JP2001091358A - 調色方法および装置 - Google Patents

調色方法および装置

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JP2001091358A
JP2001091358A JP27055199A JP27055199A JP2001091358A JP 2001091358 A JP2001091358 A JP 2001091358A JP 27055199 A JP27055199 A JP 27055199A JP 27055199 A JP27055199 A JP 27055199A JP 2001091358 A JP2001091358 A JP 2001091358A
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JP27055199A
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Ayako Kondo
綾子 近藤
Hiroshi Masago
央 眞砂
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Jasco Corp
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Jasco Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、調色計算の原理に合致した
理想的な測定が行える調色方法を提供することにある。 【解決手段】 可視波長領域において透明で平面部を持
つ基板に試料を実質的に光透過が無い厚さで設ける試料
作成工程(S10)と、可視領域の照明光を該基板の試
料側とは反対側の透明平面部に照射時の拡散反射スペク
トルデータを、該平面部からの正反射光を除去可能な光
トラップを含む積分球を用いて得る測定工程(S12)
と、該試料作成工程(S10)及び測定工程(S12)
で予め得ておいた基本色の拡散反射スペクトルデータに
基づき、該試料作成工程(S10)及び測定工程(S1
2)で得た目標色の拡散反射スペクトルデータから、該
目標色を得るのに最適な基本色の種類及び配合比を求め
るカラーマッチング工程(S14)と、を備えたことを
特徴とする調色方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調色方法および装
置、特に測定法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指定色と同じ色の塗料を調整する
色合わせが行われている。指定色に色を合わせる多くの
場合、熟練者の経験を土台にして、当て推量で顔料を選
び、分量を定めて一度で合わなければ、何度でも色が合
うまで、分量を修正していく試行錯誤法によって色合わ
せ作業が行なわれる。しかしながら、この作業は、経験
が物をいうので、未経験者では難しく時間のかかる工程
である。また、照明光源、および観察条件などによって
色が違って見える等があり、非常に困難な作業であっ
た。
【0003】そこで、このような色合わせ作業を簡易化
するためにいろいろ工夫されている。特に最近、試料を
基板に塗装し、該基板の試料塗装側の拡散反射測定を、
通常の分光光度計で行い、測光結果を調色の計算式に当
てはめて、顔料の選定、顔料配合量の算出、色合わせの
精度向上のための配合量修正などが可能なコンピュータ
・カラーマッチング(CCM)が注目されている。
【0004】このCCMを用いると、実際に着色するこ
となく、希望の色を最小限の原色数で配合比とともに求
められ、混色作業の省力化につながる。したがって、面
倒な色合わせ作業の時間と労力を極力減少させることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように作業性等に優れているCCMにあっても、そのC
CMに用いられる、測光結果の精度は改善の余地があっ
た。すなわち、調色の計算式に、通常の分光光度計で得
られた測光結果を直接代入すると、誤差が大きく、経験
則に基づいた補正式を用いて調色を行っていた。しかし
ながら、このような補正は、目標色を得るのに必要な基
本色の種類により変える必要があるため、機械的に適応
することが困難であった。
【0006】前述のように作業性等に優れているCCM
ではあるが、その計算原理に合致した理想的な測定法が
ないため、その開発が急務であった。本発明は、前記従
来技術の事情に鑑みなされたものであり、その目的は調
色計算の原理に合致した理想的な測定が行える調色方
法、および装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】まず、調色の原理を以下
に示す。例えば顔料と光の相互関係は次のように考えら
れる。顔料の表面及び内部は、多くの粒で構成されてお
り、光が顔料に入射すると、一部透過し、一部顔料自体
に吸収され、残りは反射、この繰り返しを経て内部に進
む。
【0008】図1は、繰り返しの過程での1部をモデル
化したもので、粒子層内の任意の深さxにある厚みdx
をもつ単位粒子層9を考えている。ここで、吸収係数を
Kと散乱係数をSとおき、光の進む方向も考慮すると、
単位粒子層9を通過する光束iの変化量と、反射する光
速jの変化量は、次記数1,2で表せる。
【0009】
【数1】di=−(K+S)idx+Sjdx
【数2】―dj=−(K+S)jdx+Sidx
【0010】ただし、―Kidxは光束iの吸収による
減衰、―Sidxは散乱による減衰。また、―Kjdx
は光束jの吸収による減衰、―Sjdxは散乱による減
衰。そして、この微分方程式を解き、この理論を測定量
をパラメータとした式に拡張した。この式が次記数3
で、混色理論の基本式である。
【0011】
【数3】K/S=(1−R∞)/2R∞ ただし、R∞は、下地の影響がないほど媒体を厚くした
ときの反射率。さらに、上記数5を、色材の混合に当て
はめ、混合時に化学反応が起こらず、物理的に混合した
だけのときは、吸収係数K、散乱係数Sに加法性が成り
立つ。この理論で、n色混合時を考えると、次記数4と
なる。
【0012】
【数4】 (K/S)mix=(C+C+C+C+…+C)/ (C+C+C+C+…+C) ここで、Cは色材の濃度を意味する。このKnとSnが
実測できれば、上記数4の左辺の(K/S)mixを上
記数5に代入して、混合時の反射率Rを予測計算できる
ので、混合時の色を予測することができるのである。
【0013】ここで、本発明者らが、このような計算に
用いられる測光結果の精度向上について鋭意検討を行っ
た結果、調色計算では、相対散乱係数、および相対吸収
係数、特に相対散乱係数を正しく測定することが重要な
事柄であることに気づいた。そして、この相対散乱係数
等を正しく測定するためには、以下に示す種々の点を工
夫する必要性を見出した。
【0014】試料の塗布量の工夫 まず、可視波長領域において透明で、かつ、平面部を持
つ材料、例えば石英板や白色ガラス板などからなる基板
に試料を、実質的に光透過が無いとみなせる厚さで塗装
する。
【0015】基板に対する測定方向、および積分球の工
そして、この基板の試料側とは反対側の透明平面部を測
定側とし、取りつけ位置が考慮された正反射光トラップ
を含む積分球を用いて、前記平面部の拡散反射スペクト
ルデータを得るのである。この結果、前述のような基板
に対する測定方向を工夫することにより、より平面が確
実に出せるので、正反射光の進行方向をより一方向に絞
ることができる。これにより、積分球に対する取りつけ
位置が考慮された光トラップにより、測定に不要な正反
射光を正確に取除くことができる。
【0016】しかも、試料の塗布量の工夫により、光の
試料透過による誤差が無視できる程度に小さくなる。ま
た、すべての試料に対して再現性のある方法となり、塗
料の差だけを議論できる。したがって、それらの工夫の
ない場合に比較し、調色の計算に用いられる、測光結果
を、より適正に得られることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0017】すなわち、前記目的を達成するために、本
発明にかかる調色方法は、試料作成工程と、測定工程
と、カラーマッチング工程と、を備えることを特徴とす
る。ここで、前記試料作成工程は、可視波長領域におい
て透明で、かつ平面部を持つ基板に、試料を実質的に光
透過が無いとみなされる厚さで設ける。
【0018】また、前記測定工程は、可視波長領域の照
明光を、前記基板の試料側とは反対側の、透明平面部に
照射時の拡散反射スペクトルデータを、該平面部からの
正反射光を除去可能な光トラップを含む積分球を用いて
得る。前記カラーマッチング工程は、前記試料作成工
程、および前記測定工程により予め得ておいた、前記基
本色の拡散反射スペクトルデータに基づき、前記試料作
成工程、および前記測定工程により得られた目標色の拡
散反射スペクトルデータから、該目標色を得るのに最適
な基本色の種類、およびその配合比を求める。
【0019】なお、本発明において、前記カラーマッチ
ング工程は、前記目標色の拡散反射スペクトルデータか
ら、前記可視波長領域の所定の各波長での該目標色の相
対散乱係数、および相対吸収係数を得、該相対散乱係
数、および相対吸収係数に基づき、該目標色を得るのに
最適な基本色の種類、およびその配合比を求めることが
好適である。
【0020】また、前記目的を達成するために、本発明
にかかる装置は、基板と、試料照射手段と、積分球と、
検出手段と、カラーマッチング手段と、を備えることを
特徴とする。ここで、前記基板は、可視波長領域におい
て透明で、かつ平面部を持ち、試料が実質的に光透過が
無いとみなせる厚さで設けられる。また、前記試料照射
手段は、可視波長領域の照明光を、前記基板の試料側と
は反対側の透明平面部に照射する。
【0021】前記積分球は、前記基板の試料側とは反対
側の透明平面部に設けられ、該平面部からの正反射光を
除去可能な光トラップを含み、該平面部からの正反射光
を除いた拡散散乱光のみを集光可能とする。前記検出手
段は、前記積分球で得た拡散反射光の強度を検出する。
前記基本色情報記憶手段は、前記基板、前記試料照射手
段、前記積分球、および前記検出手段を用いて予め得て
おいた、前記基本色の拡散反射スペクトルデータを記憶
する。
【0022】前記カラーマッチング手段は、前記基本色
情報記憶手段の基本色情報に基づき、前記基板、前記試
料照射手段、前記積分球、および前記検出手段を用いて
得られた目標色の拡散反射スペクトルデータから、該目
標色を得るのに最適な基本色の種類、およびその配合比
を求める。なお、本発明において、前記カラーマッチン
グ手段は、前記目標色の拡散反射スペクトルデータか
ら、前記可視波長領域の所定の各波長での該目標色の相
対散乱係数、および相対吸収係数を得、該相対散乱係
数、および相対吸収係数に基づき、該目標色を得るのに
最適な基本色の種類、およびその配合比を求めることが
好適である。
【0023】ここにいう基本色情報とは、例えば数種類
の原色(基本色)、白色と原色(基本色)の混合色、お
よび白色等の拡散反射スペクトルデータ等をいう。ま
た、ここにいう目標色の相対散乱係数、相対吸収係数と
は、例えば白色を基本にした場合等の散乱係数、吸収係
数をいう。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の好適
な実施形態について説明する。本発明において特徴的な
ことは、コンピュータ・カラーマッチングによる調色計
算の原理に合致した理想的な測定が行えるように、相対
散乱係数、および相対吸収係数を、精度よく計測可能と
したことにある。
【0025】このために、本実施形態では、以下に示す
調色装置を用いることとした。図2には、本発明の一実
施形態にかかる調色装置の概略構成が示されている。同
図に示す調色装置10は、紫外可視分光光度計(測定手
段)12と、コンピュータ(カラーマッチング手段)1
4を含む。ここで、前記紫外可視分光光度計12は、光
源部(試料照射手段)15と、分光器(試料照射手段)
16と、試料部18と、測光部20(検出手段)を含
む。
【0026】光源部15は、可視波長領域を含む光L0
を発生する。分光器16は、光源部15からの光L0を
各波数成分に分離し、可視波長領域の照明光L1を取り
だす。試料部18には、基板20と、積分球22が設け
られる。前記基板20は、可視波長領域において透明
で、かつ平面部を持つ材料からなる。例えば石英板や、
透明のガラス板等からなる。
【0027】この基板20には、実質的に光透過が無い
とみなせる厚さで、試料26が塗装される。例えばイン
クやペイント等が塗装される。例えば、基本色情報を得
る際は、数種類の原色、白色と原色の混合色、白色など
が各対応基板に塗装される。また、目標色情報を得る際
は、目標色が対応基板に塗装される。
【0028】そして、この基板20の試料26側とは反
対側で透明な平面部について、後述する例えば直径15
0mm等の大型積分球24を用いて、可視波長領域の所
定の各波長での拡散反射率(拡散反射スペクトルデー
タ)を得る。前記積分球24は、例えば図中左斜め上方
から、分光器16からの照明光L1が入射され、基板2
2の平面部に照射される。
【0029】この基板22からの拡散反射光L2は、こ
の積分球24により集光されて測光部20に導光され
る。この測光部20の出力は、コンピュータ14に入力
される。このとき、基板22からの正反射光L3は、本
実施形態において特徴的な、正反射光L3を受光可能な
位置に設けられた光トラップ27に入り、吸収されるの
で、測光部20に導光されるのを防止している。
【0030】前記コンピュータ14は、CPU28と、
基本色情報記憶部30と、目標色情報記憶部32を含
む。この基本色情報記憶部30は、あらかじめコンピュ
ータ・カラーマッチングを行うのに必要な、原色材(基
本色)の拡散反射スペクトルデータに基づく相対吸収係
数、相対散乱係数等の情報や、調色の計算式等を格納し
ている。
【0031】そして、CPU28は、目標色情報記憶部
32に目標色の拡散反射スペクトルデータが格納される
と、基本色情報情報記憶部30の基本色情報、調色の計
算式等に基づき、コンピュータ・カラーマッチングを行
う。例えば、CPU28は、測光部20で得た測光結果
を、色調の計算式に直接代入して、例えば白色を基本に
して目標色の相対散乱係数、および相対吸収係数を計算
する。
【0032】つぎに、CPU28は、得られた相対散乱
係数、および相対吸収係数から、目標色を得るのに最適
な基本色の種類、およびその配合比を計算するのであ
る。本実施形態にかかる調色装置10は概略以上のよう
に構成され、以下にその作用について図3を参照しつつ
説明する。本発明者らが、調色に最適な測定法について
鋭意検討を重ねた結果、以下の測定法を用いれば、CC
Mの計算原理に合致した理想的な測定量が得られること
を確認した。
【0033】まず、ガラス板などの基板22に、インク
やペイント等の試料26を塗布する(S10)。このと
き、試料26の基板22への塗布方法は、塗布して乾燥
させた状態で拡散透過率が0%になるまで、試料26を
ガラス面等に重ね塗りしていく。このようにして試料2
6を塗布することにより、実質的に試料26に対する光
透過がないようにすることができる。
【0034】測定方法は、試料26を塗布した方とは反
対側のガラス面等の基板22に、分光器16からの照明
光L1を照射する。これにより、測定に不要な正反射光
L3を極力除くための平面を確実に出せる。つまり、通
常、試料の塗装側から測定を行うのが一般的であるが、
該試料による凹凸により正反射光L3が四方八方に散ら
ばり、拡散反射光L2に混じる。これでは、測定に必要
な拡散反射光L2のみを十分に得ることができない。
【0035】そこで、本実施形態では、試料26を塗布
した方とは反対側のガラス面等の基板22に、分光器1
6からの照明光L1の測定側とすることにより、平面が
確実に出せるので、基板22からの正反射光L3の進行
方向を、より一方向に確実に制御できる。これにより、
正反射光L3と拡散反射光L2を良好に分離することが
可能となる。
【0036】しかも、正反射光トラップ27付の大型積
分球24を、紫外可視分光光度計12に取り付けて、拡
散反射測定を行う(S12)。つまり、測定の際は、基
板22の設置の工夫により、進行方向が制御された正反
射光L3の進行コース上に設けられた光トラップ27を
用いて、基板22からの正反射光L3を確実に除去し、
拡散反射光L2のみを測定値とする。
【0037】これにより、光トラップ27により正反射
光L3を正確に取除くことができる。 したがって、そ
のような工夫のない場合に比較し、正反射光L3の影響
を大幅に低減できる。しかも、基板22に試料26を、
実質的に光透過が無いとみなせる厚さで設けている。こ
れにより、光の試料22透過による誤差も無視できる程
度に小さくすることができる。
【0038】このように本実施形態では、まず基板22
に対する試料26の塗布の仕方、積分球24に対する基
板22の向きを工夫した。そして、このような工夫に加
えて、前述のように進行方向の制御された正反射光L3
を確実に除去可能となるように光トラップ27の位置が
考慮された大型積分球24を、紫外可視分光光度計12
に取り付けて、拡散反射測定を行うようにした。
【0039】この結果、正反射光L3のみを正確に取除
き、かつ、光の試料透過による誤差が無視できる程度に
小さくなるので、可視光領域で得た拡散反射スペクトル
データから、コンピュータ14によるカラーマッチング
に用いられる、正確なKM(クベルカムンク)値を得る
ことができる。
【0040】つぎに、前述のように試料26の塗布の仕
方、基板22の向きを工夫し、調色計算に必要な、原色
4点・白と原色の混合色4点・白・目標色、計10点等
を作成し、本実施形態にかかる調色装置10を用いて、
各々の拡散反射スペクトルデータの採取を行った。
【0041】相対散乱係数試験 そして、本実施形態により得られた測光結果を用いて、
例えば青と赤という原色材の相対散乱係数(Si/S
a)を計算すると、図4のようになる。ただし、図4で
は、青(同図I参照)と赤(同図II参照)について、相
対散乱係数(Si/Sa)のグラフをそれぞれ示す。
【0042】調色予測試験 つぎに、本実施形態で得た調色予測試験結果を次の2つ
の場合a,bについて記す。 a.目標色が淡色の場合 b.目標色が濃色の場合 なお、試料の調整は、全て電子天秤を用いた重量(g)
で定量した。
【0043】a.目標色が淡色の場合 白との混合色の調整例を表1に示す。
【表1】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 赤 青 黄 緑 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 白(g) 10.020 10.010 10.140 10.090 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― X+白(g) 10.150 10.160 10.350 10.300 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― X(g) 0.130 0.150 0.210 0.210 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― X(%) 1.281 1.476 2.029 2.039 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ただし、Xは赤、青、黄、緑等の原色。目標色の調整例
を表2に示す。
【0044】
【表2】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 総重量(g) 原色(g) 比率X(%) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 白 9.77 9.77 96.733 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 緑 9.87 0.10 0.990 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 黄 10.00 0.13 1.287 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 赤 10.10 0.10 0.990 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 前記目標色と計算色との比較例を表3に示す。
【0045】
【表3】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 目標色 計算色 残差 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 白(%)96.733 97.56 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 緑(%) 0.990 0.52 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 黄(%) 1.287 0.67 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 赤(%) 0.990 1.24 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― X 42.840 42.84 0.000 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― Y 47.170 47.17 0.000 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― Z 53.730 53.73 0.000 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0046】同表から明らかなように目標色が淡色の場
合、混色比は異なっても、X値、Y値、Z値が同等な目
標色値と計算色値が得られていることがわかる。このよ
うに混色比は異なっても、X値、Y値、Z値が同等であ
れば、目には等色に映るので、本実施形態に方法によれ
ば、残差なしの等色を容易に及び正確に調整可能である
ことを意味する。
【0047】b.目標色が濃色の場合 白との混合色の調整例を表4に示す。
【表4】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 白(g) 合計(g) 原色(g) 原色比率(%) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 赤+白 5.04 6.81 1.77 35.119 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 青+白 4.97 6.09 1.12 22.535 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 緑+白 5.00 6.00 1.00 20.000 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 黄+白 5.07 7.60 2.53 49.901 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 目標色の調整例を表5に示す。
【0048】
【表5】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 白 赤 青 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 目標色 3.200 4.840 5.950 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 3.200 1.640 1.110 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 比率(%) 53.782 27.563 18.655 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 前記目標色と計算色の比較例を表6に示す。
【0049】
【表6】 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 目標色 計算色 残差 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 白(%)53.73 56.36 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 赤(%)24.56 23.88 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 青(%)18.66 19.75 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― X 5.81 5.85 0.04 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― Y 5.86 5.80 ―0.06 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― Z 14.60 14.60 0.00 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0050】また、図5に、前述のようにして調整した
目標色(濃色)のスペクトルデータ(同図I参照)と計
算色のスペクトルデータ(同図II参照)を重ね書きした
データを示す。また、このデータについて、前述のよう
にして調整した目標色の配合比、および調式計算から求
めた配合比を、色彩グラフにプロットしたデータを図6
に示す。
【0051】これらの図から明らかなように、前記目標
色が淡色の場合と同様、目標色が濃色の場合であって
も、目標色値と近い計算色値が算出されていることがわ
かる。このように本実施形態によれば、可視光領域で得
た拡散反射スペクトルデータから、色調計算に必要なK
M値を正確に得ることができる。したがって、次記数5
の調色基本式に、本実施形態で得た各KM値を直接代入
すると、後述するコンピュータ・カラーマッチングを精
度よく行うことができる(S14)。
【数5】K/S=(1−R∞)/2R∞
【0052】なお、前記コンピュータ14によるカラー
マッチングには種々のものがあるが、例えば以下に示す
ものを用いることができる。まず、調色の計算自体は、
色光学分野で、試料系統別に計算方法が明らかにされて
いるが、例えば染料分野で用いる場合は、染色方法が試
料を溶媒に溶解させてから繊維に染み込ませるため、光
を照射したとき、色素粒子による散乱の影響が少なく、
散乱係数を無視した計算法をとる。一方、顔料の場合、
粒子が存在し、特に酸化チタンの光散乱が強く影響する
ため散乱係数と吸数係数の両者から算出する方法をと
る。
【0053】混色への応用 ここで、上記数5を、色材の混合に当てはめ、混合時に
化学反応が起こらず、物理的に混合しただけのときは、
吸収係数K、散乱係数Sに加法性が成り立つ。この理論
で、n色混合時を考えると、次記数6となる。
【数6】(K/S)mix=(C+C+C
+C+…+C)/(C+C
+C+C+…+C
【0054】ここで、Cは色材の濃度を意味する。この
KnとSnが実測できれば、上記数6の左辺の(K/
S)mixを上記数5に代入して、混合時の反射率Rを
予測計算できるので、混合時の色を予測することができ
る。しかしながら、吸収係数Kと散乱係数Sの絶対値を
別々に精度よく実測することは難しいため、相対値で代
用する。
【0055】すなわち、コンピュータ14は、白などの
特定の顔料をリファレンスaとし、原色材の散乱係数S
iを、白の散乱係数Saの相対値として求める。つま
り、リファレンスaと原色iとの混合材料のK/Sは、
次記数7で表せるが、実測した値を代入できる形に変形
するため、数7の右辺をSaで割ると次記数8となる。
【0056】
【数7】(K/S)=(K+K)/(C
+C
【数8】(K/S)i+a=((K/S)(S
)C+(K/S)C)/((S/S
+C) 上記数8の中で、実測で求まるものは、(K
)、(K/S)、(K/S)i+a、である。
【0057】これらは、順に原色材、リファレンスa、
両者の混合試料の反射率を上記数5に代入して求まる。
また、Cは色の濃度にあたるため、定数として扱え
る。これらを上記数8に代入すると、未知数S/S
が算出できる。これを数6の変形である次記数9に代入
することで、(K/S)mixを求めることができる。
【0058】
【数9】 これを、上記数5をR∞で展開した次記数10に代入す
ると、混合材の反射率を、原色材から計算で求めること
ができる。
【0059】
【数10】R∞=1+K/S−((K/S)+2(K
/S))1/2 混合色の予測反射率から最適原色配合比を求める方法 まず、前述のようにして求まる原色材の相対吸収係数S
/Sをあらかじめコンピュータ14の基本色情報記
憶部30に記憶させておく。そして、CPU28は、相
対吸収係数(K/S)は、上記数8の変形である次
記数11から求める。
【0060】
【数11】(K/S)i+a=((K/S)C
(K/S)C)/((S/S)+C) つぎに、本実施形態にかかる調色方法を用いて目標色の
反射率を測定する。そして、コンピュータ14は、得ら
れた結果に基づき、上記数9にて配合比率Cnを任意の
変化させて、その都度、(K/S)mixを求め、上記
数10より予想反射率を算出し、目標色の反射率と一致
した時点でのCnが求める配合比となる。
【0061】具体的には、目標色の分光反射率Rstd
から、三刺激値Xstd,Ystd,Zstdを算出す
る。つぎに、上記数9にてCiに任意の初期値を与え、
得られた(K/S)mixから上記数10により予想反
射率R∞を求める。そこから、予想三刺激値を求め、目
標色の三刺激値Xstd,Ystd,Zstdと比較す
る。
【0062】両者の差ΔX,ΔY,ΔZは、次記数12
で与えられる。
【数12】 ただし、数12でρλ:照明光の分光分布。また、
λ,yλ,zλは、CIE等色関数である。
【0063】そして、Ciの初期値に対する補正量ΔC
iの計算方法は、コンピュータ14により、偏微分係数
(∂X/∂C),(∂Y/∂C),(∂Z/∂
)を求め、次記数13〜数15の3次元連立方程式
を解くと求められる。
【数13】(∂X/∂C)ΔC+(∂X/∂C
ΔC+…+(∂X/∂C)ΔC =ΔX
【数14】(∂Y/∂C)ΔC+(∂Y/∂C
ΔC+…+(∂Y/∂C)ΔC =ΔY
【数15】(∂Z/∂C)ΔC+(∂Z/∂C
ΔC+…+(∂Z/∂C)ΔC =ΔZ
【0064】コンピュータ14は、このΔCiによって
配合を修正して予測三刺激値を算出し、色見本との色差
を求める。この色差が許容範囲にはいらなければ、コン
ピュータ14は、偏微分係数(∂X/∂C),(∂Y
/∂C),(∂Z/∂C)を計算し直し、計算許容
に入るまで繰り返し計算させる。
【0065】このように本実施形態にかかる調色装置1
0で得られた測光結果に基づき、コンピュータ14がカ
ラーマッチングを行うことにより、実際に着色すること
なく、希望とする色を最小限の色数で、その混合比率ま
で、より正確に求めることができるので、面倒な色合わ
せ作業の時間と労力を極力減少させることができる。な
お、Ciの初期値を求める方法としては、例えばCLS
法、多成分法等の、線形の最小二乗法等を用いることに
より、最適な解が迅速に得られる点で好ましい。
【0066】以上のように、本実施形態にかかる調色装
置10によれば、まず、可視波長領域において透明で、
かつ平面部を持つ基板22に試料26を、実質的に光透
過が無いとみなせる厚さで塗装する。そして、本実施形
態では、基板22の試料26側とは反対側の透明平面部
に照明光L1を照射時の拡散反射スペクトルデータを、
該平面部からの正反射光L3を除去可能な光トラップ2
7を含む積分球24を用いて得ることとした。
【0067】本実施形態では、このような組み合わせに
より、正反射光L3を正確に取除くことができ、かつ、
光の試料26透過による誤差が無視できる程度に小さい
ので、可視光領域で得た拡散反射スペクトルデータから
正確なKM値を得ることができる。したがって、本実施
形態では、調色の計算式に、前述のようにして得た、正
確な測光結果を直接代入することにより、コンピュータ
14によるカラーマッチングを精度よく行うことができ
る。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる調色方法、
および装置によれば、可視波長領域において透明で、か
つ平面部を持つ基板に、試料を実質的に光透過が無いと
みなせる厚さで設ける(試料作成工程)。そして、本発
明では、試料照射手段により可視波長領域の照明光を、
基板の試料側とは反対側で透明平面部に照射時の拡散反
射スペクトルデータを、該平面部からの正反射光を除去
可能な光トラップを含む積分球を用いて得る(測定工
程)。この結果、本発明では、まず試料照射手段により
可視波長領域の照明光を、基板の試料側とは反対側で透
明な平面部に入射させる、という基板の設置を工夫する
ことにより、測定に不要な正反射光の進行方向をより一
方向に制御して、積分球の光トラップにより正確に取除
くことができる。しかも、本発明では、前述のように基
板に試料を実質的に光透過が無いとみなせる厚さで設け
ることにより、照明光の試料透過による誤差が無視でき
る程度に小さくなるので、より正確な測光結果が得られ
る。したがって、前記試料作成、および測定により予め
得ておいた基本色の拡散反射スペクトルデータに基づ
き、前記試料作成、および前記測定により得られた目標
色の拡散反射スペクトルデータから、該目標色を得るの
に最適な基本色の種類、およびその配合比を求めるカラ
ーマッチングを精度よく行うことができる(カラーマッ
チング工程、および手段)。
【図面の簡単な説明】
【図1】調色の原理の説明図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる調色装置の概略構
成の説明図である。
【図3】図2に示した調色装置の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図4】図2に示した調色装置で得た相対散乱係数の一
例である。
【図5】表4〜5で調整した目標色の配合比、および調
色計算から得た配合比の比較例である。
【図6】図5に示した配合比を色彩グラフにプロットし
たデータの一例である。
【符号の説明】
10…調色装置 12…紫外可視分光光度計(測定手段) 14…コンピュータ(カラーマッチング手段) 15…光源部(試料照射部) 16…分光器(試料照射部) 22…基板 24…積分球 26…試料 27…光トラップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数種類の基本色を特定の配合比で混合
    し、目標色を得る調色方法において、 可視波長領域において透明で、かつ平面部を持つ基板
    に、試料を実質的に光透過が無いとみなされる厚さで設
    ける試料作成工程と、 可視波長領域の照明光を、前記基板の試料側とは反対側
    の透明平面部に照射時の拡散反射スペクトルデータを、
    該平面部からの正反射光を除去可能な光トラップを含む
    積分球を用いて得る測定工程と、 前記試料作成工程、および前記測定工程により予め得て
    おいた、前記基本色の拡散反射スペクトルデータに基づ
    き、前記試料作成工程、および前記測定工程により得ら
    れた目標色の拡散反射スペクトルデータから、該目標色
    を得るのに最適な基本色の種類、およびその配合比を求
    めるカラーマッチング工程と、 を備えたことを特徴とする調色方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の調色方法において、 前記カラーマッチング工程は、前記目標色の拡散反射ス
    ペクトルデータから、前記可視波長領域の所定の各波長
    での該目標色の相対散乱係数、および相対吸収係数を
    得、該相対散乱係数、および相対吸収係数に基づき、該
    目標色を得るのに最適な基本色の種類、およびその配合
    比を求めることを特徴とする調色方法。
  3. 【請求項3】 数種類の基本色を特定の配合比率で混合
    し、目標色を調整する調色装置において、 可視波長領域において透明で、かつ平面部を持ち、試料
    が実質的に光透過が無いとみなせる厚さで設けられる基
    板と、 可視波長領域の照明光を、前記基板の試料側とは反対側
    の、透明平面部に照射する試料照射手段と、 前記基板の試料側とは反対側の透明平面部に設けられ、
    該平面部からの正反射光を除去可能な光トラップを含
    み、該平面部からの正反射光を除いた拡散反射光のみを
    集光可能な積分球と、 前記積分球で得た拡散反射光の強度を検出する検出手段
    と、 前記基板、前記試料照射手段、前記積分球、および前記
    検出手段を用いて予め得ておいた、前記基本色の拡散反
    射スペクトルデータを記憶する基本色情報記憶手段と、 前記基本色情報記憶手段の基本色情報に基づき、前記基
    板、前記試料照射手段、前記積分球、および検出手段を
    用いて得られた目標色の拡散反射スペクトルデータか
    ら、該目標色を得るのに最適な基本色の種類、およびそ
    の配合比を求めるカラーマッチング手段と、 を備えたことを特徴とする調色装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の調色装置において、 前記カラーマッチング手段は、目標色の拡散反射スペク
    トルデータから、前記可視波長領域の所定の各波長での
    該目標色の相対散乱係数、および相対吸収係数を得、該
    相対散乱係数、および相対吸収係数に基づき、該目標色
    を得るのに最適な基本色の種類、およびその配合比を求
    めることを特徴とする調色装置。
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