JP2001089086A - 自動車整備用リフトの油圧同調装置 - Google Patents
自動車整備用リフトの油圧同調装置Info
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- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単・小型かつ安価な機構で高い同調精度を
得る。 【解決手段】 チェーン７をリフトベース３の周囲にエ
ンドレス状に張設し、その２個所をＸリンク式伸縮機構
２Ａ，２Ｂのローラ軸５Ａ，５Ｂに連結する。チェーン
７は左右の車載台１Ａ，１Ｂの昇降に伴って正逆回転
し、検出機構１２がチェーン７の相対部間の張力差に基
づき車載台１Ａ，１Ｂの高低差を機械的に検出する。バ
ルブユニット１３は検出機構１２の出力に従って左右の
油圧シリンダ１Ａ，１Ｂの圧油を同量に制御する。リミ
ットスイッチ３１Ａ，３１Ｂは車載台１Ａ，１Ｂの高低
差が許容値を超えたときに左右の油圧シリンダ４Ａ，４
Ｂを直ちに停止させる。
得る。 【解決手段】 チェーン７をリフトベース３の周囲にエ
ンドレス状に張設し、その２個所をＸリンク式伸縮機構
２Ａ，２Ｂのローラ軸５Ａ，５Ｂに連結する。チェーン
７は左右の車載台１Ａ，１Ｂの昇降に伴って正逆回転
し、検出機構１２がチェーン７の相対部間の張力差に基
づき車載台１Ａ，１Ｂの高低差を機械的に検出する。バ
ルブユニット１３は検出機構１２の出力に従って左右の
油圧シリンダ１Ａ，１Ｂの圧油を同量に制御する。リミ
ットスイッチ３１Ａ，３１Ｂは車載台１Ａ，１Ｂの高低
差が許容値を超えたときに左右の油圧シリンダ４Ａ，４
Ｂを直ちに停止させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車整備用リフ
トにおいて、左右の車載台を同じ高さで昇降させるため
の油圧同調装置に関するものである。
トにおいて、左右の車載台を同じ高さで昇降させるため
の油圧同調装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】左右の車載台を別々の油圧シリンダで同
じ高さを保って昇降させるためには、２本の油圧シリン
ダの圧油を同量に制御する必要がある。この種の機能を
備えた油圧同調装置として、従来、図９及び図１０に示
す技術が知られている。図９に示す装置では、油圧ユニ
ット５１と２本の油圧シリンダ５２Ａ，５２Ｂとの間に
シンクロナイズドシリンダ５３が設けられている。図１
０に示す装置は、２本の油圧シリンダ５２Ａ，５２Ｂの
作動量をエンコーダ５４Ａ，５４Ｂで別々に検出し、こ
れらの信号に基づいて電気制御回路５５が比例制御バル
ブ５６Ａ，５６Ｂを制御するように構成されている。
じ高さを保って昇降させるためには、２本の油圧シリン
ダの圧油を同量に制御する必要がある。この種の機能を
備えた油圧同調装置として、従来、図９及び図１０に示
す技術が知られている。図９に示す装置では、油圧ユニ
ット５１と２本の油圧シリンダ５２Ａ，５２Ｂとの間に
シンクロナイズドシリンダ５３が設けられている。図１
０に示す装置は、２本の油圧シリンダ５２Ａ，５２Ｂの
作動量をエンコーダ５４Ａ，５４Ｂで別々に検出し、こ
れらの信号に基づいて電気制御回路５５が比例制御バル
ブ５６Ａ，５６Ｂを制御するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図９に示す
装置によると、シンクロナイズドシリンダ５３の１行程
で油圧シリンダ５２Ａ，５２Ｂを１往復させるため、油
圧シリンダ５２Ａ，５２Ｂのサイズ又はストロークが大
きい場合に、それに応じてシンクロナイズドシリンダ５
３が大型化し、加工精度も要求され、コストの高いもの
になった。また、図１０に示す装置の場合は、油圧シリ
ンダ５２Ａ，５２Ｂの作動量を電気的に検出しているた
め、エンコーダ５４Ａ，５４Ｂの同調精度を高めようと
すると、電気制御回路５５の構成が複雑になり、コスト
の高いものになった。
装置によると、シンクロナイズドシリンダ５３の１行程
で油圧シリンダ５２Ａ，５２Ｂを１往復させるため、油
圧シリンダ５２Ａ，５２Ｂのサイズ又はストロークが大
きい場合に、それに応じてシンクロナイズドシリンダ５
３が大型化し、加工精度も要求され、コストの高いもの
になった。また、図１０に示す装置の場合は、油圧シリ
ンダ５２Ａ，５２Ｂの作動量を電気的に検出しているた
め、エンコーダ５４Ａ，５４Ｂの同調精度を高めようと
すると、電気制御回路５５の構成が複雑になり、コスト
の高いものになった。
【０００４】そこで、本発明の課題は、簡単・小型かつ
安価な機構で高い同調精度が得られる装置を提供するこ
とにある。
安価な機構で高い同調精度が得られる装置を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の油圧同調装置は、左右の車載台を別々の
油圧シリンダで昇降する自動車整備用リフトにおいて、
左右の車載台の昇降に伴って移動する索条部材と、索条
部材の張力変化に基づいて左右の車載台の高低差を機械
的に検出する検出機構と、検出機構の出力に従って左右
の油圧シリンダの圧油を同量に制御するバルブユニット
とから構成される（請求項１）。
めに、本発明の油圧同調装置は、左右の車載台を別々の
油圧シリンダで昇降する自動車整備用リフトにおいて、
左右の車載台の昇降に伴って移動する索条部材と、索条
部材の張力変化に基づいて左右の車載台の高低差を機械
的に検出する検出機構と、検出機構の出力に従って左右
の油圧シリンダの圧油を同量に制御するバルブユニット
とから構成される（請求項１）。
【０００６】また、本発明の油圧同調装置は、異常発生
時にリフトを直ちに停止させるために、前記車載台の高
低差が許容値を超えたときに左右の油圧シリンダを停止
させる手段を備える（請求項２）。
時にリフトを直ちに停止させるために、前記車載台の高
低差が許容値を超えたときに左右の油圧シリンダを停止
させる手段を備える（請求項２）。
【０００７】前記検出機構は、車載台の高低差を精度よ
く検出できるように、索条部材の張力変化によって移動
する移動体と、移動体に連動して左右の車載台の高低差
を出力する出力部材とを含む（請求項３）。移動体とし
ては、索条部材の張力変化によって回動する部材、或い
は摺動する部材を例示できる。
く検出できるように、索条部材の張力変化によって移動
する移動体と、移動体に連動して左右の車載台の高低差
を出力する出力部材とを含む（請求項３）。移動体とし
ては、索条部材の張力変化によって回動する部材、或い
は摺動する部材を例示できる。
【０００８】この場合、前記バルブユニットには、出力
部材によって押動されるプランジャーと、プランジャー
により開度調整される絞り弁と、絞り弁と油圧シリンダ
との間の油圧管路を開閉する電磁弁とが設けられる（請
求項４）。
部材によって押動されるプランジャーと、プランジャー
により開度調整される絞り弁と、絞り弁と油圧シリンダ
との間の油圧管路を開閉する電磁弁とが設けられる（請
求項４）。
【０００９】本発明の好ましい実施形態では、前記車載
台が別々のＸリンク式伸縮機構を介してリフトベースに
支持され、各伸縮機構の脚部に車載台に連動して前後動
するローラ軸が設けられ、リフトベースの周囲に索条部
材が張設され、索条部材の２個所にローラ軸が連結され
る（請求項５）。Ｘリンク式伸縮機構を用いたリフトに
よれば、ローラ軸の移動量と比較して車載台の昇降量が
大きいため、索条部材をローラ軸に連結することで、車
載台の高低差をコンパクトな機構で的確に検出すること
ができる。
台が別々のＸリンク式伸縮機構を介してリフトベースに
支持され、各伸縮機構の脚部に車載台に連動して前後動
するローラ軸が設けられ、リフトベースの周囲に索条部
材が張設され、索条部材の２個所にローラ軸が連結され
る（請求項５）。Ｘリンク式伸縮機構を用いたリフトに
よれば、ローラ軸の移動量と比較して車載台の昇降量が
大きいため、索条部材をローラ軸に連結することで、車
載台の高低差をコンパクトな機構で的確に検出すること
ができる。
【００１０】なお、索条部材としてはワイヤーやベルト
も使用できるが、高い検出精度が得られる点で、チェー
ンを用いるのが望ましい（請求項６）。
も使用できるが、高い検出精度が得られる点で、チェー
ンを用いるのが望ましい（請求項６）。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１に示すように、この実施形態
の自動車整備用リフトにおいては、左右の車載台１Ａ，
１Ｂが別々のＸリンク式伸縮機構２Ａ，２Ｂを介してリ
フトベース３に支持され、別々の油圧シリンダ４Ａ，４
Ｂによって昇降される。左側の伸縮機構２Ａの脚部には
車載台１Ａに連動して前後動するローラ軸５Ａが設けら
れ、右側の伸縮機構２Ｂの脚部には車載台１Ｂに連動し
て前後動するローラ軸５Ｂが設けられている。
に基づいて説明する。図１に示すように、この実施形態
の自動車整備用リフトにおいては、左右の車載台１Ａ，
１Ｂが別々のＸリンク式伸縮機構２Ａ，２Ｂを介してリ
フトベース３に支持され、別々の油圧シリンダ４Ａ，４
Ｂによって昇降される。左側の伸縮機構２Ａの脚部には
車載台１Ａに連動して前後動するローラ軸５Ａが設けら
れ、右側の伸縮機構２Ｂの脚部には車載台１Ｂに連動し
て前後動するローラ軸５Ｂが設けられている。
【００１２】図２に示すように、リフトベース３の周囲
には索条部材としてのチェーン７が複数の鎖車８により
コ字形のエンドレス状に張設されている。チェーン７の
左側の一部はジョイント９Ａを介してローラ軸５Ａに連
結され、右側の一部はジョイント９Ｂを介してローラ軸
５Ｂに連結されている。また、チェーン７の右側部分に
はクロス部７ａが設けられ、中央部には張力調節具１０
が取り付けられていて、左右の車載台１Ａ，１Ｂの昇降
に伴ってチェーン７が正逆回転するようになっている。
には索条部材としてのチェーン７が複数の鎖車８により
コ字形のエンドレス状に張設されている。チェーン７の
左側の一部はジョイント９Ａを介してローラ軸５Ａに連
結され、右側の一部はジョイント９Ｂを介してローラ軸
５Ｂに連結されている。また、チェーン７の右側部分に
はクロス部７ａが設けられ、中央部には張力調節具１０
が取り付けられていて、左右の車載台１Ａ，１Ｂの昇降
に伴ってチェーン７が正逆回転するようになっている。
【００１３】一方、チェーン７の左側部分には、チェー
ン７の相対部間の張力差に基づいて左右の車載台１Ａ，
１Ｂの高低差を機械的に検出する検出機構１２と、検出
機構１２の出力に従って左右の油圧シリンダ４Ａ，４Ｂ
の圧油を同量に制御するバルブユニット１３とが並設さ
れている。検出機構１２はチェーン７の相対部間におい
て前後方向に延びる移動体としての回動板１４を備え、
回動板１４の中央部は軸１５によってリフトベース３に
回動可能に支持されている。
ン７の相対部間の張力差に基づいて左右の車載台１Ａ，
１Ｂの高低差を機械的に検出する検出機構１２と、検出
機構１２の出力に従って左右の油圧シリンダ４Ａ，４Ｂ
の圧油を同量に制御するバルブユニット１３とが並設さ
れている。検出機構１２はチェーン７の相対部間におい
て前後方向に延びる移動体としての回動板１４を備え、
回動板１４の中央部は軸１５によってリフトベース３に
回動可能に支持されている。
【００１４】図３に示すように、回動板１４には、軸１
５を中心とする円周上に前後一対の可動鎖車１６，１７
が取り付けられ、リフトベース３には、前側の可動鎖車
１６の前方及び後方にそれぞれ１個の固定鎖車１８と、
後側の可動鎖車１７の前方及び後方にそれぞれ２個の固
定鎖車１９とが取り付けられている。そして、これらの
鎖車１６，１７，１８，１９にチェーン７が巻き掛けら
れ、左右の車載台１Ａ，１Ｂに高低差が生じたときに
は、回動板１４がチェーン７の相対部間の張力差によっ
て回動するようになっている。
５を中心とする円周上に前後一対の可動鎖車１６，１７
が取り付けられ、リフトベース３には、前側の可動鎖車
１６の前方及び後方にそれぞれ１個の固定鎖車１８と、
後側の可動鎖車１７の前方及び後方にそれぞれ２個の固
定鎖車１９とが取り付けられている。そして、これらの
鎖車１６，１７，１８，１９にチェーン７が巻き掛けら
れ、左右の車載台１Ａ，１Ｂに高低差が生じたときに
は、回動板１４がチェーン７の相対部間の張力差によっ
て回動するようになっている。
【００１５】バルブユニット１３の前面にはＬ字形のレ
バー２１が一端にて軸２２により揺動可能に支持され、
レバー２１の他端はリンク２３を介して回動板１４の中
央部に連結されている。レバー２１には羽根板２４がバ
ルブユニット１３の前面と対向するように固定され、羽
根板２４には４本の出力ボルト２５Ａ〜２５Ｄが螺着さ
れている。そして、図４に示すように、羽根板２４は回
動板１４に連動して揺動し、各出力ボルト２５Ａ〜２５
Ｄが左右の車載台１Ａ，１Ｂの高低差に応じた出力を発
生するようになっている。
バー２１が一端にて軸２２により揺動可能に支持され、
レバー２１の他端はリンク２３を介して回動板１４の中
央部に連結されている。レバー２１には羽根板２４がバ
ルブユニット１３の前面と対向するように固定され、羽
根板２４には４本の出力ボルト２５Ａ〜２５Ｄが螺着さ
れている。そして、図４に示すように、羽根板２４は回
動板１４に連動して揺動し、各出力ボルト２５Ａ〜２５
Ｄが左右の車載台１Ａ，１Ｂの高低差に応じた出力を発
生するようになっている。
【００１６】図５及び図６に示すように、バルブユニッ
ト１３の前面には４本のプランジャー２７Ａ〜２７Ｄが
突設されている。プランジャー２７Ａは左上の出力ボル
ト２５Ａにより押動され、プランジャー２７Ｄは左下の
出力ボルト２５Ｄによって押動される。また、プランジ
ャー２７Ｂは右上の出力ボルト２５Ｂにより押動され、
プランジャー２７Ｃは左下の出力ボルト２５Ｃによって
押動されるようになっている。
ト１３の前面には４本のプランジャー２７Ａ〜２７Ｄが
突設されている。プランジャー２７Ａは左上の出力ボル
ト２５Ａにより押動され、プランジャー２７Ｄは左下の
出力ボルト２５Ｄによって押動される。また、プランジ
ャー２７Ｂは右上の出力ボルト２５Ｂにより押動され、
プランジャー２７Ｃは左下の出力ボルト２５Ｃによって
押動されるようになっている。
【００１７】バルブユニット１３の内部には、４個の絞
り弁２８Ａ〜２８Ｄが組み込まれている。絞り弁２８Ａ
はプランジャー２７Ａによって調整された開度で左側の
油圧シリンダ４Ａへの供給油量を増減し、絞り弁２８Ｃ
はプランジャー２７Ｃによって調整された開度で左側の
油圧シリンダ４Ａの吐出油量を増減する。また、絞り弁
２８Ｂはプランジャー２７Ｂによって調整された開度で
右側の油圧シリンダ４Ｂへの供給油量を増減し、絞り弁
２８Ｄはプランジャー２７Ｄによって調整された開度で
右側の油圧シリンダ４Ｂの吐出油量を増減するようにな
っている。
り弁２８Ａ〜２８Ｄが組み込まれている。絞り弁２８Ａ
はプランジャー２７Ａによって調整された開度で左側の
油圧シリンダ４Ａへの供給油量を増減し、絞り弁２８Ｃ
はプランジャー２７Ｃによって調整された開度で左側の
油圧シリンダ４Ａの吐出油量を増減する。また、絞り弁
２８Ｂはプランジャー２７Ｂによって調整された開度で
右側の油圧シリンダ４Ｂへの供給油量を増減し、絞り弁
２８Ｄはプランジャー２７Ｄによって調整された開度で
右側の油圧シリンダ４Ｂの吐出油量を増減するようにな
っている。
【００１８】バルブユニット１３の後側には、４個の電
磁弁２９Ａ〜２９Ｄが取り付けられている。電磁弁２９
Ａは絞り弁２８Ａと左側の油圧シリンダ４Ａとの間の油
圧管路を開閉し、電磁弁２９Ｃは絞り弁２８Ｃと左側の
油圧シリンダ４Ａとの間の油圧管路を開閉し、電磁弁２
９Ｂは絞り弁２８Ｂと右側の油圧シリンダ４Ｂとの間の
油圧管路を開閉し、電磁弁２９Ｄは絞り弁２８Ｄと右側
の油圧シリンダ４Ｂとの間の油圧管路を開閉する。図５
において、３４は左シリンダ接続口、３５は右シリンダ
接続口、３６はポンプ接続口、３７はタンク接続口であ
る。図６において、３０Ａ，３０Ｂは非常時に車載台１
Ａ，１Ｂを下降させる下降バルブ、３８Ａ，３８Ｂは車
載台１Ａ，１Ｂの異常降下を防止する安全弁、３９はポ
ンプ、４０はタンクである。
磁弁２９Ａ〜２９Ｄが取り付けられている。電磁弁２９
Ａは絞り弁２８Ａと左側の油圧シリンダ４Ａとの間の油
圧管路を開閉し、電磁弁２９Ｃは絞り弁２８Ｃと左側の
油圧シリンダ４Ａとの間の油圧管路を開閉し、電磁弁２
９Ｂは絞り弁２８Ｂと右側の油圧シリンダ４Ｂとの間の
油圧管路を開閉し、電磁弁２９Ｄは絞り弁２８Ｄと右側
の油圧シリンダ４Ｂとの間の油圧管路を開閉する。図５
において、３４は左シリンダ接続口、３５は右シリンダ
接続口、３６はポンプ接続口、３７はタンク接続口であ
る。図６において、３０Ａ，３０Ｂは非常時に車載台１
Ａ，１Ｂを下降させる下降バルブ、３８Ａ，３８Ｂは車
載台１Ａ，１Ｂの異常降下を防止する安全弁、３９はポ
ンプ、４０はタンクである。
【００１９】一方、図３に示すように、リフトベース３
には前後一対のリミットスイッチ３１Ａ，３１Ｂが回動
板４の両端部と対向するように配設されている。これら
のリミットスイッチ３１Ａ，３１Ｂは、図７に示すよう
に、電磁弁２９Ａ〜２９ＤのソレノイドＳＯＬ１〜ＳＯ
Ｌ４と電源３２との間に直列に接続されている。そし
て、左右の車載台１Ａ，１Ｂの高低差が許容値を超え、
回動板１４が時計方向又は反時計方向へ所定角度以上回
動したときには、リミットスイッチ３１Ａ又は３１Ｂが
動作し、すべての電磁弁２９Ａ〜２９Ｄを閉成位置に切
り換えて、左右の油圧シリンダ４Ａ，４Ｂを直ちに停止
させるようになっている。なお、図７において、ＰＢＵ
は上昇用押釦スイッチ、ＰＢＤは下降用押釦スイッチで
ある。
には前後一対のリミットスイッチ３１Ａ，３１Ｂが回動
板４の両端部と対向するように配設されている。これら
のリミットスイッチ３１Ａ，３１Ｂは、図７に示すよう
に、電磁弁２９Ａ〜２９ＤのソレノイドＳＯＬ１〜ＳＯ
Ｌ４と電源３２との間に直列に接続されている。そし
て、左右の車載台１Ａ，１Ｂの高低差が許容値を超え、
回動板１４が時計方向又は反時計方向へ所定角度以上回
動したときには、リミットスイッチ３１Ａ又は３１Ｂが
動作し、すべての電磁弁２９Ａ〜２９Ｄを閉成位置に切
り換えて、左右の油圧シリンダ４Ａ，４Ｂを直ちに停止
させるようになっている。なお、図７において、ＰＢＵ
は上昇用押釦スイッチ、ＰＢＤは下降用押釦スイッチで
ある。
【００２０】次に、上記のように構成された油圧同調装
置の作用について説明する。上昇用押釦スイッチＰＢＵ
を押すと、ソレノイドＳＯＬ１及びＳＯＬ２が励磁さ
れ、電磁弁２９Ａ及び２９Ｂが開き、圧油がポンプ３９
から左右の油圧シリンダ４Ａ，４Ｂに供給され、左右の
車載台１Ａ及び１Ｂが上昇する。各車載台１Ａ及び１Ｂ
の高さが等しい場合には、左右のローラ軸５Ａ及び５Ｂ
が同じ距離（図１においてＬ＝Ｒ）で前方に移動するた
め、チェーン７の相対部間に張力差が発生せず、回動板
１４及び羽根板２４が中立位置で停止した状態に保持さ
れる。従って、プランジャー２７Ａ及び２７Ｂが絞り弁
２８Ａ及び２８Ｂを同じ開度で開放し、同量の圧油が電
磁弁２９Ａ及び２９Ｂを通って左右の油圧シリンダ４Ａ
及び４Ｂに供給され、左右の車載台１Ａ及び１Ｂが同じ
高さに保持される。
置の作用について説明する。上昇用押釦スイッチＰＢＵ
を押すと、ソレノイドＳＯＬ１及びＳＯＬ２が励磁さ
れ、電磁弁２９Ａ及び２９Ｂが開き、圧油がポンプ３９
から左右の油圧シリンダ４Ａ，４Ｂに供給され、左右の
車載台１Ａ及び１Ｂが上昇する。各車載台１Ａ及び１Ｂ
の高さが等しい場合には、左右のローラ軸５Ａ及び５Ｂ
が同じ距離（図１においてＬ＝Ｒ）で前方に移動するた
め、チェーン７の相対部間に張力差が発生せず、回動板
１４及び羽根板２４が中立位置で停止した状態に保持さ
れる。従って、プランジャー２７Ａ及び２７Ｂが絞り弁
２８Ａ及び２８Ｂを同じ開度で開放し、同量の圧油が電
磁弁２９Ａ及び２９Ｂを通って左右の油圧シリンダ４Ａ
及び４Ｂに供給され、左右の車載台１Ａ及び１Ｂが同じ
高さに保持される。
【００２１】これに対し、何らかの原因で左側の車載台
１Ａが右側の車載台１Ｂより高くなった場合には、左側
のローラ軸５Ａの移動距離が右側のローラ軸５Ｂのそれ
よりも長くなり（Ｌ＞Ｒ）、チェーン７の全長は一定で
あるから、その相対部間において内側が緩み外側が張
り、この張力差によって回動板１４が図３の時計方向へ
回動される。そして、リンク２３及びレバー２１を介し
て羽根板２４が同じく時計方向へ揺動し、出力ボルト２
５Ａがプランジャー２７Ａを押し込み、絞り弁２８Ａの
開度が縮小し、左側の油圧シリンダ４Ａへの供給油量が
右側の油圧シリンダ４Ｂへの供給油量よりも少なくな
り、その結果、左右の車載台１Ａ及び１Ｂが同じ高さに
揃えられる。
１Ａが右側の車載台１Ｂより高くなった場合には、左側
のローラ軸５Ａの移動距離が右側のローラ軸５Ｂのそれ
よりも長くなり（Ｌ＞Ｒ）、チェーン７の全長は一定で
あるから、その相対部間において内側が緩み外側が張
り、この張力差によって回動板１４が図３の時計方向へ
回動される。そして、リンク２３及びレバー２１を介し
て羽根板２４が同じく時計方向へ揺動し、出力ボルト２
５Ａがプランジャー２７Ａを押し込み、絞り弁２８Ａの
開度が縮小し、左側の油圧シリンダ４Ａへの供給油量が
右側の油圧シリンダ４Ｂへの供給油量よりも少なくな
り、その結果、左右の車載台１Ａ及び１Ｂが同じ高さに
揃えられる。
【００２２】逆に、左側の車載台１Ａが右側の車載台１
Ｂより低くなった場合には、左側のローラ軸５Ａの移動
距離が右側のローラ軸５Ｂのそれよりも短くなり（Ｌ＜
Ｒ）、チェーン７の相対部間において内側が張り外側が
緩み、この張力差によって回動板１４が図３の反時計方
向へ回動される。そして、羽根板２４も反時計方向へ揺
動し、出力ボルト２５Ｂがプランジャー２７Ｂを押し込
み、絞り弁２８Ｂの開度が縮小し、右側の油圧シリンダ
４Ｂへの供給油量が左側の油圧シリンダ４Ａへの供給油
量よりも少なくなり、その結果、左右の車載台１Ａ及び
１Ｂが同じ高さに揃えられる。
Ｂより低くなった場合には、左側のローラ軸５Ａの移動
距離が右側のローラ軸５Ｂのそれよりも短くなり（Ｌ＜
Ｒ）、チェーン７の相対部間において内側が張り外側が
緩み、この張力差によって回動板１４が図３の反時計方
向へ回動される。そして、羽根板２４も反時計方向へ揺
動し、出力ボルト２５Ｂがプランジャー２７Ｂを押し込
み、絞り弁２８Ｂの開度が縮小し、右側の油圧シリンダ
４Ｂへの供給油量が左側の油圧シリンダ４Ａへの供給油
量よりも少なくなり、その結果、左右の車載台１Ａ及び
１Ｂが同じ高さに揃えられる。
【００２３】一方、下降用押釦スイッチＰＢＤが押され
たときには、ソレノイドＳＯＬ３及びＳＯＬ４が励磁さ
れ、電磁弁２９Ｃ及び２９Ｄが開き、圧油が左右の油圧
シリンダ４Ａ，４Ｂからタンク４０に吐出され、左右の
車載台１Ａ及び１Ｂが下降する。各車載台１Ａ及び１Ｂ
の高さが等しい場合には、上昇時と同様、チェーン７の
相対部間に張力差が発生せず、回動板１４及び羽根板２
４が中立位置で停止した状態に保持される。従って、プ
ランジャー２７Ｃ及び２７Ｄが絞り弁２８Ｃ及び２８Ｄ
を同じ開度で開放し、同量の圧油が左右の油圧シリンダ
４Ａ及び４Ｂから流出し、左右の車載台１Ａ及び１Ｂが
同じ高さに保持される。
たときには、ソレノイドＳＯＬ３及びＳＯＬ４が励磁さ
れ、電磁弁２９Ｃ及び２９Ｄが開き、圧油が左右の油圧
シリンダ４Ａ，４Ｂからタンク４０に吐出され、左右の
車載台１Ａ及び１Ｂが下降する。各車載台１Ａ及び１Ｂ
の高さが等しい場合には、上昇時と同様、チェーン７の
相対部間に張力差が発生せず、回動板１４及び羽根板２
４が中立位置で停止した状態に保持される。従って、プ
ランジャー２７Ｃ及び２７Ｄが絞り弁２８Ｃ及び２８Ｄ
を同じ開度で開放し、同量の圧油が左右の油圧シリンダ
４Ａ及び４Ｂから流出し、左右の車載台１Ａ及び１Ｂが
同じ高さに保持される。
【００２４】これに対し、左側の車載台１Ａが右側の車
載台１Ｂより高くなった場合には、チェーン７の相対部
間において内側が緩み外側が張り、この張力差によって
回動板１４が図３の時計方向へ回動される。そして、羽
根板２４が同じく時計方向へ揺動し、出力ボルト２５Ｄ
がプランジャー２７Ｄを押し込み、絞り弁２８Ｄの開度
が縮小し、右側の油圧シリンダ４Ｂの吐出油量が左側の
油圧シリンダ４Ａの吐出油量よりも少なくなり、その結
果、左右の車載台１Ａ及び１Ｂが同じ高さに揃えられ
る。
載台１Ｂより高くなった場合には、チェーン７の相対部
間において内側が緩み外側が張り、この張力差によって
回動板１４が図３の時計方向へ回動される。そして、羽
根板２４が同じく時計方向へ揺動し、出力ボルト２５Ｄ
がプランジャー２７Ｄを押し込み、絞り弁２８Ｄの開度
が縮小し、右側の油圧シリンダ４Ｂの吐出油量が左側の
油圧シリンダ４Ａの吐出油量よりも少なくなり、その結
果、左右の車載台１Ａ及び１Ｂが同じ高さに揃えられ
る。
【００２５】逆に、左側の車載台１Ａが右側の車載台１
Ｂより低くなった場合には、チェーン７の相対部間にお
いて内側が張り外側が緩み、この張力差によって回動板
１４が図３の反時計方向へ回動される。そして、羽根板
２４も反時計方向へ揺動し、出力ボルト２５Ｃがプラン
ジャー２７Ｃを押し込み、絞り弁２８Ｃの開度が縮小
し、左側の油圧シリンダ４Ａの吐出油量が右側の油圧シ
リンダ４Ｂの吐出油量よりも少なくなり、その結果、左
右の車載台１Ａ及び１Ｂが同じ高さに揃えられる。
Ｂより低くなった場合には、チェーン７の相対部間にお
いて内側が張り外側が緩み、この張力差によって回動板
１４が図３の反時計方向へ回動される。そして、羽根板
２４も反時計方向へ揺動し、出力ボルト２５Ｃがプラン
ジャー２７Ｃを押し込み、絞り弁２８Ｃの開度が縮小
し、左側の油圧シリンダ４Ａの吐出油量が右側の油圧シ
リンダ４Ｂの吐出油量よりも少なくなり、その結果、左
右の車載台１Ａ及び１Ｂが同じ高さに揃えられる。
【００２６】従って、この実施形態の油圧同調装置によ
れば、回動板１４がチェーン７の相対部間の張力差に基
づいて左右の車載台１Ａ，１Ｂの高低差を機械的に検出
しているので、シンクロナイズドシリンダやエンコーダ
を用いた従来装置と比較して、検出機構１２並びに油圧
及び電気制御回路をそれぞれ簡単かつ安価に構成できる
とともに、故障が少なく、高い同調精度を長期間維持す
ることができる。また、上昇時あるいは下降時におい
て、左右の車載台１Ａ，１Ｂの高低差が許容値を超えた
ときには、リミットスイッチ３１Ａ又は３１Ｂが動作し
て、左右の油圧シリンダ４Ａ，４Ｂを直ちに停止させる
ため、自動車が大きく傾いた状態で昇降される危険を未
然に防止することもできる。
れば、回動板１４がチェーン７の相対部間の張力差に基
づいて左右の車載台１Ａ，１Ｂの高低差を機械的に検出
しているので、シンクロナイズドシリンダやエンコーダ
を用いた従来装置と比較して、検出機構１２並びに油圧
及び電気制御回路をそれぞれ簡単かつ安価に構成できる
とともに、故障が少なく、高い同調精度を長期間維持す
ることができる。また、上昇時あるいは下降時におい
て、左右の車載台１Ａ，１Ｂの高低差が許容値を超えた
ときには、リミットスイッチ３１Ａ又は３１Ｂが動作し
て、左右の油圧シリンダ４Ａ，４Ｂを直ちに停止させる
ため、自動車が大きく傾いた状態で昇降される危険を未
然に防止することもできる。
【００２７】図８は本発明による油圧同調装置の変更例
を示すものである。この油圧同調装置においては、索条
部材として１本のオープンエンドチェーン４１が用いら
れ、検出機構１２の移動体として摺動板４２が用いられ
ている。チェーン４１の一端は左側のローラ軸５Ａにジ
ョイント９Ａを介し前方から連結され、他端は右側のロ
ーラ軸５Ｂにジョイント９Ｂ及び張力調節具１０を介し
て後方から連結されている。摺動板４２は一対の長孔４
３にてリフトベース上の固定軸４４に前後方向へ摺動可
能に支持され、スプリング４５で後方（矢印方向）へ付
勢されている。
を示すものである。この油圧同調装置においては、索条
部材として１本のオープンエンドチェーン４１が用いら
れ、検出機構１２の移動体として摺動板４２が用いられ
ている。チェーン４１の一端は左側のローラ軸５Ａにジ
ョイント９Ａを介し前方から連結され、他端は右側のロ
ーラ軸５Ｂにジョイント９Ｂ及び張力調節具１０を介し
て後方から連結されている。摺動板４２は一対の長孔４
３にてリフトベース上の固定軸４４に前後方向へ摺動可
能に支持され、スプリング４５で後方（矢印方向）へ付
勢されている。
【００２８】そして、チェーン４１は摺動板４２に支持
された可動鎖車４７とリフトベースに支持された固定鎖
車４８とに巻き掛けられ、チェーン４１の左側部分４１
ａが緩んだときには、摺動板４２がスプリング４５のば
ね力で後方へ摺動され、チェーン４１の右側部分４１ｂ
が緊張したときには、摺動板４２がスプリング４５のば
ね力に抗して前方へ摺動される。また、摺動板４２はリ
ンク４６を介してレバー２１に連結され、摺動板４２の
前後動に伴ってレバー２１、羽根板２４及びバルブユニ
ット１３が前記実施形態と同様に動作するように構成さ
れている。
された可動鎖車４７とリフトベースに支持された固定鎖
車４８とに巻き掛けられ、チェーン４１の左側部分４１
ａが緩んだときには、摺動板４２がスプリング４５のば
ね力で後方へ摺動され、チェーン４１の右側部分４１ｂ
が緊張したときには、摺動板４２がスプリング４５のば
ね力に抗して前方へ摺動される。また、摺動板４２はリ
ンク４６を介してレバー２１に連結され、摺動板４２の
前後動に伴ってレバー２１、羽根板２４及びバルブユニ
ット１３が前記実施形態と同様に動作するように構成さ
れている。
【００２９】従って、この変更例によっても、簡単かつ
小型の機構で左右の油圧シリンダを精度よく同調させる
ことができる。なお、非常停止用のリミットスイッチ３
１Ａ，３１Ｂは摺動板４２の両端面と対向する位置に配
設されている。その他の構成は前記実施形態と同様であ
り、図面に同一符号を付してその説明を省略する。
小型の機構で左右の油圧シリンダを精度よく同調させる
ことができる。なお、非常停止用のリミットスイッチ３
１Ａ，３１Ｂは摺動板４２の両端面と対向する位置に配
設されている。その他の構成は前記実施形態と同様であ
り、図面に同一符号を付してその説明を省略する。
【００３０】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば、チェーンにかえてワイヤーやベルトを
用いたり、電気を必要としない種類のバルブユニットを
用いたり、２柱式自動車整備用リフトの油圧同調装置に
応用したりするなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも
可能である。
はなく、例えば、チェーンにかえてワイヤーやベルトを
用いたり、電気を必要としない種類のバルブユニットを
用いたり、２柱式自動車整備用リフトの油圧同調装置に
応用したりするなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも
可能である。
【００３１】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の油圧同調
装置によれば、索条部材の張力変化に基づいて左右の車
載台の高低差を機械的に検出するので、簡単・小型かつ
安価な機構で高い同調精度が得られるという優れた効果
を奏する。
装置によれば、索条部材の張力変化に基づいて左右の車
載台の高低差を機械的に検出するので、簡単・小型かつ
安価な機構で高い同調精度が得られるという優れた効果
を奏する。
【図１】本発明の一実施形態を示す自動車整備用リフト
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】図１のリフトの平面図である。
【図３】図２の一部を拡大して油圧同調装置を示す平面
図である。
図である。
【図４】図３の一部を拡大して油圧同調装置の作用を示
す平面図である。
す平面図である。
【図５】油圧同調装置のバルブユニットを示す斜視図で
ある。
ある。
【図６】油圧同調装置の油圧回路図である。
【図７】油圧同調装置の電気回路図である。
【図８】油圧同調装置の変更例を示す平面図である。
【図９】従来の油圧同調装置を示す概略図である。
【図１０】従来の別の油圧同調装置を示す概略図であ
る。
る。
１Ａ，１Ｂ・・車載台、２Ａ，２Ｂ・・Ｘリンク式伸縮
機構、３・・リフトベース、４Ａ，４Ｂ・・油圧シリン
ダ、５Ａ，５Ｂ・・ローラ軸、７，４１・・チェーン、
１２・・検出機構、１３・・バルブユニット、１４・・
回動板、２１・・レバー、２３・・リンク、２４・・羽
根板、２５Ａ〜２５Ｄ・・出力ボルト、２７Ａ〜２７Ｄ
・・プランジャー、２８Ａ〜２８Ｄ・・絞り弁、２９Ａ
〜２９Ｄ・・電磁弁、３１Ａ，３１Ｂ・・リミットスイ
ッチ、４２・・摺動板。
機構、３・・リフトベース、４Ａ，４Ｂ・・油圧シリン
ダ、５Ａ，５Ｂ・・ローラ軸、７，４１・・チェーン、
１２・・検出機構、１３・・バルブユニット、１４・・
回動板、２１・・レバー、２３・・リンク、２４・・羽
根板、２５Ａ〜２５Ｄ・・出力ボルト、２７Ａ〜２７Ｄ
・・プランジャー、２８Ａ〜２８Ｄ・・絞り弁、２９Ａ
〜２９Ｄ・・電磁弁、３１Ａ，３１Ｂ・・リミットスイ
ッチ、４２・・摺動板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ１５Ｂ 11/22 Ｆ１５Ｂ 11/22 Ｒ
Claims (6)
- 【請求項１】 左右の車載台を別々の油圧シリンダで昇
降する自動車整備用リフトにおいて、左右の車載台の昇
降に伴って移動する索条部材と、索条部材の張力変化に
基づいて左右の車載台の高低差を機械的に検出する検出
機構と、検出機構の出力に従って左右の油圧シリンダの
圧油を同量に制御するバルブユニットとからなる油圧同
調装置。 - 【請求項２】 前記車載台の高低差が許容値を超えたと
きに左右の油圧シリンダを停止させる手段を備えた請求
項１記載の自動車整備用リフトの油圧同調装置。 - 【請求項３】 前記検出機構は索条部材の張力変化によ
って移動する移動体と、移動体に連動して左右の車載台
の高低差を出力する出力部材とを含む請求項１又は２記
載の自動車整備用リフトの油圧同調装置。 - 【請求項４】 前記バルブユニットは、出力部材によっ
て押動されるプランジャーと、プランジャーにより開度
調整される絞り弁と、絞り弁と油圧シリンダとの間の油
圧管路を開閉する電磁弁とを含む請求項３記載の自動車
整備用リフトの油圧同調装置。 - 【請求項５】 前記車載台を別々のＸリンク式伸縮機構
を介してリフトベースに支持し、各伸縮機構の脚部に車
載台に連動して前後動するローラ軸を設け、リフトベー
スの周囲に索条部材を張設し、索条部材の２個所にロー
ラ軸を連結した請求項１、２、３又は４記載の自動車整
備用リフトの油圧同調装置。 - 【請求項６】 前記索条部材としてチェーンを用いた請
求項１、２、３、４又は５記載の自動車整備用リフトの
油圧同調装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27109499A JP2001089086A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 自動車整備用リフトの油圧同調装置 |
| TW088120071A TW446655B (en) | 1999-09-24 | 1999-11-17 | Hydraulic synchronizing device of lift for car maintenance |
| KR1019990052065A KR20010029417A (ko) | 1999-09-24 | 1999-11-23 | 자동차 정비용 리프트의 유압동조장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27109499A JP2001089086A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 自動車整備用リフトの油圧同調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001089086A true JP2001089086A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17495281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27109499A Pending JP2001089086A (ja) | 1999-09-24 | 1999-09-24 | 自動車整備用リフトの油圧同調装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001089086A (ja) |
| KR (1) | KR20010029417A (ja) |
| TW (1) | TW446655B (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106082004A (zh) * | 2016-07-07 | 2016-11-09 | 广州德恒汽车装备科技有限公司 | 剪刀升降结构 |
| CN106115548A (zh) * | 2016-08-18 | 2016-11-16 | 湖南星邦重工有限公司 | 升降平台及其控制系统和控制方法 |
| CN107445125A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-12-08 | 湖南星邦重工有限公司 | 一种检测装置和检测方法 |
| CN108317115A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-07-24 | 中山市颉榕汽车维修检测设备有限公司 | 剪式举升机调平装置、举升系统及剪式举升机 |
| CN112554627A (zh) * | 2021-01-14 | 2021-03-26 | 上海森享汽车用品有限公司 | 一种地下车库车辆防涝设备 |
| IT202000004000A1 (it) * | 2020-02-26 | 2021-08-26 | Cem S R L | Dispositivo sollevatore per la manutenzione e riparazione di veicoli motorizzati a due ruote |
| JPWO2022044933A1 (ja) * | 2020-08-24 | 2022-03-03 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111994828B (zh) * | 2020-08-21 | 2021-09-21 | 中国人民解放军陆军装甲兵学院 | 一种军用装甲车装备维修辅助系统 |
-
1999
- 1999-09-24 JP JP27109499A patent/JP2001089086A/ja active Pending
- 1999-11-17 TW TW088120071A patent/TW446655B/zh active
- 1999-11-23 KR KR1019990052065A patent/KR20010029417A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN106082004A (zh) * | 2016-07-07 | 2016-11-09 | 广州德恒汽车装备科技有限公司 | 剪刀升降结构 |
| CN106115548A (zh) * | 2016-08-18 | 2016-11-16 | 湖南星邦重工有限公司 | 升降平台及其控制系统和控制方法 |
| CN107445125A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-12-08 | 湖南星邦重工有限公司 | 一种检测装置和检测方法 |
| CN108317115A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-07-24 | 中山市颉榕汽车维修检测设备有限公司 | 剪式举升机调平装置、举升系统及剪式举升机 |
| CN108317115B (zh) * | 2018-04-09 | 2023-08-04 | 中山市颉榕汽车维修检测设备有限公司 | 剪式举升机调平装置、举升系统及剪式举升机 |
| IT202000004000A1 (it) * | 2020-02-26 | 2021-08-26 | Cem S R L | Dispositivo sollevatore per la manutenzione e riparazione di veicoli motorizzati a due ruote |
| EP3878796A1 (en) * | 2020-02-26 | 2021-09-15 | CEM S.r.l. | A lifting device for maintenance and repair of motorized two-wheeled vehicles |
| JPWO2022044933A1 (ja) * | 2020-08-24 | 2022-03-03 | ||
| WO2022044933A1 (ja) * | 2020-08-24 | 2022-03-03 | 賢一 要 | 油圧リフト |
| JP7185373B2 (ja) | 2020-08-24 | 2022-12-07 | 賢一 要 | 油圧リフト |
| CN112554627A (zh) * | 2021-01-14 | 2021-03-26 | 上海森享汽车用品有限公司 | 一种地下车库车辆防涝设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR20010029417A (ko) | 2001-04-06 |
| TW446655B (en) | 2001-07-21 |
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