JP2001086472A - データ伝送方法及び装置 - Google Patents

データ伝送方法及び装置

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JP2001086472A
JP2001086472A JP25678699A JP25678699A JP2001086472A JP 2001086472 A JP2001086472 A JP 2001086472A JP 25678699 A JP25678699 A JP 25678699A JP 25678699 A JP25678699 A JP 25678699A JP 2001086472 A JP2001086472 A JP 2001086472A
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JP
Japan
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data
bit word
bit
digital video
signal
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JP25678699A
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English (en)
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Shigeyuki Yamashita
重行 山下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Television Systems (AREA)
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 【課題】ディジタル映像信号について、比較的容易に整
えることができる手段をもって、それらの複数を、受信
側で確実に再生され得るように多重化して、伝送するこ
とができるものとする。 【解決手段】複数のシリアル化されたディジタル映像信
号について、各々の各フレーム期間部分ずつを複数のメ
モリ手段に夫々書き込むとともに、複数のメモリ手段の
夫々に書き込まれた各フレーム期間部分を20ビットワ
ード列データとして順次読み出し、複数のメモリ手段か
ら夫々読み出される複数の20ビットワード列データと
予め定められたコードが与えられた20ビットワード同
期データを含んだ付加ワードデータグループとを合成し
て、所定のワード間隔を置いて付加ワードデータグルー
プが挿入された複合20ビットワード列データを形成
し、それをシリアルデータに変換して伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、複数のディジタル映像信号とワード同期
データを含んだ付加ワードデータグループとを合成し
て、付加ワードデータグループが挿入された複合20ビ
ットワード列データを形成し、その複合20ビットワー
ド列データを伝送すべく送出するデータ伝送方法及びそ
の実施に供されるデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像情報等の各種の信号情報をあらわす
情報データを含んだディジタルデータの伝送に関する分
野においては、ディジタルデータをシリアルデータと
し、そのシリアルデータに基づく電気信号を得て、それ
を同軸ケーブルあるいはツイステッドペアライン等が用
いられて形成された伝送路を通じて伝送するシステム、
あるいは、ディジタルデータをシリアルデータとし、そ
のシリアルデータを光信号に変換して、オプティカル・
ファイバーが用いられて形成された伝送路を通じて伝送
するシステム等が実用化されている。
【0003】一方、映像信号の分野においては、伝達情
報の多様化及び再生画像の高品質化を実現する観点等か
らのディジタル化が図られており、例えば、ディジタル
化された映像信号を扱う高精細度テレビジョン(HDT
V)システム等が提案されている。そして、HDTVシ
ステムのもとにおけるディジタル化された映像信号等の
ディジタル映像信号は、例えば、図16に示される如く
のデータフォーマットに従うものとされる。
【0004】図16に示されるディジタル映像信号につ
いてのデータフォーマットは、図16のAに示される如
くの、映像信号における輝度信号成分をあらわす輝度信
号データ系列(Yデータ系列)と、図16のBに示され
る如くの、映像信号における色差信号成分をあらわす色
差信号データ系列(PB /PR データ系列)とから成
り、Yデータ系列及びPB /PR データ系列の夫々を形
成するワードデータの各々は、10ビット構成とされ
る。即ち、Yデータ系列及びPB /PR データ系列の夫
々は、10ビット量子化ディジタル信号である。そし
て、図16のAには、Yデータ系列における各ライン期
間中のラインブランキング期間及びその前後における映
像データ期間の一部に対応する部分が示されており、ま
た、図16のBには、PB /PR データ系列における各
ライン期間中のラインブランキング期間及びその前後に
おける映像データ期間の一部に対応する部分が示されて
いる。
【0005】Yデータ系列にあっては、各映像データ期
間に対応する部分の直前に、各々が10ビット構成とさ
れる4ワード(3FF(Y),000(Y),000
(Y),XYZ(Y);3FF及び000は16進表示
された固定値情報であり、XYZは16進表示された可
変値情報であって、フィールドの識別,フィールドブラ
ンキング期間の識別,及び、タイミング基準コードデー
タ(SAV,EAV)の識別を示す。また、(Y)はY
データ系列中のワードであることをあらわす。)から成
るタイミング基準コードデータ(SAV: Start of Ac
tive Video )が配されるとともに、各映像データ期間に
対応する部分の直後に、各々が10ビット構成とされる
4ワード(3FF(Y),000(Y),000
(Y),XYZ(Y))から成るタイミング基準コード
データ(EAV: End of Active Video )が配される。
同様にして、PB /PR データ系列にあっても、各映像
データ期間に対応する部分の直前に、各々が10ビット
構成とされる4ワード(3FF(C),000(C),
000(C),XYZ(C);(C)はPB /PR デー
タ系列中のワードであることをあらわす。)から成るS
AVが配されるとともに、各映像データ期間に対応する
部分の直後に、各々が10ビット構成とされる4ワード
(3FF(C),000(C),000(C),XYZ
(C))から成るEAVが配される。勿論、Yデータ系
列中のEAV及びSAVの夫々は、Yデータ系列におけ
る各ラインブランキング期間に対応する部分に配され、
また、PB /P R データ系列中のEAV及びSAVの夫
々は、PB /PR データ系列における各ラインブランキ
ング期間に対応する部分に配される。
【0006】斯かるYデータ系列及びPB /PR データ
系列が伝送されるに際しては、Yデータ系列及びPB
R データ系列に、各々のEAV及びSAVが配される
ラインブランキング期間に対応する部分が同期せしめら
れたもとでのワード多重化処理が施され、図17 に示さ
れる如くのワード多重データ系列が、10ビット量子化
ディジタル信号として形成される。ワード多重データ系
列にあっては、各映像データ期間に対応する部分の直前
に、各々が10ビット構成とされる8ワード(3FF
(C),3FF(Y),000(C),000(Y),
000(C),000(Y),XYZ(C),XYZ
(Y))から成る多重タイミング基準コードデータ(多
重SAV)が配されるとともに、各映像データ期間に対
応する部分の直後に、各々が10ビット構成とされる8
ワード(3FF(C),3FF(Y),000(C),
000(Y),000(C),000(Y),XYZ
(C),XYZ(Y))から成る多重タイミング基準コ
ードデータ(多重EAV)が配されることになる。
【0007】そして、ワード多重データ系列の形態をと
るディジタル映像信号は、パラレルデータからシリアル
データに変換され、スクランブル処理が施されて、電気
信号あるいは光信号とされる伝送信号の形で伝送され
る。
【0008】斯かる際におけるスクランブル処理は、そ
の対象とされるシリアルデータを多項式をもってあらわ
されるものとし、それを原始多項式、例えば、9次の原
始多項式:X9 +X4 +1で順次除して、その演算結果
である商を伝送データとして得るようにし、統計的に伝
送データのマーク率(“0”と“1”の割合)を平均的
に1/2とするとともに、伝送データを原始多項式によ
る暗号化が図られたものとなす処理とされる。実際の伝
送データの送出にあたっては、例えば、9次の原始多項
式:X9 +X4 +1での除算により得られた商を直接に
送出するのではなく、その商をさらに式:X+1で除
し、伝送データを、それとそれを反転したデータとが同
じ情報を有することになるデータ(極性フリーのデー
タ)となす。
【0009】なお、伝送データを受ける受信側では、受
けた伝送データに、式:X+1を乗じ、さらに、9次の
原始多項式:X9 +X4 +1を乗じることによるデスク
ランブル処理を行って、元のシリアルデータを再生す
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなYデータ系
列及びPB /PR データ系列の形態をとるディジタル映
像信号にあっては、その伝送にあたり、単独のディジタ
ル映像信号についてのみならず、複数のディジタル映像
信号を、受信側で確実に再生され得るように多重化して
伝送できることになれば、ディジタル映像信号の効率的
な利用が図られ、さらには、ディジタル映像信号の利用
範囲が拡大されることになる。そして、ディジタル映像
信号の効率的な利用、あるいは、ディジタル映像信号の
利用範囲の拡大等は、例えば、業務用あるいは家庭用電
子機器の分野における技術の更なる発展をもたらす。従
って、このような観点から、比較的容易に整えることが
できる手段をもって、複数のディジタル映像信号を、受
信側で確実に再生され得るように多重化して伝送できる
方策が望まれるところとなる。
【0011】しかしながら、従来にあっては、上述のY
データ系列及びPB /PR データ系列の形態をとるディ
ジタル映像信号の如くのディジタル映像信号について、
その複数を、受信側で確実に再生され得るように多重化
して伝送することができる伝送システムを実現させた具
体例は見当たらない。また、斯かる複数のディジタル映
像信号を、受信側で確実に再生され得るように多重化し
て伝送することができる伝送システムに関する技術につ
いて記載された文献等も見出せない。
【0012】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
記載された発明は、例えば、前述のYデータ系列及びP
B /PR データ系列の形態をとるディジタル映像信号の
如くのディジタル映像信号について、比較的容易に整え
ることができる手段をもって、その複数を再生可能に多
重化して伝送することができるデータ伝送方法及その実
施に供されるデータ伝送装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項5までのいずれかに記載され
た発明に係るデータ伝送方法は、複数のディジタル映像
信号について、各々の所定の単位区分ずつを複数のメモ
リ手段に夫々書き込むとともに、複数のメモリ手段の夫
々に書き込まれた単位区分を20ビットワード列データ
として順次読み出し、複数のメモリ手段から夫々読み出
される複数の20ビットワード列データと予め定められ
たコードが与えられた20ビットワード同期データを含
んだ付加ワードデータグループとを合成して、所定のワ
ード間隔を置いて付加ワードデータグループが挿入され
た複合20ビットワード列データを形成し、その複合2
0ビットワード列データをシリアルデータに変換して、
そのシリアルデータを伝送すべく送信するものとされ
る。
【0014】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項2に記載された発明に係るデータ伝送方法は、付加ワ
ードデータグループを、予め定められたコードの割当が
なされた複数個の20ビットワードデータが特定の配列
をもって連なる部分を、20ビットワード同期データと
して含むものに選定するものとされる。
【0015】また、本願の特許請求の範囲における請求
項6に記載された発明に係るデータ伝送装置は、複数の
ディジタル映像信号について、各々の所定の単位区分ず
つを複数のメモリ手段に夫々書き込むとともに、複数の
メモリ手段の夫々に書き込まれた単位区分を20ビット
ワード列データとして順次読み出し、複数のメモリ手段
から夫々読み出される複数の20ビットワード列データ
と予め定められたコードが与えられた20ビットワード
同期データを含んだ付加ワードデータグループとを合成
して、所定のワード間隔を置いて付加ワードデータグル
ープが挿入された複合20ビットワード列データを形成
する20ビットワード列データ形成部と、20ビットワ
ード列データ形成部から得られる複合20ビットワード
列データをシリアルデータに変換して、そのシリアルデ
ータを伝送すべく送信するデータ送出手段とを備えて構
成される。
【0016】上述の如くの本願の特許請求の範囲におけ
る請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発
明に係るデータ伝送方法にあっては、シリアルデータに
変換されて伝送されるべく送信される、複数のディジタ
ル映像信号と付加ワードデータグループとが合成されて
形成される複合20ビットワード列データには、予め定
められたコードが与えられた20ビットワード同期デー
タが含まれていることになる。このような20ビットワ
ード同期データは、例えば、本願の特許請求の範囲にお
ける請求項2に記載された発明に係るデータ伝送方法に
おける如く、予め定められたコードの割当がなされた複
数の20ビットワードデータが特定の配列をもって連な
るものに選定される。そして、予め定められたコードが
与えられて複合20ビットワード列データに含まれた2
0ビットワード同期データは、それを含んだ複合20ビ
ットワード列データに基づくシリアルデータを受ける受
信側において、受けられたシリアルデータに基づいて得
られる複合20ビットワード列データから、各々がシリ
アルデータもしくはパラレルデータの状態とされた複数
のディジタル映像信号を再生するための処理に必要とさ
れるワード同期データとして、適正に検出されることに
なるものとされる。それゆえ、受信側にあっては、受信
された複合20ビットワード列データに基づく、各々が
シリアルデータもしくはパラレルデータの状態とされた
複数のディジタル映像号の再生処理のために必要とされ
るデータ同期状態が、確実に得られる状態が確保され
る。
【0017】このような、本願の特許請求の範囲におけ
る請求項1から請求項5までのいずれかに記載された発
明に係るデータ伝送方法にあっては、予め定められたコ
ードが与えられた20ビットワード同期データが付加さ
れた複合20ビットワード列データのシリアルデータへ
の変換,変換されたシリアルデータの送信、さらには、
受信側における、シリアルデータの受信,受信されたシ
リアルデータの複合20ビットワード列データへの変換
等を、例えば、HDTVシステムのもとにおけるディジ
タル映像信号の送信及び受信に用いられる伝送回路ディ
バイスを利用して行うことができる。従って、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいず
れかに記載された発明に係るデータ伝送方法によれば、
ディジタル映像信号について、比較的容易に整えること
ができる手段をもって、その複数を、受信側で確実に再
生され得るように多重化して伝送することができること
になる。
【0018】また、本願の特許請求の範囲における請求
項6に記載された発明に係るデータ伝送装置において
は、データ送出手段によって、シリアルデータに変換さ
れて伝送されるべく送信される、複数のディジタル映像
信号と付加ワードデータグループとが合成されて形成さ
れる複合20ビットワード列データには、予め定められ
たコードが与えられた20ビットワード同期データが含
まれており、斯かる20ビットワード同期データは、例
えば、予め定められたコードの割当がなされた複数の2
0ビットワードデータが特定の配列をもって連なるもの
に選定される。そして、予め定められたコードが与えら
れて複合20ビットワード列データに含まれた20ビッ
トワード同期データは、それを含んだ複合20ビットワ
ード列データに基づくシリアルデータを受ける受信側に
おいて、受けられたシリアルデータに基づいて得られる
複合20ビットワード列データから、各々がシリアルデ
ータもしくはパラレルデータの状態とされた複数のディ
ジタル映像信号を再生するための処理に必要とされるワ
ード同期データとして、適正に検出されることになるも
のとされ、それゆえ、受信側にあっては、受信された複
合20ビットワード列データに基づく、各々がシリアル
データもしくはパラレルデータの状態とされた複数のデ
ィジタル映像信号の再生処理のために必要とされるデー
タ同期状態が、確実に得られる状態が確保される。
【0019】このような、本願の特許請求の範囲におけ
る請求項6に記載された発明に係るデータ伝送装置によ
れば、予め定められたコードが与えられた20ビットワ
ード同期データが付加された複合20ビットワード列デ
ータのシリアルデータへの変換,変換されたシリアルデ
ータの送信、さらには、受信側における、シリアルデー
タの受信,受信されたシリアルデータの複合20ビット
ワード列データへの変換等を、例えば、HDTVシステ
ムのもとにおけるディジタル映像信号の送信及び受信に
用いられる伝送回路ディバイスを利用して行うことがで
き、従って、ディジタル映像信号について、比較的容易
に整えることができる手段をもって、その複数を、受信
側で確実に再生され得るように多重化して伝送すること
ができることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1,2,3または5に記載された発明に係
るデータ伝送方法の例が実施される、本願の特許請求の
範囲における請求項6に記載された発明に係るデータ伝
送装置の例を示す。
【0021】図1に示される例にあっては、5チャンネ
ルのディジタル映像信号DVS1,DVS2,DVS
3,DVS4及びDVS5が、20ビットワード列デー
タ形成部11に供給される。5チャンネルのディジタル
映像信号DVS1〜DVS5の夫々は、例えば、図16
のA及びBに示されるYデータ系列及びPB /PR デー
タ系列に多重化処理が施されて形成される、図17に示
される如くのワード多重データフォーマットの態様をと
る10ビット量子化ディジタル信号が、シリアル化され
てスクランブル処理が施されることにより得られる、そ
のビット伝送レートを、例えば、270Mbpsとする
シリアルデータとされる。
【0022】20ビットワード列データ形成部11にお
いては、5チャンネルのディジタル映像信号DVS1〜
DVS5の夫々がスイッチ12,13,14,15及び
16に夫々供給される。スイッチ12〜16の夫々に
は、制御信号形成部17からの制御信号CSFも供給さ
れる。
【0023】制御信号形成部17には、5チャンネルの
ディジタル映像信号DVS1〜DVS5の夫々について
のフレーム期間に同期したフレーム同期信号SSF,水
平同期信号SH,垂直同期信号SV,周波数を270M
Hzとするクロックパルス信号CA及び周波数を74.
25MHzとするクロックパルス信号CBが供給され
る。そして、制御信号形成部17から得られる制御信号
CSFは、フレーム同期信号SSFに基づき、ディジタ
ル映像信号DVS1〜DVS5の夫々についてのフレー
ム期間に同期したものとされる。
【0024】スイッチ12にはメモリ部20Aとメモリ
部20Bとが、スイッチ13にはメモリ部21 Aとメモ
リ部21 Bとが、スイッチ14 にはメモリ部22 Aとメ
モリ部22 Bとが、スイッチ15にはメモリ部23Aと
メモリ部23Bとが、そして、スイッチ16にはメモリ
部24Aとメモリ部24Bとが、夫々接続されている。
【0025】ディジタル映像信号DVS1が供給される
スイッチ12は、制御信号CSFに応じて、ディジタル
映像信号DVS1を、例えば、その各フレーム期間部分
ずつメモリ部20Aとメモリ部20Bとに交互に供給す
る動作を行って、ディジタル映像信号DVS1の奇数フ
レーム期間部分及び偶数フレーム期間部分を夫々メモリ
部20A及び20Bに振分供給する。同様に、ディジタ
ル映像信号DVS2が供給されるスイッチ13は、制御
信号CSFに応じて、ディジタル映像信号DVS2を、
例えば、その各フレーム期間部分ずつメモリ部21Aと
メモリ部21Bとに交互に供給する動作を行って、ディ
ジタル映像信号DVS2の奇数フレーム期間部分及び偶
数フレーム期間部分を夫々メモリ部21A及び21Bに
振分供給し、ディジタル映像信号DVS3が供給される
スイッチ14は、制御信号CSFに応じて、ディジタル
映像信号DVS3を、例えば、その各フレーム期間部分
ずつメモリ部22Aとメモリ部22Bとに交互に供給す
る動作を行って、ディジタル映像信号DVS3の奇数フ
レーム期間部分及び偶数フレーム期間部分を夫々メモリ
部22A及び22Bに振分供給し、ディジタル映像信号
DVS4が供給されるスイッチ15は、制御信号CSF
に応じて、ディジタル映像信号DVS4を、例えば、そ
の各フレーム期間部分ずつメモリ部23Aとメモリ部2
3Bとに交互に供給する動作を行って、ディジタル映像
信号DVS4の奇数フレーム期間部分及び偶数フレーム
期間部分を夫々メモリ部23A及び23Bに振分供給
し、さらに、ディジタル映像信号DVS5が供給される
スイッチ16は、制御信号CSFに応じて、ディジタル
映像信号DVS5を、例えば、その各フレーム期間部分
ずつメモリ部24Aとメモリ部24Bとに交互に供給す
る動作を行って、ディジタル映像信号DVS5の奇数フ
レーム期間部分及び偶数フレーム期間部分を夫々メモリ
部24A及び24Bに振分供給する。
【0026】メモリ部20A,21A,22A,23A
及び24Aの夫々には、制御信号形成部17からの書込
制御信号QWOが供給され、また、メモリ部20B,2
1B,22B,23B及び24Bの夫々には、制御信号
形成部17からの書込制御信号QWEが供給される。書
込制御信号QWOは、クロックパルス信号CAに基づ
き、周波数を270MHzとし、ディジタル映像信号D
VS1〜DVS5の夫々についての奇数フレーム期間部
分に同期するものとして形成され、また、書込制御信号
QWEも、クロックパルス信号CAに基づき、周波数を
270MHzとすし、ディジタル映像信号DVS1〜D
VS5の夫々についての偶数フレーム期間部分に同期す
るものとして形成される。
【0027】それにより、ディジタル映像信号DVS1
における各奇数フレーム期間部分が、メモリ部20Aに
書込制御信号QWOに応じて順次書き込まれるととも
に、ディジタル映像信号DVS1における各偶数フレー
ム期間部分が、メモリ部20Bに書込制御信号QWEに
応じて順次書き込まれる。同様に、ディジタル映像信号
DVS2における各奇数フレーム期間部分が、メモリ部
21Aに書込制御信号QWOに応じて順次書き込まれる
とともに、ディジタル映像信号DVS2における各偶数
フレーム期間部分が、メモリ部21Bに書込制御信号Q
WEに応じて順次書き込まれ、ディジタル映像信号DV
S3における各奇数フレーム期間部分が、メモリ部22
Aに書込制御信号QWOに応じて順次書き込まれるとと
もに、ディジタル映像信号DVS3における各偶数フレ
ーム期間部分が、メモリ部22Bに書込制御信号QWE
に応じて順次書き込まれ、ディジタル映像信号DVS4
における各奇数フレーム期間部分が、メモリ部23Aに
書込制御信号QWOに応じて順次書き込まれるととも
に、ディジタル映像信号DVS4における各偶数フレー
ム期間部分が、メモリ部23Bに書込制御信号QWEに
応じて順次書き込まれ、さらに、ディジタル映像信号D
VS5における各奇数フレーム期間部分が、メモリ部2
4Aに書込制御信号QWOに応じて順次書き込まれると
ともに、ディジタル映像信号DVS5における各偶数フ
レーム期間部分が、メモリ部24Bに書込制御信号QW
Eに応じて順次書き込まれる。
【0028】それにより、図2のAに示される如く、メ
モリ部20A〜24Aにおける書込みとメモリ部20B
〜24Bにおける書込みとが、ディジタル映像信号DV
S1〜DVS5の夫々についての1フレーム期間に相当
する期間1SFずつ交互に行われることになる。なお、
図2において矢印tは時間経過をあらわす。
【0029】20ビットワード列データ形成部11に
は、メモリ部20A〜24Bに加えて、メモリ部19A
とメモリ部19Bとが設けられている。メモリ部19A
及び19Bには、予め定められたコードの割当がなされ
た20ビットワード同期データを含んだ複数の20ビッ
トワードデータによって構成される付加ワードデータグ
ループDEV及びDSVが夫々格納されている。
【0030】付加ワードデータグループDEV及びDS
Vの夫々に含まれる予め定められたコードが与えられた
20ビットワード同期データは、例えば、図16のA及
びBに示される如くのYデータ系列及びPB /PR デー
タ系列に含まれるEAV及びSAVの夫々を構成する3
個のワードデータ3FF(Y),000(Y),000
(Y)もしくは3FF(C),000(C),000
(C)に相当する3個の10ビットワードデータ3FF
h,000h,000h(hは16進表示であることを
あらわし、以下において同様)から成るデータグループ
の2個が多重されて形成される3個のワードデータであ
る、3FF:3FFh,000:000h,000:0
00hが、順次配列されて成るものとされる。3FF:
3FFhは、10ビットワードデータ3FFhと10ビ
ットワードデータ3FFhとがビット多重されて20ビ
ットワードデータとされたものであり、また、000:
000hは、10ビットワードデータ000hと10ビ
ットワードデータ000hとがビット多重されて20ビ
ットワードデータとされたものである。
【0031】そして、付加ワードデータグループDEV
及びDSVの夫々は、20ビットワード同期データであ
る3個の20ビットワードデータ3FF:3FFh,0
00:000h,000:000hに加えて、例えば、
図16のA及びBに示される如くのYデータ系列及びP
B /PR データ系列に含まれるEAV及びSAVの夫々
を構成するワードデータXYZ(Y)もしくはXYZ
(C)に相当する10ビットワードデータXYZhが2
個多重されて形成されるワードデータであるXYZ:X
YZhをも含むものとされる。
【0032】メモリ部19A及び19Bには、制御信号
形成部17からの読出制御信号QREV及びQRSVが
夫々供給される。また、メモリ部20A及び20Bに
は、制御信号形成部17からの読出制御信号QR1O及
びQR1Eが夫々供給される。同様に、メモリ部21A
及び21Bには、制御信号形成部17からの読出制御信
号QR2O及びQR2Eが夫々供給され、メモリ部22
A及び22Bには、制御信号形成部17からの読出制御
信号QR3O及びQR3Eが夫々供給され、メモリ部2
3A及び23Bには、制御信号形成部17からの読出制
御信号QR4O及びQR4Eが夫々供給され、さらに、
メモリ部24A及び24Bには、制御信号形成部17か
らの読出制御信号QR5O及びQR5Eが夫々供給され
る。
【0033】制御信号形成部17から得られる読出制御
信号QREV,QRSV,QR1O,QR1E,QR2
O,QR2E,QR3O,QR3E,QR4O,QR4
E,QR5O及びQR5Eの夫々は、クロックパルス信
号CBに基づいて形成されて、周波数を74.25MH
zとするものとされ、また、その制御信号形成部17か
らの送出状態が、水平同期信号SH及び垂直同期信号S
Vによって制御される。
【0034】そして、メモリ部19A及び19Bに夫々
格納された付加ワードデータグループDEV及びDSV
が、夫々、読出制御信号QREV及びQRSVに従っ
て、ワード伝送レートを74.25MBpsとする20
ビットワード列データとして読み出される。また、メモ
リ部20A及び20Bに夫々書き込まれたディジタル映
像信号DVS1の各奇数フレーム期間部分及び各偶数フ
レーム期間部分が、夫々、読出制御信号QR1O及びQ
R1Eに従って読み出され、メモリ部21A及び21B
に夫々書き込まれたディジタル映像信号DVS2の各奇
数フレーム期間部分及び各偶数フレーム期間部分が、夫
々、読出制御信号QR2O及びQR2Eに従って読み出
され、メモリ部22A及び22Bに夫々書き込まれたデ
ィジタル映像信号DVS3の各奇数フレーム期間部分及
び各偶数フレーム期間部分が、夫々、読出制御信号QR
3O及びQR3Eに従って読み出され、メモリ部23A
及び23Bに夫々書き込まれたディジタル映像信号DV
S4の各奇数フレーム期間部分及び各偶数フレーム期間
部分が、夫々、読出制御信号QR4O及びQR4Eに従
って読み出され、さらに、メモリ部24A及び24Bに
夫々書き込まれたディジタル映像信号DVS5の各奇数
フレーム期間部分及び各偶数フレーム期間部分が、夫
々、読出制御信号QR5O及びQR5Eに従って読み出
される。
【0035】斯かる際、メモリ部19A及び19Bから
の読出しは、ディジタル映像信号DVS1〜DVS5の
夫々についての各フレーム期間に相当する期間毎に行わ
れ、また、メモリ部20A〜24A及び20B〜24B
からの読出しは、図2のBに示される如く、メモリ部2
0A〜24Aからの読出しとメモリ部20B〜24Bか
らの読出しとが、ディジタル映像信号DVS1〜DVS
5の夫々についての1フレーム期間に相当する期間1S
Fずつ交互に行われる。
【0036】メモリ部20A及び20Bから夫々読出制
御信号QR1O及びQR1Eに従って読み出されるシリ
アル化されたディジタル映像信号DVSIの各奇数フレ
ーム期間部分及び各偶数フレーム期間部分は、各々がワ
ード伝送レートを74.25MBpsとする20ビット
ワード列データを形成するものとされて、メモリ部20
A及び20Bから、各々が20ビットワード列データと
された読出出力D1O(20)及びD1E(20)が夫
々得られる。同様に、メモリ部21A及び21Bから夫
々読出制御信号QR2O及びQR2Eに従って読み出さ
れるディジタル映像信号DVS2の各奇数フレーム期間
部分及び各偶数フレーム期間部分は、各々がワード伝送
レートを74.25MBpsとする20ビットワード列
データを形成するものとされて、メモリ部21A及び2
1Bから、各々が20ビットワード列データとされた読
出出力D2O(20)及びD2E(20)が夫々得ら
れ、メモリ部22A及び22Bから夫々読出制御信号Q
R3O及びQR3Eに従って読み出されるディジタル映
像信号DVS3の各奇数フレーム期間部分及び各偶数フ
レーム期間部分は、各々がワード伝送レートを74.2
5MBpsとする20ビットワード列データを形成する
ものとされて、メモリ部22A及び22Bから、各々が
20ビットワード列データとされた読出出力D3O(2
0)及びD3E(20)が夫々得られ、メモリ部23A
及び23Bから夫々読出制御信号QR4O及びQR4E
に従って読み出されるディジタル映像信号DVS4の各
奇数フレーム期間部分及び各偶数フレーム期間部分は、
各々がワード伝送レートを74.25MBpsとする2
0ビットワード列データを形成するものとされて、メモ
リ部23A及び23Bから、各々が20ビットワード列
データとされた読出出力D4O(20)及びD4E(2
0)が夫々得られ、さらに、メモリ部24A及び24B
から夫々読出制御信号QR5O及びQR5Eに従って読
み出されるディジタル映像信号DVS5の各奇数フレー
ム期間部分及び各偶数フレーム期間部分は、各々がワー
ド伝送レートを74.25MBpsとする20ビットワ
ード列データを形成するものとされて、メモリ部24A
及び24Bから、各々が20ビットワード列データとさ
れた読出出力D5O(20)及びD5E(20)が夫々
得られる。
【0037】そして、メモリ部19A及び19Bから夫
々読み出される付加ワードデータグループDEV及びD
SVとメモリ部20A〜24Aから夫々得られる読出出
力D1O(20)〜D5O(20)とが、データ集合部
25Aに集められる。また、メモリ部19A及び19B
から夫々読み出される付加ワードデータグループDEV
及びDSVとメモリ部20B〜24Bから夫々得られる
読出出力D1E(20)〜D5E(20)とが、データ
集合部25Bに集められる。
【0038】データ集合部25Aにおけるメモリ部19
A及び19Bからの付加ワードデータグループDEV及
びDSVとメモリ部20A〜24Aからの読出出力D1
O(20)〜D5O(20)との集合状態は、制御信号
形成部17からの読出制御信号QREV,QRSV及び
QR1O〜QR5Oの夫々の送出状態に応じて設定され
る。そして、データ集合部25Aにおいて、メモリ部1
9A及び19Bからの付加ワードデータグループDEV
及びDSVとメモリ部20A〜24Aからの読出出力D
1O(20)〜D5O(20)との集合状態に応じて、
ワード伝送レートを74.25MBpsとする合成区分
20ビットワード列データDXO(20)が形成され
る。この合成区分20ビットワード列データDXO(2
0)は、制御信号形成部17からの読出制御信号QRE
V,QRSV及びQR1O〜QR5Oの夫々の送出状態
を制御する水平同期信号SH及び垂直同期信号SVに応
じたライン期間及びフレーム期間を有するものとされ
る。
【0039】また、データ集合部25Bにおけるメモリ
部19A及び19Bからの付加ワードデータグループD
EV及びDSVとメモリ部20B〜24Bからの読出出
力D1E(20)〜D5E(20)との集合状態は、制
御信号形成部17からの読出制御信号QREV,QRS
V及びQR1E〜QR5Eの夫々の送出状態に応じて設
定される。そして、データ集合部25Bにおいて、メモ
リ部19A及び19Bからの付加ワードデータグループ
DEV及びDSVとメモリ部20B〜24Bからの読出
出力D1E(20)〜D5E(20)との集合状態に応
じて、ワード伝送レートを74.25MBpsとする合
成区分20ビットワード列データDXE(20)が形成
される。この合成区分20ビットワード列データDXE
(20)も、制御信号形成部17からの読出制御信号Q
REV,QRSV及びQR1E〜QR5Eの夫々の送出
状態を制御する水平同期信号SH及び垂直同期信号SV
に応じたライン期間及びフレーム期間を有するものとさ
れる。
【0040】図3は、データ集合部25A及び25Bに
おいて夫々形成される合成区分20ビットワード列デー
タDXO(20)及びDXE(20)の第1の例を示
す。この図3に示される例にあっては、図3のAに示さ
れる如く、合成区分20ビットワード列データDXO
(20)の各ライン期間1DLを構成する部分L1,L
2,L3,・・・の夫々が、付加ワードデータグループ
DEVから始まり、それに続いて、読出出力D1O(2
0),付加ワードデータグループDSV、及び、読出出
力D1O(20)〜D5O(20)が順次配されて成る
ものとされる。また、図3のBに示される如く、合成区
分20ビットワード列データDXE(20)の各ライン
期間1DLを構成する部分L1,L2,L3,・・・の
夫々が、付加ワードデータグループDEVから始まり、
それに続いて、読出出力D1E(20),付加ワードデ
ータグループDSV、及び、読出出力D1E(20)〜
D5E(20)が順次配されて成るものとされる。
【0041】このような図3に示される例の場合には、
各ライン期間1DLを構成する部分L1,L2,L3,
・・・の夫々における、読出出力D1O(20)〜D5
O(20)もしくは読出出力D1E(20)〜D5E
(20)の夫々の継ぎ目が、ワードデータ000:00
0hの前後や途中とならないようにされる。あるいは、
各ライン期間1DLを構成する部分L1,L2,L3,
・・・の夫々における、読出出力D1O(20)〜D5
O(20)もしくは読出出力D1E(20)〜D5E
(20)の夫々の継ぎ目毎に、ワードデータ10101
01010:1010101010を挿入する。それに
より、各ライン期間1DLを構成する部分L1,L2,
L3,・・・の夫々中に、20ビットワード同期データ
である連続する3個の20ビットワードデータ3FF:
3FFh,000:000h,000:000hに相当
する部分が形成されることになる事態が回避される。
【0042】図4は、データ集合部25A及び25Bに
おいて夫々形成される合成区分20ビットワード列デー
タDXO(20)及びDXE(20)の第2の例を示
す。この図4に示される例にあっては、図4のAに示さ
れる如く、合成区分20ビットワード列データDXO
(20)の各ライン期間1DLを構成する部分L1,L
2,L3,・・・が、部分L1が、付加ワードデータグ
ループDEVから始まり、それに続いて、読出出力D1
O(20),付加ワードデータグループDSV及び読出
出力D1O(20)が配されて成り、部分L1に続く部
分L2が、付加ワードデータグループDEVから始ま
り、それに続いて、読出出力D2O(20),付加ワー
ドデータグループDSV及び読出出力D2O(20)が
配されて成り、部分L2に続く部分L3が、付加ワード
データグループDEVから始まり、それに続いて、読出
出力D3O(20),付加ワードデータグループDSV
及び読出出力D3O(20)が配されて成り、以下、部
分L4及び部分L5が同様に連なり、その後、部分L6
が部分L1と同様の内容に戻るものとされる。また、図
4のBに示される如く、合成区分20ビットワード列デ
ータDXE(20)の各ライン期間1DLを構成する部
分L1,L2,L3,・・・が、部分L1が、付加ワー
ドデータグループDEVから始まり、それに続いて、読
出出力D1E(20),付加ワードデータグループDS
V及び読出出力D1E(20)が配されて成り、部分L
1に続く部分L2が、付加ワードデータグループDEV
から始まり、それに続いて、読出出力D2E(20),
付加ワードデータグループDSV及び読出出力D2E
(20)が配されて成り、部分L2に続く部分L3が、
付加ワードデータグループDEVから始まり、それに続
いて、読出出力D3E(20),付加ワードデータグル
ープDSV及び読出出力D3E(20)が配されて成
り、以下、部分L4及び部分L5が同様に連なり、その
後、部分L6が部分L1と同様の内容に戻るものとされ
る。
【0043】図5は、データ集合部25A及び25Bに
おいて夫々形成される合成区分20ビットワード列デー
タDXO(20)及びDXE(20)の第3の例を示
す。この図5に示される例にあっては、図5のAに示さ
れる如く、合成区分20ビットワード列データDXO
(20)の各ライン期間1DLを構成する部分L1,L
2,L3,・・・の夫々が、付加ワードデータグループ
DSVから始まり、それに続いて、読出出力D1O(2
0)〜D5O(20)が順次配されて成るものとされ
る。また、図5のBに示される如く、合成区分20ビッ
トワード列データDXE(20)の各ライン期間1DL
を構成する部分L1,L2,L3,・・・の夫々が、付
加ワードデータグループDSVから始まり、それに続い
て、読出出力D1E(20)〜D5E(20)が順次配
されて成るものとされる。
【0044】このような図5に示される例の場合にも、
各ライン期間1DLを構成する部分L1,L2,L3,
・・・の夫々における、読出出力D1O(20)〜D5
O(20)もしくは読出出力D1E(20)〜D5E
(20)の夫々の継ぎ目が、ワードデータ000:00
0hの前後や途中とならないようにされる。あるいは、
各ライン期間1DLを構成する部分L1,L2,L3,
・・・の夫々における、読出出力D1O(20)〜D5
O(20)もしくは読出出力D1E(20)〜D5E
(20)の夫々の継ぎ目毎に、ワードデータ10101
01010:1010101010を挿入する。それに
より、各ライン期間1DLを構成する部分L1,L2,
L3,・・・の夫々中に、20ビットワード同期データ
である連続する3個の20ビットワードデータ3FF:
3FFh,000:000h,000:000hに相当
する部分が形成されることになる事態が回避される。
【0045】図6は、データ集合部25A及び25Bに
おいて夫々形成される合成区分20ビットワード列デー
タDXO(20)及びDXE(20)の第4の例を示
す。この図6に示される例にあっては、図6のAに示さ
れる如く、合成区分20ビットワード列データDXO
(20)の各ライン期間1DLを構成する部分L1,L
2,L3,・・・が、部分L1が、付加ワードデータグ
ループDSVから始まり、それに続いて、読出出力D1
O(20)が配されて成り、部分L1に続く部分L2
が、付加ワードデータグループDSVから始まり、それ
に続いて、読出出力D2O(20)が配されて成り、部
分L2に続く部分L3が、付加ワードデータグループD
SVから始まり、それに続いて、読出出力D3O(2
0)が配されて成り、以下、部分L4及び部分L5が同
様に連なり、その後、部分L6が部分L1と同様の内容
に戻るものとされる。また、図6のBに示される如く、
合成区分20ビットワード列データDXE(20)の各
ライン期間1DLを構成する部分L1,L2,L3,・
・・が、部分L1が、付加ワードデータグループDSV
から始まり、それに続いて、読出出力D1E(20)が
配されて成り、部分L1に続く部分L2が、付加ワード
データグループDSVから始まり、それに続いて、読出
出力D2E(20)が配されて成り、部分L2に続く部
分L3が、付加ワードデータグループDSVから始ま
り、それに続いて、読出出力D3E(20)が配されて
成り、以下、部分L4及び部分L5が同様に連なり、そ
の後、部分L6が部分L1と同様の内容に戻るものとさ
れる。
【0046】このように、データ集合部25A及び25
Bにおいて夫々形成される合成区分20ビットワード列
データDXO(20)及びDXE(20)の各々は、所
定のワード間隔を置いて付加ワードデータグループDE
VもしくはDSVが挿入された、ワード伝送レートを7
4.25MBpsとする20ビットワード列データとさ
れる。
【0047】付加ワードデータグループDEV及びDS
Vの夫々は、20ビットワード同期データである3個の
20ビットワードデータ3FF:3FFh,000:0
00h,000:000hと、20ビットワードデータ
XYZ:XYZhと、その他の20ビットワードデータ
とを含んで形成されるが、その具体例の一つにおいて
は、20ビットワード同期データである連続する3個の
20ビットワードデータ3FF:3FFh,000:0
00h,000:000h及び20ビットワードデータ
XYZ:XYZhに先立って、任意の20ビットワード
データDXが配されるものとされる。
【0048】このような付加ワードデータグループDE
VもしくはDSVが挿入されて形成される合成区分20
ビットワード列データDXO(20)及びDXE(2
0)の夫々は、その付加ワードデータグループDEVも
しくはDSVが挿入された部分が、例えば、図7に示さ
れる如くとされる。図7において、DMは、メモリ部2
0A〜24Aから夫々得られる読出出力D1O(20)
〜D5O(20)のうちのいずれか、もしくは、メモリ
部20B〜24Bから夫々得られる読出出力D1E(2
0)〜D5E(20)のうちのいずれかを形成する20
ビットワードデータをあらわしており、DXは、任意の
20ビットワードデータをあらわしており、また、矢印
tは時間経過をあらわす。
【0049】また、付加ワードデータグループDEV及
びDSVの夫々は、その具体例の他の一つにおいて、2
0ビットワード同期データである連続する3個の20ビ
ットワードデータ3FF:3FFh,000:000
h,000:000h及び20ビットワードデータXY
Z:XYZhの前後に、任意の20ビットワードデータ
DXが配されるものとされる。
【0050】このような付加ワードデータグループDE
V及びDSVの両者もしくは一方が挿入されて形成され
る合成区分20ビットワード列データDXO(20)及
びDXE(20)の夫々は、その付加ワードデータグル
ープDEVもしくはDSVが挿入された部分が、例え
ば、図8に示される如くとされる。図8においても、D
Mは、メモリ部20A〜24Aから夫々得られる読出出
力D1O(20)〜D5O(20)のうちのいずれか、
もしくは、メモリ部20B〜24Bから夫々得られる読
出出力D1E(20)〜D5E(20)のうちのいずれ
かを形成する20ビットワードデータをあらわしてお
り、DXは、任意の20ビットワードデータをあらわし
ており、また、矢印tは時間経過をあらわす。
【0051】データ集合部25Aにおいて形成される合
成区分20ビットワード列データDXO(20)とデー
タ集合部25Bにおいて形成される合成区分20ビット
ワード列データDXE(20)とは、ディジタル映像信
号DVS1〜DVS5の夫々についての1フレーム期間
に相当する期間ずつ、交互にデータ集合部25A及び2
5Bから導出されることになるが、いずれも、データ集
合部26に供給される。データ集合部26にあっては、
合成区分20ビットワード列データDXO(20)と合
成区分20ビットワード列データDXE(20)とを、
順次交互に連結して、一連の複合20ビットワード列デ
ータDZ(20)を形成する。
【0052】このデータ集合部26において形成される
複合20ビットワード列データDZ(20)は、5チャ
ンネルのディジタル映像信号DVS1〜DVS5が、多
重化されるとともに、付加ワードデータグループDEV
及びDSVの両者もしくは一方と合成されて得られた、
所定のワード間隔を置いて付加ワードデータグループD
EVもしくはDSVが挿入されて成る、ワード伝送レー
トを74.25MBpsとする20ビットワード列デー
タである。そして、データ集合部26から得られる複合
20ビットワード列データDZ(20)が、20ビット
ワード列データ形成部11から送出されてパラレル/シ
リアル(P/S)変換部27に供給される。
【0053】P/S変換部27にあっては、複合20ビ
ットワード列データDZ(20)に、パラレルデータを
シリアルデータに変換するP/S変換を施して、複合2
0ビットワード列データDZ(20)に基づく、ビット
伝送レートを74.25MBps×20=1.485G
bpsとするシリアルデータDZSを形成し、そのシリ
アルデータDZSを送信信号形成部28に供給する。送
信信号形成部28は、シリアルデータDZSを、例え
ば、同軸ケーブルあるいはオプティカル・ファイバーが
用いられて形成されたデータ伝送路を通じて伝送すべ
く、同軸ケーブルが用いられて形成されたデータ伝送路
に適した電気信号、あるいは、オプティカル・ファイバ
ーが用いられて形成されたデータ伝送路に適した光信号
とされる伝送信号SZに変換して送信する。それによっ
て、シリアルデータDZSの伝送が行われる。
【0054】上述の如くにして、5チャンネルのディジ
タル映像信号DVS1〜DVS5に基づき、20ビット
ワード同期データである連続する3個の20ビットワー
ドデータ3FF:3FFh,000:000h,00
0:000h及び20ビットワードデータXYZ:XY
Zhを含んだ付加ワードデータグループDEV及びDS
Vの両者もしくは一方が挿入されて形成される複合20
ビットワード列データDZ(20)が、シリアルデータ
DZSに変換されて伝送されることになるが、その際、
スクランブル処理が施された状態で多重化される5チャ
ンネルのディジタル映像信号DVS1〜DVS5の夫々
において、後に20ビットワード同期データを構成する
3個の20ビットワードデータ(3FF:3FFh,0
00:000h,000:000h)が形成されること
になる部分が出現すると、20ビットワード同期データ
を含んだ付加ワードデータグループDEV及びDSVの
両者もしくは一方を挿入する意味が無くなってしまう。
【0055】スクランブル処理が施された状態で多重化
される5チャンネルのディジタル映像信号DVS1〜D
VS5の夫々における、後に20ビットワード同期デー
タである連続する3個の20ビットワードデータ3F
F:3FFh,000:000h,000:000が形
成されることになる部分とは、連続する6個の10ビッ
トワードデータ3FFh,3FFh,000h,000
h,000h,000hがシリアルデータに変換された
ものに相当する部分となる。即ち、スクランブル処理が
施された5チャンネルのディジタル映像信号DVS1〜
DVS5の夫々において、連続する6個の10ビットワ
ードデータ3FFh,3FFh,000h,000h,
000h,000hがシリアルデータに変換されたもの
に相当する部分が現れるか否かが問題である。この点に
関しては、以下の理由により、斯かる部分は実質的に現
れないことになる。
【0056】まず、スクランブル処理が施された5チャ
ンネルのディジタル映像信号DVS1〜DVS5の夫々
において、mを20以上の整数とし、nを40以上の整
数として、mビットの“1”が連続するとともにnビッ
トの“0”が連続する部分が存在すると仮定すると、そ
の部分のスクランブル処理前の元のデータは、A(X)
及びB(X)を任意のデータとして、A(X):mビッ
トの“1”の連続:nビットの“0”の連続:B(X)
の連なりに、式:(X+1)と9次の原始多項式:(X
9 +X4 +1)とを乗じたもの、即ち、〔A(X):m
ビットの“1”の連続:nビットの“0”の連続:B
(X)〕×(X+1)×(X9 +X4 +1)=〔A
(X):mビットの“0”の連続:nビットの“0”の
連続:B(X)〕×G(X)、(但し、G(X)=(X
+1)×(X9 +X4 +1))、とあらわされることに
なる。
【0057】このように〔A(X):mビットの“1”
の連続:nビットの“0”の連続:B(X)〕×G
(X)とあらわされるデータにおける、〔mビットの
“1”の連続〕×G(X)は、〔mビットの“1”の連
続:〕×(X+1)=10・・・01(但し、0・・・
0は、m−1ビットの“0”の連続)=Xm +1であっ
て、(Xm +1)×(X9 +X4 +1)=(X9 +X4
+1)Xm +(X9 +X4 +1)とあらわされるので、
〔mビットの“1”の連続:nビットの“0”の連続〕
×G(X)は、UUUUUUUUUUをA(X)×G
(X)の結果が足し合わされる10ビットとし、VVV
VVVVVVVをB(X)×G(X)の結果が足し合わ
される10ビットとして、UUUUUUUUUU,0*
****0,1000010001,0/////0,
VVVVVVVVVV、(但し、0*****0は、m
−10ビットの“0”の連続、0/////0はn−1
0ビットの“0”の連続)となる。
【0058】このように、スクランブル処理が施された
ディジタル映像信号DVS1〜DVS5の夫々におい
て、mビットの“1”が連続するとともにnビットの
“0”が連続する部分が存在する場合には、その部分の
スクランブル処理前の元のデータにあっては、最初の
“0”の連続がm−10ビットとなり、最後の“0”の
連続がn−10ビットとなることになるが、そのような
データは、例えば、図16のA及びBに示されるYデー
タ系列及びPB /PR データ系列の態様をとる10ビッ
ト量子化ディジタル信号が、シリアル化されて得られる
ものではあり得ない。
【0059】従って、スクランブル処理が施されたディ
ジタル映像信号DVS1〜DVS5の夫々において、m
ビットの“1”が連続するとともにnビットの“0”が
連続する部分が存在することはあり得ない。
【0060】即ち、スクランブル処理が施された状態で
多重化される5チャンネルのディジタル映像信号DVS
1〜DVS5の夫々において、後に20ビットワード同
期データである連続する3個の20ビットワードデータ
3FF:3FFh,000:000h,000:000
hが形成されることになる部分が出現することはない。
【0061】上述の如くの図1に示されるデータ伝送装
置にあっては、P/S変換部27及び送信信号形成部2
8が、ワード伝送レートを74.25MBpsとする複
合20ビットワード列データをビット伝送レートを1.
485Gbpsとするシリアルデータに変換して伝送す
ることになるので、このようなP/S変換部27及び送
信信号形成部28を、例えば、HDTVシステムのもと
におけるディジタル映像信号の送信用に提供されている
集積回路(IC)素子を有効に利用して構成することが
できる。従って、ビット伝送レートを270Mbpsと
する5チャンネルのディジタル映像信号の伝送を、20
ビットワード同期データにより受信側での再生処理に必
要とされるデータ同期状態が確実に得られるものとし
て、新たな回路要素等の開発を要することなく、比較的
容易に整えることができる手段をもって行えることにな
る。
【0062】図9は、本願の特許請求の範囲における請
求項1,2,4または5に記載された発明に係るデータ
伝送方法の例が実施される、本願の特許請求の範囲にお
ける請求項6に記載された発明に係るデータ伝送装置の
例を示す。
【0063】図9に示される例においては、5チャンネ
ルのディジタル映像信号DVP1,DVP2,DVP
3,DVP4及びDVP5が、夫々、スクランブル処理
部31,32,33,34及び35に供給される。5チ
ャンネルのディジタル映像信号DVP1〜DVP5の夫
々は、例えば、図16のA及びBに示されるYデータ系
列及びPB /PR データ系列に多重化処理が施されて形
成される、図17に示される如くのワード多重データフ
ォーマットの態様をとる10ビット量子化ディジタル信
号であり、そのワード伝送レートを、例えば、27MB
psとするパラレルデータとされる。
【0064】スクランブル処理部31にあっては、ワー
ド伝送レートを27MBpsとするパラレルデータとさ
れたディジタル映像信号DVP1に、P/S変換を施す
とともに、例えば、9次の原始多項式:X9 +X4 +1
で順次除し、その演算結果である商をさらに式:X+1
で除すことによるスクランブル処理を施し、ディジタル
映像信号DVP1に基づくスクランブル処理が施された
シリアルデータとされた、ディジタル映像信号DVP1
がシリアル化されて得られるビット伝送レートを270
Mbpsとするシリアルディジタル信号DVS1’を形
成する。
【0065】同様に、スクランブル処理部32,33,
34及び35にあっては、夫々、ワード伝送レートを2
7MBpsとするパラレルデータとされたディジタル映
像信号DVP2,DVP3,DVP4及びDVP5に、
P/S変換を施すとともに、例えば、9次の原始多項
式:X9 +X4 +1で順次除し、その演算結果である商
をさらに式:X+1で除すことによるスクランブル処理
を施し、ディジタル映像信号DVP2〜DVP5に基づ
くスクランブル処理が施されたシリアルデータとされ
た、ディジタル映像信号DVP2〜DVP5がシリアル
化されて得られるビット伝送レートを270Mbpsと
するシリアルディジタル信号DVS2’〜DVS5’を
形成する。
【0066】このようにして、スクランブル処理部31
〜35から夫々得られる5チャンネルのシリアルディジ
タル信号DVS1’〜DVS5’は、20ビットワード
列データ形成部11’に供給される。20ビットワード
列データ形成部11’には、ディジタル映像信号DVP
1〜DVP5に基づくシリアルディジタル信号DVS
1’〜DVS5’の夫々についてのフレーム期間に同期
したフレーム同期信号SSF,水平同期信号SH,垂直
同期信号SV,周波数を27MHzとするクロックパル
ス信号CA’及び周波数を74.25MHzとするクロ
ックパルス信号CBも供給される。
【0067】20ビットワード列データ形成部11’
は、図示が省略されているが、図1に示される20ビッ
トワード列データ形成部11と同様に構成される。そし
て、20ビットワード列データ形成部11’にあって
は、シリアルディジタル信号DVS1’〜DVS5’に
対して、重複説明を省略するが、図1に示される20ビ
ットワード列データ形成部11がシリアル化されたディ
ジタル映像信号DVS1〜DVS5に対して施す処理と
同様な処理を施し、シリアルディジタル信号DVS1’
〜DVS5’に基づく複合20ビットワード列データD
Z(20)を得る。この複合20ビットワード列データ
DZ(20)は、図1に示される20ビットワード列デ
ータ形成部11から送出される複合20ビットワード列
データDZ(20)と同様に、5チャンネルのシリアル
ディジタル信号DVS1’〜DVS5’が、多重化され
るとともに、付加ワードデータグループDEV及びDS
Vの両者もしくは一方と合成されて得られた、所定のワ
ード間隔を置いて付加ワードデータグループDEVもし
くはDSVが挿入されて成る、ワード伝送レートを7
4.25MBpsとする20ビットワード列データであ
る。
【0068】20ビットワード列データ形成部11’か
ら得られる複合20ビットワード列データDZ(20)
は、P/S変換部36に供給される。P/S変換部36
にあっては、複合20ビットワード列データDZ(2
0)に、P/S変換を施して複合20ビットワード列デ
ータDZ(20)に基づく、ビット伝送レートを74.
25MBps×20=1.485Gbpsとするシリア
ルデータDZSを形成し、そのシリアルデータDZSを
送信信号形成部37に供給する。送信信号形成部37
は、シリアルデータDZSを、例えば、同軸ケーブルあ
るいはオプティカル・ファイバーが用いられて形成され
たデータ伝送路を通じて伝送すべく、同軸ケーブルが用
いられて形成されたデータ伝送路に適した電気信号、あ
るいは、オプティカル・ファイバーが用いられて形成さ
れたデータ伝送路に適した光信号とされる伝送信号SZ
に変換して送信する。それによって、シリアルデータD
ZSの伝送が行われる。
【0069】上述の如くにして、5チャンネルのディジ
タル映像信号DVP1〜DVP5に基づき、20ビット
ワード同期データである連続する3個の20ビットワー
ドデータ3FF:3FFh,000:000h,00
0:000h及び20ビットワードデータXYZ:XY
Zhを含んだ付加ワードデータグループDEV及びDS
Vの両者もしくは一方が挿入されて形成される複合20
ビットワード列データDZ(20)が、シリアルデータ
DZSに変換されて伝送されることになるが、その際、
5チャンネルのディジタル映像信号DVP1〜DVP5
がスクランブル処理部31〜35において夫々スクラン
ブル処理に供されるにあたり、スクランブル処理部31
〜35から夫々得られるシリアルディジタル信号DVS
1’〜DVS5’の夫々において、後に20ビットワー
ド同期データである連続する3個の20ビットワードデ
ータ3FF:3FFh,000:000h,000:0
00hが形成されることになる部分が出現すると、20
ビットワード同期データを含んだ付加ワードデータグル
ープDEV及びDSVの両者もしくは一方を挿入する意
味が無くなってしまう。
【0070】しかしながら、シリアルディジタル信号D
VS1’〜DVS5’の夫々の場合にあっても、前述さ
れた、図1に示される20ビットワード列データ形成部
11に供給される各々がスクランブル処理が施されたも
のとされるディジタル映像信号DVS1〜DVS5の夫
々の場合と同様にして、後に20ビットワード同期デー
タである連続する3個の20ビットワードデータ3F
F:3FFh,000:000h,000:000hが
形成されることになる部分は現れない。
【0071】上述の如くの図9に示されるデータ伝送装
置にあっても、P/S変換部36及び送信信号形成部3
7が、ワード伝送レートを74.25MBpsとする複
合20ビットワード列データをビット伝送レートを1.
485Gbpsとするシリアルデータに変換して伝送す
ることになるので、このようなP/S変換部36及び送
信信号形成部37を、例えば、HDTVシステムのもと
におけるディジタル映像信号の送信用に提供されている
集積回路(IC)素子を有効に利用して構成することが
できる。従って、ワード伝送レートを27MBpsとす
る5チャンネルのディジタル映像信号の伝送を、20ビ
ットワード同期データにより受信側での再生処理に必要
とされるデータ同期状態が確実に得られるものとして、
新たな回路要素等の開発を要することなく、比較的容易
に整えることができる手段をもって行えることになる。
【0072】図10は、本願の特許請求の範囲における
請求項1,2,3または5に記載された発明に係るデー
タ伝送方法の他の例が実施される、本願の特許請求の範
囲における請求項6に記載された発明に係るデータ伝送
装置の例を示す。
【0073】図10に示される例においては、例えば、
各々がシリアルディジタル信号とされた2チャンネルの
ディジタル映像信号DVS1及びDVS2と、各々がシ
リアルディジタル信号とされた6チャンネルのディジタ
ル映像信号DVSa,DVSb,DVSc,DVSd,
DVSe及びDVSfとが、20ビットワード列データ
形成部11”に供給される。
【0074】2チャンネルのディジタル映像信号DVS
1及びDVS2の夫々は、例えば、図16のA及びBに
示される如くの、図16のA及びBに示されるYデータ
系列及びPB /PR データ系列に多重化処理が施されて
形成される、図17に示される如くのワード多重データ
フォーマットの態様をとる10ビット量子化ディジタル
信号であり、そのビット伝送レートを、例えば、270
Mbpsとするシリアルデータとされる。6チャンネル
のディジタル映像信号DVSa〜DVSfの夫々は、図
17に示されるワード多重データフォーマットと同様な
データフォーマットをとる10ビット量子化ディジタル
信号であり、そのビット伝送レートを、例えば、143
Mbpsとするシリアルデータとされる。
【0075】20ビットワード列データ形成部11”に
は、ディジタル映像信号DVS1及びDVS2とディジ
タル映像信号DVSa〜DVSfとに加えて、ディジタ
ル映像信号DVS1及びDVS2とディジタル映像信号
DVSa〜DVSfとの夫々についてのフレーム期間に
同期したフレーム同期信号SSF,水平同期信号SH,
垂直同期信号SV,周波数を270MHzとするクロッ
クパルス信号CA,周波数を74.25MHzとするク
ロックパルス信号CB及び周波数を143MHzとする
クロックパルス信号CCも供給される。
【0076】20ビットワード列データ形成部11”
は、図示が省略されているが、図1に示される20ビッ
トワード列データ形成部11と同様に構成される。但
し、20ビットワード列データ形成部11”にあって
は、20ビットワード列データ形成部11におけるスイ
ッチ12〜16に対応する8個のスイッチ,20ビット
ワード列データ形成部11におけるメモリ部20A〜2
4Aに対応する8個のメモリ部、及び、20ビットワー
ド列データ形成部11におけるメモリ部20B〜24B
に対応する8個のメモリ部を、20ビットワード列デー
タ形成部11における制御信号形成部17,メモリ部1
9A及び19B、及び、データ集合部25A,25B及
び26に夫々対応する各部に加えて備えるものとされ
る。
【0077】そして、20ビットワード列データ形成部
11”にあっては、ディジタル映像信号DVS1及びD
VS2の夫々における各フレーム期間分が、20ビット
ワード列データ形成部11におけるメモリ部20A〜2
4Aに対応する8個のメモリ部のうちの2個、及び、2
0ビットワード列データ形成部11におけるメモリ部2
0B〜24Bに対応する8個のメモリ部のうちの2個
に、20ビットワード列データ形成部11における制御
信号形成部17に対応する部分からの周波数を270M
Hzとする書込制御信号に従って順次書き込まれ、ま
た、ディジタル映像信号DVSa〜DVSfの夫々にお
ける各フレーム期間分が、20ビットワード列データ形
成部11におけるメモリ部20A〜24Aに対応する8
個のメモリ部のうちの6個、及び、20ビットワード列
データ形成部11におけるメモリ部20B〜24Bに対
応する8個のメモリ部のうちの6個に、20ビットワー
ド列データ形成部11における制御信号形成部17に対
応する部分からの周波数を143MHzとする書込制御
信号に従って順次書き込まれる。各メモリ部からのデー
タ読出し及び各メモリ部から得られる読出出力及び付加
ワードデータグループの合成は、20ビットワード列デ
ータ形成部11の場合と同様に行われる。
【0078】それにより、20ビットワード列データ形
成部11”にあっては、ディジタル映像信号DVS1及
びDVS2とディジタル映像信号DVSa〜DVSfと
に基づく複合20ビットワード列データDZ(20)を
得る。この複合20ビットワード列データDZ(20)
も、図1に示される20ビットワード列データ形成部1
1から送出される複合20ビットワード列データDZ
(20)と同様に、合計8チャンネルのディジタル映像
信号DVS1及びDVS2とディジタル映像信号DVS
a〜DVSfとが、多重化されるとともに、付加ワード
データグループDEV及びDSVの両者もしくは一方と
合成されて得られた、所定のワード間隔を置いて付加ワ
ードデータグループDEVもしくはDSVが挿入されて
成る、ワード伝送レートを74.25MBpsとする2
0ビットワード列データである。
【0079】20ビットワード列データ形成部11”か
ら得られる複合20ビットワード列データDZ(20)
は、P/S変換部39に供給される。P/S変換部39
にあっては、複合20ビットワード列データDZ(2
0)に、P/S変換を施して複合20ビットワード列デ
ータDZ(20)に基づく、ビット伝送レートを74.
25MBps×20=1.485Gbpsとするシリア
ルデータDZSを形成し、そのシリアルデータDZSを
送信信号形成部40に供給する。送信信号形成部40
は、シリアルデータDZSを、例えば、同軸ケーブルあ
るいはオプティカル・ファイバーが用いられて形成され
たデータ伝送路を通じて伝送すべく、同軸ケーブルが用
いられて形成されたデータ伝送路に適した電気信号、あ
るいは、オプティカル・ファイバーが用いられて形成さ
れたデータ伝送路に適した光信号とされる伝送信号SZ
に変換して送信する。それによって、シリアルデータD
ZSの伝送が行われる。
【0080】上述の如くにして、合計8チャンネルのデ
ィジタル映像信号DVS1及びDVS2とディジタル映
像信号DVSa〜DVSfとに基づき、20ビットワー
ド同期データである連続する3個の20ビットワードデ
ータ3FF:3FFh,000:000h,000:0
00hを含んだ付加ワードデータグループDEV及びD
SVの両者もしくは一方が挿入されて形成される複合2
0ビットワード列データDZ(20)が、シリアルデー
タDZSに変換されて伝送されることになるが、その
際、スクランブル処理が施された状態で多重化される8
チャンネルのディジタル映像信号DVS1及びDVS2
とディジタル映像信号DVSa〜DVSfとの夫々にお
いて、後に20ビットワード同期データである連続する
3個の20ビットワードデータ3FF:3FFh,00
0:000h,000:000hが形成されることにな
る部分が出現すると、20ビットワード同期データを含
んだ付加ワードデータグループDEV及びDSVの両者
もしくは一方を挿入する意味が無くなってしまう。
【0081】しかしながら、ディジタル映像信号DVS
1及びDVS2とディジタル映像信号DVSa〜DVS
fとの夫々の場合にあっても、前述された、図1に示さ
れる20ビットワード列データ形成部11に供給される
各々がスクランブル処理が施されるものとされるディジ
タル映像信号DVS1〜DVS5の場合と同様にして、
後に20ビットワード同期データである連続する3個の
20ビットワードデータ3FF:3FFh,000:0
00h,000:000hが形成されることになる部分
は現れない。
【0082】上述の如くの図10に示されるデータ伝送
装置にあっても、P/S変換部39及び送信信号形成部
40が、ワード伝送レートを74.25MBpsとする
複合20ビットワード列データをビット伝送レートを
1.485Gbpsとするシリアルデータに変換して伝
送することになるので、このようなP/S変換部39及
び送信信号形成部40を、例えば、HDTVシステムの
もとにおけるディジタル映像信号の送信用に提供されて
いる集積回路(IC)素子を有効に利用して構成するこ
とができる。従って、ビット伝送レートを270Mbp
sとする2チャンネルのディジタル映像信号とビット伝
送レートを143Mbpsとする6チャンネルのディジ
タル映像信号との伝送を、20ビットワード同期データ
により受信側での再生処理に必要とされるデータ同期状
態が確実に得られるものとして、新たな回路要素等の開
発を要することなく、比較的容易に整えることができる
手段をもって行えることになる。
【0083】図11は、本願の特許請求の範囲に記載さ
れた発明に係るデータ伝送方法の例に従って図1に示さ
れるデータ伝送装置の例における送信信号形成部28か
ら送出される、複合20ビットワード列データDZ(2
0)が変換されて得られたシリアルデータDZSに基づ
く伝送信号SZを受信するデータ受信装置の一例を示
す。
【0084】この図11に示されるデータ受信装置の例
にあっては、例えば、同軸ケーブルが用いられて形成さ
れたデータ伝送路に適した電気信号、あるいは、オプテ
ィカル・ファイバーが用いられて形成されたデータ伝送
路に適した光信号とされる伝送信号SZを受信する受信
部41が備えられている。受信部41は、伝送信号SZ
を受信するとき、受信された伝送信号SZに基づくシリ
アルデータDZSを再生し、再生されたシリアルデータ
DZSを同期データ検出・S/P変換部42に供給す
る。
【0085】同期データ検出・S/P変換部42におい
ては、シリアルデータDZSにおける、20ビットワー
ド同期データである連続する3個の20ビットワードデ
ータ3FF:3FFh,000:000h,000:0
00hがシリアルデータに変換された部分を、同期デー
タとして検出し、検出された同期データに基づくワード
同期をとって、シリアルデータDZSにS/P変換を施
し、図12のAもしくは図13のAに示される如くの、
シリアルデータDZSに基づく、例えば、ワード伝送レ
ートを74.25MBpsとするパラレルデータである
複合20ビットワード列データDZ(20)を再生す
る。同期データ検出・S/P変換部42から得られる複
合20ビットワード列データDZ(20)は、特定ワー
ド検出部43に供給される。
【0086】特定ワード検出部43においては、それを
通じて複合20ビットワード列データDZ(20)がシ
リアルデータ復元部44に供給されるとともに、複合2
0ビットワード列データDZ(20)における20ビッ
トワードデータXYZ:XYZhが特定ワードとして検
出され、その結果得られる検出出力信号SDDが送出さ
れる。この検出出力信号SDDは、例えば、特定ワード
検出部43において検出される、20ビットワード同期
データである連続する3個の20ビットワードデータ3
FF:3FFh,000:000h,000:000h
に連なる20ビットワードデータXYZ:XYZhに対
応して、図12のBもしくは図13のBに示される如く
に得られる。なお、図12及び図13における矢印t
は、時間経過をあらわす。このようにして、特定ワード
検出部43から得られる検出出力信号SDDは、シリア
ルデータ復元部44に供給される。
【0087】シリアルデータ復元部44においては、特
定ワード検出部43を通じた複合20ビットワード列デ
ータDZ(20)が、スイッチ45における可動接点4
5aに供給される。スイッチ45には、制御信号形成部
46からの制御信号CDFも供給される。
【0088】制御信号形成部46には、特定ワード検出
部43から得られる検出出力信号SDD,周波数を27
0MHzとするクロックパルス信号CA及び周波数を7
4.25MHzとするクロックパルス信号CBが供給さ
れる。そして、制御信号形成部46から得られる制御信
号CDFは、検出出力信号SDDに基づき、同期データ
検出・S/P変換部42から得られる複合20ビットワ
ード列データDZ(20)についてのフレーム期間に同
期したものとされる。
【0089】スイッチ45は、制御信号形成部46から
の制御信号CDFに応じて、可動接点45aを、複合2
0ビットワード列データDZ(20)の各フレーム期間
ずつ、選択接点45bと選択接点45cとに交互に接続
する動作を行う。スイッチ45の選択接点45bには、
メモリ部50A,51A,52A,53A及び54Aが
接続され、また、スイッチ45の選択接点45cには、
メモリ部50B,51B,52B,53B及び54Bが
接続されている。
【0090】それにより、スイッチ45は、制御信号C
DFに応じて、特定ワード検出部43を通じた複合20
ビットワード列データDZ(20)を、例えば、その各
奇数フレーム期間部分ずつ、メモリ部50A,51A,
52A,53A及び54Aの夫々に順次供給するととも
に、その各偶数フレーム期間部分ずつ、メモリ部50
B,51B,52B,53B及び54Bの夫々に順次交
互に供給する。
【0091】メモリ部50A〜54Aには、制御信号形
成部46からの書込制御信号QW1O,QW2O,QW
3O,QW4O及びQW5Oが夫々供給され、また、メ
モリ部50B〜54Bの夫々には、制御信号形成部46
からの書込制御信号QW1E,QW2E,QW3E,Q
W4E及びQW5Eが夫々供給される。制御信号形成部
46から得られる書込制御信号QW1O〜QW5O及び
QW1E〜QW5Eの夫々は、クロックパルス信号CB
に基づいて形成されて、周波数を74.25MHzとす
るものとされ、また、その制御信号形成部46からの送
出タイミングが、検出出力信号SDDに応じて、さらに
は、同期データ検出・S/P変換部42により再生され
る複合20ビットワード列データDZ(20)におけ
る、各ライン期間部分のデータ合成態様に対応して予め
設定されたタイミングに応じて制御される。
【0092】斯かる際、メモリ部50A〜54Aの夫々
における書込みと、メモリ部50B〜54Bの夫々にお
ける書込みとは、複合20ビットワード列データDZ
(20)の各フレーム期間に相当する期間毎に交互に行
われる。そして、複合20ビットワード列データDZ
(20)における各奇数フレーム期間に対応する期間
に、制御信号形成部46からの書込制御信号QW1O〜
QW5Oの夫々の送出タイミングに応じて、複合20ビ
ットワード列データDZ(20)の各奇数フレーム部分
を構成する20ビットワード列データD1O(20),
D2O(20),D3O(20),D4O(20)及び
D5O(20)が、夫々、メモリ部50A,51A,5
2A,53A及び54Aに纏められて書き込まれる。ま
た、複合20ビットワード列データDZ(20)におけ
る各偶数フレーム期間に対応する期間に、制御信号形成
部46からの書込制御信号QW1E〜QW5Eの夫々の
送出タイミングに応じて、複合20ビットワード列デー
タDZ(20)の各偶数フレーム部分を構成する20ビ
ットワード列データD1E(20),D2E(20),
D3E(20),D4E(20)及びD5E(20)
が、夫々、メモリ部50B,51B,52B,53B及
び54Bに纏められて書き込まれる。
【0093】さらに、メモリ部50A〜54Aの夫々に
は、制御信号形成部46からの読出制御信号QROが供
給され、また、メモリ部50B〜54Bの夫々には、制
御信号形成部46からの読出制御信号QREが供給され
る。読出制御信号QROは、クロックパルス信号CAに
基づき、周波数を270MHzとするものとして形成さ
れ、検出出力信号SDDに応じて、同期データ検出・S
/P変換部42により再生される複合20ビットワード
列データDZ(20)における各偶数フレーム期間に同
期して制御信号形成部46から送出され、また、読出制
御信号QREは、クロックパルス信号CAに基づき、周
波数を270MHzとするものとして形成され、検出出
力信号SDDに応じて、同期データ検出・S/P変換部
42により再生される複合20ビットワード列データD
Z(20)における各奇数フレーム期間に同期して制御
信号形成部46から送出される。
【0094】それにより、複合20ビットワード列デー
タDZ(20)における各奇数フレーム期間に対応する
期間において、メモリ部50A〜54Aに夫々書き込ま
れた20ビットワード列データD1O(20)〜D5O
(20)が、複合20ビットワード列データDZ(2
0)における各偶数フレーム期間に対応する期間に、読
出制御信号QROに従って、メモリ部50A〜54Aか
ら夫々読み出される。その際、メモリ部50A〜54A
に夫々書き込まれた20ビットワード列データD1O
(20)〜D5O(20)の各々は、ビット伝送レート
を読出制御信号QROの周波数270MHzに応じた2
70Mbpsとする、シリアルデータを形成するものと
されて読み出され、メモリ部50A〜54Aから、夫
々、20ビットワード列データD1O(20)〜D5O
(20)に基づく、ビット伝送レートを270Mbps
とするシリアルデータとされた読出出力S1O,S2
O,S3O,S4O及びS5Oが得られる。
【0095】また、複合20ビットワード列データDZ
(20)における各偶数フレーム期間に対応する期間に
おいて、メモリ部50B〜54Bに夫々書き込まれた2
0ビットワード列データD1E(20)〜D5E(2
0)が、複合20ビットワード列データDZ(20)に
おける各奇数フレーム期間に対応する期間に、読出制御
信号QREに従って、メモリ部50B〜54Bから夫々
読み出される。その際、メモリ部50B〜54Bから夫
々読み出される20ビットワード列データD1E(2
0)〜D5E(20)の各々は、ビット伝送レートを読
出制御信号QREの周波数270MHzに応じた270
Mbpsとする、シリアルデータを形成するものとさ
れ、メモリ部50B〜54Bから、夫々、20ビットワ
ード列データD1E(20)〜D5E(20)に基づく
シリアルデータとされた読出出力S1E,S2E,S3
E,S4E及びS5Eが得られる。
【0096】メモリ部50Aから得られる読出出力S1
Oとメモリ部50Bから得られる読出出力S1Eとがス
イッチ56に、メモリ部51Aから得られる読出出力S
2Oとメモリ部51Bから得られる読出出力S2Eとが
スイッチ57に、メモリ部52Aから得られる読出出力
S3Oとメモリ部52Bから得られる読出出力S3Eと
がスイッチ58に、メモリ部53Aから得られる読出出
力S4Oとメモリ部53Bから得られる読出出力S4E
とがスイッチ59に、そして、メモリ部54Aから得ら
れる読出出力S5Oとメモリ部54Bから得られる読出
出力S5Eとがスイッチ60に、夫々供給される。
【0097】スイッチ56〜60の夫々には、制御信号
形成部46からの制御信号CSFも供給される。制御信
号CSFは、検出出力信号SDDに基づき、同期データ
検出・S/P変換部42から得られる複合20ビットワ
ード列データDZ(20)についてのフレーム期間に同
期したものとされる。
【0098】スイッチ56は、制御信号CSFに従っ
て、読出出力S1Oと読出出力S1Eとを交互に取り出
し、一連のシリアルディジタル信号である、ビット伝送
レートを270Mbpsとするディジタル映像信号DV
S1を再生する。同様に、スイッチ57が、制御信号C
SFに従って、読出出力S2Oと読出出力S2Eとを交
互に取り出し、一連のシリアルディジタル信号である、
ビット伝送レートを270Mbpsとするディジタル映
像信号DVS2を再生し、スイッチ58が、制御信号C
SFに従って、読出出力S3Oと読出出力S3Eとを交
互に取り出し、一連のシリアルディジタル信号である、
ビット伝送レートを270Mbpsとするディジタル映
像信号DVS3を再生し、スイッチ59が、制御信号C
SFに従って、読出出力S4Oと読出出力S4Eとを交
互に取り出し、一連のシリアルディジタル信号である、
ビット伝送レートを270Mbpsとするディジタル映
像信号DVS4を再生し、さらに、スイッチ60が、制
御信号CSFに従って、読出出力S5Oと読出出力S5
Eとを交互に取り出し、一連のシリアルディジタル信号
である、ビット伝送レートを270Mbpsとするディ
ジタル映像信号DVS5を再生する。
【0099】このようにして、スイッチ56〜60から
夫々得られる5チャンネルのディジタル映像信号DVS
1〜DVS5が、シリアルデータ復元部44から送出さ
れる。
【0100】図14は、本願の特許請求の範囲に記載さ
れた発明に係るデータ伝送方法の例に従って図9に示さ
れるデータ伝送装置の例における送信信号形成部37か
ら送出される、複合20ビットワード列データDZ(2
0)が変換されて得られたシリアルデータDZSに基づ
く伝送信号SZを受信するデータ受信装置の一例を示
す。
【0101】この図14に示されるデータ受信装置の例
にあっては、例えば、同軸ケーブルが用いられて形成さ
れたデータ伝送路に適した電気信号、あるいは、オプテ
ィカル・ファイバーが用いられて形成されたデータ伝送
路に適した光信号とされる伝送信号SZを受信する受信
部61が備えられている。受信部61は、伝送信号SZ
を受信するとき、受信された伝送信号SZに基づくシリ
アルデータDZSを再生し、再生されたシリアルデータ
DZSを同期データ検出・S/P変換部62に供給す
る。
【0102】同期データ検出・S/P変換部62におい
ては、シリアルデータDZSにおける、20ビットワー
ド同期データである連続する3個の20ビットワードデ
ータ3FF:3FFh,000:000h,000:0
00hがシリアルデータに変換された部分を、同期デー
タとして検出し、検出された同期データに基づくワード
同期をとって、シリアルデータDZSにS/P変換を施
し、シリアルデータDZSに基づく、例えば、ワード伝
送レートを74.25MBpsとするパラレルデータで
ある複合20ビットワード列データDZ(20)を再生
する。同期データ検出・S/P変換部62から得られる
複合20ビットワード列データDZ(20)は、特定ワ
ード検出部63に供給される。
【0103】特定ワード検出部63においては、それを
通じて複合20ビットワード列データDZ(20)がシ
リアルデータ復元部44’に供給されるとともに、複合
20ビットワード列データDZ(20)における20ビ
ットワードデータXYZ:XYZhが特定ワードとして
検出され、その結果得られる検出出力信号SDDが送出
される。この検出出力信号SDDは、例えば、特定ワー
ド検出部63において検出される、20ビットワード同
期データである連続する3個の20ビットワードデータ
3FF:3FFh,000:000h,000:000
hに連なる20ビットワードデータXYZ:XYZhに
対応して得られる。このようにして、特定ワード検出部
63から得られる検出出力信号SDDは、シリアルデー
タ復元部44’に供給される。シリアルデータ復元部4
4" には、特定ワード検出部63から得られる検出出力
信号SDD,周波数を270MHzとするクロックパル
ス信号CA及び周波数を74.25MHzとするクロッ
クパルス信号CBも供給される。
【0104】シリアルデータ復元部44’は、図示が省
略されているが、図11に示されるシリアルデータ復元
部44と同様に構成される。そして、シリアルデータ復
元部44’にあっては、特定ワード検出部63を通じた
複合20ビットワード列データDZ(20)に対して、
重複説明を省略するが、図11に示されるシリアルデー
タ復元部44が特定ワード検出部43を通じた複合20
ビットワード列データDZ(20)に対して施す処理と
同様な処理を施し、複合20ビットワード列データDZ
(20)に基づく、各々がビット伝送レートを270M
bpsとするシリアルディジタル信号DVS1’〜DV
S5’を得る。このようにして、シリアルデータ復元部
44’から得られる5チャンネルのシリアルディジタル
信号DVS1’〜DVS5’は、デスクランブル処理・
S/P変換部65,66,67,68及び69に夫々供
給される。
【0105】デスクランブル処理・S/P変換部65に
あっては、シリアルディジタル信号DVS1’に、式:
X+1を乗じるとともに、その演算結果である積にさら
に9次の原始多項式:X9 +X4 +1を乗じることによ
るデスクランブル処理を施し、デスクランブル処理が施
されたシリアルディジタル信号DVS1’にS/P変換
を施して、シリアルディジタル信号DVS1’に基づく
10ビット量子化ディジタル信号である、ワード伝送レ
ートを27MBpsとするディジタル映像信号DVP1
を再生する。
【0106】同様に、デスクランブル処理・S/P変換
部66にあっては、シリアルディジタル信号DVS2’
に、式:X+1を乗じるとともに、その演算結果である
積にさらに9次の原始多項式:X9 +X4 +1を乗じる
ことによるデスクランブル処理を施し、デスクランブル
処理が施されたシリアルディジタル信号DVS2’にS
/P変換を施して、シリアルディジタル信号DVS2’
に基づく10ビット量子化ディジタル信号である、ワー
ド伝送レートを27MBpsとするディジタル映像信号
DVP2を再生し、デスクランブル処理・S/P変換部
67にあっては、シリアルディジタル信号DVS3’
に、式:X+1を乗じるとともに、その演算結果である
積にさらに9次の原始多項式:X9 +X4 +1を乗じる
ことによるデスクランブル処理を施し、デスクランブル
処理が施されたシリアルディジタル信号DVS3’にS
/P変換を施して、シリアルディジタル信号DVS3’
に基づく10ビット量子化ディジタル信号である、ワー
ド伝送レートを27MBpsとするディジタル映像信号
DVP3を再生し、デスクランブル処理・S/P変換部
68にあっては、シリアルディジタル信号DVS4’
に、式:X+1を乗じるとともに、その演算結果である
積にさらに9次の原始多項式:X9 +X4 +1を乗じる
ことによるデスクランブル処理を施し、デスクランブル
処理が施されたシリアルディジタル信号DVS4’にS
/P変換を施して、シリアルディジタル信号DVS4’
に基づく10ビット量子化ディジタル信号である、ワー
ド伝送レートを27MBpsとするディジタル映像信号
DVP4を再生し、デスクランブル処理・S/P変換部
68にあっては、シリアルディジタル信号DVS5’
に、式:X+1を乗じるとともに、その演算結果である
積にさらに9次の原始多項式:X9 +X4 +1を乗じる
ことによるデスクランブル処理を施し、デスクランブル
処理が施されたシリアルディジタル信号DVS5’にS
/P変換を施して、シリアルディジタル信号DVS5’
に基づく10ビット量子化ディジタル信号である、ワー
ド伝送レートを27MBpsとするディジタル映像信号
DVP5を再生する。
【0107】その結果、デスクランブル処理・S/P変
換部66〜69から、再生された5チャンネルのワード
伝送レートを27MBpsとするディジタ映像信号DV
P1〜DVP5が得られる。
【0108】図15は、本願の特許請求の範囲に記載さ
れた発明に係るデータ伝送方法の例に従って図10に示
されるデータ伝送装置の例における送信信号形成部40
から送出される、複合20ビットワード列データDZ
(20)が変換されて得られたシリアルデータDZSに
基づく伝送信号SZを受信するデータ受信装置の一例を
示す。
【0109】この図15に示されるデータ受信装置の例
にあっては、例えば、同軸ケーブルが用いられて形成さ
れたデータ伝送路に適した電気信号、あるいは、オプテ
ィカル・ファイバーが用いられて形成されたデータ伝送
路に適した光信号とされる伝送信号SZを受信する受信
部71が備えられている。受信部71は、伝送信号SZ
を受信するとき、受信された伝送信号SZに基づくシリ
アルデータDZSを再生し、再生されたシリアルデータ
DZSを同期データ検出・S/P変換部72に供給す
る。
【0110】同期データ検出・S/P変換部72におい
ては、シリアルデータDZSにおける、20ビットワー
ド同期データである連続する3個の20ビットワードデ
ータ3FF:3FFh,000:000h,000:0
00hがシリアルデータに変換された部分を、同期デー
タとして検出し、検出された同期データに基づくワード
同期をとって、シリアルデータDZSにS/P変換を施
し、シリアルデータDZSに基づく、例えば、ワード伝
送レートを74.25MBpsとするパラレルデータで
ある複合20ビットワード列データDZ(20)を再生
する。同期データ検出・S/P変換部72から得られる
複合20ビットワード列データDZ(20)は、特定ワ
ード検出部73に供給される。
【0111】特定ワード検出部73においては、それを
通じて複合20ビットワード列データDZ(20)がシ
リアルデータ復元部44" に供給されるとともに、複合
20ビットワード列データDZ(20)における20ビ
ットワードデータXYZ:XYZhが特定ワードとして
検出され、その結果得られる検出出力信号SDDが送出
される。この検出出力信号SDDは、例えば、特定ワー
ド検出部73において検出される、20ビットワード同
期データである連続する3個の20ビットワードデータ
3FF:3FFh,000:000h,000:000
hに連なる20ビットワードデータXYZ:XYZhに
対応して得られる。このようにして、特定ワード検出部
73から得られる検出出力信号SDDは、シリアルデー
タ復元部44’に供給される。シリアルデータ復元部4
4" には、特定ワード検出部73から得られる検出出力
信号SDD,周波数を270MHzとするクロックパル
ス信号CA及び周波数を74.25MHzとするクロッ
クパルス信号CBも供給される。
【0112】シリアルデータ復元部44”は、図示が省
略されているが、図11に示されるシリアルデータ復元
部44と同様に構成される。但し、シリアルデータ復元
部44”においては、シリアルデータ復元部44におけ
るメモリ部50A〜54Aに対応する8個のメモリ部,
シリアルデータ復元部44におけるメモリ部50B〜5
4Bに対応する8個のメモリ部、及び、シリアルデータ
復元部44における5個のスイッチ56〜60に対応す
る8個のスイッチが、シリアルデータ復元部44におけ
るスイッチ45及び制御信号形成部46に夫々対応する
各部に加えて備えられる。
【0113】斯かるシリアルデータ復元部44”にあっ
ては、同期データ検出・S/P変換部72により再生さ
れた複合20ビットワード列データDZ(20)におけ
る各奇数フレーム期間に対応する期間に、複合20ビッ
トワード列データDZ(20)における各奇数フレーム
期間部分を構成する8個の20ビットワード列データ
が、夫々、8個のメモリ部に纏められて書き込まれる。
また、複合20ビットワード列データDZ(20)にお
ける各偶数フレーム期間部分を構成する8個の20ビッ
トワード列データが、夫々、8個のメモリ部に纏められ
て書き込まれる。
【0114】そして、複合20ビットワード列データD
Z(20)における各奇数フレーム期間に対応する期間
に、8個のメモリ部に夫々書き込まれた8個の20ビッ
トワード列データが、8個のメモリ部から夫々読み出さ
れ、その際、8個のメモリ部に夫々書き込まれた8個の
20ビットワード列データの各々は、シリアルデータを
形成するものとされて読み出され、8個のメモリ部か
ら、各々がシリアルデータとされた8個の第1の読出出
力が得られる。
【0115】また、複合20ビットワード列データDZ
(20)における各偶数フレーム期間に対応する期間
に、8個のメモリ部に夫々書き込まれた8個の20ビッ
トワード列データが、8個のメモリ部から夫々読み出さ
れ、その際、8個のメモリ部に夫々書き込まれた8個の
20ビットワード列データの各々は、シリアルデータを
形成するものとされて読み出され、8個のメモリ部か
ら、各々がシリアルデータとされた8個の第2の読出出
力が得られる。
【0116】そして、これらの8個の第1の読出出力と
8個の第2の読出出力とが、8個のスイッチによって合
成され、8個のスイッチから各々が一連のシリアルディ
ジタル信号とされる8チャンネルのシリアル化されたデ
ィジタル映像信号が得られる。これらの8チャンネルの
シリアル化されたディジタル映像信号は、シリアルデー
タ復元部44”により再生された、各々がビット伝送レ
ートを270Mbpsとする2チャンネルのディジタル
映像信号DVS1及びDVS2と、各々がビット伝送レ
ートを143Mbpsとする6チャンネルのディジタル
映像信号DVSa〜DVSfとである。
【0117】上述の図1,図9あるいは図10に示され
るデータ伝送装置の例が用いられて実施されるデータ伝
送方法の例にあっては、例えば、5チャンネルもしくは
8チャンネルのシリアル化されたディジタル映像信号も
しくはパラレルデータであるディジタル映像信号が多重
伝送されるようになされているが、多重伝送されるディ
ジタル映像信号の数は、5チャンネルもしくは8チャン
ネルに限られるものではなく、任意のチャンネル数のも
のとなすことができる。
【0118】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項5までのいず
れかに記載された発明に係るデータ伝送方法によれば、
シリアルデータに変換されて伝送されるべく送信され
る、複数のディジタル映像信号の夫々がシリアル化され
て得られる複数のシリアルディジタル信号と付加ワード
データグループとが合成されて形成される複合20ビッ
トワード列データには、例えば、本願の特許請求の範囲
における請求項2に記載された発明に係るデータ伝送方
法における如く、予め定められたコードの割当がなされ
た複数の20ビットワードデータが特定の配列をもって
連なる20ビットワード同期データが含まれていること
になり、斯かる20ビットワード同期データは、それを
含んだ複合20ビットワード列データに基づくシリアル
データを受ける受信側において、受けられたシリアルデ
ータに基づいて得られる複合20ビットワード列データ
から、各々がシリアルデータもしくはパラレルデータの
状態とされた複数のディジタル映像信号を再生するため
の処理に必要とされるワード同期データとして、適正に
検出されることになるものとされる。それゆえ、受信側
にあっては、受信された複合20ビットワード列データ
に基づく、各々がシリアルデータもしくはパラレルデー
タの状態とされた複数のディジタル映像信号の再生処理
のために必要とされるデータ同期状態が、確実に得られ
る状態が確保される。
【0119】そして、このような本願の特許請求の範囲
における請求項1から請求項5までのいずれかに記載さ
れた発明に係るデータ伝送方法によれば、20ビットワ
ード同期データが付加された複合20ビットワード列デ
ータのシリアルデータへの変換,変換されたシリアルデ
ータの送信、さらには、受信側における、シリアルデー
タの受信,受信されたシリアルデータの複合20ビット
ワード列データへの変換等を、例えば、HDTVシステ
ムのもとにおけるディジタル映像信号の送信及び受信に
用いられる伝送回路ディバイスを利用して行うことがで
きるので、ディジタル映像信号について、比較的容易に
整えることができる手段をもって、その複数を、受信側
で確実に再生され得るように多重化して伝送することが
できることになる。
【0120】また、本願の特許請求の範囲における請求
項6に記載された発明に係るデータ伝送装置によれば、
データ送出手段によって、シリアルデータに変換されて
伝送されるべく送信される、複数のディジタル映像信号
の夫々がシリアル化されて得られる複数のシリアルディ
ジタル信号と付加ワードデータグループとが合成されて
形成される複合20ビットワード列データには、例え
ば、予め定められたコードの割当がなされた複数の20
ビットワードデータが特定の配列をもって連なるものと
される20ビットワード同期データが含まれており、斯
かる20ビットワード同期データは、それを含んだ複合
20ビットワード列データに基づくシリアルデータを受
ける受信側において、受けられたシリアルデータに基づ
いて得られる複合20ビットワード列データから、各々
がシリアルデータもしくはパラレルデータの状態とされ
た複数のディジタル映像信号を再生するための処理に必
要とされるワード同期データとして、適正に検出される
ことになるものとされ、それゆえ、受信側にあっては、
受信された複合20ビットワード列データに基づく、各
々がシリアルデータもしくはパラレルデータの状態とさ
れた複数のディジタル映像信号の再生処理のために必要
とされるデータ同期状態が、確実に得られる状態が確保
される。
【0121】そして、このような本願の特許請求の範囲
における請求項6に記載された発明に係るデータ伝送装
置によれば、20ビットワード同期データが付加された
複合20ビットワード列データのシリアルデータへの変
換,変換されたシリアルデータの送信、さらには、受信
側における、シリアルデータの受信,受信されたシリア
ルデータの複合20ビットワード列データへの変換等
を、例えば、HDTVシステムのもとにおけるディジタ
ル映像信号の送信及び受信に用いられる伝送回路ディバ
イスを利用して行うことができ、従って、SDTI信号
について、比較的容易に整えることができる手段をもっ
て、その複数を、受信側で確実に再生され得るように多
重化して伝送することができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例が実施される、本願の特許請求の範囲における請求
項6に記載された発明に係るデータ伝送装置の例を示す
ブロック構成図である。
【図2】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例の説明に供されるタイムチャートである。
【図3】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例の説明に供されるタイムチャートである。
【図4】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例の説明に供されるタイムチャートである。
【図5】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例の説明に供されるタイムチャートである。
【図6】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例の説明に供されるタイムチャートである。
【図7】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例の説明に供されるタイムチャートである。
【図8】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例の説明に供されるタイムチャートである。
【図9】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,4または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例が実施される、本願の特許請求の範囲における請求
項6に記載された発明に係るデータ伝送装置の例を示す
ブロック構成図である。
【図10】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の他の例が実施される、本願の特許請求の範囲における
請求項6に記載された発明に係るデータ伝送装置の例を
示すブロック構成図である。
【図11】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例に従って送出される伝送信号を受信するデータ受信
装置の一例を示すブロック構成図である。
【図12】 図11に示されるデータ受信装置の例の説
明に供されるタイムチャートである。
【図13】 図11に示されるデータ受信装置の例の説
明に供されるタイムチャートである。
【図14】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,4または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の例に従って送出される伝送信号を受信するデータ受信
装置の一例を示すブロック構成図である。
【図15】 本願の特許請求の範囲における請求項1,
2,3または5に記載された発明に係るデータ伝送方法
の他の例に従って送出される伝送信号を受信するデータ
受信装置の一例を示すブロック構成図である。
【図16】 ディジタル映像信号のデータフォーマット
の一例の説明に供される概念図である。
【図17】 ディジタル映像信号のデータフォーマット
の一例の説明に供される概念図である。
【符号の説明】
11,11’,11”・・・20ビットワード列データ
形成部, 12〜16,45,56〜60・・・スイッ
チ, 17,46・・・制御信号形成部, 19A,1
9B,20A〜24A,20B〜24B,50A〜54
A,50B〜54B・・・メモリ部, 25A,25
B,26・・・データ集合部, 27,36,39・・
・P/S変換部, 28,37,40・・・送信信号形
成部, 31〜35・・・スクランブル処理部, 4
1,61,71・・・受信部, 42,62,72・・
・同期データ検出・S/P変換部, 43,63,73
・・・特定ワード検出部, 44,44’,44”・・
・シリアルデータ復元部, 65〜69・・・デスクラ
ンブル処理・S/P変換部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のディジタル映像信号について、各々
    の所定の単位区分ずつを複数のメモリ手段に夫々書き込
    むとともに、上記複数のメモリ手段の夫々に書き込まれ
    た単位区分を20ビットワード列データとして順次読み
    出し、上記複数のメモリ手段から夫々読み出される複数
    の20ビットワード列データと予め定められたコードが
    与えられた20ビットワード同期データを含んだ付加ワ
    ードデータグループとを合成して、所定のワード間隔を
    置いて上記付加ワードデータグループが挿入された複合
    20ビットワード列データを形成し、該複合20ビット
    ワード列データをシリアルデータに変換して、該シリア
    ルデータを伝送すべく送信するデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】付加ワードデータグループを、予め定めら
    れたコードの割当がなされた複数個の20ビットワード
    データが特定の配列をもって連なる部分を、20ビット
    ワード同期データとして含むものに選定することを特徴
    とする請求項1記載のデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】複数のディジタル映像信号を、各々が10
    ビット量子化ディジタル信号がスクランブル処理を施さ
    れた状態でシリアル伝送されることにより得られるもの
    とすることを特徴とする請求項1または2記載のデータ
    伝送方法。
  4. 【請求項4】複数のディジタル映像信号を、各々が10
    ビット量子化ディジタル信号とされたパラレルデータに
    パラレル/シリアル変換及びスクランブル処理を施して
    得ることを特徴とする請求項1または2記載のデータ伝
    送方法。
  5. 【請求項5】付加ワードデータグループを、複数のディ
    ジタル映像信号の夫々に含まれるタイミング基準データ
    に基づいて、予め定められたコードの割当がなされた複
    数個の20ビットワードデータが特定の配列をもって連
    なる部分を、20ビットワード同期データとして含むも
    のに選定することを特徴とする請求項3または4記載の
    データ伝送方法。
  6. 【請求項6】複数のディジタル映像信号について、各々
    の所定の単位区分ずつを複数のメモリ手段に夫々書き込
    むとともに、上記複数のメモリ手段の夫々に書き込まれ
    た単位区分を20ビットワード列データとして順次読み
    出し、上記複数のメモリ手段から夫々読み出される複数
    の20ビットワード列データと予め定められたコードが
    与えられた20ビットワード同期データを含んだ付加ワ
    ードデータグループとを合成して、所定のワード間隔を
    置いて上記付加ワードデータグループが挿入された複合
    20ビットワード列データを形成する20ビットワード
    列データ形成部と、該20ビットワード列データ形成部
    から得られる複合20ビットワード列データをシリアル
    データに変換して、該シリアルデータを伝送すべく送信
    するデータ送出手段と、を備えるデータ伝送装置。
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