JP2001087910A - 工作機械主軸の工具固定装置 - Google Patents

工作機械主軸の工具固定装置

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JP2001087910A
JP2001087910A JP26031899A JP26031899A JP2001087910A JP 2001087910 A JP2001087910 A JP 2001087910A JP 26031899 A JP26031899 A JP 26031899A JP 26031899 A JP26031899 A JP 26031899A JP 2001087910 A JP2001087910 A JP 2001087910A
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Ichiro Kitaura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工作機械の主軸に工具を固定するのに多数の皿
バネを用いた付勢手段では、付勢力を高めにくく、付勢
特性が不安定で耐久性に欠ける。主軸内にガススプリン
グ式の付勢機構を設ける場合は、主軸と工具固定装置の
構造が複雑化し、組み付けや保守点検も面倒になる。 【解決手段】 主軸ユニットMSの工具固定装置2の付
勢機構3では、ドローバー本体24の基端側部分のドロ
ーバー延長部24aに、シリンダ孔31を有するシリン
ダ部材30を外嵌状に設け、シリンダ孔31にピストン
部材33を所定ストローク移動可能に装着し、シリンダ
孔31のガス作動室39に圧縮ガスを封入し、このガス
スプリングによりピストン部材33を介してドローバー
23を工具固定側へ強力に付勢する。また、解除機構4
により固定を解除可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、工作機械主軸の
工具固定装置に関し、特にドローバーを圧縮ガスの付勢
力により固定側へ付勢する付勢手段を設けたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】 ワークに機械加工を施す工作機械の主
軸には、先端部分にテーパ状の工具保持部が形成され、
この工具保持部に工具を固定解除可能に固定する工具固
定装置が設けられている。一般的な工具固定装置は、工
具の基端部に係合するコレットチャックと、このコレッ
トチャックに連係したドローバーと、ドローバーを工具
固定側(主軸の基端側)へ付勢する付勢機構と、付勢機
構の付勢力に抗してドローバーを固定解除側(主軸の先
端側)へ駆動可能な解除機構等で構成されている。
【0003】従来の工作機械の工具固定装置における付
勢機構は、特開平6−179104号公報、特開平7−
223146号公報、特開平11−33806号公報に
記載のように、主軸内のバネ収容孔に多数の皿バネを直
列状に且つ圧縮状態に装着し、これら多数の皿バネの弾
性力でドローバーを工具固定側へ弾性付勢している。最
近の工作機械では、主軸を20,000rpmもの高速で回転
させることが少なくないが、付勢機構の付勢力により工
具を強固に固定できない場合には、加工精度が低下する
ばかりでなく、主軸の回転速度を高めることが難しくな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 前述したような公報
に記載の工具固定装置では、多数の皿バネの付勢力で工
具を固定する構造である。この場合、多数の皿バネを装
着する為の収容孔が軸方向に長くなり、主軸が軸方向に
大きくなるうえ、工具固定装置の部品数が非常に多く構
造が複雑化し製作費が高価になる。各皿バネに製作誤差
があり、多数の皿バネの製作誤差が軸方向に累積するた
め工具固定装置の性能にバラツキが生じ易く、安定した
付勢力を発生させることが難しい。しかも、工作機械を
長期間使用している間に皿バネが劣化しその弾性力が低
下していき、付勢機構の性能が低下してしまう。
【0005】主軸を高速回転させる場合に、遠心力によ
り工具保持部が径方向に拡大し、振動が発生したり、加
工精度が低下しやすくなるので、工具固定機構の付勢力
を格段に強化することが要請されている。ところで、本
願出願人は、主軸の内部に高圧窒素ガスを封入したガス
スプリングを組み込み、そのガススプリングによりドロ
ーバーを付勢する型式の工具固定装置(例えば、特願平
10−176181号)を検討中である。しかし、この
工具固定装置のように、主軸の内部にガススプリングを
組み込む構造では、主軸を小型化しにくく、工具固定装
置の構造を簡単化しにくく、既存の工作機械に適用しに
くく、工具固定装置の組み付けや保守点検の面でも不利
となる。
【0006】本発明の目的は、工具固定装置において、
ガススプリングにより強力な付勢力を発生させること、
構造を簡単化し製作費を低減すること、組み付けや保守
点検を容易にすること、既存の工作機械に適用可能にす
ること、などである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1の工作機械主
軸の工具固定装置は、工作機械の主軸の先端側部分のテ
ーパ状の工具保持部に装着された工具を固定する為に、
その工具の基端部に係合するチャック手段と、このチャ
ック手段に連係したドローバーと、このドローバーを工
具固定側へ付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力
に抗してドローバーを固定解除側へ駆動可能な解除手段
とを備え、工具保持部に工具を固定解除可能に固定する
工具固定装置において、ドローバーの基端側部分に、主
軸の基端の端面外へ延びるドローバー延長部が形成さ
れ、付勢手段は、ドローバー延長部に外嵌され且つ主軸
の基端に一体回転するように連結されたシリンダ部材
と、このシリンダ部材内に形成されたシリンダ孔と、シ
リンダ孔に所定ストローク移動可能に装着されたピスト
ン部を有し且つドローバー延長部に外嵌されたピストン
部材と、シリンダ孔のうちのピストン部に対して主軸側
に形成されたガス作動室と、このガス作動室に封入され
た圧縮ガスとを備えたものである。
【0008】ドローバーの基端側部分に主軸の基端外へ
延びるドローバー延長部が形成され、このドローバー延
長部に付勢手段が外嵌状に設けられている。この付勢手
段においては、ガス作動室に封入された圧縮ガスでピス
トン部材を付勢し、このピストン部材によりドローバー
を工具固定側へ付勢可能である。ドローバーに連係され
たチャック手段を工具固定側へ付勢することで、工具は
その付勢力によりテーパー状の工具保持部に引きつけら
れ強力に固定される。工具の固定を解除する際には、解
除手段により付勢機構の付勢力に抗してドローバーを固
定解除側へ駆動すればよい。
【0009】前記付勢手段は、主軸の基端の端面外へ延
びるドローバー延長部に外嵌状に設けられているため、
主軸と工具固定装置の構造が全体として簡単化し、主軸
の長さを短くして主軸を軽量化することができ、主軸と
工具固定装置の製作費を低減できる。そして、ドローバ
ー等に改造を施すだけで、この工具固定装置を既存の工
作機械にも容易に適用することができ、工具固定装置の
組み付けや保守点検の面でも有利である。
【0010】ここで、前記ガス作動室は、ピストン部材
がドローバーの移動ストロークよりも軸方向へ大きく移
動可能な大きさに形成されている場合(請求項1に従属
の請求項2)には、ドローバーをその工具固定側及び固
定解除側の何れの方向へも、その移動ストローク分移動
させることができ、工具を工具保持部に支障なく固定す
ることができる。また、ガス作動室の容量を大きくで
き、ガス作動室の圧縮ガスが漏れるような場合でも、そ
の圧縮ガスのガス圧低下度合いが小さくなる。
【0011】前記ピストン部材はガス作動室とは反対側
へシリンダ部材外へ延びる筒状部を有し、この筒状部に
当接してピストン部材からの付勢力を受ける伝達部材を
ドローバー延長部に設けた場合(請求項1又は2に従属
の請求項3)には、ガス作動室に封入された圧縮ガスの
付勢力がピストン部材に作用し、そのピストン部材から
の付勢力を伝達部材を介してドローバー延長部に確実に
伝達できる。
【0012】前記ガス作動室内のガス圧を検知するガス
圧検知手段を設けた場合(請求項1〜3の何れかに従属
の請求項4)には、ガス作動室の圧縮ガスがリークして
ガス圧が低下したような場合でも、ガス作動室内のガス
圧をガス圧検知手段により容易に検知でき、ガス圧が異
常に低下しないうちに、ガス作動室に圧縮ガスを早期に
補充でき、圧縮ガスによる付勢力の低下を確実に防止す
ることができる。
【0013】前記ガス作動室に圧縮ガスを充填する為の
充填用プラグを設けた場合(請求項4に従属の請求項
5)には、ガス作動室の圧縮ガスがリークしてガス圧が
低下した場合でも、充填用プラグから圧縮ガスを容易に
補充することができ、圧縮ガスのリークによる付勢力の
低下を防止することができる。
【0014】請求項6の工作機械主軸の工具固定装置
は、工作機械の主軸の先端側部分のテーパ状の工具保持
部に装着された工具を固定する為に、その工具の基端部
に係合するチャック手段と、このチャック手段に連係し
たドローバーと、このドローバーを工具固定側へ付勢す
る付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗してドローバ
ーを固定解除側へ駆動可能な解除手段とを備え、工具保
持部に工具を固定解除可能に固定する工具固定装置にお
いて、ドローバーの基端側部分に、主軸の基端の端面外
へ延びるドローバー延長部が形成され、付勢手段は、ド
ローバー延長部に外嵌され且つ主軸の基端に一体回転す
るように連結されたシリンダ部材と、このシリンダ部材
内に形成されたシリンダ孔と、シリンダ孔に所定ストロ
ーク移動可能に装着されたピストン部を有し且つドロー
バー延長部に外嵌されたピストン部材と、シリンダ孔の
うちのピストン部に対して主軸側に形成された作動室
と、この作動室に装着された環状の金属製のベローズで
あって圧縮ガスが封入されピストン部材を工具固定側へ
付勢するベローズとを備えたものである。
【0015】この工具固定装置は、請求項1の発明と概
ね同様の構成を有し、請求項1ではガス作動室に直接圧
縮ガスを封入したのに対して、この工具固定装置では、
前記ガス作動室に対応する作動室に、環状の金属製のベ
ローズであって圧縮ガスが封入されピストン部材を工具
固定側へ付勢するベローズを組み込んであるので、基本
的に請求項1と同様の作用を奏する。しかも、圧縮ガス
を金属製のベローズに封入したので、圧縮ガスのリーク
がなく、耐久性に優れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。図1に示すように、工作機
械の主軸ユニットMSは、主軸11とその駆動モータを
含む主軸本体部1と、主軸11に工具5を固定解除可能
に固定する為の工具固定装置2とを有する。工具固定装
置2は、コレットチャック20(チャック手段に相当す
る)と、ドローバー23と、ドローバー23を工具固定
方向へ付勢する付勢機構3と、その付勢機構3の付勢を
解除して工具5の着脱を可能にする解除機構4などを有
する。尚、以下の説明において図1〜図3における左右
を左右として説明する。
【0017】図1に示すように、主軸11の先端部分に
先端側程大径化するテーパ状の工具保持部15が形成さ
れ、種々の工具5の基端側のテーパ軸部65が工具保持
部15に固定解除可能に固定される。最初に、主軸本体
部2について説明すると、主軸11はハウジング10の
収容孔に水平姿勢に配設され、主軸11の両端部が1対
のベアリング12,13によりハウジング10に回転自
在に枢支されている。ハウジング10のモータ収容部1
0aには、ハウジング10に対して主軸11を回転駆動
する駆動モータ14(ビルトインモータ)が組み込まれ
ている。
【0018】主軸11には、工具保持部15と収容孔1
6とが直列状に形成されている。工具5は、工具保持部
15に内嵌可能なテーパ軸部65と、テーパ軸部65の
基端側の小径軸部66及び被係合部67と、大径の把持
部68を有する。工具5を主軸11に装着した状態で
は、テーパ軸部65が工具保持部15に密着状に面接触
し、被係合部67が収容孔16の先端部に臨む状態にな
る。
【0019】収容孔16の内部には、第1円筒部材17
と、その右側の第2円筒部材18ととが内装されてい
る。この第2円筒部材18と主軸11の右端部に当接す
るフランジ部材19も設けられ、主軸11に複数のボル
トで固定されている。第1円筒部材17の内側にはコレ
ットチャック20が配設されている。コレットチャック
20は、その複数の分割部21により工具5の被係合部
67を把持したり、把持解除したりする為のものであ
る。但し、コレットチャック20の代わりに、小さな複
数の鋼球を介して把持する型式のチャックやその他のチ
ャックを適用してもよい。
【0020】第1,第2円筒部材17,18とフランジ
部材19の内側には、工具15を固定する為のドローバ
ー23が左右方向に摺動可能に配設されている。このド
ローバー23は、ドローバー本体24と、このドローバ
ー本体24の先端部に固定された連結体25とからな
る。ドローバー本体24の基端側部分には、主軸11の
基端の端面外へ延びるとともにハウジング10の端面外
へ延びるドローバー延長部24aが形成され、このドロ
ーバー延長部24aは付勢機構3と解除機構4とを挿通
して右方に延びている。ドローバー本体24の左端部は
連結体25に内嵌螺合により連結され、その連結体25
に、コレットチャック20とスペーサ26とが係合され
ている。
【0021】ドローバー23が、図1に示すように右方
(工具固定側)へ移動し右方へ付勢されている状態で
は、コレットチャック20も右方へ移動して工具15を
把持する。ドローバー23が、図3に示すように左方
(固定解除側)へ移動した状態では、コレットチャック
20も左方へ移動して工具15の把持を解除する。ドロ
ーバー本体24内部には、工具5に供給する切削液を流
す通路27が形成され、連結体25の内部にはその通路
27に連通された先端チューブ28が設けられている。
工具5の装着時に先端チューブ28の先端部が被係合部
67に押圧状に接触し、切削液供給装置からロータリジ
ョイント6を介して供給される切削液が、通路27と先
端チューブ28を経て工具5内の通路に供給される。
【0022】次に、付勢機構3について説明する。図
1、図2に示すように、付勢機構3はガススプリングを
主体とするもので、次のように構成されている。シリン
ダ部材30は、ドローバー延長部24aに外嵌されてお
り、シリンダ部材30は、略筒状で取り付けフランジ部
30cを有するシリンダ本体30aと、このシリンダ本
体30aの左端部分に内嵌され且つC形ストップリング
を介して固定された環状のシリンダ分割体30bとから
なる。このシリンダ部材30はフランジ部材19の右端
面の凹部に嵌合状態にして複数のボルトによりフランジ
部材19に固定されている。但し、主軸11の径が十分
に大きい場合には、フランジ部材19を省略し、主軸1
1の基端面にシリンダ部材30を直接固定してもよい。
【0023】このシリンダ部材30の内部にはシリンダ
孔31が形成されており、ピストン部材33は、ドロー
バー延長部24aに外嵌されている。ピストン部材33
は、シリンダ孔31内に気密摺動自在に装着された環状
のピストン部34と、ピストン部34の右側へシリンダ
部材30外へ延びる厚肉の筒状部35と、ピストン部3
4の左側へ延びる薄肉の筒状部37とを有する。ピスト
ン部34が、シリンダ孔31にドローバー23の移動ス
トロークよりも大きな所定ストローク移動可能に装着さ
れている。
【0024】ドローバー延長部24aには、筒状部35
が当接してピストン部材33からの付勢力を受ける伝達
部材36が螺着され、この伝達部材36が筒状部35の
右端に複数のボルトにて固定されている。筒状部37
は、ピストン部34の左方へ所定長さだけ延びて、ドロ
ーバー23とシリンダ分割体30bの間の環状隙間38
に気密摺動自在に内嵌している。シリンダ部材30内に
は、シリンダ孔31のうちのピストン部34に対して主
軸11側にガス作動室39が形成されている。ガス作動
室39には、所定の高圧の圧縮ガス(例えば、14MP
aの圧縮窒素ガス)が封入されている。ガス作動室39
内の圧縮窒素ガスの付勢力により、ピストン部材33が
右方へ強力に付勢され、このピストン部材33と伝達部
材36とを介してドローバー延長部24aが右方(工具
固定側)へ付勢され、ドローバー23が右方(工具固定
側)へ付勢される。
【0025】ガス作動室39内の圧縮ガスがリークしな
いように、ピストン部34の外周部にはシール部材40
a,40bが装着され、環状隙間38の内周部にはシー
ル部材41a,41bが装着されている。シリンダ分割
体30bの外周部にはシール部材41cが装着され、シ
リンダ本体30aの右端部の内周部にはダストシール4
0cが装着されている。ガス作動室39に圧縮窒素ガス
を充填する為のガス通路42と充填用プラグ43とが図
示のように設けられている。伝達部材36を外せば、充
填用プラグ43から圧縮窒素ガスを充填することができ
る。
【0026】ガス作動室39内のガス圧を検知する為
に、シリンダ部材30の外側には、ガス作動室39内の
圧縮ガス温度を検出する温度センサ(例えば、赤外線セ
ンサ)44がシリンダ部材30に非接触状に設けられ、
制御ユニット62に電気的に接続されている。そして、
伝達部材36が図1のクランプ位置から固定解除側に所
定距離だけ移動したことを検出する位置検出スイッチ4
5が設けられ、制御ユニット62に電気的に接続されて
いる。尚、付勢機構3はハウジング10に複数のボルト
にて固定されたキャップ状のカバー部材46で覆われて
いる。尚、前記温度センサ44と位置検出スイッチ45
と制御ユニット62等がガス圧検知手段に相当する。
【0027】次に、解除機構4について説明する。この
解除機構4は工具15を取り外す際に、付勢機構3の付
勢力に抗してドローバー23を左方(固定解除側)へ所
定距離移動させるものである。カバー部材46の右端面
には解除用の単動型油圧シリンダ50がボルト52によ
り固着され、そのシリンダ孔51にドローバー延長部2
4aに遊嵌状に外嵌された環状のピストン部材53が所
定ストローク移動可能に装着され、そのピストン部材5
3の左端は伝達部材36に右方から当接可能になってい
る。油圧シリンダ50の作動油室をシールする為のシー
ル部材55,63が設けられている。
【0028】油圧シリンダ50の大気開放室には圧縮バ
ネ54が装着され、この大気開放室は呼吸孔により大気
開放されている。油圧シリンダ50の油圧作動室に油圧
を給排する為の油圧系について説明すると、油圧シリン
ダ50のポート55は、油路57により油圧ポンプ56
に接続されている。その油路57には、デジタル式油圧
計58と電磁方向切換弁59とが介装されている。油圧
ポンプ56を駆動する駆動モータ61と、電磁方向切換
弁59のソレノイド60は制御ユニット62に電気的に
接続されている。
【0029】次に、以上説明した工具固定装置1の作用
について説明する。図1の工具固定状態において、解除
機構4が解除駆動されると、ドローバー23が固定解除
側に駆動される。即ち、制御ユニット62により電磁方
向切換弁59を供給位置に切換えると、ピストン部材5
3に油圧が作用し、ピストン部材53は、ガス作動室3
9の圧縮ガスの付勢力に抗して、図1の固定位置から図
3に示す解除位置に駆動される。その結果、ピストン部
材53の解除位置への駆動と同時に伝達部材36を介し
てドローバー23が固定解除側へ駆動され、コレットチ
ャック20も同時に固定解除側へ移動して固定解除し、
工具5を工具保持部15に対して着脱可能になる(図3
参照)。
【0030】このとき、工具保持部15に手動操作によ
り又はATC(オート・ツール・チェンジャー)によ
り、次の加工に用いる別の工具5の基端部が装着され
る。その状態で、電磁方向切換弁59が排出位置に切換
えられ、解除機構4の解除動作が中止される。すると、
ガス作動室39内の圧縮ガスの付勢力により、ピストン
部材33とともにドローバー23が工具固定側へ一体的
に移動し、ピストン部材33は圧縮バネ45の弾性力に
より伝達部材36から離隔する位置まで後退する。図1
に示すように、コレットチャック20が工具固定側へ移
動して複数の分割部21が工具5の被係合部67を把持
し、工具5はピストン部材33と伝達部材36とドロー
バー23とコレットチャック20とを介して工具保持部
15に強力に押圧固定される。
【0031】ここで、工作機械の保守点検の際に、ガス
圧検知手段によりガス作動室39内のガス圧を次のよう
にして検知する。油圧シリンダ50に油圧を供給して、
ドローバー23が所定距離だけ固定解除側に移動して位
置検出スイッチ45が作動したとき、油圧計58の圧力
データと、温度センサ44の温度データとを制御ユニッ
ト62に読み込む。ガス作動室39と油圧シリンダ50
の諸元は既知であるから、ピストン部材33が所定距離
固定解除方向へ移動した時のガス作動室39の容積と、
油圧シリンダ50における油圧駆動力と、圧縮ガスの温
度とから、ガス作動室39内のガス圧を求めることがで
きる。こうして、ガス作動室39内のガス圧を容易に検
知できるため、ガス圧が異常に低下しないうちに、圧縮
ガスを早期に補充でき、付勢機構3の付勢力の低下を確
実に防止することができる。
【0032】以上説明した工具固定装置2によれば、ガ
ス作動室39に封入した圧縮ガスにより発生する安定し
た強力な付勢力でドローバー23を工具固定側へ付勢す
ることができる。工具5を工具保持部15に強力に押圧
固定できるため、加工精度を高め、主軸11の回転速度
を高めて加工性能を高めることができる。付勢機構3
は、主軸11の基端の端面外へ延びるドローバー延長部
24aに外嵌状に設けられているため、主軸11と工具
固定装置2の構造が全体として簡単化し、主軸11の長
さを短くして主軸11を軽量化することができ、主軸1
1と工具固定装置2の製作費を低減できる。そして、ド
ローバー23等に改造を施すだけで、この工具固定装置
2を既存の工作機械にも容易に適用することができ、工
具固定装置2の組み付けや保守点検の面でも有利であ
る。
【0033】工作機械を長期間使用している間に、ガス
作動室39の圧縮ガスが外部へリークしてガス圧が低下
した場合でも、ガス圧検知手段によりガス圧の低下を確
実に検知し、充填用プラグ43からガス作動室39に圧
縮ガスを簡単に補充することができる。ガス作動室39
を、ピストン部材33がドローバー23の移動ストロー
クよりも軸方向に大きく移動可能な大きさに形成したの
で、ドローバー23をその工具固定側及び固定解除側の
何れの方向へも、移動ストローク分移動させることがで
き、工具5を工具保持部15に支障なく固定することが
できる。また、ガス作動室39の容量を大きくでき、ガ
ス作動室39の圧縮ガスが僅かに漏れるような場合で
も、その圧縮ガスのガス圧低下度合いが小さくなる。
【0034】ピストン部材33は、ガス作動室39とは
反対側へシリンダ部材30外へ延びる筒状部35を有
し、この筒状部35に当接してピストン部材33からの
付勢力を受ける伝達部材36をドローバー延長部24a
に設けたので、ガス作動室39に封入された圧縮ガスの
付勢力をピストン部材33と伝達部材36を介してドロ
ーバー延長部24aに確実に伝達することができる。ガ
ス作動室39内のガス圧を検知するガス圧検知手段を設
け、ガス作動室39内のガス圧を検知可能に構成したの
で、ガス作動室39内のガス圧の低下を確実に検知し
て、圧縮ガスを早期に補充することがができる。
【0035】次に、工具固定装置の別実施形態について
説明する。但し、前記実施形態と同様の構成要素には同
一符号を付して説明を省略し、異なる構成について主に
説明する。図4に示すように、工具固定装置2Aの付勢
機構3Aは、シリンダ孔内のピストン部34の左側の作
動室39Aに、環状のステンレス製のベローズ70を装
着し、このベローズ70によりピストン部材33を右方
へ付勢するようにしたものである。ベローズ70は、ピ
ストン部材33の筒状部37に相対移動可能に外嵌さ
れ、このベローズ70には高圧の圧縮窒素ガスが封入さ
れている。シリンダ部材30には、ベローズ70の内部
に連通するガス通路42が形成され、このガス通路42
の端部に圧縮窒素ガスを充填する為の充填用プラグ43
(充填用バルブユニット)が装着されている。
【0036】ベローズ70とガス通路42から圧縮ガス
が漏れないようにする為に、ベローズ70の基端面とピ
ストン部34の先端面とを接着してもよいし、適当なシ
ール部材を装着してもよい。ベローズ70を作動室39
Aに組付けてから、充填用プラグ43から所定圧(例え
ば、10〜20MPaの圧縮窒素ガス)の圧縮窒素ガス
を充填できるためベローズ70の組付けが容易である。
【0037】この工具固定装置2Aにおいては、圧縮窒
素ガスが充填されたベローズ70でピストン部材33を
工具固定側へ付勢し、ドローバー23とコレットチャッ
ク20を介して工具5を固定する。圧縮窒素ガスがベロ
ーズ70に収容されているため、長期の使用中にも圧縮
窒素ガスのリークが全く生じず、長期にわたって安定し
た付勢特性を発揮する。その他、基本的に前記工具固定
装置2と同様の作用を奏する。尚、圧縮窒素ガスを充填
した複数のベローズを作動室39Aに直列的に装着して
もよい。
【0038】本発明は、以上説明した実施形態と変更形
態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しな
い範囲で種々の変更を付加した形態で実施可能である。
大型の工作機械の場合には、ガス作動室39や作動室3
9Aをドローバー23の径方向に拡大してもよく、同時
に軸径方向に拡大してもよい。また、種々の工作機械の
主軸に固定する種々の工具固定装置に本発明を適用する
ことができる。
【0039】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、ドローバー
の基端側部分にドローバー延長部を形成し、ガススプリ
ング式の付勢手段をドローバー延長部に外嵌させて設
け、ガス作動室に封入した圧縮ガスの付勢力でドローバ
ーを付勢するように構成したので、安定した強力な付勢
力で工具を固定でき、長期に亙って付勢特性が変化しな
いため耐久性に優れる。また、工具と主軸の一体性を高
め、加工精度を確実に高めることができ、主軸の回転速
度を高速化することも可能になる。しかも、ガス作動室
に封入する圧縮ガスのガス圧を調節するだけで付勢力を
調節することもできる。
【0040】付勢手段を主軸とは独立の構造とするた
め、主軸の構造が複雑化することもなく、工具固定装置
の構造が簡単化し、製作コストを低減できる。そして、
従来技術のように主軸の内部に多数の皿バネを組み込む
必要もないので、主軸の長さを短くし、主軸を軽量化す
ることもできる。そして、ドローバー等に改造を施すだ
けで、この工具固定装置を既存の工作機械にも容易に適
用することができ、工具固定装置の組み付けや保守点検
の面でも有利である。
【0041】請求項2の発明によれば、前記ガス作動室
は、ピストン部材がドローバーの移動ストロークよりも
軸方向へ大きく移動可能な大きさに形成されたので、ド
ローバーをその工具固定側及び固定解除側の何れの方向
へも、その移動ストローク分移動させることができ、工
具を工具保持部に支障なく固定解除可能に固定すること
ができる。また、ガス作動室の容量を大きくでき、ガス
作動室の圧縮ガスが漏れるような場合でも、その圧縮ガ
スのガス圧低下度合いが小さくなる。その他請求項1と
同様の効果を奏する。
【0042】請求項3の発明によれば、前記ピストン部
材は、ガス作動室とは反対側へシリンダ部材外へ延びる
筒状部を有し、この筒状部に当接してピストン部材から
の付勢力を受ける伝達部材をドローバー延長部に設けた
ので、ガス作動室に封入された圧縮ガスの付勢力がピス
トン部材に作用し、そのピストン部材からの付勢力を伝
達部材を介してドローバー延長部に確実に伝達すること
ができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏す
る。
【0043】請求項4の発明によれば、前記ガス作動室
内のガス圧を検知するガス圧検知手段を設けたので、ガ
ス作動室の圧縮ガスがリークしてガス圧が低下したよう
な場合でも、ガス作動室内のガス圧をガス圧検知手段に
より容易に検知でき、ガス圧が異常に低下しないうち
に、ガス作動室に圧縮ガスを早期に補充でき、圧縮ガス
のリークによる付勢力の低下を確実に防止することがで
きる。その他請求項1〜3の何れかと同様の効果を奏す
る。
【0044】請求項5の発明によれば、前記ガス作動室
に圧縮ガスを充填する為の充填用プラグを設けたので、
ガス作動室の圧縮ガスが外部に漏れてガス圧が低下した
場合でも、充填用プラグから圧縮ガスを容易に充填する
ことができる。圧縮ガスのリークによる付勢力の低下を
防止できる。その他請求項4と同様の効果を奏する。
【0045】請求項6の発明は、請求項1の発明と概ね
同様の構成を有し、請求項1ではガス作動室に直接圧縮
ガスを封入したのに対して、この工具固定装置では、前
記ガス作動室に対応する作動室に、環状の金属製のベロ
ーズであって圧縮ガスが封入されピストン部材を工具固
定側へ付勢するベローズを組み込んであるので、基本的
に請求項1と同様の効果を奏する。しかも、圧縮ガスを
金属製のベローズに封入したので、圧縮ガスのリークが
生じず、耐久性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る工作機械の主軸ユニッ
ト(工具固定状態)の縦断面図である。
【図2】主軸ユニットの付勢機構の拡大断面図である。
【図3】前記主軸ユニット(工具固定解除状態)の縦断
面図である。
【図4】別実施形態の工具固定装置の要部拡大縦断面図
である。
【符号の説明】
1,1A 主軸本体部 2,2A 工具固定装置 3,3A 付勢機構 4 解除機構 5 工具 11 主軸 15 工具保持部 20 コレットチャック 23 ドローバー 24 ドローバー本体 24a ドローバー延長部 30 シリンダ部材 31 シリンダ孔 33 ピストン部材 34 ピストン部 35 筒状部 36 伝達部材 39 ガス作動室 39A 作動室 44 温度センサ 45 位置検出センサ 50 解除用油圧シリンダ 53 ピストン部材 58 油圧計 62 制御ユニット 70 ベローズ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の主軸の先端側部分のテーパ状
    の工具保持部に装着された工具を固定する為に、その工
    具の基端部に係合するチャック手段と、このチャック手
    段に連係したドローバーと、このドローバーを工具固定
    側へ付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗し
    てドローバーを固定解除側へ駆動可能な解除手段とを備
    え、前記工具保持部に工具を固定解除可能に固定する工
    具固定装置において、 前記ドローバーの基端側部分に、主軸の基端の端面外へ
    延びるドローバー延長部が形成され、 前記付勢手段は、ドローバー延長部に外嵌され且つ主軸
    の基端に一体回転するように連結されたシリンダ部材
    と、このシリンダ部材内に形成されたシリンダ孔と、シ
    リンダ孔に所定ストローク移動可能に装着されたピスト
    ン部を有し且つドローバー延長部に外嵌されたピストン
    部材と、シリンダ孔のうちのピストン部に対して主軸側
    に形成されたガス作動室と、このガス作動室に封入され
    た圧縮ガスとを備えたことを特徴とする工作機械主軸の
    工具固定装置。
  2. 【請求項2】 前記ガス作動室は、ピストン部材がドロ
    ーバーの移動ストロークよりも軸方向へ大きく移動可能
    な大きさに形成されたことを特徴とする請求項1に記載
    の工作機械主軸の工具固定装置。
  3. 【請求項3】 前記ピストン部材は、ガス作動室とは反
    対側へシリンダ部材外へ延びる筒状部を有し、この筒状
    部に当接してピストン部材からの付勢力を受ける伝達部
    材をドローバー延長部に設けたことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の工作機械主軸の工具固定装置。
  4. 【請求項4】 前記ガス作動室内のガス圧を検知するガ
    ス圧検知手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3の
    何れかに記載の工作機械主軸の工具固定装置。
  5. 【請求項5】 前記ガス作動室に圧縮ガスを充填する為
    の充填用プラグを設けたことを特徴とする請求項4に記
    載の工作機械主軸の工具固定装置。
  6. 【請求項6】 工作機械の主軸の先端側部分のテーパ状
    の工具保持部に装着された工具を固定する為に、その工
    具の基端部に係合するチャック手段と、このチャック手
    段に連係したドローバーと、このドローバーを工具固定
    側へ付勢する付勢手段と、この付勢手段の付勢力に抗し
    てドローバーを固定解除側へ駆動可能な解除手段とを備
    え、前記工具保持部に工具を固定解除可能に固定する工
    具固定装置において、 前記ドローバーの基端側部分に、主軸の基端の端面外へ
    延びるドローバー延長部が形成され、 前記付勢手段は、ドローバー延長部に外嵌され且つ主軸
    の基端に一体回転するように連結されたシリンダ部材
    と、このシリンダ部材内に形成されたシリンダ孔と、シ
    リンダ孔に所定ストローク移動可能に装着されたピスト
    ン部を有し且つドローバー延長部に外嵌されたピストン
    部材と、シリンダ孔のうちのピストン部に対して主軸側
    に形成された作動室と、この作動室に装着された環状の
    金属製のベローズであって圧縮ガスが封入されピストン
    部材を工具固定側へ付勢するベローズとを備えたことを
    特徴とする工作機械主軸の工具固定装置。
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