JP2001089460A - 2−アミノ−ブロモピラジン類の製造方法 - Google Patents
2−アミノ−ブロモピラジン類の製造方法Info
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Abstract
1つの水素原子をピラジン核に有する2−アミノピラジ
ン類を臭素と反応させて2−アミノ−ブロモピラジン類
を製造する方法において、溶媒の使用量を少なくして2
−アミノ−ブロモピラジン類を好収率で製造できる方法
を提供すること。 【解決手段】 溶媒としてエーテル類及びエステル類か
らなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物又は当該
化合物とハロゲン化炭化水素の混合物を使用する。
Description
素剤の存在下、少なくとも1つの水素原子をピラジン核
に有する2−アミノピラジン類を臭素と反応させて2−
アミノ−ブロモピラジン類を製造する方法に関するもの
である。2−アミノ−ブロモピラジン類は医薬原料等と
して有用な化合物である。
少なくとも1つの水素原子をピラジン核に有する2−ア
ミノピラジン類を臭素と反応させて2−アミノ−ブロモ
ピラジン類を製造する方法は公知であり、反応溶媒とし
てハロゲン化水素が使用されている。例えば、クロロホ
ルム溶媒中、脱臭化水素剤としてのピリジンの存在下、
2−アミノ−5−メチルピラジン又は2−アミノ−3−
メチルピラジンを、臭素と室温で反応させて2−アミノ
−3−ブロモ−5−メチルピラジン又は2−アミノ−5
−ブロモ−3−メチルピラジンを製造する方法[Jou
rnal ofHeterocyclic Chemi
stry,17,143(1980)]、また同様の方
法で2−アミノピラジンから2−アミノ−5−ブロモピ
ラジン及び/又は2−アミノ−3,5−ジブロモピラジ
ンを製造する方法[Journal of Heter
ocyclic Chemistry,19,673
(1982)]が知られている。
も反応溶媒であるクロロホルムを原料の2−アミノピラ
ジン類1重量部に対して約160重量部使用している。
本発明者らは従来の2−アミノ−ブロモピラジン類の製
造において大量に使用されている反応溶媒の使用量の低
減について検討を行った。従来法によれば、例えば2−
アミノ−5−メチルピラジンから2−アミノ−3−ブロ
モ−5−メチルピラジンが収率74%で得られている
が、後述の比較例のとおり溶媒としてのクロロホルムの
使用量を少なくすると目的とする2−アミノ−3−ブロ
モ−5−メチルピラジンの収率が低下することが判明し
た。このように従来法は、溶媒を大量に使用しなければ
らないため容器効率が悪く、工業的に2−アミノ−ブロ
モピラジン類を製造するには適した方法とは言い難い。
したがって本発明は、溶媒中、脱臭化水素剤の存在下、
少なくとも1つの水素原子をピラジン核に有する2−ア
ミノピラジン類を臭素と反応させて2−アミノ−ブロモ
ピラジン類を製造する方法において、溶媒の使用量を少
なくして2−アミノ−ブロモピラジン類を好収率で製造
できる生産性のよい方法を提供することを課題とする。
を解決するために鋭意検討を行った。その結果、上記従
来法のクロロホルムを溶媒として使用する方法におい
て、クロロホルムにエーテル類及びエステル類からなる
群より選ばれる少なくとも1種の化合物を添加すると、
従来に比べて少ない溶媒量で目的の2−アミノ−ブロモ
ピラジン類を収率よく製造できた。更に検討したところ
クロロホルムに代えてエーテル類及びエステル類からな
る群より選ばれる少なくとも1種の化合物だけを溶媒と
して使用しても、従来に比べて少ない溶媒量で目的の2
−アミノ−ブロモピラジン類を収率よく製造できたので
ある。このようにエーテル類及びエステル類からなる群
より選ばれる少なくとも1種の化合物又は当該化合物と
ハロゲン化炭化水素の混合物を溶媒として使用すると、
従来に比べて少ない溶媒量で目的の2−アミノ−ブロモ
ピラジン類を収率よく製造できることを見出し、本発明
を完成するに至った。
の存在下、少なくとも1つの水素原子をピラジン核に有
する2−アミノピラジン類を臭素と反応させて2−アミ
ノ−ブロモピラジン類を製造する方法において、エーテ
ル類及びエステル類からなる群より選ばれる少なくとも
1種の化合物又は当該化合物とハロゲン化炭化水素の混
合物を溶媒として使用することを特徴とする2−アミノ
−ブロモピラジン類の製造方法に関する。
なくして反応を行っても好収率で2−アミノ−ブロモピ
ラジン類を製造できる生産性のよい2−アミノ−ブロモ
ピラジン類の製造法である。また本発明によれば、環境
に悪影響を及ぼすクロロホルム等のハロゲン化炭化水素
の使用量を少なくして又はハロゲン化炭化水素を使用し
なくても2−アミノ−ブロモピラジン類を好収率で製造
できる。このように本発明はアミノ−ブロモピラジン類
の工業的製造法として優れた方法である。
る。本発明において使用する少なくとも1つの水素原子
をピラジン核に有する2−アミノピラジン類(以下、単
に2−アミノピラジン類という。)は、好ましくは、一
般式(1):
それぞれ水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表
し、R4及びR5は互いに同じか又は異なってそれぞれ水
素原子又はアルキル基を表す。ただしR2及びR3の少な
くとも1つは水素原子である。)で示される化合物が挙
げられる。上記一般式(1)中、R1、R2及びR3で表
されるアルキル基としては、炭素数1〜6の直鎖状又は
分岐鎖状のアルキル基が挙げられ、好ましくはメチル
基、エチル基、プロピル基等の炭素数1〜3の直鎖状又
は分岐鎖状のアルキル基である。R1、R2及びR3で表
されるアラルキル基としては、ベンゼン核にメチル基、
エチル基等のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基等の
アルコキシ基、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子等
の置換基を1つ以上有していてもよいベンジル基及びフ
ェネチル基等が挙げられ、好ましくは、ベンジル基であ
る。R1、R2及びR3で表されるアリール基としては、
メチル基、エチル基等のアルキル基、メトキシ基、エト
キシ基等のアルコキシ基、塩素原子、臭素原子等のハロ
ゲン原子等の置換基を1つ以上有していてもよいフェニ
ル基、ナフチル基等が挙げられ、好ましくはフェニル基
である。R1、R2及びR3で表されるアルコキシ基とし
ては、メトキシ基、エトキシ基等が挙げられ、好ましく
はメトキシ基である。またR1、R2及びR3で表される
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子等が挙げられ、好ましくは臭素原子である。一般式
(1)中、R4及びR5で表されるアルキル基は、上記R
1、R2及びR3で表されるアルキル基と同様である。特
に好ましい2−アミノピラジン類は、上記一般式(1)
において式中のR1、R2及びR3が互いに同じか又は異
なってそれぞれ水素原子又はアルキル基を表し、R4及
びR5がそれぞれ水素原子を表す化合物であり、その具
体例としては、2−アミノピラジン、2−アミノ−3−
メチルピラジン、2−アミノ−5−メチルピラジン、2
−アミノ−6−メチルピラジン等が挙げられる。
を臭素と反応させる際に、溶媒としてエーテル類及びエ
ステル類からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合
物又は当該化合物とハロゲン化炭化水素の混合物を使用
することが重要である。
ジエチルエーテル、メチルエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテル、エチルイソプロピルエーテル、エチレン
グリコールジメチルエーテル、プロピレングリコールジ
メチルエーテル等の脂肪族エーテル類、1,3−ジオキ
サン、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等の脂
環式エーテル等が挙げられる。またエステル類として
は、蟻酸メチル、蟻酸エチル、蟻酸プロピル、酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸イソ
ブチル、吉草酸メチル、吉草酸エチル、酪酸メチル、酪
酸エチル等の脂肪族カルボン酸のアルキルエステルが挙
げられる。
からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物とハロ
ゲン化炭化水素との混合物であるとき、ハロゲン化炭化
水素としては、クロロホルム、ジクロロメタン、四塩化
炭素、塩化エチル、塩化エチレン、トリクロロエタン、
テトラクロロエタン等が挙げられる。このとき混合物中
のエーテル類及びエステル類からなる群より選ばれる少
なくとも1種の化合物の含有量は通常5重量%以上、好
ましくは10重量%以上となるようにするのがよい。混
合物中のエーテル類及びエステル類からなる群より選ば
れる少なくとも1種の化合物の含有量が上記範囲よりも
少なくてもハロゲン化炭化水素だけを溶媒としたときに
比べて溶媒の使用量を少なくして目的物を好収率で製造
することができるが、上記範囲であれば溶媒の量をより
少なくすることができる。
ジン類1重量部に対して通常5〜150重量部、好まし
くは30〜80重量部であり、使用量が多い程目的物の
収率が向上する傾向がある。溶媒の使用量が5重量部よ
りも少ないと収率が低くなり、一方150重量部よりも
多く使用しても反応には特に問題はないが容器効率が悪
くなることから上記範囲がよい。
ノピラジン類から該2−アミノピラジン類がピラジン核
に有する少なくとも1つの水素原子が少なくとも1つ臭
素原子に置換された2−アミノ−ブロモピラジン類が得
られる。例えば、上記一般式(1)で示される2−アミ
ノピラジン類からは、当該2−アミノピラジン類におけ
る式中のR2及びR3の少なくとも1つの水素原子が少な
くとも1つ臭素原子に置換された2−アミノ−ブロモピ
ラジン類が製造できる。そして一般式(1)で示される
2−アミノピラジン類において式中のR2又はR3のいず
れか一方が水素原子であり、他方が水素原子以外の置換
基であるとき、R2又はR3のいずれかである水素原子が
臭素原子に置換された2−アミノ−モノブロモピラジン
類が得られる。また一般式(1)中のR2及びR3の両者
が水素原子であるとき、これら水素原子のいずれか1つ
が臭素原子に置換された2−アミノ−モノブロモピラジ
ン類及び/又はこれら水素原子の両者が臭素原子に置換
された2−アミノ−ジブロモピラジン類が得られ、臭素
の使用量が多くなるにしたがって2−アミノ−ジブロモ
ピラジン類の生成割合が増大する。
ノピラジン類及び目的とする2−アミノ−ブロモピラジ
ン類に応じて、2−アミノピラジン類1モルに対して通
常0.5〜5モル、好ましくは0.9〜3モルの範囲か
ら適宜選択される。
原子を1つだけ有するときには、上記臭素の使用量の範
囲において対応する2−アミノ−モノブロモピラジン類
を好収率で得ることができるが、特に好ましくは2−ア
ミノピラジン類1モルに対して0.9〜1.1モルの臭
素を使用するのがよい。
水素原子を2個有するときには、2−アミノ−モノブロ
モピラジン類及び/又は2−アミノ−ジブロモピラジン
類が生成し、上記臭素の使用量の範囲において少量であ
るときに2−アミノ−モノブロモピラジン類が選択的に
生成し、使用量が多くなるにしたがって2−アミノ−ジ
ブロモピラジン類の生成割合が増大し、最終的に2−ア
ミノ−ジブロモピラジン類が選択的に生成する。2−ア
ミノブロモピラジン類1モルに対する臭素の使用量が
1.3モル以下、好ましくは0.9〜1.1モルのとき
2−アミノ−モノブロモピラジン類が主生成物として好
収率で生成し、2−アミノブロモピラジン類1モルに対
する臭素の使用量が1.8モル以上、好ましくは1.8
〜2.2モルのとき2−アミノ−ジブロモピラジン類が
主生成物として好収率で生成する。
脱臭化水素剤としては、従来公知のものが使用できる。
脱臭化水素剤の具体例としては、ピリジン、ピコリン、
ルチジン等のピリジン塩基類、トリエチルアミン、トリ
n−ブチルアミン、トリn−アミルアミン、トリエチレ
ンジアミン等の第3級アミン、酢酸ナトリウム、酢酸カ
リウム等のカルボン酸塩類などが挙げられ、好ましくは
ピリジン塩基類である。
より副生する臭化水素の生成量に基づいて決定され、副
生する臭化水素と等モル以上の脱臭化水素剤が用いられ
るが、通常反応に使用する臭素1モルに対して1モル以
上の脱臭化水素剤が使用され、好ましくは臭素と等モル
の脱臭化水素剤を使用する。
は、例えば、2−アミノピラジン類及び溶媒の混合物
に、攪拌下、臭素又は臭素と溶媒との混合物を加えて反
応させる方法が挙げられる。反応温度は、通常−10℃
〜100℃、好ましくは30〜60℃である。また、反
応圧は特に制限はなく、減圧下、常圧下及び加圧下のい
ずれでも反応を行うことができるが、常圧下で反応を行
うのが簡便である。
の単離精製操作を行って2−アミノ−ブロモピラジン類
を容易に単離することができる。
明するが、本発明を以下の実施例のみに限定するもので
はない。以下の実施例における転化率及び収率は、以下
の定義にしたがって計算した。
モル)、ピリジン4.2g(0.053モル)及び1,
4−ジオキサン240gの混合物に、攪拌下、40℃で
臭素8.5g(0.053モル)を0.5時間かけて滴
下し、その後同温度で1.5時間撹拌して反応させた。
反応終了後の反応液を室温まで冷却し、10gの水を加
えてしばらく撹拌し、次いで静置して2層に分液させ
た。分液した上層を取り出し、得られた溶液をガスクロ
マトグラフィーで分析した結果、2−アミノ−5−メチ
ルピラジンの転化率は99.9%及び2−アミノ−3−
ブロモ−5−メチルピラジンの収率は78%であった。
クロロホルム270gを使用し、反応温度を19〜26
℃とした以外は実施例1と同様に行った。その結果、2
−アミノ−5−メチルピラジンの転化率は99.9%及
び2−アミノ−3−ブロモ−5−メチルピラジンの収率
は50%であった。
1,4−ジオキサン44gとクロロホルム196gの混
合溶媒を使用した以外は実施例1と同様に行った。その
結果、2−アミノ−5−メチルピラジンの転化率は9
9.9%及び2−アミノ−3−ブロモ−5−メチルピラ
ジンの収率は75%であった。
ル240gを使用した以外は実施例1と同様に行った。
その結果、2−アミノ−5−メチルピラジンの転化率は
99.9%及び2−アミノ−3−ブロモ−5−メチルピ
ラジンの収率は71%であった。
Claims (2)
- 【請求項1】 溶媒中、脱臭化水素剤の存在下、少なく
とも1つの水素原子をピラジン核に有する2−アミノピ
ラジン類を臭素と反応させて2−アミノ−ブロモピラジ
ン類を製造する方法において、エーテル類及びエステル
類からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物又は
当該化合物とハロゲン化炭化水素の混合物を溶媒として
使用することを特徴とする2−アミノ−ブロモピラジン
類の製造方法。 - 【請求項2】 2−アミノピラジン類が、一般式
(1): 【化1】 (式中、R1、R2及びR3は互いに同じか又は異なって
それぞれ水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基、ニトロ基又はハロゲン原子を表
し、R4及びR5は互いに同じか又は異なってそれぞれ
水素原子又はアルキル基を表す。ただしR2及びR3の少
なくとも1つは水素原子である。)で示される2−アミ
ノピラジン類であり、2−アミノ−ブロモピラジン類が
上記一般式(1)で示される2−アミノピラジン類にお
けるR2及びR3の少なくとも1つの水素原子が少なくと
も1つ臭素原子に置換された2−アミノ−ブロモピラジ
ン類である請求項1記載の方法。
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- 1999-09-20 JP JP26635099A patent/JP4523093B2/ja not_active Expired - Fee Related
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