JPH1079754A - ディジタル伝送ネットワーク - Google Patents

ディジタル伝送ネットワーク

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JPH1079754A
JPH1079754A JP9613097A JP9613097A JPH1079754A JP H1079754 A JPH1079754 A JP H1079754A JP 9613097 A JP9613097 A JP 9613097A JP 9613097 A JP9613097 A JP 9613097A JP H1079754 A JPH1079754 A JP H1079754A
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JP
Japan
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signal
transmission
digital
transmitting
terminal
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JP9613097A
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English (en)
Inventor
Takashi Asahina
隆 朝比奈
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Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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  • Television Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送線路の量を増加させること無く、待合せ
時間の無い、簡単な構成のディジタル画像伝送ネットワ
ークを提供する。 【構成】 複数の送信端末と受信端末を、メタルケーブ
ルまたは光ファイバーケーブルによりループ状に接続
し、時分割多重により、一方向に信号を伝送し、伝送す
る信号に、時分割多重による送信端末ごとの個別のタイ
ムスロットを割り当て、順次フレームが連続するように
して再送出するためのタイミング装置1を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル伝送ネッ
トワークに関し、特に、例えば広い範囲に分散して存在
する複数の監視地点にそれぞれ監視装置を備えた端末装
置を設置し、1個所あるいは複数個所に設置した監視セ
ンタ装置において複数の監視地点を映像、音声等により
監視するために、映像信号、音声信号等を伝送するに適
したディジタル伝送ネットワークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9、図10に従来の画像伝送ネットワ
ークのシステム構成を示す。図9は複数のテレビカメラ
71および複数のモニター72をすべてスター状に中央
装置73に接続し、テレビカメラとモニター間の接続、
切替をすべて中央装置にあるマトリックススイッチで所
定のテレビカメラと所定のモニターの接続を行なうもの
である。
【0003】また、図10は複数のテレビカメラ81と
モニター82を端末装置83および通信制御装置84を
介してすべてループ状に接続しいわゆるLAN(ローカ
ルエリアネットワーク)構成とし、テレビカメラとモニ
ターの接続、切替を行なうものである。
【0004】図9のシステムでは、モニター72と中央
装置73は通常同じ場所に設置されるが、テレビカメラ
71は分散して配置され、大規模な監視システムでは各
テレビカメラ間の距離、テレビカメラと中央装置間の距
離は数km〜数十km離れている場合が多い。
【0005】なお、本願に関連する技術として、U.S. P
atent Nos. 4,937,823及び5,101,405 等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9のシステムでは、
広域、多地点の場合、伝送線路の量が増加し、中央装置
のマトリックススイッチの容量が大きく、また複雑にな
る。また、図10のシステムでは、ループ状の1本の伝
送路に複数のデータがランダムに重畳される所謂イーサ
ネット(登録商標)あるいはトークンリングその他の方
式をとることが多い。監視用テレビカメラのデータ量は
通常のパソコン等のデータ量に比べて桁違いに多く、そ
の接続占有時間も長いので、データ輻輳の場合は接続の
ための待合せ時間が発生し、緊急の監視には不適当な場
合が多くなる。特に事故発生等、多数の映像データが集
中する場合は接続不能になることがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、これら
の欠点を除去し、伝送線路の量を増加させること無く、
また、待合せ時間の無い、簡単な構成のシステムを提供
することにある。
【0008】本発明の一側面によるディジタル伝送ネッ
トワークは上記目的を達成するために、複数のテレビカ
メラ等とモニター等を、メタルケーブルまたは光ファイ
バーケーブルを用いて、すべてループ状に接続し、時分
割多重により、一方向に信号を伝送し、送信端末から伝
送する信号に、時分割多重による個別のタイムスロット
を割り当てるとともに、ループの中に1フレーム分の伝
送時間と、伝送路、ケーブル等による遅延時間とを補正
し順次フレームが連続するようにして再送出するための
タイミング装置を挿入するようにしたものである。
【0009】その結果、接続要求の衝突、伝送路の混雑
による待合せ時間は発生しない。また、タイミング装置
により、伝送路および各端末での遅延時間を補正、吸収
することができる。なお、タイミング装置は中央装置又
は特定のモニターと同じ場所に備えるようにしても良
い。
【0010】また、上記タイムスロットはフレーム信号
中にあらかじめ定めた所定個数用意されており、従っ
て、所定量の映像データの伝送能力が常に確保されてい
る。それ故、データ集中による待ち時間発生、接続不能
といった好ましくない事態を避けることができる。
【0011】なお、映像チャンネル数は必ずしも全部の
テレビカメラの台数の合計である必要はなく、緊急時ど
うしても接続を必要とするテレビカメラの台数の合計で
も良い。なお、中央装置はモニターすべきテレビカメラ
のチャンネルを任意に指定できるので、緊急時どうして
も接続を要するテレビカメラを接続する際に、待ち時間
の発生は生じない。
【0012】又、常に接続を要するテレビカメラについ
ては特定のタイムスロットに固定的に割り当てておいて
も良い。
【0013】通常の監視システムではモニターの台数は
テレビカメラの台数より少ない。従って、1つのフレー
ム信号に収容するタイムスロットの数(チャンネル数)
はテレビカメラの台数以下で良く、又、モニターの台数
と同数でも良い。
【0014】又、中央装置は送信端末に対し接続の優先
順位を指定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施例を図1−
図8について説明する。
【0016】図1はシステムの全体の構成を示すもの
で、9は、広い範囲に分散して存在する複数の監視地点
で監視を行なうためのテレビカメラ、マイクロホン(図
示せず)その他各種センサ等の監視装置を備えた複数の
送信端末装置。10は、ビデオモニター、音声装置等で
構成する監視装置を備え、複数の送信端末装置9から伝
送されてくる映像、音声等を監視する受信端末装置であ
る。複数の送信端末と受信端末がループ状に接続され、
システムのスタート時、センターに設置されたタイミン
グ装置(マスターリピータ)1からフレーム同期信号、
各種信号等を有する基本パルスパターンが光ファイバー
ケーブル5に、例えば図で矢印方向に送出される。上記
フレーム同期信号、各種信号等はクロック発生器により
発生したクロック信号を用いて構成されている。タイミ
ング装置1はいずれかの受信端末に設けても良い。ま
た、後述の割当制御部90を有する受信端末をセンター
としても良い。更に、図1では送信端末9と、受信端末
10を2つに分けて表現したが、これらは交互に配置さ
れいてもよい。
【0017】各信号送信端末9には上記各種信号を基準
にした所定タイミングのスロットが割り当てられてお
り、この割り当てられたスロットに対応する期間に各送
信端末9から画像信号等をディジタル化し、更に必要に
応じ、圧縮して送出する。すなわち、各送信端末9から
の信号は時分割多重伝送される。また、各信号受信端末
10では上記送信端末9の各スロットのうちの、前もっ
て設定された所定タイミングのスロットの信号が受信さ
れ利用される。マスターリピータ又はいずれかの受信端
末10は送信端末をスロットに任意に割り当てるための
割当制御部90を有する。
【0018】割当制御部90は監視を必要とする送信端
末9のパルス挿入器4に対し、後述する図6のフレーム
パターン内の203ネットワーク制御データに含まれる
チャンネル専有状態信号(図示せず)から使用すべき、
空いているタイムスロットを割り当て、その位置に映像
信号を挿入させる。つまり、割当制御部90は同制御部
を有する信号受信端末10(割当制御部90は少なくと
も1つの信号受信端末10内にあればよい)から、映像
を必要とする特定の信号送信端末9に対し、その要求信
号を送信する役割を果たす。
【0019】図5にこの割当制御部のブロック図を示
す。同図に示すように、割当制御部90は信号受信端末
10のパルス分岐器6内に位置する(図1参照)。同図
では割当制御部90を含むパルス分岐器を参照符号69
0として示している。この動作はフレーム検出回路96
3(なお、このフレーム検出回路963は、後の図3、
図4の説明におけるビット同期検出回路42,62の機
能を有するものとする)でフレームを検出し、チャンネ
ル情報検出回路91で空きチャンネルを検出し、ネット
ワーク制御データに映像を挿入するための要求信号を重
畳する。フレーム挿入回路93ではこの重畳された制御
データを含むフレームを挿入し、送出する。このとき、
各フレーム信号にはシフトレジスタ92により、遅延が
かかり、フレーム検出回路963で検出したフレーム位
置にこのフレーム信号(前記ネットワーク制御データに
映像を挿入するための要求信号が重畳されるフレーム信
号)が挿入される。なお、必要とする送信端末の指示、
すなわち、チャンネル情報検出回路91へのチャンネル
指示は制御回路95、操作器96からの制御により行わ
れる。
【0020】ここで、時分割多重伝送されるデータ(デ
ィジタル信号)の構成例と時間との関係を概念的に示し
たのが図7、図8である。図7は例えばチャンネル数8
(CH−1,……,CH−8)の基本フレーム信号(8
チャネル/フレーム)の場合であり、フレーム同期期間
0.025ms(1296パルス)、8チャンネルデー
タ伝送分の期間1msとし、1.025ms期間ごとに
各チャンネルCH−1,……,CH−8のスロットが割
り当てられている。上記1ms期間中の各チャンネルは
125μs、6480パルスで構成され、また、各フレ
ームは図に示す構成となっており、ビットレートは5
1.84Mb/sである。
【0021】なお、各チャンネルは図7に示すように、
チャンネルサブフレーム同期168パルス、画像データ
分6312パルスから構成される。チャンネルサブフレ
ーム同期は、各チャンネルスロットの検出をより確実に
するために挿入するものである。また、同期目的の他に
送信端末、受信端末間の各種制御、連絡用にも使用す
る。
【0022】図8はチャンネル数96(96チャネル/
フレーム)の場合で、フレーム同期0.025ms(1
5552パルス)、96チャンネルデータ伝送分1ms
とし、1.025ms周期ごとに各チャンネルのスロッ
トが割り当てられている。各チャンネルは約10.41
7μs(6480パルス)で、チャンネル数8の場合に
対して1/12に時間圧縮されている。チャンネルサブ
フレーム同期、チャンネルサブフレーム同期の各期間に
は同期用パルスの他送信端末、受信端末、タイミング装
置間の各種制御、連絡用のパルスも含まれている。
【0023】図6はこのシステムの光ケーブル5内を伝
送するデータ201の具体的な構成の一例を示す図であ
る。同図は1フレーム24チャネルの例で、各チャネル
ごとにCHサブフレーム同期が含まれる。
【0024】1つのフレームはフレーム同期202、ネ
ットワーク制御データ203、映像・音声データ204
(他のセンサがある場合にはそのデータも含まれる)、
端末・PCデータ205より成る。同図に示す例では映
像・音声データ204は24チャンネルの容量を有し、
図示しない各端末装置のテレビカメラからの映像データ
や音声データをセンター装置21からの制御により空チ
ャンネルに割り当て伝送する。
【0025】各送信端末9の構成は例えば次の通りであ
る。即ち、テレビカメラ2の出力であるNTSC画像信
号は、符号化器3によりディジタル化され、更に約6M
b/sにディジタル圧縮される。次に、パルス挿入器4
においてそれぞれ割り当てられている各チャンネルの送
出タイミングをフレーム信号から検出して算出し、割り
当てられたチャンネル、例えばチャンネルCH−1の期
間に、圧縮された画像信号データが送出される。従っ
て、図8の場合には、最大96チャンネル、ビットレー
トは約622Mb/sとなり、パルス挿入器4が内蔵す
る電気−光変換器で電気信号を光信号に変換して光ファ
イバケーブル5に送出され、伝送される。フレーム同期
信号はチャンネルごとの信号送出タイミングを決定する
ための基準とされる。
【0026】一方、各受信端末10では、伝送されてき
た光信号はパルス分岐器6に内蔵されている光−電気変
換器により電気信号に変換される。次にビット同期信
号、フレーム同期信号を検出し、設定された所定のチャ
ンネルの画像信号を取出し、復号器7でNTSC信号に
復号、伸長され、画像モニター8に供給され表示され
る。なお、ビット同期信号は、送られてくる全信号の送
信データからビット信号の存在すべき位置を検出し、発
生させるようにしている。
【0027】図1におけるタイミング装置1は、ループ
内の伝送路5及び各端末9及び10による遅延時間を補
正し、フレーム単位で連続するように遅延させ再送出す
るものである。この装置の内部構成例を図2に示す。
【0028】図2において、16は伝送系の基本タイミ
ングクロックを発生するクロック発生回路、15は同期
信号のついた基本フレーム信号をメモリしておくメモリ
回路である。
【0029】システムの立上げ時は、信号切換回路14
において、スイッチがS1 に接続され、メモリ回路15
から上記基本タイミングクロックにより読出された基本
フレーム信号すなわち、フレーム同期信号と各種信号等
が出力され、出力回路である電気−光変換器17により
光信号に変換されて伝送路5に送出されるようになって
いる。そして、この信号がシステムの伝送路5を一巡し
てきたとき、伝送路5より入力され、光−電気変換器1
1で電気信号に変換され、遅延回路12でループ回路に
よる遅延分を含めて1フレーム(1.025ms)の長
さとなるように遅延される。このように遅延する理由
は、最初に送出した信号と重ならないようにまた、連続
するようにするためである。
【0030】遅延された信号は、フレーム同期検出回路
13においてフレーム同期信号が検出され、信号切換回
路14に切換え制御信号として供給されるとともに回路
13の入力信号と同一の出力信号が被切換え信号として
信号切換回路14に供給される。
【0031】信号切換回路14は、切換え制御信号とし
てフレーム同期信号が供給されると、スイッチがS2
切換わり、フレーム同期検出回路13の出力側から、1
フレーム分遅延された信号をそのまま通過させて電気−
光変換器17により光信号に変換されて信号路に送出さ
れる。この場合、上記遅延は1巡目の最後と2巡目の先
頭が連続するように制御される。
【0032】従って、2巡目以降はフレーム同期が検出
される限り、タイミング装置1からは、入力信号が所定
時間(1フレーム分)遅延されて、順次送出され各フレ
ームが連続することになる。
【0033】次に送信端末9におけるパルス挿入器4の
構成例を図3に示しその動作を説明する。
【0034】上記タイミング装置1から送出された1巡
目の基本フレーム信号は伝送路5より入力され、光−電
気変換器41により電気信号に変換され、ビット同期検
出回路42、フレーム同期検出回路43に順次供給さ
れ、ビット同期信号、フレーム同期信号がそれぞれ検出
される。なお、基本フレーム信号は基本タイミングクロ
ックから生成されており、ビット同期検出回路では、上
記基本フレーム信号、すなわち、フレーム同期信号と各
種信号をもとに、上記クロックと同期した連続パルスで
あるビット同期信号を生成している。上記回路42,4
3を経て基本フレーム信号は信号切換回路45に供給さ
れる。検出されたビット同期信号は後述するメモリ回路
46の読出し用クロックとして供給され、フレーム同期
信号は遅延回路44により当該送信端末から送信すべき
信号のタイミングを決定する時間だけ遅延される。この
遅延されたフレーム同期信号は信号切換回路45の切換
え制御信号として、またメモリ46の読出し信号として
供給される。
【0035】一方、メモリ回路46にはカメラ2からの
映像信号が符号化器3で、符号化、ディジタル圧縮され
た信号49が、クロック発生回路47からのクロック信
号により書込まれる。メモリ回路46の出力は信号切換
回路45のスイッチ端子S3に出力される。
【0036】信号切換回路45の動作は、切換え制御信
号として遅延フレーム同期信号が遅延回路44から加え
られた場合は、スイッチがS3に切り換わり、所定期間
だけメモリ46から同じタイミングで読出された信号が
電気−光変換器48を経由して伝送路に送出される。即
ち、カメラ2のうちの定められたカメラからの映像信号
が、ディジタル圧縮され、その信号が前もって定められ
たチャンネル、例えばCH−1に出力される。一方、C
H−1以外のチャンネルは、フレーム同期検出回路43
からの信号を選択してスイッチS4を経由して電気−光
変換回路48に送られ光信号に変換されて伝送路5へ送
出される。
【0037】また、受信端末10における割当制御部9
0をもたないパルス分岐器6の構成例は図4のとおり
で、以下この動作を説明する。
【0038】伝送路5より入力された信号は、光−電気
変換器61により電気信号に変換され、ビット同期検出
回路62、フレーム同期検出回路63を経て電気−光変
換回路68により入力と同じ光信号に変換されて伝送路
5に送出される。
【0039】ビット同期検出回路62により検出された
ビット同期信号は後述するメモリ66の書込み用クロッ
クとして供給される。なお、ビット同期検出回路62の
動作は図3の送信端末におけるビット同期検出回路42
と同様である。また、フレーム同期検出回路63により
検出されたフレーム同期信号は遅延回路641,642
によりそれぞれの受信端末10の受信すべきチャンネル
のタイミング(時間的位置)を決定するため遅延が行わ
れて信号切換回路65及びメモリ66へ供給される。
【0040】信号切換回路65では上記遅延フレーム同
期信号のタイミングで伝送信号をメモリ66へ供給する
ように切換える。同時にメモリ66では同じタイミング
で上記伝送信号を上記ビット同期信号により書込む。
【0041】書込まれた信号の読出しはクロック発生器
67により発生するクロック信号により行われる。メモ
リ66から読出された信号69は復号器7(図1参照)
を経て伸長、復号されビデオモニタ8に表示される。音
声はスピーカへ、その他の図示しないセンサ等からの信
号はそれぞれ適した表示装置により示される。
【0042】なお、上記遅延回路64の遅延時間を可変
とすることにより、所望のチャンネルの信号を取込み表
示することができる。
【0043】以上のように構成することにより、タイミ
ング装置1から出力された信号は伝送路、ケーブルによ
る遅延時間が補正されたものとなっている。
【0044】なお、送信端末9では、信号切換回路45
から送出された各チャンネルの信号がそれぞれの送出元
の端末9に到着したとき、戻ってきた信号の代わりにメ
モリ46に書き込まれている次に送るべき信号がメモリ
から読みだされ挿入される。
【0045】以上の実施例では、チャンネル数8および
96の場合について説明したが、2チャンネルを2ブロ
ック構成にして4チャンネルとしたり、4チャンネルを
3ブロック構成にして12チャンネルとしたりして、シ
ステム構成にフレキシビリティをもたせることもでき
る。すなわち、nチャンネルをmブロック構成としてn
×m(n、mは正の整数)チャンネルの伝送路を構成す
ることもできる。
【0046】このようにして、各端末の伝送データ量に
対応して1チャネル当りのデータ伝送量を簡単に変更す
ることができる。
【0047】
【発明の効果】このように、本発明によれば、複数台の
送受信端末間の信号伝送において、待合せ時間の無い、
比較的簡単な構成のディジタル伝送システムとすること
ができる。
【0048】本発明は、特に、例えば広い範囲に分散し
て存在する端末を結ぶシステムに有効である。すなわ
ち、複数の広域に点在する監視地点にそれぞれ監視装置
を備えた端末装置を設置し、1個所あるいは複数個所に
設置した監視センタ装置において複数の監視地点を映
像、音声等により監視するために、映像信号、音声信号
等を伝送するディジタル伝送ネットワークに適してい
る。つまり、広域、多地点の場合でも、伝送線路(光ケ
ーブル、電気ケーブル等)の量が増加するこことがな
く、更に、中央装置のマトリックススイッチの容量も小
規模なもので実現できる。また、装置自体が非常に簡単
に構成で実現きるため、従来のように複雑なシステムと
なることはない。もちろん、各端末は必ずしも広い範囲
に点在している必要はないことは言うまでもない。
【0049】更に、具体的に述べれば、本発明は接続要
求の衝突、伝送路の混雑による待合せ時間は発生しな
い。したがって、ループ状の1本の伝送路に複数のデー
タがランダムに重畳される所謂イーサネットあるいはト
ークンリングその他の方式に対し、データ量の多い監視
用カメラ、データ量の少ないパソコン等のデータが混在
しても、接続占有時間は一定であるため、接続のための
待合せ時間が発生しない。このため、特定の端末の寡占
状態が発生することがないので、特に緊急の監視を含む
ようなシステムには好適である。本発明では事故発生
等、多数の映像データが集中する場合は接続不能になる
ことがない。なお、中央装置はモニターすべきカメラの
チャンネルを任意に指定できるので、特別の端末以外に
緊急時どうしても接続を要するカメラを接続する際にも
待ち時間は生じない。
【0050】また、本発明ではタイミング装置により、
伝送路および各端末での伝送遅延を補正、吸収すること
ができる。また、タイムスロットはフレーム信号中にあ
らかじめ定めた所定個数用意されており、従って、所定
量の映像データの伝送能力が常に確保されている。それ
故、データ集中による待ち時間発生、接続不能といった
好ましくない事態を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステムの構成を示すブロ
ック図。
【図2】図1の本発明の一実施例におけるタイミング装
置の構成例を示すブロック図。
【図3】図1の本発明の一実施例における送信端末のパ
ルス挿入器の構成例を示すブロック図。
【図4】図1の本発明の一実施例における受信端末のパ
ルス分岐器の構成例を示すブロック図。
【図5】図1の本発明の一実施例における割当制御部の
構成を示すブロック図。
【図6】本発明の実施例によるフレーム構成を示す説明
図。
【図7】本発明の実施例による時間とフレームの関係を
示す説明図。
【図8】本発明の実施例による時間とフレームの関係を
示す説明図。
【図9】従来例のシステム構成を示すブロック図。
【図10】従来例のシステム構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1:タイミング装置、2:テレビカメラ、3:符号化
器、4:パルス挿入器、5:光ケーブル、6:パルス分
岐器、7:復号器、8:画像モニター、9:送信端末、
10:受信端末。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を含む情報をディジタル化して
    送信する複数の送信端末と、該送信端末からの伝送信号
    を受信する少くとも1つの受信端末と、前記送信端末及
    び受信端末をループ状に接続する伝送路と、該伝送路に
    設けられ、該伝送路上を一方向に伝送される、所定数の
    タイムスロットを有するフレーム信号を発生するタイミ
    ング装置と、前記送信端末からの送信信号を前記複数の
    タイムスロットのいずれかに割り当てる割当制御回路よ
    り成ることを特徴とするディジタル伝送ネットワーク。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の送信端末は前記ディジタ
    ル情報を圧縮して伝送し、前記受信端末は前記伝送信号
    を受信し元の非圧縮ディジタル情報に変換することを特
    徴とするディジタル伝送ネットワーク。
  3. 【請求項3】 請求項1において、予め与えるタイムス
    ロットの信号チャンネル数を、nチャンネル×mブロッ
    ク(n,mは正の整数)のブロック構成にすることを特
    徴とするディジタル伝送ネットワーク。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記送信端末からの
    送信信号を前記複数のタイムスロットに予め割当ててお
    くようにしたことを特徴とするディジタル伝送ネットワ
    ーク。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記タイミング装置
    に接続され、前記フレーム信号が前記伝送路を一巡した
    際に発生する遅延時間を補正する遅延回路を有すること
    を特徴とするディジタル伝送ネットワーク。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記遅延回路は前記
    伝送路を一巡してきた前記フレーム信号に1フレーム以
    下の遅延時間を与えてから前記伝送路に送出することを
    特徴とするディジタル伝送ネットワーク。
  7. 【請求項7】 画像、音声等の情報をディジタル圧縮情
    報として送信する複数の送信端末と、上記送信端末から
    のディジタル圧縮情報を受信し、元の画像、音声等の情
    報に変換する少なくとも1個の受信端末と、上記複数の
    送信端末と上記受信端末とをループ状に接続する伝送路
    と、上記伝送路にタイミング装置を設けるとともに、上
    記タイミング装置は、一方向に伝送される複数のタイム
    スロットからなるフレーム単位の信号を発生し、上記複
    数の送信端末からの上記ディジタル圧縮情報に対応する
    伝送信号が、上記複数のタイムスロットの所定のタイム
    スロットにそれぞれ割り当てられ、かつ上記タイムスロ
    ットが上記伝送路を伝送したことによって発生する遅延
    時間を補正してなることを特徴とするディジタル画像伝
    送ネットワーク。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のディジタル画像伝送ネッ
    トワークにおいて、上記タイミング装置は遅延手段を有
    し、上記伝送路を伝送した上記伝送信号に1フレームあ
    るいは1フレーム以下の遅延時間を与えて再送する機能
    を持たせたことを特徴とするディジタル画像伝送ネット
    ワーク。
JP9613097A 1996-04-23 1997-04-14 ディジタル伝送ネットワーク Pending JPH1079754A (ja)

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JP9613097A JPH1079754A (ja) 1996-04-23 1997-04-14 ディジタル伝送ネットワーク

Applications Claiming Priority (3)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001094954A (ja) * 1999-09-17 2001-04-06 Fujitsu Ltd 画像配信システムおよびその方法

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