JP2001087400A - 定電流駆動回路 - Google Patents

定電流駆動回路

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JP2001087400A
JP2001087400A JP30147899A JP30147899A JP2001087400A JP 2001087400 A JP2001087400 A JP 2001087400A JP 30147899 A JP30147899 A JP 30147899A JP 30147899 A JP30147899 A JP 30147899A JP 2001087400 A JP2001087400 A JP 2001087400A
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terminal
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JP30147899A
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Motonobu Fukatsu
祖宣 深津
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UNITEC DENSHI KK
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UNITEC DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】人体に微弱交流電流を流す事によって疾患の治
療や健康増進を図る微弱電流発生器に於いて良好な定電
流特性を示す微弱電流発生器用定電流駆動回路の提供に
ある。 【構成】PNP型及びNPN型トランジスターを直列に
接続した回路二つを平衡型に構成し、PNP型及びNP
N型トランジスターの接続点の間に負荷を置き交流電流
を流す様にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体に微弱交流電流を
流す事によって、疾患の治療や健康増進を図る微弱電流
発生器に関するものであり、特にその電流駆動回路に関
わる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては例えば特許
公報平3−49475にあるようにプッシュプルのトラ
ンスを用いたり、公開特許公報昭56−8062に有る
ようなトランジスター回路によるものであるが、いずれ
も定電圧特性をもった装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
方式は定電圧方式であり必ずしも良好な負荷電流特性が
得られていなかった。本考案はこの点に鑑みて考えられ
たものである。従来の方式では微弱電流を流そうとする
物が変わった場合に、その電気抵抗の変動によって電流
値が変わってしまうと言う問題をもっていた。
【0004】たとえば浴槽に微弱電流を流して入浴し、
お湯を介して人体に微弱電流を流す場合お湯の汚れによ
る抵抗値の変化がそのまま電流値の変化となってあらわ
れる。微弱電流を流す事によって疾患の治療や健康増進
を図る場合、その電流値は最適値があり、その安定化が
のぞまれていた。また、疾患の種類や治療法によって、
電流を流す対象である負荷抵抗値が極めて大きい場合へ
の対応や毎日の加療の必要性から携帯機の省電力化が求
められていた。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に鑑みて行われたものであり負荷の電気抵抗値に
関わらず広範囲に一定の電流を流す事が可能で安価な微
弱電流発生器用定電流駆動回路を提供するものである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記の目的を達成するため
に、本発明の微弱電流発生器用定電流駆動回路はPNP
型及びNPN型トランジスターを直列接続した回路を平
衡型に構成しており更に負荷に電流を流す負荷駆動用ト
ランジスタースイッチを制御する回路用電源と負荷電流
用電源とを分けている。
【0007】平衡型を構成している四つの負荷駆動用ト
ランジスターのエミッターは電源側及びアース側にそれ
ぞれ接続されており、前者は電源に後者は電流検出用抵
抗器を介してアース側に接続されている。電源側に接続
されているトランジスターは飽和型のスイッチであり、
アース側のトランジスターは非飽和動作である。夫々の
コレクターは互いに接続され、更に負荷抵抗の一端に接
続されている。
【0008】エミッターに電流検出用抵抗器が接続され
ている側の二つのトランジスターのベースは、その一端
をダイオード及び抵抗を介してアースに接続されてお
り、他端は前段の該ベース駆動用トランジスタースイッ
チにそれぞれ抵抗を介して接続されている。該ベース駆
動用トランジスターは飽和型のスイッチであり、オン時
は略電源電圧となりオフ時はアース電位となる。
【0009】電流検出用抵抗器の両端は差動型のコンパ
レータに接続されており、その出力は積分回路にて直流
に変換されレベル検出回路を通ってハイ、ローの出力と
なる。
【0010】
【作用】上記のように構成された微弱電流発生器用定電
流駆動回路においては、負荷駆動用非飽和型トランジス
ターのベースを駆動する前段のトランジスター(Q5、
Q6)がオンの時は、対応するベースは二つの抵抗と一
つのダイオードで決まる電位となる。この電位から負荷
駆動用トランジスターのベースエミッター間の電圧を引
いた値が電流検出用抵抗器の両端の電圧となり、負荷の
値に関わりなく一定である。
【0011】この事は、負荷駆動用トランジスターの負
荷側からみたインピーダンスが非常に高くなっている事
を示しており、負荷から該トランジスターに流れる電流
は負荷の値に無関係に一定で有る事を示している。又、
この電流検出用抵抗器の両端の電圧を調べる事によっ
て、電流の有無を検出する事が出来る。
【0012】又、トランジスタースイッチQ1とQ2の
電源を回路制御用電源から分離している為、単独で高い
電圧にする事が出来、余分な電力の消費を防ぐ事ができ
る。
【0013】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明を実施した一実施例を示すものであり、微弱
電流発生器用定電流駆動回路である。端子4は負荷電流
用電源端子であり、端子3は制御回路用電源端子であ
る。
【0014】端子1及び端子2は微弱電流用信号波形入
力端子であり、交流電流の半波が180度分ずつそれぞ
れの端子に加えられる。例えば、端子1には図2の
(A)の波形が加えられ、端子2には図2の(B)の波
形が加えられる。尚、(B)は元波形(C)の180度
分の半波の極性を逆にしたものである。
【0015】端子5及び端子6は負荷Zに定電流を流す
ための出力端子であり、同図に示す通り負荷Zが接続さ
れる。端子7は電流検出出力を示す端子であり、ハイで
電流有りローで電流無しとなる。
【0016】端子1に図2の波形(A)が加えられ、端
子2に波形(B)が加えられると初めに同波形のハイの
部分でトランジスターQ7がオンし、その結果Q1がオ
ンする。端子1の波形はQ10にも加えられオンしその
結果Q6をオンする。同トランジスターがオンする事に
よって、コレクター電位は略回路用電源電圧に等しくな
り、R4、R2、D2に一定の電流が流れ、その結果Q
4のベース電位が一定の値になる。
【0017】Q4のベースエミッター間電圧に略等しい
フォワード電圧を有するダイオードをD2とする事によ
って、Rzの両端の電圧は略R2の両端の電圧となる。
この時R2とRzを略等しくする事によって、D2に流
れる電流とQ4に流れる電流が略等しくなりトランジス
ターの温度特性を打消す事が出来る。このような理由か
らQ4に流れる電流は一定となり、その値はRz、R
4、R2、及び回路用電源電圧によって決まる事にな
る。
【0018】Q1がオンしていると同トランジスターの
コレクター即ち端子5は略負荷電流用電源電圧に等しく
なり、一方端子6はQ4に所定の電流が流れるような電
圧に制御される。例えば負荷抵抗が大きい場合は、端子
6の電圧は下がり端子5と6の間の電圧は大きくなる。
また負荷抵抗が小さい場合は端子6の電圧は高くなり端
子5と6の間の電圧は小さくなる。
【0019】別の言いかたをすると端子6から見たQ4
のインピーダンスが非常に高くなっていると言う事にな
る。従ってQ4に直列に接続された負荷はそのインピー
ダンスに関わりなく一定の電流が流れる事になる。
【0020】一方波形(B)がハイになる区間ではQ8
がオンし、結果としてQ2がオンする。またQ9がオン
する事によってQ5がオンし、同トランジスターのコレ
クタ−電位は略回路用電源電圧に等しくなり、R3、R
1、D1に一定の電流が流れその結果Q3のベース電位
が一定の値となる。
【0021】前述のQ4に流れる電流と同様に、Q3に
ついてもその電流によってRz両端に発生する電圧は略
R1両端の電圧に等しくなる。この事はトランジスター
のベースエミッター間電圧の温度による変動が負荷電流
に影響を与えない事を示していると言える。
【0022】以上の説明の中で負荷Zに流れる電流の方
向を見ると、Q1、Q4がオンしている時は端子5から
端子6に電流が流れ、Q2、Q3がオンしている時は端
子6から端子5に流れる事が分かる。その結果、端子5
を+とし、端子6を−とすると負荷Zには図2の(C)
のような電流がながれている事になる。これは交流その
ものである。
【0023】次に負荷抵抗が変わった時の動作について
電源電圧の観点から説明する。回路用電源電圧はQ1、
Q2、Q3、Q4、のベース電位の制御に使用されてお
り、トランジスターの特性から低電圧で良い。一方、負
荷電流用電源は負荷Zに直接加わっており、その値は定
電流特性を保証する負荷抵抗の最大値を決める事にな
る。
【0024】負荷抵抗Zが小さい時は、Q3、Q4、の
コレクター電圧は高くなり負荷抵抗Zにかかる電圧は小
さくなる。一方、負荷抵抗Zが大きい時はコレクター電
圧は低くなり、負荷抵抗Zの両端の電圧は高くなる。従
って定電流駆動が可能な最大負荷抵抗は負荷電流用電源
電圧から略Q3、Q4のベース電位を減じた値で決まる
事になる。従ってピークツウピークで言うと負荷電流用
電源電圧の略倍の電圧を負荷抵抗にかける事が出来る。
【0025】この事は負荷電流用電源電圧は、高ければ
高いほど大きな負荷まで定電流を流す事が可能で有るこ
とを示している。一方回路用電源は前述のごとく低電圧
で十分であり、負荷電流用電源と回路用電源とを分ける
理由がここにある。この事によって、少ない電力で大き
な負荷抵抗から小さな負荷抵抗まで定電流を流す事が出
来る。
【0026】次に負荷電流検出動作について説明する。
R8とR7とによって分割された電圧がQ12のベース
に加えられており、この電圧からベースエミッター間電
圧を引いた電圧がR6に発生する。Rzの電圧はR5を
介してQ11のベースに印加されており、この電圧がR
6の電位よりベースエミッター間電圧分以上高い場合に
Q11はオンし、その結果Q13はオンする事になる。
【0027】図2のような波形の場合Q13は断続的に
オンする事になり不安定であるめ、Q13のエミッター
には平滑用のコンデンサーが入れてあり、その結果Q1
4の出力は安定したオンまたはオフとなる。
【0028】所定の負荷電流がながれている場合はRz
に対応する電圧が発生し、負荷抵抗が大きいため電流が
流れていない場合は、最大R1またはR2の両端の電圧
が発生することになる。この差をQ11及びQ12によ
るコンパレーターが検出し端子7に出力する。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0030】請求項1の回路においては、抵抗値に関わ
りなく負荷抵抗に一定の交流電流を流す事が出来、更に
温度による影響を少なくする事が出来る。
【0031】更に、少ない電力で大きな抵抗値を有する
負荷にも、小さな抵抗値の場合にもともに一定の交流電
流を流すことが可能となる。
【0032】請求項2の回路においては、トランジスタ
ーの温度特性をダイオードで打ち消す事が可能となる。
【0033】請求項3の回路においては交流を半波ずつ
極性を変えて負荷抵抗に流す事によて、電源電圧の倍の
ピークツウピークを持つ電圧で決まる交流を流す事が可
能となる。
【0034】請求項4の回路においては、広範囲に抵抗
値が変わる負荷抵抗に電流が流れているか否かを容易に
検出する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作を示す回路である。
【図2】本発明の動作を説明するための信号の波形を示
す図である。
【符号の説明】
1.2 入力端子 3 回路用電源端子 4 負荷電流用電源端子 5.6 負荷抵抗接続端子 7 負荷抵抗電流検出端子 (A) 端子1に加える為の信号波形 (B) 端子2に加える為の信号波形 (C) 負荷抵抗電流波形

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷Zに一定の微弱な交流電流を流すこ
    とを目的とした微弱電流発生器において、Q1、Q2、
    Q3、Q4、Q5、Q6、で示す6個のトランジスター
    スイッチと電流検出用抵抗器Rzを設け、Q3、Q4、
    のベースアース間に抵抗R1とダイオードD1及び抵抗
    R2とダイオードD2を直列につないで入れると共に同
    ベースとQ5、Q6のコレクターとの間に抵抗R3及び
    R4を入れる事を特徴とする定電流駆動回路。
  2. 【請求項2】 R1及びR2を略Rzと等しくする事を
    特徴とする請求項1の定電流駆動回路。
  3. 【請求項3】 交流電流波形を半波ずつ二つに分け、一
    方の波形のみ極性を反転させ、得られた二つの波形を用
    いてQ1、Q4、及びQ2、Q3、の二つの組み合せの
    トランジスタースイッチにそれぞれ加えることを特徴と
    する請求項1の定電流駆動回路。
  4. 【請求項4】 Rzの両端の電圧を検出して負荷Zに電
    流が流れているか否かを判定する事を特徴とする請求項
    1の定電流駆動回路。
JP30147899A 1999-09-17 1999-09-17 定電流駆動回路 Pending JP2001087400A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106039553A (zh) * 2016-06-13 2016-10-26 重庆医药高等专科学校 电极阵列无极性恒流电刺激电路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106039553A (zh) * 2016-06-13 2016-10-26 重庆医药高等专科学校 电极阵列无极性恒流电刺激电路

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