計測を行うデータの説明図である。
【図5】請求項1の一実施形態に係る糸長計測装置の動
作を示すフローチャートである。
【図6】請求項1の一実施形態に係る糸長計測装置の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 スプール 5 リール本体 19 釣糸 21 規定巻径レベル 27 制御ボックス 31 操作パネル 33 表示器 35 制御手段 55 回転数検出手段 63 魚釣用リール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に支持されたスプールの回転
    数を検出する回転数検出手段と、 スプールの所定径までの釣糸巻回時のスプール回転数を
    基礎データとして複数の糸種毎に記憶すると共に、糸長
    を演算する糸長計算式を記憶する記憶手段と、 上記記憶手段に記憶された基礎データを外部操作により
    選択設定する設定手段と、 回転数検出手段で検出されたスプールの所定径までのス
    プール実回転数と設定手段で選択設定された記憶手段の
    基礎データとを比較して、スプールに下糸が巻回されて
    いるか否かを判定する判定手段と、 上記判定手段の判定結果に基づき、設定手段で選択設定
    した基礎データと回転数検出手段で検出した釣糸の総巻
    回時のスプール総回転数及びスプールの所定径までのス
    プール実回転数から上記糸長計算式を決定して、実釣時
    のスプールの実回転数に基づき糸長を演算する演算手段
    と、 上記演算手段で演算された糸長を表示する表示器と、 を備えたことを特徴とする魚釣用リールの糸長計測装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143475A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143475A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Daiwa Seiko Inc 魚釣用リール

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