JP2001094239A - 多層プリント配線板および半導体装置 - Google Patents
多層プリント配線板および半導体装置Info
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Abstract
号遅延や信号エラーが発生しにくいソルダーレジスト層
を有する多層プリント配線板を提供すること。 【解決手段】 基板上に導体回路と樹脂絶縁層とが順次
形成され、最上層にソルダーレジスト層が形成された多
層プリント配線板において、前記ソルダーレジスト層の
1GHzにおける誘電正接は0.01以下であることを
特徴とする多層プリント配線板。
Description
板および半導体装置に関する。
ばれる多層プリント配線板は、セミアディティブ法等に
より製造されており、コアと呼ばれる0.6〜1.5m
m程度のガラスクロス等で補強された樹脂基板の上に、
銅等による導体回路と層間樹脂絶縁層とを交互に積層す
ることにより作製される。この多層プリント配線板の層
間樹脂絶縁層を介した導体回路間の接続は、バイアホー
ルにより行われている。
は、例えば、特開平9−130050号公報等に開示さ
れた方法により製造されている。すなわち、まず、銅箔
が貼り付けられた銅貼積層板に貫通孔を形成し、続いて
無電解銅めっき処理を施すことによりスルーホールを形
成する。続いて、基板の表面を導体パターン状にエッチ
ング処理して導体回路を形成し、この導体回路の表面に
無電解めっきやエッチング等により粗化面を形成し、そ
の粗化面を有する導体回路上に層間樹脂絶縁層を形成し
た後、露光・現像処理を行うか、レーザ処理によりバイ
アホール用開口を形成し、その後、UV硬化、本硬化を
経て層間樹脂絶縁層を形成する。
施した後、形成された粗化面に薄い無電解めっき膜を形
成し、この無電解めっき膜上にめっきレジストを形成し
た後、電解めっきにより厚付けを行い、めっきレジスト
剥離後にエッチングを行って、下層の導体回路とバイア
ホールにより接続された導体回路を形成する。
路を保護するためのソルダーレジスト層を形成し、ソル
ダーレジスト層に開口を形成し、開口部分の導体層にめ
っき等を施してパッドとした後、半田バンプを形成する
ことにより、ビルドアップ多層プリント配線板を製造す
る。
ト配線板では、層間樹脂絶縁層にエポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂等の混合物等が使用されているため、GHz帯域
における誘電正接や誘電率が高く、GHz帯域の高周波
数信号を用いたLSIチップ等を搭載すると、層間樹脂
絶縁層が高誘電率であることに起因して、信号遅延や信
号エラーが発生しやすくなってしまうという問題があっ
た。
題を解決するために、誘電率の低いポリオレフィン樹
脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、フッ素樹脂等を層間
樹脂絶縁層として用いたプリント配線板が提案されてい
る。このようなプリント配線板では、導体回路の大部分
が層間樹脂絶縁層中に形成されているため、ある程度、
信号遅延や信号エラーが発生するという問題を解決する
ことができた。
が高周波化するとともに、ICチップの配線が高密度に
なり、配線幅も狭くなってきており、それに伴って、I
Cチップと接続するプリント配線基板の外部端子用パッ
ドの間隔も狭くすることが要求されており、また、単位
面積あたりの外部端子用パッドの数も多く、高密度とな
ってきている。そのため、ソルダーレジスト層の誘電率
が高いと、配線間の電磁的相互作用やその周囲に存在す
る絶縁層の高誘電性に起因して、ソルダーレジスト層の
外部端子用バンプ内や配線間においても信号遅延等が発
生するという問題が起こるようになってきた。
ーが発生しにくい低誘電正接で低誘電率のポリフェニレ
ンエーテル樹脂を層間樹脂絶縁層として用いた多層プリ
ント配線基板であっても、ソルダーレジスト層の誘電率
が高い場合にはその効果が相殺されてしまい、信号遅延
や信号エラーが発生する場合があった。
解決するためになされたものであり、その目的は、GH
z帯域の高周波信号を用いた場合にも信号遅延や信号エ
ラーが発生しにくいソルダーレジスト層を有する多層プ
リント配線板、および、半導体装置を提供することにあ
る。
の実現に向け鋭意研究した結果、1GHzにおける誘電
正接が0.01以下であるソルダーレジスト層を用いる
ことにより、GHz帯域の高周波信号を用いた場合にも
信号遅延や信号エラーが発生しにくいことを見出した。
ンエーテル樹脂を用いることにより、GHz帯域の高周
波信号を用いた場合にも信号遅延や信号エラーが発生し
にくいことを見出した。本発明者らは、このような知見
に基づき、以下の内容を要旨構成とする本発明に想到し
た。
線板は、基板上に導体回路と樹脂絶縁層とが順次形成さ
れ、最上層にソルダーレジスト層が形成された多層プリ
ント配線板において、上記ソルダーレジスト層の1GH
zにおける誘電正接は、0.01以下であることを特徴
とする。
は、基板上に導体回路と樹脂絶縁層とが順次形成され、
最上層にソルダーレジスト層が形成された多層プリント
配線板において、上記ソルダーレジスト層は、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂からなることを特徴とする。また、
第二の本発明の多層プリント配線板において、上記ソル
ダーレジスト層の1GHzにおける誘電正接は、0.0
1以下であることが望ましい。
ント配線板において、上記ソルダーレジスト層の1GH
zにおける誘電率は3.0以下であることが望ましい。
において、上記ポリフェニレンエーテル樹脂は、熱硬化
型ポリフェニレンエーテル樹脂および/または熱可塑型
ポリフェニレンエーテル樹脂であることが望ましい。
線板において、上記樹脂絶縁層は、ポリフェニレンエー
テル樹脂からなるものであることが望ましい。
体回路と樹脂絶縁層とが順次形成され、さらに最上層
に、開口部を有するとともに上記開口部に半田バンプを
有するソルダーレジスト層が形成された多層プリント配
線板に、上記半田バンプを介してICチップが接続され
た半導体装置において、上記ソルダーレジスト層は、ポ
リフェニレンエーテル樹脂からなり、上記樹脂絶縁層
は、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリオレフィン系樹
脂またはフッ素系樹脂からなることを特徴とする。
は、基板上に導体回路と樹脂絶縁層とが順次形成され、
最上層にソルダーレジスト層が形成された多層プリント
配線板において、上記ソルダーレジスト層の1GHzに
おける誘電正接は、0.01以下であることを特徴とす
る。
よれば、上記ソルダーレジスト層の1GHzにおける誘
電正接が0.01以下であるため、ソルダーレジスト層
で発生する信号伝搬の遅延や信号の電送損失等に起因す
る信号エラーを防止することができる。
と誘電率とがともに低い場合には、上記特性に加えて、
半田バンプ間の距離を狭くした場合でも、外部端子用パ
ッドの数に関係なく、上記ソルダーレジスト層で発生す
る信号の電送損失等に起因する信号エラーを防止するこ
とができる。
ダーレジスト層は、1GHzにおける誘電正接が、0.
01以下である。このような低誘電正接のソルダーレジ
スト層を用いることにより、上記ソルダーレジスト層で
発生する信号の電送損失等に起因する信号エラーを防止
することができる。望ましい誘電正接は、0.001以
下である。
における誘電率は、3.0以下であることが望ましい。
誘電正接および誘電率がともに低いソルダーレジスト層
を用いることにより、ソルダーレジスト層で発生する信
号の電送損失等に起因する信号エラーをより一層防止す
ることができる。
て、上記したような低誘電正接および低誘電率を有する
ソルダーレジスト層は、ポリフェニレンエーテル樹脂、
ポリオレフィン系樹脂およびフッ素系樹脂からなる群よ
り選択される少なくとも一種を含有するものからなるこ
とが望ましい。
は、後に詳述する第二の本発明の多層プリント配線板で
使用するポリフェニレンエーテルと同様のもの等が挙げ
られる。上記ポリオレフィン系樹脂としては、例えば、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブチレン、ポ
リブタジエン、ポリイソプレン、シクロオレフィン系樹
脂、これらの樹脂の共重合体等が挙げられる。
脂絶縁層に用いる樹脂としては、ポリフェニレンエーテ
ル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂等が挙げ
られる。
は、後に詳述する第二の本発明のソルダーレジスト層に
用いるポリフェニレンエーテル樹脂と同様のもの等が挙
げられる。
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソ
ブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、シクロオ
レフィン系樹脂、これらの樹脂の共重合体等が挙げられ
る。上記ポリオレフィン系樹脂の市販品としては、例え
ば、住友スリーエム社製の商品名:1592等が挙げら
れる。また、融点が200℃以上の熱可塑型ポリオレフ
ィン系樹脂の市販品としては、例えば、三井石油化学工
業社製の商品名:TPX(融点240℃)、出光石油化
学社製の商品名:SPS(融点270℃)等が挙げられ
る。これらのなかでは、誘電率および誘電正接が低く、
GHz帯域の高周波信号を用いた場合でも信号遅延や信
号エラーが起きにくく、さらには、剛性等の機械的特性
にも優れている点からシクロオレフィン系樹脂が望まし
い。
−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネンま
たはこれらの誘導体からなる単量体の単独重合体または
共重合体であることが望ましい。上記誘導体としては、
上記2−ノルボルネン等のシクロオレフィンに、架橋を
形成するためのアミノ基や無水マレイン酸残基あるいは
マレイン酸変性したもの等が結合したもの等が挙げられ
る。上記共重合体を合成する場合の単量体としては、例
えば、エチレン、プロピレン等が挙げられる。
樹脂の2種以上の混合物であってもよく、シクロオレフ
ィン系樹脂以外の樹脂を含むものであってもよい。ま
た、上記シクロオレフィン系樹脂が共重合体でなる場合
には、ブロック共重合体であってもよく、ランダム共重
合体であってもよい。
硬化性シクロオレフィン系樹脂であることが望ましい。
加熱を行って架橋を形成させることにより、より剛性が
高くなり、機械的特性が向上するからである。上記シク
ロオレフィン系樹脂のガラス転移温度(Tg)は、13
0〜200℃であることが望ましい。
シート(フィルム)として成形されたものを使用しても
よく、単量体もしくは一定の分子量を有する低分子量の
重合体が、キシレン、シクロヘキサン等の溶剤に分散し
た未硬化溶液の状態であってもよい。また、樹脂シート
の場合には、いわゆるRCC(RESIN COATE
D COPPER:樹脂付銅箔)を用いてもよい。
等を含まないものであってもよく、水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、リン酸エステル等の難燃剤を
含むものであってもよい。
ル/テトラフルオロエチレン共重合樹脂(ETFE)、
ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)等が挙
げられる。
プリント配線板全体の誘電正接および誘電率を低下させ
ることができ、GHz帯域の高周波信号を用いた場合で
も信号遅延や信号エラーが起きにくい。これに加えて、
特に、層間樹脂絶縁層とソルダーレジスト層の両者にポ
リフェニレンエーテル樹脂を用いた場合には、ソルダー
レジスト層と層間樹脂絶縁層との熱膨張率の差が小さい
ため、クラックや剥離の発生をより確実に防止すること
ができる。
板上に導体回路と樹脂絶縁層とが順次形成され、最上層
にソルダーレジスト層が形成された多層プリント配線板
において、上記ソルダーレジスト層は、ポリフェニレン
エーテル樹脂からなることを特徴とする。
線板によれば、上記ソルダーレジスト層にポリフェニレ
ンエーテル樹脂を用いているため、GHz帯域の高周波
信号を用いた場合であっても、該ソルダーレジスト層で
発生する信号伝搬の遅延や信号の電送損失等に起因する
信号エラーを防止することができる。
を用いた場合には、GHz帯域の高周波信号を用いた場
合であっても、該ソルダーレジスト層で発生する信号伝
搬の遅延や信号の電送損失等に起因する信号エラーを防
止することができる。
用いた場合には、上記特性に加えて、半田バンプ間の距
離を狭くした場合でも、外部端子用パッドの数に関係な
く、上記ソルダーレジスト層で発生する信号の電送損失
等に起因する信号エラーを防止することができる。
て、層間樹脂絶縁層としてポリフェニレンエーテル樹脂
を用いた場合には、ソルダーレジスト層と層間樹脂絶縁
層との熱膨張率の差が小さいため、クラックや剥離の発
生を防止することができる。
て、ソルダーレジスト層に用いられるポリフェニレンエ
ーテル樹脂としては特に限定されず、例えば、下記化学
式(1)で表される繰り返し単位を有する熱可塑性ポリ
フェニレンエーテル樹脂や下記化学式(2)で表される
繰り返し単位を有する熱硬化性ポリフェニレンエーテル
樹脂等が挙げられる。
た、R1 、R2 は、メチレン基、エチレン基または−C
H2 −O−CH2 −を表し、両者は同一であってもよい
し、異なっていてもよい。)
し単位を有する熱可塑性ポリフェニレンエーテル樹脂
は、ベンゼン環にメチル基が結合した構造を有している
が、本発明で用いることのできるポリフェニレンエーテ
ル樹脂としては、上記メチル基が、エチル基等の他のア
ルキル基等で置換された誘導体や、メチル基の水素がフ
ッ素で置換された誘導体等であってもよい。
単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。こ
のようなポリフェニレンエーテル樹脂のなかでは、加熱
することにより剛性が高くなり、機械的特性が向上する
点から上記化学式(2)で表される熱硬化性ポリフェニ
レンエーテル樹脂が望ましい。
しては、1GHzにおける誘電正接が0.01以下であ
り、誘電率が3.0以下のものが望ましい。上記ポリフ
ェニレンエーテル樹脂(熱硬化性ポリフェニレンエーテ
ル樹脂を含む)の代表的なものは、誘電率(1MHz)
が2.45〜2.50程度、誘電正接(1MHz)が
0.7×10-3〜1.0×10-3程度とともに低く、上
記の望ましい範囲に含まれており、また、210〜25
0℃程度のガラス転移温度を有し、吸水率が0.05%
以下と低いためソルダーレジスト層に用いるのに適して
いる。
ェニレンエーテル樹脂を用いることにより、GHz帯域
の高周波数信号を用いた場合でも信号遅延や信号エラー
を防止することができる。
樹脂シート(フィルム)として成形されたものを使用し
てもよく、単量体もしくは一定の分子量を有する低分子
量の重合体が、キシレン、トルエン等の芳香族炭化水素
系溶剤、シクロヘキサン等の溶剤に分散した未硬化溶液
の状態であってもよい。また、樹脂シートの場合には、
いわゆるRCC(RESIN COATED COPP
ER:樹脂付銅箔)を用いてもよい。
は、上記ポリフェニレンエーテル樹脂のみからなるもの
であってもよいし、低誘電率および低誘電正接を損ねな
い範囲で他の成分が配合されているものであってもよ
い。
絶縁層に用いる樹脂としては、ポリフェニレンエーテル
樹脂、ポリオレフィン樹脂、フッ素系樹脂等の第一の本
発明の多層プリント配線板で樹脂絶縁層に用いる樹脂と
同様のものが挙げられる。これらのなかでは、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂が望ましい。
ル樹脂を用いることにより、多層プリント配線板全体の
誘電正接および誘電率を低下させることができ、GHz
帯域の高周波信号を用いた場合でも信号遅延や信号エラ
ーが起きにくい。また、層間樹脂絶縁層とソルダーレジ
スト層との熱膨張率の差が小さいため、クラックや剥離
の発生をより確実に防止することができる。
ント配線板の製造方法について説明する。
を有する配線基板を作製する。樹脂基板としては、無機
繊維を有する樹脂基板が望ましく、具体的には、例え
ば、ガラス布エポキシ基板、ガラス布ポリイミド基板、
ガラス布ビスマレイミド−トリアジン樹脂基板、ガラス
布フッ素樹脂基板等が挙げられる。また、上記樹脂基板
の両面に銅箔を貼った銅貼積層板を用いてもよい。
け、該貫通孔の壁面および銅箔表面に無電解めっきを施
してスルーホールを形成する。無電解めっきとしては銅
めっきが好ましい。さらに、銅箔の厚付けのために電気
めっきを行ってもよい。この電気めっきとしては銅めっ
きが好ましい。この後、スルーホール内壁等に粗化処理
を施し、スルーホールを樹脂ペースト等で充填し、その
表面を覆う導電層を無電解めっきもしくは電気めっきに
て形成してもよい。
化(酸化)−還元処理、有機酸と第二銅錯体の混合水溶
液によるスプレー処理、Cu−Ni−P針状合金めっき
による処理等が挙げられる。上記工程を経て、基板上の
全面に形成された銅のベタパターン上にフォトリソグラ
フィーの手法を用いてエッチングレジストを形成し、続
いて、エッチングを行うことにより、下層導体回路を形
成する。この後、必要により、導体回路の形成により、
エッチングされ、凹部となった部分に樹脂等を充填して
もよい。
要により粗化処理を施す。粗化処理の方法としては、上
記した方法、すなわち、黒化(酸化)−還元処理、有機
酸と第二銅錯体の混合水溶液によるスプレー処理、Cu
−Ni−P針状合金めっきによる処理等が挙げられる。
また、下層導体回路に粗化処理を施さず、下層導体回路
が形成された基板を樹脂成分を溶解した溶液に浸漬する
ことにより、下層導体回路の表面に樹脂からなる層を形
成し、その上に形成する層間樹脂絶縁層との密着性を確
保してもよい。
路を有する配線基板の両面に、層間樹脂絶縁層を形成す
る。この層間樹脂絶縁層は、例えば、熱硬化型ポリフェ
ニレンエーテル樹脂の未硬化液を塗布した後、加熱等に
より硬化させる方法や、熱硬化型ポリフェニレンエーテ
ル樹脂シートを加熱下に真空圧着ラミネートする方法に
より形成することができる。取扱いが簡単なことから、
樹脂シートをラミネートする方法が好ましい。この場合
の加熱条件としては、100〜180℃、0.5〜20
分が好ましい。層間樹脂絶縁層の材料としては、上記し
た樹脂のほか、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、ポリイミド樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリエーテル
スルフォン(PES)、ポリスルフォン(PSF)など
の熱可塑性樹脂、上記熱硬化性樹脂の一部を感光化した
樹脂またはこれらの複合樹脂を使用することもできる。
射することにより、バイアホール用開口を設ける。感光
性樹脂を用いた場合には、露光・現像処理を行うことに
より、バイアホール用開口を設けてもよい。このとき、
使用されるレーザ光としては、例えば、炭酸ガス(CO
2 )レーザ、紫外線レーザ、エキシマレーザ等が挙げら
れるが、これらのなかでは、エキシマレーザや短パルス
の炭酸ガスレーザが好ましい。
ヤホール用開口を形成する部分に貫通孔が形成されたマ
スク等を用いることにより、一度に多数のバイヤホール
用開口を形成することができ、また、短パルスの炭酸ガ
スレーザは、開口内の樹脂残りが少なく、開口周縁の樹
脂に対するダメージが小さいからである。
ラム方式のエキシマレーザを用いることが望ましい。ホ
ログラム方式とは、レーザ光をホログラム、集光レン
ズ、レーザマスク、転写レンズ等を介して目的物に照射
する方式であり、この方式を用いることにより、一度の
照射で層間樹脂絶縁層に多数の開口を効率的に形成する
ことができる。
パルス間隔は、10-4〜10-8秒であることが望まし
い。また、開口を形成するためのレーザを照射する時間
は、10〜500μ秒であることが望ましい。エキシマ
レーザは、バイアホール用開孔を形成する部分に貫通孔
が形成されたマスクの貫通孔は、レーザ光のスポット形
状を真円にするために、真円である必要があり、上記貫
通孔の径は、0.1〜2mm程度が望ましい。
酸ガスレーザを用いた場合には、デスミア処理を行うこ
とが望ましい。上記デスミア処理は、クロム酸、過マン
ガン酸塩等の水溶液からなる酸化剤を使用して行うこと
ができる。また、酸素プラズマ、CF4 と酸素の混合プ
ラズマやコロナ放電等で処理してもよい。また、低圧水
銀ランプを用いて紫外線を照射することにより、表面改
質することもできる。
行うことなく、その上に金属層を形成してもよく、プラ
ズマ処理するか、または、酸等で処理することにより、
その表面を粗化した後、金属層を形成してもよい。プラ
ズマ処理を行った場合には、上層として形成する導体回
路と層間樹脂絶縁層との密着性を確保するために、層間
樹脂絶縁層との密着性に優れたNi、Ti、Pd等の金
属を中間層として形成してもよい。上記金属からなる中
間層は、スパッタリング等の物理的蒸着法(PVD)に
より形成することが望ましく、その厚さは、0.1〜
2.0μm程度であることが望ましい。
る薄膜層を形成することが望ましい。この薄膜層の材質
は、銅または銅−ニッケル合金が好ましい。この薄膜層
は、物理的蒸着法(PVD法)や化学蒸着法(CVD
法)により形成することもでき、無電解めっきを施すこ
とにより形成することもできる。上記PVD法として
は、例えば、スパッタリング、イオンビームスパッタリ
ング等が挙げられ、上記CVD法としては、有機金属を
供給材料とするPE−CVD(Plasma Enha
nced CVD)法等が挙げられる。
しい。このような膜厚とするのは、後に行う電気めっき
の導電層としての機能を損なうことなく、エッチング除
去できるようにするためである。なお、この薄膜の形成
工程は必須ではなく、省略することもできる。
にめっきレジストを形成する。このめっきレジストは、
感光性ドライフィルムをラミネートした後、露光・現像
処理を行うことにより形成される。
金属薄膜をめっきリードとして電気めっきを行い、導体
回路を厚付けする。電気めっき膜の膜厚は、5〜30μ
mが好ましい。この時、バイアホール用開口を電気めっ
きで充填してフィルドビア構造としてもよい。
ジストを剥離し、めっきレジストの下に存在していた無
電解めっき膜と上記中間層とをエッチングにより除去
し、独立した導体回路とする。上記電気めっきとして
は、銅めっきを用いることが望ましい。エッチング液と
しては、例えば、硫酸−過酸化水素水溶液、過硫酸アン
モニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム等の過硫
酸塩水溶液、塩化第二鉄、塩化第二銅の水溶液、塩酸、
硝酸、熱希硫酸等が挙げられる。また、前述した第二銅
錯体と有機酸とを含有するエッチング液を用いて、導体
回路間のエッチングと同時に粗化面を形成してもよい。
返して上層の導体回路を設け、最上層にソルダーレジス
ト層を設け、該ソルダーレジスト層に開口部を形成して
ハンダバンプを設けることにより、例えば、片面3層の
6層両面多層プリント配線板を得る。
例えば、上記した熱硬化型ポリフェニレンエーテル樹脂
の未硬化液を塗布した後、加熱等により硬化させる方法
や、熱硬化型ポリフェニレンエーテル樹脂シートを加熱
下に真空圧着ラミネートする方法により形成することが
できる。取扱いが簡単なことから、樹脂シートをラミネ
ートする方法が好ましい。この場合の加熱条件として
は、100〜180℃、0.5〜20分が好ましい。
部を形成するが、この場合、レーザ光を所定の位置に照
射する方法を用いることができる。このとき、使用する
レーザ光としては、上述したバイアホールの形成の際に
使用したレーザ光と同様のものを用いることができる。
また、この工程でレーザ光を照射することにより、ソル
ダーレジスト層にアライメントマークを形成することが
望ましい。
説明する。第三の本発明の半導体装置は、基板上に導体
回路と樹脂絶縁層とが順次形成され、さらに最上層に、
開口部を有するとともに上記開口部に半田バンプを有す
るソルダーレジスト層が形成された多層プリント配線板
に、上記半田バンプを介してICチップが接続された半
導体装置において、上記ソルダーレジスト層は、ポリフ
ェニレンエーテル樹脂からなり、上記樹脂絶縁層は、ポ
リフェニレンエーテル樹脂、ポリオレフィン系樹脂また
はフッ素系樹脂からなることを特徴とする。
いられるポリフェニレンエーテル樹脂としては、上述し
たポリフェニレンエーテル樹脂と同様のもの等が挙げら
れる。上記ポリフェニレンエーテル樹脂としては、熱硬
化型ポリフェニレンエーテル樹脂が望ましい。誘電率お
よび誘電正接が低く、機械的特性に優れるからである。
ニレンエーテル樹脂、ポリオレフィン系樹脂またはフッ
素系樹脂からなる。このような樹脂を用いることによ
り、多層プリント配線板全体の誘電率および誘電正接を
低下させることができ、GHz帯域の高周波信号を用い
た場合でも信号遅延や信号エラーが起きにくい。また、
上記樹脂絶縁層に用いる樹脂の熱膨張率は、ソルダーレ
ジスト層に用いるポリフェニレンエーテル樹脂の熱膨張
率と大きな差がないため、剥離やクラック等が発生しに
くい。
は、上述した方法により、半田バンプを有する多層プリ
ント配線板を製造した後、半田バンプを有するソルダー
レジスト層上の所定の位置にICチップを載置し、加熱
により半田をリフローさせ、プリント配線板の配線とI
Cチップとを接続する。続いて、ICチップが接続され
たプリント配線板にアンダーフィルを充填し、樹脂封止
を行うことにより、半導体装置の製造を終了する。第三
の本発明の半導体装置によれば、ICチップの周波数
が、1GHz以上の高周波の信号領域であっても、信号
伝搬の遅延や信号の電送損失等に起因する信号エラーが
発生することがない。以下、実施例をもとに説明する。
製、分子量:310、YL983U)100重量部、表
面にシランカップリング剤がコーティングされた平均粒
径が1.6μmで、最大粒子の直径が15μm以下のS
iO2 球状粒子(アドマテックス社製、CRS 110
1−CE)170重量部およびレベリング剤(サンノプ
コ社製 ペレノールS4)1.5重量部を容器にとり、
攪拌混合することにより、その粘度が23±1℃で40
〜50Pa・sの樹脂充填材を調製した。なお、硬化剤
として、イミダゾール硬化剤(四国化成社製、2E4M
Z−CN)6.5重量部を用いた。
(ビスマレイミド−トリアジン)樹脂からなる基板1の
両面に18μmの銅箔8がラミネートされている銅貼積
層板を出発材料とした(図1(a)参照)。まず、この
銅貼積層板をドリル削孔し、続いてめっきレジストを形
成した後、この基板に無電解銅めっき処理を施してスル
ーホール9を形成し、さらに、銅箔を常法に従いパター
ン状にエッチングすることにより、基板の両面に内層銅
パターン(下層導体回路)4を形成した。
いし、乾燥した後、エッチング液を基板の両面にスプレ
イで吹きつけて、下層導体回路4の表面とスルーホール
9のランド表面と内壁とをエッチングすることにより、
下層導体回路4の全表面に粗化面4a、9aを形成した
(図1(b)参照)。エッチング液として、イミダゾー
ル銅(II)錯体10重量部、グリコール酸7重量部、塩
化カリウム5重量部およびイオン交換水78重量部を混
合したものを使用した。
た後、調製後24時間以内に樹脂充填材10を、基板の
両面に印刷機を用いて塗布することにより、下層導体回
路4間またはスルーホール9内に充填し、加熱乾燥を行
った。すなわち、この工程により、樹脂充填材10が下
層導体回路4の間あるいはスルーホール9内に充填され
る(図1(c)参照)。
を、ベルト研磨紙(三共理化学社製)を用いたベルトサ
ンダー研磨により、下層導体回路4の表面やスルーホー
ル9のランド表面に樹脂充填材10が残らないように研
磨し、ついで、上記ベルトサンダー研磨による傷を取り
除くためのバフ研磨を行った。このような一連の研磨を
基板の他方の面についても同様に行った。そして、充填
した樹脂充填材10を加熱硬化させた(図1(d)参
照)。
された樹脂充填材10の表層部および下層導体回路4上
面の粗化層4aを除去して基板両面を平滑化し、樹脂充
填材10と下層導体回路4の側面とが粗化面4aを介し
て強固に密着し、またスルーホール9の内壁面と樹脂充
填材10とが粗化面9aを介して強固に密着した配線基
板を得た。
フトエッチングし、次いで、エッチング液を基板の両面
にスプレイで吹きつけて、下層導体回路4の表面とスル
ーホール9のランド表面と内壁とをエッチングすること
により、下層導体回路4の全表面に粗化面4a、9aを
形成した(図2(a)参照)。エッチング液として、イ
ミダゾール銅(II)錯体10重量部、グリコール酸7重
量部、塩化カリウム5重量部からなるエッチング液(メ
ック社製、メックエッチボンド)を使用した。
厚さ50μm 上記化学式(2)においてR1 が−CH2
−であり、R2 が−CH2 −O−CH2 −である熱硬
化型ポリフェニレンエーテル樹脂シートを温度50〜1
50℃まで昇温しながら圧力5kg/cm2 で真空圧着
ラミネートし、ポリフェニレンエーテル樹脂からなる層
間樹脂絶縁層2を設けた(図2(b)参照)。真空圧着
時の真空度は、10mmHgであった。
ーザにて、熱硬化型ポリフェニレンエーテル樹脂からな
る層間樹脂絶縁層2に直径80μmのバイアホール用開
口6を設けた(図2(c)参照)。この後、酸素プラズ
マを用いてデスミア処理を行った。
−4540を用い、Niをターゲットにしたスパッタリ
ングを、ガス圧0.6Pa、温度80℃、電力200
W、時間5分間の条件で行い、薄膜層(Ni金属層)1
2を層間樹脂絶縁層2の表面に形成した(図2(d)参
照)。このとき、形成されたNi金属層の厚さは0.1
μmであった。
の感光性ドライフィルムを薄膜層(Ni金属層)12に
熱圧着することにより貼り付け、フォトマスクフィルム
を載置して、100mJ/cm2 で露光した後、0.8
%炭酸ナトリウムで現像処理し、厚さ15μmのめっき
レジスト3のパターンを形成した(図3(a)参照)。
て、厚さ15μmの電気めっき膜13を形成した(図3
(b)参照)。なお、この電気めっき膜13により、後
述する工程で導体回路5となる部分の厚付けおよびバイ
アホール7となる部分のめっき充填等が行われたことに
なる。なお、電気めっき水溶液中の添加剤は、アトテッ
クジャパン社製のカパラシドHLである。
Hで剥離除去した後、そのめっきレジスト3下の無電解
めっき膜を硫酸と過酸化水素との混合液でエッチング処
理して溶解除去し、独立の上層導体回路5(バイアホー
ル7を含む)とした(図3(c)参照)。
り返すことにより、さらに上層の導体回路を形成した。
(図4(a)〜図5(b)参照)。
配線基板の両面に厚さ20μmの上記化学式(2)にお
いてR1 が−CH2 −CH2 −であり、R2 が−CH2
−O−CH2 −である熱硬化型ポリフェニレンエーテル
樹脂シートを温度50℃〜150℃まで昇温しながら圧
力5kg/cm2 で真空圧着ラミネートし、ポリフェニ
レンエーテル樹脂からなるソルダーレジスト層14を設
けた。真空圧着時の真空度は、10mmHgであった。
ーザにて、熱硬化型ポリフェニレンエーテル樹脂からな
るソルダーレジスト層14に直径200μmの開口を形
成した。この後、酸素プラズマを用いてデスミア処理を
行い、半田パッド部分が開口した、その厚さが20μm
のソルダーレジスト層(有機樹脂絶縁層)14を形成し
た。
絶縁層)14を形成した基板を、塩化ニッケル(2.3
×10-1mol/l)、次亜リン酸ナトリウム(2.8
×10 -1mol/l)、クエン酸ナトリウム(1.6×
10-1mol/l)を含むpH=4.5の無電解ニッケ
ルめっき液に20分間浸漬して、開口部に厚さ5μmの
ニッケルめっき層15を形成した。さらに、その基板を
シアン化金カリウム(7.6×10-3mol/l)、塩
化アンモニウム(1.9×10-1mol/l)、クエン
酸ナトリウム(1.2×10-1mol/l)、次亜リン
酸ナトリウム(1.7×10-1mol/l)を含む無電
解めっき液に80℃の条件で7.5分間浸漬して、ニッ
ケルめっき層15上に、厚さ0.03μmの金めっき層
16を形成した。
口に半田ペーストを印刷して、200℃でリフローする
ことにより半田バンプ(半田体)17を形成し、半田バ
ンプ17を有する多層配線プリント基板を製造した(図
5(c)参照)。
板の他の一部を用い、ICチップとの接合を行った。す
なわち、所定の取り付け装置を用い、フラックス洗浄
後、ターゲットマークを基準として、プリント配線板の
半田バンプとICチップに設けられたバンプとの位置合
わせを行い、半田をリフローさせることによりプリント
配線板の半田バンプとICチップのバンプとを接合させ
た。そして、フラックス洗浄を行い、該ICチップと多
層プリント配線板との間にアンダーフィルを充填し、こ
れによりICチップが接続されたプリント配線板(半導
体装置)を得た。
て、熱硬化型ポリフェニレンエーテル樹脂に代えて、厚
さ20μmの熱硬化型シクロオレフィン系樹脂シートを
用い、熱硬化型シクロオレフィン系樹脂からなる層間樹
脂絶縁層を形成した以外は、実施例1と同様にして多層
配線プリント基板を製造し、これを用いてICチップが
接続されたプリント配線板(半導体装置)を得た。
製、分子量:2500)の25%アクリル化物を80重
量%の濃度でジエチレングリコールジメチルエーテル
(DMDG)に溶解させた樹脂液35重量部、感光性モ
ノマー(東亜合成社製、アロニックスM315)3.1
5重量部、消泡剤(サンノプコ社製 S−65)0.5
重量部およびN−メチルピロリドン(NMP)3.6重
量部を容器にとり、攪拌混合することにより混合組成物
を調製した。
2重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成社製、ポリマー
ポール)の平均粒径1.0μmのもの7.2重量部およ
び平均粒径0.5μmのもの3.09重量部を別の容器
にとり、攪拌混合した後、さらにNMP30重量部を添
加し、ビーズミルで攪拌混合し、別の混合組成物を調製
した。
製、2E4MZ−CN)2重量部、光重合開始剤(チバ
・スペシャリティ・ケミカルズ社製、イルガキュアー
I−907)2重量部、光増感剤(日本化薬社製、DE
TX−S)0.2重量部およびNMP1.5重量部をさ
らに別の容器にとり、攪拌混合することにより混合組成
物を調製した。そして、(i) 、(ii)および(iii) で調製
した混合組成物を混合することにより無電解めっき用接
着剤を得た。
接着剤) (i) クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日本化薬社
製、分子量:2500)の25%アクリル化物を80重
量%の濃度でジエチレングリコールジメチルエーテル
(DMDG)に溶解させた樹脂液35重量部、感光性モ
ノマー(東亜合成社製、アロニックスM315)4重量
部、消泡剤(サンノプコ社製 S−65)0.5重量部
およびN−メチルピロリドン(NMP)3.6重量部を
容器にとり、攪拌混合することにより混合組成物を調製
した。
2重量部、および、エポキシ樹脂粒子(三洋化成社製、
ポリマーポール)の平均粒径0.5μmのもの14.4
9重量部を別の容器にとり、攪拌混合した後、さらにN
MP30重量部を添加し、ビーズミルで攪拌混合し、別
の混合組成物を調製した。
製、2E4MZ−CN)2重量部、光重合開始剤(チバ
・スペシャリティ・ケミカルズ社製、イルガキュアー
I−907)2重量部、光増感剤(日本化薬社製、DE
TX−S)0.2重量部およびNMP1.5重量部をさ
らに別の容器にとり、攪拌混合することにより混合組成
物を調製した。そして、(i) 、(ii)および(iii) で調製
した混合組成物を混合することにより無電解めっき用接
着剤を得た。
(ビスマレイミドトリアジン)樹脂からなる基板1の両
面に18μmの銅箔8がラミネートされている銅貼積層
板を出発材料とした(図6(a)参照)。まず、この銅
貼積層板をドリル削孔し、無電解めっき処理を施し、パ
ターン状にエッチングすることにより、基板1の両面に
下層導体回路4とスルーホール9を形成した。
を形成した基板を水洗いし、乾燥した後、NaOH(1
0g/l)、NaClO2 (40g/l)、Na3 PO
4 (6g/l)を含む水溶液を黒化浴(酸化浴)とする
黒化処理、および、NaOH(10g/l)、NaBH
4 (6g/l)を含む水溶液を還元浴とする還元処理を
行い、そのスルーホール9を含む下層導体回路4の全表
面に粗化面4a、9aを形成した(図6(b)参照)。
た後、この樹脂充填材10を基板の片面にロールコータ
を用いて塗布することにより、下層導体回路4間または
スルーホール9内に充填し、加熱乾燥させた後、他方の
面についても同様に樹脂充填材10を導体回路4間ある
いはスルーホール9内に充填し、加熱乾燥させた(図6
(c)参照)。
を、#600のベルト研磨紙(三共理化学製)を用いた
ベルトサンダー研磨により、内層銅パターン4の表面や
スルーホール9のランド表面に樹脂充填材10が残らな
いように研磨し、次いで、上記ベルトサンダー研磨によ
る傷を取り除くためのバフ研磨を行った。このような一
連の研磨を基板の他方の面についても同様に行った。次
いで、100℃で1時間、120℃で3時間、150℃
で1時間、180℃で7時間の加熱処理を行って樹脂充
填材10を硬化した。
路非形成部に形成された樹脂充填材10の表層部および
下層導体回路4の表面を平坦化し、樹脂充填材10と下
層導体回路4の側面4aとが粗化面を介して強固に密着
し、またスルーホール9の内壁面9aと樹脂充填材10
とが粗化面を介して強固に密着した絶縁性基板を得た
(図6(d)参照)。
フトエッチングし、次いで、エッチング液を基板の両面
にスプレイで吹きつけて、下層導体回路4の表面とスル
ーホール9のランド表面と内壁とをエッチングすること
により、下層導体回路4の全表面に粗化面4a、9aを
形成した(図7(a)参照)。エッチング液として、イ
ミダゾール銅 (II)錯体10重量部、グリコール酸7重
量部、塩化カリウム5重量部からなるエッチング液(メ
ック社製、メックエッチボンド)を使用した。
用接着剤(粘度:1.5Pa・s)を調製後24時間以
内にロールコータを用いて塗布し、水平状態で20分間
放置してから、60℃で30分の乾燥を行った。次い
で、上層用の無電解めっき用接着剤(粘度:7Pa・
s)を調製後24時間以内にロールコータを用いて塗布
し、同様に水平状態で20分間放置してから、60℃で
30分の乾燥を行い、厚さ35μmの無電解めっき用接
着剤の層2a、2bを形成した(図7(b)参照)。
2a、2bを形成した基板1の両面に、遮光インクによ
って直径85μmの黒円が描画されたフォトマスクフィ
ルムを密着させ、超高圧水銀灯により3000mJ/c
m2 強度で露光した。この後、100℃で1時間、12
0℃で1時間、150℃で3時間の加熱処理を施し、フ
ォトマスクフィルムに相当する寸法精度に優れた直径8
5μmのバイアホール用開口6を有する厚さ35μmの
層間樹脂絶縁層2を形成した(図7(c)参照)。な
お、バイアホールとなる開口には、スズめっき層を部分
的に露出させた。
を、クロム酸を含む溶液に19分間浸漬し、層間樹脂絶
縁層2の表面に存在するエポキシ樹脂粒子を溶解除去す
ることにより、層間樹脂絶縁層2の表面を粗面(深さ6
μm)とし、その後、中和溶液(シプレイ社製)に浸漬
してから水洗いした(図7(d)参照)。さらに、粗面
化処理した該基板の表面に、パラジウム触媒(アトテッ
ク製)を付与することにより、層間樹脂絶縁層2の表面
およびバイアホール用開口6の内壁面に触媒核を付着さ
せた。
溶液中に基板を浸漬して、粗面全体に厚さ0.6〜1.
2μmの薄膜層(無電解銅めっき膜)12を形成した
(図8(a)参照)。 〔無電解めっき水溶液〕 NiSO4 0.003 mol/l 酒石酸 0.200 mol/l 硫酸銅 0.030 mol/l HCHO 0.050 mol/l NaOH 0.100 mol/l α、α′−ビピリジル 40 mg/l ポリエチレングリコール(PEG) 0.10 g/l 〔無電解めっき条件〕35℃の液温で40分
(無電解銅めっき膜)12に熱圧着することにより貼り
付け、マスクを載置して、100mJ/cm2 で露光し
た後、0.8%炭酸ナトリウムで現像処理し、厚さ15
μmのめっきレジスト3を設けた(図8(b)参照)。
施し、厚さ15μmの電解銅めっき膜13を形成した
(図8(c)参照)。 〔電解めっき水溶液〕 硫酸 2.24 mol/l 硫酸銅 0.26 mol/l 添加剤 19.5 ml/l (アトテックジャパン社製、カパラシドHL) 〔電解めっき条件〕 電流密度 1 A/dm2 時間 65 分 温度 22±2 ℃
除去した後、そのめっきレジスト3下の無電解めっき膜
を硫酸と過酸化水素の混合液でエッチング処理して溶解
除去し、薄膜層(無電解銅めっき膜)12と電解銅めっ
き膜13からなる厚さ18μmの導体回路(バイアホー
ル7を含む)5を形成した(図8(d)参照)。
り返すことにより、さらに上層の層間樹脂絶縁層と導体
回路とを形成し、多層配線板を得た。(図9(a)〜図
10(a)参照)。
チング液と同様のエッチング液を用いて、導体回路(バ
イアホール7を含む)5の表面をエッチングすることに
より、導体回路(バイアホール7を含む)5の表面に粗
化面を形成した(図10(b)参照)。
エーテル(DMDG)に60重量%の濃度になるように
溶解させた、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(日
本火薬社製)のエポキシ基50%をアクリル化した感光
性付与のオリゴマー(分子量:4000)46.67重
量部、メチルエチルケトンに溶解させた80重量%のビ
スフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェル社製、商品
名:エピコート1001)15重量部、イミダゾール硬
化剤(四国化成社製、商品名:2E4MZ−CN)1.
6重量部、感光性モノマーである多官能アクリルモノマ
ー(日本火薬社製、商品名:R604)3重量部、同じ
く多価アクリルモノマー(共栄社製化学社製、商品名:
DPE6A)1.5重量部、分散系消泡剤(サンノプコ
社製、商品名:S−65)0.71重量部を容器にと
り、攪拌、混合して混合組成物を調製し、この混合組成
物に対して光重合開始剤としてベンゾフェノン(関東化
学社製)2.0重量部、光増感剤としてのミヒラーケト
ン(関東化学社製)0.2重量部を加えて、粘度を25
℃で2.0Pa・sに調整したソルダーレジスト組成物
(有機樹脂絶縁材料)を得た。なお、粘度測定は、B型
粘度計(東京計器社製、DVL−B型)で60rpmの
場合はローターNo.4、6rpmの場合はローターN
o.3によった。
ルダーレジスト組成物を20μmの厚さで塗布し、70
℃で20分間、70℃で30分間の条件で乾燥処理を行
った後、ソルダーレジスト開口部のパターンが描画され
た厚さ5mmのフォトマスクをソルダーレジスト層に密
着させて1000mJ/cm2 の紫外線で露光し、DM
TG溶液で現像処理し、200μmの直径の開口を形成
した。そして、さらに、80℃で1時間、100℃で1
時間、120℃で1時間、150℃で3時間の条件でそ
れぞれ加熱処理を行ってソルダーレジスト層を硬化さ
せ、半田パッド部分が開口した、その厚さが20μmの
ソルダーレジスト層(有機樹脂絶縁層)14を形成し
た。
絶縁層)14を形成した基板を、塩化ニッケル(2.3
×10-1mol/l)、次亜リン酸ナトリウム(2.8
×10 -1mol/l)、クエン酸ナトリウム(1.6×
10-1mol/l)を含むpH=4.5の無電解ニッケ
ルめっき液に20分間浸漬して、開口部に厚さ5μmの
ニッケルめっき層15を形成した。さらに、その基板を
シアン化金カリウム(7.6×10-3mol/l)、塩
化アンモニウム(1.9×10-1mol/l)、クエン
酸ナトリウム(1.2×10-1mol/l)、次亜リン
酸ナトリウム(1.7×10-1mol/l)を含む無電
解めっき液に80℃の条件で7.5分間浸漬して、ニッ
ケルめっき層15上に、厚さ0.03μmの金めっき層
16を形成した。
口に半田ペーストを印刷して、200℃でリフローする
ことにより半田バンプ(半田体)17を形成し、半田バ
ンプ17を有する多層配線プリント基板を製造した(図
10(c)参照)。この後、この多層配線プリント基板
を用いてICチップが接続されたプリント配線板(半導
体装置)を得た。
層プリント配線板について、誘電率および誘電正接を測
定し、さらに、製造した半導体装置を用いて信号遅延お
よび信号エラーが発生するか否かを評価した。結果を下
記の表1に示した。
例の多層プリント配線板では、多層プリント配線板全体
の誘電率および誘電正接が低く、この多層プリント配線
板を用いて製造した半導体装置では、信号遅延も信号エ
ラーも発生しなかったのに対し、比較例の多層プリント
配線板を用いた半導体装置では、信号遅延および信号エ
ラーが発生した。
プリント配線板は、ソルダーレジスト層の1GHzにお
ける誘電正接が0.01以下であるため、GHz帯域の
高周波信号を用いた場合にも、信号遅延や信号エラーが
発生しにくい。
は、ソルダーレジスト層としてポリフェニレンエーテル
樹脂を使用しているため、GHz帯域の高周波信号を用
いた場合にも、信号遅延や信号エラーが発生しにくい。
ジスト層としてポリフェニレンエーテル樹脂を使用し、
層間樹脂絶縁層としてポリフェニレンエーテル樹脂等を
使用しているので、誘電率や誘電正接が小さく、そのた
めにGHz帯域の高周波信号を用いたICチップ等を搭
載した半導体装置においても、信号遅延や信号エラーが
発生しにくい。
板の製造工程の一部を示す縦断面図である。
板の製造工程の一部を示す縦断面図である。
板の製造工程の一部を示す縦断面図である。
板の製造工程の一部を示す縦断面図である。
板の製造工程の一部を示す縦断面図である。
の製造工程の一部を示す縦断面図である。
の製造工程の一部を示す縦断面図である。
の製造工程の一部を示す縦断面図である。
の製造工程の一部を示す縦断面図である。
板の製造工程の一部を示す縦断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 基板上に導体回路と樹脂絶縁層とが順次
形成され、最上層にソルダーレジスト層が形成された多
層プリント配線板において、前記ソルダーレジスト層の
1GHzにおける誘電正接は、0.01以下であること
を特徴とする多層プリント配線板。 - 【請求項2】 基板上に導体回路と樹脂絶縁層とが順次
形成され、最上層にソルダーレジスト層が形成された多
層プリント配線板において、前記ソルダーレジスト層
は、ポリフェニレンエーテル樹脂からなることを特徴と
する多層プリント配線板。 - 【請求項3】 前記ソルダーレジスト層の1GHzにお
ける誘電正接は、0.01以下である請求項2に記載の
多層プリント配線板。 - 【請求項4】 前記ソルダーレジスト層の1GHzにお
ける誘電率は、3.0以下である請求項1、2または3
に記載の多層プリント配線板。 - 【請求項5】 前記ポリフェニレンエーテル樹脂は、熱
硬化型ポリフェニレンエーテル樹脂および/または熱可
塑型ポリフェニレンエーテル樹脂である請求項2、3ま
たは4に記載の多層プリント配線板。 - 【請求項6】 前記樹脂絶縁層は、ポリフェニレンエー
テル樹脂からなる請求項1〜5のいずれか1に記載の多
層プリント配線板。 - 【請求項7】 基板上に導体回路と樹脂絶縁層とが順次
形成され、さらに最上層に、開口部を有するとともに前
記開口部に半田バンプを有するソルダーレジスト層が形
成された多層プリント配線板に、前記半田バンプを介し
てICチップが接続された半導体装置において、前記ソ
ルダーレジスト層は、ポリフェニレンエーテル樹脂から
なり、前記樹脂絶縁層は、ポリフェニレンエーテル樹
脂、ポリオレフィン系樹脂またはフッ素系樹脂からなる
ことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (21)
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CN2006100924607A CN1893765B (zh) | 1999-08-12 | 2000-07-28 | 多层印刷电路板、阻焊配方、多层印刷电路板的制造方法和半导体器件 |
EP08022342A EP2053909B1 (en) | 1999-08-12 | 2000-07-28 | Multilayer printed wiring board with solder resist composition |
EP08020481A EP2028915A1 (en) | 1999-08-12 | 2000-07-28 | Multilayer printed wiring board, solder resist composition, method for manufacturing multilayer printed wiring board, and semiconductor device |
CN 200810086274 CN101478861B (zh) | 1999-08-12 | 2000-07-28 | 多层印刷电路板 |
CN2010102609251A CN101925260A (zh) | 1999-08-12 | 2000-07-28 | 多层印刷电路板 |
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CNB2004100632489A CN100387103C (zh) | 1999-08-12 | 2000-07-28 | 多层印刷电路板和半导体器件 |
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