JP2001087590A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
- Publication number
- JP2001087590A JP2001087590A JP26855099A JP26855099A JP2001087590A JP 2001087590 A JP2001087590 A JP 2001087590A JP 26855099 A JP26855099 A JP 26855099A JP 26855099 A JP26855099 A JP 26855099A JP 2001087590 A JP2001087590 A JP 2001087590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ozone
- washing machine
- machine according
- tub
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オゾンにより洗濯機内部を殺菌するについ
て、構成が複雑となると共に、オゾンが良好に行き届か
ない。 【解決手段】 上部カバー1aに設けられたオゾン発生
装置16は、ケース17に、オゾン発生器21、高電圧
発生装置22、送気装置23、ヒータ24、オゾン発生
室用温度センサ25を設けて成る。オゾン発生器21
は、セラミックス製の基板26上に電極27を設け、基
板26内部に電極27と対極をなす電極を設けている。
これら両電極間に高電圧発生装置22により高電圧を印
加することにより沿面放電を起こしてオゾンを発生し、
このオゾンは送気装置23によりガス状態でオゾン吐出
部20から回転槽4及び水受槽2間へ供給される。
て、構成が複雑となると共に、オゾンが良好に行き届か
ない。 【解決手段】 上部カバー1aに設けられたオゾン発生
装置16は、ケース17に、オゾン発生器21、高電圧
発生装置22、送気装置23、ヒータ24、オゾン発生
室用温度センサ25を設けて成る。オゾン発生器21
は、セラミックス製の基板26上に電極27を設け、基
板26内部に電極27と対極をなす電極を設けている。
これら両電極間に高電圧発生装置22により高電圧を印
加することにより沿面放電を起こしてオゾンを発生し、
このオゾンは送気装置23によりガス状態でオゾン吐出
部20から回転槽4及び水受槽2間へ供給される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オゾン発生装置を
備えた洗濯機に関する。
備えた洗濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より洗濯機におい
ては、粉せっけん等の洗剤を用いて洗濯を行なうように
している。ところが、この場合、水道水中のカルシウム
分と洗剤中の界面活性剤との反応によってできる不溶性
の金属せっけんが槽の裏側に付着することがあった。こ
れは高級脂肪酸ナトリウムからなる粉せっけんの場合に
著しい。また、洗濯物から出た汚れもこの槽の裏側に付
着することもあった。この汚れは、水分を吸収して微生
物繁殖の原因ともなっていた。
ては、粉せっけん等の洗剤を用いて洗濯を行なうように
している。ところが、この場合、水道水中のカルシウム
分と洗剤中の界面活性剤との反応によってできる不溶性
の金属せっけんが槽の裏側に付着することがあった。こ
れは高級脂肪酸ナトリウムからなる粉せっけんの場合に
著しい。また、洗濯物から出た汚れもこの槽の裏側に付
着することもあった。この汚れは、水分を吸収して微生
物繁殖の原因ともなっていた。
【0003】上記微生物繁殖を抑えるために、オゾンに
よる殺菌を行なうことが考えられている。このもので
は、オゾンを発生させるオゾン発生装置を設けると共
に、発生したオゾンを水に溶かす溶融機構を設け、オゾ
ンを溶かし込んだ水を必要部位に供給する構成となって
いる。しかしながら、このものでは、水配管や、気液混
合部等が必要で、構成がかなり複雑となり、コスト高を
来す問題があった。また、槽は通常プラスチック製で補
強等を考慮して複雑なリブ構造をなしており、なかなか
必要部位にオゾン水が行き届かないこともあった。
よる殺菌を行なうことが考えられている。このもので
は、オゾンを発生させるオゾン発生装置を設けると共
に、発生したオゾンを水に溶かす溶融機構を設け、オゾ
ンを溶かし込んだ水を必要部位に供給する構成となって
いる。しかしながら、このものでは、水配管や、気液混
合部等が必要で、構成がかなり複雑となり、コスト高を
来す問題があった。また、槽は通常プラスチック製で補
強等を考慮して複雑なリブ構造をなしており、なかなか
必要部位にオゾン水が行き届かないこともあった。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、オゾンによる殺菌を良好に行ない
得ることはもとより、構成が簡単でコストの低廉化を図
り得ると共に、洗濯機の槽部分をくまなく殺菌できる洗
濯機を提供するにある。
であり、その目的は、オゾンによる殺菌を良好に行ない
得ることはもとより、構成が簡単でコストの低廉化を図
り得ると共に、洗濯機の槽部分をくまなく殺菌できる洗
濯機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上部
が開放された槽を備え、この槽の内部に水流を形成して
洗濯物を洗浄するものにおいて、オゾンを発生させるオ
ゾン発生装置を設け、このオゾン発生装置により発生し
たオゾンを前記槽の上部にガス状態のまま供給するオゾ
ンガス吐出部を設けたところに特徴を有する。
が開放された槽を備え、この槽の内部に水流を形成して
洗濯物を洗浄するものにおいて、オゾンを発生させるオ
ゾン発生装置を設け、このオゾン発生装置により発生し
たオゾンを前記槽の上部にガス状態のまま供給するオゾ
ンガス吐出部を設けたところに特徴を有する。
【0006】この発明においては、オゾン発生装置によ
り発生したオゾンを前記槽の上部にガス状態のまま供給
するオゾンガス吐出部を設けたから、オゾンが槽部分に
くまなく行き届いて殺菌作用が細かいところまで及ぶよ
うになる。しかも、水配管や、気液混合部等が不要で、
構成が簡単となり、コストの低廉化にも寄与できるよう
になる。
り発生したオゾンを前記槽の上部にガス状態のまま供給
するオゾンガス吐出部を設けたから、オゾンが槽部分に
くまなく行き届いて殺菌作用が細かいところまで及ぶよ
うになる。しかも、水配管や、気液混合部等が不要で、
構成が簡単となり、コストの低廉化にも寄与できるよう
になる。
【0007】請求項2の発明は、槽として、水受槽と、
この水受槽の内部に設けられた回転槽とを備え、オゾン
ガス吐出部が前記水受槽と回転槽との間にオゾンを供給
する構成となっているところに特徴を有する。回転槽の
裏面側及び水受槽の内面側には、金属せっけんや汚れ等
が付着残存することが多い。しかるに、上記請求項2の
発明においては、オゾンガス吐出部が水受槽と回転槽と
の間にオゾンを供給する構成となっているから、回転槽
の裏面側及び水受槽の内面側を有効に殺菌できるように
なる。
この水受槽の内部に設けられた回転槽とを備え、オゾン
ガス吐出部が前記水受槽と回転槽との間にオゾンを供給
する構成となっているところに特徴を有する。回転槽の
裏面側及び水受槽の内面側には、金属せっけんや汚れ等
が付着残存することが多い。しかるに、上記請求項2の
発明においては、オゾンガス吐出部が水受槽と回転槽と
の間にオゾンを供給する構成となっているから、回転槽
の裏面側及び水受槽の内面側を有効に殺菌できるように
なる。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、回転槽が周壁部に脱水孔を有する構成であるところ
に特徴を有する。この発明においては、回転槽の周壁部
に脱水孔を有する構成であるから、水受槽と回転槽との
間に供給されたオゾンが脱水孔を通して回転槽内外を流
通するようになり、回転槽内面も十分に殺菌できるよう
になる。この場合、回転槽が予め備えた脱水孔を利用し
てオゾンを流通させ得るから、特別にオゾン流通用の孔
を形成する必要がない。
て、回転槽が周壁部に脱水孔を有する構成であるところ
に特徴を有する。この発明においては、回転槽の周壁部
に脱水孔を有する構成であるから、水受槽と回転槽との
間に供給されたオゾンが脱水孔を通して回転槽内外を流
通するようになり、回転槽内面も十分に殺菌できるよう
になる。この場合、回転槽が予め備えた脱水孔を利用し
てオゾンを流通させ得るから、特別にオゾン流通用の孔
を形成する必要がない。
【0009】請求項4の発明は、オゾン発生装置が、セ
ラミックス製の基板上に電極を設け、前記電極に高電圧
を印加することにより沿面放電を起こしてオゾンを発生
するように構成され、このオゾン発生装置を洗濯機上部
に設け、且つ前記基板を垂直状態に配置し、オゾンガス
吐出部をこの基板よりも下方に設けたところに特徴を有
する。オゾンは空気より比重が大きいものである。しか
して、沿面放電により発生したオゾンは、基板が垂直状
をなしているから、基板の垂直面に沿って良好に降下す
るようになる。この結果、電極部分に次々に新たな空気
が供給されるようになり、オゾン発生効率が向上する。
そして、オゾンは、この基板よりも下方に存するオゾン
ガス吐出部に自重で降下してそこから槽へと供給され
る。従って、オゾンを強制的に供給する送気手段を必要
とせず、あるいは送気手段を備えた構成の場合には該送
気手段が故障してもオゾンの供給を図ることができる。
ラミックス製の基板上に電極を設け、前記電極に高電圧
を印加することにより沿面放電を起こしてオゾンを発生
するように構成され、このオゾン発生装置を洗濯機上部
に設け、且つ前記基板を垂直状態に配置し、オゾンガス
吐出部をこの基板よりも下方に設けたところに特徴を有
する。オゾンは空気より比重が大きいものである。しか
して、沿面放電により発生したオゾンは、基板が垂直状
をなしているから、基板の垂直面に沿って良好に降下す
るようになる。この結果、電極部分に次々に新たな空気
が供給されるようになり、オゾン発生効率が向上する。
そして、オゾンは、この基板よりも下方に存するオゾン
ガス吐出部に自重で降下してそこから槽へと供給され
る。従って、オゾンを強制的に供給する送気手段を必要
とせず、あるいは送気手段を備えた構成の場合には該送
気手段が故障してもオゾンの供給を図ることができる。
【0010】請求項5の発明は、オゾン発生装置におけ
るオゾン発生部分の温度を該オゾン発生装置外部の温度
よりも5℃以内で高くする加熱手段を設けたところに特
徴を有する。オゾン発生装置に結露が発生すると、オゾ
ン発生効率が低下する。その対策として、オゾン発生装
置部分に加熱手段を設けて結露防止を図ることが考えら
れるが、単に加熱してしまうと高温度になりすぎて逆に
オゾン発生効率の向上がさほど図れない。しかるに、上
記請求項5の発明においては、オゾン発生装置における
オゾン発生部分の温度を該オゾン発生装置外部の温度よ
りも5℃以内で高くする加熱手段を設けたから、結露に
よるオゾン発生効率の低下を防止できると共に、加熱し
すぎによるオゾン発生効率の低下も防止できるようにな
る。
るオゾン発生部分の温度を該オゾン発生装置外部の温度
よりも5℃以内で高くする加熱手段を設けたところに特
徴を有する。オゾン発生装置に結露が発生すると、オゾ
ン発生効率が低下する。その対策として、オゾン発生装
置部分に加熱手段を設けて結露防止を図ることが考えら
れるが、単に加熱してしまうと高温度になりすぎて逆に
オゾン発生効率の向上がさほど図れない。しかるに、上
記請求項5の発明においては、オゾン発生装置における
オゾン発生部分の温度を該オゾン発生装置外部の温度よ
りも5℃以内で高くする加熱手段を設けたから、結露に
よるオゾン発生効率の低下を防止できると共に、加熱し
すぎによるオゾン発生効率の低下も防止できるようにな
る。
【0011】請求項6の発明は、オゾンの供給を、槽内
の水を排水した後であって槽内が湿潤状態であるときに
行なうようになっているところに特徴を有する。この発
明においては、槽内の水が排水された後の湿潤状態でオ
ゾンを供給するようにしたから、オゾンが、その希釈に
とって適水量状態である湿潤状態の水に溶解し、発生期
酸素が良好に生成され、殺菌作用が向上する。
の水を排水した後であって槽内が湿潤状態であるときに
行なうようになっているところに特徴を有する。この発
明においては、槽内の水が排水された後の湿潤状態でオ
ゾンを供給するようにしたから、オゾンが、その希釈に
とって適水量状態である湿潤状態の水に溶解し、発生期
酸素が良好に生成され、殺菌作用が向上する。
【0012】請求項7の発明は、オゾン発生装置の稼働
時間をT[h]とし、オゾン発生量をS[mg/h]と
したとき、上記稼働時間T[h]を、 T=0.15/S〜1.0/S に設定して、槽内のオゾン濃度を、オゾン発生装置稼働
終了時点で0.5から10ppmとなるようにしたとこ
ろに特徴を有する。上記発明においては、槽内のオゾン
濃度が、オゾン発生装置稼働終了時点で0.5から10
ppmとなるから、有効な殺菌作用を得ることができ、
しかも、このオゾン濃度とすることにより、オゾンが洗
濯機外に出た時には、すぐに希釈されることになって環
境上問題が起きることはない。
時間をT[h]とし、オゾン発生量をS[mg/h]と
したとき、上記稼働時間T[h]を、 T=0.15/S〜1.0/S に設定して、槽内のオゾン濃度を、オゾン発生装置稼働
終了時点で0.5から10ppmとなるようにしたとこ
ろに特徴を有する。上記発明においては、槽内のオゾン
濃度が、オゾン発生装置稼働終了時点で0.5から10
ppmとなるから、有効な殺菌作用を得ることができ、
しかも、このオゾン濃度とすることにより、オゾンが洗
濯機外に出た時には、すぐに希釈されることになって環
境上問題が起きることはない。
【0013】請求項8の発明は、オゾンの供給を、洗濯
運転終了後に洗濯機の蓋が開放され且つその開放から所
定時間以上経過してから蓋が閉鎖されたときに行なうよ
うにしたところに特徴を有する。洗濯機内部にオゾンを
供給する場合、オゾン濃度によっては、洗濯物に直接当
たらないようにした方が良いことがある。洗濯物が槽内
に露出状態で存在する機会としては、洗濯機運転が終了
してから、槽から取り出されるまでの期間がこれに相当
する。しかるに上記請求項8の発明においては、蓋が開
放され且つその開放から所定時間以上経過してから蓋が
閉鎖されたことをもって、洗濯物が取り出されたと判定
し、このときにオゾンを供給するから、洗濯物にオゾン
が触れるようなことは全くない。
運転終了後に洗濯機の蓋が開放され且つその開放から所
定時間以上経過してから蓋が閉鎖されたときに行なうよ
うにしたところに特徴を有する。洗濯機内部にオゾンを
供給する場合、オゾン濃度によっては、洗濯物に直接当
たらないようにした方が良いことがある。洗濯物が槽内
に露出状態で存在する機会としては、洗濯機運転が終了
してから、槽から取り出されるまでの期間がこれに相当
する。しかるに上記請求項8の発明においては、蓋が開
放され且つその開放から所定時間以上経過してから蓋が
閉鎖されたことをもって、洗濯物が取り出されたと判定
し、このときにオゾンを供給するから、洗濯物にオゾン
が触れるようなことは全くない。
【0014】請求項9の発明は、オゾンの供給時におい
ては、洗濯機の蓋を閉鎖状態にロックするようになって
いるところに特徴を有する。この請求項9の発明におい
ては、オゾンの供給時において洗濯機の蓋が開放される
ことがなくて、オゾンの無駄な流出を防止できて殺菌効
果の向上を図り得ると共に、使用者にオゾンが接触する
こともなくし得るようになる。
ては、洗濯機の蓋を閉鎖状態にロックするようになって
いるところに特徴を有する。この請求項9の発明におい
ては、オゾンの供給時において洗濯機の蓋が開放される
ことがなくて、オゾンの無駄な流出を防止できて殺菌効
果の向上を図り得ると共に、使用者にオゾンが接触する
こともなくし得るようになる。
【0015】請求項10の発明は、請求項9の発明にお
いて、オゾンの供給停止後所定時間が経過するまでは蓋
の閉鎖状態のロックを継続するようになっているところ
に特徴を有する。この請求項10の発明においては、オ
ゾンの供給停止後所定時間が経過するまでは蓋の閉鎖状
態のロックを継続すること、オゾンが例えば自然分解さ
れるまで、蓋を閉鎖させることができて、使用者とオゾ
ンとの接触機会をなくすことができるようになる。
いて、オゾンの供給停止後所定時間が経過するまでは蓋
の閉鎖状態のロックを継続するようになっているところ
に特徴を有する。この請求項10の発明においては、オ
ゾンの供給停止後所定時間が経過するまでは蓋の閉鎖状
態のロックを継続すること、オゾンが例えば自然分解さ
れるまで、蓋を閉鎖させることができて、使用者とオゾ
ンとの接触機会をなくすことができるようになる。
【0016】請求項11の発明は、オゾンの供給時にお
いては、回転槽を脱水回転速度より低速で回転させるよ
うになっているところに特徴を有する。この発明におい
ては、オゾンを回転槽により良好に撹拌することができ
て、くまなく殺菌できるようになる。
いては、回転槽を脱水回転速度より低速で回転させるよ
うになっているところに特徴を有する。この発明におい
ては、オゾンを回転槽により良好に撹拌することができ
て、くまなく殺菌できるようになる。
【0017】請求項12の発明は、オゾンを、すすぎ洗
い時において水面に晒すように供給するようになってい
るところに特徴を有する。オゾンを槽内の水に積極的に
溶解させたい場合が考えられる。この場合、槽内の水
に、有機物が多く含まれていると、オゾンが殺菌以外に
その有機物を酸化して消費され、殺菌効率が低下する。
しかるに上記請求項12の発明では、槽内の水における
有機物含有量が少なくなっているところのすすぎ洗い時
にオゾンを供給するから、オゾンの無駄な消費を抑える
ことができて、殺菌効率の向上を図ることができるよう
になる。
い時において水面に晒すように供給するようになってい
るところに特徴を有する。オゾンを槽内の水に積極的に
溶解させたい場合が考えられる。この場合、槽内の水
に、有機物が多く含まれていると、オゾンが殺菌以外に
その有機物を酸化して消費され、殺菌効率が低下する。
しかるに上記請求項12の発明では、槽内の水における
有機物含有量が少なくなっているところのすすぎ洗い時
にオゾンを供給するから、オゾンの無駄な消費を抑える
ことができて、殺菌効率の向上を図ることができるよう
になる。
【0018】請求項13の発明は、回転槽を洗濯物収容
状態で回転させつつ、オゾン発生装置を稼働させてオゾ
ンを洗濯物に浸透させるようにしたところに特徴を有す
る。上記発明においては、槽を殺菌できると共に、洗濯
物を収容したまま回転槽を回転させることで洗濯物にも
オゾンを浸透させ得てこの洗濯物をも殺菌できるように
なる。
状態で回転させつつ、オゾン発生装置を稼働させてオゾ
ンを洗濯物に浸透させるようにしたところに特徴を有す
る。上記発明においては、槽を殺菌できると共に、洗濯
物を収容したまま回転槽を回転させることで洗濯物にも
オゾンを浸透させ得てこの洗濯物をも殺菌できるように
なる。
【0019】請求項14の発明は、オゾン発生装置は空
気を原料とする構成であり、この空気を洗濯機外から導
入するようになっているところに特徴を有する。オゾン
発生装置は、原料である空気が湿っていると、オゾン発
生効率が悪くなるものであり、特に洗濯機内部は湿度が
高くなりがちである。しかるに上記請求項14の発明に
おいては、空気を洗濯機外から導入するようになってい
るから、洗濯機内の空気を導入する場合と違って極力湿
度の低い空気を導入できるようになり、もって、オゾン
発生効率の低下を防止できるようになる。
気を原料とする構成であり、この空気を洗濯機外から導
入するようになっているところに特徴を有する。オゾン
発生装置は、原料である空気が湿っていると、オゾン発
生効率が悪くなるものであり、特に洗濯機内部は湿度が
高くなりがちである。しかるに上記請求項14の発明に
おいては、空気を洗濯機外から導入するようになってい
るから、洗濯機内の空気を導入する場合と違って極力湿
度の低い空気を導入できるようになり、もって、オゾン
発生効率の低下を防止できるようになる。
【0020】請求項15の発明は、オゾンを分解するオ
ゾン分解機構を備えたところに特徴を有する。この請求
項15の発明においては、オゾンを分解することができ
て、例えば、使用者が洗濯機の蓋を早く開けるととき
に、オゾンを迅速に分解してオゾンが内部に残存しない
ようにできる。
ゾン分解機構を備えたところに特徴を有する。この請求
項15の発明においては、オゾンを分解することができ
て、例えば、使用者が洗濯機の蓋を早く開けるととき
に、オゾンを迅速に分解してオゾンが内部に残存しない
ようにできる。
【0021】請求項16の発明は、洗濯機はほぼ密閉状
態に構成され、オゾンガス吐出部と離れた位置にオゾン
分解機構を設け、このオゾン分解機構を通して洗濯機内
部の空気を排出するようになっているところに特徴を有
する。この発明においては、洗濯機をほぼ密閉状態に構
成したことによって、オゾンを洗濯機内部に充満させる
ことができて、槽以外の部分も十分に殺菌でき、しか
も、オゾン分解機構をオゾンガス吐出部と離して設けて
いるから、発生したオゾンが直ちに分解されることがな
く、オゾンの殺菌作用を十分に得ることができ、さら
に、洗濯機内部の空気をこのオゾン分解機構を通して分
解して排出するから、オゾンを確実に分解した状態で機
外に排出することができるようになる。
態に構成され、オゾンガス吐出部と離れた位置にオゾン
分解機構を設け、このオゾン分解機構を通して洗濯機内
部の空気を排出するようになっているところに特徴を有
する。この発明においては、洗濯機をほぼ密閉状態に構
成したことによって、オゾンを洗濯機内部に充満させる
ことができて、槽以外の部分も十分に殺菌でき、しか
も、オゾン分解機構をオゾンガス吐出部と離して設けて
いるから、発生したオゾンが直ちに分解されることがな
く、オゾンの殺菌作用を十分に得ることができ、さら
に、洗濯機内部の空気をこのオゾン分解機構を通して分
解して排出するから、オゾンを確実に分解した状態で機
外に排出することができるようになる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き図1ないし図9を参照しながら説明する。まず図2に
おいて、外箱1の内部には、槽たる水受槽2が吊持機構
3を介して配設されていると共に、この水受槽2の内部
に、これも槽たる回転槽4が回転可能に配設されてい
る。この回転槽4の周壁部のほぼ全域には多数の脱水孔
4aが形成されている。また、上記回転槽4の内底部に
は撹拌体5が回転可能に配設されている。
き図1ないし図9を参照しながら説明する。まず図2に
おいて、外箱1の内部には、槽たる水受槽2が吊持機構
3を介して配設されていると共に、この水受槽2の内部
に、これも槽たる回転槽4が回転可能に配設されてい
る。この回転槽4の周壁部のほぼ全域には多数の脱水孔
4aが形成されている。また、上記回転槽4の内底部に
は撹拌体5が回転可能に配設されている。
【0023】前記水受槽2の外底部には、洗濯機モータ
6及び機構部7が配設されている。洗濯機モータ6の回
転はベルト伝達機構8を介して上記機構部7に伝達され
るようになっており、この機構部7においては、洗濯機
モータ6の回転を、洗剤洗い及びすすぎ洗い時には前記
撹拌体5に減速して伝達し、脱水時には前記回転槽4に
減速せず(高速で)伝達するようになっている。
6及び機構部7が配設されている。洗濯機モータ6の回
転はベルト伝達機構8を介して上記機構部7に伝達され
るようになっており、この機構部7においては、洗濯機
モータ6の回転を、洗剤洗い及びすすぎ洗い時には前記
撹拌体5に減速して伝達し、脱水時には前記回転槽4に
減速せず(高速で)伝達するようになっている。
【0024】また、水受槽2の底部に形成された排水口
9には、排水弁10が設けられていると共に、エアトラ
ップ11が形成されており、このエアトラップ11に
は、上部カバー1a内に設けられた水位センサ12(こ
の図2には図示せず、図8参照)が連通接続されてい
る。また、上記上部カバー1aには、図3に示すよう
に、蓋13が設けられている。この蓋13は奥側の蓋1
3aと手前側の蓋13bとで二つ折式の構成となってい
る。
9には、排水弁10が設けられていると共に、エアトラ
ップ11が形成されており、このエアトラップ11に
は、上部カバー1a内に設けられた水位センサ12(こ
の図2には図示せず、図8参照)が連通接続されてい
る。また、上記上部カバー1aには、図3に示すよう
に、蓋13が設けられている。この蓋13は奥側の蓋1
3aと手前側の蓋13bとで二つ折式の構成となってい
る。
【0025】奥側の蓋13aの裏面には、図4及び図5
に示すように、被ロック片14が設けられており、一
方、上部カバー1aにおいて被ロック片14と対応する
部分の内部には、蓋ロック装置15が設けられている。
この蓋ロック装置15は電磁ソレノイドから構成され、
ロック部15aは、通電時にプランジャによって突出さ
れて前記被ロック片14の孔部14に係合し、もって蓋
13の閉鎖状態をロックするようになっている。
に示すように、被ロック片14が設けられており、一
方、上部カバー1aにおいて被ロック片14と対応する
部分の内部には、蓋ロック装置15が設けられている。
この蓋ロック装置15は電磁ソレノイドから構成され、
ロック部15aは、通電時にプランジャによって突出さ
れて前記被ロック片14の孔部14に係合し、もって蓋
13の閉鎖状態をロックするようになっている。
【0026】さらに、洗濯機上部である前記上部カバー
1aの後部内部には、図1に示すように、オゾン発生装
置16が設けられている。このオゾン発生装置16につ
いて、図1を参照して説明する。内部にオゾン発生室1
7aを形成するケース17は、後端部には開口18が形
成されており、この開口18は、上部カバー1aの後板
部に形成された吸込口19に接続されており、また、下
部には下向き開口するオゾンガス吐出部20が形成され
ている。
1aの後部内部には、図1に示すように、オゾン発生装
置16が設けられている。このオゾン発生装置16につ
いて、図1を参照して説明する。内部にオゾン発生室1
7aを形成するケース17は、後端部には開口18が形
成されており、この開口18は、上部カバー1aの後板
部に形成された吸込口19に接続されており、また、下
部には下向き開口するオゾンガス吐出部20が形成され
ている。
【0027】上記ケース17には、オゾン発生器21
と、高電圧発生装置22と、送気装置23と、加熱手段
たるヒータ24と、オゾン発生室用温度センサ25とが
設けられている。オゾン発生器21は、図6及び図7に
示すように、セラミックス製の細長な基板26上にその
長手方向に沿うように電極27を設け、さらに、基板2
6内部に前記電極27より幅広で対極をなす電極28
を、該電極27に沿うように設けている。これら両電極
27、28に前記高電圧発生装置22により高電圧を印
加することにより沿面放電を起こしてオゾンを発生する
ようになっている。この場合前記基板26は垂直状に配
設されていて、該基板26よりも下方にオゾンガス吐出
部20が位置する。また、上記送気装置23はオゾン送
気用ファン23aとオゾン送気用モータ23bとから構
成されている。また、前記水受槽2の上端に被着された
槽カバー2aには、前記オゾンガス吐出部20の下方に
位置して上下に開通するほぼ筒状の通気口2bが形成さ
れている。
と、高電圧発生装置22と、送気装置23と、加熱手段
たるヒータ24と、オゾン発生室用温度センサ25とが
設けられている。オゾン発生器21は、図6及び図7に
示すように、セラミックス製の細長な基板26上にその
長手方向に沿うように電極27を設け、さらに、基板2
6内部に前記電極27より幅広で対極をなす電極28
を、該電極27に沿うように設けている。これら両電極
27、28に前記高電圧発生装置22により高電圧を印
加することにより沿面放電を起こしてオゾンを発生する
ようになっている。この場合前記基板26は垂直状に配
設されていて、該基板26よりも下方にオゾンガス吐出
部20が位置する。また、上記送気装置23はオゾン送
気用ファン23aとオゾン送気用モータ23bとから構
成されている。また、前記水受槽2の上端に被着された
槽カバー2aには、前記オゾンガス吐出部20の下方に
位置して上下に開通するほぼ筒状の通気口2bが形成さ
れている。
【0028】次に電気的構成を示す図8において、制御
回路29は、マイクロコンピュータやA/D変換器や各
種駆動回路を含んで構成されており、この制御回路29
には、スイッチ入力回路30、水位センサ12、オゾン
発生室用温度センサ22、機外温度センサ31及び蓋開
・閉検出手段たる蓋開・閉検出スイッチ32からの入力
が与えられるようになっている。なお、上記スイッチ入
力回路30は操作パネル33(図3参照)に設けられた
各種スイッチを備えて構成されている。この各種スイッ
チには、自動運転コースを選択するスイッチや、排水行
程直後に槽洗浄を行なうための第1の槽洗浄選択スイッ
チや、洗濯運転終了後に槽洗浄を行なうための第2の槽
洗浄選択スイッチ、さらにはスタートスイッチが含まれ
ている。また、機外温度センサ31は洗濯機の外部例え
ば外箱1の背面外部に設けられている。さらに、蓋開・
閉検出スイッチ32は蓋13の開・閉を検出し得るよう
に設けられている。
回路29は、マイクロコンピュータやA/D変換器や各
種駆動回路を含んで構成されており、この制御回路29
には、スイッチ入力回路30、水位センサ12、オゾン
発生室用温度センサ22、機外温度センサ31及び蓋開
・閉検出手段たる蓋開・閉検出スイッチ32からの入力
が与えられるようになっている。なお、上記スイッチ入
力回路30は操作パネル33(図3参照)に設けられた
各種スイッチを備えて構成されている。この各種スイッ
チには、自動運転コースを選択するスイッチや、排水行
程直後に槽洗浄を行なうための第1の槽洗浄選択スイッ
チや、洗濯運転終了後に槽洗浄を行なうための第2の槽
洗浄選択スイッチ、さらにはスタートスイッチが含まれ
ている。また、機外温度センサ31は洗濯機の外部例え
ば外箱1の背面外部に設けられている。さらに、蓋開・
閉検出スイッチ32は蓋13の開・閉を検出し得るよう
に設けられている。
【0029】また、制御回路29によって制御される機
器としては、前記操作パネル33に設けられた表示器3
4、蓋ロック装置15、前記上部カバー1aの後部内部
に設けられた給水弁35、前記排水弁、オゾン送気用モ
ータ23b、高電圧発生装置22、ヒータ24、洗濯機
モータ6がある。
器としては、前記操作パネル33に設けられた表示器3
4、蓋ロック装置15、前記上部カバー1aの後部内部
に設けられた給水弁35、前記排水弁、オゾン送気用モ
ータ23b、高電圧発生装置22、ヒータ24、洗濯機
モータ6がある。
【0030】さて、制御回路29は、自動運転コースが
選択されてスタートスイッチが操作されると、洗濯運転
を、給水行程、洗剤洗い行程、排水行程、すすぎ洗い行
程、排水行程、脱水行程を順に実行するものであり、ま
た、例えば、排水行程直後に槽洗浄を行なうための第1
の槽洗浄選択スイッチが選択されてスタートスイッチが
操作されると、次のようにオゾン発生装置16を制御す
る。
選択されてスタートスイッチが操作されると、洗濯運転
を、給水行程、洗剤洗い行程、排水行程、すすぎ洗い行
程、排水行程、脱水行程を順に実行するものであり、ま
た、例えば、排水行程直後に槽洗浄を行なうための第1
の槽洗浄選択スイッチが選択されてスタートスイッチが
操作されると、次のようにオゾン発生装置16を制御す
る。
【0031】すなわち、制御回路29は、すすぎ洗い行
程が終了し、この後の排水行程が終了すると(水位セン
サ12により排水終了水位が検出されると)、水受槽2
及び回転槽4が湿潤状態にあると見なされる期間におい
て、オゾン発生装置16を設定稼働時間T(後述する)
稼働する。まず、送気装置23のモータ23bに通電
し、洗濯機外の空気(オゾン生成のための原料空気)を
吸入して、そして、オゾン発生室用温度センサ25と機
外温度センサ31との温度検出入力信号に基づいて、そ
の空気がオゾン発生室17a部分の温度をオゾン発生装
置16外部の温度よりも5℃以内で高くするようにヒー
タ24に通断電制御する。これと同時に、高電圧発生装
置22を駆動して電極27、28間に高電圧を印加す
る。これにより沿面放電が惹起して空気の酸素からオゾ
ン(オゾンガス)が生成される。
程が終了し、この後の排水行程が終了すると(水位セン
サ12により排水終了水位が検出されると)、水受槽2
及び回転槽4が湿潤状態にあると見なされる期間におい
て、オゾン発生装置16を設定稼働時間T(後述する)
稼働する。まず、送気装置23のモータ23bに通電
し、洗濯機外の空気(オゾン生成のための原料空気)を
吸入して、そして、オゾン発生室用温度センサ25と機
外温度センサ31との温度検出入力信号に基づいて、そ
の空気がオゾン発生室17a部分の温度をオゾン発生装
置16外部の温度よりも5℃以内で高くするようにヒー
タ24に通断電制御する。これと同時に、高電圧発生装
置22を駆動して電極27、28間に高電圧を印加す
る。これにより沿面放電が惹起して空気の酸素からオゾ
ン(オゾンガス)が生成される。
【0032】この場合、原料である空気を洗濯機外から
導入するようになっているから、洗濯機内の空気を導入
する場合と違って極力湿度の低い空気を導入できるよう
になり、もって、オゾン発生効率の低下を防止できる。
さらに、オゾン発生室17aがヒータ24により加熱さ
れているから、オゾン発生器21部分での結露防止を図
ることができ、オゾン発生効率の低下を防止できる。し
かもオゾン発生器21部分の温度を外部の温度よりも5
℃以内に抑えているから、加熱しすぎによるオゾン発生
効率の低下も防止できる。
導入するようになっているから、洗濯機内の空気を導入
する場合と違って極力湿度の低い空気を導入できるよう
になり、もって、オゾン発生効率の低下を防止できる。
さらに、オゾン発生室17aがヒータ24により加熱さ
れているから、オゾン発生器21部分での結露防止を図
ることができ、オゾン発生効率の低下を防止できる。し
かもオゾン発生器21部分の温度を外部の温度よりも5
℃以内に抑えているから、加熱しすぎによるオゾン発生
効率の低下も防止できる。
【0033】このオゾンは送気装置23によりガス状態
のままオゾンガス吐出部20から下方へ吐出され、通気
部2bを通して水受槽2と回転槽4との間に供給され
る。この場合、オゾンをガス状態のまま供給するから、
オゾンが回転槽4及び水受槽2部分にくまなく行き届い
て殺菌作用が細かいところまで及ぶようになる。この結
果、水受槽2の内面や回転槽4の裏面を初めとして各部
が殺菌される。この場合、回転槽4の脱水孔4aを通し
てオゾンの流通が期待でき、回転装置4の内面も良好に
殺菌できるようになる。
のままオゾンガス吐出部20から下方へ吐出され、通気
部2bを通して水受槽2と回転槽4との間に供給され
る。この場合、オゾンをガス状態のまま供給するから、
オゾンが回転槽4及び水受槽2部分にくまなく行き届い
て殺菌作用が細かいところまで及ぶようになる。この結
果、水受槽2の内面や回転槽4の裏面を初めとして各部
が殺菌される。この場合、回転槽4の脱水孔4aを通し
てオゾンの流通が期待でき、回転装置4の内面も良好に
殺菌できるようになる。
【0034】そして前述したように、オゾンの供給を、
回転槽4内の水を排水した後であって回転槽4及び水受
槽2が湿潤状態であるときに行なうから、オゾンが、そ
の希釈にとって適水量状態である湿潤状態の水に溶解
し、発生期酸素が良好に生成され、殺菌作用が向上す
る。
回転槽4内の水を排水した後であって回転槽4及び水受
槽2が湿潤状態であるときに行なうから、オゾンが、そ
の希釈にとって適水量状態である湿潤状態の水に溶解
し、発生期酸素が良好に生成され、殺菌作用が向上す
る。
【0035】そして、この場合、オゾン発生装置16の
稼働時間をT[h]とし、オゾン発生量をS[mg/
h]としたとき、上記稼働時間T[h]を、 T=0.15/S〜1.0/S に設定して、水受槽2内のオゾン濃度を、オゾン発生装
置16稼働終了時点で0.5から10ppmとなるよう
にしている。なお、図9にオゾン発生装置16の稼働時
間とオゾン濃度との関係を示しており、同図から判るよ
うに、正比例の関係にある。上記オゾン濃度を、オゾン
発生装置16稼働終了時点で0.5から10ppmとな
るようにしたことにより、有効な殺菌作用を得ることが
でき、しかも、このオゾン濃度とすることにより、オゾ
ンが洗濯機外に出た時には、すぐに希釈されることにな
って環境上問題が起きるようなことはない。
稼働時間をT[h]とし、オゾン発生量をS[mg/
h]としたとき、上記稼働時間T[h]を、 T=0.15/S〜1.0/S に設定して、水受槽2内のオゾン濃度を、オゾン発生装
置16稼働終了時点で0.5から10ppmとなるよう
にしている。なお、図9にオゾン発生装置16の稼働時
間とオゾン濃度との関係を示しており、同図から判るよ
うに、正比例の関係にある。上記オゾン濃度を、オゾン
発生装置16稼働終了時点で0.5から10ppmとな
るようにしたことにより、有効な殺菌作用を得ることが
でき、しかも、このオゾン濃度とすることにより、オゾ
ンが洗濯機外に出た時には、すぐに希釈されることにな
って環境上問題が起きるようなことはない。
【0036】また、制御回路29は、洗濯運転終了後に
槽洗浄を行なうための第2の槽洗浄選択スイッチが操作
された上で、スタートスイッチが操作されると、オゾン
発生装置16を、次のタイミングで制御すると共に、こ
れに関連して次の制御を行なうようになっている。
槽洗浄を行なうための第2の槽洗浄選択スイッチが操作
された上で、スタートスイッチが操作されると、オゾン
発生装置16を、次のタイミングで制御すると共に、こ
れに関連して次の制御を行なうようになっている。
【0037】すなわち、制御回路29は、洗濯運転終了
後に、蓋開・閉検出スイッチ32からのスイッチ信号に
基づいて、蓋13が開放されたことを検出すると共に、
次に蓋13の閉鎖を検出する。そして、この蓋13の開
放から閉鎖までの時間が所定時間以上経過しているか否
かを判断し、所定時間以上経過していれば、これをもっ
て、洗濯物が取り出されたと判定し、このときに、蓋1
3の閉鎖状態をを蓋ロック装置15によりロックした上
で、オゾン発生装置16を設定稼働時間T稼働すると共
に、同時間Tにおいて回転槽4を脱水回転速度より低速
で回転させる。
後に、蓋開・閉検出スイッチ32からのスイッチ信号に
基づいて、蓋13が開放されたことを検出すると共に、
次に蓋13の閉鎖を検出する。そして、この蓋13の開
放から閉鎖までの時間が所定時間以上経過しているか否
かを判断し、所定時間以上経過していれば、これをもっ
て、洗濯物が取り出されたと判定し、このときに、蓋1
3の閉鎖状態をを蓋ロック装置15によりロックした上
で、オゾン発生装置16を設定稼働時間T稼働すると共
に、同時間Tにおいて回転槽4を脱水回転速度より低速
で回転させる。
【0038】上記オゾン発生装置16の稼働により、オ
ゾンが回転槽4及び水受槽2間に供給される。この場
合、回転槽4が低速度で回転されているから、オゾンが
撹拌されるようになる。またこのオゾン供給時におい
て、既に洗濯物が取り出されているので、洗濯物にオゾ
ンが触れることがない。また、上記蓋ロック装置15に
よる蓋13ロックにより、オゾンの供給時において蓋1
3が開放されることがなくて、オゾンの無駄な流出を防
止できて殺菌効果の向上を図り得ると共に、使用者にオ
ゾンが接触することもなくし得る。
ゾンが回転槽4及び水受槽2間に供給される。この場
合、回転槽4が低速度で回転されているから、オゾンが
撹拌されるようになる。またこのオゾン供給時におい
て、既に洗濯物が取り出されているので、洗濯物にオゾ
ンが触れることがない。また、上記蓋ロック装置15に
よる蓋13ロックにより、オゾンの供給時において蓋1
3が開放されることがなくて、オゾンの無駄な流出を防
止できて殺菌効果の向上を図り得ると共に、使用者にオ
ゾンが接触することもなくし得る。
【0039】さらに、制御回路29は、上記設定稼働時
間Tが経過すると、オゾン発生装置16の稼働を停止す
ると共に回転槽4の回転も停止する。その後、所定時間
Taが経過するまでは蓋13の閉鎖状態のロックを継続
する。これにより、オゾンが自然分解されるまで、蓋を
閉鎖させることができて、使用者とオゾンとの接触機会
をなくすことができるようになる。
間Tが経過すると、オゾン発生装置16の稼働を停止す
ると共に回転槽4の回転も停止する。その後、所定時間
Taが経過するまでは蓋13の閉鎖状態のロックを継続
する。これにより、オゾンが自然分解されるまで、蓋を
閉鎖させることができて、使用者とオゾンとの接触機会
をなくすことができるようになる。
【0040】ここで、オゾン発生装置16のオゾン発生
器21の基板26を垂直状態に配設した趣旨は次にあ
る。すなわち、オゾンは空気より比重が大きい(約1.
5倍)ものである。しかして、沿面放電により発生した
オゾンは、基板26が垂直状をなしているから、基板2
6の垂直面に沿って良好に降下するようになる。この結
果、電極27、28部分に次々に新たな空気が供給され
るようになり、オゾン発生効率が向上する。そして、オ
ゾンは、この基板26よりも下方に存するオゾンガス吐
出部20に自重で降下してそこから回転槽4及び水受槽
2間へと供給される。従って、送気装置23が故障して
もオゾンの供給を図ることもできる。なお、送気装置2
3を不要にすることも可能である。
器21の基板26を垂直状態に配設した趣旨は次にあ
る。すなわち、オゾンは空気より比重が大きい(約1.
5倍)ものである。しかして、沿面放電により発生した
オゾンは、基板26が垂直状をなしているから、基板2
6の垂直面に沿って良好に降下するようになる。この結
果、電極27、28部分に次々に新たな空気が供給され
るようになり、オゾン発生効率が向上する。そして、オ
ゾンは、この基板26よりも下方に存するオゾンガス吐
出部20に自重で降下してそこから回転槽4及び水受槽
2間へと供給される。従って、送気装置23が故障して
もオゾンの供給を図ることもできる。なお、送気装置2
3を不要にすることも可能である。
【0041】上記第1の実施例では、基板26を縦長で
垂直な形態に配設したが、図10及び図11に示すよう
に横長での垂直な形態に配設しても良い。この構成の趣
旨は次にある。すなわち、第1の実施例においては、電
極27の上部分で発生されたオゾンが電極27の下側へ
と降下するから、この部分でのオゾン発生効率が若干悪
くなるが、この第2の実施例では、図11に示すように
基板26の幅方向部分が垂直となるから、降下するオゾ
ンが電極27から直ちに離れるようになり、結果的に、
新たな空気が電極27の全域に逐次供給され、もってオ
ゾンが良好に発生されることとなり、オゾン発生効率が
向上するようになる。
垂直な形態に配設したが、図10及び図11に示すよう
に横長での垂直な形態に配設しても良い。この構成の趣
旨は次にある。すなわち、第1の実施例においては、電
極27の上部分で発生されたオゾンが電極27の下側へ
と降下するから、この部分でのオゾン発生効率が若干悪
くなるが、この第2の実施例では、図11に示すように
基板26の幅方向部分が垂直となるから、降下するオゾ
ンが電極27から直ちに離れるようになり、結果的に、
新たな空気が電極27の全域に逐次供給され、もってオ
ゾンが良好に発生されることとなり、オゾン発生効率が
向上するようになる。
【0042】図12は本発明の第3の実施例を示してお
り、この実施例では、次の点が第1の実施例と異なる。
すなわち、オゾン発生装置16を、そのオゾンガス吐出
部20が回転槽4内に上方から臨むように配設してい
る。そして、制御回路29は、脱水行程が終了して洗濯
物が取り出される前の状態、つまり図12で示す洗濯物
収容状態で、回転槽4を例えば脱水回転速度かこれより
若干低い回転速度(800rpm程度)で回転させつ
つ、オゾン発生装置16を稼働させてオゾンを洗濯物に
浸透させるようにしている。この第3の実施例によれ
ば、回転槽4及び水受槽2を殺菌できると共に、洗濯物
を収容したまま回転槽4を回転させることで洗濯物にも
オゾンを浸透させ得てこの洗濯物をも殺菌できる。
り、この実施例では、次の点が第1の実施例と異なる。
すなわち、オゾン発生装置16を、そのオゾンガス吐出
部20が回転槽4内に上方から臨むように配設してい
る。そして、制御回路29は、脱水行程が終了して洗濯
物が取り出される前の状態、つまり図12で示す洗濯物
収容状態で、回転槽4を例えば脱水回転速度かこれより
若干低い回転速度(800rpm程度)で回転させつ
つ、オゾン発生装置16を稼働させてオゾンを洗濯物に
浸透させるようにしている。この第3の実施例によれ
ば、回転槽4及び水受槽2を殺菌できると共に、洗濯物
を収容したまま回転槽4を回転させることで洗濯物にも
オゾンを浸透させ得てこの洗濯物をも殺菌できる。
【0043】図13は、本発明の第4の実施例を示して
おり、この実施例においては次の点が第1の実施例と異
なる。すなわち、洗濯機は外箱1と、蓋13と、外箱1
下部の台板41に配設した閉鎖板42とによってほぼ密
閉状態に構成されている。そして、オゾンガス吐出部2
0と離れた位置に、例えば前記閉鎖板42に、オゾン分
解機構43を設けている。このオゾン分解機構43は、
ケース43a内に、オゾン分解触媒例えば酸化マンガン
系あるいは活性炭からなるオゾン分解触媒44を設ける
と共に、排気ファン装置45を設けて構成されており、
ケース43aには吸入口43bが形成されていると共
に、このケース43aと対応する外箱1後板には排出口
43cが形成されている。そして、制御回路29は、オ
ゾンの供給時もしくはオゾンの供給が終了すると、前記
排気ファン装置45を駆動することにより、オゾン分解
機構43を通して洗濯機内部の空気を排出する。
おり、この実施例においては次の点が第1の実施例と異
なる。すなわち、洗濯機は外箱1と、蓋13と、外箱1
下部の台板41に配設した閉鎖板42とによってほぼ密
閉状態に構成されている。そして、オゾンガス吐出部2
0と離れた位置に、例えば前記閉鎖板42に、オゾン分
解機構43を設けている。このオゾン分解機構43は、
ケース43a内に、オゾン分解触媒例えば酸化マンガン
系あるいは活性炭からなるオゾン分解触媒44を設ける
と共に、排気ファン装置45を設けて構成されており、
ケース43aには吸入口43bが形成されていると共
に、このケース43aと対応する外箱1後板には排出口
43cが形成されている。そして、制御回路29は、オ
ゾンの供給時もしくはオゾンの供給が終了すると、前記
排気ファン装置45を駆動することにより、オゾン分解
機構43を通して洗濯機内部の空気を排出する。
【0044】この実施例によれば、オゾンを分解するオ
ゾン分解機構43を設けたから、オゾンを分解すること
ができて、例えば、使用者が蓋13を早く開けるととき
に、オゾン発生装置16の稼働を停止した上で、オゾン
を迅速に分解してオゾンが内部に残存しないようにでき
る。
ゾン分解機構43を設けたから、オゾンを分解すること
ができて、例えば、使用者が蓋13を早く開けるととき
に、オゾン発生装置16の稼働を停止した上で、オゾン
を迅速に分解してオゾンが内部に残存しないようにでき
る。
【0045】特に、洗濯機をほぼ密閉状態に構成したこ
とによって、オゾンを洗濯機内部に充満させることがで
きて、回転槽4及び水受槽2以外の部分も十分に殺菌で
き、しかも、オゾン分解機構43をオゾンガス吐出部2
0と離して設けているから、発生したオゾンが直ちに分
解されることがなく、オゾンの殺菌作用を十分に得るこ
とができ、しかも、洗濯機内部の空気をこのオゾン分解
機構43を通して分解して排出するようにしたから、オ
ゾンを確実に分解した状態で機外に排出することができ
る。
とによって、オゾンを洗濯機内部に充満させることがで
きて、回転槽4及び水受槽2以外の部分も十分に殺菌で
き、しかも、オゾン分解機構43をオゾンガス吐出部2
0と離して設けているから、発生したオゾンが直ちに分
解されることがなく、オゾンの殺菌作用を十分に得るこ
とができ、しかも、洗濯機内部の空気をこのオゾン分解
機構43を通して分解して排出するようにしたから、オ
ゾンを確実に分解した状態で機外に排出することができ
る。
【0046】本発明は、上記した各実施例に限定されず
次のように変更して実施しても良い。すなわち、オゾン
発生装置16をすすぎ洗い時に稼働して、オゾンを、す
すぎ洗い用の水面に晒すように供給するようにしても良
い。このようにすることの趣旨は次にある。オゾンの利
用の仕方としてを水受槽2及び回転槽4内の水に積極的
に溶解させたい場合が考えられる。この場合、これら槽
2及び4内の水に、有機物が多く含まれていると、オゾ
ンが殺菌以外にその有機物を酸化して消費され、殺菌効
率が低下する。しかるに上述のようにすることで、水受
槽2及び回転槽4内の水における有機物含有量が少なく
なっているところのすすぎ洗い時にオゾンを供給するか
ら、オゾンの無駄な消費を抑えることができて、殺菌効
率の向上を図ることができる。
次のように変更して実施しても良い。すなわち、オゾン
発生装置16をすすぎ洗い時に稼働して、オゾンを、す
すぎ洗い用の水面に晒すように供給するようにしても良
い。このようにすることの趣旨は次にある。オゾンの利
用の仕方としてを水受槽2及び回転槽4内の水に積極的
に溶解させたい場合が考えられる。この場合、これら槽
2及び4内の水に、有機物が多く含まれていると、オゾ
ンが殺菌以外にその有機物を酸化して消費され、殺菌効
率が低下する。しかるに上述のようにすることで、水受
槽2及び回転槽4内の水における有機物含有量が少なく
なっているところのすすぎ洗い時にオゾンを供給するか
ら、オゾンの無駄な消費を抑えることができて、殺菌効
率の向上を図ることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明によ
れば、オゾン発生装置により発生したオゾンを槽の上部
にガス状態のまま供給するオゾンガス吐出部を設けたか
ら、オゾンが槽部分にくまなく行き届いて殺菌作用が細
かいところまで及ぶようにでき、しかも、水配管や気液
混合部等が不要で、構成の簡単化を図ることができ、コ
ストの低廉化にも寄与できる。請求項2の発明によれ
ば、回転槽の裏面側及び水受槽の内面側を有効に殺菌で
きる。
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明によ
れば、オゾン発生装置により発生したオゾンを槽の上部
にガス状態のまま供給するオゾンガス吐出部を設けたか
ら、オゾンが槽部分にくまなく行き届いて殺菌作用が細
かいところまで及ぶようにでき、しかも、水配管や気液
混合部等が不要で、構成の簡単化を図ることができ、コ
ストの低廉化にも寄与できる。請求項2の発明によれ
ば、回転槽の裏面側及び水受槽の内面側を有効に殺菌で
きる。
【0048】請求項3の発明によれば、水受槽と回転槽
との間に供給されたオゾンを脱水孔を通して回転槽内外
を流通させることができ、回転槽内面も十分に殺菌で
き、しかも、回転槽が予め備えた脱水孔を利用してオゾ
ンを流通させ得るから、特別にオゾン流通用の孔を形成
する必要がない。請求項4の発明によれば、沿面放電に
より発生したオゾンが、垂直状の基板の垂直面に沿って
良好に降下するようになって、オゾン発生効率の向上を
図ることができ、また、オゾンを強制的に供給する送気
手段を必要とせず、あるいは送気手段を備えた構成の場
合には該送気手段が故障してもオゾンの供給を図ること
もできる。
との間に供給されたオゾンを脱水孔を通して回転槽内外
を流通させることができ、回転槽内面も十分に殺菌で
き、しかも、回転槽が予め備えた脱水孔を利用してオゾ
ンを流通させ得るから、特別にオゾン流通用の孔を形成
する必要がない。請求項4の発明によれば、沿面放電に
より発生したオゾンが、垂直状の基板の垂直面に沿って
良好に降下するようになって、オゾン発生効率の向上を
図ることができ、また、オゾンを強制的に供給する送気
手段を必要とせず、あるいは送気手段を備えた構成の場
合には該送気手段が故障してもオゾンの供給を図ること
もできる。
【0049】請求項5の発明によれば、加熱手段により
オゾン発生装置部分の結露防止を図ることができると共
に、加熱手段の加熱しすぎを防止し得てオゾン発生効率
の低下も防止できる。請求項6の発明によれば、オゾン
の供給を、槽内の水を排水した後であって槽内が湿潤状
態であるときに行なうようにしたから、殺菌作用の向上
を図ることができる。請求項7の発明によれば、槽内の
オゾン濃度が、オゾン発生装置稼働終了時点で0.5か
ら10ppmとなるから、有効な殺菌作用を得ることが
でき、しかも、このオゾン濃度とすることにより、オゾ
ンが洗濯機外に出た時には、すぐに希釈されることにな
って環境上問題が起きることはない。
オゾン発生装置部分の結露防止を図ることができると共
に、加熱手段の加熱しすぎを防止し得てオゾン発生効率
の低下も防止できる。請求項6の発明によれば、オゾン
の供給を、槽内の水を排水した後であって槽内が湿潤状
態であるときに行なうようにしたから、殺菌作用の向上
を図ることができる。請求項7の発明によれば、槽内の
オゾン濃度が、オゾン発生装置稼働終了時点で0.5か
ら10ppmとなるから、有効な殺菌作用を得ることが
でき、しかも、このオゾン濃度とすることにより、オゾ
ンが洗濯機外に出た時には、すぐに希釈されることにな
って環境上問題が起きることはない。
【0050】請求項8の発明によれば、オゾンの供給
を、洗濯運転終了後に洗濯機の蓋が開放され且つその開
放から所定時間以上経過してから蓋が閉鎖されたときに
行なうようにしたから、洗濯物が取り出された後にオゾ
ンが供給されることとなって、オゾンが、洗濯物に触れ
るようなことは全くない。請求項9の発明によれば、オ
ゾンの供給時において洗濯機の蓋が開放されることがな
くて、オゾンの無駄な流出を防止できて殺菌効果の向上
を図り得ると共に、使用者にオゾンが接触することもな
くし得る。
を、洗濯運転終了後に洗濯機の蓋が開放され且つその開
放から所定時間以上経過してから蓋が閉鎖されたときに
行なうようにしたから、洗濯物が取り出された後にオゾ
ンが供給されることとなって、オゾンが、洗濯物に触れ
るようなことは全くない。請求項9の発明によれば、オ
ゾンの供給時において洗濯機の蓋が開放されることがな
くて、オゾンの無駄な流出を防止できて殺菌効果の向上
を図り得ると共に、使用者にオゾンが接触することもな
くし得る。
【0051】請求項10の発明によれば、オゾンの供給
停止後所定時間が経過するまでは蓋の閉鎖状態のロック
を継続するようになっているから、使用者とオゾンとの
接触機会をなくすことができる。請求項11の発明によ
れば、オゾンの供給時においては、回転槽を脱水回転速
度より低速で回転させるようになっているから、オゾン
を回転槽により良好に撹拌することができて、くまなく
殺菌できる。請求項12の発明によれば、オゾンを、す
すぎ洗い時において水面に晒すように供給するから、オ
ゾンを槽内の水に積極的に溶解させることができ、しか
も、オゾンの無駄な消費を抑えることができて、殺菌効
率の向上を図り得る。
停止後所定時間が経過するまでは蓋の閉鎖状態のロック
を継続するようになっているから、使用者とオゾンとの
接触機会をなくすことができる。請求項11の発明によ
れば、オゾンの供給時においては、回転槽を脱水回転速
度より低速で回転させるようになっているから、オゾン
を回転槽により良好に撹拌することができて、くまなく
殺菌できる。請求項12の発明によれば、オゾンを、す
すぎ洗い時において水面に晒すように供給するから、オ
ゾンを槽内の水に積極的に溶解させることができ、しか
も、オゾンの無駄な消費を抑えることができて、殺菌効
率の向上を図り得る。
【0052】請求項13の発明によれば、槽を殺菌でき
ると共に、洗濯物を収容したまま回転槽を回転させるこ
とで洗濯物にもオゾンを浸透させ得てこの洗濯物をも殺
菌できる。請求項14の発明によれば、オゾンの原料空
気を洗濯機外から導入するようになっているから、洗濯
機内の空気を導入する場合と違って極力湿度の低い空気
を導入でき、もって、オゾン発生効率の低下を防止でき
る。請求項15の発明によれば、オゾンを分解するオゾ
ン分解機構を備えたから、オゾンを分解することができ
て、例えば、使用者が洗濯機の蓋を早く開けるととき
に、オゾンを迅速に分解してオゾンが内部に残存しない
ようにできる。
ると共に、洗濯物を収容したまま回転槽を回転させるこ
とで洗濯物にもオゾンを浸透させ得てこの洗濯物をも殺
菌できる。請求項14の発明によれば、オゾンの原料空
気を洗濯機外から導入するようになっているから、洗濯
機内の空気を導入する場合と違って極力湿度の低い空気
を導入でき、もって、オゾン発生効率の低下を防止でき
る。請求項15の発明によれば、オゾンを分解するオゾ
ン分解機構を備えたから、オゾンを分解することができ
て、例えば、使用者が洗濯機の蓋を早く開けるととき
に、オゾンを迅速に分解してオゾンが内部に残存しない
ようにできる。
【0053】請求項16の発明によれば、洗濯機をほぼ
密閉状態に構成したことによって、オゾンを洗濯機内部
に充満させることができて、槽以外の部分も十分に殺菌
でき、しかも、オゾン分解機構をオゾンガス吐出部と離
して設けたことによって、発生したオゾンが直ちに分解
されることがなく、オゾンの殺菌作用を十分に得ること
ができ、さらに、洗濯機内部の空気をこのオゾン分解機
構を通して分解して排出するから、オゾンを確実に分解
した状態で機外に排出することができる。
密閉状態に構成したことによって、オゾンを洗濯機内部
に充満させることができて、槽以外の部分も十分に殺菌
でき、しかも、オゾン分解機構をオゾンガス吐出部と離
して設けたことによって、発生したオゾンが直ちに分解
されることがなく、オゾンの殺菌作用を十分に得ること
ができ、さらに、洗濯機内部の空気をこのオゾン分解機
構を通して分解して排出するから、オゾンを確実に分解
した状態で機外に排出することができる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部の縦断側面図
【図2】洗濯機の縦断側面図
【図3】洗濯機の閉蓋状態での斜視図
【図4】洗濯機の開蓋状態での斜視図
【図5】蓋ロック装置部分の一部破断の平面図基板の正
面図
面図
【図6】基板の正面図
【図7】基板の横断平面図
【図8】電気的構成のブロック図
【図9】オゾン発生装置の稼働時間とオゾン濃度との関
係を示す図
係を示す図
【図10】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図11】基板の縦断側面図
【図12】本発明の第3の実施例を示す図2相当図
【図13】本発明の第4の実施例を示す図2相当図
2は水受槽(槽)、4は回転槽(槽)、13は蓋、15
は蓋ロック装置、16はオゾン発生装置、17はケー
ス、17aはオゾン発生室、20はオゾンガス吐出部、
21はオゾン発生器、22は高電圧発生装置、23は送
気装置、24はヒータ(加熱手段)、25はオゾン発生
室用温度センサ、26は基板、27、28は電極、29
は制御回路、31は機外温度センサ、32は蓋開・閉検
出スイッチ(蓋開・閉検出手段)、42は閉鎖板、43
はオゾン分解機構、44はオゾン分解触媒を示す。
は蓋ロック装置、16はオゾン発生装置、17はケー
ス、17aはオゾン発生室、20はオゾンガス吐出部、
21はオゾン発生器、22は高電圧発生装置、23は送
気装置、24はヒータ(加熱手段)、25はオゾン発生
室用温度センサ、26は基板、27、28は電極、29
は制御回路、31は機外温度センサ、32は蓋開・閉検
出スイッチ(蓋開・閉検出手段)、42は閉鎖板、43
はオゾン分解機構、44はオゾン分解触媒を示す。
Claims (16)
- 【請求項1】 上部が開放された槽を備え、この槽の内
部に水流を形成して洗濯物を洗浄するものにおいて、オ
ゾンを発生させるオゾン発生装置を設け、このオゾン発
生装置により発生したオゾンを前記槽の上部にガス状態
のまま供給するオゾンガス吐出部を設けたことを特徴と
する洗濯機。 - 【請求項2】 槽として、水受槽と、この水受槽の内部
に設けられた回転槽とを備え、オゾンガス吐出部が前記
水受槽と回転槽との間にオゾンを供給する構成となって
いることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項3】 回転槽は周壁部に脱水孔を有する構成で
あることを特徴とする請求項2記載の洗濯機。 - 【請求項4】 オゾン発生装置は、セラミックス製の基
板上に電極を設け、前記電極に高電圧を印加することに
より沿面放電を起こしてオゾンを発生するように構成さ
れ、このオゾン発生装置を洗濯機上部に設け、且つ前記
基板を垂直状態に配置し、オゾンガス吐出部をこの基板
よりも下方に設けたことを特徴とする請求項1記載の洗
濯機。 - 【請求項5】 オゾン発生装置におけるオゾン発生部分
の温度を該オゾン発生装置外部の温度よりも5℃以内で
高くする加熱手段を設けたことを特徴とする請求項1記
載の洗濯機。 - 【請求項6】 オゾンの供給は、槽内の水を排水した後
であって槽内が湿潤状態であるときに行なうようになっ
ていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項7】 オゾン発生装置の稼働時間をT[h]と
し、オゾン発生量をS[mg/h]としたとき、上記稼
働時間T[h]は、 T=0.15/S〜1.0/S に設定して、槽内のオゾン濃度を、オゾン発生装置稼働
終了時点で0.5から10ppmとなるようにしたこと
を特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項8】 オゾンの供給は、洗濯運転終了後に洗濯
機の蓋が開放され且つその開放から所定時間以上経過し
てから蓋が閉鎖されたときに行なうようになっているこ
とを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項9】 オゾンの供給時においては、洗濯機の蓋
を閉鎖状態にロックするようになっていることを特徴と
する請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項10】 オゾンの供給停止後所定時間が経過す
るまでは蓋の閉鎖状態のロックを継続するようになって
いることを特徴とする請求項9記載の洗濯機。 - 【請求項11】 オゾンの供給時においては、回転槽を
脱水回転速度より低速で回転させるようになっているこ
とを特徴とする請求項2記載の洗濯機。 - 【請求項12】 オゾンは、すすぎ洗い時において水面
に晒すように供給するようになっていることを特徴とす
る請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項13】 回転槽を洗濯物収容状態で回転させつ
つ、オゾン発生装置を稼働させてオゾンを洗濯物に浸透
させるようにしたことを特徴とする請求項2記載の洗濯
機。 - 【請求項14】 オゾン発生装置は空気を原料とする構
成であり、この空気を洗濯機外から導入するようになっ
ていることを特徴とする請求項1または4記載の洗濯
機。 - 【請求項15】 オゾンを分解するオゾン分解機構を備
えたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項16】 洗濯機はほぼ密閉状態に構成され、オ
ゾンガス吐出部と離れた位置にオゾン分解機構を設け、
このオゾン分解機構を通して洗濯機内部の空気を排出す
るようになっていることを特徴とする請求項15記載の
洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26855099A JP2001087590A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26855099A JP2001087590A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001087590A true JP2001087590A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17460099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26855099A Pending JP2001087590A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001087590A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003040458A1 (fr) | 2001-11-08 | 2003-05-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Lave-linge/seche-linge |
WO2007086221A1 (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 洗濯機 |
US7252688B2 (en) * | 2002-05-17 | 2007-08-07 | Howa Kabushiki Kaisha | Decolorization apparatus and decolorization method for textile product |
WO2007135784A1 (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 洗濯機 |
EP1942222A1 (en) * | 2007-01-08 | 2008-07-09 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Laundry dryer |
WO2009034862A1 (ja) * | 2007-09-11 | 2009-03-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | ドラム式洗濯乾燥機 |
WO2009081641A1 (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-02 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 洗濯機 |
WO2009081640A1 (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-02 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 洗濯機 |
JP2010259916A (ja) * | 2010-08-27 | 2010-11-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 洗濯機 |
JP2010284558A (ja) * | 2010-08-27 | 2010-12-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 洗濯機 |
CN102912596A (zh) * | 2011-08-03 | 2013-02-06 | 株式会社东芝 | 洗衣机 |
JP2014166594A (ja) * | 2014-06-19 | 2014-09-11 | Hitachi Appliances Inc | 洗濯機 |
JP2015202225A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | ハイアールアジア株式会社 | オゾン処理装置 |
CN108642799A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-10-12 | 上海理工大学 | 一种臭氧杀菌洗衣机 |
WO2019137210A1 (zh) * | 2018-01-15 | 2019-07-18 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 用于衣物处理设备的衣物处理方法及衣物处理设备 |
WO2020135133A1 (zh) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 洗衣机 |
CN112095297A (zh) * | 2020-08-14 | 2020-12-18 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种洗衣机 |
WO2024114208A1 (zh) * | 2022-11-30 | 2024-06-06 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 臭氧处理装置 |
-
1999
- 1999-09-22 JP JP26855099A patent/JP2001087590A/ja active Pending
Cited By (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003040458A1 (fr) | 2001-11-08 | 2003-05-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Lave-linge/seche-linge |
EP1445367A1 (en) * | 2001-11-08 | 2004-08-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Drying/washing machine |
EP1445367A4 (en) * | 2001-11-08 | 2005-09-28 | Sharp Kk | WASHER / DRYER |
US6954995B2 (en) | 2001-11-08 | 2005-10-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Drying/washing machine |
KR100760762B1 (ko) * | 2001-11-08 | 2007-09-21 | 샤프 가부시키가이샤 | 건조 세탁기 |
US7252688B2 (en) * | 2002-05-17 | 2007-08-07 | Howa Kabushiki Kaisha | Decolorization apparatus and decolorization method for textile product |
WO2007086221A1 (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 洗濯機 |
JP2007195896A (ja) * | 2006-01-30 | 2007-08-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 洗濯機 |
CN101400843B (zh) * | 2006-01-30 | 2012-05-30 | 三洋电机株式会社 | 洗衣机 |
JP4711839B2 (ja) * | 2006-01-30 | 2011-06-29 | 三洋電機株式会社 | 洗濯機 |
KR101021508B1 (ko) * | 2006-01-30 | 2011-03-16 | 산요덴키가부시키가이샤 | 세탁기 |
US7905120B2 (en) | 2006-01-30 | 2011-03-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Washing machine with air wash function |
JP4592640B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2010-12-01 | 三洋電機株式会社 | 洗濯機 |
CN101448995B (zh) * | 2006-05-18 | 2011-01-19 | 三洋电机株式会社 | 洗衣机 |
WO2007135784A1 (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 洗濯機 |
JP2007307145A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 洗濯機 |
EP1942222A1 (en) * | 2007-01-08 | 2008-07-09 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Laundry dryer |
WO2008083821A1 (en) * | 2007-01-08 | 2008-07-17 | Electrolux Home Products Corporation N.V. | Laundry dryer |
WO2009034862A1 (ja) * | 2007-09-11 | 2009-03-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | ドラム式洗濯乾燥機 |
CN101855398B (zh) * | 2007-09-11 | 2012-05-30 | 夏普株式会社 | 滚筒式洗涤-干燥机 |
WO2009081641A1 (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-02 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 洗濯機 |
JP2009153594A (ja) * | 2007-12-25 | 2009-07-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 洗濯機 |
US8844324B2 (en) | 2007-12-25 | 2014-09-30 | Haier Group Corporation | Washing machine |
US9238884B2 (en) | 2007-12-26 | 2016-01-19 | Haier Group Corporation | Washing machine |
JP2009153694A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 洗濯機 |
WO2009081640A1 (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-02 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 洗濯機 |
JP2010259916A (ja) * | 2010-08-27 | 2010-11-18 | Sanyo Electric Co Ltd | 洗濯機 |
JP2010284558A (ja) * | 2010-08-27 | 2010-12-24 | Sanyo Electric Co Ltd | 洗濯機 |
CN102912596A (zh) * | 2011-08-03 | 2013-02-06 | 株式会社东芝 | 洗衣机 |
JP2015202225A (ja) * | 2014-04-15 | 2015-11-16 | ハイアールアジア株式会社 | オゾン処理装置 |
JP2014166594A (ja) * | 2014-06-19 | 2014-09-11 | Hitachi Appliances Inc | 洗濯機 |
WO2019137210A1 (zh) * | 2018-01-15 | 2019-07-18 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 用于衣物处理设备的衣物处理方法及衣物处理设备 |
CN108642799A (zh) * | 2018-05-15 | 2018-10-12 | 上海理工大学 | 一种臭氧杀菌洗衣机 |
WO2020135133A1 (zh) * | 2018-12-27 | 2020-07-02 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 洗衣机 |
CN112095297A (zh) * | 2020-08-14 | 2020-12-18 | 青岛海尔滚筒洗衣机有限公司 | 一种洗衣机 |
WO2024114208A1 (zh) * | 2022-11-30 | 2024-06-06 | 青岛海尔洗衣机有限公司 | 臭氧处理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001087590A (ja) | 洗濯機 | |
EP1932962B1 (en) | Clothes drier | |
JP4711839B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP3986470B2 (ja) | ドラム式洗濯機 | |
EP2228480B1 (en) | Washing dryer and deodorant device | |
JP2005334635A (ja) | 脱臭手段を備えた洗濯機およびその制御方法 | |
JP2005198860A (ja) | 洗濯機 | |
JP2003260290A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
WO2016208218A1 (ja) | 洗濯機 | |
JP2002320792A (ja) | 洗濯機 | |
JP2005192901A (ja) | 洗濯機 | |
JP2003284898A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2010284558A (ja) | 洗濯機 | |
JP4688742B2 (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP4679381B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP3747868B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP2003236287A (ja) | 洗濯機 | |
JP2001187294A (ja) | 洗濯機 | |
JPH11155546A (ja) | 野菜洗い機 | |
JP2005218663A (ja) | 電気洗濯機 | |
JP4435100B2 (ja) | 洗濯機 | |
JP2003144794A (ja) | 洗濯機 | |
JP2004049284A (ja) | 洗浄機 | |
JP2006334260A (ja) | 洗濯機 | |
JP2005027685A (ja) | 洗濯機 |