JP2011176635A - 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法及び信号伝送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】1フレームの画素数がHD−SDIフォーマットで規定される画素数を越える画像信号をビットレート10.692Gbps以上でシリアル伝送する。
【解決手段】本発明は、UHDTV1の3840×2160/100P−120P信号がUHDTV1で規定されるクラスイメージである場合に適用される。このとき、各フレームの同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引く。そして、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に第1のサブイメージと第2のサブイメージに間引く。また、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に第3のサブイメージと第4のサブイメージに間引く。次に、第1〜第4のサブイメージのそれぞれの一ラインおきに画素サンプルを間引いてインタレース信号とし、フィールド毎に間引いた後、ワード毎に間引いて、モードDのHD−SDIのアクティブ期間にマッピングし、出力する。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、UHDTV1の3840×2160/100P−120P信号がUHDTV1で規定されるクラスイメージである場合に適用される。このとき、各フレームの同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引く。そして、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に第1のサブイメージと第2のサブイメージに間引く。また、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に第3のサブイメージと第4のサブイメージに間引く。次に、第1〜第4のサブイメージのそれぞれの一ラインおきに画素サンプルを間引いてインタレース信号とし、フィールド毎に間引いた後、ワード毎に間引いて、モードDのHD−SDIのアクティブ期間にマッピングし、出力する。
【選択図】図3
Description
本発明は、1フレームの画素数がHD−SDIフォーマットで規定された画素数を越える画像信号をシリアル伝送する場合に適用して好適な送信装置、送信方法、受信装置、受信方法及び信号伝送システムに関する。
従来、現行の1フレームが1920サンプル×1080ラインの画像信号(映像信号)であるHD(High Definition)信号を超える、超高精細映像信号の受像システムや撮像システムの開発が進んでいる。例えば、現行HDの4倍、16倍もの画素数を持つ次世代の放送方式であるUHDTV(Ultra High Definition TV)規格が、国際協会によって標準化が行われている。この国際協会には、ITU(International Telecommunication Union)やSMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers)がある。
ITUやSMPTEに提案されている映像規格は、1920サンプル×1080ラインの2倍、4倍のサンプル数、ライン数を持つ3840サンプル×2160ラインや7680サンプル×4320ラインの映像信号に関するものである。このうち、ITUで標準化されているものはLSDI(Large screen digital imagery)と呼ばれ、SMPTEに提案しているUHDTVと呼ばれる。UHDTVに関しては次表1の信号が規定されている。
ITUやSMPTEに提案されている映像規格は、1920サンプル×1080ラインの2倍、4倍のサンプル数、ライン数を持つ3840サンプル×2160ラインや7680サンプル×4320ラインの映像信号に関するものである。このうち、ITUで標準化されているものはLSDI(Large screen digital imagery)と呼ばれ、SMPTEに提案しているUHDTVと呼ばれる。UHDTVに関しては次表1の信号が規定されている。
そして、3840×2160/60Pを目指した製品開発に際して、初期の製品は3840×2160/24P,25P,30Pに対応する映像機器が想定される。加えて、様々な4k画像を利用可能なアプリケーションを探ることで、30P以外の24Pなどのフレームレートに対応した製品を市場に供給することが求められている。
これらのインタフェースとして、モードDとして知られる伝送規格がSMPTE435−2に追加され、SMPTE435−2−2009として標準化が完了した。この方式をベースに、UHDTV規格では、3840×2160/60Pは10Gbpsの信号を2chで伝送し、7680/60Pは10Gbpsの信号を8chで伝送する方式がSMPTE2036−3としてSMPTEに提案されている。
図16は、モードDの説明図である。
モードDは、8チャンネル(CH1〜CH8)のHD−SDIを多重化する方式である。
モードDでは、10.692Gbpsストリームの映像データ領域と水平補助データスペースのそれぞれにデータが多重される。このとき、CH1,CH3,CH5,CH7のHD−SDIの映像/EAV/SAVデータが40ビット抽出され、スクランブルされて40ビットのデータに変換される。一方、CH2,CH4,CH6,CH8のHD−SDIの映像/EAV/SAVデータが32ビット抽出され、8B/10B変換によって、40ビットのデータとされる。各データは足し合わされ、80ビットのデータとされる。このエンコードされた8ワード(80ビット)のデータが10.692Gbpsストリームの映像データ領域に多重される。
モードDは、8チャンネル(CH1〜CH8)のHD−SDIを多重化する方式である。
モードDでは、10.692Gbpsストリームの映像データ領域と水平補助データスペースのそれぞれにデータが多重される。このとき、CH1,CH3,CH5,CH7のHD−SDIの映像/EAV/SAVデータが40ビット抽出され、スクランブルされて40ビットのデータに変換される。一方、CH2,CH4,CH6,CH8のHD−SDIの映像/EAV/SAVデータが32ビット抽出され、8B/10B変換によって、40ビットのデータとされる。各データは足し合わされ、80ビットのデータとされる。このエンコードされた8ワード(80ビット)のデータが10.692Gbpsストリームの映像データ領域に多重される。
このとき、80ビットのデータブロックのうち、前半の40ビットのデータブロックには、偶数チャンネルの8B/10B変換された40ビットのデータブロックが割り当てられる。そして、後半の40ビットのデータブロックには、奇数チャンネルのスクランブルされた40ビットのデータブロックが割り当てられる。このため、1つのデータブロックには、例えば、CH2,CH1の順にデータブロックが多重される。このように順番を入れ替えている理由は、使用するモードを識別するためのコンテンツIDが、8B/10B変換された偶数チャンネルの40ビットのデータブロックに含まれるためである。
一方、CH1のHD−SDIの水平補助データスペースは、8B/10B変換されて、50ビットのデータブロックにエンコードされる。そして、10.692Gbpsストリームの水平補助データスペースに多重される。ただし、CH2〜CH8のHD−SDIの水平補助データスペースは伝送されない。
また、特許文献1には、4k×2k信号(4kサンプル×2kラインの超高解像度信号)の一種である3840×2160/30P,30/1.001P/4:4:4/12ビット信号を、ビットレート10Gbps以上で伝送する技術が開示されている。なお、[3840×2160/30P]と示した場合には、[水平方向の画素数]×[垂直方向のライン数]/[1秒当りのフレーム数]を示す。また、[4:4:4]は、原色信号伝送方式である場合、[赤信号R:緑信号G:青信号B]の比率を示し、色差信号伝送方式である場合、[輝度信号Y:第1色差信号Cb:第2色差信号Cr]の比率を示す。
ところで、SMPTEやITUで3840サンプル×2160ラインや7680サンプル×4320ラインの60Pまでの映像信号規格やインタフェース規格は標準化されつつある。しかし、120Pに対応できる信号のインタフェースについて議論されたり、標準化がなされたりしていない。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、1フレームの画素数がHD−SDIフォーマットで規定される画素数を越える画像信号をビットレート10.692Gbps以上でシリアル伝送することを目的とする。
本発明は、1フレームの画素数がHD−SDIフォーマットで規定される画素数を越えるUHDTV1で規定されるクラスイメージである場合に、適用される。このとき、UHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号であるクラスイメージから画素サンプルを抽出する。
そして、同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引いて、第1〜第4のサブイメージの内、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に第1のサブイメージと第2のサブイメージに間引く。また、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に第3のサブイメージと第4のサブイメージに間引く。
次に、マッピングされた第1〜第4のサブイメージのそれぞれの一ラインおきに画素サンプルを間引いてインタレース信号とし、一ラインおきに間引かれた画素サンプルをフィールド毎に間引く。
次に、フィールド毎に間引かれた画素サンプルをワード毎に間引いて、SMPTE435−2に規定されるモードDのHD−SDIのアクティブ期間にマッピングし、HD−SDIを出力するものである。
そして、同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引いて、第1〜第4のサブイメージの内、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に第1のサブイメージと第2のサブイメージに間引く。また、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に第3のサブイメージと第4のサブイメージに間引く。
次に、マッピングされた第1〜第4のサブイメージのそれぞれの一ラインおきに画素サンプルを間引いてインタレース信号とし、一ラインおきに間引かれた画素サンプルをフィールド毎に間引く。
次に、フィールド毎に間引かれた画素サンプルをワード毎に間引いて、SMPTE435−2に規定されるモードDのHD−SDIのアクティブ期間にマッピングし、HD−SDIを出力するものである。
また、本発明は、SMPTE435−2に規定されるモードDのHD−SDIを記憶部に保存し、記憶部から読み出したHD−SDIのアクティブ期間から抽出した画素サンプルをワード毎に多重する。
次に、ワード毎に多重された画素サンプルをフィールド毎に多重してプログレッシブ信号とする。
次に、フィールド毎に多重された画素サンプルを、一ライン毎に第1〜第4のサブイメージに多重する。
次に、第1のサブイメージと第2のサブイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、UHDTV1で規定されるクラスイメージにおける奇数ライン上に隣り合わせて多重する。このクラスイメージは、UHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である画像信号である。
そして、第3のサブイメージと第4のサブイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、フレームにおける偶数ライン上に隣り合わせて多重するものである。
次に、ワード毎に多重された画素サンプルをフィールド毎に多重してプログレッシブ信号とする。
次に、フィールド毎に多重された画素サンプルを、一ライン毎に第1〜第4のサブイメージに多重する。
次に、第1のサブイメージと第2のサブイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、UHDTV1で規定されるクラスイメージにおける奇数ライン上に隣り合わせて多重する。このクラスイメージは、UHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である画像信号である。
そして、第3のサブイメージと第4のサブイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、フレームにおける偶数ライン上に隣り合わせて多重するものである。
本発明は、入力した信号に対して、2画素間引き、ライン間引き、フィールド間引き、及びワード間引きを行い、モードDのHD−SDIのアクティブ期間に画素サンプルを多重した信号を送信する。一方、受信した信号に対して、HD−SDIのアクティブ期間から画素サンプルを抽出し、ワード多重、フィールド多重、ライン多重、及び2画素多重を行って、信号を再生する。
本発明によれば、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を伝送する場合に、各種の間引き処理を行って、モードDのHD−SDIのアクティブ期間に画素サンプルをマッピングする。また、HD−SDIのアクティブ期間から画素サンプルを抽出し、各種の多重処理を行って、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を再生する。このため、1フレームの画素数がHD−SDIフォーマットで規定される画素数を越える画像信号を送受信することができる。また、新たな伝送線を設けることなく、従来用いられていた伝送線を利用できるので利便性が向上するという効果がある。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下実施の形態とする。)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(画素サンプルのマッピング制御:3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビットの例)
2.第2の実施の形態(UHDTV2 7680×4320/100P,119.88,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビットの例)
1.第1の実施の形態(画素サンプルのマッピング制御:3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビットの例)
2.第2の実施の形態(UHDTV2 7680×4320/100P,119.88,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビットの例)
<1.第1の実施の形態>
[3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビットの例]
[3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビットの例]
以下、本発明の第1の実施形態について、図1〜図12を参照して説明する。
ここでは、3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号の画素サンプルを間引く方式について説明する。以下の記載において、100P,119.88P,120Pを、「100P−120P」と略記する場合がある。また、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、「3840×2160/100P−120P信号」と略記する場合がある。
ここでは、3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号の画素サンプルを間引く方式について説明する。以下の記載において、100P,119.88P,120Pを、「100P−120P」と略記する場合がある。また、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、「3840×2160/100P−120P信号」と略記する場合がある。
図1は、本実施の形態を適用したテレビジョン放送局用の信号伝送システム10の全体構成を示す図である。この信号伝送システム10は、複数台の放送用カメラ1とCCU(カメラコントロールユニット)2とで構成されており、各放送用カメラ1が光ファイバーケーブル3でCCU2に接続されている。放送用カメラ1は、シリアル・デジタル信号を送信する信号送信方法を適用した信号送信装置として用いられ、CCU2は、シリアル・デジタル信号を受信する信号受信方法を適用した信号受信装置として用いられる。そして、放送用カメラ1とCCU2を組み合わせた伝送システム10は、シリアル・デジタル信号を送受信する信号伝送システムとして用いられる。
放送用カメラ1は、同一構成のものである。そして、放送用カメラ1は、4k×2k信号として、デジタルシネマ用の3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を生成し、CCU2に送信する信号送信装置として機能するカメラである。以下、4kサンプル×2kラインの超高解像度信号を、「4k×2k信号」と呼ぶ。
CCU2は、各放送用カメラ1を制御したり、各放送用カメラ1から映像信号を受信したり、各放送用カメラ1のモニタに他の放送用カメラ1で撮影中の映像を表示させるための映像信号(リターンビデオ)を送信するユニットである。CCU2は、各放送用カメラ1から映像信号を受信する信号受信装置として機能する。
<DWDM/CWDM波長多重伝送技術>
ここで、DWDM/CWDM波長多重伝送技術について説明する。
複数の波長の光を1本の光ファイバーに多重して伝送する方法をWDM(Wavelength Division Multiplexing)と言う。WDMは波長間隔に応じて大まかに以下の3つの方式に分けられる。
ここで、DWDM/CWDM波長多重伝送技術について説明する。
複数の波長の光を1本の光ファイバーに多重して伝送する方法をWDM(Wavelength Division Multiplexing)と言う。WDMは波長間隔に応じて大まかに以下の3つの方式に分けられる。
(1)2波長多重方式
1.3μm、1.55μmといった離れた波長を、2波〜3波程度多重して1本の光ファイバーで伝送する方式である。
1.3μm、1.55μmといった離れた波長を、2波〜3波程度多重して1本の光ファイバーで伝送する方式である。
(2)DWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing)方式
特に1.55μm帯において光の周波数で25GHz、50GHz、100GHz、200Ghz..、波長で約0.2nm、0.4nm、0.8nm..間隔で高密度に光を多重して伝送する方法をDWDMと言う。ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication standardization sector)にて中心波長他の標準化が行われた。DWDMは波長間隔が100GHzと狭いために数十〜百と多重数を多く取ることが出来、超大容量の通信が可能である。しかし、発振波長幅が波長間隔100GHzより十分狭いことが必要であるとともに中心波長がITU−T規格に一致するよう半導体レーザを温度制御する必要があるため、デバイスが高価であり、システムの消費電力が大きくなる。
特に1.55μm帯において光の周波数で25GHz、50GHz、100GHz、200Ghz..、波長で約0.2nm、0.4nm、0.8nm..間隔で高密度に光を多重して伝送する方法をDWDMと言う。ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication standardization sector)にて中心波長他の標準化が行われた。DWDMは波長間隔が100GHzと狭いために数十〜百と多重数を多く取ることが出来、超大容量の通信が可能である。しかし、発振波長幅が波長間隔100GHzより十分狭いことが必要であるとともに中心波長がITU−T規格に一致するよう半導体レーザを温度制御する必要があるため、デバイスが高価であり、システムの消費電力が大きくなる。
(3)CWDM(Coarse Wavelength Division Multiplexing)方式
一方で近年CWDMと呼ばれる、波長間隔を10nm〜20nmとDWDMより一桁以上広く取った波長多重技術が注目されるようになってきた。波長間隔が比較的広いために半導体レーザの発振波長幅がDWDMほど狭帯域である必要が無く、また半導体レーザを温度制御する必要も無いので、システムを低価格、低消費電力化することが可能である。DWDMほどの大容量が必要でないシステムに有効である。中心波長例については、現在のところ4ch構成で以下のものが一般的である。例えば、1.511μm、1.531μm、1.551μm、1.571μm、8ch構成で1.471μm、1.491μm、1.511μm、1.531μm、1.551μm、1.571μm、1.591μm、1.611μmがある。
一方で近年CWDMと呼ばれる、波長間隔を10nm〜20nmとDWDMより一桁以上広く取った波長多重技術が注目されるようになってきた。波長間隔が比較的広いために半導体レーザの発振波長幅がDWDMほど狭帯域である必要が無く、また半導体レーザを温度制御する必要も無いので、システムを低価格、低消費電力化することが可能である。DWDMほどの大容量が必要でないシステムに有効である。中心波長例については、現在のところ4ch構成で以下のものが一般的である。例えば、1.511μm、1.531μm、1.551μm、1.571μm、8ch構成で1.471μm、1.491μm、1.511μm、1.531μm、1.551μm、1.571μm、1.591μm、1.611μmがある。
本例で用いる、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号は、S2036−1で規定される信号のフレームレートの倍の信号である。このS2036−1で規定される信号は、3840×2160/50P,59.94P,60P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である。そして、禁止コードなどディジタル信号形式はS2036−1で規定される従来の信号と同じであるとする。以下、50P,59.94P,60Pを「50P−60P」と略記する場合がある。
図2は、放送用カメラ1の回路構成のうち、本実施の形態に関連する信号送信装置を示すブロック図である。放送用カメラ1内の撮像部及び映像信号処理部(図示略)によって生成された3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号が、マッピング部11に送られる。
3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号は、ワード長が12ビットずつのGデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列の同期を取って並列配置した、36ビット幅の信号である。1フレーム期間は1/100、1/119.88、1/120秒であり、1フレーム期間内に2160の有効ライン期間が含まれている。1フレームの画素数は、HD−SDIフォーマットで規定された画素数を越える画像信号である。そして、画像信号に同期してオーディオ信号が入力される。
各有効ライン期間には、タイミング基準信号EAV(End of Active Video)、ライン番号LN、誤り検出符号CRC、水平補助データスペース(補助データ/未定義ワードデータの区間)が配置される。また、各有効ライン期間には、タイミング基準信号SAV(Start of Active Video)、映像データの区間であるアクティブラインが配置される。アクティブラインのサンプル数は4096であり、Gデータ系列,Bデータ系列,Rデータ系列のアクティブラインには、それぞれG,B,Rの映像データが配置される。
そして、マッピング部11は3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、HD−SDIフォーマットで規定された32チャンネルの伝送ストリームにマッピングする。
図3は、マッピング部11の内部構成例を示す。
マッピング部11は、各部にクロックを供給するクロック供給回路20と、3840×2160/100P−120Pの映像信号を記憶するRAM22を備える。また、マッピング部11は、RAM22から2画素ずつ画素サンプルを読み出す2画素間引き(インタリーブ)を制御する2画素間引き制御部21と、2画素間引きされた画素サンプルを保存するRAM23−1〜23−4と、を備える。
マッピング部11は、各部にクロックを供給するクロック供給回路20と、3840×2160/100P−120Pの映像信号を記憶するRAM22を備える。また、マッピング部11は、RAM22から2画素ずつ画素サンプルを読み出す2画素間引き(インタリーブ)を制御する2画素間引き制御部21と、2画素間引きされた画素サンプルを保存するRAM23−1〜23−4と、を備える。
また、マッピング部11は、RAM23−1〜23−4から読出したデータをライン間引きするライン間引き制御部24−1〜24−4と、ライン間引き制御部24−1〜24−4が一時的に間引いたデータを書き込むRAM25−1〜25−16を備える。
また、マッピング部11は、RAM25−1〜25−16から読出したデータのフィールド間引きを制御するフィールド間引き制御部26−1〜26−8を備える。また、マッピング部11は、フィールド間引き制御部26−1〜26−8が一時的に間引いたデータを書き込むRAM27−1〜27−16と、を備える。
また、マッピング部11は、RAM27−1〜27−16から読出したデータのワード間引きを制御するワード間引き制御部28−1〜28−16を備える。また、マッピング部11は、ワード間引き制御部28−1〜28−16が一時的に間引いたデータを書き込むRAM29−1〜29−32と、を備える。
また、マッピング部11は、RAM29−1〜29−32から読出したデータの画素サンプルを32チャンネルのHD−SDIとして出力する読み出し制御部30−1〜30−32を備える。
なお、図3には、HD−SDI1を生成するブロックについて記載したが、HD−SDI2〜32を生成するブロックも同様の構成例としているため、図示と詳細な説明を省略する。
クロック供給回路20は、2画素間引き制御部21、ライン間引き制御部24−1〜24−4、フィールド間引き制御部26−1〜26−8、ワード間引き制御部28−1〜28−16、及び読出し制御部30−1〜30−32にクロックを供給する。このクロックは、画素サンプルの読み出し又は書き込みに用いられ、このクロックにより各部が同期する。
不図示のイメージセンサから入力する1フレームの画素数が最大3840×最大2160である、HD−SDIフォーマットで規定される画素数を越えるUHDTV1の画像信号は、RAM22に保存される。UHDTV1の画像信号は、3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である画像信号である。そして、この画像信号は、UHDTV1で規定されるクラスイメージである。
2画素間引き制御部21は、画像信号で規定される各フレームから抽出した画素サンプルのうち、SMPTE435−1で規定される方式である、同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引く。そして、2画素間引き制御部21は、第1〜第4のサブイメージの内、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に第1のサブイメージと第2のサブイメージに間引く。同様に、2画素間引き制御部21は、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に第3のサブイメージと第4のサブイメージに間引く。
具体的には、2画素間引き制御部21は、3840×2160/100P−120Pの映像信号を、隣り合う上下の2ライン毎に、ライン方向に2画素ずつ抽出し、RAM23−1〜23−4に書き込む制御を行う。このとき、2画素間引き制御部21は、RAM23−1〜23−4に、SMPTE435−1で規定される1920×1080/100P−120P想到の第1〜第4のサブイメージを形成する。
ライン間引き制御部24−1〜24−4は、プログレッシブ信号をインタレース信号に変換する。具体的には、ライン間引き制御部24−1〜24−4は、2画素間引き制御部21によってマッピングされ、RAM23−1〜23−4に保存される第1〜第4のサブイメージをそれぞれ読出す。このとき、ライン間引き制御部24−1〜24−4は、1つのサブイメージを、2chの1920×1080/100I,119.88I,120I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号に変換する。以下、100I,119.88I,120Iを、「100I−120I」と略記する場合がある。そして、読出した第1〜第4のサブイメージから一ラインおきに間引いてインタレース信号とした1920×1080/100I−120I信号を生成し、RAM25−1〜25−8に保存する。
フィールド間引き制御部26−1〜26−4は、RAM25−1〜25−8からライン間引きされた画素サンプルを読出す。このとき、フィールド間引き制御部26−1〜26−4は、1chの1920×1080/100I−120I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、以下の信号に変換する。すなわち、フィールド毎に2chの1920×1080/50I−60I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号に変換する。そして、読出したライン間引きされた画素サンプルを偶数フィールド又は奇数フィールド毎に間引いて、1920×1080/50I−60I信号を生成し、RAM27−1〜27−16に保存する。
ワード間引き制御部28−1〜28−16は、フィールド毎に間引かれた画素サンプルをワード毎に間引く。このとき、ワード間引き制御部28−1〜28−16は、1920×1080/50I−60I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、32本のHD−SDIに変換する。そして、第1〜第4のサブイメージのそれぞれに対し、SMPTE435−2に規定される8本ずつのHD−SDIのアクティブ期間にマッピングする。
具体的には、ワード間引き制御部28−1〜28−16は、RAM25−1〜25−16からSMPTE372のFigure4,6,7,8,9と同じ方式でワード毎に間引いて画素サンプルを読出す。そして、ワード間引き制御部28−1〜28−16は、読出した画素サンプルを、それぞれ2chの1920×1080/50I−60I信号に変換して、RAM29−1〜29−32に保存する。
その後、読出し制御部30−1〜30−32は、RAM29−1〜29−32から読出したHD−SDIを出力する。
具体的には、読出し制御部30−1〜30−32は、クロック供給回路20から供給された基準クロックでRAM29−1〜29−32から画素サンプルを読出す。そして、2本のリンクA、Bを16対で構成し32チャンネルのHD−SDI1〜32を、後続のS/P・スクランブル・8B/10B部12に出力する。
具体的には、読出し制御部30−1〜30−32は、クロック供給回路20から供給された基準クロックでRAM29−1〜29−32から画素サンプルを読出す。そして、2本のリンクA、Bを16対で構成し32チャンネルのHD−SDI1〜32を、後続のS/P・スクランブル・8B/10B部12に出力する。
なお、本例では、2画素間引き、ライン間引き、フィールド間引き、及びワード間引きを行うため、4種類のメモリ(RAM23−1〜23−4、RAM25−1〜25−8、RAM27−1〜27−16、RAM29−1〜29−32)を用いた。しかし、一つのメモリを使って、2画素間引きしたデータをライン間引き、フィールド間引き、ワード間引きして32chのHD−SDIとして出力しても良い。
ここで、1ラインのHD−SDIフォーマットで規定された10.692Gbpsのシリアルデータの構成例について、図4を参照して説明する。
図4は、24Pの場合における10.692Gbpsのシリアル・デジタルデータの1ライン分のデータ構造例である。
この図では、ライン番号LN及び誤り検出符号CRCを含めたものをSAV,アクティブライン及びEAVとして示すとともに、付加データの領域を含めたものを水平補助データスペースとして示している。
そして、水平補助データスペースには、オーディオ信号がマッピングされる。オーディオ信号に補完データを追加して水平補助データスペースを構成し、入力のHD−SDI信号との同期を取る。
この図では、ライン番号LN及び誤り検出符号CRCを含めたものをSAV,アクティブライン及びEAVとして示すとともに、付加データの領域を含めたものを水平補助データスペースとして示している。
そして、水平補助データスペースには、オーディオ信号がマッピングされる。オーディオ信号に補完データを追加して水平補助データスペースを構成し、入力のHD−SDI信号との同期を取る。
図5は、3840サンプル×2160ラインにおける信号規格のサンプル構造の例を示す説明図である。図5A〜図5Bの説明に用いるフレームは、3840サンプル×2160ラインで1フレーム(以下、4k×2k信号の1フレームとも称する。)を構成する。
3840サンプル×2160ラインにおける信号規格のサンプル構造は、以下の3種類がある。なお、SMPTE規格において、R′G′B′のように、ダッシュ「′」をつけた信号は、ガンマ補正などが施された信号を示す。
3840サンプル×2160ラインにおける信号規格のサンプル構造は、以下の3種類がある。なお、SMPTE規格において、R′G′B′のように、ダッシュ「′」をつけた信号は、ガンマ補正などが施された信号を示す。
図5Aは、R′G′B′,Y′Cb′Cr′ 4:4:4システムの例である。このシステムでは、全サンプルにRGB又はYCbCrのコンポーネントが含まれる。
図5Bは、Y′Cb′Cr′ 4:2:2システムの例である。このシステムでは、偶数サンプルにYCbCr、奇数サンプルにYのコンポーネントが含まれる。
図5Cは、Y′Cb′Cr′ 4:2:0システムの例である。このシステムでは、偶数サンプルにYCbCr、奇数サンプルにY、さらに奇数ラインのCbCrが間引かれたコンポーネントが含まれる。
図5Bは、Y′Cb′Cr′ 4:2:2システムの例である。このシステムでは、偶数サンプルにYCbCr、奇数サンプルにYのコンポーネントが含まれる。
図5Cは、Y′Cb′Cr′ 4:2:0システムの例である。このシステムでは、偶数サンプルにYCbCr、奇数サンプルにY、さらに奇数ラインのCbCrが間引かれたコンポーネントが含まれる。
図6は、マッピング部11が画素サンプルをマッピングする処理イメージを示す。
始めに、マッピング部11は、1フレーム(1画面)が3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号をライン方向に2画素毎に間引く。そして、HDイメージフォーマットのアクティブ期間である1920サンプルにマッピングさせた、第1〜第4のサブイメージを作成する。
始めに、マッピング部11は、1フレーム(1画面)が3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号をライン方向に2画素毎に間引く。そして、HDイメージフォーマットのアクティブ期間である1920サンプルにマッピングさせた、第1〜第4のサブイメージを作成する。
このとき、2画素間引き部22は、2画素毎に間引いたそれぞれの信号を、4chの1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号にマッピングする。ここで、1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、「サブイメージ」と呼ぶ。本例では、第1〜第4のサブイメージに2画素毎に間引いたそれぞれの信号がマッピングされる。
次に、ライン間引き制御部24−1〜24−4、フィールド間引き制御部26−1〜26−8、ワード間引き制御部28−1〜28−16によって、32chの1920×1080/23.98P−30P/4:2:2/10ビット信号を生成する。そして、読出し制御部27−1〜27−8は、HD−SDI1〜32として出力する。
次に、マッピング部11が画素サンプルをマッピングする工程の詳細な処理例を説明する。
図7は、画素サンプルを2画素ずつ間引いてサブイメージにマッピングする処理例を示す。
ここでのマッピング処理は、マッピング部11が備える2画素間引き制御部21の制御によって行われる。2画素間引き制御部21は、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号をライン方向に2画素サンプル毎に間引いてHD−SDIのアクティブ期間に多重する。このとき、2画素間引き制御部21は、4chの1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット、すなわち第1〜第4のサブイメージにマッピングする。1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号は、1920×1080/50P−60P/4:4:4,4:2:2/10ビット,12ビット信号に対してフレームレートを倍とした信号である。1920×1080/50P−60P/4:4:4,4:2:2/10ビット,12ビット信号は、SMPTE274Mで定義されており、禁止コードなどディジタル信号形式は同じである。
図7は、画素サンプルを2画素ずつ間引いてサブイメージにマッピングする処理例を示す。
ここでのマッピング処理は、マッピング部11が備える2画素間引き制御部21の制御によって行われる。2画素間引き制御部21は、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号をライン方向に2画素サンプル毎に間引いてHD−SDIのアクティブ期間に多重する。このとき、2画素間引き制御部21は、4chの1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット、すなわち第1〜第4のサブイメージにマッピングする。1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号は、1920×1080/50P−60P/4:4:4,4:2:2/10ビット,12ビット信号に対してフレームレートを倍とした信号である。1920×1080/50P−60P/4:4:4,4:2:2/10ビット,12ビット信号は、SMPTE274Mで定義されており、禁止コードなどディジタル信号形式は同じである。
ここで、マッピング部11は、4:2:0の0にはCchのデフォルト値である200h(10ビットシステム)、800h(12ビットシステム)を割り当てることで4:2:2と同等の信号として扱っている。そして、第1〜第4のサブイメージは、それぞれRAM23−1〜23−4に保存される。
図8は、画素サンプルをライン毎に間引いてインタレース信号を生成する処理例を示す。
ライン間引き制御部24−1〜24−4は、第1〜第4のサブイメージを形成する1920×1080/100P−120P信号を、SMPTE372のFigure2と同じ方式でライン毎に間引く。そして、1920×1080/100P−120P信号を、2chの1920×1080/100I−120I信号に変換する。1920×1080/100I−120I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号は、1920×1080/50I−60I/4:4:4,4:2:2/10ビット,12ビット信号のフィールドレートが倍の信号である。なお、禁止コードなどディジタル信号形式は同じとする。ここで、1920×1080/50I−60I(50I,59.94I,60I)/4:4:4,4:2:2/10ビット,12ビット信号は、SMPTE274Mで定義される信号である。
図9は、画素サンプルをフィールド毎に間引いて、2チャンネルのインタレース信号を生成する処理例を示す。
図9の左側には、1920×1080/100I−120I信号を、フレームとフィールド毎に示す。
フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、RAM25−1〜25−8から1920×1080/100I−120I信号をフィールド毎に読出し、2つのチャンネル1,2にマッピングする。ここで、マッピングに際して、以下に説明する第1又は第2のマッピング方式が採用される。
フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、RAM25−1〜25−8から1920×1080/100I−120I信号をフィールド毎に読出し、2つのチャンネル1,2にマッピングする。ここで、マッピングに際して、以下に説明する第1又は第2のマッピング方式が採用される。
<第1のマッピング方式>
第1のマッピング方式では、フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、フレームレートを画像信号の1/2とする2個のチャンネルに、それぞれ画像信号の奇数フィールド及び偶数フィールドを交互に間引いた画素サンプルを貼り付ける。具体的には、フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、チャンネル1に、偶数フレームの奇数フィールド,偶数フィールドをマッピングする。一方、第2のチャンネルに、奇数フレームの奇数フィールド,偶数フィールドをマッピングする。
第1のマッピング方式では、フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、フレームレートを画像信号の1/2とする2個のチャンネルに、それぞれ画像信号の奇数フィールド及び偶数フィールドを交互に間引いた画素サンプルを貼り付ける。具体的には、フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、チャンネル1に、偶数フレームの奇数フィールド,偶数フィールドをマッピングする。一方、第2のチャンネルに、奇数フレームの奇数フィールド,偶数フィールドをマッピングする。
<第2のマッピング方式>
第2のマッピング方式では、フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、フレームレートを画像信号の1/2とする第1及びチャンネル2のうち、チャンネル1には、画像信号の奇数フィールドに含まれる画素サンプルをマッピングする。一方、チャンネル2には、画像信号の偶数フィールドに含まれる画素サンプルをマッピングする。具体的には、フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、チャンネル1に、全フレームの奇数フィールドをマッピングする。一方、チャンネル2に、全フレームの偶数フィールドをマッピングする。
第2のマッピング方式では、フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、フレームレートを画像信号の1/2とする第1及びチャンネル2のうち、チャンネル1には、画像信号の奇数フィールドに含まれる画素サンプルをマッピングする。一方、チャンネル2には、画像信号の偶数フィールドに含まれる画素サンプルをマッピングする。具体的には、フィールド間引き制御部26−1〜26−8は、チャンネル1に、全フレームの奇数フィールドをマッピングする。一方、チャンネル2に、全フレームの偶数フィールドをマッピングする。
その後、ワード間引き制御部28−1〜28−16は、第1又は第2のマッピング方式でマッピングされた1920×1080/100I−120I信号を含むチャンネル1,2は、以下のようにLinkA,Bにマッピングする。
4:4:4の場合には、ワード間引き制御部28−1〜28−16は、S372のFigure4(10ビット)あるいはFigure6(12ビット)の方式でLinkA,B(HD−SDI2ch)にマッピングする。
4:2:2の場合には、ワード間引き制御部28−1〜28−16は、LinkBは使用せず、CH1,3,5,7のみ使用する。
4:2:2の場合には、ワード間引き制御部28−1〜28−16は、LinkBは使用せず、CH1,3,5,7のみ使用する。
この様にして第1〜第4のサブイメージをそれぞれHD−SDI8chにマッピングして、32chのHD−SDIを生成する。そして、読出し制御部30−1〜30−32は、1920×1080/100I−120I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、4chのモードDで規定される10.692Gbpsに多重して伝送する。
図10は、ライン間引き、フィールド間引き、ワード間引きを行う際におけるチャンネル数の例を示す。
始めに、画素サンプルがマッピングされた第1〜第4のサブイメージ(1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号)がライン間引きされる。このライン間引きは、SMPTE435−1 Figure2に定義される方式で行われる。第1〜第4のサブイメージがライン間引きされると、チャンネル数は計8本となる。
始めに、画素サンプルがマッピングされた第1〜第4のサブイメージ(1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号)がライン間引きされる。このライン間引きは、SMPTE435−1 Figure2に定義される方式で行われる。第1〜第4のサブイメージがライン間引きされると、チャンネル数は計8本となる。
次に、1920×1080/100I−120I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号がフィールド間引きされる。1920×1080/100I−120I信号がフィールド間引きされると、チャンネル数は計16本となる。
次に、1920×1080/50I−60I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号がSMPTE435−1 Figure2に定義される方式でワード間引きされる。1920×1080/50I−60I信号がフィールド間引きされると、チャンネル数は計32本となる。このとき、SMPTE372Mの規定に従って、リンクA又はリンクBに分割してHD−SDIにマッピングされる。
ここで、本例のマッピング部11が行う間引き処理(2画素間引き、ライン間引き、フィールド間引き、ワード間引き)と同様に、以下の第1又は第2の間引き処理が考えられる。以下、第1又は第2の間引き処理の有効性について検討する。また、ここでは、3840×2160/100P−120P信号に加えて、7680×4320/100P−120P信号についても検討する。
(1)第1の間引き処理は、始めに、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、図8に示した方式でライン間引きして、3840×2160/100I−120I信号を作成する。続いて、図9に示した方式でフィールド間引きし、最後に、図10に示した方式で32chのHD−SDIにマッピングする。
(2)第2の間引き処理は、始めに、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号をフレーム間引きして、2chの3840×2160/50P−60P信号にマッピングする。これ以降はS2036−3と同様に、2画素間引きして1920×1080/50P−60P信号を8chにマッピングする。最後に、1920×1080/50P−60Pを、それぞれ4chのHD−SDIにマッピングすることによって、32chのHD−SDIを生成する。
ところが、各マッピング処理におけるメモリ量は以下のように求まる。
(a)2画素サンプルをマッピングするために必要なメモリ量は数バイトである。
(b)1920×1080/10ビット信号の1ライン期間を保存するために必要なメモリ量は、1920サンプル×20ビット÷8ビット=4.8kバイトとなる。
一方、3840×2160/100P−120P/10ビット信号の1ライン期間で必要となるメモリ量は2倍の9.6kバイトになる。さらに、7680×4320/100P−120P/10ビット信号の1ライン期間で必要となるメモリ量は4倍の19.2kバイトになる。
(a)2画素サンプルをマッピングするために必要なメモリ量は数バイトである。
(b)1920×1080/10ビット信号の1ライン期間を保存するために必要なメモリ量は、1920サンプル×20ビット÷8ビット=4.8kバイトとなる。
一方、3840×2160/100P−120P/10ビット信号の1ライン期間で必要となるメモリ量は2倍の9.6kバイトになる。さらに、7680×4320/100P−120P/10ビット信号の1ライン期間で必要となるメモリ量は4倍の19.2kバイトになる。
(c)1920×1080/10ビット信号のアクティブ期間を保存するために必要なメモリ量は、1920サンプル×20ビット×1080ライン÷8ビット=5.184Mバイトである。このため、1920×1080/10ビットのインタレース信号のアクティブフィールド期間を保存するために必要なメモリ量はこの半分の2.592Mバイトになる。
同様に、3840×2160/10ビット信号のアクティブ期間で必要となるメモリ量は4倍の20.736Mバイト(アクティブフィールドアクティブ期間は10.368Mバイト)である。また、7680×4320/10ビット信号のアクティブ期間で必要となるメモリ量は16倍の82.944Mバイト(アクティブフィールド期間は41.472Mバイト)になる。
ここで、本実施の形態に係る送信装置が必要とするメモリ量は、1920×1080/10ビット信号のフィールドメモリ量に相当する約2.6Mバイトになる。
そして、第1の間引き処理では3840×2160信号フィールドメモリ量に相当する約10.4Mバイトになる。
第2の間引き処理では3840×2160信号フレームメモリ量に相当する約20.8Mバイトになる。
このため、本実施の形態に係る送信装置が行う間引き処理がメモリ量の削減に有効であることが示された。
そして、第1の間引き処理では3840×2160信号フィールドメモリ量に相当する約10.4Mバイトになる。
第2の間引き処理では3840×2160信号フレームメモリ量に相当する約20.8Mバイトになる。
このため、本実施の形態に係る送信装置が行う間引き処理がメモリ量の削減に有効であることが示された。
図11は、CCU2の回路構成のうち、本実施の形態に関連する部分を示すブロック図である。CCU2には、このような回路が、各放送用カメラ1に一対一に対応して複数組設けられている。
放送用カメラ1から光ファイバーケーブル3を経由して伝送されたビットレート10.692Gbpsのシリアル・デジタルデータは、光電変換部31によって電気信号に変換された後、S/P変換・多チャンネルデータ形成部32に送られる。S/P変換・多チャンネルデータ形成部32は、例えば前述したXSBIである。そして、S/P変換・多チャンネルデータ形成部32は、画像信号がマッピングされ、32チャンネルのHD−SDIがモードDで多重されたビットレート10.692Gbpsのシリアル・デジタルデータを受信する。
S/P変換・多チャンネルデータ形成部32は、ビットレート10.692Gbpsのシリアル・デジタルデータをシリアル/パラレル変換する。そして、シリアル/パラレル変換したパラレル・デジタルデータから、各々がビットレート668.25Mbpsを有する16チャンネル分のシリアル・デジタルデータを形成するとともに、668.25MHzのクロックを抽出する。
S/P変換・多チャンネルデータ形成部32によって形成された16チャンネルのパラレル・デジタルデータは、多重部33に送られる。また、S/P変換・多チャンネルデータ形成部32によって抽出された668.25MHzのクロックは、PLL34に送られる。
多重部33は、S/P変換・多チャンネルデータ形成部32からの16チャンネルのシリアル・デジタルデータを多重して、64ビット幅のパラレル・デジタルデータをFIFOメモリ35に送る。
PLL34は、S/P変換・多チャンネルデータ形成部32からの668.25MHzのクロックを4分の1に分周した167.0625MHzのクロックをFIFOメモリ35に書込みクロックとして送る。
またPLL34は、S/P変換・多チャンネルデータ形成部32からの668.25MHzのクロックを8分の1に分周した83.5312MHzのクロックを、FIFOメモリ35に読出しクロックとして送る。さらに、後述するデスクランブル・8B/10B・P/S部38内のFIFOメモリに書込みクロックとして送る。
またPLL34は、S/P変換・多チャンネルデータ形成部32からの668.25MHzのクロックを18分の1に分周した37.125MHzのクロックを、デスクランブル・8B/10B・P/S部38内のFIFOメモリに読出しクロックとして送る。また、PLL34は、デスクランブル・8B/10B・P/S部38内のFIFOメモリに37.125MHzのクロックを書込みクロックとして送る。
またPLL34は、S/P変換・多チャンネルデータ形成部32からの668.25MHzのクロックを9分の1に分周した74.25MHzのクロックを、デスクランブル・8B/10B・P/S部38内のFIFOメモリに読出しクロックとして送る。
FIFOメモリ35では、多重部33からの64ビット幅のパラレル・デジタルデータが、PLL34からの167.0625MHzのクロックによって書き込まれる。FIFOメモリ35に書き込まれたパラレル・デジタルデータは、PLL34からの83.5312MHzのクロックによって128ビット幅のパラレル・デジタルデータとして読み出されて、データ長変換部36に送られる。
データ長変換部36は、シフトレジスタを用いて構成されており、この128ビット幅のパラレル・デジタルデータを、256ビット幅に変換する。そして、データ長変換部36は、タイミング基準信号SAVまたはEAVに挿入されているK28.5を検出する。これにより各ライン期間を判別して、タイミング基準信号SAV,アクティブライン,タイミング基準信号EAV,ライン番号LN及び誤り検出符号CRCのデータを320ビット幅に変換する。さらに、水平補助データスペースのデータ(8B/10BエンコーディングされたCH1の水平補助データスペースのデータ)を200ビット幅に変換する。データ長変換部36によってデータ長を変換された320ビット幅のパラレル・デジタルデータと200ビット幅のパラレル・デジタルデータとは、分離部37に送られる。
分離部37は、データ長変換部36からのこの320ビット幅のパラレル・デジタルデータを、放送用カメラ1内の多重部14(図2)によって多重される前の40ビットずつのCH1〜CH32のデータに分離する。このパラレル・デジタルデータには、タイミング基準信号SAV,アクティブライン,タイミング基準信号EAV,ライン番号LN及び誤り検出符号CRCのデータが含まれる。そして、各CH1〜CH32の40ビット幅のパラレル・デジタルデータを、デスクランブル・8B/10B・P/S部38に送る。
また、分離部37は、データ長変換部36からのこの200ビット幅のパラレル・デジタルデータを、多重部14によって多重される前の50ビットずつのデータに分離する。このパラレル・デジタルデータには、8B/10BエンコーディングされたCH1の水平補助データスペースのデータが含まれる。そして、この50ビット幅のパラレル・デジタルデータを、デスクランブル・8B/10B・P/S部38に送る。
デスクランブル・8B/10B・P/S部38は、CH1〜CH32に一対一に対応した32個のブロックから成っている。本例のデスクランブル・8B/10B・P/S部38は、画像信号がマッピングされ、それぞれが第1のリンクチャンネルと第2のリンクチャンネルに分割された第1,第2,第3及び第4のサブイメージを受信する受信部として機能する。
デスクランブル・8B/10B・P/S部38は、LinkAであるCH1,CH3,CH5,CH7,…,CH31用のブロックを備え、入力したパラレル・デジタルデータにデスクランブルを掛けて、シリアル・デジタルデータに変換して出力する。
また、デスクランブル・8B/10B・P/S部38は、LinkBであるCH2,CH4,CH6,CH8,…,CH32用のブロックを備え、入力したパラレル・デジタルデータを8B/10Bにデコードする。そして、シリアル・デジタルデータに変換して出力する。
また、デスクランブル・8B/10B・P/S部38は、LinkBであるCH2,CH4,CH6,CH8,…,CH32用のブロックを備え、入力したパラレル・デジタルデータを8B/10Bにデコードする。そして、シリアル・デジタルデータに変換して出力する。
再生部39は、デスクランブル・8B/10B・P/S部38から送られたCH1〜CH32(LinkA及びLinkB)のHD−SDI信号に、SMPTE 435に従って放送用カメラ1内のマッピング部11の処理と逆の処理を施す。この処理により、再生部39は、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を再生する。
このとき、再生部39は、S/P変換多チャンネルデータ形成部32が受信したHD−SDI1〜32から第1,第2,第3及び第4のサブイメージを再生する。このとき、ワード多重、フィールド多重、ライン多重の処理を順に行う。そして、再生部39は、第1,第2,第3及び第4のサブイメージのアクティブ期間に配置された画素サンプルを2画素ずつ取り出して、画像信号の1フレーム内に順に多重する。
次に、再生部39は、第1のサブイメージと第2のサブイメージとにマッピングされたサンプルを、奇数ライン上に交互に配置する。同様に、第3のサブイメージと第4のサブイメージとにマッピングされたサンプルを、偶数ライン上に交互に配置する。そして、各ライン上に配置されたサンプルから、そのサンプルに隣り合う間引き画素を多重する。
再生部39によって再生された3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号は、CCU2から出力されて、例えばVTR等(図示略)に送られる。
本例においてCCU2は、放送用カメラ1によって生成されたシリアル・デジタルデータを受信する側の信号処理を行う。この信号受信装置,信号受信方法では、このビットレート10.692Gbpsのシリアル・デジタルデータからパラレル・デジタルデータが生成され、このパラレル・デジタルデータが、LinkA,LinkBの各チャンネルのデータに分離される。
分離されたLinkAのデータについては、自己同期型デスクランブルが掛けられるが、タイミング基準信号SAVの直前でデスクランブラ内のレジスタの値を全て0にセットしてデコードが開始される。さらに、誤り検出符号CRCに続く少なくとも数ビットのデータにも自己同期型デスクランブルが掛けられる。これにより、タイミング基準信号SAV,アクティブライン,タイミング基準信号EAV,ライン番号LN及び誤り検出符号CRCのデータのみに自己同期型スクランブルが掛けられる。このため、水平補助データスペースのデータには自己同期型スクランブルが掛けられていないにもかかわらず、掛け算回路であるデスクランブラの桁上がりを考慮した正確な計算を行って元のデータを再生することができる。
一方、分離されたLinkBのデータについては、8ビット/10ビットデコーディングしたRGBのビットから、LinkBの各サンプルのデータが形成される。そして、自己同期型デスクランブルを掛けられたLinkAのパラレル・デジタルデータと、各サンプルを形成されたLinkBのパラレル・デジタルデータとがそれぞれパラレル/シリアル変換される。そして、マッピングされたCH1〜CH32のHD−SDI信号が再生される。
図12は、再生部39の内部構成例を示す。
再生部39は、マッピング部11が画素サンプルに行った処理を逆変換するブロックである。
再生部39は、マッピング部11が画素サンプルに行った処理を逆変換するブロックである。
再生部39は、各部にクロックを供給するクロック供給回路41を備える。また、再生部39は、SMPTE435−2に規定されるモードDの32本のHD−SDI1〜32をそれぞれ記憶するRAM50−1〜50−32を備える。このHD−SDI1〜32は、それぞれ1920×1080/50I−60I信号を構成する。HD−SDI1〜32は、デスクランブル・8B/10B・P/S部38から入力されたLinkAであるCH1,CH3,CH5,CH7,…,CH31と、LinkBであるCH2,CH4,CH6,CH8,…,CH32が用いられる。
書込み制御部51−1〜51−32は、クロック供給回路41から供給されるクロックに合わせて、入力したSMPTE435−2に規定される32本のHD−SDI1〜32をRAM50−1〜50−32に保存する制御を行う。
また、再生部39は、ワード多重(デインタリーブ)を制御するワード多重制御部49−1〜49−16と、ワード多重制御部49−1〜49−16が一時的に多重したデータを書き込むRAM48−1〜48−16と、を備える。
ワード多重制御部49−1〜49−16は、RAM50−1〜50−32から読み出したHD−SDIのアクティブ期間から抽出した画素サンプルを、SMPTE372のFigure4,6,7,8,9の逆変換のワード毎に多重する。具体的には、ワード多重制御部49−1〜49−16は、(RAM50−1,50−2)、(RAM50−3,50−4)、…、(RAM50−31,50−32)毎にタイミングを制御して画素サンプルを多重する。そして、ワード多重制御部49−1〜49−16は、1920×1080/50I−60I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を生成し、RAM48−1〜48−16に保存する。
フィールド多重制御部47−1〜47−8は、RAM50−1〜50−32から読み出した画素サンプルをフィールド毎に多重する。そして、フィールド多重制御部47−1〜47−8は、1920×1080/100I−120I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を生成し、RAM46−1〜46−8に保存する。
ここで、フィールド多重制御部47−1〜47−8は、以下のマッピング方式のいずれかを用いて画素サンプルをフィールド多重する
<第1の多重方式>
フィールド多重制御部47−1〜47−8は、ワード多重制御部48−1〜48−16によって画素サンプルが多重されたフレームレートをHD−SDIの2倍とする第1及びチャンネル2に多重する。このとき、第1及び第2のチャンネルに含まれる奇数フィールドの画素サンプルを、フレームレートをHD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの奇数フィールドに交互に多重する。第1及び第2のチャンネルに含まれる偶数フィールドの画素サンプルを、フレームレートをHD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの偶数フィールドに交互に多重する。
フィールド多重制御部47−1〜47−8は、ワード多重制御部48−1〜48−16によって画素サンプルが多重されたフレームレートをHD−SDIの2倍とする第1及びチャンネル2に多重する。このとき、第1及び第2のチャンネルに含まれる奇数フィールドの画素サンプルを、フレームレートをHD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの奇数フィールドに交互に多重する。第1及び第2のチャンネルに含まれる偶数フィールドの画素サンプルを、フレームレートをHD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの偶数フィールドに交互に多重する。
<第2の多重方式>
フィールド多重制御部47−1〜47−8は、ワード多重制御部48−1〜48−16によって画素サンプルが多重されたフレームレートをHD−SDIの2倍とする第1及びチャンネル2に多重する。このとき、第1のチャンネルに含まれる画素サンプルを、フレームレートをHD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの奇数フィールドに多重する。第2のチャンネルに含まれる画素サンプルを、フレームレートをHD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの偶数フィールドに多重する。
フィールド多重制御部47−1〜47−8は、ワード多重制御部48−1〜48−16によって画素サンプルが多重されたフレームレートをHD−SDIの2倍とする第1及びチャンネル2に多重する。このとき、第1のチャンネルに含まれる画素サンプルを、フレームレートをHD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの奇数フィールドに多重する。第2のチャンネルに含まれる画素サンプルを、フレームレートをHD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの偶数フィールドに多重する。
なお、上記の第1又は第2の多重方式によるフィールド多重は、図9に示したフィールド間引きにおける第1又は第2のマッピング方式を逆変換した処理となる。
ライン多重制御部45−1〜45−4は、RAM46−1〜46−8から読み出したフィールド毎に多重された画素サンプルをライン毎に多重してプログレッシブ信号とする。そして、ライン多重制御部45−1〜45−4は、1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を生成し、RAM44−1〜44−4に保存する。この信号が第1〜第4のサブイメージを構成する。
2画素多重制御部42は、RAM44−1〜44−4から読み出した画素サンプルを2画素毎に以下の処理で多重する。すなわち、第1のサブイメージと第2のサブイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、UHDTV1のクラスイメージに併せて多重する。このクラスイメージは、3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である。そして、2画素多重制御部42は、この画像信号で規定されるフレームにおける奇数ライン上に隣り合わせて多重する。同様に、第3のサブイメージと第4のサブイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、画像信号で規定されるフレームにおける偶数ライン上に隣り合わせて多重する。そして、RAM43には、3840×2160/100P−120P信号が保存され、適宜、この信号が再生される。
クロック供給回路41は、2画素多重制御部42、ライン多重制御部45−1〜45−4、フィールド多重制御部47−1〜47−8、ワード多重制御部49−1〜49−16、及び書込み制御部51−1〜51−32にクロックを供給する。このクロックにより各部が同期して、画素サンプルの読み出し又は書き込みが制御される。
なお、図12では、2画素多重、ライン多重、フィールド多重、ワード多重と、を4種類のRAMを用いて4段階で行う例を書いた。しかし、一つのRAMを用いて3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を再生しても良い。
以上説明した第1の実施の形態に係る伝送システム10によれば、本実施の形態に係る間引き処理を行う。すなわち、画素数の大きい3840×2160信号を2画素サンプル単位で間引いて複数の1920×1080信号にマッピングし、ライン間引き、フィールド間引きする。この間引き処理は、信号をマッピングする際に必要となるメモリを最小にする方式であると共に、メモリ量が最小になることから信号の伝送遅延も最小に抑えることができる。
また、4k、8kの信号を2画素サンプル毎に間引くことで、画面全体の映像を現行のHD用のモニタや波形モニタ、あるいは8k信号を将来の4k用モニタ等で観測できる。このため、映像機器を開発する際等における不具合の解析に有効である。
<実施例2;UHDTV2 7680×4320/100P,119.88,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット>
次に、本発明の第2の実施の形態に係るマッピング部11と再生部39の動作例について、図13〜図15を参照して説明する。
ここでは、7680×4320/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号の画素サンプルを間引く方式について説明する。
図13は、マッピング部11が画素サンプルをマッピングする処理イメージを示す。
本例では、マッピング部11にUHDTV2に規定する7680×4320/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号が入力する。7680×4320/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号は、S2036−1で規定される信号のフレームレートを倍にした信号である。S2036−1で規定される信号とは、7680×4320/50P−60P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である。また、7680×4320/100P−120P信号と7680×4320/50P−60Pの禁止コード等のディジタル信号形式は同じであるとする。
そして、7680×4320/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、UHDTV1に規定するクラスイメージにマッピングする。このクラスイメージは、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である。
このとき、7680×4320/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号をライン方向に2画素サンプル毎に間引く。そして、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット4chにマッピングする。3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット4chは、第1の実施の形態に示したような方式で、それぞれ4chの10.692GbpsのモードDで伝送できる。このため、合計16chの10.692GbpsのモードDで伝送可能である。
図14は、マッピング部11の内部構成例を示す。
マッピング部11は、各部にクロックを供給するクロック供給回路61と、7680×4320/100P−120Pの映像信号を記憶するRAM63を備える。また、マッピング部11は、RAM63に記憶された7680×4320/100P−120Pの映像信号から2画素ずつ画素サンプルを読み出す2画素間引き(インタリーブ)を制御する第2の2画素間引き制御部62を備える。また、2画素間引きされた画素サンプルは、UHDTV1に規定する3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を第1〜第4のクラスイメージとして、RAM64−1〜64−4に保存される。
マッピング部11は、各部にクロックを供給するクロック供給回路61と、7680×4320/100P−120Pの映像信号を記憶するRAM63を備える。また、マッピング部11は、RAM63に記憶された7680×4320/100P−120Pの映像信号から2画素ずつ画素サンプルを読み出す2画素間引き(インタリーブ)を制御する第2の2画素間引き制御部62を備える。また、2画素間引きされた画素サンプルは、UHDTV1に規定する3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を第1〜第4のクラスイメージとして、RAM64−1〜64−4に保存される。
また、マッピング部11は、RAM64−1〜64−4から読出した第1〜第4のクラスイメージより、2画素ずつ画素サンプルを読み出す2画素間引きを制御する第1の2画素間引き制御部65−1〜65−4を備える。第1の2画素間引き制御部65−1〜65−4が画素サンプルをサブイメージにマッピングする動作は、上述した第1の実施の形態に係る2画素間引き制御部21の動作と同様である。2画素間引きされた画素サンプルは、第1〜第4のサブイメージとして、RAM66−1〜66−16に保存される。
また、マッピング部11は、RAM66−1〜66−16から読出したデータをライン間引きするライン間引き制御部67−1〜67−16と、ライン間引き制御部67−1〜67−16が一時的に間引いたデータを書き込むRAM68−1〜68−32を備える。
また、マッピング部11は、RAM68−1〜68−32から読出したデータのフィールド間引きを制御するフィールド間引き制御部69−1〜69−32を備える。また、マッピング部11は、フィールド間引き制御部69−1〜69−32が一時的に間引いたデータを書き込むRAM70−1〜70−64と、を備える。
また、マッピング部11は、RAM70−1〜70−64から読出したデータのワード間引きを制御するワード間引き制御部71−1〜71−64を備える。また、マッピング部11は、ワード間引き制御部71−1〜71−64が一時的に間引いたデータを書き込むRAM72−1〜72−128と、を備える。
また、マッピング部11は、RAM72−1〜72−128から読出したデータの画素サンプルを32チャンネルのHD−SDIとして出力する読み出し制御部73−1〜73−128を備える。
なお、図14には、HD−SDI1を生成するブロックについて記載したが、HD−SDI2〜128を生成するブロックも同様の構成例としているため、図示と詳細な説明を省略する。
クロック供給回路61は、第2の2画素間引き制御部62、ライン間引き制御部67−1〜67−16、フィールド間引き制御部69−1〜69−32、ワード間引き制御部71−1〜71−64、及び読出し制御部73−1〜73−128にクロックを供給する。このクロックは、画素サンプルの読み出し又は書き込みに用いられ、このクロックにより各部が同期する。
不図示のイメージセンサから入力するUHDTV2の7680×4320/100P,119.88,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号で規定されるクラスイメージは、RAM63に保存される。第2の2画素間引き制御部62は、UHDTV2で規定されるクラスイメージで規定される各フレームから抽出した画素サンプルのうち、SMPTE435−1で規定される方式である、同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引く。このとき、第1の2画素間引き制御部62は、UHDTV2で規定されるクラスイメージの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に間引いて、UHDTV1で規定される第1のクラスイメージと第2のクラスイメージにマッピングする。同様に、第2の2画素間引き制御部62は、UHDTV2で規定されるクラスイメージの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に間引いて、UHDTV1で規定される第3のクラスイメージと第4のクラスイメージにマッピングする。
さらに、第1の2画素間引き制御部65−1〜65−4は、UHDTV1で規定される第1〜第4のクラスイメージの内、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に第1のサブイメージと第2のサブイメージに間引く。同様に、第2の2画素間引き制御部62は、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に第3のサブイメージと第4のサブイメージに間引く。以降の処理は、第1の実施の形態に係る間引き処理と同様に行われる。
図15は、再生部39の内部構成例を示す。
再生部39は、マッピング部11が画素サンプルに行った処理を逆変換するブロックである。
再生部39は、マッピング部11が画素サンプルに行った処理を逆変換するブロックである。
再生部39は、各部にクロックを供給するクロック供給回路81を備える。また、再生部39は、1920×1080/50I−60IP信号を構成する128本のHD−SDI1〜128をそれぞれ記憶するRAM92−1〜92−128を備える。HD−SDI1〜128は、デスクランブル・8B/10B・P/S部38から入力されたLinkAであるCH1,CH3,CH5,CH7,…,CH127と、LinkBであるCH2,CH4,CH6,CH8,…,CH128が用いられる。書込み制御部93−1〜93−128は、クロック供給回路81から供給されるクロックに合わせて、入力したSMPTE435−2に規定される128本のHD−SDI1〜128をRAM92−1〜92−128に書き込む制御を行う。
また、再生部39は、ワード多重(デインタリーブ)を制御するワード多重制御部91−1〜91−64と、ワード多重制御部91−1〜91−64が一時的に多重したデータを書き込むRAM90−1〜90−64と、を備える。
ワード多重制御部91−1〜91−64は、RAM92−1〜92−128から読み出したHD−SDIのアクティブ期間から抽出した画素サンプルを、SMPTE372のFigure4,6,7,8,9の逆変換のワード毎に多重する。具体的には、ワード多重制御部91−1〜91−64は、(RAM92−1,92−2)、(RAM92−3,92−4)、…、(RAM92−127,92−128)毎にタイミングを制御して画素サンプルを多重する。そして、ワード多重制御部91−1〜91−64は、1920×1080/50I−60I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を生成し、RAM90−1〜90−64に保存する。
フィールド多重制御部89−1〜89−32は、RAM90−1〜90−64から読み出した画素サンプルをフィールド毎に多重する。そして、フィールド多重制御部89−1〜89−32は、1920×1080/100I−120I/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を生成し、RAM88−1〜88−32に保存する。
ライン多重制御部86−1〜86−16は、RAM88−1〜88−32から読み出した画素サンプルをライン毎に多重する。そして、ライン多重制御部86−1〜86−16は、1920×1080/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を生成し、RAM86−1〜86−16に保存する。この信号が第1〜第4のサブイメージを構成する。
第1の2画素多重制御部85−1〜85−4は、RAM86−1〜86−16から読み出した画素サンプルを2画素毎に以下の処理で多重する。すなわち、第1のサブイメージと第2のサブイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、UHDTV1で規定されるクラスイメージのフレームにおける奇数ライン上に隣り合わせて多重する。同様に、第3のサブイメージと第4のサブイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、UHDTV1で規定されるクラスイメージの偶数ライン上に隣り合わせて多重する。そして、RAM84−1〜84−4には、第1〜第4のクラスイメージが保存される。この第1〜第4のクラスイメージは、3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である。
第2の2画素多重制御部82は、RAM84−1〜84−4から読み出した画素サンプルを2画素毎に以下の処理で多重する。すなわち、第1の2画素多重制御部84−1〜84−4が2画素ずつ多重したUHDTV1のクラスイメージから画素サンプルを抽出する。そして、このクラスイメージの画像信号に規定される各フレームから抽出した画素サンプルのうち、第1のクラスイメージと第2のクラスイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、UHDTV2のクラスイメージにおける奇数ライン上に隣り合わせて多重する。このUHDTV2のクラスイメージは、7680×4320/100P,119.88,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号で規定される。また、第3のクラスイメージと第4のクラスイメージから2画素ずつ抽出した画素サンプルを、UHDTV2のクラスイメージにおける偶数ライン上に隣り合わせて多重する。そして、RAM83には、UHDTV2で規定されるクラスイメージである7680×4320/100P,119.88,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビットが保存され、適宜、この信号が再生される。
クロック供給回路81は、第2の2画素多重制御部82、第1の2画素多重制御部85−1〜85−4、ライン多重制御部86−1〜86−16、フィールド多重制御部89−1〜89−32にクロックを供給する。また、クロック供給回路81は、ワード多重制御部91−1〜91−64、及び書込み制御部93−1〜93−128にクロックを供給する。このクロックにより各部が同期して、画素サンプルの読み出し又は書き込みが制御される。
なお、図15では、第1及び第2の2画素多重、ライン多重、フィールド多重、ワード多重と、を5種類のRAMを用いて5段階で行う例を書いた。しかし、一つのRAMを用いて7680×4320/100P,119.88,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を再生しても良い。
以上説明した第2の実施の形態に係る伝送システム10によれば、本実施の形態に係る間引き処理を行う。すなわち、画素数の大きい7680×4320信号を2画素サンプル単位で2回間引いて複数の1920×1080信号にマッピングした後、ライン間引き、フィールド間引きする。この間引き処理は、信号をマッピングする際に必要となるメモリを最小にする方式であると共に、メモリ量が最小になることから信号の伝送遅延も最小に抑えることができる。
また、10G 16chの信号を1本の光ファイバーで伝送する際には、CWDM/DWDM波長多重技術を使うことが出来る。
以上説明した第1及び第2の実施の形態に係る伝送システム10によれば、現状HD(1920×1080)の4倍、16倍にも相当する超高解像度(超大容量)の画像を伝送できる。この画像を構成するのは、3840×2160/120P、7680×4320/120P信号である。そして、画素数の多い3840×2160/120P、7680×4320/120Pの段階では2画素サンプル毎にそれぞれ1回、2回間引いて、多chの1920×1080/120Pに変換する。さらに、1920×1080/120P信号になった段階でライン間引きして2chの1920×1080/120I信号に変換する。そして、1920×1080/120I信号を、フィールド間引きして、最終的には32ch又は128chの1920×1080/60I信号にマッピングする。
また、将来提案される可能性が高い3840×2160/100P−120P、7680×4320/100P−120P信号を、2画素間引きやライン間引き、最終的にはフィード間引きをする。これにより、多chの1920×1080/50I−60I信号にマッピングすることができる。上述した第1及び第2の実施の形態におけるマッピング方式が最も必要とするメモリ量が少なく、遅延も少ない。また、SMPTE274Mで規定される1920×1080/50I−60I信号は、現行の測定器で観測可能である。また、3840×2160/100P−120P、7680×4320/100P−120P信号を画素単位あるいは時間単位で間引いて観測することも可能である。また、現行の諸々のSMPTEマッピング規格との整合が取れるので、将来SMPTEにおける標準化においても賛同を得られる可能性が最も高い方式である。
上述した第1及び第2の実施の形態におけるマッピング方式を用いることで、以下の効果を得ることができる。
(1)3840×2160/120P、7680×4320/120P信号を、4ch,16chのモードDの10.692Gbpsの伝送する際に、最小の遅延で伝送システムを構築することが出来る。また、SMPTE審議中のS2036−3とも、3840×2160、7680×4320の段階では2画素サンプル毎に間引く点で整合を取ることができる。なお、S2036−3は、3840×2160/23.98P−60P、7680×4320/23.98P−60Pの多chの10.692GbpsのモードDへのマッピング規格に関する。
(1)3840×2160/120P、7680×4320/120P信号を、4ch,16chのモードDの10.692Gbpsの伝送する際に、最小の遅延で伝送システムを構築することが出来る。また、SMPTE審議中のS2036−3とも、3840×2160、7680×4320の段階では2画素サンプル毎に間引く点で整合を取ることができる。なお、S2036−3は、3840×2160/23.98P−60P、7680×4320/23.98P−60Pの多chの10.692GbpsのモードDへのマッピング規格に関する。
(2)画素数が小さくなり、メモリ量が少なくてすむ。1920×1080/120P信号の段階でライン間引きして2chの1920×1080/120I信号に変換するライン間引きは、SMPTE372の規格に採用された方式を用いる。この規格には、1920×1080/60P信号を2chの1920×1080/60Iにマッピングする方式が規定されている。このため、本実施の形態に係るマッピング方式は、SMPTE372の規格で定められたマッピング方式と整合を取ることができる。
(3)さらに、フィールド単位のメモリ量が小さくなった1920×1080/120I信号の段階でフィールド間引きして最終的に1920×1080/60I信号に変換する。この1920×1080/60I信号は、現行HD用の波形モニタで観測できる。例えば、7680×4320/120P信号を間引いた1920×1080/60I信号であれば、図14中の2画素サンプル単位で1/16に間引かれたが、さらに時間軸方向にもライン単位、フィールド単位で間引かれ、1/4になって観測される。従って、7680×4320/120P信号の全体画像を画素方向、時間方向に間引いた形で全て観測できる。
また、今までSMPTE274M等にて定義されていない、3840×2160/100P−120P、7680×4320/100P−120P信号を定義した。また、同じく1920×1080/120P,120I信号も定義した。このため、UHDTVの3840×2160/100P−120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号を、多chの10Gインタフェースで伝送することが出来る。
また、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りその他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
1…放送用カメラ、2…CCU、3…光ファイバーケーブル、10…信号伝送システム、11…マッピング部、12…S/P・スクランブル・8B/10B部、12−1…ブロック、13…PLL、14…多重部、15…データ長変換部、16…FIFOメモリ、17…多チャンネルデータ形成部、18…多重・P/S変換部、19…光電変換部、20…クロック供給回路、21…2画素間引き制御部、24−1〜24−4…ライン間引き制御部、25−1〜25−8…フィールド間引き制御部、27−1〜27−16…ワード間引き制御部、30−1〜30−32…読み出し制御部、31…光電変換部、32…データ形成部、33…多重部、36…データ長変換部、37…分離部、38…デスクランブル・8B/10B・P/S部、39…再生部、41…クロック供給回路、41…2画素多重制御部、44−1〜44−4…ライン多重制御部、45−1〜45−8…フィールド多重制御部、47−1〜47−16…ワード多重制御部、51−1〜51−32…読み出し制御部
Claims (11)
- 1フレームの画素数がHD−SDIフォーマットで規定される画素数を越えるUHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号で規定されるクラスイメージから抽出した画素サンプルのうち、SMPTE435−1で規定される方式である、同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引いて、第1〜第4のサブイメージの内、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に前記第1のサブイメージと前記第2のサブイメージに間引き、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に前記第3のサブイメージと前記第4のサブイメージに間引く2画素間引き制御部と、
前記2画素間引き制御部によってマッピングされた前記第1〜第4のサブイメージのそれぞれの一ラインおきに前記画素サンプルを間引いてインタレース信号とするライン間引き制御部と、
前記一ラインおきに間引かれた画素サンプルをフィールド毎に間引くフィールド間引き制御部と、
前記フィールド毎に間引かれた前記画素サンプルをワード毎に間引いて、SMPTE435−2に規定されるモードDのHD−SDIのアクティブ期間にマッピングするワード間引き制御部と、
前記HD−SDIを出力する読出し制御部と、を備える
信号送信装置。 - 前記フィールド間引き制御部は、フレームレートを前記画像信号の1/2とする2個のチャンネルに、それぞれ前記画像信号の奇数フィールド及び偶数フィールドを交互に間引いた画素サンプルを貼り付ける
請求項1記載の信号送信装置。 - 前記フィールド間引き制御部は、フレームレートを前記画像信号の1/2とする第1及びチャンネルのうち、第1のチャンネル1には、前記画像信号の奇数フィールドに含まれる前記画素サンプルをマッピングし、第2のチャンネルには、前記画像信号の偶数フィールドに含まれる前記画素サンプルをマッピングする
請求項1記載の信号送信装置。 - UHDTV2の7680×4320/100P,119.88,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号で規定されるクラスイメージが入力する場合に、前記UHDTV2で規定されるクラスイメージから抽出した画素サンプルのうち、SMPTE435−1で規定される方式である、同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引いて、UHDTV1で規定される第1〜第4のクラスイメージの内、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に間引いて前記第1のクラスイメージと前記第2のクラスイメージにマッピングし、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に間引いて前記第3のクラスイメージと前記第4のクラスイメージにマッピングする第2の2画素間引き制御部を備え、
前記2画素間引き制御部は、前記第1〜第4のクラスイメージから抽出した画素サンプルをそれぞれ前記第1〜第4のサブイメージにマッピングする
請求項2又は3記載の信号送信装置。 - 1フレームの画素数がHD−SDIフォーマットで規定される画素数を越えるUHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号で規定されるクラスイメージから抽出した画素サンプルのうち、SMPTE435−1で規定される方式である、同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引いて、第1〜第4のサブイメージの内、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に前記第1のサブイメージと前記第2のサブイメージに間引き、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に前記第3のサブイメージと前記第4のサブイメージに間引くステップと、
マッピングされた前記第1〜第4のサブイメージのそれぞれの一ラインおきに前記画素サンプルを間引いてインタレース信号とするステップと、
前記一ラインおきに間引かれた画素サンプルをフィールド毎に間引くステップと、
前記フィールド毎に間引かれた前記画素サンプルをワード毎に間引いて、SMPTE435−2に規定されるモードDのHD−SDIのアクティブ期間にマッピングするステップと、
前記HD−SDIを出力するステップと、を有する
信号送信方法。 - SMPTE435−2に規定されるモードDのHD−SDIを記憶部に保存する書込み制御部と、
前記記憶部から読み出した前記HD−SDIのアクティブ期間から抽出した画素サンプルをワード毎に多重するワード多重制御部と、
前記ワード毎に多重された前記画素サンプルをフィールド毎に多重するフィールド多重制御部と、
前記フィールド毎に多重された前記画素サンプルを、ライン毎に第1〜第4のサブイメージに多重してプログレッシブ信号とするライン多重制御部と、
前記第1のサブイメージと前記第2のサブイメージから2画素ずつ抽出した前記画素サンプルを、UHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である画像信号がUHDTV1で規定されるクラスイメージにおける奇数ライン上に隣り合わせて多重し、前記第3のサブイメージと前記第4のサブイメージから2画素ずつ抽出した前記画素サンプルを、前記フレームにおける偶数ライン上に隣り合わせて多重する2画素多重制御部と、を備える
信号受信装置。 - 前記フィールド多重制御部は、前記ワード多重制御部によって前記画素サンプルが多重されたフレームレートを前記HD−SDIの2倍とする第1及び第2のチャンネルのうち、前記第1及び第2のチャンネルに含まれる奇数フィールドの前記画素サンプルを、フレームレートを前記HD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの奇数フィールドに交互に多重し、前記第1及び第2のチャンネルに含まれる偶数フィールドの前記画素サンプルを、フレームレートを前記HD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの偶数フィールドに交互に多重する
請求項6記載の信号受信装置。 - 前記フィールド多重制御部は、前記ワード多重制御部によって前記画素サンプルが多重されたフレームレートを前記HD−SDIの2倍とする第1及びチャンネルのうち、前記第1のチャンネルに含まれる前記画素サンプルを、フレームレートを前記HD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの奇数フィールドに多重し、前記第2のチャンネルに含まれる前記画素サンプルを、フレームレートを前記HD−SDIの2倍とする1個のチャンネルの偶数フィールドに多重する
請求項6記載の信号受信装置。 - 前記UHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である画像信号に規定される第1〜第4のクラスイメージから抽出した画素サンプルのうち、前記第1のクラスイメージと前記第2のクラスイメージから2画素ずつ抽出した前記画素サンプルを、UHDTV2の7680×4320/100P,119.88,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号で規定されるクラスイメージにおける奇数ライン上に隣り合わせて多重し、前記第3のクラスイメージと前記第4のクラスイメージから2画素ずつ抽出した前記画素サンプルを、前記UHDTV2のクラスイメージにおける偶数ライン上に隣り合わせて多重する第2の2画素多重制御部を備える
請求項7又は8記載の信号受信装置。 - SMPTE435−2に規定されるモードDのHD−SDIを記憶部に保存するステップと、
前記記憶部から読み出した前記HD−SDIのアクティブ期間から抽出した画素サンプルをワード毎に多重するステップと、
前記ワード毎に多重された前記画素サンプルをフィールド毎に多重するステップと、
前記フィールド毎に多重された前記画素サンプルを、ライン毎に第1〜第4のサブイメージに多重してプログレッシブ信号とするステップと、
前記第1のサブイメージと前記第2のサブイメージから2画素ずつ抽出した前記画素サンプルを、UHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号である画像信号がUHDTV1で規定されるクラスイメージにおける奇数ライン上に隣り合わせて多重し、前記第3のサブイメージと前記第4のサブイメージから2画素ずつ抽出した前記画素サンプルを、前記フレームにおける偶数ライン上に隣り合わせて多重するステップと、を有する
信号受信方法。 - 1フレームの画素数がHD−SDIフォーマットで規定される画素数を越えるUHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号で規定されるクラスイメージから抽出した画素サンプルのうち、SMPTE435−1で規定される方式である、同一ライン上で隣り合う2つの画素サンプルを間引いて、第1〜第4のサブイメージの内、各フレームの奇数ライン上の各画素サンプルを交互に前記第1のサブイメージと前記第2のサブイメージに間引き、各フレームの偶数ライン上の各画素サンプルを交互に前記第3のサブイメージと前記第4のサブイメージに間引く2画素間引き制御部と、
前記2画素間引き制御部によってマッピングされた前記第1〜第4のサブイメージのそれぞれの一ラインおきに前記画素サンプルを間引いてインタレース信号とするライン間引き制御部と、
前記一ラインおきに間引かれた画素サンプルをフィールド毎に間引くフィールド間引き制御部と、
前記フィールド毎に間引かれた前記画素サンプルをワード毎に間引いて、SMPTE435−2に規定されるモードDのHD−SDIのアクティブ期間にマッピングするワード間引き制御部と、
前記HD−SDIを出力する読出し制御部と、を有する信号送信装置と、
SMPTE435−2に規定されるモードDのHD−SDIを記憶部に保存する書込み制御部と、
前記記憶部から読み出した前記HD−SDIのアクティブ期間から抽出した画素サンプルをワード毎に多重するワード多重制御部と、
前記ワード毎に多重された前記画素サンプルをフィールド毎に多重するフィールド多重制御部と、
前記フィールド毎に多重された前記画素サンプルを、ライン毎に第1〜第4のサブイメージに多重してプログレッシブ信号とするライン多重制御部と、
前記第1のサブイメージと前記第2のサブイメージから2画素ずつ抽出した前記画素サンプルを、UHDTV1の3840×2160/100P,119.88P,120P/4:4:4,4:2:2,4:2:0/10ビット,12ビット信号で規定されるクラスイメージにおける奇数ライン上に隣り合わせて多重し、前記第3のサブイメージと前記第4のサブイメージから2画素ずつ抽出した前記画素サンプルを、前記フレームにおける偶数ライン上に隣り合わせて多重する2画素多重制御部と、を有する信号受信装置と、を備える
信号伝送システム。
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