JP2001095361A - 脱穀機の選別装置 - Google Patents

脱穀機の選別装置

Info

Publication number
JP2001095361A
JP2001095361A JP27692099A JP27692099A JP2001095361A JP 2001095361 A JP2001095361 A JP 2001095361A JP 27692099 A JP27692099 A JP 27692099A JP 27692099 A JP27692099 A JP 27692099A JP 2001095361 A JP2001095361 A JP 2001095361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sorting
wind
unit
fine
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27692099A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Nakaya
正美 仲谷
Shinji Kotani
真司 小谷
Hajime Matsushita
肇 松下
Susumu Onishi
大西  進
Tetsuji Nagata
永田  哲治
Masayuki Horiuchi
真幸 堀内
Shinya Miyaki
信哉 宮木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP27692099A priority Critical patent/JP2001095361A/ja
Publication of JP2001095361A publication Critical patent/JP2001095361A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺動選別装置の粗選別部と精選別部とに各別
に選別風を供給する唐箕を備える脱穀機の選別装置を、
選別処理するべき処理物が多くても少なくても、3番ロ
スを抑制しながら精度よく能率よく選別処理できる状態
に得る。 【解決手段】 揺動選別装置10の粗選別部に選別風を
供給する第2唐箕22の送風口に、第2唐箕22が供給
する選別風の風量を変更するダンパー51を揺動操作自
在に設けてある。第1唐箕21の駆動軸に変速プーリ2
7を設け、第1唐箕21の駆動速度を変更することによ
り、第1唐箕21が揺動選別装置10の精選別部に供給
する選別風の風量を変更するようにしてある。変速プー
リ27と、ダンパー51とを、共に風量増加側に作動し
たり、共に風量減少側に作動するように連動させて操作
されるように構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀処理物を選別
処理する揺動選別装置の精選別部に選別風を供給する第
1唐箕と、前記揺動選別装置の粗選別部に選別風を供給
する第2唐箕とを備えている脱穀機の選別装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記選別装置は、揺動選別装置の精選別
部には第1唐箕によって精選別風が供給され、粗選別部
には第2唐箕によって粗選別風が供給されることによ
り、選別処理するべき処理物が多くても精度よくかつ能
率よく選別処理できるものである。この種の選別装置に
おいて、従来、処理物量が変化すると、精選別部での選
別風の風量を処理物量に応じたものに調節できるものが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、選別処理するべ
き処理物が少ない場合、精選別部での選別風の風量を調
節できても、粗選別部での選別風の風量が調節できなく
て粗選別風の風量が処理物量の割りには大になり、穀粒
が塵埃や選別風と共に飛散して機外に排出されやすくな
っていた。本発明の目的は、処理物が多くても少なくて
も、精度よくかつ能率よく選別処理したり穀粒損失を抑
制したりでき、しかも、その割りは構造面や制御面でも
有利に得られる脱穀機の選別装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕脱穀処理物を選別処理する揺動選
別装置の精選別部に選別風を供給する第1唐箕と、前記
揺動選別装置の粗選別部に選別風を供給する第2唐箕と
を備えている脱穀機の選別装置において、前記揺動選別
装置の粗選別部での選別風の風量を変更する調節部と、
前記揺動選別装置の精選別部での選別風の風量を変更す
る調節部とが共に風量減少側に作動するように、かつ、
共に風量増加側に作動するように前記両調節部を連動さ
せて操作する操作機構を備えてある。
【0006】〔作用〕処理物が多い場合、操作機構を人
為的に操作したり自動的に操作させて、精選別風と粗選
別風の両方の調節部を連動させて風量増加側に作動させ
る。すると、粗選別部での選別風の風量も、精選別部で
の選別風の風量も増加し、粗選別部においても精選別部
においても大風量の選別風によって精度よくかつ能率よ
く選別処理される。処理物が少ない場合、操作機構を人
為的に操作したり自動的に操作させて、精選別風と粗選
別風の両方の調節部を連動させて風量減少側に作動させ
る。すると、粗選別部での選別風の風量も、精選別部で
の選別風の風量も減少し、粗選別部においても精選別部
においても処理物が少ない割りには穀粒が選別風によっ
て飛散しにくい状態で選別処理される。
【0007】〔効果〕したがって、処理物が多くても、
粗選別部と精選別部のいずれにもそれ用の唐箕によって
大風量の選別風を供給して選別処理を精度よくかつ能率
よく行わせ、脱穀粒を塵埃混入がないとか少ない高品質
の状態に能率よく得られる。処理物が少ない場合には、
粗選別部と精選別部のいずれにおいても処理物量に適応
した小風量の選別風によって穀粒飛散を抑制しながら精
度よく選別処理させ、脱穀粒を塵埃混入がない状態で、
かつ、損失が少ない状態で得られる。しかも、操作機構
を操作したり操作させるだけで精選別風と粗選別風の両
方の風量調節ができ、調節のための人為操作や自動制御
を簡単に済ませられる。
【0008】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0009】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記操作機構を、前記精選別風の調節部がこれの調
節範囲のうちの最大側の一部分に位置する場合には精選
別風と粗選別風のうちの精選別風のみの調節部を単独で
操作し、前記精選別風の調節部がこれの調節範囲のうち
の前記最大側の一部分以外の範囲部分に位置する場合に
は精選別風と粗選別風の調節部を連動させて操作するよ
うに構成してある。
【0010】〔作用〕精選別風の調節部がこれの調節範
囲のうちの最大側の一部分に位置している場合、操作機
構によって精選別風の調節部を作動させても、粗選別風
の調節部は作動せず、精選別風の調節部がこれの調節範
囲のうちの前記最大側の一部分以外の範囲部分に位置し
ている場合、操作機構によって精選別風の調節部を作動
させると、これに連動して粗選別風の調節部が作動する
ものだから、精選別風の風量をこれの調節範囲の最大側
の一部分で調節する際には、精選別風の風量のみを単独
で調節でき、精選別風の風量をこれの調節範囲の他の部
分で調節する際には、精選別風の風量と、粗選別風の風
量とを連動させて調節できる。これにより、処理物の量
が変化しても、処理物が多量にある場合には、粗選別部
での選別風の風量を大に維持して精度よくかつ能率よく
粗選別処理されるようにしながら、精選別部での選別風
の風量を処理物量に応じたものに調節して穀粒飛散が生
じにくいとともに選別精度がよい状態で精選別処理させ
られる。そして、処理物が比較的少量であって処理物量
が変化した場合には、粗選別部での選別風の風量も、精
選別部での選別風の風量も処理物量に応じたものに調節
して、粗選別処理も精選別処理も穀粒飛散が生じにくい
とともに選別精度がよい状態で行わせられる。
【0011】〔効果〕処理物量が変化しても、その場合
の処理物の量によっては、粗選別部での選別風の風量を
大に維持して精度よくかつ能率よく粗選別させながら、
精選別部での選別風の風量を処理物量に応じものに調節
して穀粒飛散を抑制しながら精度よく精選別させたり、
粗選別部での選別風の風量も、精選別部での選別風の風
量も処理物量に応じものに調節して、粗選別も精選別も
穀粒飛散を抑制しながら精度よく行わせることができ、
処理物が多くても少なくても、脱穀粒を塵埃混入が少な
いとともに損失が少ない状態で得られる。
【0012】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0013】〔構成〕請求項2による発明の構成におい
て、前記精選別風の調節部の調節範囲のうちの前記最大
側の一部分の大きさを変更する範囲変更部を備えてあ
る。
【0014】〔作用〕穀稈の種類が異なって選別するべ
き処理物の性状が異なった場合など、範囲変更部によ
り、精選別風の調節部の調節範囲のうちの前記最大側の
一部分の大きさを変更する。すると、精選別部での選別
風の風量を単独で調節できる範囲や、精選別部での選別
風の風量と、粗選別部での選別風の風量とを連動させて
調節できる範囲が変化する。これにより、粗選別部及び
精選別部での選別風の風量を処理物の性状や量の変化に
応じた適切なものに調節し、処理物の性状や量の変化に
かかわらず、粗選別処理も精選別処理も穀粒飛散が生じ
にくいとともに選別精度がよい状態で行われる。
【0015】〔効果〕処理物の性状や量が変化しても、
粗選別部での選別風の風量も、精選別部での選別風の風
量も処理物の性状や量に応じた適切なものにして、粗選
別処理も精選別処理も穀粒飛散が生じにくいとともに選
別精度がよい状態で行わせ、脱穀粒を塵埃混入が少ない
と損失の少ない状態で得られる。
【0016】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0017】〔構成〕請求項1〜3のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記操作機構を、前記揺動選別
装置に供給される処理物の量が増加するに伴って自動的
に前記両調節部を風量増加側に操作し、かつ、前記揺動
選別装置に供給される処理物の量が減少するに伴って自
動的に前両調節部を風量減少側に操作するように構成し
てある。
【0018】〔作用〕揺動選別装置に供給される処理物
の量が増加すると操作機構が風量増加側に自動的に操作
され、揺動選別装置に供給される処理物の量が減少する
と操作機構が風量減少側に自動的に操作されるものだか
ら、処理物量が変化すると、粗選別部での選別風の風量
も、精選別部での選別風の風量も処理物量に応じた適切
なものに自動的に調節されて、穀粒飛散を生じにくくし
ながら精度よくかつ能率よく選別処理される。
【0019】〔効果〕処理物量が変化しても、粗選別部
での選別風も精選別での選別風も処理物量に応じた適切
な風量のものに自動的になって穀粒飛散が生じにくい状
態で精度よくかつ能率よく選別処理され、塵埃混入が少
ない脱穀粒を損失が少ない状態に得られるとともに、特
別な調節手間が不要で楽に得られる。
【0020】請求項5による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0021】〔構成〕請求項1〜4のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記操作機構を、前記精選別風
の調節部と前記粗選別風の調節部とを風量増加側に操作
するに連動させて前記揺動選別装置のチャフシーブの処
理物落下孔を開き側に操作し、かつ、前記精選別風の調
節部と前記粗選別風の調節部とを風量減少側に操作する
に連動させて前記チャフシーブの処理物落下孔を閉じ側
に操作するように構成してある。
【0022】〔作用〕操作機構を人為的に操作したり自
動的に操作させ、精選別風の調節部と粗選別風の調節部
とを風量増加側に操作すれば、これに連動してチャフシ
ーブの処理物落下孔が開き側になり、精選別風の調節部
と粗選別風の調節部とを風量減少側に操作すれば、これ
に連動してチャフシーブの処理物落下孔が閉じ側になる
ものだから、処理物が多くて粗選別部での選別風の風量
も、精選別部での選別風の風量も大にして選別処理させ
る場合には、チャフシーブの処理物落下孔が開き側にな
り、処理物がチャフシーブから迅速に落下するようにし
て精選別処理され、処理物が少なくて粗選別部での選別
風の風量も、精選別部での選別風の風量も小にして選別
処理させる場合には、チャフシーブの処理物落下孔が閉
じ側になり、塵埃がチャフシーブから落下しにくいよう
にして精選別処理される。
【0023】〔効果〕粗選別部や精選別部での選別風の
風量が処理物量に応じたものになると、チャフシーブも
それに応じた処理物落下状態に連動してなって、チャフ
シーブによる選別処理が迅速に行われたり、精度よく行
われ、チャフシーブによる選別処理の面からも、塵埃混
入の少ない脱穀粒を迅速に得たり、穀粒損失を少なくで
きる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1に示すように、脱穀フィード
チェーン1によって刈取り穀稈の穂先側を扱室2に供給
して機体前後向きの軸芯3aまわりで回動する扱胴3に
よって脱穀処理し、脱穀排ワラを前記脱穀フィードチェ
ーン1によって扱室2の排出口2aから搬出するように
脱穀部Aを構成してある。扱室2の前記排出口2aから
排出される脱穀処理物を支持体4によって受け止め支持
させながら、機体横向きの軸芯まわりで回動する処理回
転体5によってほぐし処理して、脱穀処理物から穀粒を
取り出すように再処理部Bを構成してある。扱室2の下
方から処理回転体5の下方にわたって位置している揺動
選別装置10を備える選別装置Cによって脱穀部A及び
再処理部Bからの処理物を穀粒と塵埃とに選別処理する
ように構成し、揺動選別装置10からの1番処理物を機
体の横外側に取り出すスクリューコンベアで成る1番コ
ンベア6、及び、揺動選別装置10からの2番処理物を
機体の横外側に搬送するスクリューコンベアで成る2番
コンベア7を選別装置Cの底部に設けるとともに、2番
コンベア7からの処理物を還元搬送装置8により、機体
横外側の上部に揚送して揚送終端部で機体の内部に送り
込み、扱室2と機体横側壁との間を通して前記揺動選別
装置10の始端部に供給するように構成し、もって、コ
ンバイン用の脱穀機を構成してある。尚、扱室2の後方
に位置する排ワラ搬送チェーン9は、脱穀フィードチェ
ン1によって扱室2から搬出される脱穀排ワラを脱穀フ
ィードチェーン1から受け継いで機体後方に搬出するも
のである。
【0025】前記選別装置Cには、前記揺動選別装置1
0の他に、この揺動選別装置10の前端側の下方に位置
する第1唐箕21と第2唐箕22、揺動選別装置10の
後端側の下方の前記1番コンベア6より機体後方側で前
記2番コンベア7より機体前方側に位置する2番唐箕2
3、前記処理回転体5の後側の上方に位置する排塵ファ
ン24を備えてある。
【0026】揺動選別装置10は、扱室2の前端部の下
方に位置するグレンパン11、このグレンパン11の後
方に位置するチャフシーブ12、このチャフシーブ12
の後方に位置するストローラック13、前記グレンパン
11と前記チャフシーブ12との間で揺動選別装置10
の横方向に並んでいる複数本の篩線14、前記チャフシ
ーブ12の後部の下方に位置するグレンシーブ15、チ
ャフシーブ12の前端側の下方に位置する流下ガイド1
6、グレンシーブ15の下方に位置する流下ガイド1
7、ストローラック13の下方に位置する流下ガイド1
8のそれぞれや、これらを支持するとともに前記再処理
部Bの前記支持体4を上端部で支持している選別枠体1
9によって構成してある。この選別枠体19の前端側が
脱穀機体に固定のガイドレール20aに摺動及び回動自
在に支持され、後端側がエキセン装置20bを介して脱
穀機体に駆動回動自在に支持されている。これにより、
選別枠体19は、前端側を支点にして後端側が脱穀機体
の上下及び前後方向に移動するように揺動操作され、グ
レンパン11、篩線14、チャフシーブ12、ストロー
ラック13、グレンシーブ15などを揺動操作する。
【0027】図2に明示するように、前記複数本の篩線
14それぞれは、グレンパン11の後端部の下方に前記
選別枠体19に支持されて位置する断面コ字状の屈曲板
で成る分岐板25の上面側から機体後方向きにチャフシ
ーブ12の前端側の上方に延出している。これにより、
各篩線14は、前端側がグレンパン11の後端の下方に
位置し、後端側がチャフシーブ12の前端側の上方に位
置する状態でグレンパン11とチャフシーブ12の間に
位置していて、グレンパン11の終端と篩線14との間
に落差を伴う選別風路F1を形成するとともに、グレン
パン11からの処理物をチャフシーブ12の上に落下す
る前に選別処理する。
【0028】揺動選別装置10の前端側の下方に位置す
る第1唐箕21と第2唐箕22のうちのチャフシーブ1
2及びグレンシーブ15の前端近くに位置する第1唐箕
21は、機体横向きの軸芯まわりで回動するように駆動
され、唐箕ケース21aの脱穀機体の両横側に位置する
部分に設けてある吸気口から選別風を吸引し、この選別
風を唐箕ケース21aから機体後方向きに延出する風道
部21bからチャフシーブ11の後端側、グレンシーブ
15及びストローラック13にこれらを下方から上方に
通り抜けるように供給する。
【0029】図2に明示するように、前記第1唐箕21
の前端側の上方に位置する第2唐箕22は、機体横向き
の軸芯まわりで回動するように駆動され、唐箕ケース2
2aの周部に位置する機体前方向きの吸気口22bから
選別風を吸引し、この選別風を唐箕ケース22aから機
体後方向きに延出する風道部22cからグレンパン11
の後端側に向けて送り出す。この第2唐箕22からの選
別風は、前記分岐板25により、この分岐板25とグレ
ンパン11の終端との間を通って篩線14の前方からこ
れの上方の前記選別風路F1に流入する第1の流れと、
分岐板25の下側風向板部25aに沿って、この下側風
向板部25aと前記流下ガイド16とによって形成され
る送風路F2に流入する第2の流れとに分流される。前
記送風路F2は、これに供給される第2唐箕22からの
選別風をチャフシーブ12の前端側にこれを下方から上
方に通り抜けるように供給する。
【0030】前記1番コンベア6と2番コンベア7との
間に位置する前記2番唐箕23は、機体横向きの軸芯ま
わりで回動するように駆動され、唐箕ケース23aの周
部に位置する機体下向きの吸気口23bから選別風を吸
引し、この選別風を唐箕ケース23aから機体後方向き
でかつ上方向きに延出する風道部23cから2番コンベ
ア7の上方に供給する。
【0031】排塵ファン24は、機体横向きの軸芯まわ
りで回動するように駆動され、揺動選別装置10からの
塵埃を第1唐箕21、第2唐箕22、2番唐箕23それ
ぞれからの選別風と共にファンケース24aの周部に位
置する吸気口24bから吸引し、ファンケース24aか
ら機体後方向きに延出する筒部24cから脱穀機外に排
出する。
【0032】これにより、選別装置Cは、脱穀部Aの受
網2bから落下供給される脱穀処理物と、再処理部Bか
ら落下供給される処理物とを、揺動選別装置10と、第
1唐箕21、第2唐箕22、2番唐箕23それぞれから
の選別風と、排塵ファン24とによって次の如く選別処
理するとともに排出処理する。
【0033】すなわち、脱穀部Aの受網2bの始端部か
ら落下供給される脱穀処理物を揺動するグレンパン11
によって機体後方向きに搬送しながら粗選別処理する。
このグレンパン11の終端から落下する処理物を、チャ
フシーブ12の上に落下する前に、篩線14と、この篩
線14の上方に第2唐箕22から供給される選別風とに
よってさらに粗選別処理する。このとき、処理物は篩線
14によって支持されながら第2唐箕22からの選別風
によって選別処理される。また、篩線14aによって処
理物に振動を与えながら選別処理される。
【0034】篩線14から落下する処理物を、脱穀部A
の受網2bの終端側から落下供給される処理物、及び、
再処理部Bから落下する処理物と共に、揺動するチャフ
シーブ12、ストローラック13、グレンシーブ15に
よって機体後方向きに搬送しながら、チャフシーブ1
2、ストローラック13、グレンシーブ15による揺す
りと、各唐箕22,23からの選別風とによって1番処
理物と2番処理物と塵埃とに精選別処理し、1番処理物
をグレンシーブ15や流下ガイド17から1番コンベア
6に落下させて供給し、2番処理物をグレンシーブ1
5、ストローラック13や流下ガイド18から2番コン
ベア7に落下させて供給する。そして、塵埃を各唐箕2
1,22,23からの選別風と共に排塵ファン24に吸
引させて機体外に排出したり、ストローラック13の終
端から機体外に排出する。
【0035】図3に示すように、扱胴3の回転支軸に一
体回動自在に連結している扱胴駆動用のベルトプーリ2
6、第1唐箕21の回転支軸に一体回動自在に連結して
いる第1唐箕駆動用のベルトプーリ27、第2唐箕22
の回転支軸に一体回転自在に連結している第2唐箕駆動
用のベルトプーリ28、1番コンベア6の回転支軸に一
体回転自在に連結している1番コンベア駆動用のベルト
プーリ29、処理回転体5の回転支軸に一体回動自在に
連結している処理回転体駆動用のベルトプーリ30、2
番コンベア7の回転支軸に一体回転自在に連結している
2番コンベア駆動用のギヤ31、このギヤ31に連動し
ている入力ベルトプーリ32、2番唐箕23の回転支軸
に一体回動自在に連結している2番唐箕駆動用のベルト
プーリ33、このベルトプーリ33にベルト連動してい
る入力ベルトプーリ34、前記エキセン装置20bの駆
動軸20cに一体回動自在に連結している揺動選別装置
駆動用のベルトプーリ35、このベルトプーリ35にベ
ルト連動している入力ベルトプーリ36、処理回転体5
の回転支軸の回動力を排塵ファン24の回転支軸に伝達
する伝動機構37、排塵ファン24の回転支軸の回動力
を脱穀フィードチェーン1の搬送終端側が巻回している
スプロケット38の回転支軸に伝達するギヤ式伝動機構
39、2番コンベア7の回転支軸の回動力を還元搬送装
置8に伝達するチェーン式伝動機構40のそれぞれを脱
穀機体の外側に設け、扱胴3の回転支軸の回動力を排ワ
ラ搬送チェーン9に伝達する伝動機構41を脱穀機体の
内部に設け、この脱穀機をコンバインの走行機体に搭載
した際には、この走行機体に設けられているエンジン4
2の回転出力を同図に示す伝動構造に基づいて各ベルト
プーリに伝達することにより、脱穀機を駆動するように
構成してある。
【0036】すなわち、エンジン42の出力軸の回動力
をベルト伝動機構43とギヤ伝動機構44とを介して中
間軸45に伝達し、この中間軸45の中間部で、中間軸
45の回動力をベベルギヤ機構と伝動ベルト46とによ
って扱胴駆動用の前記ベルトプーリ26に伝達する。ま
た、中間軸45の入力側と反対側の一端側で、中間軸4
5の回動力を伝動ベルト47によって第2唐箕駆動用の
前記ベルトプーリ28と、第1唐箕駆動用の前記ベルト
プーリ27とに伝達し、伝動ベルト48によって1番コ
ンベア駆動用の前記ベルトプーリ29に伝達する。1番
コンベア6の回転支軸の回動力を伝動ベルト49によ
り、処理回転体駆動用の前記ベルトコンベア30と、2
番コンベア7に連動する前記入力ベルトコンベア32
と、2番唐箕23に連動する前記入力ベルトプーリ34
と、揺動選別装置駆動用のベルトプーリ35に連動する
前記入力ベルトプーリ36とに伝達するようにしてあ
る。尚、図3に示すカッター装置50は、排ワラ搬送チ
ェーン9からの脱穀排ワラを切断処理するものである。
【0037】第1唐箕21を駆動する前記ベルトプーリ
27を、図4に示す如き変速レバー27aを備える変速
プーリに構成してある。すなわち、第1唐箕21の回転
支軸21cに支持される一対の半割りプーリと、前記変
速レバー27aが付いている変速カム機構とを備えてお
り、変速レバー27aを回転支軸21cの軸芯まわりで
揺動操作すると、変速カム機構が増速側や減速側に操作
され、一方の半割りプーリを回転支軸21cの軸芯方向
に摺動操作して半割りプーリどうしの間隔を変化させ
る。すると、ベルトプーリ27は、伝動ベルト47の巻
回する径が拡大側や縮小側に変化し、第1唐箕21の駆
動速度を増速側や減速側に変速する。第1唐箕21の回
転速度が増速側に変化すると、第1唐箕21がチャフシ
ーブ12の後端側やグレンシーブ15などに供給する選
別風の風量が増加側に変化し、第1唐箕21の回転速度
が減速側に変化すると、第1唐箕21がチャフシーブ1
2の後端側やグレンシーブ15などに供給する選別風の
風量が減少側に変化する。これにより、ベルトプーリ2
7は、第1唐箕21が揺動選別装置10の精選別部であ
るチャフシーブ12の後端側やグレンシーブ15などに
供給する選別風の風量を増減調節する。
【0038】図1、図4などに示すように、第2唐箕2
2の唐箕ケース22aにおける前記風道部22cの送風
口のほぼ全幅にわたる機体横方向長さを備えるダンパー
51の基端側を、風道部22cの先端部に機体横向きの
軸芯51aまわりで回動自在に連結してある。ダンパー
51の一端部から延出するブラッケット52の先端側に
基端側が連結し、先端側が脱穀機の横側壁に設けてある
円弧形の長孔53から脱穀機の横外側に突出している調
節バー54を前記軸芯51aまわりで前記長孔53に沿
わせて揺動操作すると、ダンパー51が前記軸芯51a
まわりで揺動して前記送風口の第2唐箕22による送風
方向に沿う方向での大きさを拡大側や縮小側に変更す
る。第2唐箕22の回転速度が一定であっても、送風口
の大きさが拡大側に変化すると、第2唐箕22が篩線1
4やチャフシーブ12の前端側に供給する選別風の風量
が増加側に変化し、送風口の大きさが縮小側に変化する
と、第2唐箕22が篩線14やチャフシーブ12の前端
側に供給する選別風の風量が減少側に変化する。これに
より、ダンパー51は、第2唐箕22が揺動選別装置1
0の粗選別部である篩線14やチャフシーブ12の前端
側に供給する選別風の風量を増減調節する。
【0039】図4、図5に示すように、前記調節バー5
4を前記長孔53の一端部に引っ張り付勢することによ
ってダンパー51を風量増加側に復帰付勢するスプリン
グ55と、調節バー54のための操作部56aを先端側
に備え、基端側が前記変速レバー27aに連結している
連動ロッド56とにより、変速プーリ27とダンパー5
1とを連動させる連動機構57を構成してある。前記変
速レバー27aの遊端側に操作ロッド58を介して遊端
側が連結している操作レバー59、この操作レバー59
の基端側に一体回動自在に連結して操作レバー59を脱
穀機の機体部分に揺動操作自在に支持させている回転支
軸60に基端側が一体回動自在に連結している扇型のレ
バー操作ギヤ61、このレバー操作ギヤ61に出力ギヤ
62aが噛み合っている正逆転駆動自在な電動モータ6
2のそれぞれを備える操作部63aと、前記連動機構5
7とにより、モータ62を操作することによって変速プ
ーリ27とダンパー51とを連動させて操作する操作機
構63を構成してある。
【0040】前記モータ62を駆動させると、レバー操
作ギヤ61がモータ62の駆動力によって回動操作され
て回転支軸60を回動操作し、回転支軸60の回動力の
ために、操作レバー59が揺動して操作ロッド58を介
して変速レバー27aを風量の増加方向Hや減少方向L
に揺動操作する。
【0041】図5(イ)に示すように、変速レバー27
aが風量最大位置maxになると、連動ロッド56の操
作部56aが調節バー54から離れており、調節バー5
4はスプリング55のために風量最大位置maxになっ
ている。図5(ロ)に示すように、変速レバー27aが
風量最大位置maxから減少方向Lに揺動操作されて中
間位置Mになると、これに伴って連動ロッド56の操作
部56aが調節バー54に当接する。図5(ハ)に示す
ように、変速レバー27aが中間位置Mから減少方向L
に揺動操作されていくと、連動ロッド56の操作部56
aが調節バー54を減少方向にスプリング55に抗して
押し操作していき、調節バー54が風量最大位置max
から減少側に揺動していく。変速レバー27aが風量最
小位置minになると、調節バー54も風量最小位置m
inになる。変速レバー27aが風量最小位置minか
ら増加方向Hに揺動操作されると、調節バー54がスプ
リング55のために連動ロッド56の操作部56aに追
随して増加方向に揺動していく。変速レバー27aが中
間位置Mになるまで連動ロッド56に追随していき、変
速レバー27aが中間位置Mになると、調節バー54が
風量最大位置maxになる。変速レバー27aが中間位
置Mから増加方向Hに揺動操作されると、連動ロッド5
6の操作部56aが調節バー54から離れていき、調節
バー54は風量最大位置maxに位置したままになる。
【0042】これにより、操作機構63は、モータ62
を駆動操作することにより、モータ62の駆動力とスプ
リング55の操作力とによって変速プーリ27と、ダン
パー51とを次の如く操作する。すなわち、変速プーリ
27がこの調節範囲Xのうちの風量最大側の一部分X1
に位置する場合には、変速プーリ27とダンパー51の
うちのダンパー51を風量最大位置maxに維持しなが
ら、変速プーリ27のみを増加方向Hにも減少方向Lに
も単独で操作する。そして、変速プーリ27がこの調節
範囲Xのうちの前記風量最大側の一部分X1以外の範囲
部分X2に位置する場合には、変速プーリ27とダンパ
ー51とが共に風量減少側に作動するように、かつ、変
速プーリ27とダンパー51とが共に風量増加側に作動
するように変速プーリ27とダンパー51とを連動させ
て操作する。
【0043】図4に示すように、前記モータ62に風量
制御手段64を連係させるとともに、この風量制御手段
64には、前記チャフシーブ12の上方に設けた処理物
量センサー65を連係させてある。この処理物量センサ
ー65は、選別処理するべき処理物に接触作用する揺動
自在なセンサーバーと、このセンサーバーに連動してい
るポテンショメータとで成り、チャフシーブ12の前端
側に供給された処理物の量をセンサーバーの揺動角に基
づいて検出し、この検出結果をポテンショメータによっ
て電気信号にして風量制御手段64に出力する。風量制
御手段64は、マイクロコンピュータで成り、処理物量
センサー65からの検出結果に基づいて前記モータ62
を自動的に次の如く操作する。すなわち、処理物量セン
サー65による検出量が設定基準量以上であると、変速
プーリ27をこれの調節範囲Xのうちの前記風量最大側
の範囲部分X1に位置させるように、処理物量センサー
65による検出量が前記設定基準量より小であると、変
速プーリ27をこれの調節範囲Xのうちの前記風量最小
側の範囲部分X2に位置させるように、さらに、いずれ
の場合も、処理物量センサー65による検出量が多いほ
ど、変速プーリ27もダンパー51も風量増加側に調節
させ、処理物量センサー65による検出量が少ないほ
ど、変速プーリ27もダンパー51も風量減少側に調節
させるようにモータ62を操作する。
【0044】これにより、刈取り走行して脱穀部Aに供
給される刈取り穀稈が多くなるなどによってチャフシー
ブ12に供給される処理物の量が増加すると、これに伴
って操作機構63が風量制御手段64による自動制御の
ために変速プーリ27も、ダンパー51も風量増加側に
自動的に調節操作して、第2唐箕22によって篩線14
やチャフシーブ12の前端側に供給される選別風の風量
も、第1唐箕21によってチャフシーブ12の後端側や
グレンシーブ15に供給される選別風の風量も大にな
り、揺動選別装置10による粗選別処理も精選別処理も
大風量の選別風によって精度よく迅速に行わせながら脱
穀処理を行っていける。畦際で旋回走行して脱穀部Aに
供給される刈取り穀稈が少なくなるなどによってチャフ
シーブ12に供給される処理物の量が減少すると、これ
に伴って操作機構63が風量制御手段64による自動制
御のために変速プーリ27も、ダンパー51も風量減少
側に自動的に調節操作して、第2唐箕22によって篩線
14やチャフシーブ12の前端側に供給される選別風の
風量も、第1唐箕21によってチャフシーブ12の後端
側やグレンシーブ15に供給される選別風の風量も小に
なり、選別装置Cによる粗選別処理も精選別処理も処理
物量の割りには穀粒が塵埃や選別風と共に機外に排出さ
れることを抑制しながら、かつ、精度よく行わせながら
脱穀処理を行っていける。
【0045】〔別実施形態〕図7は、別の実施形態を備
える操作機構63を示し、この操作機構63にあって
は、前記連動ロッド56の基端部を内嵌させて支持する
支持筒27bを前記変速レバー27aに設け、この支持
筒27bと、連動ロッド56に取り付けた一対のロック
ナット56b,56bとによって範囲調節部66を構成
してある。
【0046】すなわち、連動ロッド56を支持筒27b
に対して摺動調節することによって、連動ロッド56の
変速レバー27aに対する取付け位置を変更し、所定の
取付け位置になった連動ロッド56を一対のロックナッ
ト56bによって支持筒27bに締め付け固定する。す
ると、連動ロッド56の変速レバー27aから前記調節
バー54の方に延出する長さが変化し、変速レバー27
aが風量最大位置maxから減少方向Lに揺動して連動
ロッド56の操作部56aが風量最大位置maxにある
調節バー54に当接するまでに揺動する角度が変化す
る。これにより、範囲調節部66は、連動ロッド56の
支持筒27bに対する摺動調節を行うことによって調節
操作できるものであり、この調節操作を行うことによ
り、変速プーリ27の調節範囲Xのうちの前記風量最大
側の一部分X1の大きさを変更する。
【0047】したがって、範囲調節部66を操作するこ
とにより、操作機構63によって調節バー54を風量最
大位置maxに維持しながら、変速プーリ27を風量の
増加方向Hにも減少方向Lにも単独で操作できる操作範
囲の大きさを変更できるとともに、操作機構63によっ
て変速プーリ27とダンバー51とを増加方向Hにも減
少方向Lにも連動させて操作できる操作範囲の大きさを
変更できる。
【0048】図8、図9は、さらに別の実施形態を備え
る選別装置Cを示し、この選別装置Cにおいては、グレ
パン11の終端部の下方に、風ガイド板67を機体横向
きの軸芯67aまわりで上下に揺動するように設けてあ
る。風ガイド板67の回転支軸に基端側が連結している
調節レバー68を揺動操作することにより、風ガイド板
67が上向き側になって第2唐箕22からの選別風をグ
レンパン11の後方やチャフシーブ12の前端側に向か
って流れる風量が増加するように案内する状態と、風ガ
イド板67が下向き側になって第2唐箕22からの選別
風をグレンパン11の後方やチャフシーブ12の前端側
に向かって流れる風量が減少するように案内する状態と
に切り換わる。これにより、風ガイド板67は、調節レ
バー68によって揺動操作されることにより、第2唐箕
22から供給されて、揺動選別装置10の粗選別部であ
るグレンパン終端の後方やチャフシーブ12の前端側に
到達する選別風の風量を増減調節するのであり、上向き
になるほどその粗選別部での選別風の風量が大になるよ
うに調節し、下向きになるほどその粗選別部での選別風
の風量が小になるように調節する。
【0049】揺動選別装置10のチャフシーブ12を構
成する複数枚の選別板12aそれぞれの上端側を、選別
枠体19に揺動選別装置10の横方向に沿う方向の軸芯
まわりで回動自在に連結し、複数枚の選別板12aのう
ちの一枚の選別板12aの回転支軸12cに基端側が一
体回動自在に連結して脱穀機の外側に位置する調節レバ
ー69を前記回転支軸12cの軸芯まわりで揺動操作す
ると、全ての選別板12aの遊端側に連結している連動
部材70の連動作用により、全ての選別板12aが選別
枠体19に対して同じ揺動方向に揺動し、チャフシーブ
12の選別板12aどうしの隙間で成る処理物落下孔1
2dの機体上下方向に沿う方向視での大きさが変化する
ように構成してある。すなわち、調節レバー69を揺動
操作することにより、チャフシーブ12の処理物落下孔
12dを処理物が落下しやすいように開き側に操作した
り、処理物が落下しにくいように閉じ側に操作したりで
きる。
【0050】前記風ガイド板67の調節レバー68と、
チャフシーブ12の調節レバー69とにわたって取り付
けられて、両調節レバー68,69を連動させて揺動さ
せる連動ロッド71と、チャフシーブ12の調節レバー
69を揺動付勢することによって、チャフシーブ12の
各選別板12aを処理物落下孔12dが開口する側に揺
動付勢するとともに風ガイド板67を最大風量位置に揺
動付勢しているスプリング72と、チャフシーブ12の
調節レバー69を操作ケーブル73を介して揺動操作す
る操作レバー59と、この操作レバー59を前記変速プ
ーリ27の変速レバー27aに連動させている操作ロッ
ド58と、前記操作レバー59の基端側に一体回動自在
に連結して操作レバー59を揺動自在に支持している回
転支軸60に基端側が一体回動自在に連結している扇型
の操作ギヤ61と、この操作ギヤ61に出力ギヤ62a
が噛み合っている正逆転駆動自在な電動モータ62との
それぞれにより、チャフシーブ12と風ガイド板67と
変速プーリ27とを連動させて操作する操作機構63を
構成してある。
【0051】前記操作レバー59のケーブル連結部59
aには前記操作ケーブル73のインナーケーブル73a
が摺動自在に挿通しており、操作レバー59がストロー
クエンドから風量減少側に揺動して操作ロッド58を介
して変速レバー27aを風量最大位置maxから減少方
向Lに揺動操作する際、当初は操作レバー59のケーブ
ル連結部59aがインナーケーブル73aに対して相対
摺動してインナーケーブル73aを引っ張り操作せず、
チャフシーブ12の調節レバー69を開口最大位置ma
xに、風ガイド板67の調節レバー68を風量最大位置
にそれぞれ維持させながら、変速レバー27aのみを揺
動操作していく。変速レバー27aが中間位置Mになる
と、ケーブル連結部59aがインナーケーブル73aに
付設してあるレバー受け体74に当接し、操作レバー5
9がさらに風量減少側に揺動して変速レバー27aをさ
らに減少方向Lに揺動操作していくと、操作レバー59
が前記レバー受け体74を介してインナーケーブル73
aを引っ張り操作し、チャフシーブ12の調節レバー6
9を開口最大位置maxから閉じ側に、風ガイド板67
の調節レバー68を風量最大位置から減少側にそれぞれ
スプリング72に抗して揺動操作していく。操作レバー
59がストロークエンドから風量増加側に揺動して操作
ロッド58を介して変速レバー27aを風量最小位置m
inから増加方向Hに揺動操作する際、操作レバー59
がインナーケーブル73aを緩め操作していき、スプリ
ング72がチャフシーブ12の調節レバー69を開口最
小位置から開き側に、風ガイド板67の調節レバー68
を風量最小位置minから増加側にそれぞれ操作レバー
59に追随させて揺動操作してく。変速レバー27aが
中間位置Mになると、チャフシーブ12の調節レバー6
9が開口最大位置maxになり、風ガイド板67の調節
レバー68が風量最大位置maxになる。操作レバー5
9がさらに増加方向に揺動して変速レバー27aを増加
方向Hに揺動操作する際、チャフシーブ12の調節レバ
ー69を開口最大位置maxに、風ガイド板67の調節
レバー68を風量最大位置maxにそれぞれ残し、変速
レバー27aのみを揺動操作していく。
【0052】これにより、操作機構63は、モータ62
を駆動操作することにより、モータ62の駆動力とスプ
リング72の操作力とによって変速プーリ27とチャフ
シーブ12と風ガイド板67とを次の如く操作する。す
なわち、変速プーリ27がこの調節範囲Xのうちの風量
最大側の一部分X1に位置する場合には、変速プーリ2
7とチャフシーブ12と風ガイド板67のうちのチャフ
シーブ12を最大開口位置maxに、風ガイド板67を
風量最大位置にそれぞれ維持しながら、変速プーリ27
のみを増加方向Hにも減少方向Lにも単独で操作する。
そして、変速プーリ27がこの調節範囲Xのうちの前記
風量最大側の一部分X1以外の範囲部分X2に位置する
場合には、変速プーリ27と風ガイド板67とが共に風
量減少側に作動するとともにこれに連動してチャフシー
ブ12が処理物落下孔12dの閉じ側に作動するように
して、かつ、変速プーリ27と風ガイド板67とが共に
風量増加側に作動するとともにこれに連動してチャフシ
ーブ12が処理物落下孔12dの開き側に作動するよう
にして変速プーリ27と風ガイド板67とチャフシーブ
12とを連動させて操作する。
【0053】前記モータ62に風量制御手段64を連係
させるとともに、この風量制御手段64は、図4に示す
前記処理物量センサー65と同様の処理物量センサー6
5に連係させてあるとともに、図4に示す風量制御手段
64と同様に処理物量センサー65からの情報に基づい
てモータ62を自動操作する。
【0054】これにより、脱穀部Aに供給される刈取り
穀稈が多くなるなどによってチャフシーブ12に供給さ
れる処理物の量が増加すると、これに伴って操作機構6
3が風量制御手段64による自動制御のために変速プー
リ27も、風ガイド板67も風量増加側に自動的に調節
操作して、第2唐箕22から供給される選別風の篩線1
4やチャフシーブ12の前端側での風量も、第1唐箕2
1によってチャフシーブ12の後端側やグレンシーブ1
5に供給される選別風の風量も大になり、これとともに
チャフシーブ12の選別板12aを開き側に自動的に操
作して、チャフシーブ12の処理物落下孔12dが大に
なり、揺動選別装置10による粗選別処理も精選別処理
も精度よく迅速に行わせながら脱穀処理を行っていけ
る。脱穀部Aに供給される刈取り穀稈が少なくなるなど
によってチャフシーブ12に供給される処理物の量が減
少すると、これに伴って操作機構63が風量制御手段6
4による自動制御のために変速プーリ27も、風ガイド
板67も風量減少側に自動的に調節操作して、第2唐箕
22から供給される選別風の篩線14やチャフシーブ1
2の前端側での風量も、第1唐箕21によってチャフシ
ーブ12の後端側やグレンシーブ15に供給される選別
風の風量も小になり、これとともにチャフシーブ12の
選別板12aを閉じ側に自動的に操作して、チャフシー
ブ12の処理物落下孔12dが小になり、揺動選別装置
10による粗選別処理も精選別処理も処理物量の割りに
は穀粒が塵埃や選別風と共に機外に排出されることを抑
制しながら精度よく行わせながら脱穀処理を行っていけ
る。
【0055】図9に示すように、前記レバー受け体74
を操作ケーブル73のインナーケーブル73aに沿わせ
て摺動操作することによって、インナーケーブル73a
におけるレバー受け体74の取付け位置を変更できると
ともに、レバー受け体74に付設してある固定ねじ74
aを締め込み操作することによって、レバー受け体74
を変更した取付け位置でインナーケーブル73aに固定
できるように構成してある。すなわち、レバー受け体7
4の取付け位置を変更することにより、操作レバー59
によって変速レバー27aを風量最大位置maxから減
少方向Lに操作して操作レバー59がインナーケーブル
73aを引っ張り操作し始めるまでに揺動する角度が変
化する。これにより、レバー受け体74は、変速プーリ
27と風ガイド板67とチャフシーブ12のうちの変速
プーリ10のみを単独で操作する範囲を変更する範囲調
節部に成っており、変速プーリ27の調節範囲Xのうち
の変速プーリ27のみを単独で風量増減側に操作できる
風量最大側の一部分X1の大きさを変更することを可能
にしている。
【0056】図10は、さらに別の実施形態を備える選
別装置Cを示し、この選別装置Cにおいては、第2唐箕
22の唐箕ケース22aの周部における吸気口よりも第
2唐箕22の回転方向上手側に位置する一部のケース部
分22dを、機体横向きの軸芯P1まわりで揺動するよ
うに構成するとともに、このケース部分22dの回転支
軸に基端側が連結している調節レバー75を脱穀機体の
外側に設けてある。すなわち、調節レバー75を揺動操
作することにより、ケース部分22dの第2唐箕22に
対する位置が変化して第2唐箕22の送風性能が変化
し、第2唐箕22が揺動選別装置10の粗選別部である
ブレンパン11の後方やチャフシーブ12の前端側に供
給する選別風の風量が増加側や減少側に変化する。調節
レバー75は、連動ロッド76によって前記変速レバー
27aに連結していて、この変速レバー27aが風量増
加側に揺動操作されるに連動して風量増加側に揺動操作
され、変速レバー27aが風量減少側に揺動操作される
に連動して風量減少側に揺動操作される。これにより、
ケース部分22dは、第2唐箕22が揺動選別装置10
の粗選別部に供給する選別風の風量を増減調節するとと
もに変速プーリ27の変速操作に連動させて変速プーリ
27の風量増減側と同じ側に調節操作される。
【0057】図11は、さらに別の実施形態を備える選
別装置Cを示し、この選別装置Cにおいては、第2唐箕
22の唐箕ケース22aの周部における一部のケース部
分22eを、機体横向きの軸芯P2まわりで揺動するよ
うに構成するとともに、このケース部分22eの回転支
軸に基端側が連結している調節レバー77を脱穀機の外
側に設けてある。すなわち、調節レバー77を揺動操作
することにより、ケース部分22eが揺動して吸気口を
拡大側に調節したり、縮小側に調節する。吸気口が縮小
するほど、第2唐箕22が供給する選別風の風量が減少
し、吸気口が拡大するほど、第2唐箕22が供給する選
別風の風量が増加する。調節レバー77は、連動ロッド
78によって前記変速レバー27aに連結していて、変
速レバー27aが風量減少側に操作されるに連動して吸
気口減少側に揺動操作され、変速レバー27aが風量増
加側に操作されるに連動して吸気口拡大側に揺動操作さ
れる。これにより、ケース部分22eは、第2唐箕22
が揺動選別装置10の粗選別部に供給する選別風の風量
を増減調節するとともに変速プーリ27の変速操作に連
動させて変速プーリ27の風量増減側と同じ側に調節操
作される。
【0058】図12は、さらに別の実施形態を備える選
別装置Cを示し、この選別装置Cにおいては、第2唐箕
22の唐箕ケース22aの下部に、機体横向きの軸芯P
3まわりで揺動自在な蓋体79を有する風逃がし口を設
け、蓋体79の回転支軸に基端側が連結している開閉レ
バー80を脱穀機体の外側に設けてあるとともに、この
開閉レバー80に連結してあるスプリング81によって
開閉レバー80を揺動付勢することによって蓋体79を
閉じ側に付勢してある。すなわち、開閉レバー80を揺
動操作することにより、蓋体79が揺動して風逃がし口
を拡大側に調節したり、縮小側に調節する。風逃がし口
が縮小するほど、第2唐箕22が供給する選別風の風量
が増加し、風逃がし口が拡大するほど、第2唐箕22が
供給する選別風の風量が減少する。開閉レバー80は、
連動ロッド82によって前記変速レバー27aに連結し
ていて、変速レバー27aが風量減少側に操作されるに
連動して開き側に揺動操作され、変速レバー27aが風
量増加側に操作されるに連動して閉じ側に揺動操作され
る。これにより、蓋体79は、第2唐箕22が揺動選別
装置10の粗選別部に供給する選別風の風量を増減調節
するとともに変速プーリ27の変速操作に連動させて変
速プーリ27の風量増減側と同じ側に調節操作される。
【0059】前記変速レバー27aのロッド連結部27
cには前記連動ロッド82が摺動自在に挿通しており、
変速レバー27aがストロークエンドから風量減少方向
Lに揺動する際、当初はロッド連結部27cが連動ロッ
ド82に対して相対移動して連動ロッド82を押し操作
せず、開閉レバー80が風量最大位置にある。変速レバ
ー27aが中間位置になると、ロッド連結部27cが連
動ロッド82に付設してあるレバー受け体83に当接
し、変速レバー27aがさらに風量減少方向Lに揺動し
ていくと、変速レバー27aが前記レバー受け体83を
介して連動ロッド82を押し操作していき、開閉レバー
80を風量最大位置から開き側に揺動操作していく。変
速レバー27aがストロークエンドから風量増加方向H
に揺動していく際、スプリング81が開閉レバー80を
風量最小位置から増加側に変速レバー27aに追随させ
て揺動操作していく。変速レバー27aが中間位置にな
ると、開閉レバー80が風量最大位置になる。変速レバ
ー27がさらに増加方向Hに揺動する際、ロッド連結部
27cがレバー受け体83から離れていき、開閉レバー
80を風量最大位置に残していく。
【0060】これにより、変速プーリ27がこの調節範
囲のうちの風量最大側の一部分X1に位置する場合に
は、変速プーリ27と蓋体79のうちの蓋体79を風量
最大位置に維持しながら、変速プーリ27のみが増加方
向Hにも減少方向Lにも単独で操作される。そして、変
速プーリ27がこの調節範囲のうちの前記風量最大側の
一部分X1以外の範囲部分X2に位置する場合には、変
速プーリ27と蓋体79とが共に風量減少側に作動した
り、共に風量増加側に作動するようにして連動させて操
作される。
【0061】前記レバー受け体83は、連動ロッド82
のネジ部82aに装着してあり、連動ロッド82に沿わ
せて螺進させることによって、連動ロッド82における
レバー受け体83の取付け位置を変更できるように構成
してある。すなわち、レバー受け体83の取付け位置を
変更することにより、変速レバー27が風量最大位置か
ら減少方向Lに揺動して連動ロッド83を押し操作し始
めるまでに揺動する角度が変化する。これにより、レバ
ー受け体83は、範囲調節部に成っており、変速プーリ
27の調節範囲Xのうちの変速プーリ27のみを単独で
風量増減側に操作できる風量最大側の一部分X1の大き
さを変更することを可能にしている。
【0062】変速レバー27aの前記ロッド連結部27
cを取り付ける取り付け孔27dを、変速レバー27の
長手方向の複数箇所に設けてある。すなわち、ロッド連
結部27cを複数個の取り付け孔27dから選択した孔
27dに付け替えることにより、変速レバー27aが単
位揺動角度を揺動するに連動して開閉レバー80が揺動
する角度が変化し、変速プーリ27と蓋体80との連動
比を変更できるようにしてある。
【0063】揺動選別装置10の粗選別部や精選別部に
おける選別風の風量を増加側や減少側に調節すれば、本
発明の目的は達成できる。そして、揺動選別装置10の
粗選別部や精選別部における選別風の風量を増減調節す
るには、唐箕21,22から出る選別風の風量が変化す
ることによって揺動選別装置10の粗選別部や精選別部
に到達する選別風の風量が変化するように構成すること
によっても、唐箕21,22から出る選別風の風量が変
化しなくても、揺動選別装置10の粗選別部や精選別部
に到達する選別風の風量が風ガイドの作用によって変化
するように構成することによってもできるのである。し
たがって、前記変速プーリ27を、揺動選別装置10の
精選別部での選別風の風量を変更する調節部27と呼称
し、前記ダンパー51、風ガイド板67、ケース部分2
2d,22e、蓋体79を総称して、揺動選別装置10
の粗選別部での選別風の風量を変更する調節部51,6
7,22d,22e,79と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀機全体の断面図
【図2】選別装置前端部の断面図
【図3】伝動構造の概略図
【図4】ダンパーと変速プーリの制御系の説明図
【図5】ダンパーの調節バーと、変速プーリの変速レバ
ーとの連動作動を示す説明図
【図6】ダンパーの調節バー配設部の断面図
【図7】別の実施形態を備える操作機構における範囲調
節部の平面図
【図8】別の実施形態を備える選別装置の前端部の断面
【図9】さらに別の実施形態を備える選別装置の変速プ
ーリとチャフシーブと風ガイド板の操作構造の説明図
【図10】さらに別の実施形態を備える選別装置の前端
部の断面図
【図11】さらに別の実施形態を備える選別装置の前端
部の断面図
【図12】さらに別の実施形態を備える選別装置の前端
部の断面図
【符号の説明】
10 揺動選別装置 21 第1唐箕 22 第2唐箕 22d,22e,51,67,79 粗選別風の調節
部 27 精選別風の調節部 66,74,83 範囲調節部 X 調節範囲 X1 調節範囲の一部 X2 範囲部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松下 肇 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 大西 進 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 永田 哲治 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 堀内 真幸 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 宮木 信哉 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B095 AA01 AA03 AA07 AA12 BA03 BA11 BA21 BA25 BA30 BA35 BB29 CA03 CA04 CA09 CB04 CB05 CB07 CB15 CB18 CB19 CB21 EA02 GA02 GA11 GA14 GB05 GB08 GB10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀処理物を選別処理する揺動選別装置
    の精選別部に選別風を供給する第1唐箕と、前記揺動選
    別装置の粗選別部に選別風を供給する第2唐箕とを備え
    ている脱穀機の選別装置であって、 前記揺動選別装置の粗選別部での選別風の風量を変更す
    る調節部と、前記揺動選別装置の精選別部での選別風の
    風量を変更する調節部とが共に風量減少側に作動するよ
    うに、かつ、共に風量増加側に作動するように前記両調
    節部を連動させて操作する操作機構を備えてある脱穀機
    の選別装置。
  2. 【請求項2】 前記操作機構を、前記精選別風の調節部
    がこれの調節範囲のうちの最大側の一部分に位置する場
    合には精選別風と粗選別風のうちの精選別風のみの調節
    部を単独で操作し、前記精選別風の調節部がこれの調節
    範囲のうちの前記最大側の一部分以外の範囲部分に位置
    する場合には精選別風と粗選別風の調節部を連動させて
    操作するように構成してある請求項1記載の脱穀機の選
    別装置。
  3. 【請求項3】 前記精選別風の調節部の調節範囲のうち
    の前記最大側の一部分の大きさを変更する範囲変更部を
    備えてある請求項2記載の脱穀機の選別装置。
  4. 【請求項4】 前記操作機構を、前記揺動選別装置に供
    給される処理物の量が増加するに伴って自動的に前記両
    調節部を風量増加側に操作し、かつ、前記揺動選別装置
    に供給される処理物の量が減少するに伴って自動的に前
    両調節部を風量減少側に操作するように構成してある請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の脱穀機の選別装置。
  5. 【請求項5】 前記操作機構を、前記精選別風の調節部
    と前記粗選別風の調節部とを風量増加側に操作するに連
    動させて前記揺動選別装置のチャフシーブの処理物落下
    孔を開き側に操作し、かつ、前記精選別風の調節部と前
    記粗選別風の調節部とを風量減少側に操作するに連動さ
    せて前記チャフシーブの処理物落下孔を閉じ側に操作す
    るように構成してある請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の脱穀機の選別装置。
JP27692099A 1999-09-29 1999-09-29 脱穀機の選別装置 Pending JP2001095361A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27692099A JP2001095361A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 脱穀機の選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27692099A JP2001095361A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 脱穀機の選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001095361A true JP2001095361A (ja) 2001-04-10

Family

ID=17576247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27692099A Pending JP2001095361A (ja) 1999-09-29 1999-09-29 脱穀機の選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001095361A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086251A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Iseki & Co Ltd 脱穀装置
JP2008228683A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Yanmar Co Ltd コンバインの脱穀部
WO2018179635A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 ヤンマー株式会社 コンバイン
WO2022141986A1 (zh) * 2020-12-30 2022-07-07 江苏沃得农业机械股份有限公司 一种收割机送风系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086251A (ja) * 2006-10-02 2008-04-17 Iseki & Co Ltd 脱穀装置
JP2008228683A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Yanmar Co Ltd コンバインの脱穀部
WO2018179635A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 ヤンマー株式会社 コンバイン
WO2022141986A1 (zh) * 2020-12-30 2022-07-07 江苏沃得农业机械股份有限公司 一种收割机送风系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001095361A (ja) 脱穀機の選別装置
JP2001095362A (ja) 脱穀機の選別装置
JP2008048620A (ja) 脱穀装置
JPH114622A (ja) 脱穀選別機の選別制御装置
JP2003319708A (ja) コンバインの動力伝動構造
JP2011072288A (ja) コンバイン
JP4049691B2 (ja) コンバイン
JP2008283919A (ja) コンバイン
JP2009000040A (ja) コンバイン
JP2008043277A (ja) 脱穀装置
JP3963746B2 (ja) 搭載用脱穀機の揺動選別装置
JP2010081812A (ja) 脱穀装置
JP4528723B2 (ja) コンバイン
JP2005095073A (ja) 脱穀部の風選装置
JP4590612B2 (ja) コンバインの選別装置
JP2008289455A (ja) コンバイン
JP3748237B2 (ja) 脱穀装置
JP2010022290A (ja) コンバイン
JP4865613B2 (ja) コンバインの脱穀部
JP2009165368A (ja) 脱穀装置の揺動選別構造
JP5138552B2 (ja) コンバイン
JP2008017706A (ja) 脱穀装置の選別部構造
JP2009000038A (ja) 脱穀部の拡散装置
JP2008237097A (ja) 脱穀機
JP2009065950A (ja) コンバイン