JP2001094281A - 無線基地局装置の冷却構造 - Google Patents

無線基地局装置の冷却構造

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JP2001094281A
JP2001094281A JP26887499A JP26887499A JP2001094281A JP 2001094281 A JP2001094281 A JP 2001094281A JP 26887499 A JP26887499 A JP 26887499A JP 26887499 A JP26887499 A JP 26887499A JP 2001094281 A JP2001094281 A JP 2001094281A
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axial fan
unit
fins
cooling structure
base station
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Yoshiji Ono
芳史 大野
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱むらを起こすことなく軸流ファンとユニ
ットとを近付けることが出来るようにする。 【解決手段】 軸流ファン10の軸方向と平行な平行面
16aと、平行面16aの軸流ファン10側端部からユ
ニット14方向に向かって傾斜する傾斜面16bとを有
する風導装置16を、ユニット14のフィン12が設け
られていない部分に設け、軸流ファン10からの風が、
平行面16a及び傾斜面16bによってフィン方向へと
導かれるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、強制空冷させる
ための軸流ファンと、ヒートシンクとによって放熱させ
るユニットを有する無線基地局装置の冷却構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の無線基地局装置の冷却構造として
は図2、図3及び図4に示されるような構造を有してお
り、強制空冷させるための軸流ファン10と、軸流ファ
ン10の軸方向に並んだフィン12に軸流ファン10か
らの風があたることにより放熱させるヒートシンクを有
するユニット14と、を有している。ユニット14は水
平方向に複数台並んでおり、ユニット14幅と軸流ファ
ン10のフレーム幅との関係は1:2である。
【0003】しかしながら、上記のような従来の無線基
地局装置の冷却構造では次のような課題がある。すなわ
ち、図4(b)に示されるように、軸流ファン10は、
プロペラ10a部分に比べてモータ軸10b付近及びプ
ロペラ10a外周部分の風速が低下してしまうため(風
速低下部は、図中斜線で示される部分)、ユニット14
を軸流ファン10に近付けると、モータ軸10b付近及
びプロぺラ10a外周の風速低下の影響により風の通ら
ないフィン12間ができてしまい、放熱むらをおこして
しまうという問題がある。したがって、このような放熱
むらを回避するために、風速が安定するところまでユニ
ット14と軸流ファン10の間の距離Lを確保しなけれ
ばならないので、装置全体が大型化してしまう。
【0004】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであり、軸流ファンと放熱させるユニ
ットと近づけても、軸流ファンのモータ軸付近及びプロ
ペラ外周の風速低下による放熱むらを回避でき、もっ
て、小型化が実現可能な無線基地局装置の冷却構造を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明に係る無線基地局装置の冷却構造は、
強制空冷させるための軸流ファンと、軸流ファンの軸方
向に並んだフィンに軸流ファンからの風があたることに
より放熱させるヒートシンクを有するユニットと、を有
する無線基地局装置において、軸流ファンとユニットと
の間には、軸流ファンからの風を各フィン間にむらなく
送風する風導装置が設けられていることを特徴とするも
のである。
【0006】このように、軸流ファンとユニットとの間
に風導装置を設けることにより、軸流ファンからの風を
各フィン間にむらなく送風することができるため、軸流
ファンの風速低下部分の制約を受けることなくユニット
と軸流ファンとを近づけることができ、装置全体を小型
化することができる。
【0007】また、この発明に係る無線基地局装置の冷
却構造は、前記風導装置は、軸流ファンの軸方向と平行
な平行面と、平行面の軸流ファン側端部からユニット方
向に向かって傾斜する傾斜面とを有しており、風導装置
は、前記平行面がユニットのフィンから最も離れた位置
に、また、傾斜面のユニット側端部がフィンに最も近い
位置に位置するようにユニットのフィンが設けられてい
ない部分に配置されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】これにより、軸流ファンから送られる風
は、風導板の傾斜面に当たりフィンへと導かれるため、
どのフィン間にもむらなく風を通すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1(a)にこの発明を実施した
無線基地局装置の側面図を、図1(b)に矢視A図をそ
れぞれ示す。なお、従来の技術で説明したものと同じ部
材に関しては同じ符号を使用し、従来の技術で説明した
部分に関しては説明を省略する。
【0010】3台の軸流ファン10と2台のユニット1
4との間に、軸流ファン10からの風を各フィン12間
にむらなく送風する2台の風導装置16がそれぞれ設け
られており、それぞれの風導装置16は、軸流ファン1
0の軸方向と平行な平行面16aと、平行面16aの軸
流ファン10側端部からユニット14方向に向かって傾
斜する傾斜面16bとを有している。また、風導装置1
6は、平行面16aがユニット14のフィン12から最
も離れた位置に、かつ傾斜面16bのユニット14側端
部がフィン12に最も近い位置に位置するようにユニッ
ト14のフィン12が設けられていない部分に配置され
ている。
【0011】それぞれの傾斜面16bは、水平に対し3
0°〜60°ぐらいの傾斜角度を有しており、左右のユ
ニット14が違わないかぎり同じ傾斜角度のものが使用
される。また、軸流ファン10とユニット14との距離
は、次式で示される。
【0012】 距離=tanθ×軸流ファン10のサイズ/4+α
【0013】なお、ユニット14幅は軸流ファン10の
サイズの1/2としており、θは傾斜面16bの水平に
対する傾斜角度、αは風導装置16とユニット14との
距離に風導装置16と軸流ファン10との距離を加算し
たものである。風導装置16を設けることなく、軸流フ
ァン10とユニット14とを上記計算の距離で設置する
と、ユニット14が軸流ファン10の送風むらの部分に
かかってしまい、放熱むらを起こす。
【0014】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。軸流ファン10から送られる風の流れは、右のユニ
ット14においては、図中矢印で示されるように、プロ
ペラ10aの強い風が右の風導装置16の傾斜面16b
に当たりフィン12方向へ導かれるとともに、左の風導
装置16の水平面16aによりそれ以上左方向へは導か
れず、フィン12方向へと導かれるため、モータ軸10
b付近の風速低下を補うことができる。
【0015】また、左のユニット14においては、図中
矢印で示されるように、プロペラ10aの強い風はその
ままフィン12に当たるとともに、モータ軸10b部分
の風は左の風導装置の傾斜面16bに当りフィン12方
向へ導かれるため、モータ軸10b付近の風速低下を補
うことができる。
【0016】このようにして、全てのユニット14のど
のフィン12間にも万遍なく風を通すことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、軸流フ
ァンとユニットとの間に風導装置を設けることにより、
軸流ファンからの風を各フィン間にむらなく送風するこ
とができるため、軸流ファンの風速低下部分の制約を受
けることなくユニットと軸流ファンとを近づけることが
でき、装置全体を小型化することができる。
【0018】また、本発明は、請求項1記載の発明にお
いて、軸流ファンから送られる風が、風導板の傾斜面に
当たりフィンへと導かれるため、どのフィン間にもむら
なく風を通すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明を実施した無線基地局装置の
冷却構造の側面図、(b)は図1の矢視A図である。
【図2】従来の無線基地局の冷却構造の斜視図である。
【図3】(a)は従来の無線基地局装置の冷却構造の側
面図、(b)は図3の矢視A図である。
【図4】(a)は軸流ファンの平面図、(b)は軸流フ
ァンの風の流れを示す側面図である。
【符号の説明】
10 軸流ファン 12 フィン 14 ユニット 16 風動装置 16a 平行面 16b 傾斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強制空冷させるための軸流ファンと、前
    記軸流ファンの軸方向に並んだフィンに前記軸流ファン
    からの風があたることにより放熱させるヒートシンクを
    有するユニットとを有する無線基地局装置の冷却構造に
    おいて、 前記軸流ファンとユニットとの間には、前記軸流ファン
    からの風を各フィン間にむらなく送風する風導装置が設
    けられていることを特徴とする無線基地局装置の冷却構
    造。
  2. 【請求項2】 前記風導装置は、前記軸流ファンの軸方
    向と平行な平行面と、平行面の前記軸流ファン側端部か
    らユニット方向に向かって傾斜する傾斜面とを有してお
    り、前記風導装置は、前記平行面がユニットのフィンか
    ら最も離れた位置に、また、傾斜面のユニット側端部が
    フィンに最も近い位置に位置するように前記ユニットの
    フィンが設けられていない部分に配置されていることを
    特徴とする請求項1記載の無線基地局装置の冷却構造。
JP26887499A 1999-09-22 1999-09-22 無線基地局装置の冷却構造 Pending JP2001094281A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8096861B2 (en) 2006-03-09 2012-01-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Housing apparatus for heat generating device

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