JP2001084348A - 非接触型記録媒体 - Google Patents
非接触型記録媒体Info
- Publication number
- JP2001084348A JP2001084348A JP25572799A JP25572799A JP2001084348A JP 2001084348 A JP2001084348 A JP 2001084348A JP 25572799 A JP25572799 A JP 25572799A JP 25572799 A JP25572799 A JP 25572799A JP 2001084348 A JP2001084348 A JP 2001084348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral end
- substrate
- semiconductor chip
- outer peripheral
- spiral pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】片面基板による構成に適した非接触型記録媒体
を提供する。 【解決手段】スパイラルパターン(12)の巻回部(1
3)の内側および外側にそれぞれ形成された貫通孔(1
5)を介して、半導体チップ(14)と該スパイラルパ
ターン(12)の内周端(20)および外周端(22)
とを接続する。
を提供する。 【解決手段】スパイラルパターン(12)の巻回部(1
3)の内側および外側にそれぞれ形成された貫通孔(1
5)を介して、半導体チップ(14)と該スパイラルパ
ターン(12)の内周端(20)および外周端(22)
とを接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触型記録媒体
に関し、特に、片面基板による構成に適した非接触型記
録媒体に関する。
に関し、特に、片面基板による構成に適した非接触型記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、貨物等の輸送物品を管理する方法
として、半導体チップを内蔵したタグを荷札として用い
る方法が採用されている。このタグには、半導体チップ
内に格納されたデータにアクセスするためのアンテナが
設けられ、このアンテナを介して記録データの読み取り
が行われる。
として、半導体チップを内蔵したタグを荷札として用い
る方法が採用されている。このタグには、半導体チップ
内に格納されたデータにアクセスするためのアンテナが
設けられ、このアンテナを介して記録データの読み取り
が行われる。
【0003】上記アンテナは、一般に、基板上に形成さ
れた平面コイルで構成され、この平面コイルは、スパイ
ラル状の平面パターンで形成される。データを記録する
ための半導体チップは、一般に、スパイラルパターンの
中心に配置され、この位置から該スパイラルパターンの
両端に接続される。
れた平面コイルで構成され、この平面コイルは、スパイ
ラル状の平面パターンで形成される。データを記録する
ための半導体チップは、一般に、スパイラルパターンの
中心に配置され、この位置から該スパイラルパターンの
両端に接続される。
【0004】従来、このスパイラルパターンへの接続に
は、該スパイラルパターンの反対面に形成された中継用
の接続パターンが利用されていた。これは、該中継用パ
ターンとスパイラルパターンとの短絡を防止するためで
ある。即ち、従来は、一方の面にはスパイラルパターン
が形成され、他方の面には接続パターンが形成された両
面基板が用いられていた。
は、該スパイラルパターンの反対面に形成された中継用
の接続パターンが利用されていた。これは、該中継用パ
ターンとスパイラルパターンとの短絡を防止するためで
ある。即ち、従来は、一方の面にはスパイラルパターン
が形成され、他方の面には接続パターンが形成された両
面基板が用いられていた。
【0005】この種のタグは、主に、貨物の付加情報と
して利用されるものであるため、なるべく薄く小型であ
ることが望まれる。従って、両面基板よりも片面基板で
構成することが好ましい。
して利用されるものであるため、なるべく薄く小型であ
ることが望まれる。従って、両面基板よりも片面基板で
構成することが好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、片面基板に
よる構成に適した非接触型記録媒体を提供することを課
題とする。
よる構成に適した非接触型記録媒体を提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、スパイラルパターンの巻回部の内側お
よび外側にそれぞれ形成された貫通孔を介して、半導体
チップと該スパイラルパターンの内周端および外周端と
を接続する。
め、本発明では、スパイラルパターンの巻回部の内側お
よび外側にそれぞれ形成された貫通孔を介して、半導体
チップと該スパイラルパターンの内周端および外周端と
を接続する。
【0008】上記構成により、半導体チップから内周端
および外周端までの配線が巻回部と交わることを避ける
ことができる。その結果、片面基板による構成が可能に
なり、記録媒体の薄型化を図ることができる。
および外周端までの配線が巻回部と交わることを避ける
ことができる。その結果、片面基板による構成が可能に
なり、記録媒体の薄型化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の形態に係
る非接触型記録媒体の構成を示す底面図である。以下、
同図に基づいて、本発明の第1の形態を説明する。
る非接触型記録媒体の構成を示す底面図である。以下、
同図に基づいて、本発明の第1の形態を説明する。
【0010】スパイラルパターン12は、基板10の裏
面に形成され、非接触型記録媒体のアンテナ回路として
機能する。このスパイラルパターン12は、同図に示す
ように、基板10の中心から縁部にかけて渦巻き状に配
設され、その両端には、半導体チップ14と接続するた
めの内周端20および外周端22が設けられる。
面に形成され、非接触型記録媒体のアンテナ回路として
機能する。このスパイラルパターン12は、同図に示す
ように、基板10の中心から縁部にかけて渦巻き状に配
設され、その両端には、半導体チップ14と接続するた
めの内周端20および外周端22が設けられる。
【0011】半導体チップ14は、パッド形成面を基板
10に向けて、該基板10の表面に載置される。該半導
体チップ14が載置される位置は、スパイラルパターン
12の巻回部13上方である。巻回部13は、スパイラ
ルパターン12の導体パターンが密集した部分である。
10に向けて、該基板10の表面に載置される。該半導
体チップ14が載置される位置は、スパイラルパターン
12の巻回部13上方である。巻回部13は、スパイラ
ルパターン12の導体パターンが密集した部分である。
【0012】貫通孔15は、巻回部13の内周側および
外周側に、前記基板10を貫通して形成され、半導体チ
ップ14のパッドを該基板10の裏面に露呈させる。巻
回部13内周側とは、該巻回部13の最も内側のループ
を構成する導体パターンよりも内側の領域を意味し、巻
回部13の外周側とは、該巻回部13の最も外側のルー
プを構成する導体パターンよりも外側の領域を意味す
る。
外周側に、前記基板10を貫通して形成され、半導体チ
ップ14のパッドを該基板10の裏面に露呈させる。巻
回部13内周側とは、該巻回部13の最も内側のループ
を構成する導体パターンよりも内側の領域を意味し、巻
回部13の外周側とは、該巻回部13の最も外側のルー
プを構成する導体パターンよりも外側の領域を意味す
る。
【0013】従って、巻回部13内周側には内周端20
が存在し、巻回部13外周側には外周端22が存在する
ことになる。この構造では、各貫通孔15が内周端20
および外周端22に近接して配置されるため、巻回部1
3を避けて、半導体チップ14を内周端20および外周
端22に接続することが可能になる。この接続は、貫通
孔15を通って配設されたワイヤー16を用いて行う。
が存在し、巻回部13外周側には外周端22が存在する
ことになる。この構造では、各貫通孔15が内周端20
および外周端22に近接して配置されるため、巻回部1
3を避けて、半導体チップ14を内周端20および外周
端22に接続することが可能になる。この接続は、貫通
孔15を通って配設されたワイヤー16を用いて行う。
【0014】ワイヤー16の配線長を短くするために、
内周端20および外周端22は、貫通孔15(即ち、半
導体チップ14のパッド位置)に近接して設けることが
好ましい。例えば、次のような配置が可能である。
内周端20および外周端22は、貫通孔15(即ち、半
導体チップ14のパッド位置)に近接して設けることが
好ましい。例えば、次のような配置が可能である。
【0015】図2は、内周端および外周端の別の配置例
を示す底面図である。同図に示すように、内周端20お
よび外周端22は、貫通孔15の上下に配置してもよ
い。
を示す底面図である。同図に示すように、内周端20お
よび外周端22は、貫通孔15の上下に配置してもよ
い。
【0016】図3は、内周端および外周端のさらに別の
配置例を示す底面図である。同図に示すように、内周端
20および外周端22は、貫通孔15の内側の巻回部1
3寄りに配置してもよい。
配置例を示す底面図である。同図に示すように、内周端
20および外周端22は、貫通孔15の内側の巻回部1
3寄りに配置してもよい。
【0017】図4は、図1のIV−IV断面の拡大構造
を示す断面図である。同図に示すように、半導体チップ
14は、パッド24の形成面を基板10側に向けて載置
され、パッド24が貫通孔15から露呈した構造をと
る。この構造では、基板10の表面側が半導体チップ1
4の厚さのみになるため、記録媒体の薄型化が期待でき
る。
を示す断面図である。同図に示すように、半導体チップ
14は、パッド24の形成面を基板10側に向けて載置
され、パッド24が貫通孔15から露呈した構造をと
る。この構造では、基板10の表面側が半導体チップ1
4の厚さのみになるため、記録媒体の薄型化が期待でき
る。
【0018】本発明では、同図に示すように、基板10
に形成する配線パターンがスパイラルパターン12のみ
でよいため、片面基板の使用が可能である。片面基板
は、スルーホールが不要である等、両面基板に比べて製
造工程が簡単であるため、荷札タグ等の大量に製造され
る記録媒体に適した構造である。
に形成する配線パターンがスパイラルパターン12のみ
でよいため、片面基板の使用が可能である。片面基板
は、スルーホールが不要である等、両面基板に比べて製
造工程が簡単であるため、荷札タグ等の大量に製造され
る記録媒体に適した構造である。
【0019】図5は、本発明の第2の形態に係る非接触
型記録媒体の構成を示す底面図である。この構造は、半
導体チップ14の接続をバンプを用いて行うものであ
る。同図に示すように、半導体チップ14の接続にバン
プを用いる場合には、内周端20および外周端22を貫
通孔15を覆う位置に配置する。
型記録媒体の構成を示す底面図である。この構造は、半
導体チップ14の接続をバンプを用いて行うものであ
る。同図に示すように、半導体チップ14の接続にバン
プを用いる場合には、内周端20および外周端22を貫
通孔15を覆う位置に配置する。
【0020】図6は、図3のVI−VI断面の拡大構造
を示す断面図である。同図に示すように、半導体チップ
14の接続は、該半導体チップ14のパッド24と内周
端20および外周端22との間にバンプ26を介在させ
て行う。
を示す断面図である。同図に示すように、半導体チップ
14の接続は、該半導体チップ14のパッド24と内周
端20および外周端22との間にバンプ26を介在させ
て行う。
【0021】図7は、図6の変形例を示す断面図であ
る。同図に示すように、パッド24と内周端20および
外周端22との接続は、導電ペースト28により行って
もよい。
る。同図に示すように、パッド24と内周端20および
外周端22との接続は、導電ペースト28により行って
もよい。
【図1】本発明の第1の形態に係る非接触型記録媒体の
構成を示す底面図である。
構成を示す底面図である。
【図2】内周端および外周端の別の配置例を示す底面図
である。
である。
【図3】内周端および外周端のさらに別の配置例を示す
底面図である。
底面図である。
【図4】図1のIV−IV断面の拡大構造を示す断面図
である。
である。
【図5】本発明の第2の形態に係る非接触型記録媒体の
構成を示す底面図である。
構成を示す底面図である。
【図6】図3のVI−VI断面の拡大構造を示す断面図
である。
である。
【図7】図6の変形例を示す断面図である。
10…基板、12…スパイラルパターン、13…巻回
部、14…半導体チップ、15…貫通孔、16…ワイヤ
ー、20…内周端、22…外周端、24…パッド、26
…バンプ、28…導電ペースト
部、14…半導体チップ、15…貫通孔、16…ワイヤ
ー、20…内周端、22…外周端、24…パッド、26
…バンプ、28…導電ペースト
Claims (1)
- 【請求項1】 基板の裏面に形成されたスパイラルパタ
ーンと、 パッド形成面を前記基板に向けて、該基板の表面に載置
された半導体チップと、 前記スパイラルパターンの巻回部の内周側および外周側
に、前記基板を貫通して形成され、前記半導体チップの
パッドを該基板の裏面に露呈させる貫通孔と、 前記貫通孔を通って配設され、前記半導体チップと前記
スパイラルパターンの内周端および外周端とを接続する
導体とを具備する非接触型記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25572799A JP2001084348A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 非接触型記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25572799A JP2001084348A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 非接触型記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001084348A true JP2001084348A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17282805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25572799A Pending JP2001084348A (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 非接触型記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001084348A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003036423A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 小型両面回路の形成方法 |
WO2007125948A1 (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Panasonic Corporation | アンテナ内蔵電子回路モジュールとその製造方法 |
-
1999
- 1999-09-09 JP JP25572799A patent/JP2001084348A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003036423A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Dainippon Printing Co Ltd | 小型両面回路の形成方法 |
WO2007125948A1 (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-08 | Panasonic Corporation | アンテナ内蔵電子回路モジュールとその製造方法 |
JPWO2007125948A1 (ja) * | 2006-04-28 | 2009-09-10 | パナソニック株式会社 | アンテナ内蔵電子回路モジュールとその製造方法 |
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