JP2001094577A - 現用予備構成のsscop機能付通信装置及び現用予備切替方法 - Google Patents

現用予備構成のsscop機能付通信装置及び現用予備切替方法

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JP2001094577A
JP2001094577A JP27192699A JP27192699A JP2001094577A JP 2001094577 A JP2001094577 A JP 2001094577A JP 27192699 A JP27192699 A JP 27192699A JP 27192699 A JP27192699 A JP 27192699A JP 2001094577 A JP2001094577 A JP 2001094577A
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sscop
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Kazuhiko Fujishiro
一彦 藤代
Shinichi Yumoto
伸一 湯本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現用装置が保守又は障害等によってダウ
ンしても、対向通信装置との間のSSCOPコネクショ
ンが切断しないように、適正に現用から予備装置への切
り替えを行うこと。 【解決手段】 SSCOP機能を用いて対向通信装置と
データ通信を行う現用/予備構成における現用装置10
2のSSCOP機能部107aが用いるコネクション情
報を、引継手段111で、予備装置103のSSCOP
機能部107bに引き継ぎ、この引き継がれたコネクシ
ョン情報を、予備装置103のSSCOP機能部107
bのコネクション情報として合せ込んだ後、その予備装
置103が現用装置に切り替わるか、又は切替時に合込
手段110によって、対向通信装置に対して、再同期コ
マンド(RS−PDU)を送信することにより、対向通
信装置とSSCOPコネクションを再同期させた後、現
用装置として処理を開始するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchron
ous Transfer Mode)アダプテーションレイヤのCS(Con
vergence Sublayer)サービス依存部内に位置付けられる
通信プロトコルであるSSCOP(Service Specific Co
nnection Oriented Protocol)を使用して、SSCOP
コネクションの切り替えを可能とする現用予備構成のS
SCOP機能付通信装置及び現用予備切替方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の現用予備構成のSSCO
P機能付通信装置及び現用予備切替方法としては、特開
平10−13429号公報に記載されているものがあ
る。
【0003】ATMアダプテーションレイヤ(AAL)
の機能は、セル分割・組立サブレイヤ(SAR)と上記
CSとに分けられ、SARは、データユニットを複数の
セルに分割したり、その逆に複数のセルを1つのデータ
ユニットに組み立てる機能であり、CSは、データの誤
りチェックや、各種サービスの必要に応じた訂正などデ
ータの正当性を検証し、その結果を上位レイヤに渡す役
割を果たす機能である。
【0004】従来の現用予備構成のSSCOP機能付通
信装置では、現用予備装置の2つのSSCOP機能部間
に、現用予備装置が共にアクセス可能な共有メモリを設
け、このメモリ領域に現用装置のSSCOP機能部がコ
ネクション情報を更新して保持する。
【0005】そして、保守又は障害による現用から予備
装置への切り替え時に、予備装置のSSCOP機能部
が、共有メモリに記憶されたコネクション情報を、自機
能部のコネクション情報に合せ込み現用装置として処理
を再開することにより、対向通信装置との間のSSCO
Pコネクションを切断することなく、現用から予備への
切り替えを行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、現用装置のSSCOP機能部が、共有
メモリへのコネクション情報の書き込み中に保守又は障
害等でダウンすると、その書き込み情報が正しいか否か
を知る術がないことから、現用装置が共有メモリに最新
のコネクション情報を更新できる保証がなく、このため
予備装置のSSCOP機能部に不完全なコネクション情
報が引き継がれると、予備装置が、現用装置として動作
を再開することができなるという問題がある。
【0007】このように現用から予備装置への切り替え
が正常に行われない場合、対向通信装置との間のSSC
OPコネクションが切断されるという問題がある。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、現用装置が保守又は障害等によってダウンして
も、対向通信装置との間のSSCOPコネクションが切
断しないように、適正に現用から予備装置への切り替え
を行うことができる現用予備構成のSSCOP機能付通
信装置及び現用予備切替方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の現用予備構成の
SSCOP機能付通信装置は、SSCOP機能を用いて
対向通信装置とデータ通信を行う現用予備装置に、前記
SSCOP機能が用いるコネクション情報の保持領域
と、この保持領域に保持されたコネクション情報を、現
用装置から予備装置へ引き継ぐ引継手段と、前記現用装
置から引き継いだコネクション情報を、自装置のSSC
OP機能のコネクション情報として合せ込む合込手段
と、を具備する構成を採る。
【0010】この構成によれば、従来のように、現用装
置及び予備装置のSSCOP機能間に、コネクション情
報を保持する為の共有メモリがなくても、正常に対向通
信装置との間のSSCOPコネクションを切り替えるこ
とができる。
【0011】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、引継手段は、現用装置
から予備装置への切り替え時に、前記現用装置におい
て、保持領域に保持されたコネクション情報を、SSC
OP機能を使用する上位レイヤ手段に通知する機能を具
備する構成を採る。
【0012】この構成によれば、保守による装置切り替
え時に、SSCOP機能のコネクション情報を上位レイ
ヤ手段に通知することができる。
【0013】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、引継手段は、現用装置
の上位レイヤ手段が、前記現用装置のSSCOP機能に
よって通知されたコネクション情報を受信して保持する
機能を具備する構成を採る。
【0014】この構成によれば、保守による装置切り替
え時に、現用装置のSSCOP機能が通知したコネクシ
ョン情報を、上位レイヤ手段が保持することができる。
【0015】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、引継手段は、予備装置
の上位レイヤ手段が、現用装置の上位レイヤ手段に保持
されたコネクション情報を、前記予備装置のSSCOP
機能が用いるように引き継ぐ機能を具備する構成を採
る。
【0016】この構成によれば、保守による装置切り替
え時に、予備装置の上位レイヤ手段が、現用装置の上位
レイヤ手段から引き継いだコネクション情報を、予備装
置のSSCOP機能へ通知することができる。
【0017】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、合込手段は、予備装置
のSSCOP機能で、前記予備装置の上位レイヤ手段か
ら受信した現用装置のコネクション情報を、自SSCO
P機能のコネクション情報として合せ込んだのち現用装
置となる機能を具備する構成を採る。
【0018】この構成によれば、保守による装置切り替
え時に、予備装置のSSCOP機能が、上位レイヤ手段
から受信したコネクション情報を、自SSCOP機能の
コネクション情報として合せ込み、現用装置として処理
を行うことができる。
【0019】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、合込手段は、現用装置
から予備装置への切り替え時に、障害により引き継ぎ/
合せ込みができなかった場合に、前記予備装置のSSC
OP機能で、対向通信装置へ再同期コマンドを送信して
再同期を取ったのち現用装置となる機能を具備する構成
を採る。
【0020】この構成によれば、障害による装置切り替
え時に、再同期処理により、正常にSSCOPコネクシ
ョンを、現用装置から予備装置のSSCOP機能へ切り
替えることができる。
【0021】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、引継手段は、通常運用
時に現用装置のSSCOP機能が、送信側コネクション
シーケンス状態変数であるVT(SQ)値が更新される
毎に、そのVT(SQ)値を前記現用装置の上位レイヤ
手段に通知する機能を具備する構成を採る。
【0022】この構成によれば、通常運用中に、現用装
置でVT(SQ)値が更新される毎にSSCOP機能か
ら上位レイヤ手段に、その値を通知することができる。
【0023】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、引継手段は、現用装置
の上位レイヤ手段が、SSCOP機能により通知された
VT(SQ)値を受信して保持する機能を具備する構成
を採る。
【0024】この構成によれば、通常運用中、現用装置
の上位レイヤが、SSCOP機能から通知されたVT
(SQ)値を受信して保持することができる。
【0025】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、引継手段は、現用装置
から予備装置への切り替え時に、前記予備装置の上位レ
イヤ手段が、前記現用装置の上位レイヤ手段に保持され
たVT(SQ)値をSSCOP機能が用いるように引き
継ぐ機能を具備する構成を採る。
【0026】この構成によれば、障害による装置切り替
え時に、予備装置の上位レイヤが、現用装置の上位レイ
ヤから最新のVT(SQ)値を引き継ぎ、自装置のSS
COP機能へその値を通知することができる。
【0027】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、合込手段は、現用装置
から予備装置への切り替え時に、前記予備装置のSSC
OP機能で再同期コマンドを送信する前に、前記現用装
置のVT(SQ)値を、自機能部のVT(SQ)値とし
て合せ込む機能を具備する構成を採る。
【0028】この構成によれば、障害による装置切り替
え時に、予備装置のSSCOP機能が再同期コマンドを
送信する前に、上位レイヤ手段から受信したVT(S
Q)値を、自機能部のVT(SQ)値として合せ込むこ
とができる。
【0029】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、合込手段は、通常運用
時に、現用装置の上位レイヤ手段が、データ要求信号に
上位レイヤ手段とSSCOP機能間の送達確認に使用す
る送達確認識別子を付加して前記SSCOP機能へデー
タの転送要求を行う機能を具備する構成を採る。
【0030】この構成によれば、通常運用中、現用装置
の上位レイヤ手段が、データ要求信号に、送達確認用の
識別子を付加して、SSCOP機能へデータの転送要求
を行なうことができる。
【0031】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、合込手段は、通常運用
時に、現用装置のSSCOP機能が、上位レイヤ手段か
ら転送要求されたデータの送達確認がとれた時に、確認
信号を前記上位レイヤ手段へ通知する機能を具備する構
成を採る。
【0032】この構成によれば、通常運用中、現用装置
のSSCOP機能で、上位レイヤ手段から転送要求さ
れ、送達確認のとれたデータに対し、確認信号を上位レ
イヤ手段に通知することができる。
【0033】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、合込手段は、通常運用
時に、現用装置の上位レイヤ手段が、SSCOP機能か
ら確認信号を受信した時に、送達確認待ちで保持してい
た送信データの中から、送達確認のとれたデータを削除
する機能を具備する構成を採る。
【0034】この構成によれば、通常運用中、現用装置
の上位レイヤ手段で、SSCOP機能へデータの転送要
求を行い、送達確認待ちであったデータを削除すること
ができる。
【0035】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置は、上記構成において、合込手段は、現用装置
から予備装置への切り替え後、切り替え先の現用装置の
上位レイヤ手段が、送達確認のとれていないデータをS
SCOP機能に対して再送する機能を具備する構成を採
る。
【0036】この構成によれば、保守または障害による
装置切り替え後、切り替え先で現用装置となった上位レ
イヤ手段が、送達確認のとれていないデータを、SSC
OP機能に対して再度、転送要求を行なうことができ
る。
【0037】本発明の現用予備構成のSSCOP機能付
通信装置における現用予備切替方法は、SSCOP機能
を用いて対向通信装置とデータ通信を行う現用予備構成
における現用側の前記SSCOP機能が用いるコネクシ
ョン情報を、前記SSCOP機能を使用する前記現用予
備側の上位レイヤ手段を介して前記予備側へ引き継ぎ、
この引き継がれたコネクション情報を、前記予備側のS
SCOP機能のコネクション情報として合せ込んだ後、
前記予備側が現用に切り替わるようにした。
【0038】この方法によれば、現用装置及び予備装置
のSSCOP機能間に、コネクション情報を保持する為
の共有メモリがなくても、正常に対向通信装置との間の
SSCOPコネクションを切り替えることができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0040】(実施の形態)図1は、本発明の実施の形
態に係る現用予備構成のSSCOP機能付通信装置の構
成を示すブロック図である。
【0041】図1に示すSSCOP機能付通信装置10
0は、図示せぬ対向通信装置に伝送路101によって接
続された現用装置102及び予備装置103と、この現
用装置102及び予備装置103間に接続された上位レ
イヤ間共有メモリ部104とを備えて構成されている。
【0042】現用装置102及び予備装置103は、各
々同一構成であり、現用装置102は、受信処理部10
5aと、送信処理部106aと、SSCOP機能部10
7aと、コネクション情報保持領域108aと、上位レ
イヤ部109aとを備えて構成され、予備装置103
は、受信処理部105bと、送信処理部106bと、S
SCOP機能部107bと、コネクション情報保持領域
108bと、上位レイヤ部109bとを備えて構成され
ている。
【0043】なお、各部105〜109の後部に付けら
れているa,bは、現用装置102と予備装置103と
を区別するために付けたものである。従って、一方aの
説明で他方bが説明できる場合は、他方bの説明は行わ
ない。
【0044】受信処理部105aは、伝送路101を介
して送信されてきた相手側通信装置のデータを受信する
ものである。
【0045】送信処理部106aは、伝送路101を介
して相手側通信装置へデータを送信するものである。
【0046】SSCOP機能部107aは、通信プロト
コルであるSSCOPとしての機能を有する機能手段で
ある。
【0047】コネクション情報保持領域108aは、S
SCOP機能部107aにおけるSSCOPコネクショ
ン情報を保持する領域である。
【0048】上位レイヤ部109aは、SSCOP機能
を使用するアプリケーション又は、SSCF(Service S
pecific Coordination Function:サービス依存コーデ
ィネーション)に相当する。
【0049】また、上位レイヤ間共有メモリ部104
は、上位レイヤ部109aと109bとの間に接続され
ている。
【0050】更に、SSCOP機能部107a及び10
7bは、本実施の形態の特徴要素である上位レイヤ部1
09a、109b及び上位レイヤ間共有メモリ部104
と共に構成される後述で説明する合込手段110及び引
継手段111を備えている。
【0051】このような構成のSSCOP機能付通信装
置100の動作を説明する。
【0052】まず、保守による現用装置102から予備
装置103への切り替え時には、現用装置102のSS
COP機能部107aが、引継手段111によって、コ
ネクション情報保持領域108aに保持していた対向通
信装置との間のSSCOPコネクションに関する情報
(コネクション情報)を、予備装置103のSSCOP
機能部107bへ通知する。
【0053】この通知は、SSCOP機能部107aか
らコネクション情報が上位レイヤ部109aへ通知さ
れ、この通知されたコネクション情報が上位レイヤ間共
有メモリ部104に一旦保持され、この保持コネクショ
ン情報を、上位レイヤ部109bが読み込んでSSCO
P機能部107bへ通知することによって行われる。
【0054】そのコネクション情報が通知されたSSC
OP機能部107bは、合込手段110によって、コネ
クション情報を、自機能部107bのコネクション情報
保持領域108bに保持されたコネクション情報に合せ
込み、この後、予備装置103が現用装置として処理を
再開する。これによって、対向通信装置との間のSSC
OPコネクションを正常に切り替えることができる。
【0055】一方、障害による現用装置102から予備
装置103への切り替え時には、予備装置103のSS
COP機能部107bが、その合込手段110によっ
て、対向通信装置に対して、再同期コマンド(RS−P
DU)を送信することによって、対向通信装置とSSC
OPコネクションを再同期させた後、現用装置として処
理を開始する。これによって、対向通信装置との間のS
SCOPコネクションを正常に切り替えることができ
る。
【0056】この他、引継手段111は、障害による現
用装置102から予備装置103への切り替え時に、R
S−PDUが対向通信装置で再送と判断されない様に、
通常運用中に現用装置102のSSCOP機能部107
aが、送信側コネクションシーケンス状態変数{VT
(SQ)}値が更新される毎に、そのVT(SQ)値を
上位レイヤ部109aに通知する機能を有する。
【0057】また、引継手段111は、現用装置102
の上位レイヤ部109aが、SSCOP機能部107a
から通知されたVT(SQ)値を受信し、上位レイヤ間
共有メモリ部104に保持する機能を有する。
【0058】また、引継手段111は、障害による現用
装置102から予備装置103への切り替え時に、予備
装置103の上位レイヤ部109bが、現用装置102
の上位レイヤ部109aが書き込んだVT(SQ)値を
引き継ぎ、予備装置103のSSCOP機能部107b
へ通知する機能を有する。
【0059】また、合込手段110は、障害による現用
装置102から予備装置103への切り替え時に、予備
装置103のSSCOP機能部107bで、RS−PD
Uを送信する前に、上位レイヤ部109bから受信した
現用装置102のSSCOP機能部107aのVT(S
Q)値を、自機能部のVT(SQ)値としてコネクショ
ン情報保持領域108aのVT(SQ)値に合せ込む機
能を有する。
【0060】また、合込手段110は、通常運用中、現
用装置102の上位レイヤ部109aで、AAデータ要
求信号に、上位レイヤ部109aとSSCOP機能部1
07a間の送達確認に使用する送達確認識別子を付加し
て、SSCOP機能部107aへデータの転送要求を行
なう機能を有する。
【0061】また、合込手段110は、通常運用中、現
用装置102のSSCOP機能部107aで、上位レイ
ヤ部109aから転送要求されたデータの送達確認がと
れた時に、確認信号を上位レイヤ部109aに通知する
機能を有する。
【0062】また、合込手段110は、通常運用中、現
用装置102の上位レイヤ部109aで、SSCOP機
能部107aから確認信号を受信した時に、送達確認待
ちで上位レイヤ間共有メモリ部104に保持していた送
信データの中から、送達確認のとれたデータを削除する
機能を有する。
【0063】また、合込手段110は、保守又は障害に
よる装置切り替え後、切り替え先の現用装置103の上
位レイヤ部109bが、送達確認のとれていないデータ
をSSCOP機能部107bに対して再送する機能を有
する。
【0064】このように、本実施の形態の現用予備構成
のSSCOP機能付通信装置100によれば、SSCO
P機能を用いて対向通信装置とデータ通信を行う現用予
備構成における現用装置102のSSCOP機能部10
7aが用いるコネクション情報を、引継手段111で、
予備装置103のSSCOP機能部107bに引き継
ぎ、この引き継がれたコネクション情報を、予備装置1
03のSSCOP機能部107bのコネクション情報と
して合せ込んだ後、その予備装置103が現用装置に切
り替わるか、又は切替時に合込手段110によって、対
向通信装置に対して、再同期コマンド(RS−PDU)
を送信することにより、対向通信装置とSSCOPコネ
クションを再同期させた後、現用装置として処理を開始
するように構成した。
【0065】これによって、従来のように、現用装置及
び予備装置のSSCOP機能部間に、コネクション情報
を保持する為の共有メモリがなくても、保守及び異常等
による現用から予備装置への切り替え時に、正常に対向
通信装置との間のSSCOPコネクションを切り替える
ことができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現用装置が保守又は障害等によってダウンしても、対向
通信装置との間のSSCOPコネクションが切断しない
ように、適正に現用から予備装置への切り替えを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る現用予備構成のSS
COP機能付通信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
100 SSCOP機能付通信装置 101 伝送路 102 現用装置 103 予備装置 104 上位レイヤ間共有メモリ部 105a,105b 受信処理部 106a,106b 送信処理部 107a,107b SSCOP機能部 108a,108b コネクション情報保持領域 109a,109b 上位レイヤ部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SSCOP機能を用いて対向通信装置と
    データ通信を行う現用予備装置に、前記SSCOP機能
    が用いるコネクション情報の保持領域と、この保持領域
    に保持されたコネクション情報を、現用装置から予備装
    置へ引き継ぐ引継手段と、前記現用装置から引き継いだ
    コネクション情報を、自装置のSSCOP機能のコネク
    ション情報として合せ込む合込手段と、を具備すること
    を特徴とする現用予備構成のSSCOP機能付通信装
    置。
  2. 【請求項2】 引継手段は、現用装置から予備装置への
    切り替え時に、前記現用装置において、保持領域に保持
    されたコネクション情報を、SSCOP機能を使用する
    上位レイヤ手段に通知する機能を具備することを特徴と
    する請求項1記載の現用予備構成のSSCOP機能付通
    信装置。
  3. 【請求項3】 引継手段は、現用装置の上位レイヤ手段
    が、前記現用装置のSSCOP機能によって通知された
    コネクション情報を受信して保持する機能を具備するこ
    とを特徴とする請求項2記載の現用予備構成のSSCO
    P機能付通信装置。
  4. 【請求項4】 引継手段は、予備装置の上位レイヤ手段
    が、現用装置の上位レイヤ手段に保持されたコネクショ
    ン情報を、前記予備装置のSSCOP機能が用いるよう
    に引き継ぐ機能を具備することを特徴とする請求項3記
    載の現用予備構成のSSCOP機能付通信装置。
  5. 【請求項5】 合込手段は、予備装置のSSCOP機能
    で、前記予備装置の上位レイヤ手段から受信した現用装
    置のコネクション情報を、自SSCOP機能のコネクシ
    ョン情報として合せ込んだのち現用装置となる機能を具
    備することを特徴とする請求項2から請求項4いずれか
    に記載の現用予備構成のSSCOP機能付通信装置。
  6. 【請求項6】 合込手段は、現用装置から予備装置への
    切り替え時に、障害により引き継ぎ/合せ込みができな
    かった場合に、前記予備装置のSSCOP機能で、対向
    通信装置へ再同期コマンドを送信して再同期を取ったの
    ち現用装置となる機能を具備することを特徴とする請求
    項5記載の現用予備構成のSSCOP機能付通信装置。
  7. 【請求項7】 引継手段は、通常運用時に現用装置のS
    SCOP機能が、送信側コネクションシーケンス状態変
    数であるVT(SQ)値が更新される毎に、そのVT
    (SQ)値を前記現用装置の上位レイヤ手段に通知する
    機能を具備することを特徴とする請求項6記載の現用予
    備構成のSSCOP機能付通信装置。
  8. 【請求項8】 引継手段は、現用装置の上位レイヤ手段
    が、SSCOP機能により通知されたVT(SQ)値を
    受信して保持する機能を具備することを特徴とする請求
    項7記載の現用予備構成のSSCOP機能付通信装置。
  9. 【請求項9】 引継手段は、現用装置から予備装置への
    切り替え時に、前記予備装置の上位レイヤ手段が、前記
    現用装置の上位レイヤ手段に保持されたVT(SQ)値
    をSSCOP機能が用いるように引き継ぐ機能を具備す
    ることを特徴とする請求項8記載の現用予備構成のSS
    COP機能付通信装置。
  10. 【請求項10】 合込手段は、現用装置から予備装置へ
    の切り替え時に、前記予備装置のSSCOP機能で再同
    期コマンドを送信する前に、前記現用装置のVT(S
    Q)値を、自機能部のVT(SQ)値として合せ込む機
    能を具備することを特徴とする請求項9記載の現用予備
    構成のSSCOP機能付通信装置。
  11. 【請求項11】 合込手段は、通常運用時に、現用装置
    の上位レイヤ手段が、データ要求信号に上位レイヤ手段
    とSSCOP機能間の送達確認に使用する送達確認識別
    子を付加して前記SSCOP機能へデータの転送要求を
    行う機能を具備することを特徴とする請求項10記載の
    現用予備構成のSSCOP機能付通信装置。
  12. 【請求項12】 合込手段は、通常運用時に、現用装置
    のSSCOP機能が、上位レイヤ手段から転送要求され
    たデータの送達確認がとれた時に、確認信号を前記上位
    レイヤ手段へ通知する機能を具備することを特徴とする
    請求項11記載の現用予備構成のSSCOP機能付通信
    装置。
  13. 【請求項13】 合込手段は、通常運用時に、現用装置
    の上位レイヤ手段が、SSCOP機能から確認信号を受
    信した時に、送達確認待ちで保持していた送信データの
    中から、送達確認のとれたデータを削除する機能を具備
    することを特徴とする請求項12記載の現用予備構成の
    SSCOP機能付通信装置。
  14. 【請求項14】 合込手段は、現用装置から予備装置へ
    の切り替え後、切り替え先の現用装置の上位レイヤ手段
    が、送達確認のとれていないデータをSSCOP機能に
    対して再送する機能を具備することを特徴とする請求項
    13記載の現用予備構成のSSCOP機能付通信装置。
  15. 【請求項15】 SSCOP機能を用いて対向通信装置
    とデータ通信を行う現用予備構成における現用側の前記
    SSCOP機能が用いるコネクション情報を、前記SS
    COP機能を使用する前記現用予備側の上位レイヤ手段
    を介して前記予備側へ引き継ぎ、この引き継がれたコネ
    クション情報を、前記予備側のSSCOP機能のコネク
    ション情報として合せ込んだ後、前記予備側が現用に切
    り替わることを特徴とするSSCOP機能付通信装置に
    おける現用予備切替方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011151530A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Fuji Electric Co Ltd 通信システムの同期方法、通信システム、マスタ局

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