JP3186556B2 - 映像信号多重伝送装置 - Google Patents

映像信号多重伝送装置

Info

Publication number
JP3186556B2
JP3186556B2 JP31626095A JP31626095A JP3186556B2 JP 3186556 B2 JP3186556 B2 JP 3186556B2 JP 31626095 A JP31626095 A JP 31626095A JP 31626095 A JP31626095 A JP 31626095A JP 3186556 B2 JP3186556 B2 JP 3186556B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
video signal
digital video
channel
channel digital
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31626095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09162828A (ja
Inventor
学明 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP31626095A priority Critical patent/JP3186556B2/ja
Publication of JPH09162828A publication Critical patent/JPH09162828A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3186556B2 publication Critical patent/JP3186556B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送機器などに用
いられ、同期していない複数チャンネルのデジタル映像
信号を時分割多重して伝送する映像信号多重伝送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来映像信号をシリアルで伝送する方式
としては、SMPTE(Society of Mot
ion Picture and Televisio
n Engineers)規格259Mに記載されたも
のが知られている。このSMPTE規格259Mの多重
方式を利用した映像信号伝送装置の一例を図3に示す。
図3は従来の映像信号伝送装置を示すブロック図であ
る。図3において、201は映像信号の水平同期信号入
力端子、202は映像信号アナログ入力端子、203は
14.3MHzでサンプリングし、10ビットで量子化
するアナログ/デジタル変換器(図中では、A/Dと記
す)、204は入力10ビット信号に対し、上限を3F
B(h)(hは16進数表現を示す)、下限を004
(h)に制限するリミッタ、205は3FF(h)、0
00(h)、000(h)、000(h)の4ワードの
コードからなるタイミング基準信号を、入力10ビット
データの水平同期期間内の4ワードと置換し、LSB
(最下位ビット)より順次出力し、シリアル信号に変換
する多重回路、206はG(x)=(X9+X4+1)
(X+1)なる生成多項式のスクランブル回路、207
はシリアルの電気信号を光信号に変換する電気/光変換
回路、208は伝送路となる光ファイバ、209は光信
号を電気信号に変換する光/電気変換回路、210はG
(x)=(X9+X4+1)(X+1)なる生成多項式の
スクランブルを解くデスクランブル回路、211は3F
F(h)、000(h)、000(h)、000(h)
の4ワードのコードからなるタイミング基準信号を検出
してワード同期を取り、10ビットのパラレルデータを
出力する分離回路、212はデジタル信号をアナログ信
号に変換しアナログ映像信号を復元するデジタル/アナ
ログ変換器(図中では、D/Aと記す)、213は映像
信号アナログ出力端子である。
【0003】また、スクランブル回路206を具体的に
実現した回路図を図5(a)に、デスクランブル回路2
10を具体的に実現した回路図を図5(b)に示す。図
5において、501,517はシリアルクロック入力端
子、502,518はシリアルデータ入力端子、51
6,532はシリアルデータ出力端子、513〜515
と529〜531は排他的論理和素子、503〜512
と519〜528はDフリップフロップである。
【0004】さらに、タイミング基準信号の置換挿入の
タイミングについて図4(a)に示す。上記した従来の
映像信号伝送装置は、リミッタ204で10ビットのコ
ードを004(h)〜3FB(h)の間に制限している
ため、タイミング基準信号に用いている3FF(h)や
000(h)は存在しないコード、すなわちユニークワ
ードとなっている。また、シリアル状態の信号について
考えると、タイミング基準信号以外の部分で1が10ビ
ット連続することは有り得る。例えば、映像信号が20
0(h)、1FF(h)というコードになった場合シリ
アル化すれば1が10ビット連続する。しかし、データ
に誤りが発生しない限り0が30ビット連続することは
有り得ない。よって、分離回路211ではこのタイミン
グ基準信号を検出することによって、確実にワードの境
界(LSBの位置)を認識することができる。すなわち
ワード同期を取ることができ、パラレルのデータを再生
することができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】映像信号の伝送装置と
しては、しばしば同期していない複数チャンネルの映像
信号を伝送することが要求される。前述した従来の方式
の映像信号伝送装置で、複数チャンネルの映像信号を多
重してタイミング基準信号を置換挿入して送出し、一本
の伝送路を用いてシリアル伝送しようとした場合、いく
つかの問題が発生する。
【0006】(問題点1)非同期な複数チャンネルのデ
ジタル映像信号を時分割多重した場合には、全チャンネ
ルにまたがるタイミング基準信号を用いることができな
い。例えば2チャンネル各10ビットのデジタル映像信
号を時分割多重した場合、シリアル状態では10ビット
毎に別々のチャンネルのデータが配列される。このとき
40ビット連続したタイミング基準信号を置換挿入して
しまうと、一方の映像信号の有効な映像データが壊され
てしまうという問題点がある。
【0007】2チャンネルの映像信号のうち主チャンネ
ルの水平同期期間内にタイミング基準信号を置換挿入し
ても、もう一方のチャンネルの映像信号は同期していな
いためタイミング基準信号を置換しているタイミング
が、有効な映像データが存在しているタイミングになる
場合があるからである。よって、このままでは複数チャ
ンネルにまたがるタイミング基準信号を用いることはで
きない。
【0008】(問題点2)タイミング基準信号を複数チ
ャンネルにまたがらないように置換挿入しようとした場
合には、分離回路でワード同期が取れず誤動作する可能
性がある。例えば2チャンネル各10ビットのデジタル
映像信号を時分割多重し、一方のチャンネルのみに3F
F(h)、000(h)、000(h)、000(h)
なるタイミング基準信号を置換挿入して分離回路でワー
ド同期をとる構成にした場合、一方のチャンネルのデー
タが200(h)、1FF(h)、1FF(h)、1F
F(h)、もう一方のチャンネルのデータが1FF
(h)、200(h)、200(h)、200(h)
で、時分割多重した後のデータが200(h)、1FF
(h)、1FF(h)、200(h)、1FF(h)、
200(h)、1FF(h)、200(h)となるとす
ると、シリアル状態では最上位ビットと第2位ビットの
間を境としてタイミング基準信号のパターンが発生して
しまう。これにより、分離回路では正常な位置でワード
同期が取れなくなってしまう問題が発生する。
【0009】(問題点3)また、複数チャンネルの映像
信号をサンプル単位で時分割多重するのではなく、各々
のチャンネルの映像信号の1水平走査周期分のデータが
連続するように多重しようとした場合には、上述2点の
問題は回避できるが、多重回路の前段と分離回路の後段
に水平走査周期分のワード数のメモリが必要となり、回
路規模が大きくなる。
【0010】本発明は上記問題点を解決するものであ
り、分離回路側で水平走査周期分のワード数のメモリを
用いることなく、正確にワード同期が取れ、かつ非同期
な複数チャンネルのデジタル映像信号を伝送可能な映像
信号多重伝送装置を提供することを目的とする。
【0011】この課題を解決するために本発明は、従チ
ャンネルデジタル映像信号のデータを各々書き込み記憶
するメモリと、従チャンネルデジタル映像信号各々の水
平同期信号でメモリ各々に従チャンネル映像信号のデー
タ各々の書き込みタイミングを制御する書き込み制御回
路と、主チャンネルデジタル映像信号の水平同期信号で
メモリ各々から記憶された従チャンネル映像信号のデー
タ各々の読み出しタイミングを制御する読み出し制御回
路と、メモリ出力の従チャンネルデジタル映像信号と
チャンネルデジタル映像信号をワード単位で時分割多重
し、時分割多重し、多重された後の全チャンネル分の映
像信号にまたがるユニークワードのタイミング基準信号
を主チャンネル映像信号の水平同期期間に置換挿入して
シリアル信号を出力する多重回路と、シリアル信号から
多重回路で用いたタイミング基準信号を検出してワード
同期を取り、全チャンネルの映像信号を分離出力する分
離回路とを有する構成にしている。
【0012】これにより、分離回路後段にメモリを用い
ることなく、正確にワード同期を取って、非同期な複数
チャンネルのデジタル映像信号を伝送できるようにな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、nチャン
ネル(nは2以上の整数)のデジタル映像信号のうち、
1つのチャンネルのデジタル映像信号を主チャンネルデ
ジタル映像信号とし、他のn−1チャンネルのデジタル
映像信号を従チャンネルデジタル映像信号としたとき、
n−1チャンネルの従チャンネルデジタル映像信号のデ
ータを各々書き込み記憶するn−1個のメモリと、前記
従チャンネルデジタル映像信号各々の水平同期信号で前
記n−1個のメモリ各々に前記従チャンネル映像信号の
データ各々の書き込みタイミングを制御するn−1個の
書き込み制御回路と、前記主チャンネルデジタル映像信
号の水平同期信号で前記n−1個のメモリ各々から記憶
された前記従チャンネル映像信号のデータ各々の読み出
しタイミングを制御する読み出し制御回路と、前記n−
1個のメモリ出力のn−1チャンネルの従チャンネルデ
ジタル映像信号と主チャンネルデジタル映像信号をワー
ド単位で時分割多重し、多重された後のnチャンネル分
の映像信号にまたがるユニークワードのタイミング基準
信号を主チャンネルデジタル映像信号の水平同期期間に
置換挿入してシリアル信号を出力する多重回路と、シリ
アル信号から前記多重回路で用いたタイミング基準信号
を検出してワード同期を取り、nチャンネルの映像信号
を分離出力する分離回路とを有する映像信号多重伝送装
置としたものであり、メモリを用いて従チャンネルの水
平同期の位相を主チャンネルの水平同期の位相に合わす
ことができ、全チャンネルにまたがるユニークワードの
タイミング基準信号を用いてもこの信号によって有効な
映像データを壊すことはない。よって、本発明は分離回
路後段にメモリを用いることなく、正確にワード同期を
取って、非同期なデジタル映像信号を伝送できるように
なるという作用を有する。
【0014】また、第2の発明は、上記発明に加えて、
n−1チャンネルの従チャンネルデジタル映像信号各々
の垂直同期信号のタイミングでリセットをかけ、主チャ
ンネルデジタル映像信号の水平同期周期と同じ時間毎に
変化する2値信号を出力するn−1個の水平カウンタを
有し、従チャンネルデジタル映像信号の水平同期信号の
代わりに前記水平カウンタ出力を書き込み制御回路に入
力した映像信号多重伝送装置としたものであり、メモリ
を用いて従チャンネルの水平同期の位相を主チャンネル
の水平同期の位相に合わすことができ、全チャンネルに
またがるユニークワードのタイミング基準信号を用いて
もこの信号によって有効な映像データを壊すことはな
い。また、第1の発明の構成のみでは、メモリの構成、
書き込み/読み出しの制御によっては、メモリの書き込
みアドレスと読み出しアドレスが交錯し、同じラインの
映像データを繰り返し読み出したり、あるラインの映像
データを読みとばしてしまう可能性があるが、本発明で
は垂直同期信号のタイミングでリセットをかける水平カ
ウンタを用いたことにより通常の有効な映像データが存
在しているラインではメモリの書き込みアドレスと読み
出しアドレスが交錯しないようにしており、非同期映像
信号の水平走査周期のずれは有効な映像データが存在し
ていない垂直ブランキング期間内に修正するようにして
いる。よって、本発明は分離回路後段にメモリを用いる
ことなく、正確にワード同期を取って、非同期なデジタ
ル映像信号を伝送できるようになり、かつ有効な映像デ
ータのラインとびや重複表示を防ぐという作用を有す
る。
【0015】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1による映
像信号多重伝送装置の構成の一例を示すブロック図であ
る。図1において、101は主チャンネル映像信号の水
平同期信号入力端子、102は主チャンネル映像信号ア
ナログ入力端子、103は従チャンネル映像信号の水平
同期信号入力端子、104は従チャンネル映像信号アナ
ログ入力端子、105,106は14.3MHzでサン
プリングし、10ビットで量子化するアナログ/デジタ
ル変換器(図中では、A/Dと記す)、107は従チャ
ンネル映像信号の水平同期信号入力端子103より入力
される水平同期信号により従チャンネル映像信号の水平
同期期間に書き込みアドレスをリセットし、サンプリン
グクロック毎にアドレスを1づつ増しデジタルの従チャ
ンネル映像信号を順次書き込むように動作する書き込み
制御回路、108は主チャンネル映像信号の水平同期信
号入力端子101より入力される水平同期信号により主
チャンネル映像信号の水平同期期間に読み出しアドレス
をリセットし、サンプリングクロック毎にアドレスを1
づつ増しデジタルの従チャンネル映像信号を順次読み出
すように動作する読み出し制御回路、109は従チャン
ネル映像信号のデジタルのデータを書き込んで記憶し、
読み出すFIFO(First In First O
ut)式のメモリ(図中では、FIFOメモリと記
す)、110,111は入力される10ビットのデジタ
ル映像信号に対し、上限を3FB(h)(hは16進数
表現を示す)、下限を004(h)に制限するリミッ
タ、112は3FF(h),3FF(h),000
(h),000(h),000(h),000(h),
000(h),000(h)の8ワードのコードからな
るタイミング基準信号を、図4(b)のタイミング図に
示すように置換挿入し、主チャンネル映像信号の水平同
期期間内タイミング基準信号がくるように配置し、LS
Bより順次出力し、シリアル信号に変換する多重回路、
113はG(x)=(x9+x4+1)(x+1)なる生
成多項式のスクランブル回路、114はシリアルの電気
信号を光信号に変換する電気/光変換回路、115は伝
送路となる光ファイバ、116は光信号を電気信号に変
換する光/電気変換回路、117はG(x)=(x 9
4+1)(x+1)なる生成多項式のスクランブルを
解くデスクランブル回路、118は3FF(h),3F
F(h),000(h),000(h),000
(h),000(h),000(h),000(h)の
8ワードのコードからなるタイミング基準信号を検出し
てワード同期を取り、主チャンネル映像信号と従チャン
ネル映像信号それぞれ10ビットのパラレルデータを出
力する分離回路、119・120はデジタル信号をアナ
ログ信号に変換しアナログ映像信号を復元するデジタル
/アナログ変換器(図中では、D/Aと記す)、121
は主チャンネル映像信号アナログ出力端子、122は従
チャンネル映像信号アナログ出力端子である。
【0016】また、スクランブル回路113およびデス
クランブル回路117は、従来の映像信号伝送装置と同
様に図5に示した構成の回路で実現している。以上のよ
うに構成した本実施の形態は、主チャンネル映像信号と
従チャンネル映像信号の2チャンネルの映像信号を多重
伝送するもので、チャンネル数nをn=2としたもので
ある。
【0017】上記した本実施の形態では書き込み制御回
路107、読み出し制御回路108とメモリ109を用
いたことにより、主チャンネル映像信号の水平同期期間
とメモリ109出力の従チャンネル映像信号の水平同期
期間を一致させることができ、多重回路112におい
て、図4(b)に示すごとく2チャンネルの信号にまた
がるタイミング基準信号を置換挿入しても有効な映像デ
ータが欠落されることはなくなる。かつ、このタイミン
グ基準信号はリミッタ110,111で禁止しているユ
ニークワード(000(h)〜003(h)および3F
C(h)〜3FF(h)のコード)で構成されており、
伝送誤りが発生しない限りシリアル状態でこのビットパ
ターンは出現しない。すなわち分離回路118において
正確にワード同期が取れるようになっている。さらに、
メモリは多重回路112の前段にのみ用いており、分離
回路118側では不要である。
【0018】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2による映像信号多重伝送装置の構成の一例を示すブ
ロック図である。図2において、構成の大部分は図1の
映像信号多重伝送装置と同様であるので、同じ動作をす
るものには同じ符号を付け、詳細な説明は省略する。1
23は従チャンネル映像信号の垂直同期信号入力端子、
124は従チャンネルデジタル映像信号の垂直同期信号
のタイミングでリセットをかけ、主チャンネルデジタル
映像信号の水平同期周期と同じ時間毎に変化する2値信
号を出力する水平カウンタである。
【0019】上記した本実施の形態おいては、主チャン
ネル映像信号の水平走査周期と従チャンネル映像信号の
水平走査周期が異なっていても、通常の有効な映像信号
が存在しているラインでは、メモリ109の書き込みア
ドレスと読み出しアドレスがリセットされる時間間隔は
一定であり、書き込みアドレスと読み出しアドレスが交
錯することはなくなり、従チャンネル映像信号のデータ
をメモリ109から読み出す際に同じラインのデータを
繰り返して読み出したり、1ラインとばして読み出す現
象はなくなる。
【0020】よって上記した実施の形態では、書き込み
制御回路107、読み出し制御回路108とメモリ10
9を用いたことにより、主チャンネル映像信号の水平同
期期間とメモリ108出力の従チャンネル映像信号の水
平同期期間を一致させることができ、多重回路112に
おいて、図4(b)に示すごとく2チャンネルの信号に
またがるタイミング基準信号を置換挿入しても有効な映
像データが欠落されることはなくなる。かつ、このタイ
ミング基準信号はリミッタ110,111で禁止してい
るユニークワードで構成されており、伝送誤りが発生し
ない限りシリアル状態でこのビットパターンは出現しな
い。すなわち分離回路118において正確にワード同期
が取れるようになっている。さらに、メモリは多重回路
112の前段にのみ用いており、分離回路118側では
不要である。これに加え、水平カウンタ124を用いた
ことにより、水平走査周期の異なる映像信号であっても
ライン単位での有効映像データの欠落や重複出力を防ぐ
ことができる。
【0021】なお、以上の説明では、n=2とした例で
説明したが、nが3以上であっても同様に実施可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、書き込み
制御回路と読み出し制御回路とメモリとを用いたことに
より、主チャンネル映像信号の水平同期期間とメモリの
出力の従チャンネル映像信号の水平同期期間とを一致さ
せることができ、多重回路において、全チャンネルの信
号にまたがるタイミング基準信号を置換挿入しても、有
効な映像データが欠落や重複出力されることはなくな
る。かつ、このタイミング基準信号は伝送するコードと
して禁止しているユニークワードで構成されており、伝
送誤りが発生しない限りシリアル状態でこのビットパタ
ーンは出現しない。すなわち分離回路において正確にワ
ード同期が取れるようになっている。さらに、メモリは
多重回路の前段にのみ用いており、分離回路側では不要
であり、小さな回路規模で実現できる。
【0023】上記効果は、水平同期期間の位相が一致し
ていない複数の映像信号を多重伝送する場合に非常に有
効である。さらに、水平走査周期も一致していない場合
は、水平カウンタを用いることにより、ライン単位での
有効映像データの欠落や重複出力を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による映像信号多重伝送装
置を示すブロック図
【図2】本発明の実施形態2による映像信号多重伝送装
置を示すブロック図
【図3】従来の映像信号伝送装置を示すブロック図
【図4】タイミング基準信号の置換挿入位置を示すタイ
ミング図
【図5】スクランブル回路およびデスクランブル回路の
一例を示す回路図
【符号の説明】
105、106、203 アナログ/デジタル変換器 107 書き込み制御回路 108 読み出し制御回路 109 メモリ 110、111、204 リミッタ 112、205 多重回路 113、206 スクランブル回路 114、207 電気/光変換回路 115、208 光ファイバ 116、209 光/電気変換回路 117、210 デスクランブル回路 118、211 分離回路 119、120、212 デジタル/アナログ変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−18843(JP,A) 特開 平8−265657(JP,A) 特開 平6−22287(JP,A) 特開 平5−64171(JP,A) 特開 平6−29945(JP,A) 特開 平5−260012(JP,A) 特開 平5−176307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 H04N 7/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 nチャンネル(nは2以上の整数)のデ
    ジタル映像信号のうち、1つのチャンネルのデジタル映
    像信号を主チャンネルデジタル映像信号とし、他のn−
    1チャンネルのデジタル映像信号を従チャンネルデジタ
    ル映像信号としたとき、n−1チャンネルの前記従チャ
    ンネルデジタル映像信号のデータを各々書き込み記憶す
    るn−1個のメモリと、前記従チャンネルデジタル映像
    信号各々の水平同期信号で前記n−1個のメモリ各々に
    前記従チャンネル映像信号のデータ各々の書き込みタイ
    ミングを制御するn−1個の書き込み制御回路と、前記
    主チャンネルデジタル映像信号の水平同期信号で前記n
    −1個のメモリ各々から記憶された前記従チャンネル映
    像信号のデータ各々の読み出しタイミングを制御する
    み出し制御回路と、前記n−1個のメモリ出力のn−1
    チャンネルの従チャンネルデジタル映像信号と主チャン
    ネルデジタル映像信号をワード単位で時分割多重し、多
    重された後のnチャンネル分の映像信号にまたがるユニ
    ークワードのタイミング基準信号を主チャンネルデジタ
    ル映像信号の水平同期期間に置換挿入してシリアル信号
    を出力する多重回路と、前記シリアル信号から前記多重
    回路で用いたタイミング基準信号を検出してワード同期
    を取り、nチャンネルの映像信号を分離出力する分離回
    路とを有する映像信号多重伝送装置。
  2. 【請求項2】 n−1チャンネルの従チャンネルデジタ
    ル映像信号各々の垂直同期信号のタイミングでリセット
    をかけ、主チャンネルデジタル映像信号の水平同期周期
    と同じ時間毎に変化する2値信号を出力するn−1個の
    水平カウンタを有し、従チャンネルデジタル映像信号の
    水平同期信号の代わりに前記水平カウンタ出力を書き込
    み制御回路に入力した請求項1記載の映像信号多重伝送
    装置。
JP31626095A 1995-12-05 1995-12-05 映像信号多重伝送装置 Expired - Fee Related JP3186556B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31626095A JP3186556B2 (ja) 1995-12-05 1995-12-05 映像信号多重伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31626095A JP3186556B2 (ja) 1995-12-05 1995-12-05 映像信号多重伝送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09162828A JPH09162828A (ja) 1997-06-20
JP3186556B2 true JP3186556B2 (ja) 2001-07-11

Family

ID=18075125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31626095A Expired - Fee Related JP3186556B2 (ja) 1995-12-05 1995-12-05 映像信号多重伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3186556B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09162828A (ja) 1997-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100322979B1 (ko) 다중화신호의직렬전송방법,다중화신호의직렬송신장치,수신장치및송수신장치
US5781599A (en) Packet receiving device
KR960004578B1 (ko) 동기 시스템
GB2210231A (en) Synchroniser for television audio and video signals
US4612568A (en) Burst-to-line-locked clock digital video signal sample rate conversion apparatus
US6054944A (en) Data transmission method and device using 8-10 bit conversion and successive plus and minus running disparity synchronous data words
WO2000035189A1 (fr) Procede et dispositif d'emission/reception pour systeme a interface serie numerique
US5583574A (en) Video-data transmitter, video-data receiver, and video-data transceiver for connecting parallel video-data into serial video-data and vice versa
EP0121994B2 (en) Television signal processing apparatus
JP3286110B2 (ja) 音声パケット補間装置
US5408474A (en) Apparatus for multiplexing digital video and a digital sub-signal and method thereof
JP3186556B2 (ja) 映像信号多重伝送装置
JP3674726B2 (ja) 送信装置及び受信装置並びに送受信装置
JP2851045B2 (ja) 映像デジタル伝送方式とその受信装置
US6137538A (en) Bus system for a television signal processing device
JP3114628B2 (ja) 映像信号時分割回路
JPH0686244A (ja) 映像信号送信装置と映像信号受信装置
JPH04826A (ja) ディジタル多重伝送システム
JP2783008B2 (ja) フレーム同期装置
JPH0622287A (ja) 映像信号多重伝送装置
JP2001054072A (ja) 映像信号受信装置
JP2001054073A (ja) 映像信号受信装置
JP3248503B2 (ja) 時分割多重回路及び時分割多重方法
KR970004791B1 (ko) 텔레비젼 압축영상신호와 음성신호의 디.에스.3(ds3) 신호로의 다중/역다중화 장치
JP2707990B2 (ja) ディジタル信号伝送方法及びそれに用いる送信装置と受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees