JP2001090131A - 自動水栓 - Google Patents

自動水栓

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JP2001090131A
JP2001090131A JP26898399A JP26898399A JP2001090131A JP 2001090131 A JP2001090131 A JP 2001090131A JP 26898399 A JP26898399 A JP 26898399A JP 26898399 A JP26898399 A JP 26898399A JP 2001090131 A JP2001090131 A JP 2001090131A
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武彦 藤野
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岳雪 島本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 調整弁付きの自動水栓の取付けに制約を受け
ず、操作ハンドルの操作が行い易く、且つ調整弁や電磁
弁の補修も簡単な自動水栓を提供する。 【解決手段】 本体内に、湯水の混合比を調整する調整
弁部と、この調整弁部の下流側に設けられた電磁弁部
と、この電磁弁部の下流側に設けられた吐出部と、人体
を検出する検知部と、この検知信号に基づき電磁弁部を
駆動する制御部とを備えた自動水栓において、本体を、
側面略矩形形状で平面縦長の厚板形状に形成すると共に
上面後方に開口空間部を設け、調整弁部及び電磁弁部を
この開口空間部に後方より順に縦方向に収納してカバー
部で覆い調整弁部の操作部をこのカバー部より突出せし
めると共に、吐出部を本体の前面の上部に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセンサーやタッチス
イッチなどで電磁弁を開閉する自動水栓に関し、特に湯
水の混合比を調整する調整弁を備えた自動水栓に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の自動水栓として、横長円柱状本
体の一方の側に調整弁を、他方の側に電磁弁や制御装置
を設けた実開平4−127483号公報のものや、斜め
前上方に伸びる吐水口本体の基部に調整弁を設け、この
調整弁の上方に電磁弁を設けたEP0409998号公
報のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来のものにお
いては調整弁の操作ハンドルが吐出部より下方の側面に
設けられているので操作ハンドルを操作しようとした際
にセンサーが手を検知して不意に水が出て袖口を濡らす
恐れがあって操作しにくいうえ、自動水栓をコーナーに
設置する場合には、操作ハンドルがコーナー面に当たり
設置できなかったり、調整弁や電磁弁が故障した際にコ
ーナー面が邪魔になってこれらの取り外しや補修ができ
ないケースも生じる。
【0004】本発明はこのような不都合を解決し、調整
弁付きの自動水栓において、その設置取付けに制約を受
けず、操作ハンドルの操作が行い易く、且つ調整弁や電
磁弁の補修も簡単な自動水栓を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動水栓は、本
体内に、湯水の混合比を調整する調整弁部と、この調整
弁部の下流側に設けられた電磁弁部と、この電磁弁部の
下流側に設けられた吐出部と、人体を検出する検知部
と、この検知信号に基づき電磁弁部を駆動する制御部と
を備えた自動水栓において、上記本体を、側面略矩形形
状で平面縦長の厚板形状に形成すると共に上面後方に開
口空間部を設け、上記調整弁部及び電磁弁部をこの開口
空間部に後方より順に縦方向に収納してカバー部で覆い
調整弁部の操作部をこのカバー部より突出せしめると共
に、上記吐出部を上記本体の前面の上部に設けたことを
特徴としている。
【0006】このように構成し、操作部を吐出部より上
面に設けているので、操作部を操作する際に袖口を濡ら
すこともなく、自動水栓をコーナーに設置しても操作部
がコーナー面に当たることはなく設置に制約を受けず、
調整弁部や電磁弁部が故障した際にカバー部を外し、こ
れらを上方より取り外すことが簡単で補修が容易であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】検知部を人体の存在を検出するセ
ンサーとする場合には、このセンサーを吐出部より下方
の前面に設置するのが好ましく、この様にすれば吐出部
近傍に差し出した手などを確実に検出できて確実に吐水
できる。
【0008】検知部としてのタッチスイッチをカバー部
に設ける場合には、操作部の手前側に設けるのが好まし
く、この様にすれば頻繁にタッチ操作するタッチスイッ
チが操作部より手前に位置するので使い勝手も良く、し
かもカバー部の本体からの取り外しが容易でタッチスイ
ッチの補修も行い易い。
【0009】調整弁部の操作部をレバー式ハンドルで構
成し、このレバー部を本体後面より外方に伸ばせばより
好ましく、この様にするとレバー部が本体後方に位置
し、洗顔の際に誤ってレバー部に触れて吐水温度が変化
することが防止でき、使い勝手が良い。
【0010】操作部と調整弁部との連結部分を開口空間
部内に位置させると、操作部の本体上面よりの突出高さ
が低く抑えることが出来、洗顔の際に操作部が当たる危
険を防止できる。
【0011】レバー部の回転操作範囲を本体後方の18
0度以内に規制する手段を設けると、レバー部が本体上
面前方に位置することが確実に防止し得、しかもレバー
部を回動する範囲が狭くて簡単に温度調整できて好まし
い。
【0012】レバー部を本体後面より本体に沿って垂下
させると、この垂下した部分に指などを当てて簡単に操
作でき、いたずらにレバー部を本体後方に長く伸ばす必
要が無くて済みコンパクトに出来る。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき本発明を詳細に説明する
と、図1は本発明の第1実施例を示す自動水栓の外観斜
視図、図2は同平面図、図3は同中央断面図、図4は図
3におけるA−A断面図、図5は同、B−B断面図、図
6は同、C−C断面図、図7は同、D−D断面図、図8
は同、E−E断面図、図9は同、F−F断面図、図10
は同、G−G断面図、図11は同、要部の分解斜視図、
図12は同、電磁弁部の断面図、図13は同、調整弁部
の取付け状況を示す平面図、図14は同、操作部の底面
図、図15は本発明の第2実施例を示す自動水栓の外観
斜視図、図16は同自動水栓の平面図、図17は同自動
水栓の中央断面図である。
【0014】まず、図1乃至図14に示す第1実施例に
ついて説明すると、1は本発明の自動水栓であって、そ
の本体2は青銅などの銅合金にて側面略矩形形状で前方
に傾斜した平面縦長の略卵型の厚板形状に形成され、こ
の本体2の底面3は手洗い器4などに固定されており、
前面5の傾斜壁6にはその上部に吐出部7が設けられて
手洗い器4のボール部8に臨んでおり、この吐出部7よ
り下方には手などの人体を検出する検知部9が設けられ
ている。
【0015】この本体2の底面3には手洗い器4への固
定手段10が設けられると共に湯水の配管11、12が
接続され、本体2後方内部には湯配管11に連絡する湯
流路13、水配管12に連絡する水流路14、およびこ
れら両流路13,14が合流して本体2上部後方から前
方に延び吐出部7に連絡する混合水流路15が区画形成
されている。
【0016】そして、本体2の前面5側下部には、図1
1に示すように第1の立壁16で囲まれ前方を開口した
略長方形状の前方開口空間部17が形成され、又、本体
2の上面18中央から後方にかけて第2の立壁19で囲
まれ、一部をカットした略楕円形状の上方開口空間部2
0が形成されており、これら前方開口空間部17と上方
開口空間部20とは図7に示すように縦壁21で区画さ
れた空洞部22により連絡している。
【0017】前方開口空間部17には、図11に示すよ
うに防水構造の透明樹脂ケース23内に投受光素子など
のセンサー部24、制御回路、電池(何れも図示せず)
などを内蔵し、電磁弁部25へのコネクタ付きコード2
6が露出した検知部9が収納される。
【0018】即ち、背面側に検知部9がビス27止めさ
れると共に投受光素子などのセンサー部24に対応する
部分を開口28した合成樹脂製前面板29の周縁部30
を前方開口側段部31に装着し、前面板29を止めねじ
32で本体2に固定している。
【0019】一方、上方開口空間部20には電磁弁部2
5や調整弁部33が収納されており、調整弁部33の操
作部34のみが露出する状態で、本体2前方の上面18
から第2の立壁19の内側周縁に設けたカバー取付け用
段部35にカバー部36を装着している。
【0020】即ち、上方開口空間部20の底壁部37に
は略中央より後方にかけて順に電磁弁部25取付け用の
第1の開孔部38と調整弁部33取付け用の第2の開孔部
39が設けられている。
【0021】第1の開孔部38の周囲4隅には図6に示
すようにネジ孔40が設けられると共に、図11に示す
ように第1の開孔部38を通して、本体2内部の混合水
流路15の1次側15aと2次側15bを区画する第1
の隔壁41にこの第1の開孔部38と同軸上に第1の挿
入孔42が開設される。
【0022】混合水流路15の2次側15bは、本体2
前面5の傾斜壁6上部に開設された流出口43に連絡し
ており、この流出口43には、整流網44などが装着さ
れると共に手洗い器4のボール部8に臨んで水を吐出す
る吐出部7が取付けられている。
【0023】第2の開孔部39周囲には、図11に示す
ように段部45を介して内周面に雌ネジ部46が設けら
れた環状壁47が設けられると共に、第2の開孔部39
を通して、本体2内部の混合水流路15の1次側15a
と水流路14とを区画する第2の隔壁48に第2の挿入
孔49が、湯流路13と水流路14とを区画する第3の
隔壁50に第3の挿入孔51が夫々この第2の開孔部3
9と同軸上に開設される。
【0024】第1の開孔部38に取付けられる電磁弁部
25は、図12に示すようにプランジャー52でパイロ
ット弁53を開閉することで主弁54が開閉する従来公
知の電池駆動タイプの自己保持型バルブ構造であって、
ケーシング55内に電磁コイル56や永久磁石57及び
プランジャー52が収納された駆動ユニット部58と、
上部が平面略正方形で内部にダイヤフラム押え59とダ
イヤフラム弁体60を収めた矩形部分61とこの矩形部
分61より垂下して一体に成形された2重管状の筒部分
62とを備えた合成樹脂製のバルブユニット部63から
構成されている。
【0025】駆動ユニット部58とバルブユニット部6
3とは、矩形部分61に設けた複数の係止腕64がケー
シング55のフランジ部65に係止することで着脱自在
に連結されると共に、ケーシング55のフランジ部6
5、及びバルブユニット部63の矩形部分61の4隅に
は夫々挿通孔(図示せず)が設けられている。
【0026】バルブユニット部63の筒部分62の内側
円筒部66下部は、本体2内部の混合水流路の1次側1
5aと2次側15bを区画する第1の隔壁41に開設さ
れた第1の挿入孔42に水密状に嵌入されて内側円筒部
66の内部は混合水流路15の1次側15aと隔離され
て混合水流路15の2次側15bと連通しており、この
内側円筒部66の上端面はダイヤフラム弁体58が接離
する主弁54のバルブシート部67となっている。
【0027】又、バルブユニット部63の筒部分62の
外側円筒部68は、その一部を切り欠いて形成したた窓
部69が設けられ、内側円筒部66と外側円筒部68と
で形成される空間は混合水流路15の1次側15aと連
通している。
【0028】ダイヤフラム押え59とダイヤフラム弁体
60との間の空間は圧力室70を構成しており、ダイヤ
フラム弁体60中央部上面に設けられたパイロット弁座
71にプランジャー52が接離して開閉するパイロット
弁53が開くことによりこの圧力室70内の水が混合水
流路15の2次側15bに流出する。
【0029】又、ダイヤフラム弁体60には、内側円筒
部66と外側円筒部68との間に対応する箇所に小孔7
2が開設され、圧力室70はこの小孔72を介して混合
水流路15の1次側15aと連通している。
【0030】この電磁弁部25は、止めねじ73をケー
シング55のフランジ部65、及びバルブユニット部6
3の矩形部分61の4隅に設けた挿通孔を通して第1の
開孔部38周囲に設けたネジ孔40にねじ込むことで、
電磁弁部25が本体2に対して縦方向に着脱自在に取付
けられる。
【0031】電磁コイルに連なるコネクタ付きコード7
4は、検知部9から空洞部22を通してコネクタ付きコ
ード26とコネクタ接続される。
【0032】第2の開孔部39には、内部に湯水の混合
比を調整する調整弁部33を有し、奥側先端を塞ぎ基端
側にはフランジ部75を有する有底筒状の調整弁カート
リッジ76がこの第2の開孔部39を通して第2の挿入
孔49、第3の挿入孔51に水密状に嵌入され、その基
端側フランジ部75が段部45に当接すると共に、その
奥側先端の底部77が湯流路13内に延びている。
【0033】この調整弁カートリッジ76は、上部にカ
バー部36押え用の鍔部78を有し下部外周に雄ねじ部
79を有する筒状リング80を、その雄ねじ部79を環
状壁47の雌ネジ部46に螺着して段部45と筒状リン
グ80先端との間に調整弁カートリッジ76のフランジ
部75を挟み込むことにより、本体2内部に縦方向に収
納保持される。
【0034】尚、筒状リング80をねじ込む際、調整弁
カートリッジ76が回転しないように、フランジ部75
と段部45には互いに係合して位置決めする凸部81と
凹部82が設けられている。
【0035】この調整弁カートリッジ76には図5に示
すようにその中途部に夫々湯流路13、水流路14、混
合水流路15の1次側15aと夫々連通する第1の切り
欠き83、第2の切り欠き84、第3の切り欠き85が
設けられ、第1の切り欠き83端面に湯弁座86、第2
の切り欠き84端面に水弁座87が形成されると共にこ
れら両弁座86、87間に筒状の調整弁体88が摺動自
在に設けられる。
【0036】又、調整弁カートリッジ76の基端側に
は、一端側が調整弁カートリッジ76内に伸びて調整リ
ング89にスプライン90係合し、他端側は調整弁カー
トリッジ76より外部に突出して操作部34が固定され
るスピンドル軸91が回転自在に水密状に取付けられて
いる。
【0037】調整リング89は、調整弁カートリッジ7
6の基端側内周面に刻設した雌ネジ部92に螺合してス
ピンドル軸91を回転することにより調整弁カートリッ
ジ76内を進退し、その先端側に設けたばね受け93を
前後せしめる。
【0038】調整弁体88は、調整弁カートリッジ76
の先端底部77内に湯流路13と隔離して設けられたバ
イアスばね94により湯弁座86側を開き水弁座87側
を閉じる方向に付勢されると共に、一端がばね受け93
で保持された状態で第3の切り欠き85部分に配置され
た感温体95により湯弁座86側を閉じ水弁座87側を
開く方向に付勢されている。
【0039】この感温体95は形状記憶合金製線材をコ
イル状に巻回して形成し温度変化により伸縮する感温ば
ねであり、温度が上昇すると伸び、温度が低下すると縮
むように設定されている。
【0040】スピンドル軸91に取付け固定される操作
部34は、薄肉の円盤部96と円盤部96側方に連接す
るレバー部97とを備えた平面鍵穴形状のレバーハンド
ルであって、円盤部96表面側にはビス穴98が開設さ
れた段部99を介してキャップ取付け窪み100が、裏
面側には内周面にスプライン101が施された筒状の取
付け部102が同軸上に設けられている。
【0041】又、円盤部96の裏面側には、取付け部1
02外方より垂下してその先端部が調整弁カートリッジ
76のフランジ部75の内側に設けられた所定角度幅の
円弧状のストッパー溝部103内に位置する脚部104
を備えており、この脚部104はストッパー溝部103
内では自由に回転できるが、脚部104がストッパー溝
部103の段部105に当接するとそれ以上の回転が阻
止されることで、操作部34の回転角度範囲を規制して
いる。
【0042】即ち、ストッパー溝部103と脚部104
により、操作部34の回転角度範囲を規制する手段を構
成している。
【0043】レバー部97は側面半円形状を呈し、本体
2の上面18後方より第2の立壁19に沿って僅かの間
隙をもって垂下しており、操作部34の回転角度範囲内
においてはレバー部97の内側端面は第2の立壁19に
接触しないように構成されている。
【0044】即ち、第2の立壁19の本体2後方部分
は、スピンドル軸91の中心軸と同軸の円周壁となって
おり、この実施例では図2に示すレバー部97が最後方
位置の時には38℃前後の適温吐水で、この位置より正
面から見て左側約80度回転した位置では45℃前後の
高温吐水、右側約80度回転した位置では水のみが吐水
するように調整弁部33を設定している。
【0045】そして、キャップ取付け窪み100に嵌着
される表示キャップ106には、このレバー部97の位
置に対応する指標107が施される一方、上方開口空間
部20を覆うカバー部36には水、適温、高温などの表
示108が施される。
【0046】カバー部36は、平面縦長の略卵型形状で
後方には筒状リング80が挿通する開口109が開けら
れた板部材で、電磁弁部25を第1の開孔部38周囲に
止めねじ73で本体2に固定すると共に調整弁カートリ
ッジ76を第2の開孔部39を通して第2の挿入孔4
9、第3の挿入孔51に水密状に嵌入してその基端側の
フランジ部75を段部45に位置決めして当接させた
後、カバー部36を本体2上面18のカバー取付け用段
部35に嵌め込み、筒状リング80を環状壁47の雌ネ
ジ部46に螺着してカバー部36押え用の鍔部78でも
ってカバー部36の開口109周縁部を掛止し、併せて
調整弁カートリッジ76を本体2に固定する。
【0047】カバー部36を取付けた後で、操作部34
の筒状の取付け部102を筒状リング80の筒状空間を
通して上方開口空間部20内でスピンドル軸81にスプ
ライン101嵌合し、ネジ部材110で両者を固定す
る。
【0048】この時、調整弁カートリッジ76を位置決
めして本体2に固定出来るので、予め調整弁部33を3
8℃前後の適温吐水に設定して本体2に固定し、操作部
34のレバー部97を後方位置に向けて固定すれば、レ
バー部97が最後方位置の時には38℃前後の適温吐水
にすることが可能になる。
【0049】尚、本実施例のように筒状リング80で調
整弁カートリッジ76の本体2への固定とカバー部36
の固定を兼ねることにより、部材点数が減ってコストを
安く出来る。
【0050】而して、手洗い器4のボール部8に手を差
し出せば、投受光素子よりなるセンサー部24が手を検
出して検知部9より電磁コイル56にプランジャー52
を引き上げる方向にパルス通電し、プランジャー52を
パイロット弁座71より引き上げてパイロット弁53が
開き、圧力室70内の水が混合水流路15の2次側15
bに流出する。
【0051】圧力室70内の水が混合水流路15の2次
側15bに流出することで混合水流路15の1次側15
aの水圧と圧力室70内の水圧とのバランスが崩れ、ダ
イヤフラム弁体60が水圧で押し上げられてバルブシー
ト部67から離隔し、主弁54が開いて混合水は混合水
流路15の1次側15a、バルブユニット部63の筒部
分62の外側円筒部68に開けた窓部69、外側円筒部
68と内側円筒部66との空間、主弁54、内側円筒部
66内を経て混合水流路15の2次側15bに至り、吐
出部7より自動的に吐水する。
【0052】手洗い器4のボール部8から手を引っ込め
れば、検知部9が電磁コイル56にプランジャー52を
押し下げる方向にパルス通電し、プランジャー52がパ
イロット弁座71に着座してパイロット弁53が閉じ
る。
【0053】すると、圧力室70内に混合水流路15の
1次側15aより小孔72を経て混合水が流入し、圧力
室70内の水圧と混合水流路15の1次側15aの水圧
と同圧になり、ダイヤフラム弁体60がバルブシート部
67に着座し、主弁54が閉じて自動的に止水する。
【0054】吐水温度は調整弁部33で自動調整され
る。即ち、何らかの原因、例えば給湯温度が上昇し、感
温体95周囲の混合水温度が上昇すると感温体95が伸
びて調整弁体88をバイアスばね94の付勢力に抗して
湯弁座86を閉じ水弁座87を開く方向に移動せしめて
湯量を絞り水量を増やすので、混合水温度は自動的に一
定に保たれる。
【0055】感温体95周囲の混合水温度が低下すると
感温体95が縮み、調整弁体88がバイアスばね94の
付勢力によって湯弁座86を開き水弁座87を閉じる方
向に移動せしめて湯量を増やし水量を絞るので、混合水
温度は自動的に一定に保たれる。
【0056】吐水温度を変える場合は操作部34を回転
する。即ち、温度を上げる場合はレバー部97を後方適
温位置の状態より正面から見て左側に回転すると調整リ
ング89が上方に移動して、調整弁体88が上昇し、湯
量を増やし水量を絞る方向に移動するので、高温水が得
られる。
【0057】レバー部97を逆方向に回転すると調整リ
ング89が下方に移動して、調整弁体88が下降し、湯
量を絞り水量を増やす方向に移動するので、低温水が得
られる。
【0058】本実施例のようにスピンドル軸91に取付
けられた操作部34は上下動せずに回転するのみで調整
リング89が進退し温度調整するので、カバー部36上
面と円盤部96との間に隙間を生じて異物を挟み込んだ
りすることが防止できる上、見栄えも良い。
【0059】この際、操作部34を吐出部7より上方に
設けているので、操作部34を操作する際にセンサー部
24がその手を検知して不意に吐水することにより袖口
を濡らすようなこともなく、自動水栓1をコーナーに設
置しても操作部34がコーナー面に当たることはなく、
自動水栓1の設置に制約を受けることが無い。
【0060】しかも、レバー部97が本体2後方に位置
しているので、洗顔の際に誤ってレバー部97に触れて
吐水温度が変化することが防止でき、使い勝手が良い。
【0061】尚、操作部34を、薄肉の円盤部96と円
盤部96側方に連接するレバー部97とを備えた平面鍵
穴形状のレバーハンドルであって調整弁部33のスピン
ドル軸91との連結部分を上方開口空間部20内に位置
させているので、操作部34の本体2上面18よりの突
出高さが低く抑えられ、洗顔の際に顔が操作部34に当
たるような危険を防止できる。
【0062】操作部34のレバー部97の回転操作範囲
を、本体2後方の180度以内に規制する手段を設けて
いるので、レバー部97が本体2上面前方側に回転して
位置することが確実に防止し得てレバー部97が邪魔に
なることはなく、しかもレバー部97を回動する範囲が
狭くて簡単に温度調整できる。
【0063】また、レバー部97を本体2の上面18後
方より本体2に沿って垂下させているので、この垂下し
た部分に指などを当てて簡単に操作でき、いたずらにレ
バー部97を本体2後方に長く伸ばす必要が無くて済
む。
【0064】また、本実施例のように本体2上面18の
カバー部36と操作部34の円盤部96に指標107や
表示108を施しているので吐水温度の設定状況が一目
で分かり、使用し易い。
【0065】調整弁部33や電磁弁部25が故障した際
には、操作部34をスピンドル軸91から外し、次いで
筒状リング89を外すことでカバー部36を外すことが
出来、その後調整弁部33や電磁弁部25を上方開口空
間部20内より上方に向けて簡単に取り外すことができ
る。
【0066】次に、図12乃至図14に示す第2実施例
について説明すると、この実施例においては、検知部と
してカバー部に設置したタッチスイッチ部を用いた例を
示し、調整弁部や電磁弁部は第1実施例と同様の構造で
ある。
【0067】即ち、自動水栓1の本体2は青銅などの銅
合金にて平面縦長で側面略矩形形状で前方上部に水平方
向に伸びて手洗い器4のボール部8に臨む腕部111を
有し、この腕部111にはボール部8に吐水するように
下向きに吐出部7が取付けられ、この本体2の底面3は
手洗い器4などに固定されている。
【0068】この本体2の底面3には手洗い器4への固
定手段10が設けられると共に湯水の配管11、12が
接続され、本体2内部には湯配管11に連絡する湯流路
13、水配管12に連絡する水流路14、およびこれら
両流路13,14が合流し本体2上部後方から前方に延
びる腕部111内を通過して吐出部7に連絡する混合水
流路が15区画形成されている。
【0069】そして、本体2の上面18中央から後方に
かけて第2の立壁19で囲まれ、一部をカットした略半
楕円形状の上方開口空間部20が形成されている。
【0070】上方開口空間部20には第1実施例と同様
の電磁弁部25、調整弁部33が収納されており、調整
弁部33の操作部34のみが露出する状態で、本体2前
方の上面18から第2の立壁19の内側周縁に設けたカ
バー取付け用段部35に、検知部9を構成するタッチス
イッチ部112付きのカバー部36を装着している。
【0071】即ち、上方開口空間部20の内には第1実
施例と同様に、略中央より後方にかけて順に電磁弁部2
5及び調整弁部33が取付けられている。
【0072】カバー部36は、その表面側にはタッチス
イッチ部112が設けられると共にその背面略中央部に
は制御回路、電池等を収容したケーシング部113が防
水構造で一体に設けられ、このケーシング部113より
電磁弁部25へのコネクタ付きコード26が引き出され
ている。
【0073】そして電磁弁部25を第1の開孔部38周
囲に止めねじ73で本体2に固定してからコネクタ接続
すると共に、調整弁カートリッジ76を第2の開孔部3
9を通して第2の挿入孔49、第3の挿入孔51に水密
状に嵌入してその基端側のフランジ部75を段部45に
位置決めして当接させた後、カバー部36を本体2上面
18のカバー取付け用段部35に嵌め込み、筒状リング
80を環状壁47の雌ネジ部46に螺着してカバー部3
6押え用の鍔部78でもってカバー部36の開口周縁部
を掛止し、併せて調整弁カートリッジ76を本体2に固
定する。
【0074】カバー部36を取付けた後で、第1実施例
と同様に操作部34の筒状の取付け部102を筒状リン
グ80の筒状空間を通して上方開口空間部20内でスピ
ンドル軸91にスプライン嵌合し、ネジ部材110で両
者を固定する。
【0075】而して、手でタッチスイッチ部112を押
すことで第1実施例と同様に電磁コイルにプランジャー
を引き上げる方向にパルス通電し、パイロット弁が開
き、主弁が開いて混合水は腕部111を経て吐出部7よ
り下向きに手洗い器4のボール部8に向けて自動的に吐
出する。
【0076】そして、再度、手でタッチスイッチ部11
2を押すことで電磁コイルにプランジャーを押し下げる
方向にパルス通電し、パイロット弁が閉じ、主弁が閉じ
て自動的に止水する。
【0077】尚、制御回路には押し忘れにより水が出っ
放しになることを防ぐタイマー機能を備えており、吐水
させてから所定時間経過するとタイマー機能により自動
的に電磁コイルにプランジャーを押し下げる方向にパル
ス通電し、自動的に止水する。
【0078】第1実施例と同様に、吐水温度は調整弁部
33で自動調整されると共に、操作部34を回転するこ
とで吐水温度を変えることが出来る。
【0079】この際、操作部34を吐出部7より上方に
設けているので、操作部34を操作する際に袖口を濡ら
すこともなく、自動水栓1をコーナーに設置しても操作
部34がコーナー面に当たることはなく自動水栓1の設
置に制約を受けることが無いうえ、操作部34を、薄肉
の円盤部96と円盤部96側方に連接するレバー部97
とを備えた平面鍵穴形状のレバーハンドルであって調整
弁部33のスピンドル軸91との連結部分を上方開口空
間部20内に位置させ、レバー部97は本体2の上面1
8後方より本体2に沿って垂下させているので、操作部
34の本体2上面18よりの突出高さが低く抑えられ、
洗顔の際に操作部34が邪魔になることがない。
【0080】しかも、タッチスイッチ部112をカバー
部36に操作部34に近接して設置しているので操作し
易い上、頻繁にタッチ操作するタッチスイッチ部112
を操作部34より手前に設けているので使い勝手も良
く、しかもカバー部36の本体からの取り外しが容易で
タッチスイッチ部112の補修も行い易い。
【0081】尚、本実施例のようにカバー部36のケー
シング部113内にタッチスイッチ部112と共に電池
や制御部を設ければ、電池交換や制御部の補修も行い易
い。
【0082】本発明は上述の実施例に限定されることな
く種々の変形が可能であり、電磁弁部や制御部などのエ
ネルギー源として交流電源を用いても良い。
【0083】この場合、前方開口空間部17底壁及び手
洗い器4への固定手段10に穴部114を設け、この穴
部114を通して交流〜直流変換した電気エネルギーを
制御部へ供給すれば良い。
【0084】勿論、電池パックなどを手洗い器4下方に
設置しこの穴部114を通して制御部へ電気エネルギー
を供給しても良く、このようにすれば自動水栓1自体を
コンパクトに出来る。
【0085】また、カバー部36に太陽電池を設けた
り、配管11、12途中あるいは混合水流路15途中に
発電タービンなどを設けて自己発電し、この発電エネル
ギーを供給することで電池等の外部エネルギーを不要に
しても良い。
【0086】更に、カバー部36のタッチスイッチ部1
12に代えて光電センサーを設け、一度手をかざすと吐
水し、再度手をかざすと止水するように構成しても良
い。
【0087】更に又、調整弁部33を自動温調するため
に設ける感温体95として感温ばね以外にワックスペレ
ットやバイメタルなどを用いても良いが、調整弁部33
に必ず感温体95を設ける必要はなく、単なる混合バル
ブで湯水の混合比を変える所謂ミキシングバルブ方式の
バルブ構造であっても良い。
【0088】また更に、操作部34は通常の円筒形状の
ハンドルであっても良く、レバー部97も本体2の上面
18に第2の立壁19より外方に突出するように平行に
伸ばしても良い。
【0089】操作部34の回転範囲規制手段を、操作部
34の円盤部96背面に突起部を設け、カバー部36に
この突起の移動範囲を規制する溝部を設けたりして構成
したり、本体2外面にレバー部97の垂下部分が当接す
る突起を設けたりして構成しても良い。
【0090】又、その回転角度規制範囲は、本実施例で
は160度程度にしたが、180度以内であれば良く、
好ましくは100度以上あれば細かな温度調整が出来て
好ましい。
【0091】更に、レバー部97の垂下部分の形状は第
1実施例のように薄板の半円形状のほか三角形状、矩形
形状であっても良く、第2実施例のように棒状にしたり
球状などにしても良い。
【0092】又、更に本体材質として銅合金以外にエン
ジニアリングプラスチック等を用いても良い。
【0093】又、本体側面形状は正方形状、長方形状、
台形形状、平行4辺形形状、4角形状に吐出部を形成す
る細長い腕部を組み合わせた形状など、調整弁部と電磁
弁部を前後方向に略縦方向に収納できる矩形部分を備え
た略矩形形状であれば良い。
【0094】この腕部は本体とは別体に例えば管材で形
成し、これらを接合しても良い。
【0095】
【発明の効果】以上のように本発明自動水栓は、本体内
に、湯水の混合比を調整する調整弁部と、この調整弁部
の下流側に設けられた電磁弁部と、この電磁弁部の下流
側に設けられた吐出部と、人体を検出する検知部と、こ
の検知信号に基づき電磁弁部を駆動する制御部とを備え
た自動水栓において、上記本体を、側面略矩形形状で平
面縦長の厚板形状に形成すると共に上面後方に開口空間
部を設け、上記調整弁部及び電磁弁部をこの開口空間部
に後方より順に縦方向に収納してカバー部で覆い調整弁
部の操作部をこのカバー部より突出せしめると共に、上
記吐出部を上記本体の前面の上部に設けて、操作部を吐
出部より上面に設けているので、操作部を操作する際に
袖口を濡らすこともなく、自動水栓をコーナーに設置し
ても操作部がコーナー面に当たることはなく設置に制約
を受けず、調整弁や電磁弁が故障した際にカバーを外
し、これらを上方より取り外すことが簡単で補修が容易
である。
【0096】検知部を人体の存在を検出するセンサー部
とする場合には、このセンサー部を吐出部より下方の前
面に設置するのが好ましく、この様にすれば吐出部近傍
に差し出した手などを確実に検出できて確実に吐水でき
る。
【0097】タッチスイッチ部をカバー部に操作部より
手前に設けると、操作部に近接して設置されてタッチ操
作し易い上、頻繁にタッチ操作するタッチスイッチが操
作部より手前に位置するので使い勝手も良く、しかもカ
バー部の本体からの取り外しが容易でタッチスイッチ部
の補修も行い易い。
【0098】調整弁部の操作部をレバー式ハンドルで構
成し、このレバー部を本体後面より外方に伸ばすと、レ
バー部が本体後方に位置しているので、洗顔の際に誤っ
てレバー部に触れて吐水温度が変化することが防止で
き、使い勝手が良い。
【0099】操作部と調整弁部との連結部分を開口空間
部内に位置させると、操作部の本体上面よりの突出高さ
が低く抑えられ、洗顔の際に操作部に当たる危険を防止
できる。
【0100】レバー部の回転操作範囲を、本体後方の1
80度以内に規制する手段を設けると、レバー部が本体
上面前方に位置することを確実に防止し得、しかも回動
する範囲が狭くて簡単に温度調整できる。
【0101】レバー部を本体後面より本体に沿って垂下
させると、この垂下した部分に指などを当てて簡単に操
作でき、いたずらにレバー部を本体後方に長く伸ばす必
要が無くて済み、コンパクトに出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す自動水栓の外観斜
視図である。
【図2】 同、自動水栓の平面図である。
【図3】 同自動水栓の中央断面図である。
【図4】 図3におけるA−A断面図である。
【図5】 同、B−B断面図である。
【図6】 同、C−C断面図である。
【図7】 同、D−D断面図である。
【図8】 同、E−E断面図である。
【図9】 同、F−F断面図である。
【図10】同、G−G断面図である。
【図11】同、要部の分解斜視図である。
【図12】同、電磁弁部の断面図である。
【図13】同、調整弁部の取付け状況を示す平面図であ
る。
【図14】同、操作部の底面図である。
【図15】本発明の第2実施例を示す自動水栓の外観斜
視図である。
【図16】同、自動水栓の平面図である。
【図17】同、自動水栓の中央断面図である。
【符号の説明】
1:自動水栓 2:本体
3:底面 4:手洗い器 5:前面
6:傾斜壁 7:吐出部 8:ボール部
9:検知部 10:固定手段 11:湯配管
12:水配管 13:湯流路 14:水流路
15:混合水流路 15a:混合水流路1次側 15b:混合水流路2
次側 16:第1の立壁 17:前方開口空間部
18:上面 19:第2の立壁 20:上方開口空間部
21:縦壁 22:空洞部 23:透明樹脂ケース
24:センサー部 25:電磁弁部 26:コネクタ付きコード
27:ビス 28:開口 29:前面板
30:周縁部 31:段部 32:止めねじ
33:調整弁部 34:操作部 35:カバー取付け用段部
36:カバー部 37:底壁部 38:第1の開孔部
39:第2の開孔部 40:ネジ孔 41:第1の隔壁
42:挿入孔 43:流出口 44:整流網
45:段部 46:雌ネジ部 47:環状壁
48:第2の隔壁 49:第2の挿入孔 50:第3の隔壁
51:第3の挿入孔 52:プランジャー 53:パイロット弁
54:主弁 55:ケーシング 56:電磁コイル 5
7:永久磁石 58:駆動ユニット部 59:ダイヤフラム押え 6
0:ダイヤフラム弁体 61:矩形部分 62:筒部分 6
3:バルブユニット部 64:係止腕 65:フランジ部 6
6:内側円筒部 67:バルブシート部 68:外側円筒部 6
9:窓部 70:圧力室 71:パイロット弁座 7
2:小孔 73:止めねじ 74:コネクタ付コード 7
5:フランジ部 76:調整弁カートリッジ 7
7:底部 78:鍔部 79:雄ねじ部 8
0:筒状リング 81:凸部 82:凹部 8
3: 第1の切り欠き 84:第2の切り欠き 85:第3の切り欠き 8
6:湯弁座 87:水弁座 88:調整弁体 8
9:調整リング 90:スプライン 91:スピンドル軸 9
2:雌ネジ部 93:ばね受け 94:バイアスばね 9
5:感温体 96:円盤部 97:レバー部 9
8:ビス穴 99:段部 100:キャップ取付け窪み 101:スプライン 102:取付け部 10
3:ストッパー溝部 104:脚部 105:段部 10
6:表示キャップ 107:指標 108:表示 10
9:開口 110:ネジ部材 111:腕部 11
2:タッチスイッチ部 113:ケーシング部 114:穴部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01V 8/10 G01V 9/04 Z Fターム(参考) 2D060 BB01 BC02 BE12 CA04 CA07 3H067 AA16 AA33 CC32 CC35 CC44 CC47 CC48 CC55 DD03 DD12 DD24 EC21 FF02 GG13 3H106 DA07 DA13 DA23 DC02 DD03 DD04 EE27 EE34 EE48 GC27 KK07 KK11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に、湯水の混合比を調整する調整
    弁部と、この調整弁部の下流側に設けられた電磁弁部
    と、この電磁弁部の下流側に設けられた吐出部と、人体
    を検出する検知部と、この検知信号に基づき電磁弁部を
    駆動する制御部とを備えた自動水栓において、上記本体
    を、側面略矩形形状で平面縦長の厚板形状に形成すると
    共に上面後方に開口空間部を設け、上記調整弁部及び電
    磁弁部をこの開口空間部に後方より順に縦方向に収納し
    てカバー部で覆い調整弁部の操作部をこのカバー部より
    突出せしめると共に、上記吐出部を上記本体の前面上部
    に設けたことを特徴とする自動水栓。
  2. 【請求項2】 上記検知部が人体の存在を検出するセン
    サー部であって、このセンサー部を上記吐出部より下方
    の前面に設置したことを特徴とする請求項1記載の自動
    水栓。
  3. 【請求項3】 上記検知部がタッチスイッチ部であっ
    て、このタッチスイッチ部を上記カバー部に上記操作部
    より前方に設置したことを特徴とする請求項1記載の自
    動水栓。
  4. 【請求項4】 上記操作部をレバー式ハンドルで構成
    し、このレバー部を本体後面より外方に伸ばしたことを
    特徴とする請求項1乃至3何れか記載の自動水栓。
  5. 【請求項5】 上記操作部と調整弁部との連結部分を上
    記開口空間部内に位置させたことを特徴とする請求項4
    記載の自動水栓。
  6. 【請求項6】 上記レバー部の回転操作範囲を上記本体
    後方の180度以内に規制する手段を設けたことを特徴
    とする請求項4乃至5何れか記載の自動水栓。
  7. 【請求項7】 上記レバー部を本体後面より本体に沿っ
    て垂下させたことを特徴とする請求項6記載の自動水
    栓。
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