JP2001094771A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001094771A
JP2001094771A JP26848699A JP26848699A JP2001094771A JP 2001094771 A JP2001094771 A JP 2001094771A JP 26848699 A JP26848699 A JP 26848699A JP 26848699 A JP26848699 A JP 26848699A JP 2001094771 A JP2001094771 A JP 2001094771A
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image data
data
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JP26848699A
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English (en)
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Ryuya Kuranaga
竜弥 倉永
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の種類の画像データを画像形成する画像
形成装置において、画像データの中に紙幣、有価証券等
特定画像が含まれているか否か判定するに際し、かかる
判定を画像データの種類毎に制御する画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 特徴量抽出部81は、画像データから原
稿の特徴量データを抽出する。認識制御部83は、特徴
量抽出部81に入力された画像データの種類を、システ
ム制御部9からの信号により判別する。認識制御部83
は、比較判定部82が原稿の中に特定画像が含まれてい
るか判断する際の特定画像との一致率を、画像データの
種類毎に設定する。比較判定部82は、原稿の特徴量デ
ータと、設定された紙幣、有価証券等特定画像の特徴量
データを比較し、上記一致率を用い画像データの中に特
定原稿が含まれているか判定することにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣、有価証券等
特定画像を検出する機能を有した画像形成装置に関し、
特に複数の種類の画像データを画像形成する画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フルカラー複写機等カラー画像形
成装置の画質が向上している。これに伴い、紙幣や有価
証券等、特定画像が複写される危険性が増加している。
かかる特定画像は、複写を行うことが禁止されている。
【0003】上記偽造行為を防止するため、偽造防止装
置を搭載したフルカラー複写機が開発されている。かか
る偽造防止装置は、画像データの中に紙幣、有価証券等
特定画像が含まれているか否かを認識し、画像データの
中に特定画像が含まれている場合、かかる画像データの
印刷を中止することにより行う。
【0004】また、コピー機能以外にファクシミリ機能
やプリンタ機能を備えたフルカラー複合機も増えてきて
いる。プリンタ機能における加工機能、または、編集機
能は、コピー機能のものに比べ、自由度が高い。また、
プリンタ機能における階調処理は、コピー機能のものに
比べ、処理手段が多い。
【0005】上記プリンタ機能における加工機能等は、
コピー機能における紙幣、有価証券等特定画像の判定基
準をくぐり抜けるように紙幣、有価証券等特定画像を加
工等することができる。コピー機能における紙幣、有価
証券等特定画像の判定基準では、かかる画像データを紙
幣、有価証券等特定画像と判定することができない。そ
のため、上記フルカラー複合機では、機能によって偽造
防止装置が有効に働かないということが指摘されてい
る。
【0006】また、上記理由により、プリンタ機能にお
ける紙幣、有価証券等特定画像の判定基準は、コピー機
能しか有していないフルカラー複写機における紙幣、有
価証券等特定画像の判定基準よりも厳しいものとなる。
従って、コピー機能の画像データは、プリンタ機能にお
ける判定基準により行うと、上記特定画像を含んでいな
いにも関わらず、上記特定画像が含まれていると判断さ
れることがある。そのため、機能によっては偽造防止装
置が有効に働かないということが指摘されている。
【0007】上記偽造防止装置を搭載したフルカラー複
写機に関する従来技術として、特開平9−186863
号に開示されたものがある。
【0008】上記従来技術における画像処理装置は、あ
らかじめ色パッチデータの変換を行い、変換に最適な変
換テーブルを求める。かかる変換テーブルにより、画像
データは、変換された後の補正の影響が除去される。こ
れにより、CMYK画像データが直接入力される場合で
も、RGB画像データを変換したCMYK画像データで
あっても、精度よく紙幣、有価証券等特定画像の認識を
行うことが可能になる。
【0009】また、上記偽造防止装置を搭載したフルカ
ラー複写機に関する従来技術として、スキャナが原稿を
走査する時に紙幣、有価証券等特定画像の有無を判断す
るものがある。かかる従来技術におけるフルカラー複写
機は、コピー機能またはファクシミリ送信機能により動
作するとき、紙幣、有価証券等特定画像が含まれている
原稿を取り込まない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記前
者の従来技術は、画像データの種類によっては偽造防止
装置が有効に働かないということについて、何ら対応策
を示していない。
【0011】また、上記後者の従来技術は、コピー機能
及びファクシミリ送信機能においては有効に特定画像を
判定することができるが、スキャナを用いないファクシ
ミリ受信機能及びプリンタ機能における特定画像の判定
を行うことができない。かかるフルカラー複合機がファ
クシミリ受信機能、及びプリンタ機能で動作時に特定画
像の判定を行うには、上記偽造防止装置とは別個に偽造
防止装置を設けねばならず、構成が複雑になる。
【0012】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであり、複数の種類の画像データを画像形成する画像
形成装置において、画像データの中に紙幣、有価証券等
特定画像が含まれているか否か判定するに際し、かかる
判定を画像データの種類毎に制御する画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、画像データの中に特定画
像が含まれているか否かを検出する特定画像検出手段
と、特定画像検出手段により画像データの中に特定画像
が検出された場合に、画像データの画像形成を行わない
画像形成制御手段と、特定画像検出手段による検出を画
像データの種類により制御する制御手段を有することを
特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1の装置に
おいて、画像データはコピーデータ及びファクシミリデ
ータであることを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1の装置に
おいて、画像データはコピーデータ及びプリンタデータ
であることを特徴としている。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1の装置に
おいて、画像データはファクシミリデータ及びプリンタ
データであることを特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項1の装置に
おいて、画像データは、コピーデータ、ファクシミリデ
ータ、及びプリンタデータであることを特徴としてい
る。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれか1項の装置において、特定画像検出手段は、画
像データの特徴量データと特定画像の特徴量データを比
較することにより行うものであり、制御手段は、画像デ
ータと画像データの種類毎に画像データの特徴量データ
と特定画像の特徴量データの一致率の閾値を設定し、画
像データの特徴量データと特定画像の特徴量データの一
致率が、一致率の閾値以上の一致率であった場合に、画
像データの画像形成を行わないものであることを特徴と
している。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
いずれか1項の装置において、特定画像は、紙幣である
ことを特徴としている。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項1から7の
いずれか1項の装置において、特定画像は、有価証券で
あることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の実施の形態における有価証
券の認識をCMYK色空間で行うフルカラー複合機の内
部構成を示した構成図である。図1によれば、フルカラ
ー複合機は、スキャナ1、画像処理部2、FAX I/
F3、プリンタコントローラ4、出力選択部5、プリン
タ6、操作部7、紙幣認識部8、システム制御部9で構
成されている。
【0023】スキャナ1は、原稿を走査し、RGB色空
間のRGB画像データを作成する。スキャナ1は、フル
カラー複合機がコピー機能で動作する場合、RGB画像
データを画像処理部2へ送信する。スキャナ1は、フル
カラー複合機がファクシミリ機能で動作するときは、R
GB画像データをFAX I/F3へ送出する。
【0024】スキャナ1は、フルカラー複合機がコピー
機能で動作時に、画像データを読みとるために用いられ
る。また、スキャナ1は、フルカラー複合機がファクシ
ミリ送信機能で動作時に、画像データを読み取るために
用いられる。
【0025】画像処理部2は、スキャナ1で作成された
RGB画像データをCMYK色空間のCMYK画像デー
タに変換する。かかる変換は、画像処理部2がRGB色
空間のRGB画像データに色補正等の処理を施すことに
より行われる。画像処理部2は、CMYK画像データを
出力選択部5へ送出する。
【0026】FAX I/F3は、所定の手順によりス
キャナ1で作成されたRGB画像データのファクシミリ
伝送を行う。FAX I/F3は、通信回線から画像デ
ータを受信する。FAX I/F3は、受信した画像デ
ータがCMYK色空間の画像データ以外の色区間の画像
データであった場合、かかる画像データを所定の手順に
よりCMYK色空間のCMYK画像データに変換する。
FAX I/F3は、CMYK画像データを出力選択部
5へ送出する。
【0027】プリンタコントローラ4は、コンピュータ
から送信されたプリントデータを展開し、CMYK画像
データを構築する。プリントコントローラ4は、CMY
K画像データを出力選択部5へ送出する。
【0028】出力選択部5は、システム制御部9からの
信号に従い、出力選択部5に入力されたコピー機能、フ
ァクシミリ機能、または、プリンタ機能のいずれのCM
YK画像データを、プリンタ6及び紙幣認識部8へ送出
するか選択する。
【0029】例えば、スキャナ1で走査され、画像処理
部2で変換されたCMYK画像データと、ホストコンピ
ュータより送信されプリンタコントローラで展開された
画像データが、出力選択部5に係属している場合、出力
選択部5は、前者の画像データを先にプリンタ6へ送出
する。これにより、フルカラー複合機においてコピー機
能を用いて原稿の複写を行っているユーザは、プリンタ
機能に優先して印刷を行うことが可能になる。
【0030】プリンタ6は、出力選択部5から送出され
たCMYK画像データを記録紙に印刷する。紙幣認識部
8により原稿に紙幣、有価証券等特定画像が含まれてい
ると認定された場合、プリンタ6は、システム制御部6
からの信号により、CMYK画像データの印刷を中止す
る。
【0031】プリンタ6は、CMYK画像データをプリ
ンタ6内のRAMに一時保存する。紙幣認識部8により
原稿に紙幣、有価証券等特定画像が含まれていると認定
された場合、プリンタ6は、システム制御部6からの信
号により、プリンタ6内のRAMに一時保存されたCM
YK画像データを消去する。
【0032】操作部7は、フルカラー複合機の設定状態
を表示する。操作部7は、フルカラー複合機の設定を行
うようにオペレータに指示をする。操作部7は、キー及
びタッチパネルで構成される。かかるキー及びタッチパ
ネルは、コピーモードの選択や、複写枚数の設定等のフ
ルカラー複合機への指示をオペレータが行うのに用いら
れる。
【0033】紙幣認識部8は、図2に示すように特徴量
抽出部81、比較判定部82及び認識制御部83で構成
されている。紙幣認識部8は、出力選択部5で選択され
たCMYK画像データの中に、紙幣、有価証券等特定画
像が含まれているか否かを判定する。紙幣認識部8は、
かかる判定結果をシステム制御部9へ送出する。
【0034】システム制御部9は、システム制御部9内
のROMにあらかじめ格納されたプログラムに従い、装
置全体の動作を制御する信号を送出する。システム制御
部9は、かかる信号を用い、スキャナ1、画像処理部
2、FAX I/F3、プリンタコントローラ4、出力
選択部5、プリンタ6、操作部7、及び紙幣認識部8の
制御を行う。
【0035】システム制御部9は、紙幣認識部8により
CMYK画像データに紙幣、有価証券等特定画像が含ま
れていると判定された場合、プリンタ6にCMYK画像
データの印刷を中止させる。システム制御部9は、紙幣
認識部8によりCMYK画像データに紙幣、有価証券等
特定画像が含まれていると判定された場合、プリンタ6
にプリンタ6のRAM内に保存されたCMYK画像デー
タを消去させる。
【0036】図2は、本発明の実施の形態における、紙
幣認識部8のブロック構成を示すブロック図である。図
2によれば、紙幣認識部8は、特徴量抽出部81、比較
判定部82、及び認識制御部83で構成されている。
【0037】特徴量抽出部81は、出力選択部5により
入力された画像データから、原稿の特徴量を抽出する。
特徴量抽出部81は、抽出した特徴量を特徴量データと
して比較判定部82へ送出する。
【0038】比較判定部82は、特徴量抽出部81から
送出された特徴量データと、比較判定部82内のROM
にあらかじめ格納された紙幣、有価証券等特定画像の特
徴量データを比較する。比較判定部82は、かかる比較
の結果、原稿の中に紙幣、有価証券等特定画像が含まれ
ているか否かを判定する。認識制御部83は、かかる判
定結果をシステム制御部9へ送出する。
【0039】認識制御部83は、特徴量抽出部81及び
比較判定部82の制御を行う。認識制御部83は、シス
テム制御部9からフルカラー複合機の動作モードに関す
る情報を受信する。認識制御部83は、かかるフルカラ
ー複合機の動作モードに関する情報に基づき、比較判定
部82が用いる紙幣、有価証券等特定画像の特徴量デー
タのパラメータの設定を行う。認識制御部83は、比較
判定部82から送出された判定結果をシステム制御部9
へ送信する。
【0040】図3は、本発明の実施の形態における、紙
幣認識をRGB色空間で行うフルカラー複合機の内部構
成を示した内部構成図である。図3によれば、フルカラ
ー複合機は、スキャナ10、画像処理部11、FAX
I/F12、プリンタコントローラ13、出力選択部1
4、プリンタ15、操作部16、紙幣認識部17、シス
テム制御部18、RGB変換部19、及び、認識入力選
択部20で構成されている。
【0041】スキャナ10は、原稿を走査し、原稿をR
GB色空間のRGB画像データに変換する。スキャナ1
0は、RGB画像データを画像処理部11、FAX I
/F12及び認識入力選択部20へ送出する。スキャナ
10は、フルカラー複合機がコピー機能で動作する場
合、RGB画像データを画像処理部11及び認識入力選
択部20へ送出する。スキャナ10は、フルカラー複合
機がファクシミリ送信機能で動作する場合、RGB画像
データをFAX I/F12及び認識入力選択部20へ
送出する。
【0042】画像処理部11は、RGB色空間のRGB
画像データを、CMYK色空間のCMYK画像データに
変換する。かかる変換は、RGB画像データに色補正等
処理を施すことにより行われる。画像処理部11は、C
MYK画像データを出力選択部14へ送出する。
【0043】FAX I/F12は、スキャナ11が送
出したRGB画像データを所定の手順でファクシミリ伝
送する。FAX I/F12は、通信回線から画像デー
タを受信する。FAX I/F12は、通信回線から受
信した画像データを所定の手順で展開する。
【0044】FAX I/F12は、展開した画像デー
タがCMYK色空間の画像データであったときは、画像
データを出力選択部14へ送出する。FAX I/F1
2は、展開した画像データがCMYK色空間以外の画像
データであった場合、かかる画像データをRGB色空間
のRGB画像データに変換する。このRGB画像データ
は、出力選択部14及び認識入力選択部20へ送出され
る。
【0045】プリンタコントローラ13は、コンピュー
タから出力されたプリントデータを展開し、CMYK画
像データを構築する。プリントコントローラ13は、C
MYK画像データを出力選択部14へ送出する。
【0046】出力選択部14は、システム制御部からの
信号に従い、出力選択部5に入力された画像データがコ
ピー機能、ファクシミリ機能、または、プリンタ機能の
いずれかの画像データをプリンタ15及びRGB変換部
19へ送出するか選択する。
【0047】プリンタ15は、出力選択部14が送出し
た出力画像データの印刷を行う。操作部16は、フルカ
ラー複合機の設定状態を表示する。操作部16は、フル
カラー複合機の設定を行うようにオペレータに指示をす
る。操作部16は、キー及びタッチパネルで構成され
る。かかるキー及びタッチパネルは、コピーモードの選
択や、複写枚数の設定等、フルカラー複合機への指示を
オペレータが行うのに用いられる。
【0048】紙幣認識部17は、特徴量抽出部81、比
較判定部82及び認識制御部83で構成されている。紙
幣認識部17は、認識入力選択部で選択されたRGB画
像データを元に、原稿に紙幣、有価証券等特定画像が含
まれているか否かを判定する。紙幣認識部17は、かか
る判定結果をシステム制御部18へ送出する。
【0049】システム制御部18は、システム制御部1
8内のROMにあらかじめ格納されたプログラムに従
い、装置全体の動作を制御する信号を送出する。システ
ム制御部18は、かかる信号を用い、スキャナ10、画
像処理部11、FAX I/F12、プリンタコントロ
ーラ13、出力選択部14、プリンタ15、操作部1
6、紙幣認識部17、RGB変換部19、及び、認識入
力選択部20を制御する。
【0050】システム制御部18は、紙幣認識部17に
より画像データに紙幣、有価証券等特定画像が含まれて
いると判定された場合、プリンタ15に画像データの印
刷を中止させる。システム制御部18は、紙幣認識部1
7により画像データに紙幣、有価証券等特定画像が含ま
れていると判定された場合、プリンタ15にプリンタ1
5のRAM内に保存された画像データを消去させる。
【0051】RGB変換部19は、入力されたCMYK
画像データをRGB画像データに変換する。RGB変換
部19は、RGB画像データを認識入力選択部20へ送
出する。かかる変換は、ルックアップテーブルを用いて
変換する。
【0052】認識入力選択部20は、システム制御部1
8からの信号に従い、認識入力選択部20に入力された
画像データがコピー機能、ファクシミリ機能、または、
プリンタ機能のいずれかの画像データを、紙幣認識部1
7へ送出するかを選択する。
【0053】本発明の実施の形態における、図1及び図
2に示すフルカラー複合機が、画像データに紙幣、有価
証券等特定画像が含まれているか否かを判断する動作を
図4を参照しながら説明する。
【0054】システム制御部9は、フルカラー複合機が
使用中の機能を検索する。システム制御部9は、FAX
I/F3に、通信回線から受信したファクシミリデー
タが存在するか否かを検索する(ステップS400)。
システム制御部9は、FAXI/F3内に、通信回線か
ら受信したファクシミリデータを検索した場合(ステッ
プS400/yes)、所定の手順で展開されたCMY
K画像データを、FAX I/F3から出力選択部5へ
送出させる。(ステップS401)
【0055】なお、受信したファクシミリデータがCM
YK色空間以外の画像データであった場合、FAX I
/F3は、ファクシミリデータをCMYK色空間のCM
YK画像データに変換する。CMYK画像データは、シ
ステム制御部9により、FAX I/F3から出力選択
部5へ送出される(ステップS401)。
【0056】FAX I/F3にファクシミリデータが
ない場合(ステップS400/no)、システム制御部
9は、プリンタコントローラ4に受信したプリントデー
タが存在するか否かを検索する(ステップS402)。
プリンタコントローラ4にプリントデータが存在した場
合(ステップS402/yes)、システム制御部9
は、CMYK画像データをプリンタコントローラ4から
出力選択部5へ送出させる(システム403)。
【0057】プリンタコントローラ4にプリントデータ
がない場合(ステップS402/no)、システム制御
部9は、スキャナ1にコピージョブがあるか否かを検索
する(ステップS404)。スキャナ1にコピージョブ
が存在する場合(ステップS404/yes)、システ
ム制御部9は、RGB画像データをスキャナ1から画像
処理部2へ送出させる(ステップS405)。画像処理
部2は、RGB画像データをCMYK画像データに変換
し、出力選択部5へ送出する。
【0058】スキャナ1にコピージョブがなかった場合
(ステップS404/no)、システム制御部9はステ
ップS400へ戻る。
【0059】出力選択部5は、システム制御部9からの
信号に従い、所定の優先順位に従い、CMYK画像デー
タをプリンタ6及び紙幣認識部8へ送出する(ステップ
S406)。
【0060】上記所定の優先順位とは、例えば、プリン
ト機能のCMYK画像データがプリンタコントローラ4
から送出され、その後コピー機能のCMYK画像データ
が画像処理部2から送出された場合、出力選択部5が紙
幣認識部8へ送出する画像データは、コピー機能のCM
YK画像データを優先して送出するというものである。
これにより、フルカラー複合機においてコピー機能を用
いて原稿の複写を行っているユーザは、プリンタ機能に
優先して紙幣、有価証券等特定画像の判定、及び印刷を
行うことが可能になる。
【0061】紙幣認識部8内の認識制御部83は、シス
テム制御部9から、動作モードに関する信号を受信する
(ステップS406)。システム制御部9は、かかる信
号により、出力選択部5から紙幣認識部8へ送出された
CMYK画像データがいかなる機能の画像データである
か通知する。かかる信号により、認識制御部83は、比
較判定部82が画像データの中に特定画像があるか否か
判定する際に用いるパラメータを設定する(ステップS
407)。
【0062】上記パラメータの設定は、認識制御部83
が、比較判定部82が画像データの中に紙幣、有価証券
等特定画像が含まれているか否かを判定する際に用いら
れる、画像データの特徴量データと特定画像の特徴量デ
ータの一致率の閾値を設定することにより行われる。
【0063】プリンタ機能の加工機能、または、編集機
能は、コピー機能のものに比べ、自由度が高い。また、
プリンタ機能の階調処理は、コピー機能のものに比べ、
処理手段が多い。
【0064】従って、比較判定部82がプリンタ機能の
画像データに紙幣が含まれているか否かを有効に判定す
るためには、従来のコピー機能における画像データに紙
幣が含まれているか否かを判定する際の画像データと特
定画像の一致率の閾値よりも高い一致率の閾値を用いな
ければ、認識機能をすり抜けて紙幣、有価証券等特定画
像の偽造がなされる可能性が高くなる。
【0065】また、プリンタ機能における紙幣認識を有
効に行うために、上記一致率の閾値を高く設定したまま
コピー機能における紙幣、有価証券等特定画像の認識を
行うと、通常の原稿が誤って紙幣、有価証券等特定画像
が含まれていると認識され、正常に紙幣、有価証券等特
定画像の認識が行われない可能性がある。
【0066】そのため、本発明の実施の形態では、認識
制御部83は、フルカラー複合機の動作モードに対応し
た上記一致率の閾値を認識制御部83内のROMから取
り出す。認識制御部83は、この一致率の閾値を比較判
定部82で用いる一致率の閾値として設定する。比較判
定部82は、特定原稿の特徴量データと、特徴量抽出部
81で抽出された原稿の特徴量データを比較する。
【0067】例えば、プリンタ機能の画像データの紙
幣、有価証券等特定画像の認識に用いる紙幣、有価証券
等特定画像と画像データの一致率の閾値は、コピー機能
の画像データの紙幣、有価証券等特定画像の認識に用い
る一致率の閾値に比べて高い値のものを用いる。
【0068】紙幣認識部8内の特徴量抽出部81は、認
識制御部83の制御下、出力選択部5から送出されたC
MYK画像データから、原稿の特徴量を抽出する(ステ
ップS408)。特徴量抽出部81は、抽出した原稿の
特徴量を比較判定部82へ送出する。
【0069】比較判定部82は、特徴量抽出部81で抽
出された原稿の特徴量データと、紙幣、有価証券等特定
画像の特徴量データを比較し、両者の一致率を求める。
比較判定部82は、この一致率が上記設定された一致率
を越えているか判断する。上記一致率が上記設定された
一致率の閾値を越えていると判断された場合、比較判定
部82は、原稿の中に紙幣、有価証券等特定画像が含ま
れていると判定する(ステップS409)。認識制御部
83は、比較判定部82での上記判定結果をシステム制
御部9へ送信する。
【0070】原稿に紙幣、有価証券等特定画像が含まれ
ている場合(ステップS409/yes)、システム制
御部9はプリンタ6にCMYK画像データの記録紙への
印刷を停止する。また、システム制御部9は、プリンタ
6内のRAMに保管されているCMYK画像データを消
去する(ステップS410)。
【0071】これにより、紙幣、有価証券等特定画像が
含まれている原稿は印刷されることがなくなる。プリン
タ6内のRAMに保管されていたCMYK画像データの
消去が終了した後、フルカラー複合機は処理を終了す
る。
【0072】原稿に紙幣、有価証券等特定画像が含まれ
ていない場合(ステップS409/no)、システム制
御部9は、プリンタ6にCMYK画像データを印刷させ
る。これにより、CMYK画像データは通常の出力がな
される(ステップS411)。CMYK画像データの印
刷が終了すると、フルカラー複合機は処理を終了する。
【0073】上記実施の形態によれば、画像データの中
から紙幣、有価証券等特定画像を検索する際、画像デー
タの種類にあわせて上記一致率の閾値が設定される。従
って、画像データの種類に応じて紙幣、有価証券等特定
画像を認識する認識率を変更することが可能になり、画
像データの種類毎に最適な偽造防止の性能を設定するこ
とが可能になる。
【0074】なお、上記パラメータの設定は、比較判定
部82において用いる特定原稿の特徴量データを、画像
データの種類毎に設定するというものでもよい。
【0075】本発明の実施の形態における、図3に示す
フルカラー複合機が原稿に紙幣、有価証券等特定画像が
含まれているか否かをRGB色空間により判断する動作
を図2及び図4を参照しながら説明する。
【0076】システム制御部18は、FAX I/F1
2に、通信回線から受信したファクシミリデータが存在
するか否かを検索する(ステップS400)。FAX
I/F12に、通信回線から受信したファクシミリデー
タが存在する場合(ステップS400/yes)、シス
テム制御部18は、所定の手順で展開されたCMYK画
像データをFAX I/F13から出力選択部14へ送
出させる。
【0077】なお、受信したファクシミリデータがRG
B色空間のRGB画像データであった場合、システム制
御部18は、RGB画像データを認識入力制御部20へ
送出する。また、FAX I/F12は、このRGB画
像データをCMYK画像データに返還し、出力選択部1
4へ送出する。
【0078】また、受信したファクシミリデータがRG
B色空間及びCMYK色空間以外の形式の画像データで
あった場合、FAX I/F12はかかる画像データを
CMYK画像データに変換する。CMYK画像データ
は、システム制御部18により、FAX I/F12か
ら出力選択部14へ送出される。
【0079】FAX I/F12にファクシミリデータ
がない場合(ステップS400/no)、システム制御
部18は、プリンタコントローラ13にプリントデータ
が存在するか否かを検索する(ステップS402)。プ
リンタコントローラ13にプリントデータが存在する場
合(ステップS402/yes)、システム制御部18
は、CMYK画像データをプリンタコントローラ13か
ら出力選択部14へ送出させる(ステップS403)。
【0080】プリンタコントローラ13にプリントデー
タがない場合(ステップS402/no)、システム制
御部18は、スキャナ10にコピージョブがあるか否か
を検索する(ステップS404)。スキャナ10にコピ
ージョブがある場合(ステップS404/yes)、シ
ステム制御部18は、RGB画像データをスキャナ10
から画像処理部11及び認識入力選択部20へ送出させ
る(ステップS405)。画像処理部2は、RGB画像
データをCMYK画像データに変換し、出力選択部14
へ送出する。
【0081】出力選択部14は、CMYK画像データが
入力された場合、システム制御部18からの信号に従
い、所定の優先順位で、CMYK画像データをプリンタ
15及びRGB変換部20へ送出する。
【0082】上記所定の優先順位は、例えば、プリント
機能の画像データがプリンタコントローラ13から出力
選択部14へ送出され、その後コピー機能の画像データ
が画像処理部11から出力選択部14へ送出された場
合、出力選択部14がRGB変換部19またはプリンタ
15へ送出する画像データは、コピー機能の画像データ
を優先して送出するというものである。これにより、フ
ルカラー複合機においてコピー機能を用いて原稿の複写
を行っているユーザは、プリンタ機能に優先して印刷を
行うことが可能になる。
【0083】RGB変換部19は、出力選択部14から
入力されたCMYK色空間のCMYK画像データを、R
GB色空間のRGB画像データに変換する。RGB変換
部19は、RGB画像データを認識入力選択部20へ送
出する。
【0084】認識入力選択部20は、システム制御部1
8からの信号に従い、所定の優先順位に従い、RGB画
像データを紙幣認識部17へ送出する(ステップS40
6)。
【0085】紙幣認識部17内の認識制御部83は、シ
ステム制御部18から、動作モードに関する信号を受信
する(ステップS406)。システム制御部18は、か
かる信号により、認識入力選択部20が紙幣認識部17
へ送出したRGB画像データがいかなる機能の画像デー
タであるかを通知する。かかる信号により、認識制御部
83は比較判定部82が画像データの中に特定画像が含
まれているか否かを判定する際に用いるパラメータを設
定する(ステップS407)。
【0086】上記パラメータの設定は、認識制御部83
が、比較判定部82が画像データの中に紙幣、有価証券
等特定画像が含まれているか否かを判定する際に用いら
れる画像データの特徴量データと特定原稿の特徴量デー
タの一致率の閾値を設定することにより行われる。
【0087】プリンタ機能の加工機能、または、編集機
能は、コピー機能のものに比べ、自由度が高い。また、
プリンタ機能の階調処理は、コピー機能のものに比べ、
処理手段が多い。
【0088】従って、比較判定部82プリンタ機能の画
像データに紙幣、有価証券等特定画像が含まれているか
否かを有効に判定するためには、従来のコピー機能にお
ける画像データに紙幣、有価証券等特定画像が含まれて
いるか否かを判定する際の画像データと特定画像の一致
率の閾値よりも高い一致率の閾値を用いなければ、認識
機能を擦り抜けて有価証券の偽造がなされる可能性が高
くなる。
【0089】また、プリンタ機能における紙幣、有価証
券等特定画像の認識を有効に行うために上記一致率の閾
値を高く設定したまま、コピー機能における紙幣、有価
証券等特定画像の認識を行うと、通常の原稿を誤って紙
幣、有価証券等特定画像と認識してしまい、正常な紙
幣、有価証券等特定画像の認識が行われない可能性があ
る。
【0090】従って、本発明の実施の形態では、フルカ
ラー複合機の動作モードに応じた上記一致率の閾値を設
定する。例えば、プリンタ機能に用いられる上記一致率
の閾値は、コピー機能に用いられる上記一致率に比べ、
高い値の一致率の閾値になる。
【0091】紙幣認識部8内の特徴量抽出部81は、認
識制御部83の制御下、認識入力選択部20から入力さ
れたRGB画像データから、原稿の特徴量を抽出する。
(ステップS408)。特徴量抽出部81は、抽出した
原稿の特徴量を比較判定部82へ送出する。
【0092】比較判定部82は、特徴量抽出部81で抽
出された原稿の特徴量データと、紙幣、有価証券等特定
画像の特徴量データの一致率を求める。比較判定部82
は、この一致率が上記設定された一致率の閾値以上の値
であった場合には、原稿の中に紙幣、有価証券等特定画
像が含まれていると判定する(ステップS409)。認
識制御部83は、比較判定部82での上記判定結果をシ
ステム制御部18へ送信する。
【0093】原稿に紙幣、有価証券等特定画像が含まれ
ている場合(ステップS409/yes)、システム制
御部18はプリンタ15に画像データの記録紙への印刷
を停止する。また、システム制御部18は、プリンタ1
5内のRAMに保管されている画像データを消去する
(ステップS410)。
【0094】これにより、紙幣、有価証券等特定画像が
含まれている原稿は印刷されることがなくなる。プリン
タ15内のRAMに保管されていた画像データの消去が
終了した後、フルカラー複合機は処理を終了する。
【0095】原稿に紙幣、有価証券等特定画像が含まれ
ていない場合(ステップS409/no)、システム制
御部18は、プリンタ15に画像データを印刷させる。
これにより、画像データは通常の出力がなされる(ステ
ップS411)。画像データの印刷が終了すると、フル
カラー複合機は処理を終了する。
【0096】上記実施の形態によれば、画像データの中
から紙幣、有価証券等特定画像を検索する際、画像デー
タの種類にあわせて画像データの中に紙幣、有価証券等
特定画像が含まれているか否かを判定する一致率の閾値
が設定される。従って、画像データの種類に応じて特定
画像を認識する認識率を変更することが可能になり、画
像データの種類毎に最適な偽造防止の性能を設定するこ
とが可能になる。
【0097】なお、上記パラメータの設定は、比較判定
部82において用いられる特定原稿の特徴量データを画
像データの種類毎に設定するというものでもよい。
【0098】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、画像データの中に特定画像が含
まれているか否かを検出する特定画像検出手段と、特定
画像検出手段により画像データの中に特定画像が検出さ
れた場合に、画像データの画像形成を行わない画像形成
制御手段と、特定画像検出手段による検出を画像データ
の種類により制御する制御手段を有することにより、画
像形成を行う画像データの種類毎に最適な偽造防止の性
能を設定することが可能になる。
【0099】請求項2記載の発明によれば、請求項1の
装置において、画像データはコピーデータ及びファクシ
ミリデータであることにより、コピー機能及びファクシ
ミリ機能を有する画像形成装置において、画像形成を行
う画像データの種類毎に最適な偽造防止の性能を設定す
ることが可能になる。
【0100】請求項3記載の発明によれば、請求項1の
装置において、画像データはコピーデータ及びプリンタ
データであることにより、コピー機能及びプリンタ機能
を有する画像形成装置において、画像形成を行う画像デ
ータの種類毎に最適な偽造防止の性能を設定することが
可能になる。
【0101】請求項4記載の発明によれば、請求項1の
装置において、画像データはファクシミリデータ及びプ
リンタデータであることにより、ファクシミリ機能及び
プリンタ機能を有する画像形成装置において、画像形成
を行う画像データの種類毎に最適な偽造防止の性能を設
定することが可能になる。
【0102】請求項5記載の発明によれば、請求項1の
装置において、画像データは、コピーデータ、ファクシ
ミリデータ、及びプリンタデータであることにより、コ
ピー機能、ファクシミリ機能、及びプリンタ機能を有す
る画像形成装置において、画像形成を行う画像データの
種類毎に最適な偽造防止の性能を設定することが可能に
なる。
【0103】請求項6記載の発明によれば、請求項1か
ら5のいずれか1項の装置において、特定画像検出手段
は、画像データの特徴量データと特定画像の特徴量デー
タを比較することにより行うものであり、制御手段は、
画像データと画像データの種類毎に画像データの特徴量
データと特定画像の特徴量データの一致率の閾値を設定
し、画像データの特徴量データと特定画像の特徴量デー
タの一致率が、一致率の閾値以上の一致率であった場合
に、画像データの画像形成を行わないものであることに
より、特定画像の認識率を変更することが可能になる。
従って、画像データの種類毎に最適な偽造防止の性能を
設定することが可能になる。
【0104】請求項7記載の発明によれば、請求項1か
ら6のいずれか1項の装置において、特定画像は、紙幣
であることにより、紙幣の画像形成を防止することが可
能になる。
【0105】請求項8記載の発明によれば、請求項1か
ら7のいずれか1項の装置において、特定画像は、有価
証券であることにより、有価証券の画像形成を防止する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における特定画像の認識を
CMYK色空間で行うフルカラー複合機の内部構成を示
す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態における紙幣認識部の内部
構成を示す構成図である。
【図3】本発明の実施の形態における特定画像の認識を
RGB色空間で行うフルカラー複合機の内部構成を示す
構成図である。
【図4】本発明の実施の形態における、特定画像の認識
を行う動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 画像処理部 3 FAX I/F 4 プリンタコントローラ 5 出力選択部 6 プリンタ 7 操作部 8 紙幣認識部 9 システム制御部 10 スキャナ 11 画像処理部 12 FAX I/F 13 プリンタコントローラ 14 出力選択部 15 プリンタ 16 操作部 17 紙幣認識部 18 システム制御部 19 RGB変換部 20 認識入力選択部 81 特徴量抽出部 82 比較判定部 83 認識制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データの中に特定画像が含まれてい
    るか否かを検出する特定画像検出手段と、 該特定画像検出手段により前記画像データの中に前記特
    定画像が検出された場合に、該画像データの画像形成を
    行わない画像形成制御手段と、 前記特定画像検出手段による検出を、画像データの種類
    により制御する制御手段を有することを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データはコピーデータ及びファ
    クシミリデータであることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像データはコピーデータ及びプリ
    ンタデータであることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データはファクシミリデータ及
    びプリンタデータであることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データは、コピーデータ、ファ
    クシミリデータ、及びプリンタデータであることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記特定画像検出手段は、前記画像デー
    タの特徴量データと前記特定画像の特徴量データを比較
    することにより行うものであり、 前記制御手段は、前記画像データの種類毎に前記画像デ
    ータの特徴量データと前記特定画像の特徴量データの一
    致率の閾値を設定し、前記画像データの特徴量データと
    前記特定画像の特徴量データの一致率が、前記一致率の
    閾値以上の一致率であった場合に、前記画像データの画
    像形成を行わないものであることを特徴とする請求項1
    から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記特定画像は、紙幣であることを特徴
    とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 前記特定画像は、有価証券であることを
    特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像
    形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258944A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Fujinon Corp オートフォーカスシステム
JP2007057956A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US8035864B2 (en) 2006-09-19 2011-10-11 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing apparatus

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